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相馬産のメヒカリ唐揚げ、新米が欲しくなるうまさ…風評被害払拭へ漁師ら「浜の駅」で振る舞う

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 福島第一原発事故による水産物の風評被害を 払拭ふっしょく しようと、福島県相馬市の漁師たちが21日、地元産メヒカリの唐揚げを同市の「浜の駅松川浦」で振る舞った。300食を用意し、約1時間で配り終えた。

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メヒカリの唐揚げ
メヒカリの唐揚げ

 メヒカリは、同市の松川浦漁港で水揚げしたもので、『常磐もの』の魅力を広めたいと、漁師たちが企画。脂がのった大ぶりのメヒカリを大きい鍋で揚げた。

 宮城県角田市から訪れた男性(76)は、揚げたて熱々のメヒカリを味わうと、「塩がきいてて、大変うまい。新米が欲しくなります」とほおを緩ませた。

鍋で調理する佐藤さん(21日、相馬市で)
鍋で調理する佐藤さん(21日、相馬市で)

 震災後、漁師になった佐藤勇二さん(40)は「福島の魚が悪く言われるのは悔しい。『常磐もの』の中でも『相馬産』が特別おいしいんだと、全国に伝えていきたい」と話した。

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