能登半島地震は2025年1月1日で発生から1年を迎えます。地震発生直後の2024年1月と、約1年後の12月上旬に同じ場所で撮影した写真を比較し、被災地の変化や課題をお伝えします。定点写真を通じて、復興への努力や地域の現状を振り返りながら、震災後の歩みを記録しました。(2024年12月31日)
撮影:時事通信 写真部
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大規模火災が起きた石川県輪島市の観光名所「朝市通り」。焼け落ちた建物の解体が進み、更地が広がる。わずかに残る住宅の基礎や電信柱がかつての街並みを思わせるなか、コンクリートを砕く重機の音だけが響いていた。
爪痕残る被災地 復興に向かう能登の変化
輪島朝市通りの火災現場(石川県輪島市)
7階建てビル倒壊現場(石川県輪島市)
約4メートルの地盤隆起が確認された鹿磯魚港(輪島市門前町)。イカ釣り漁船の拠点となっていたが、むき出しになった海底に復旧作業で出た土砂が詰まった黒い袋が積み上げられていた。
爪痕残る被災地 復興に向かう能登の変化
輪島市門前町の鹿磯魚港(石川県輪島市)
輪島市門前町鹿磯地区と深見地区を結ぶ道路(石川県輪島市)
輪島市門前町の寺院「総持寺祖院」(石川県輪島市)
白米千枚田(石川県輪島市)
津波の被害を受けた石川県珠洲市。がれきが撤去され通行可能になった道路が増える一方、土砂崩れの被害があった地区ではダンプカーがせわしなく走っていた。
爪痕残る被災地 復興に向かう能登の変化
珠洲市飯田町
珠洲市鵜飼地区(石川県珠洲市)
珠洲市仁江町の土砂崩れ現場(石川県珠洲市)
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