[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

輪島の御陣乗太鼓の打ち初め、避難先で守り続けた力強い響き

スクラップ機能は読者会員限定です
(記事を保存)

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

御陣乗太鼓打ち初めの動画はこちら

 石川県の無形民俗文化財・ 御陣乗太鼓ごじんじょだいこ の打ち初めが2日、発祥地の輪島市名舟町の集会所で行われた。住民らは能登半島地震後も「地元の伝統文化を守り続ける」と市外で練習を続け、この日は力強い音を響かせた。

奥能登4市町、「パンク」救助要請3倍…段差やひび割れ・がれきで損傷など地震が影響
輪島市名舟町の集会所で行われた御陣乗太鼓の打ち初め式(2日)=関口寛人撮影
輪島市名舟町の集会所で行われた御陣乗太鼓の打ち初め式(2日)=関口寛人撮影

 打ち初めは例年1月2日に地元の神社で行われてきたが、地震で拝殿などが壊れたため、昨年は3月に白山市の神社で行われた。今年は壁や天井が壊れたままの名舟町の集会所に50人以上の住民が集まり、子どもから大人まで十数人が交代でばちを握って、手を広げたり舞ったりしながら太鼓をたたいた。

 地震で金沢市に避難している男子児童(12)は「思い切りたたけて楽しかった」と笑顔を見せていた。御陣乗太鼓保存会事務局長の槌谷博之さん(57)は「太鼓があるから若者が戻ってくる。地元で打ち初めができてよかった」と話していた。

「能登半島地震」最新ニュース
スクラップ機能は読者会員限定です
(記事を保存)

使い方
「社会」の最新記事一覧
記事に関する報告
6174648 0 社会 2025/01/02 22:22:00 2025/01/02 22:22:00 2025/01/02 22:22:00 /media/2025/01/20250102-OYT1I50110-T.jpg?type=thumbnail

主要ニュース

セレクション

読売新聞購読申し込みバナー

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)