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豪首相、米関税は「全く不当」 報復せず、除外へ説得継続

配信
オーストラリアのアルバニージー首相=6日、キャンベラ(EPA時事)

オーストラリアのアルバニージー首相=6日、キャンベラ(EPA時事)

 【シドニー時事】オーストラリアのアルバニージー首相は12日、記者会見し、トランプ米政権が鉄鋼・アルミニウム輸入に例外なく25%の追加関税を課す方針を決めたことについて、「全く不当だ。友好の精神と経済連携の恩恵に反する」と非難した。一方で報復関税は課さず、適用除外に向け説得を続ける考えを示した。

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 豪州は第1次トランプ政権時に鉄鋼・アルミ関税を除外され、現在も対米貿易赤字を理由に除外を求めている。アルバニージー氏は「関税と貿易関係の緊張激化は経済的自傷行為だ。成長を鈍らせ、インフレを招き、消費者の負担となる」と指摘。「前回は免除が認められるまで数カ月かかっており、粘り強く説得を続ける」と強調した。

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