早大、4強にも慢心なし 全国大学ラグビー
早大は順当に初戦を突破した。前半終了間際、素早い展開でリズムをつかみかけた近大に対し、中央付近で1年生のWTB田中健がインターセプトを果たしてそのままトライ。24―5で折り返すと、後半は苦しんでいたスクラムも修正し、着実に得点を重ねた。
関東対抗戦で全勝優勝を果たして臨んだ今大会。4強入りを果たしても、フッカー佐藤主将は「課題が残る試合。(準決勝へ)チャレンジャーとしていい準備ができたらいい」と慢心した様子はない。大田尾監督も「久々に関西のチームと試合をできたので、次に向けていい引き出しを持ちたい」と冷静だった。