[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

行政・団体


2024年12月20日[1面]

国交省/価格転嫁ルールなど施行で説明会、改正業法順守の民間契約を

 適切な価格転嫁に向けた契約変更協議の円滑化ルールなど13日に施行した改正建設業法の一部規定を解説する国土交通省の説明会が19日の東京会場から始まった=写真。建設業者と発注者にそれぞれ対象を分けて行われ、特に発注者のうち民間企業の参加者からは、受注者と契約書を取り交わす際の適切な対応などについて多くの質問が飛んだ。国交省の担当者は「発注者の安定的な事業継続には取引適正化が不可欠。受発注者間で対等に…

2024年12月20日[2面]

内閣官房/GX分野別投資戦略の見直し案、省エネ住宅導入支援

 内閣官房は19日、GX実現に向けた投資促進策を具体化する「分野別投資戦略」(2023年策定)の改定案をまとめた。家庭から排出される二酸化炭素(CO2)の削減に向けた「くらし関連部門」では、方策としてZEH水準を大きく上回る省エネ性能を持つ住宅の導入支援や、住宅性能表示制度の基準充実などを新たに追加。30年までに省エネ水準の高い住宅供給に向けた枠組みを構築する。  同日開いた「GX実現に向けた専門…

2024年12月20日[4面]

東京・千代田区/ペロブスカイト太陽電池が発電や施工で優位性、実証実験結果を報告

 東京・千代田区は19日、ペロブスカイト太陽電池の実用化を目指して7~10月に実施した実証実験の結果を公表した。発電量は全期間平均で1日当たり5・5キロワット時。出力は目標値の1・2キロワットを達成し、最高値で1・6キロワットに達した。区は発電や施工性、メンテナンス、景観配慮といった面で優位性があると総括。「実用化の見通しが立てば、区有施設への活用を検討する」としている。  実証実験はYKKAPの…

2024年12月20日[8面]

中部整備局/第3回中部圏大規模断水対策協議会開く、最終まとめ案を策定

 中部地方整備局は18日、第3回中部圏大規模断水対策協議会を同局内で開き=写真、最終取りまとめ案(事前対策編)を策定した。給水車だけに依存しない現実的な対策として、応急給水対策の強化と抜本的な断水対策の両輪で備えを進める。各水道事業者が情報交換できる場として、来年度以降も会議を開く予定。  冒頭、佐藤寿延局長は「大規模災害が発生すれば、給水車のようなリソースは不足する。リソースを補うために今回まと…

2024年12月19日[1面]

国交省の入契調査/週休2日とスライド条項が市区町村で運用5割超に、低入対策も進展

 国土交通省は地方自治体など公共発注機関を対象とした公共工事入札契約適正化法(入契法)に基づく工事の実態調査(入契調査)の結果を18日に公表した。適正な対応が遅れがちな市区町村の実態を見ると、ダンピング対策の運用基準を適正に設定しているのは低入札価格調査基準価格で94団体増えて80・3%(前年調査70・4%)、最低制限価格で147団体増えて73・5%(64・5%)だった。週休2日工事の実施団体と、…

2024年12月19日[2面]

国交省/24年度補正予算で事業費ベースの配分額公表、国土強靱化対策1・7兆円

 17日に成立した政府の2024年度補正予算のうち、国土交通省分の予算額の地方整備局や地方自治体などへの配分が公表された。配分額は事業費ベースで総額6兆6699億円。省エネ住宅の新築費用などを補助する「子育てグリーン住宅支援事業」の関係費を除いた額は2兆1261億円で、うち1兆7026億円を「防災・減災、国土強靱化の推進(国土強靱化緊急対応分と緊急防災分を含む)」に充てる。=地方面に関連記事  配…

2024年12月19日[2面]

公取委、中企庁研究会/企業間取引の優越的地位乱用規制について報告書案

 企業間取引の優越的地位の乱用規制について議論してきた公正取引委員会と中小企業庁の「企業取引研究会」(神田秀樹座長)は17日、座長一任の形で報告書案をまとめた。現行法の買いたたきとは別に、下請事業者の利益を不当に害する行為を規制する必要があるとして、下請代金支払遅延等防止法(下請法)の改正を求めた。会見した神田座長は「法改正は(委員が)ほぼ一致」と話し、「デフレ下の企業取引の商慣行を変える」ことの…

2024年12月19日[4面]

東京都/雨水貯留施設に整備効果、和田弥生幹線が台風による浸水被害防ぐ

 東京都の雨水貯留施設が、頻発化する豪雨による浸水被害を抑えている。中野区本町付近から杉並区堀ノ内付近までの地域で水害解消を目的に整備した和田弥生幹線。今夏の台風上陸時、河川に放流しきれない雨水をためて内水氾濫を防いだ。2007年に本格稼働し、貯留量は15万立方メートルと国内最大級を誇る。気候変動の影響などにより、今後も活用シーンの増加が見込まれる。  和田弥生幹線が24年度に1万立方メートルを超…

2024年12月18日[1面]

JAC/特定技能外国人向け技能講習の無料支援開始、PCTと協力し1月から2言語で

 建設技能人材機構(JAC、三野輪賢二理事長)は、労働安全衛生法(安衛法)で特定の業務などに従事するため修了が必要とされる「技能講習」について、特定技能外国人などが無料で受講できる新たな支援事業を立ち上げた。一部の登録教習機関の協力を得てJAC専用の講習枠を設定。各言語の通訳を配置し、母国語での受講を可能とする。初弾として建設機械関係の教習を手掛けるPCTと協力し、5科目で専用枠を設け2025年1…

2024年12月18日[1面]

経産省/次期エネルギー基本計画原案、再エネを主力電源化・原発はサイト内建替

 経済産業省は17日、2040年度を見据えた次期(第7次)エネルギー基本計画の原案を明らかにした。エネルギーの安定供給と脱炭素の両立のため「再生可能エネルギーを主力電源として最大限導入」と明記。40年度の電源構成(暫定値)を再エネ4~5割(23年度速報値約2割)、原子力約2割(1割弱)、火力3~4割(約7割)と想定。建築物の省エネ対策強化、原子力発電所のサイト内建て替えの方針も盛り込んだ。  同計…

1 2 3 177