こちらのイベントで発表した資料です。 『ドメイン駆動設計を導入するためにやったこと』 https://modeling-how-to-learn.connpass.com/event/229811/
Rails7のアルファ版がリリースされました。 最近、Railsニューリリースの記事をみてもテンションがあがらなかったのですが(個人開発ではもっぱらNext.jsとかFlutterのお世話になってました)、下記のDHHによるデモが久々に 「Railsっていいかも」 って思える内容だったので、背景も含めて解説します。 Railsの存在意義 みなさんは、どうやってRails使い始めましたか? 自分はRails3.1あたりで独学でウェブアプリ開発をはじめました。そのときに「簡単に始められて」「ビジネスロジックが増えても生産性が落ちない」 というあたりで、他に浮気する理由がなかった、というのが私の理由です。 それから数年が経ちますが、最近のRailsのアップデートは Basecamp(Railsの基となった製品)が必要としている機能がポートされているだけ という印象でした。 アプリケーションの複雑
(訳者注: 原文は https://rubyonrails.org/doctrine/ です。しばらく寝かして問題なさそうであれば本家に投げようかと思っています。おかしいところがあればコメント・編集リクエストをお待ちしております。) The Rails Doctrine By David Heinemeier Hansson in January, 2016 Ruby on Railsの驚異的な台頭は、斬新な技術とタイミングによるところが少なからずあります。しかし、技術的な優位性は時間の経過とともに失われていきますし、タイミングの良さだけでは長期にわたってムーブメントを維持できません。そのため、Railsがどのようにして現役であり続けることができたのかだけでなく、どのようにしてそのインパクトとコミュニティを成長させてきたのかについて、より広範な説明が求められています。私が提唱するのは、永続
2018年12月28日、多くの会社が仕事納めを迎えた日。1年の仕事を終えてホッと緩んだ世間の雰囲気と対照的に、そのビルの1室は真剣な空気に満ちていた。中で行われていたのは、プログラミング講座。受講者は思い思いにPCと向き合ってRubyと格闘したり、他の受講者とディスカッションしたりしている。 一見、一般的な社会人向け講座。だが受講者が独特だ。集まっていたのは全員、企業の経営者。12月23~29日の7日間集中で、経営者限定のプログラミング講座が開催されていたのだ。 プログラミングスクール事業を手掛けるdivが運営する「経営者限定TECH::CAMPイナズマ」だ。経営者が知識ゼロの状態からRubyを学び、HTMLやCSSの知識も習得する。最終的にはRuby on Railsを使ったWebサービス開発に挑む。 受講者にはネットサービス企業だけでなく、ITとは直接関係のない業種の経営者も名を連ねる
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はじめに ここ一年くらいずっと Rails の何がダメでどうすれば良くなるのかを考えていました。 Rails を使ってそれなりの規模のアプリケーションを作ったことがある人なら、メンテナンスのしづらさを感じたことがあるのではないでしょうか。 メンテナンスの問題は Rails 以外の開発でも発生することですが、実のところメンテナンスしやすいアプリケーションはどうすれば作れるのでしょうか? この難問に対して私も答えを持っていませんが、考え続けています。 少なくとも、 Rails Way や Rails Tutorial をベースにしたアプリケーション開発は、業務で用いるには簡単すぎるように思います。 「レールに乗る」という言葉がありますが、私は考え方を変えました。 Rails は規模の大きいフレームワークですが、土台に過ぎません。 Rails Way の設計方針は小規模な開発では有効ですが、規模
Rails 5.0ベータ版が登場。Microservices対応の「API mode」、WebSocket用のフレームワーク「Action Cable」など Ruby on Railsの次期バージョンとなる「Rails 5.0」のベータ版「Rails 5.0.0.beta1」の公開が発表されました。 Rails 5は、今年2015年4月にアトランタで行われた「RailsConf 2015 Atlanta」で、今年リリース予定だと開発者であるDHH(David Heinemeier Hansson)氏が明らかにしていたバージョンです。 このときDHH氏はRails 5を旅行者のバックパックに例え、個人の開発者のために必要なものが一通り揃っていることを追求しつつ、最近のMicroservicesへの要求にも応えられるように、APIを中心にしてそれ以外の機能を省略してスリムダウンできる「API
これで、jqueryとjquery_ujsとturbolinksの JavaScriptを全Viewに組み込む。これはまぁ良しとしよう。問題は最後の1行である。このrequire_tree . この命令は、app/assets/javascripts/ フォルダ配下にある全ファイルを対象とするよという意味を持つ。これはいくら何でも気持ち悪い。実際に試したことがないので、正確なところは把握していないが、プロジェクトで利用する自作のJavaScriptファイルを全部まとめちゃうということになるので、変数名がバッティングしたり、function名がバッティングしたり、ページロード時にやたらと多くのfunctionが実行されたりすることになるんじゃないだろうか?? CSSの方についても、同じような不具合が考えられる。自分で記述したCSSですら、別ページで利用するものと内容がバッティングしていないか
渋谷Ruby会議01 の Member talk 枠で、 Ruby のマイクロフレームワーク Grape について話しました。運営の皆さん、参加者の皆さん、ありがとうございました。 大幅に時間オーバーしてしまい、ご迷惑をおかけしました。 15 分は思っていたよりずっと短かく、あっという間でした。なおスライド六枚目に「Grape でググると世界で2位」とありますが、どうやら僕のブラウザ自体がパーソナライズされていた結果によるものらしく、他の方が検索したらもっと順位は低かったそうです。 Grape 自体の紹介がちょっと長くなりすぎたため、後半は Grape のいまいちなところ(と僕が感じているところ)ばかり挙げてしまいましたが良い点もちゃんとあり、特に route 定義と実装の場所が離れていないため URL から実装箇所を特定するのが楽で、これは自分が書いたのではないソースを読む際には便利です
リバースプロキシを必要としており、当初、Apache でいこうかとも思っていたのだが、より軽量(メモリ消費量が少ない)で、パフォーマンスの高い Web サーバがないものかと物色していた。 nginx というロシア製のエンジンがなかなかよさそうなので、しばらく使ってみることにした。ちなみに、読み方は「エンジンエックス」のようだ。 nginx Main ついでに、 Apache + Passenger で運用していた環境も nginx + Passenger に変更した。その際の設定メモを残しておく。 Table of Contents Open Table of Contents 作業の前提 nginx のインストール init script を用意する nginx の設定 nginx + Passenger の設定を行う SSL を有効にする 作業の前提 ここでの作業の前提としては、 既に
インフラストラクチャー部の成田(@mirakui)です。 Rails の OR マッパーである ActiveRecord ですが、みなさんどのように運用していますか? ActiveRecord を使うと、 SQL を直接扱うことなく、抽象化された表現で RDB にアクセスできるので、アプリケーションの開発効率という観点ではメリットが大きいです。 一方で、 ActiveRecord が駆使されているアプリケーションをサーバに配置してプロダクションとして運用する立場からすると、いくつかの問題に突き当たります。 まずはクックパッド本体アプリケーションにおける、最新の rake stats をご覧ください。 +----------------------+-------+-------+---------+---------+-----+-------+ | Name | Lines | LOC
献本いただいたのでレビューしたのですが、ぶっちゃけぼくRails書かない人なのでどうなのかなーと思ってたんです。目次を見れば分かる通り書かれている内容が実践的すぎて、「ああ、このひと(栗田さん)数々の現場で苦労されてる」というのが伝わってくる、安心してお勧めできる本でした。 Amazonには詳しい目次見つからなかったので出版社より。本書を一言で言えば、サンプルアプリケーションをひとつサーバ側もクライアント側も制作することで、自分が作りたいサービスにすぐに応用可能な「いけてる設計と部品」が手に入る本です。 Chapter 01 アプリ開発の心構え 1-1 本書の読み方 1-2 オープンソースライブラリを積極的に活用する 1-3 似たような問題に直面している開発者は必ずいるはず! 1-4 コピー&ペーストよりも処理を理解することが重要 1-5 本書を読むのに必要な知識 1-6 本書を読む前に必
2013-07-09 Strong Parameters の説明がバグっておられる件 大垣さんの Rails4 Security (岡山Ruby会議02)の発表資料のうち、Strong Parameters の説明 (p20〜p30) は誤っておりますので、説明をしてみたいと思います。 Rails 4 を使って開発をした経験がある方ならわかるかと思いますが、Strong Parameters に「バリデーション」に相当する機能はありません。「Rails4 のバリデーションは Controller」との記述がありますが、そんなことはありません。 Strong Parameters は Model の更新を許容するパラメータを Controller 側(など)から設定できるようになった、というものです。たとえば管理者画面では全パラメータを更新できるが、一般ユーザ向け画面では一部のパラメータしか
2013-06-25 Rails、あんたなんか嫌いよ - Rails での OO 設計について ruby rails 最近はずっと Rails 書いてるんですが、書けば書くほど嫌いになってくるんです。 倦怠期的なやつなんですが、 Rails さんの悪いところばっかり見えてきて、もう一緒にいたくないんです。 でも別れるほどじゃないし… という愚痴にみせかけた Rails での設計についての議論です。 長いけどコードは一切出てこないので通勤中にでもよんでください。 注意 一部にはげしい言葉遣いがでてくるので、読んで不快になるかもしれません。 不快になったとしても責任は負いかねます。 次のような方の期待に沿う結論はでません。残念でした。 Sinatra, Padrino の人 関数型の人 静的型付けの人 C の人 TL;DR Rails にだまされない。 自分の道を見定める。 欺瞞にみちた Ra
なんだか最近流行りのBootstrap。 僕はもっぱらデザインが苦手で(かといってコーディングも得意ではないんだけど) そんな人にとっては大変ありがたい存在です。 しかし、「今風」の雰囲気になってSUGEEEEEEと興奮するのも最初だけ。 僕にはカスタマイズなんてとてもできない。 独自性をアピールするためには、Twitter Bootstrapはあまりにも有名すぎ、僕にはデザイン能力が無いんです。 そこで、Twitter Bootstrapのいろいろな "テーマ" を集めた Bootswatch: Free themes for Bootstrapに助けを乞うことにしました。 パッと見、いろんな意味で隙が無さそうですが、 Ruby1.9.3 + Rails3.2でハマったのでメモ。(バージョンはあんまり関係ないと思うけど一応) まずは、当然ですがRails先生にTwitterBootstr
paperboy&co.がRoRに対応した開発者のためのホスティングサービス「Sqale」リリース。月額980円から レンタルサーバのロリポップや無料ブログのJUGEMなどを運営するpaperboy&co.が、Ruby on Railsなどに対応した開発者のための開発者のためのホスティングサービス「Sqale(スケール)」をリリースしました。現在クローズドβ版となっており、今後複数回に分けてユーザーを募集するとアナウンスされています。 SqaleのWebサイトによると、Sqaleが目指すのは、開発者にとって「手っ取り早く。やりたいことだけ。」を実現できる環境の提供。アプリケーションを公開する手間や運用をできるだけ減らすことを目指しているようです。 主な特徴は以下の3つ。 Ruby on RailsやSinatraをはじめとするRackアプリケーションに対応 アプリケーション公開のためのサー
A PDF generation tools for Ruby, with design tool for editing templates. Thinreports Thinreports is a PDF generation tool that provides Thinreports Basic Editor and Thinreports Section Editor, a design tool for editing templates, and Thinreports Generator, a Ruby library for generating PDFs. Getting Started Thinreports allows you to create PDF layouts using the Thinreports Editor, and then load th
Merbのコア開発者でRails3でMerbとRailsの統合で重要な役割を果たしたYehuda Katzさんが、Mac向けのRails.appを作るという新プロジェクト「Tokaido」(東海道新幹線からの命名)を発表して話題を呼んでいます。プロジェクトをスタートするにあたって、Yehudaさんはまず、Kickstarterを使って、プロジェクトの必要性と、自分がそれを遂行できる能力があることを示しつつ、募金を開始しました。開発に先立って2万5000ドル(約200万円)の募金を始めたことについて、オープンソースの開発手法として違和感を持つ人が少なからずいたようです。 Mac上でのRails開発環境構築は面倒? Tokaidoは、Mac向けのRails.appを作るというプロジェクトです。最近のMac上のRails環境はさまざまなツールが発達していて、インストールすべきツールや、その順序、
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