dodge
「dodge」とは、「ひらりと身をかわす」や「素早くよける」といった何らかの危険を回避する際の俊敏な動作のことを意味する英語表現である。
「dodge」とは・「dodge」の意味
「dodge」とは、動詞として、人や動物などがひらりと身をかわす、素早くよけるという意味である。嫌な仕事や頼まれ事などから巧妙に逃れる、返答をはぐらかす、曖昧なことを言うという意味もある。また、名詞としては、巧妙な手口、言い訳、ごまかしのことを指す。「dodge」の発音・読み方
「dodge」の発音記号はdάdʒ」であり、カタカナ読みでは「ドッヂ」が近い。「dodge」の活用変化一覧
「dodge」の活用変化は、現在分詞「dodging」、過去形および過去分詞「dodged」、三人称単数現在「dodges」である。「dodge」の語源・由来
「dodge」の語源や由来は不詳である。「Dodge(自動車ブランド)」とは
「Dodge(自動車ブランド)」とは、1914年にアメリカで設立されたダッジ・ブラザーズ自動車が前身のブランドである。1928年にクライスラーに買収され、1990年代後半にダイムラー・クライスラーの一部門となった。同社の車種は日本国内で「DODGE」あるいは「ダッジ」の名称で通用している。ブランド展開は南北アメリカ限定だが、2000年代にはヨーロッパやオーストラリア、中国、日本でも販売が行われていた。各車種の生産国はメキシコやベネズエラといった中米の国々が多くを占める。「dodge」を含む英熟語・英語表現
「dodge a bullet」とは
「dodge a bullet」とは、弾丸を避けるという意味である。比喩としては間一髪で惨事や問題を免れることを指す。
「dodge a question」とは
「dodge a questionとは、質問の返事をはぐらかすという意味である。
「dodge an important issue」とは
「dodge an important issue」とは、重要な問題を避けるという意味である。
「dodge around」とは
「dodge around」とは、ひらりを身をかわして~を回避するという意味である。
「dodge criticism over」とは
「dodge criticism over」とは、~についての批判をかわすという意味である。
「dodge train fare」とは
「dodge train fare」とは、無賃乗車をするという意味である。
「dodge punishment」とは
「dodge punishment」とは、罰を受けることを免れるという意味である。
「dodge responsibility」とは
「dodge responsibility」とは、責任逃れをするという意味である。
「dodge risk」とは
「dodge risk」とは、株式投資などのリスクを回避するという意味である。
「dodge work」とは
「dodge work」とは、仕事をさぼるという意味である。
「on the dodge」とは
「on the dodge」とは、不正行為をしてという意味である。イギリスで口語として使われる。
「dodge」の使い方・例文
「dodge」の使い方
「dodge」は、外敵や危機、障害物などから身をかわす、避けるという意味の他、名詞を伴なって責任を逃れる、仕事をさぼるなど日常生活の様々な場面で使われる単語である。
「dodge」の例文
・Some wild animals in Africa are able to dodge predators with instinct and learning.
アフリカで暮らす野生動物の中には、本能や学習により外敵の攻撃からひらりと身をかわすことができるものもいる。
・No matter how bad things are at work, you should at least explain the reason for your absence because dodge work will cause trouble for other people.
どんなに職場で嫌なことがあったとしても、仕事をさぼった場合、他の人に迷惑がかかるからせめて欠勤の理由を説明すべきだ。
・Anyway, it's going to be an argument of opinion, so I'd like to dodge that topic as much as possible in the future.
どうせ意見の言い合いになって決着がつかないだろうから、私は今後なるべくその話題を避けたい。
・If you deliberately dodge tax, you will have to pay a heavy fine if it is discovered later, so it is important to follow the procedures correctly with clear accounting.
もしも故意の脱税をして後で発覚した場合、重い罰金を支払うことになるので、明朗会計で正しく手続きをすることが重要である。
・Investors have to skilfully dodge the risk of losing money due to a sharp drop in stock prices.
投資家たちは、株価の大幅の値下がりによる損失というリスクを巧みに回避しなければならない。
・Since he committed a serious crime such as robbery or fraud, he could not dodge severe punishment.
彼らは強盗や詐欺など重い罪を犯した以上、厳罰を免れることなどできない。
・Politicians who dodge their responsibilities lose the public's trust, so they should always carry out their duties with integrity.
責任逃れをする政治家は国民からの信頼を失うため、常に誠実に職務に励むべきである。
ダッジ
種類 | 自動車 |
---|---|
所持会社 | Stellantis North America |
使用開始国 | アメリカ合衆国 |
使用開始 | 1914年 |
ウェブサイト | dodge |
ダッジ(英:Dodge、ダッヂ、ドッヂ、ドッジ等とも転写 )は、アメリカの自動車ブランド。1914年に設立されたダッジ・ブラザーズ(Dodge Brothers)自動車が前身で、1928年に買収されクライスラーの一部門となった。1998年からはダイムラー・クライスラーの一部門であったが、2019年からフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)、2021年よりステランティス N.V. の社内カンパニーとして機能している。十字のフロントグリルが特徴。
前述の通り、Dodgeにはさまざまなカタカナ転写があるが、本稿では引用などでの表記ゆれ以外は1998年当時の輸入元であった「ダイムラー・クライスラー日本」が定めた『ダッジ』と記述する。
概説
同部門には他に「クライスラー」と「ジープ」というブランドがあり、それぞれ乗用車、スポーツ・ユーティリティ・ビークル(SUV)を中心とした車種を展開している。かつては販売の78 %をラム、ラムバンなどのライトトラックが占めていたが[1]、トラック部門は2009年にラム・トラックスとして分離され、ダッジは乗用車専門のブランドとなった。
現在、ブランド展開は南北アメリカに限定されている。ダイムラー・クライスラー時代にはグローバルブランド化を目指して2006年には欧州および豪州での販売をそれぞれ約30年ぶりに再開し、2007年には日本と中華人民共和国でも販売を開始したが、フィアット傘下に入ると再び撤退した。
なお、メキシコではダイムラー・クライスラー時代にクライスラー・デ・メヒコが提携関係にあった現代自動車(ヒョンデ)と販売契約を結んでおり、ヒョンデからi10やアティテュードといった乗用車のOEM供給を受けてダッジブランドで販売している。商用車は2009年から2013年までラムブランドで販売されていた。
ベネズエラでは、三菱車の製造・販売を手がけるMMCオートモトリス (MMC Automotriz) によって、初代はヒュンダイ・アクセント、2代目はヒュンダイ・ゲッツをベースとしたブリザが2002年から2009年にかけて販売されていた。2013年からはフィアット・シエナのバッジエンジニアリング車であるフォルツァが販売されている。
歴史
「ダッジ」の起源は1901年、ジョン・フランシス・ダッジとホラティウス・エルジン・ダッジのダッジ兄弟がカナダ・オンタリオ州に創設した自動車製品会社「ダッジブラザース・バイシクル&モーターファクトリー」に始まる。創設期はオールズモビル製品のエンジン設計、部品生産に携わっていた。
翌1902年、自動車産業で起業を図っていたヘンリー・フォードが同社に接触し同社は融資を行い、彼の会社「フォード・モーター」設立の手助けを行った。ダッジブラザース社はフォード・モーターと業務提携し、同社において採用部品で多くのシェアを獲得する。やがて車体の製造も同社によって行われることとなり、初期のフォード車普及の一端を担っていた。
1914年、それまでフォード社と協業して自動車生産を行っていた同社は積み重ねたノウハウを手にフォード系ディーラー50店舗を取り込んでフォードと袂を分かち、自動車生産会社「ダッジブラザーズ・バイシクル社」を設立する。
1917年にダッジはフォードに対してフォードの初期の成功へ大きく貢献したことを認めさせ、対価を得るため訴訟を起こしている。また同年、アメリカの自動車産業で初めてアメリカ陸軍へ輸送用トラックを供給、第一次世界大戦でその評価を上げる。そして戦後にはそのノウハウを生かして商業車の生産にも着手するようになる。
企業経営は順調であったが、1925年にダッジは投資会社の「ディロン・リード&カンパニー(Dillon, Read & Co.)」にそれまでの自動車産業では過去最高額となる148億ドルで買収される。そして1928年にダッジはクライスラーへ売却されそれ以降同社はクライスラーの一部門となり、ミドルエンドからローエンドの自動車の生産を行うこととなった。
2009年、主力車種であった「ラム」が単独の『ラム』ブランドとして独立した。羊のマークも同ブランドに移行されることになったため、これに併せてダッジのロゴマークも一新された。
日本での展開
1997年にダッジ・バイパー、1996年にはダッジ・ネオン、2006年にはダッジ・マグナムがそれぞれ「クライスラー・バイパー」、「クライスラー・ネオン」、「クライスラー・300Cツーリング」という名称で発売された。2007年6月30日より、日本ではダッジブランドにて下記の5車種が正規販売されている。なお、テレビCMにはBOOM BOOM SATELLITESの曲が採用された[2]。
初年度の輸入台数が少なかったせいかナイトロとチャージャーが早期完売となり、市場の要望により11月30日にナイトロ(SXTのみ)と12月26日にチャージャーの2008年モデルが発売となった。チャージャーについては、これまでのSRT8に加えて新たにR/Tが加わった。
しかし、その後2009年にクライスラーが連邦倒産法第11章を申請したことによりキャリバー・アベンジャー・チャージャーの2010年モデルの導入そのものが凍結されてしまった。またJCも導入されたが、わずか1年で打ち切りになってしまい、最終的にはナイトロのみとなってしまった。そのナイトロもアメリカ国内での販売不振に伴って2011年をもって打ち切りとなり、わずか6年で日本市場から撤退するかたちとなった。
車種一覧
現行車種
過去の車種
- ラム・バン
- バイパー
- スプリンター - 「メルセデス・ベンツ スプリンター」のリバッジ車。中型クラスの多用途バン
- ストラトス
- マグナム - 日本、欧州、豪州などでは「クライスラー・300/300C」のステーションワゴンとして販売されていた。
- スーパー・ビー
- ステルス - 三菱・GTOをダッジブランドで発売していたもの。1991-1996年
- キャラバン/グランドキャラバン- 日本では、3・4代目モデルがクライスラーブランドで「ボイジャー/グランドボイジャー」として販売。[3]
- イントレピッド
- ネオン - 日本では、クライスラーブランドで販売されていたことがある。
- ダコタ - 北米では、OEMにより「三菱・レイダー」の名称でも販売されていた。
- コルト
- デイトナ
- トマホーク - 2003年のデトロイトショーでコンセプトバイクとして出展された4輪バイク。バイパーのエンジンを搭載している。6500万円以上の価格がついて10台ほどしか販売されなかった。
- ブリザ
- キャリバー(Dodge Caliber)
- アベンジャー(Dodge Avenger) - 三菱・GSプラットフォームを共用するセダン。2.4Lエンジンは三菱自動車、現代自動車との共同開発したワールドエンジンを搭載。1995年登場の初代モデルはギャラン(7代目)と共有していた。
- ダッジ・JC (ジャーニー)(en:Dodge Journey)2009年モデルから投入。日本では(いすゞ自動車がマイクロバスの商品名として使用されている為)開発コードである「JC」として販売されていた。また、ヨーロッパなどではフィアットによって「フリーモント」の車名で販売されていた。
- ナイトロ(Dodge Nitro) - オハイオ州のジープ工場で製造されていた小型SUV。
- ダート(Dodge Dart) - 1960~76年まで販売されたセダンの名が2012年に復活。アルファロメオ・ジュリエッタと共通の車台を持つ。
コンセプトカー
- ファイアーアローI(1953年)
- ファイアーアローII(1954年)
- ファイアーアローIII(1954年)
- ファイアーアローIV(1954年)
- チャージャー ヘミ ロードスター コンセプト(1963年)
- チャージャーII(1965年)
- デオラ(1967年)
- チャージャーIII(1968年)
- スーパーチャージャー(1970年)
- M4S(1981年)
- イントレピッド コンセプト(1988年)
- バイパー コンセプト(1989年)
- ネオン(1991年)
- エピック(1992年)
- バイパー ディフェンダー(1993年)
- ヴェノム(1994年)
- アヴィアット(1994年)
- イントレピッド ESX(1996年)
- ラム T-Rex コンセプト(1996年)
- カッパーヘッド(1997年)
- サイドワインダー(1997年)
- パワーワゴン コンセプト(1999年)
- チャージャーR/T コンセプト(1999年)
- マックスキャブ(2000年)
- パワーボックス(2001年)
- スーパー8 ヘミ(2001年)
- M80(2002年)
- レーザー(2002年)
- カフナ(2003年)
- スリングショット(2004年)
- ラム T-Rex(2004年)
- ランペイジ コンセプト(2006年)
- ホーネット・コンセプト(2006年)
- デーモン(2007年)
- ゼオ(2008年)
- アベンジャー ストームトルーパー(2008年)
- EV(2009年)
- チャージャー・デイトナSRT コンセプト(2022年)
脚注
関連項目
- フィアット・クライスラー・オートモービルズ
- ラム・トラックス
- パサディナのおばあちゃん
- 猛スピードでダッジを乗り回す初老の女性が主人公。
外部リンク
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グランドボイジャー | グランドボイジャー | グランドボイジャー | |||||||||||||||||||||||
クーペ/オープン | デイトナ | PTクルーザー・カブリオ | |||||||||||||||||||||||
ルバロン | クロスファイア | ||||||||||||||||||||||||
ルバロン・コンバーチブル | クロスファイア・ロードスター | ||||||||||||||||||||||||
バイパー | |||||||||||||||||||||||||
SUV | キャリバー/パトリオット | ||||||||||||||||||||||||
コンパス | |||||||||||||||||||||||||
JC | |||||||||||||||||||||||||
ラングラー | ラングラー/ラングラー アンリミテッド | ラングラー/ラングラー アンリミテッド | |||||||||||||||||||||||
チェロキー | チェロキー | ナイトロ/チェロキー | チェロキー | ||||||||||||||||||||||
グランドチェロキー | グランドチェロキー | グランドチェロキー | グランドチェロキー | ||||||||||||||||||||||
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DODGE(ドッジ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 15:04 UTC 版)
「MicMacオンライン」の記事における「DODGE(ドッジ)」の解説
回避。キャラクターまたは#モンスターが攻撃を回避した時に表示される。ダメージは適用されない。
※この「DODGE(ドッジ)」の解説は、「MicMacオンライン」の解説の一部です。
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