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コールドチェーン追跡市場は28年に18億ユーロ

2025年1月29日 (水)

調査・データアイルランドの調査会社、リサーチ・アンド・マーケッツ(Research and Markets)は28日、世界のコールドチェーン追跡・監視市場が2028年に18億ユーロ規模に達するとの市場予測レポートを公表した。リアルタイムでコンテナや荷物を追跡するシステムは、小型化や低価格化が進んでおり、今後も拡大が予想される。

コンテナや荷物にタグやラベルなどを取り付け、GPSやデータ通信などで冷凍・冷蔵品の物流を追跡・監視する技術は飛躍的な進歩を遂げ、多くの企業に採用されている。

同社によると、冷蔵貨物運搬ユニット用の、携帯電話や衛星通信機能を備えたリモート追跡システムの出荷台数は、23年に世界で76万5000台に達したと推定されている。今後も出荷台数は年平均8.7%で伸び続け、28年には120万台近くに達すると予想される。同期間に、冷蔵貨物運搬ユニット用のアクティブリモート追跡システムをインストールされた機器の数も、23年末の270万台から年平均10.8%増え続け、28年までに450万台になると予測される。

断熱貨物ボックスやパレットシッパーを含む一般貨物アプリケーションで使用されているアクティブ追跡デバイスとリアルタイムデータロガーの数も23年末に220万台近くに達した。今後、価格の低下も期待でき、今後数年間の急速な成長で、使用中のアクティブデバイスの数は、28年末までに690万台に達するとみられる。年間のデバイス出荷台数は、23年の760万台から28年には2740 万台に増加するとした。

このほか、レポートでは上位企業の分析や各セグメント別の詳細な予測などを取り上げている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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