DVDの生みの親が見た東芝の栄光と挫折。1996年に世界初の家庭用DVDプレーヤーを発売しただけでなく、記録用光ディスクとして家電業界のデファクトスタンダード(事実上の標準)を確立してソニーに勝利した。一方で、DVDの後継争いではそのソニー主導のブルーレイディスク(BD)に敗れた。2015年の経営危機を境に家電やパソコン事業を次々と売却し、インフラ専業に生まれ変わった。DVDの生みの親、DVDの神様と呼ばれた元東芝首席技監の山田尚志氏(やまだ・ひさし)の目に、新生・東芝はどう映っているのか。 ―国立科学博物館の重要科学技術史資料(未来技術遺産)として東芝のDVDプレーヤーなどが2020年9月に登録されました。 「私がDVD開発を始めたのは東芝で50歳になった頃だった。とにかく将来はトーマス・エジソンのように大発明しようと思っていたのに何も成し遂げていなかった。1992-93年に(東芝が当時
「量子理論の副産物に過ぎなかった」──東芝の「量子コンピュータより速いアルゴリズム」誕生秘話:「量子コンピュータとは何か」を問う“新たな壁”(1/5 ページ) 今、量子コンピュータの一種である「量子アニーリングマシン」で高速に解けるとされる「組合せ最適化問題」をより速く・大規模に解くべく、各社がしのぎを削っている。 米Googleと米航空宇宙局(NASA)が2015年に「従来のコンピュータより1億倍速い」と評した量子アニーラ「D-Wave」を作るカナダD-Wave Systems、量子アニーリングを模したアルゴリズムをデジタル回路上に再現する富士通と日立、光を用いて解く「コヒーレント・イジングマシン」を作るNTTの研究グループなどだ。IBMなどが作る「量子ゲート方式」の量子コンピュータを用いた組合せ最適化計算の研究も盛んだ。 各社が組合せ最適化計算に取り組むのは、これを高速に解けると交通渋
この記事の要点は... 日頃何げなく使用している電気には2種類ある?長距離走で頭角を現す直流送電世界のエネルギー事情を大きく変える可能性を秘める直流送電の技術とは 電気の流れには「直流(※1)」と「交流(※2)」の2種類があることはご存じだろうか。両者の性質は電気が流れる向きと大きさ(電流)、勢い(電圧)で区別されるのだが、具体的にどう使い分けられているのか、細かな仕組みまで理解している人は意外と少ないかもしれない。 多くの電気機器では、乾電池の「+」と「-」を逆にしてしまうと電気が流れないというのは誰しも知っていることだが、これは決められた一方向にしか電気が流れない性質を持った直流を使っているために起こる現象だ。私たちにとって欠かせないスマートフォンに使われている充電式の電池も直流である。 一方、私たちが壁のコンセントにプラグを挿して使っているのは、交流の電気である。交流は電流や電圧の向
激怒の理由 「市場の番人」である証券取引等監視委員会の佐渡賢一委員長が、「なぜ東芝不正会計を立件しないのか」と、検察に激怒している。 検察、警察、国税、公正取引委員会、そして証券監視委と、捜査権や強制調査権を持ち、犯罪に切り込む組織は少なくないが、起訴できる権利(公訴権)を持つのは検察のみ。したがって、他の捜査・調査機関は、非公式な協議会を検察との間で重ね、検察のゴーサインを得て刑事告発。それを検察が受理して捜査、起訴して立件という流れとなる。 検察が受け付けなければどうなるか。たとえ立件に自信があっても、涙を呑むしかない。それが検察の持つ力であり、日本の刑事司法の常識だった。 しかし、元福岡高検検事長という肩書を持つ佐渡委員長は、古巣に叛旗をひるがえし、検察が「東芝不正会計事件における歴代社長の立件は困難」と、7月8日までに証券監視委に伝えたことに関し、「金融商品取引法違反であるのは明ら
東芝は、これまでGridStoreとしてエネルギー管理システムなどの社会インフラで利用されてきた商用のNoSQLデータベースを、「GridDB」としてオープンソース化したことを発表しました。 GridDBはキーバリュー型を拡張したキーコンテナ型のデータモデルで、時系列データや2次元、3次元の空間データもサポートするNoSQL型データベース。 データをストレージではなくサーバーのメインメモリに配置し、インメモリで処理することで、ペタバイトクラスのビッグデータでも高速に処理が可能。 ノードを追加するだけで容量や性能を拡張、縮退できるスケールアウト機能、マスタスレーブ型とピアツーピア型の特長を合わせ持つハイブリッド型クラスタ管理方式の自律制御クラスタ管理により、SPOF(Single Point of Failure:単一障害点)を排除した高い可用性などが特長です。 東芝はオープンソース化の狙い
「2014年末から、3次元フラッシュメモリはようやく実用化され始めました。今(2015年)から13年前に、フォーブス誌がこれを取り上げたことは、とても画期的なことだったと思います」 現在、72歳になる舛岡富士雄は半導体技術の研究開発を行うセミコン・コンサルティング社の最高技術責任者として仙台と東京を拠点に3次元デバイスのさらなる進化への研究開発を行っている。 14年末にサムスン電子、15年に入ってからは東芝とサンディスクの企業連合、インテルとマイクロン・テクノロジの企業連合など、世界の大手半導体企業がこぞって3次元フラッシュメモリの商業生産開始の発表を行った。これからは複数の企業による本格的な量産競争へ入る。 02年Forbes Global誌に取り上げられた当時、舛岡は東芝を退社し、自らの研究開発が社会や事業に生かされないはがゆさを感じていた。 記事が掲載されると、国外での反響は大きく、
東芝が15.6型4Kディスプレイ搭載ノートPC「dynabook T954/89L」を発表した。実売価格は23万円前後とのこと(ITmedia)。 東芝によると「世界初の4Kディスプレイ搭載ノートPC」だそうだ。ディスプレイ品質にこだわっているようで、製造工程で個別に色調整が行われ、また色温度やガンマを変化されるツールやソフトウェアで超解像処理を行う「レゾリューションプラス」機能も備えているとのこと。これにより、DVDやBDといった非4Kコンテンツをより高精細に表示できるという。 CPUはCore i7-4700HQ(最大3.4GHz、4コア/8スレッド)、GPUにはRadeon R9 M265X(グラフィックスメモリ2GB)、メモリは8GB、ストレージは1TBのハイブリッドHDDで、Blu-rayドライブも内蔵する。
ベッドルームにテレビを導入しようという話になりまして。アメリカではテレビといえば普通ケーブルかDirectTV、うちは大して見ないのに月額料金払うのも悔しいので、アンテナからの普通のテレビを見ています。日本だとまだ当たり前の話なんだけど、テレビ先進国(?)のアメリカではそんな人種は絶滅して久しいらしく、情報が極めて少ないのです。そんな中でのテレビ購入、今回見事にアンテナの落とし穴にハマってしまいました。 まず最初に候補に上がったのはCostcoで売ってる安いVIZIOの24インチTV。ちょうど安売りの時期で$160程度。奥さんもたかがテレビにまた数百ドル出すのには乗り気ではなく渋い顔をしてることもあり、$200が上限かなーと思ってたところ。$160なら文句なし。AppleTVを繋ぐのでHDMIが必要なんだけど、今時のテレビはどんなに安くてもHDMIは一つはついてます。問題なし。 VIZI
株式会社クレイジーワークスの代表。家電メーカー系エンジニアでプリンタやSDカード関連の開発に従事。ケータイのアプリやサイト、電子書籍のシステムなどに詳しい。最近、断食にはまる。 すごい!書き味良すぎてキモい!消しゴムすごいきもちいい!しかもCMが福山雅治らしい。どうでもいいけど。 要するに異常に書き味が素晴らしい東芝製ペン付きタブレットのBluetoothキーボード付きで10.1インチで解像度2560x1600+Tegra4という、スペック。正直言って、すごい、和製androidタブレットなめてた。まじですごい。 TruNoteというアプリの出来と、文字認識のレベルが異常に高くて驚きましたー。最近の文字認識のレベルって高いですね。 デモしますねー。 ↓文字かくよー ↓囲むよー メニュー出たよー ↓検索ーどこかで見たことあるデモですね。 という、enchantmoonっぽいこともできます。た
東芝は6月5日、第2世代となる“レグザサーバー”「DBR-M490」を発表した。先代「DBR-M180/M190」以来1年半ぶりのモデルチェンジとなり、一時録画するストレージ容量やチャンネル数を柔軟に選択できるカスタマイズ性の高い“全録”マシンに進化した。6月20日からオープンプライスで販売される。店頭では17万円前後になる見込みだ。 複数の放送番組を常時録画する全録機能「タイムシフトマシン」を搭載したレコーダー。番組ごとに録画予約する必要はなく、録り逃しも発生しないのはレグザと同じだが、専用機らしく高機能になっている。まず従来機で要望の多かったBS/CS110度デジタル放送の全録に対応し、基本6チャンネルのうち3チャンネルまでBS/CS110度放送局に設定できるようになった。一方で通常録画も地デジ/BS/CS110度対応のトリプルチューナーとなり、タイムシフトマシンとは別に3番組の同時録
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