あの〝文春砲〟から1年――。

 活動休止中のダウンタウン松本人志がついに復帰に向けて口を開いた。25日に配信された記事で芸能記者・中西正男氏の取材に答えた。

 松本は昨年末に「週刊文春」で〝性的強要疑惑〟を報じられ、今年1月に芸能活動を休止。文春を発行する文藝春秋相手に裁判を行ってきたが、11月に双方合意の上で訴えを取り下げた。

 そんななか、同記事で松本が来春をメドに相方の浜田雅功と独自のプラットフォームで復帰を計画していることを明かした。

 松本本人も「松本人志を見る場としてはここが最初になると思います」と明言。一連の報道のあおりを受けた「スピードワゴン」小沢一敬や「クロスバー直撃」渡邊センスの合流も呼びかけている。

 インタビューを読む限り、ユーチューブなどの既存メディアではなく、ダウンタウンのためにイチからプラットフォームを立ち上げるのだから、大きなビジネスとなる。すでに松本は番組の構想を練っているという。

 似たようなケースで思い出されるのが、暴露系ユーチューバーとして突如ネット空間に現れたガーシーだ。

 ユーチューブを含むSNSをBAN(強制削除)されたガーシーは22年夏に動画配信をメインとする独自のプラットフォーム「GASYLE」(ガシる)をオープン。月額3980円で1万人を超える登録者を一時記録した。

 他方で独自のプラットフォームのため月に数千万円のサーバー代が発生していたとされる。

 松本の言う「ダウンタウンチャンネル(仮)」はどのようなものになるか――。