RNSS
人工衛星を使って現在地を割り出すシステムだよ
特定地域が対象だよ
「Regional Navigation Satellite System」の略だよ
簡単に書くよ
RNSS(読:アールエヌエスエス)とは
特定地域が対象の、人工衛星を使って現在地を割り出すシステムのこと
です。
詳しく書くよ
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として「衛星測位システム」について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
衛星測位システムは「人工衛星を使って地球上の現在地を割り出すシステム」です。
以上を踏まえて
特定地域が対象の、人工衛星を使って地球上の現在地を割り出すシステム
が「RNSS」です。
「Regional Navigation Satellite System(リージョナル・ナビゲーション・サテライト・システム)」の略で「RNSS」ね。
気が向いたら、覚えてあげてください。
※「Regional Navigation Satellite System」を何となく日本語にすると「地域のナビゲーション衛星システム」となります。[詳細]
みなさんが一番馴染みがある人工衛星を使って現在地を割り出すシステムは「GPS」でしょう。
衛星測位システムは、対象が全世界の「GNSS(Global Navigation Satellite System)」と、特定地域のみに向けた「RNSS(Regional Navigation Satellite System)」のどちらかに分類されます。
※区別しないで、全部まとめて「GNSS」と表現されている場合もあるみたいです。
GPSは、GNSSに分類される衛星測位システムで、アメリカが運用している衛星測位システムの名前です。
「人工衛星を使って現在地を割り出す」と言うと「GPSでしょ!」と思うかもしれませんけどね。
実際には、いろいろあるわけです。
あと実は私もよく分かっていないのですが、GNSSとRNSSを区別しないで(?)「GNSS」と表現する場合もあるみたいです。
日本は「みちびき(QZSS)」という衛星測位システムを運用していますが、みちびきをGNSSと説明している人とRNSSと説明している人がいました。
一言でまとめるよ
まぁ「RNSS」って単語が出てきたら「特定地域が対象の、人工衛星を使って現在地を割り出すシステムなんだな~」と、お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「RNSS」は「Regional Navigation Satellite System(リージョナル・ナビゲーション・サテライト・システム)」の略です。
「regional(リージョナル)」の意味は「地方の」とか「地域の」とかです。
「navigation(ナビゲーション)」の意味は「航海」とか「航空」とか「航法」とか「走行指示」とかです。
カタカナで「ナビゲーション」の方が分かりますかね。
「satellite(サテライト)」の意味は「衛星」とか「人工衛星」とかです。
「system(システム)」はカタカナで「システム」と解釈してください。
何となくくっつけると
地域のナビゲーション衛星システム
となります。