プロボクシング前日本ウエルター級王者豊嶋亮太(28=帝拳)が日本2階級制覇を見据え、日本スーパーウエルター級挑戦者決定戦に臨む。
21日、東京・後楽園ホールで開催されるフェニックスバトル125大会の第5試合で、同級2位として同級1位の左右田泰臣(36=EBISU K.s BOX)と挑戦権を懸けて拳を交える。20日には東京ドームシティのblue-ingディスカバリーで前日計量に臨み、豊嶋はリミット(69・8キロ)よりも300グラム少ない69・5キロでクリア。左右田は600グラム少ない69・2キロでパスした。
元東洋太平洋、WBOアジア・パシフィック2冠ウエルター級王者だった豊嶋は昨年1月の王座陥落後、同級にとどまり、今年5月には坂井祥紀(横浜光)を下して日本同級王座を獲得。以前から減量苦だったこともあり、6月に王座返上してスーパーウエルター級の転向を決めていた。転向初戦が今回の挑戦者決定戦となる。
対する左右田は元K-1ファイターで覆面キックボクサーとして活躍し、14年に65キロ以下初代王座決定トーナメント準優勝などの実績を持つ。22年6月にプロボクサーとしてデビュー。東日本ミドル級新人王決勝で引き分けた後、5連勝と勢いに乗っている。