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NXHDは増収減益、次期は半導体・医薬品など注力

2025年2月14日 (金)

財務・人事NIPPON EXPRESSホールディングス(NXHD)が14日発表した、2024年12月期決算は、売上高が前年比15.1%増の2兆5776億円、営業利益が同18.3%減の490億7800万円、税引前利益が15.2%減の518億8500万円、最終利益が14.4%減の317億3300万円だった。

ロジスティクスセグメントは、日本の売上高が0.4%増の1兆2620億円と増収も、セグメント利益が16.6%減の405億円と減益だった。そのほかのエリアは、米州は売上高が1.2%増の1530億円、セグメント利益が42.1%減の53億円。欧州は売上高が2.6倍の3091億円、セグメント利益が14.1%増の112億円。東アジアは売上高が10.3%増の1739億円、セグメント利益が20.4%増の45億円。南アジア・オセアニアは売上高が11.9%増の1576億円、セグメント利益が34.5%減の54億円。

警備輸送は売上高が1%増の685億円、セグメント利益が28.9%減の24億円。重量品建設は売上高が2%減の500億円、セグメント利益が18.7%減の53億円。物流サポートは売上高が1.3%減の4204億円、セグメント利益が11.6%減の122億と、それぞれ低調だった。

同社は重点産業について、2028年の目標数値も掲げた。主力のテクノロジー分野では、基盤領域の電機電子に加え、産業用機械にも注力し、24年度の売上高3054億円から1000億円増の4000億円を目指す。そのほか、成長著しい半導体分野を593億円から1000億円に、ヘルスケア分野では医薬品や医療機器の成長により1077億円から1300億円に引き上げる。モビリティーとライフスタイルはそれぞれほぼ横ばいの2600億円、1600億円と設定した。

また、24年度に取扱数量が32.9%増の92万1000トンと飛躍した航空フォワーディングでは、28年に130万トンを目指す。24.8%増の89万9000TEUを記録した海運フォワーディングでも、目標値を140万TEUに置いた。倉庫・配送などの売上は6.7%増の4818億円で、28年には5900億円まで引き上げる。

25年12月期の通期連結業績は、売上高が前年比4.7%増の2兆7000億円、営業利益が同63%増の800億円、税引前利益が44.5%増の750億円、最終利益が73.3%増の550億円を見込む。

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LOGISTICS TODAY編集部
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