はてなキーワード: 決算とは
この意見は、現代日本の経済状況に対する不満や疑問を表現していますが、いくつかの主張に妥当性がある一方で、問題点や矛盾も見られます。それを指摘しながら妥当性を評価します。
1. 「コストプッシュインフレで賃上げ!」という主張への批判
妥当性
• コストプッシュインフレ(原材料やエネルギーコスト上昇に伴う物価上昇)は、企業のコストが増加するため、賃上げが困難になる可能性があります。この点を指摘しているのは妥当です。
• 現実に、多くの中小企業が「賃金を引き上げたいが、コスト増加で余力がない」と訴えており、意見は実態に沿っています。
• 賃上げが全く不可能かどうかは議論の余地があります。例えば、大企業や一部の好調な業界では、インフレ対応として賃金を引き上げている事例もあります(2023年の春闘では、過去30年で最大の賃上げが実現)。
• 企業が賃上げを実行しない理由を「コスト増だけ」に帰結させるのは単純化しすぎています。経営戦略や内部留保の活用など、他の要因も考慮するべきです。
妥当性
• 円安は輸出を促進し、グローバル企業やインバウンド関連業界には利益をもたらしますが、輸入コストの上昇が家計や中小企業に負担を与える点は正しい指摘です。
• また、「円安で外貨ベースの売上が膨らむことで決算が映える」という点も、輸出型企業の利益構造を考えると現実的な分析です。
• 円安の恩恵を受けるのが「グローバル企業だけ」というのは一面的です。例えば、農業・水産業など一部の輸出型中小企業にも恩恵があります。
• 円安と国内経済の関連性を一部の業界に限定して論じることで、円安が持つ多面的な影響(プラスとマイナスの両面)を十分に評価していません。
妥当性
• インバウンド業界がコロナ禍で大打撃を受けた事実や、回復基調にあるものの、持続可能性には疑問が残るという点は妥当です。
• 短期的な利益回復に対する懐疑的な見方は正当化される部分があります。
• インバウンド業界が「腰掛けで稼ぐだけ」という主張は、全体像を捉えきれていない可能性があります。観光業に本腰を入れて復興を図る地方自治体や企業も多く存在しており、これらの努力を過小評価しています。
妥当性
• 目標とされた「マイルドインフレ(2%程度の物価上昇)」が、現実にはエネルギー価格や食品価格の急騰によって、生活者に大きな負担を強いているという批判は的を射ています。
• インフレの影響がすべて政策の失敗に帰結するわけではありません。例えば、ロシア・ウクライナ戦争によるエネルギー価格の高騰や、世界的な供給制約が影響しており、国内政策だけで完全に制御できるものではありません。
• 「人間に制御できるわけがない」と断言するのは議論の余地を残さず、一方的な批判になりがちです。
• この意見は、賃上げ、円安、インフレ、インバウンドなど幅広いテーマを扱っていますが、それぞれの論点が相互にどのように関連するかを明確に示していません。
• 例えば、「円安がグローバル企業を潤す」という指摘と、「円安が賃金支払いを食い潰す」という主張が接続されていません。企業の内部留保や利益の再配分に関する議論が欠けており、原因と結果が十分に整理されていません。
• コストプッシュインフレが賃上げを困難にする現実的な制約を指摘している。
• マイルドインフレが現実には制御困難であることを指摘している。
• 一部の指摘(インバウンドや円安の影響)が過度に限定的で、データや論拠が不足している。
• 政策批判が感情的であり、代替案や改善策が提示されていない。
結論として、現状に対する疑問や批判として一定の妥当性があるものの、論理構成や具体的な裏付けが弱く、説得力を高めるためにはさらなるデータや分析が必要です。
「時給1500円なんか無理」という企業の声に対する反応が視界に入って掲題の疑問が出てきた。
円安で盛り上がってんのって、株式市場とかいう賭博と、外貨でビジネス回してるグローバル企業と、コロナで皆の健康のために迫害を受けたインバウンド界隈ぐらいでしょ?
そもそも輸入に過度に頼ってる日本でコストプッシュインフレ起こったら支出の方が先に増えるんだから賃上げなんか無理に決まってるよね。
海外で回してるビジネスの規模がデカいグローバル企業の決算は派手に見えるけど、結局のところ、円安で外貨が膨れてるから決算書が映えてる面もあるんじゃないの?
海外で回してるビジネスの原資を国内の賃金支払いで食い潰したら、その先に待つのは自滅だよな。
インバウンド界隈はいまは羽振り良いかも知れないけど、その前に酷い迫害受けたのは皆知ってるわけで、腰掛けで稼ぐことはあっても本腰入れて業界に飛び込む人はそう多くないように思う。
「バブル越えの最高値更新!」と盛り上がった賭場も、国内市場は燃料が尽きて小康状態が続いてて、結局海外頼み。
マイルドインフレ目指してたけど人間に制御できるわけもなくアグレッシブなインフレになって皆が苦しんでるの見てると「マイルドインフレ至上主義者は一体どんな夢の未来を描いてたのかな?」と不思議になる。
「過度のインフレは日銀が是正する!」なんてドヤ顔が透けて見えそうなご高説を増田で垂れ流してた人、今の状況をどう見てんのかな?
増田が書かれた時点での純利益の通期業績予想は1.4億円だったので"2億円利益"には違和感があった
去年は5000万?とかだった
実際ブコメにはそれを指摘する声あり
id:spark7 決算書と照らし合わせてもどの数字のことを言ってるのかわからんかった。2023より2024年の方が業績悪いみたいよ。当期純利益で6200万円。来期は倍増で1.4億円予想らしい。/ 配当出せという訴えなら分かる。
そして本日、さきほど第一四半期の決算が出て通期業績予想を上方修正
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120241213538122.pdf
なんでお前その数字知ってんだよ
日本の外為法については既に報道されている通り、重要な社会インフラ等に対する買収で、結果国益を損ねると判断すれば国が差し止めを求めることが出来るというもの。
米国独禁法については、クシュタールが全米で展開するサークルKとセブン&アイが合計シェアの点で反トラスト法にかかるのではないかという恐れ。
前提として、この規模のM&Aともなれば、関係当局との合意形成無しに物事が進むはずもなく、当然クシュタールとしては既に日米双方に対し擦り合わせを行っているとは思う。
Jパワーのような明確なエネルギー・インフラ企業ではないセブン&アイに外為法を適用できる合理的な論拠があるのかについては疑問はある。
米独禁法については適切な規模の店舗統廃合、売却によってこちらはクリアできる可能性が高い。
どの道、セブン&アイとの合意形成と日米政府の合意形成は車の両輪のような認識で相違は無いと思う。
同じ西側諸国である日米間のやり取りとなるため、中国独禁法のような国家の論理によってズルズル引き延ばされる可能性は低い。
どちらかの結果が食い違うような見切り発車を政府が許すはずが無いし、抑々そうなった時点で実現可能性は限りなく低くなるので、敵対的買収に発展する可能性は低いと見てる。
個人的な所感としては、時間はかかるが同盟国同士の擦り合わせによりクリアできなくは無いという感想。
いくらセブン&アイの経営陣がクシュタールの提案に異論を唱えても、経営陣の言う「適切な企業評価」に株価が全く追いついていないのは事実で、その論理だけでクシュタール提案を蹴るのは株主の利益を明確に損ねる行動であり、ある種の背任行為に近い。
それを前提とした落としどころを作るには、必然的にクシュタール提案を上回る「対案」を出さねばいけない。
現時点で具体的な金額やをあえてアナウンスしているのも、「我々の提案はクシュタール案を超える条件です」ということを明示するためのアナウンスメントだと個人的には解釈してる。
何よりも、この絵描いてるのは創業家ではなく、政府の意向も多分に入ってるんじゃないの?と思ってる。
通常、創業家の持つ5,000億円の株券に対するLBOとして8兆円という規模が適切なのか?という議論もあろうが、国策TOBの名の元にそこはおっつけてくるのではないかと。
次に、時期の問題だが、昨日飛ばしニュースのあったNHKの内容を基にするなら、今年度末(勘違いしている人も居るが、年度末は3末の事で12末じゃない)をターゲットにするのは非常に説得力が強い。
セブン&アイは多くの3末決算企業と違い、2末決算なので、遅くとも2末までには配当を出すのか、M&Aを前提とした無配とするのかを決定しないといけない。
同時に、上場廃止を前提とした国内M&Aの場合、TOB開始からクローズまで通常一ヶ月は空けるのが通例なので、3末に買収を終えるのであれば、セブン&アイの決算期である2末までにはTOBを開始する必要がある。
この2点を合算して考えると、仮に3末をターゲットとした創業家によるTOBが実行されるのであれば、2末までには具体的なアナウンスメントを出さないといけない。
通常ターゲットの期日に近づくにつれて株価はTOB期待でジリ高になる。
言い換えれば2末までにアナウンスメントが無い場合、TOB期待は急速にしぼむor失望売りが出ると考えて良いとは思う。
纏めると、クシュタール案に対し超えなければいけないハードルが極端に低い分、実現可能性は高いという印象。
最後に、NHKのリークについてだが、大前提としてNHKが何の事前調整も意味もなく、19時台の「国営TV」であれだけ具体的な内容国策M&Aという重大ニュースを報じるとは到底考えられない。
恐らくだが、あれはクシュタールに対する「これ以上条件上げた叩き合いするなよ?」という牽制球なのではないかと個人的には捉えている。
IR出た後のドカ売りに関しては正直私も良く分からないし、何名かの投資家が指摘しているようにインサイダーチックなフロントランニングである可能性も否定はできない。
反面、先述の通り、既にクシュタールの買収提案ラインには近づいており、実現可能性と時間的価値を割り引いた結果、市場での売却を選んでいる可能性はある。
アニメ・マンガ・ゲーム界隈が非常に混沌としており、ゲハ(ゲームハード)の争いなどがその一部であることにようやく気づきました。ゲーマーやゲーム好きなら、PS5もSwitchもゲーミングPCも持っているのが普通ではないかと思っていましたが、実際には賃金差別や健康問題、介護などの理由でそれが難しい人もいるのです。
あるハードやメーカーの決算発表を見て、これらの争いが能力の問題に関連していることに気づきました。「アニメ・マンガ・ゲームはわかりやすいから、知的な困難を抱えている人が好んでいる」というアンチオタクの意見もありますが、実際にオタク自身がそう感じていることも多く、これは事実かもしれないと思います。ゲハの争いは信仰ではなく、多くが困難から来ているのではないかと考えています。
特定のハードを購入するには特別な理由が必要で、それは信仰心でもコレクター魂でも、PCアレルギーでも良いのですが、そうした理由がないと理解されていないようです。決算の説明を理解できない人も多く、信仰ではなく能力の問題だと感じました。
幅広い属性の人々が楽しめるコンテンツを作ることに誇りを持つべきで、その価値を認識し、賃金差別やバックグラウンドの問題に真摯に向き合うべきだと述べています。そして、特定の属性の人々を騙すことは倫理的に問題があると強調しています。
最後に、ブログのコメントを見ても能力の問題だと感じ、MMOやウマ娘に対する誤解を持つIT関係者に対してもコメントしています。
とりあえず、この業界に寄せる思いとしてはこんな感じです。幅広い属性や健康状態の人々が楽しめるコンテンツを作っていることに誇りを持ってください。わかりやすい=とるに足らないものではないと思います。世の中に素晴らしい価値を提供していると思います。
『誇りじゃ飯は食えない、儲からないなら辞める』と言うなら、それで構いませんが、続けている間は、AさんとBさんにとって○万円は同じ価値ではない現実を真摯に受け止めてください。賃金差別があるし、賃金差別が回避できたとしても、さまざまなバックグラウンドの問題があるのです。幅広い属性の中には助けが必要な人も含まれており、その人々を騙すのはやめましょう。倫理的に問題があります。
マシンパワーが必要なゲームを積極的にやりたい人はゲーミングPCを持っているという現実と、持っていない人にはそれなりの理由がある現実を見つめてターゲット設定をしてください。
この増田についてのトラックバックやブコメを見ても、能力の問題だという確信を強めました。また、MMOやウマ娘についての誤解を持つIT関係者に対してもコメントしています。
つまりこいつは義務教育でニンテンドースイッチを配ればいいといいたいのでは
わいの追記
・感触でいうと、ソニーのプレイステーション5を購入するって海外ゲーマーかモンハン勢で、あまり身近にいないのでそれを今さら問題視されてもふーん
・ゲーム専用機もグラフィックボードを搭載したゲーミングPCも4K画像の出力にまで万全に対応できないという事実から、価格と画像クオリティは比例することはわかっている。そして性能の高い機器はもはや中古軽自動車を軽く超える価格になるから、当然ながら、高給取りを含めた一般向け価格では無い。
だが、4Kぬるぬる動かせるクオリティの高い機器は、マイニング、AI生成をしたい人、ソフトウェアやシステムの開発者、実況youtuberなどであれば経費で購入するものであるから、絶滅する心配はない。
したがって、「弱者ゲーマーに配慮せよ」とゲーム機器メーカーに命令することは無駄である。できることは「安くてクオリティのいいゲーム機器をたくさんつくってくださいというお願い」である。
ゲハの謎の争いを見るたびに、ゲーマー・ゲーム好きなら、PS5もSwitchもゲーミングPCも持っているのが普通じゃね?って思っていた
ただ、ファッキン賃金差別があるし、賃金差別を回避出来たとしても、健康問題や介護問題などさまざまな理由で働けなくなる・趣味にお金を回せなくなることもあるから、
某ハード のあれこれと 某メーカーの決算発表 のあれこれとパルあれこれを見ていて気付いたよね
『アニメ・マンガ・ゲームはそのわかりやすさから、知的な困難を抱えている人が好んでいることが多い』、
そうアンチオタクに揶揄されること多かったし、地獄めいたあれこれに疲れた(特に創作界隈)オタク自身がそう愚痴ることが多々あったが、
うーーん、これ事実じゃね? ゲハのあれこれは、信仰から来るものじゃなくて、大部分が困難から来てるのでは?みたいな
忙し過ぎて一切の情報見れなかったって人、ITガジェット・ゲームに無縁の人がプレゼントで購入するケースは除くが、
それは、メーカーに対する信仰心でもいいし、コレクター根性でもいいし、PCアレルギーがあって娯楽に絶対ノイズを挟みたくないからでもいいし、
値上がり加味しても、旧ハードを買うか、PC組んだ方が全然いいので、上記のようになにか理由がなければ買わないと思うが、
決定打になったのは、決算の説明の内容を理解できていないっぽかったこと。あっ、これ、やっぱ信心ちゃうぞ・・・みたいな
ゆうて、能力に問題なくても、SNSで頭おかしくなっている政財界の人や学者さんはあちこちで見かけるので、
それと同じように信仰で処理がバグってるだけ、信仰と関係ない場面では正常処理出来る人もそれなりにいるのかもですが、
NvidiaやAMDなどと性能勝負できると称したり、言葉を発するどころか本気でそう考えているのだとしたら、
周囲が察しってなってもまぁ致し方なしだと思います
とりあえず、この業界に寄せる思いとしてはこんな感じです
この増田についてるトラバやブコメみてもやっぱ能力の問題だなって確信を強めました↓
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20241110190316
あと、MMOやウマ娘ってマクロぶん回し& Pay to Win って認識なくて暇人が憎いって言ってたのに
ITのひと?!なブクマカPなんとかさんは相変わらずなコメントしてんな
Azure 使ってるとこないおじさんとバトルして欲しい
売上高: 3,493億円 (前年同期比13.4%減)
営業利益: 54億円 (前年同期比42.3%減)
純利益: 15億円 (前年同期比76.4%減)[1]
純利益: 71億円 (前年同期比25.4%増)[2]
売上高: 1,458億円 (前年同期比4.7%増)
売上高: 1,625億円 (前年同期比0.6%増)
経常利益: 44億円 (前年同期比34.5%増)
純利益: 9億円 (前年同期比21.7%増)[4]
自動車部品業界全体としては厳しい状況が続いているね。特にフタバ産業とエフテックの業績悪化が目立つ。一方で、愛三工業やユニプレスは増収増益を達成しており、企業間で明暗が分かれてる。今後の自動車産業の動向や各社の戦略には注目したほうがいい。
引用:
[1] フタバ産業(7241) 東証プライム 決算 | マーケット情報 | 松井証券 https://finance.matsui.co.jp/stock/7241/settlement/index
[2] 愛三工、上期経常は14%増益で着地 - みんかぶ https://minkabu.jp/news/4053301
[3] ユニプレス(5949) 東証プライム 決算 | マーケット情報 | 松井証券 https://finance.matsui.co.jp/stock/5949/settlement/index
[4] エフテック【7212】、上期最終が赤字拡大で着地・7-9月期も赤字拡大 | 決算速報 - 株探ニュース https://kabutan.jp/news/?b=k202411070174
最近いろいろ出てきすぎて首里城の管理が国から沖縄県に移されて即焼失したのとか故意に起こされた噂本当なんじゃないかと思えてきた
琉球新報に8億5千万円貸与へ 自民、県の予算案疑問視(八重山日報)
#Yahooニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/be0a74856f191d56b9535c034c3aa53eb00e5c47
米国に営業実態ない株式会社、沖縄県議会委が事務所関連経費含む決算不認定「支出の正当性覆す事態」(読売新聞オンライン)
#Yahooニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/72244b83ea44e2fed1a21241fe24a495cbb14068
沖縄・玉城知事「報道差し控えるべきだ」辺野古抗議活動で警備員死亡事故の映像報道を批判(産経新聞)
#Yahooニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/4b59a28fba5c0bc4d57b1186a652232a9b920121
先日、フリーランスとして手伝っていた会社が倒産した。この業界で20代後半まで活動してきて、感じることがたくさんあるので、思うままに書いてみたい。
学生時代の私は、「"死んだ目をして満員電車に乗って働く"なんて絶対嫌だ」と思っていた。いわゆる意識高い系で、海外ボランティアに参加したり、地方創生を掲げて学生ながらイベントを開催したりしていた。あの頃、周りの謎めいた大人たちを妙に尊敬していたし、なぜ社会や世界が変わらないのか、本気で嘆いていたように思う。
就活時には「スーツを着て面接なんてダサい」と反抗的な姿勢をとり、仲間とそんなスタンスを共有しながら、迫る社会への不安を分かち合っていた。
それから10年近く経ち、振り返ってみると、自分も変わったなと感じる。大学時代の自分をこうして振り返ると、つい冷笑してしまうし、同じような学生に出会うと、自分が昔嫌っていた皮肉なおじさん的な振る舞いをしていることに気づき、少し恥ずかしくなる。
あの頃の私は、卒業後も「Twitterで話題のWebエンジニアブーム」に乗り、プログラミングスクールに通い、新卒でベンチャー企業に入社して海外で働く――まさに意識高い系トレンドを突き進む、典型的なミーハーだった。今振り返ると、当時の自分が滑稽に思える。
この記事で伝えたいのは、「誰もが成功するわけではない」という、当たり前だけれど大切なことだ。学生時代の意識高い系の友人たちも、今ではその勢いを失った人が多い。ワーホリで海外をさまよう者、鬱で社会復帰が難しい者、愚痴ばかり言う者、死んだ目をして満員電車に乗って働く者――それが現実だ。
また、当時関わっていた大人たちも、学生をうまく利用したい人や、社会の第一線から退いた人が多かった。地方創生も行政にとっては「メリットのないことをやってくれる人材」を求める施策に過ぎず、学生をおだてて地方移住させる行政職員を見ると、なんとも言えない気持ちになる。
「スタートアップで上場して億万長者になる」という夢物語も簡単には実現しない。私が関わった3社も、事業整理で撤退、コロナで身売り、倒産と、どれも悲惨な結末を迎えた。資金調達の熱狂が終わり、エクイティの関係で撤退もできずゾンビのように続ける社長たちも多く見てきた。VCが学生をそそのかして起業させる光景にも、時折やりきれない思いが湧く。
「いい加減、俺にも夢を見させてくれ」と叫ぶ過去の自分と、「これが現実か」と冷静に受け止める今の自分がいる。
債権者集会で、髪が乱れ、うつむいたままの社長を見たとき、言葉にできない感情がこみ上げてきた。
そんな中、スモールビジネスブームに乗り、私はのらりくらりと会社を始めた。先日決算が終わり、売上は3000万、年収は2500万ほどになった。ミーハー意識高い系バンザイ。
スタートレック(現在の正式名はスター・トレック)は50年の歴史があるうえに、1話完結のエピソードが多い。シリーズの入門ガイドの意味もこめてやってみた。
はてな界隈でスタートレック全話追っかけてる人は少ないだろうし、シリアスなファンははてななんて見てないだろうから、自分の価値基準で好き勝手書かせてもらう。
すごく偏ってると思う人もいるだろう。私もそう思う。海外のこの手のランキングでは常連のエピソードも入ってない。思うところがあれば、ぜひ書いてほしい。
なお、全938話は2024年9月末時点での話で、10月から『ローワー・デッキ』の新シーズンが始まったので話数はまた増えている。
スタートレックがSFドラマとして最も輝きを放つのは、銀河に存在する人間以外の存在を通じて、人間とは何かを描くときだ。それはあらゆるSF作品の共通の魅力でもあるが。
本作は人間に造られたアンドロイド、データが、自らの子孫を造ろうとする物語。AIの子供との「ファーストコンタクト」を通じて、子供を持つということが、個人にとって、種にとってどういうことなのかが描かれる。
本作には、派手なアクションシーンもSFXもない。しかし、その物語は喜びとユーモア、発見に満ち溢れ、重い悲劇として幕を閉じる。それは家族を描くキャラクター劇であり、SFであり、力強い人間ドラマだ。
スタートレック立ち上げ最初の年に、スタートレックらしさというものを決定づけた重要な一篇。怪生物の住む惑星に不時着したクルーが脱出するために取る行動を描く。
スタートレックの原型は西部劇(幌馬車劇)と言われるが、これはまさにインディアンに囲まれた幌馬車の設定を宇宙にしたもの。
しかしポイントは、主役がミスタースポックであるという点。感情がなく論理で動くヴァルカン人(と地球人のダブル)である彼は、助かるために論理に従うか、あるいは……。
本作は異星人の視点で人間の感情と理性の葛藤を描き、このモチーフは以降繰り返されることとなる。また作品にシャトルのセットを導入し、物語の舞台を増やした一作でもある。
宇宙大作戦の打ち切り後、少々品質を落としたアニメで継続となった本シリーズだが、名作はいくつかあった。しかし本エピソードはちょっと違う視点で選出している。
これ、実はラリィ・ニーヴンというSF小説家が書いた『ノウン・スペース』というSF小説群のにある短編の一つを、そのまんま映像化しているのだ。出てくる異星人も借りてきたもの。
ニーヴンを知る人も少なくなっただろうが、アシモフやハインラインの後の世代で、ハードな科学設定とエンタメとしての面白さを融合した作品を書き、SF界の潮流を作った人と言える。
本作は、スタートレックの世界観が他作品をまるごと呑み込んでも成立しうる、緩く、包容力のあるものだと示した。ローワーデッキのハチャメチャコメディスタイルが可能になったのも、ある意味この作品のおかげ。
宇宙大作戦にはTV史上初めて白人と黒人とのキスシーンを描いた『キロナイドの魔力』という記念碑的作品があるが、人種問題を深く描いた作品というと、こちらを推したい。
黒人の天才科学者が自らの知能と感情を転写し開発した自動航行AI。それに船を委ね、演習に参加したエンタープライズだが、AIは次第に狂いだす。
本作のAIは自らの判断に絶対の自信を持ち、誤りを認めようとしない。博士もAIを擁護し、次第に我を失っていく……と言うプロット。
AIの恐怖を描いた先進性はともかく、本作が人種問題の作品であることは、日本に生きる我々には少々理解が難しい。
この物語が暗喩するのは、飛び抜けた能力で社会から評価を受け、地位を得たマイノリティの苦しみだ。常に完璧を求められ、ひとつの失敗で社会から振り落とされてしまう、隠れた差別を描いている。
この複雑な問題を1968年のTVドラマに持ち込んだことこそ、評価されるべきだと思う。
「タイムループもの」といえば誰もが1作ぐらい頭に浮かぶだろう。映画『恋はデ・ジャ・ヴ』など様々な傑作がある。
しかし、それらの作品の多くは、「なぜ」タイムループが起きるのかを説明しない。なぜか寝て起きるとループしてたり、なぜか恋が成就するとループを抜けたり……。
スタトレ世界でタイムループを描いた本作が優れているのは、その「なぜ」が明確に定義されており、それを解決することが物語の目的になっている点だ。
突如として起こる反物質爆発で時空ループが生成されると、キャラ達は過去に戻される(都合よく前のループの記憶を保持したりしない)。
そこから毎回、艦のクルーたちは僅かな違和感から少しずつ状況を理解し、「なぜ」かを探り、回避するための答えに近づいていく。
ご都合主義的な「ふしぎな現象」はなく、戦うべき悪役もいない。ハードSF的な状況で、知力に頼ってロジカルに物語を進めていく。しかしこれが最高に面白いのだ!
舞台は艦のセットのみ、登場人物もレギュラーのみというミニマルな作品だが、スタートレックのSF性、センス・オブ・ワンダーを代表する1作だと思う。
スタートレックのフランチャイズ化は、TNGによるリバイバルを経て実質このDS9から始まった。いままでと違ったスタトレを作ろうという意欲に富んでおり、非常に作家性の強いシリーズだ。
未知の世界を訪れる宇宙船でなく、未知の存在が訪れる宇宙ステーションを舞台とし、全7シーズンの後半では巨大な宇宙戦争を連作として描いた。最近の『ディスカバリー』などのシリーズも、本シリーズがなければ成立しなかった。
その総決算と言うべきこのシリーズ最終話は、単体で観るとなると評価が難しいが、173話の積み重ねの末の1話としてみると、ずっしりとしたものが心に残る。
DS9はシリーズで初めて黒人俳優を主役とし、戦争犯罪や植民地主義のもたらす被害をストレートに描き、舞台となる異星の宗教と重ね合わせることで人間の信仰心をも題材にした。
更には、「これは一人の狂った黒人の観た夢なのではないか……」というメタレベルの視点すら取り入れ、多様な視点と重層的な葛藤、その先にある善とは何かを描こうとした。
シリーズに長く付き合うことでもたらさせる重い感動を体験してほしい。
ヴォイジャーはハードSF的な物語よりも、キャラクターの成長やモラルに焦点を当てた傑作が多いが、敢えてSF的なセンス・オブ・ワンダーに満ちた本作を推す。
ネタバレしてしまうが、これは「恐竜人類」の物語であり、「ガリレオ・ガリレイ」の物語だ。
遥か昔に宇宙に出て進化したある種の恐竜と、銀河の反対で出会ってしまった宇宙船ヴォイジャー。それを、なんと恐竜人類側の視点で描く。
故郷の星に、自分たちとは異なる知的種族がいたという事実を知った科学者の知的興奮と、その発見を社会から拒絶され、迫害される恐怖。
SFの根幹である科学そのものを主題にし、人間と科学の関係性に向き合った、ひとつの到達点。深い感動をもたらしてくれる傑作だと思う。
『スタートレック:エンタープライズ』以降停止したTVシリーズを、配信に適した連続劇フォーマットで復活させ、『ピカード』などのシリーズの端緒になった『ディスカバリー』の最終話。
連続劇で見せるスタトレにはまだ課題が多く、特にディスカバリーのシーズン4,5、ピカードのシーズン2などは間延びして物語の行先がわかりづらいという批判があった。
しかし、それらの連続劇も、最終話に来ると、そこまで迷走していたテーマが急にシャンと鮮明になり、ああ、なるほどこういうことだったのか、という感動をもたらす。
特に本エピソードはディスカバリーのグランドフィナーレとなるだけあって、描かれるものも壮大だ。銀河の知的生命の発祥の謎を求めて行われるトレック(旅)である。
しかしその結末、謎は解明されることはない。その代わりに提示されるのは、「真実を求めるトレック」とは何なのか、という命題だ。
スター・ウォーズやマーヴェル作品、ガンダムのような複数作品がひとつの歴史を形作るシリーズの楽しみは、クロスオーバー、そして「設定の穴が埋まる瞬間」だろう。
子供向けのCGIアニメシリーズとして作られた最新作であるプロディジーは、この設定の穴埋めを、他のどんな作品よりも見事にやって見せた。
新スタートレック、ヴォイジャー、ディスカバリー、ピカードなどの実写作品の設定を少しずつ掬い上げ、時に大胆にプロットに取り込んで、独立して楽しめる作品になっている。
その頂点がこのエピソードだ。シリーズを通じてのマクガフィンであったヴォイジャーのキャラクター、チャコテイの姿が見えた時は、その絵だけで感涙してしまった。
実にオタク的な楽しみだが、フランチャイズ作品に長く付き合ってきたものだけが味わえる、究極の悦楽がここにある。
プロディジーの日本語版は、2024年10月時点では製作されていない。英語版だけならNetflixで子アカウントを作り、基本言語を「English」」に設定することで観られる。
はっきり言ってシナリオの全体的な完成度は高いとは言えない。その質についても、表現手法についても注文の付く作品である。しかしどうしても外すことができない一篇がこれ。
1960年代、宇宙大作戦で人種や性別による差別のない理想世界を描いたスタートレックは、1990年代になりその理想のほころびを正直に描くように変化した。
本作で暗喩されるのは、性的マイノリティの直面する差別であり、同時に女性の権利でもある。
物語では、両性具有の種族の星に生まれた「女性」が、女性であると言うだけで罪とされ、矯正を施されようとする。
それは90年代に入るまで見過ごされてきた同性愛者への差別と、「治療」という名の暴力の告発である。
矯正の場へと連れていかれる彼女が最後に、法廷の場で叫ぶ。「私は女だ!」と。
自らの性を自らの物として誇れない、自由に語ることもできない、あらゆる属性の、抑圧された人々の叫びが、そこに込められている。
新スタートレックの日本語吹き替えは名優揃いで品質が高いが、これだけは英語版で観てほしい。その叫びは、魂の演技だ。
今回入れていないランキング定番としては、タイムトラベルの古典的傑作『危険な過去への旅』(TOS)や、エミー賞にノミネートされた世界でもっとも儚いロケットの打ち上げシーンが見られる傑作『超時空惑星カターン』(TNG)がある。
SFらしさが感じられるエピソード中心なので、人気の高いボーグのような強大な敵との対決とか、クルー同士のファミリー劇的な人情エピソードはあまり入らなくなってしまった。
また、『エンタープライズ』(ENT)、『ローワーデッキ』(LD)、『ストレンジ・ニュー・ワールド』(SNW)の作品も入らなかったが、もちろん傑作、快作はいくつもある。
ENTはバルカン人の設定を完成させた『バルカンの夜明け』3部作、LDはアニメならではの手法で連邦、バルカン、クリンゴンの若者たちの生活を描き交錯させた『wej Duj』、SNWは過去作の設定を活かしつつ現実の21世紀の社会情勢を24世紀の世界へと繋いで見せた第1話『ストレンジ・ニュー・ワールド』や、アースラ・ル・グインの小説『オメラスから歩み去る人々』のオマージュである『苦しみの届かなぬ高さまで』を推す。
毎月平均で約5,600名の会員が入会しています。
とのことなので、5631人×12か月=67572人が、年間の入会者数になる。
とのことなので、13516人の成婚者を67572人の入会者数で割ると、約20%が成婚に至っていることになる。
ただし、成婚者数はかなり変化が大きく、5年前は今の半分以下の6344人しかなかった。
入会者数も少なかっただろうが、「良くて20%」くらいの感覚だろうか。
なお、一年間で67572人が入会して13516人が成婚退会すると、その差は54056人となる。
他方、
とのこと。
仮に、毎年54056人が結婚待ちの列に加わり、毎年x%が成婚できず退会し、その結果落ち着く会員数が94763人なのだとしてxを求めると、xは43.0%になる。
https://www.ibjapan.com/ibj/data/
ちなみに、同社の決算資料にも関連する数値があったので見てみた。
成婚人数は前述の通り13516人だったので、ペアの数はその半分。
https://www.ibjapan.jp/information/wp-content/uploads/2023/08/c39a9ba9a9d731868c2cd009253b60e5.pdf
蛇足になるが、決算資料では直近1年間の入会者数は49799人であり、前述の67572人とはかなりギャップがある。
個人的には不思議な乖離で、投資家向けには高いシェアを謳うために多めの人数、客向けには高い成婚率を謳うために少なめの人数を出す方が自然に思えるのだが、その逆になっている。