インターネット広告などを手掛けるサイバーエージェントが、上場する市場を成長企業向けのマザーズから東証一部に変更しました。 サイバーエージェントは2000年にマザーズに上場しましたが、「事業規模の拡大に合わせ、投資家の裾野を広げたい」として、東京証券取引所の審査を経て、5日から東証一部上場に変更しました。東証は、マザーズを通過市場と位置付けていて、規模の大きなマザーズ銘柄に対しては一部や二部市場への変更を促しています。 サイバーエージェント・藤田晋社長:「2000年に26歳で(マザーズに)上場して以来、ここに来たので感慨深いです。まだまだ我々、成長し続けている会社なので、ベンチャー精神を忘れずに頑張りたいと思います」 藤田社長は、マザーズにとどまることにこだわりがあったとしながらも、今後は投資家層を広げていきたいと語りました。