登録日:2018/06/04 Mon 00:00:00
更新日:2025/02/11 Tue 20:26:08
所要時間:約 65 分で読めます
『甲虫王者ムシキング』とは、セガが開発したアーケードカードゲーム。
2003年1月に稼働を開始。
◆概要
世界中に生息している
カブトムシ、クワガタムシのデータが記録されたムシカードをスキャンして呼び出したあと、技をカスタマイズし、相手のムシと
じゃんけんでバトルする
ゲーム。
じゃんけんに勝利するだけという単純明快なルールが小学生にヒットし、これを受けてアニメ、携帯ゲーム、液晶育成ゲーム、コミカライズ、果ては映画と様々なメディアミックス作品が制作された。
それ故、キッズアーケードカードゲームの先駆けの呼び声も多い。
2008年6月、ムシキング公式大会開催数が10万回を超え、
ギネス世界記録に認定された。
【例】
- 全体を通して外来種持ち込みによる生態系の破壊
- 森林火災(アダー登場編[むずかしい] 1,2話)
- 粗大ごみの不法投棄により、汚染された森(ごみの森)
- 地球温暖化(ねったいの森
- 砂漠化(さばくの森)
◆遊び方
100円を投入した後、下から出てきたカードを受け取る。
次に「ひとりであそぶ」か「ともだちとあそぶ」を選択。
ムシカードをスキャンする場面に入ったら手持ちのムシカードをスキャン。ムシカードがない場合はカブトムシ(つよさ100)が出てくる。
ライセンスカードはムシカードの前にスキャンする。
次にわざカードをスキャン。スキャンしなかった技は「なし」になる。
必殺わざに一致しなかったわざカードをスキャンした場合は普通の必殺わざとして扱われるが、ムシカードに書かれた必殺わざと同じわざカードをスキャンした場合は「超必殺わざ」、スーパーと名の付く必殺わざと同じわざカードをスキャンした場合は「究極必殺わざ」となる。
じゃんけんの領域でバトルが進み、ポポもしくはムシキング(ムシキングのカードをスキャンした場合のみ)から相手が出す手のヒントが示されるが、バトルが進むにつれ、ヒントが少なくなっていく。
一人で遊ぶ場合は「かんたん」か「むずかしい」を選び、プレイスタート。
「かんたん」は物語のプロローグを、「むずかしい」はその続きの物語をプレイできる。
今までの物語を集めたオムニバス形式となり、
「さばくの森」
「かいぞう甲虫」
「ごみの森」
「ねったいの森」【タッグマッチ】
「アダー工場」【タッグマッチ】
「炎のバトル」【タッグマッチ】
「ネブはかせとたたかう」
《2007ファーストから追加》
「しろいはね」
「サナギきゅうしゅつ」【タッグマッチ】
「ブラックはかせとたたかう」
から遊びたいステージをパーとチョキで選択した後、グーで決定。
- さばくの森…特に無し。
- かいぞう甲虫…4戦目(最後の敵)とスペシャルステージはバトル中に敵の強さが上昇する。ただし羽化直後は本来の強さより20低くなっている。ちなみに4戦目の敵は改造コーカサスオオカブト、改造パラワンオオヒラタクワガタ、改造オウゴンオニクワガタのいずれかで固定されている。
- ごみの森…2戦目以降は廃棄されたテレビの中が舞台となり、2戦目とスペシャルステージでは毒液が、3戦目と4戦目(最後の敵)はテレビの部品が落下してくる。速攻でボタンを押さないとダメージを受けてしまう。
- しろいはね…「かいぞう甲虫」とは逆のパターンで、序盤はプレイヤーが羽化直後の状態で強さ(体力)が低くなっている(攻撃力はそのまま)。4戦目(最後の敵)で羽が固まり完全体になるが、攻撃力は変化しない。
- ねったいの森…特に無し。
- アダー工場…2戦目以降はバトル中に敵の強さが上昇する。ただし羽化直後は本来の強さより60低くなっている。
- 炎のバトル…1戦目とスペシャルステージは上から火が、2戦目と3戦目(最後の敵)は焼けた屋根の一部が落ちてくる。
- サナギきゅうしゅつ…「しろいはね」とほぼ同様。序盤は通常時の半分程度の強さ、体力になる。3戦目(最後の敵)で完全体になる。
甲虫カードをスキャンした後、グー・チョキ・パーそれぞれ1枚ずつムシカードをスキャンし、カスタマイズする。
◆あらすじ
たくさんの虫が住んでいる自然豊かな森に住んでいる森の妖精ポポ。
するとそこに巨大な外国甲虫が現れ、森を荒らし始めた。
ポポは共に戦ってくれるムシと共に外国甲虫を倒すと、アダーが現れた。
彼は自分を森から追い出した妖精たちに復讐し、森を手中に収めるために外国甲虫を改造し、けしかけたのだった。
アダーの最後の甲虫を倒し、ポポはアダーに諦めるよう呼びかけるも彼は全く動じない。
逆にアダーは語る。突然見慣れない外国甲虫が森に現れた原因は、人間が持ち込んだからだと。
アダーは「虫はこれからもどんどんやって来る。もう以前の平和な森などどこにもない」と告げるとポポの前から姿を消した。
その後、アダーのアジトの場所を突き止めたポポ。
門番を倒し、中に入るとアダーが2匹の甲虫の改造を行っていた。
ポポはアダーに改造をやめるよう呼びかけるも時すでに遅く、2匹の改造は完了してしまった。
襲いかかってきた赤目甲虫を何とか倒したポポとムシ。計画の失敗を悟ったアダーは逃走を図るが、ポポは完全に消え去る前にとびかかり、アダーの杖を破壊した。
ポポはアダーを捕らえた後、檻に閉じ込めたが、何者かに檻を壊されアダーの逃走を許してしまった。
ボロボロになった檻を見て呆然とするポポのそばに傷ついた大型甲虫のうち1匹がいた。
話しかけると、大型甲虫は檻は自分が壊したのを明かしたあと、「アダーが持つ虫笛の音色でおかしくなった」と語る。
その直後に大型甲虫は頭痛を起こし、目が赤く光った。
ポポとムシの活躍でなんとか暴走が治まった大型甲虫は、またおかしくなる前に止めを刺すよう要求するも、心優しいポポにはそんなことはできない。
ポポが呼んだアゲハチョウの力で体力を回復してもらった礼として大型甲虫はアダーの居場所に案内した。
そこには2匹の赤目甲虫を侍らせ、玉座に座るアダーの姿があった。
大型甲虫は赤目甲虫に「俺たちはアダーに利用されているだけだ」と説得するも、赤目甲虫は聞く耳を持たず、突き飛ばした。
大型甲虫の助けを借りながら辛くも2匹の赤目甲虫を倒すポポとムシ。
甲虫の改造を止めないアダーに対し、激しい怒りをあらわにするポポ。
アダーはそんなポポをあざ笑うようになんと火を放ち始めた。
このままでは森全体が燃えてしまう。ポポは放火をやめるよう必死に悲願するも、アダーは「どうせワシのものにならぬのなら同じこと」と聞く耳を持たず、倒れた大型甲虫を無理やり洗脳させた後、姿を消した。
立ちはだかる大型甲虫と戦うことになったポポとムシ。
バトルの最中、大型甲虫の目が点滅し始めた。
「い いいぞ… 今度は… 今出した技に 勝ちにいくぞ… わかるな…」
薄れゆく記憶と戦いつつ、大型甲虫はポポにアドバイスを送り、ポポはそれに従い技を繰り出していく。
勝利したポポを称賛した大型甲虫はなんと扉に体当たりし始めた。
ポポは必死に止めるが、大型甲虫は扉の下敷きになってしまう。
大型甲虫はポポに「この場から早く逃げろ、虫たちに火が広がっているのを伝えた後、アダーを追え」と言い残した後、息絶えた。
その直後、天井が崩れ、ポポは外に投げ出されてしまう。
何とか枝に着地したポポが目にした光景は火の海と化した森だった。
大規模な火災の前に絶望に打ちひしがれるポポ。すると上空からムシキングが現れた。
ムシキングは森のムシ達はすでに安全な場所に避難したことを伝えた後、ポポを背に乗せ、この火事を起こした張本人アダーと3匹の赤目大型甲虫が待ち構える場所に向かう。
今ここにポポ&ムシキングとアダーの森の存亡を掛けた決戦の火蓋が切って落とされた。
「ポポ 生きていたか。ちょうどよい。」
「ここで森と一緒に灰にしてくれるわ!」
「森を燃やすなんて、絶対に許せない!」
戦いは熾烈を極め、ボロボロになりながらも辛うじて全ての改造甲虫を倒したポポとムシキングと仲間のムシ。
後がなくなったアダーはなんとムシキングに洗脳光線を浴びせた。
「アダー、私には効かないぞ。私はムシキング、この森を守るのだ!!」
ムシキングは苦しみながらも羽を広げ、アダーに突進し、炎の中に消えていった。
アダーとの激闘の最中に降った大雨で炎は何とか鎮火した。
これで平和が戻ったと思いきや、またもや赤目甲虫が姿を現した。
アダーはムシキングと共に炎の中に消えたはず。真偽を確かめるため、ポポはかつてアダーと激闘を繰り広げた焼け跡の森こと「黒い森」に行ってみることにした。
そこにはアダーの新たな基地の入口があり、入口を門番が守っていた。
門番を倒し、アダーの地下基地に潜入すると、そこには改造手術を受けているコーカサスオオカブトのサナギ、そしてアダーがいた。
アダーによると、このコーカサスは最強のムシにして、最終兵器とのこと。
バトルの最中、コーカサスが羽化するが、まだ上手く体を動かすことが出来ない。
ポポはこの隙にコーカサスを止めようとするが、アダーは幾多の赤目甲虫を送り、妨害する。
最後の赤目甲虫が倒れたと同時に、アダーとコーカサスはいったん引き揚げようとするが、そこに2匹目の仲間のムシが参戦し、合体技でコーカサスを食い止めた。
コーカサスと一戦を交えた後、僅かな隙を突いてコーカサスが逃亡。ポポは必死に追跡するが、2匹の赤目甲虫がコーカサスが回復するまで時間を稼ぐかのように襲いかかる。
赤目甲虫を全滅させた後、遂に改造コーカサスとの決戦が始まった。
しかし、戦いが長引くにつれ、コーカサスの羽が固まっていくと同時に強さが上がっていき、最終的には『つよさ300』に到達した。
2対1というハンデを背負っているにもかかわらず、「化け物」と形容されるほど圧倒的な強さを誇る完全体コーカサス。
その化け物に死に物狂いで立ち向かい、遂に勝利を掴んだポポ達。
計画が失敗したことを悟ったアダーは捨て台詞を吐き、姿を消した。
改造コーカサスとの決戦から数年の月日が流れ、黒い森は緑豊かな姿を取り戻し、ポポは心身ともに成長した。
ポポとムシキングはアダーの赤目甲虫の対策として仲間のムシとトレーニングをしていた。
すると仲間のムシが見慣れないピンク色の花が咲いているとポポに伝えてきた。
今まではこんな花は咲いていなかったはず… 疑問に思っていると赤目甲虫が襲ってきた。
「アダー様は熱帯の森で力を取り戻した」そう言い残した赤目甲虫の言葉を頼りに熱帯の森に向かう。
そこには無数の熱帯植物や前述の見慣れない花が生えているほか、かなり気温が高くジメジメしている。
アダーと対峙するポポ。ポポは「この森はお前の仕業なのか」と問うと、アダーは「この森の暑さを利用して力を取り戻しただけだ」と言う。
そしてアダーはポポを誘うかのように森の奥へと消えていく。
追い付いたポポが目にしたのは、無数の甲虫のサナギが改造手術を受けている「アダー工場」だった。
アダーは熱帯の森の暑さで、サナギが早く羽化することからここに工場を設立したという。
工場でのバトルの最中、アダーは次の赤目甲虫を羽化する。
そこに2匹目の仲間のムシが参戦し、合体技でアダーの虫(ムシキングを使用しているとアクティオンゾウカブト・使用していないとヘルクレスオオカブト)を食い止めた。
ポポは虫を戦いの道具としか見ていないアダーに怒りを覚え、アダーに突っ込むが、アダーは地面に穴をあけ、ポポを突き落とした。
穴に落ちたポポが目を覚ますと、ある異様な光景に目を疑う。そこはテレビなどの家電製品を始めとする無数の粗大ゴミが散乱している森「ごみの森」だった。
アダーはごみの森をポポの墓場とするべく次々と赤目甲虫をけしかける。
戦いのさなか、アダーはごみの森の光景を語り出す。
「お前は何も分かっておらん。ここは人間が作り出した森じゃ。お前ごときにどうすることもできぬ!」
「この木を見ろ。永遠に朽ちることのない木… プラスチックじゃ!」
「プラスチック… 永遠…」
「間違ってる! こんなの森に必要ないよ!!」
ポポはごみの森のおぞましい現実に心が押しつぶされそうになりながらも何とか赤目甲虫を倒した。
その後、アダーはテレビの中に入り、ポポはそれを追うが、テレビの内部は毒液が滴り落ち、更には部品が降ってくる危険地帯だった。
アダーの最後の赤目甲虫を退けたが、同時にテレビが崩壊し始めた。
ムシキングの助け(使用しないと「ほんとうのさいごのおはなし」に行けない)もあってギリギリ脱出に成功したポポは熱帯の森に向かうのであった。
熱帯の森に戻ってきたポポ。
ポポはアダーになぜ悪事をやめないのか問いただすが、アダーは逆にこう語る。
「お前はこの熱帯の森やプラスチックの森を、わしが作ったと思うのか?」
「気づかぬか! この辺りは毎年少しずつ暑くなっているのじゃ!」
「この暑さがこの森の木々を作り出した… わしはそれを利用したのじゃ!」
そして決戦の舞台をアダー工場に移し、アダーは赤目甲虫をけしかける。
工場のサナギがまだ羽化しないことにアダーは苛立ち、サナギに向けて光線を放つ。
「ええい、不甲斐無い!サナギどもよ早く孵らぬか! ぐずぐずするな!」
「はやく出てきて戦うのじゃ!」
「やめて!まださなぎなのに… 死んじゃうよ!」
そして2匹のサナギが羽化するが、羽化したての身体ではうまく戦えない。
ポポはアダーに「まだちゃんと育っていないのに戦わせるな」と言うが、アダーは「かまうものか。変えはいくらでもおるわ!」と全く聞く耳を持たない。
赤目甲虫を倒し、手駒を失ったアダーは工場を手放し、再び姿を消した。
その隙にポポは工場のチューブをすべて抜き、サナギを救出した。
アダー工場を沈黙させた後、パプアキンイロクワガタ(使用していないとその3まで)が現れ、ポポに助けを求めた。
彼の話によると、自分が住む森にも赤目甲虫が現れたという。
ポポはパプアキンイロクワガタの森に向かうが、そこには草木が一本も生えていない砂漠、「さばくの森」が広がっていた。
そこで待ち受けていた赤目甲虫との戦いに突入するが、餌も雌もない場所で戦って何になるのか。
そう感じたポポはこんな無意味な戦いはやめろというが、赤目甲虫は「お前たちを倒す以外、何も考えられない」だという。
赤目甲虫との戦いを制した後、ポポは画面前にいる我々に語りかける。
「この森を何とかしなきゃ。みんな!力を貸して!」
終わりが見えないアダーとの激闘。アダーの改造はついに在来種にも及んでいた。
ポポとムシキングは幾多の甲虫との戦いと交流の末、森の最奥部にある腕利きのムシが行ったまま戻ってこないといわれる遺跡に真の敵がいることを知る。
遺跡に向かった彼らが目にしたものは、なんともう1匹のムシキングだった。
激しい戦いの末、自分自身に勝利したムシキング。
敗れたもう片方はポポ達に「本当の強さは自分自身に勝つこと。自分に勝つことこそが、成長するということだ」と言い残した。
こうしてムシキングは真の強さを手に入れ、「スーパームシキング」に覚醒。
「ポポ、これで最後じゃ。」
「このエクアトリアヌスブルーで二度と邪魔をさせぬよう、倒してやるわ!」
そして、来るアダーとの最終決戦。
彼の正真正銘最後の赤目甲虫「ヘルクレスエクアトリアヌスブルー」との戦いの火ぶたが切って落とされた。
これまで戦ってきたムシとは比べ物にならない驚異的な強さを持つエクアトリアヌスブルーにムシキングはボロボロにされていくが、仲間のムシの協力もあって何とか打ち破る。
アダーは倒れたエクアトリアヌスブルーを無理やり叩き起こすが…
私に命令するな… 私に命令するな……
私はもう、戦いたくはないのだ!!
そう呟いた後、暴走を引き起こし、近くにあった岩を破壊し、破片をポポに飛ばす。
すると、アダーがポポを降り注ぐ破片から庇い、倒れてしまった。
暴走するエクアトリアヌスブルーを止めるため、ムシキングのファイナル必殺が発動。遂に最後の敵を倒した。
アダーとの長い戦いがついに終わった。
ポポの腕の中で今にも息絶えそうなアダーは自らの過去を語った後、ポポ達に謝罪。
アダーはポポに「お前なら息子が愛した森を作ることができるじゃろう。世界は広い。色々なことを知って強くなるのじゃ」と言い残し、光となって天に昇って行った。
改造された赤目甲虫は全て正気に戻り、それぞれが住む森へと帰って行った。
ポポとムシキングはアダーのような哀しき妖精を二度と生み出さないこと、アダーの分まで森を守ると心に強く誓い、森の仲間たちに何も告げず、世界中の森を守る果てしない旅に出るのであった。
◆登場人物&ムシ
CV.進藤尚美
この作品の主人公。
虫たちがたくさん住んでいるとある森に住んでいる妖精。
アダーが操る改造甲虫に仲間の甲虫と共に立ち向かう。
アダーの計画編以降はアニメ版とほぼ同じ姿に成長した。
CV.堀井真吾
もう一匹の主人公。ポポと仲がいいカブトムシ。
名前は「森のムシの中で一番強い」ことから名づけられた。
最初は「冗談はよしてくれ」と名前をあまり気に入っていなかったが、アダーとの最終決戦時は特攻前に堂々と「ムシキング」と名乗るなど、森を守る王者の自覚が芽生えていた。
2005セカンドでカード化し、2006セカンドで究極必殺わざ「スーパーキングトルネードスロー」を会得。初めて究極必殺わざを使えるようになった中型甲虫である。
アダー完結編でアダーの過去、己の本当の強さを知り、『スーパームシキング』に覚醒。
また、ムシキングでバトルすると次に相手が出す手を分かりやすく教えてくれることがある。
【例】
- 最初は必殺わざ「グー」で来るぞ!
- 動きが変だ!こっちの手を読んでいるぞ! 「チョキ」を出したら負けだ!
正体は、アダーの最初の改造手術を受けたカブトムシ。
すなわち改造甲虫第1号にしてプロトタイプ。
それが原因かムシキングは普通のカブトムシよりも赤く、体長も少し大きめの88mm程度(通常版・キング・カブト丸は75mm)に設定されている
CV.佐藤正治
ポポとムシキングの宿敵。
黒いローブをまとった老人のような姿をした妖精。
森を追放されたことに恨みを抱いており、森を自身の手中に収めるため、外国甲虫を改造し、森を
荒らし回っている。
冷酷無慈悲な性格をしており、ムシを自身の野望を達成するための道具としか思っていない。
物語が進むごとに彼の悪行はより過激になっていくが、同時にポポ達に意味深な言葉を投げかける。
アダー登場編の最後でムシキングの突進を受けたためか、復活の森編以降は顔に傷がある姿になる。
【例】
- 自分のものにならないならばと森に火を放ち、一面を火の海にする。
- ポポのムシを庇い、気絶した甲虫を無理やり叩き起こし、洗脳させる。
- サナギに改造手術を施す。
- 熱帯の森に大量のサナギを改造する工場を設立、羽化したばかりの甲虫を無理やり戦わせる。
- アダー完結編からは在来種にも改造を施す。
彼はもともと、森で随一の腕前を持つ心優しい医者だった。
虫や妖精を治していくにつれ「ムシが強ければ傷つかずに済む」と考えた彼は改造の研究に没頭。
その過程で誕生した改造甲虫第1号は、ポポの親友にして森の王者「ムシキング」だった。
その後も甲虫の改造を続けたが、改造甲虫の余りの強さに恐れをなした妖精達によって、森を追放されてしまう。
その後「ごみの森」に流れ着くと、後のアダー完結編のラスボス「ヘルクレスエクアトリアヌスブルー」を始めとする人間に捨てられた外国甲虫がたくさんいた。
彼らは人間の身勝手な行いに怒りを覚えており、アダーも過去に人間が起こした災害により、息子を亡くしていた事から人間に憎しみを抱いていた。
パプアニューギニア島に生息しているクワガタムシ。
初登場は2006DS ~ダイナミックスタンド~。
つよさ100、超必殺わざはエアロキャプチャー。
アダーの計画編の真の最終ステージ「さばくの森」はムシキングとこのムシを使用しないと出現しない。
◆ムシキングオールスターズ
ムシキング研究所の所長にして、ムシキングオールスターズのリーダー。
凄腕のムシバトラーでもあり、バランスタイプの小型甲虫と特殊技を使いこなす。
好きなものは
プロレス、スパゲティナポリタン。苦手なものはトマト。
好きなムシは
グラントシロカブト。他にも
ゴホンヅノカブトやエラフス
ホソアカクワガタも使う。
正体はムシキングチームのディレクター、根布谷朋範氏。CGデザイナーでもあり、当時はCG・ゲームデザイン・ネブ博士とかなり多忙な三重生活だったようだ。
2006ファーストから「ネブ博士と戦う」というモードも実装された。
ブラック博士に洗脳されたブラックマスクもおり、こちらは通常時のネブ博士と異なり大型甲虫(特にヘルクレスリッキーブルーがお気に入り)と特殊技3枚を使ってくる。
ネブ博士の
ライバル。
ムシキング研究所に忍び込み、ネブ博士を倒そうとしているが、毎回返り討ちにあう。ただし、時にはネブ博士を洗脳することもあり、ムシバトル以外では優秀な一面も見られる。
ネブ博士とは対照的に大型甲虫を好んでおり、中でも
アクティオンゾウカブトを愛用している。また、MAXカスタマイズが好きで、逆にとくしゅわざは滅多に使わない。
正体はムシキングの真の生みの親、植村比呂志氏。
さすらいのムシバトラー。
ネブ博士の親友にして、全国のムシバトラーの良き兄貴分。
全国各地を旅し、公式大会を応援している。
好きなムシは
ネプチューンオオカブト。
正体はムシキングチームのリサーチを務めていた西山太郎氏。
かつてはとあるゲームセンターの店長を務めていたが、ムシキングの大会を実況で盛り上げているという噂を聞き付けた植村氏にスカウトされ、今に至る。
この話はGBA&DSソフト『甲虫王者ムシキング グレイテストチャンピオンへの道』に登場する『ニシヤマ店長』の設定の基になっている。
技の伝道師の異名を持つプロレスラー。
ムシキング研究所とプロレスリングノアのコラボにより誕生した。
セコンドはネブ博士が務める。
得意技はミストクラッシュ、アクシズスピン、ストライクバック。
好きなムシはノコギリタテヅノカブト、キプルツヤクワガタ、プラティオドンネブトクワガタ。
毒々しいマスクとコスチュームに身を包んだヒールレスラー。
ムシキング・テリーのライバル。
セコンドはブラック博士が務める。
ムシキング公式大会を盛り上げるレフェリーで、対戦の実況も担当している。
通称「ジャッジマスターズ」
ディグはアダー完結編のテーマソングのボーカルを務めている。
好きなムシはフクチーはアルキデスオオヒラタクワガタ。ディグは
コーカサスオオカブト。
カブトムシをモチーフに開発された
ロボット。
おっちょこちょいで食い意地が張っているが、どこか憎めない。
好きなムシはカブトムシ。
クワガタムシをモチーフに開発されたロボット。
とくしゅ技「あいの力」を好む。
好きなムシは
オオクワガタ。
ミツバチをモチーフに開発されたロボット。
ホットケーキが好物。
最後の力,必殺封じなど、蜂が登場するとくしゅ技を愛用する。
好きなムシは
ヒメカブト。
◆用語
●カード関係
甲虫を呼び出すカード。
属性、名前、イラスト、超必殺わざ、学術名、ムシの簡易な説明文が書かれている。
アダー完結編からは甲虫カードとして扱われ、始めから必殺技を覚えている。
つよさ180以上のムシは大型甲虫に、つよさ160または140のムシは中型甲虫に、つよさ120以下は小型甲虫に分類される。ただし、強さがめちゃくちゃ。
小型甲虫はカスタマイズをしなければ縛りプレイ級になるが代わりに「テクニックが高いのでとくしゅわざの効果が大きい」「究極必殺わざ(スーパーわざ)が使える」などの強みもある。むしろ一部のムシを除いて究極必殺わざが使えない上にとくしゅわざの効果もあまり大きくないつよさ140が一番損をしているかもしれない。
つよさが高いムシほど入手難易度が高く、特につよさ180(銀レア)の入手確率は1.5%程度、つよさ200(金レア)に至っては0.5%程度)である。つよさ160(銅レア)は比較的手に入りやすいが、それでも入手確率は5%程度である。
全部で80種類以上のムシが参戦したが、大型甲虫に該当するものは13種類のみ。アダー完結編を含めても非常に少ない。
階級によって登場時のポポのセリフも異なり、小型甲虫(雑誌付録を除く)は「よし!◯◯だ!」、中型甲虫(ムシキングを除く)は「やった!◯◯だ!」、大型甲虫は「凄いぞ!◯◯だ!」になる。
公式大会に出場する人はだいたいつよさ200のカード(+とくしゅわざ3枚)を(持っていればの話だが)使ってくる。というのもタッグマッチでもない限り、つよさ200のカードを持っているのにわざわざつよさ180以下のカードを使うメリットがほぼ無いため。
こうした事情もあって、「小型甲虫限定」「中型甲虫限定」「2匹のつよさの合計を300以下にすること」などのルールを設ける大会もあった。
ちなみにサイカブト族のムシは全てつよさ140以下。ヒナカブト族に至ってはバックレイコフキカブトとアダー完結編で登場したフンボルトヒナカブトだけでどちらも強さ100となっている。
続編の新甲虫王者ムシキングでは大型甲虫相当の甲虫が大幅に増えており、旧作で小型甲虫や中型甲虫だった甲虫の一部も大型甲虫相当に昇格している。
必殺技はグー。バランスタイプ。肩書は「南米の巨人」
体が黒いタイプの
ゾウカブトの最大種で、世界一重いカブトムシ。
初期は「ガンガンスマッシュ」を超必殺わざとしていたが、2005ファーストプラス以降は「サマーソルトプレス」に変更。
「ガンガンスマッシュ」が超必殺わざのアクティオンは排出期間が短く約1年間しか登場していないので貴重。
2006セカンドとダイヤモンドブルーではアダーコレクション(超必殺技サマーソルトプレス)が排出されていた。
また、2003秋バージョンでは敵専用でディフェンスタイプのアクティオンも登場している。
ブラック博士が好きなムシの一つ。
2006ファースト(アダーの計画編)では続きのお話のその4のつくられたムシたちの敵ムシを倒したときにムシキングを使っているとこいつになる。
「ポポの冒険編」の第2話ではラストボスを務めた。
なお新甲虫王者ムシキングではギラファやヘルクレスに遅れをとった分極めて優秀なステータスで実装されており、最終弾にて更なる強化が施されたりと同作で最も優遇されたムシの1つと言える。
ちなみに近縁種のラミレスゾウカブトは続編を含めて参戦しない。
必殺技はグー。肩書は「アフリカの宝石」
こんな名前だが他のツヤクワガタ(オドントラビス属)とは全く別の種類。そのため正式和名は「
タランドゥスオオツヤクワガタ」。
ゲーム中ではアタックタイプとなっているものの、実はヒラタクワガタやフタマタクワガタほど凶暴な種類ではない。ただし、いざ戦いになると恐ろしいほどの闘争心を発揮する。また、メンタルがとても強く、自分から身を退くことは滅多に無い。
初期は「
ヒャクレツケン」を超必殺技としていたが、フォレストグリーン以降は「
バッファロークラッシュ」に変更。
つよさ180かつ必殺技グーのムシの中にスーパーアタックタイプがいないことから、グーの攻撃力が単独1位を誇るムシとして人気が高かった。
体長が10cmにも満たないにもかかわらず、強さが200に設定されているため、強さが過大評価されている甲虫の1種。「グーが必殺わざ・強さ200のクワガタムシ」は「スマトラオオヒラタクワガタ」にするべきであっただろう。
続編の新甲虫王者ムシキングでは亜種のレギウスツヤクワガタが参戦している。
ちなみに続編では何故かタランドゥスの性格がディフェンスタイプに変更されている。
必殺技はチョキ。肩書は「世界最大のノコギリ」。プロソポコイルス属(ノコギリクワガタ属)で唯一の大型甲虫。
世界最大のノコギリクワガタ。大顎が非常に長いため挟む力はあまり強くないと思われがちだが、内歯の破壊力はパラワンヒラタに匹敵するレベルとされる。
ゲーム中での設定はアタックタイプとなっているが、実際にはそれほど好戦的な種類ではないのだとか。
初期は「ブルロック」を超必殺技としていたが、2005セカンドプラス以降は「G・ネックブリーカー」に変更。
続編の新甲虫王者ムシキングでは赤い体のギラファケイスケレッドも参戦している。
必殺技はチョキ。肩書は「偉大なる大アゴ」
世界最大のフタマタクワガタ。
初期は「クロスダイブ」を超必殺技としていたが、5周年コレクションカード第2弾では「マンディブクラッシュ」に変更された。
2005セカンドと3億枚突破記念ではアダーコレクション(超必殺わざクロスダイブ)が排出されていた。強さ160以上では初のアダーコレクションである。
なおゲーム内ではギラファとの差別化を図るためにバランスタイプに設定されたが、実際のマンディブラリスは非常に凶暴な性格をしている。しかし気が弱い一面もあり、激しいカウンターを受けたり戦いが長引いたりすると自分から身を退くことも多い。
必殺技はパー。バランスタイプ。肩書は「伝説の巨大甲虫」
世界最大・最強のカブトムシで、ディナステス属(ヘルクレスオオカブト属)の代表種。
初期は「ローリングドライバー」を超必殺技としていたが、2006ダイナミックスタンド以降は「ヘルクレススパイラル」に変更。
2007ファーストでは羽が黒いバージョンのヘルクレスも登場している。
また、2003秋バージョンでは敵専用でディフェンスタイプのヘルクレスも登場した。
「甲虫王者 ムシキング パーフェクトガイド2008」ではこいつとヘルクレススパイラルが一体化した巨大なカードが付録として登場。
グラフィックは初期はヘルクレスリッキーに近いものだったが、復活後は原名亜種(ヘルクレス・ヘルクレス)に近いものに変更された。
2006ファースト(アダーの計画編)では続きのお話のその4のつくられたムシたちの敵ムシを倒したときにムシキングを使っていないとこいつになる。
新甲虫王者ムシキングではアタックタイプに変更された。
必殺技はパー。ヘルクレスの亜種リッキーの上翅が青白い個体。肩書は「青き伝説甲虫」
超必殺技は「アースクエイクスロー」。
それほど気性が荒いムシでは無いのだが、ヘルクレスとの差別化を図るためにアタックタイプとなっている。
2006ファーストと2006夏ネイチャーではアダーコレクションが登場。
こいつとヘルクレスの組み合わせはタッグマッチにおいてつよさ200同士のペアで唯一相性が△にならないことから人気が高かった。(ただしつよさの合計が300を超えているため◎にもならなかったが)
「ポポの冒険編」の第1話ではラストボスを務めた。
2023年7月に発売された「ゲーム誕生20周年」を記念した雑誌では、初登場した2004セカンドプラス当時の復刻版が付録として登場。大型甲虫で雑誌の付録になったのはこいつと2008年のヘルクレスオオカブトのみ。
必殺技はグー。東南アジアに生息する世界最大のオオクワガタ。肩書は「最強のオオクワ」
ただしリアルでは同じドルクス属(オオクワガタ属)のパラワンオオヒラタクワガタやスマトラオオヒラタクワガタなどには体格・強さともに劣る。
超必殺技は「ガンガンスマッシュ」。
つよさ180で純粋なディフェンスタイプのムシはこいつだけ。
2006夏ネイチャーとダイナミックスタンドではアダーコレクションが登場。
なおカードの説明文では「用心深い性格をしている」と書かれているが、実際には外国産オオクワガタの中でも気性が荒い方の甲虫である。(なので続編の新甲虫王者ムシキングではバランスタイプとなっている。)
タッグマッチではパラワンヒラタと組むことで「大型甲虫同士で相性◯」にできる。
必殺技はグー。バランスタイプ。肩書は「黄金の鎧」
超必殺技は「ヒャクレツケン」。
黄金に輝く体が魅力的で人気が高いムシだが、2005ファーストから5周年コレクションカード第1弾までの約3年間カードが排出されず、5周年コレクションカード第2弾で復活した。
なおリアルのオウゴンオニクワガタはそれほど大きなムシでも強いムシでもないため、ゲーム内では過大評価されているムシの一つである。なお、カードに記載されている体長は本作で強さ160以上の甲虫を全種下回る。
必殺技はグー。アタックタイプ。肩書は「最強の軍神」
アクティオンと並ぶ黒いゾウカブトの大型種。
超必殺技は「マルスハンマー」。
2006セカンドで初登場し、つよさ180のムシの新規参戦はこいつが最後である。
ゲーム内ではアクティオンより階級が1ランク低いが、実際ではアクティオンと肩を並べる実力の持ち主。またゾウカブトにしては好戦的な性格をしていることでも有名。
タッグマッチではアクティオンと組ませることで大型甲虫同士で相性◯にできる。
新甲虫王者ムシキングではバランスタイプに変更された。
必殺技はチョキ。肩書は「怪力甲虫」
ドルクス属(オオクワガタ属)の最大種で、日本のヒラタクワガタとは亜種関係にある。超必殺技は「ブルロック」。
元々アタックタイプとして登場したが、2005セカンド以降はスーパーアタックタイプに変更された。
スーパーアタックタイプのパラワンヒラタはギラファノコギリと並びチョキの攻撃力が(わざカード無しの場合の)最高値110を誇るムシ。特に超必殺わざを装備した場合は(とくしゅわざによる加算を除いた場合の最高値である)120まで上昇する。
なおアタックタイプのパラワンヒラタは2003秋第2弾と5周年コレクションカード第1弾でしか排出されていないため貴重である。
初期は日本のヒラタクワガタを相似拡大したような見た目だったが、復活後はグラフィックが変更された。
ダイヤモンドブルーとフォレストグリーンではアダーコレクション(スーパーアタックタイプ)が登場。しかし次のバージョンが2007夏シャイニングだったため、ドルクス属だったこいつは例外的に排出を許されている
ゲーム内で過小評価されているムシの代表格で、実際では強さ200で登場したクワガタムシを凌ぐ実力の持ち主。
なお、スマトラオオヒラタクワガタはアダー完結編になっても登場しなかった。(しかし続編の新甲虫王者ムシキングにはつよさ200相当、必殺技グーのムシとして参戦している)
必殺技はチョキ。バランスタイプ。肩書は「華麗なる巨人兵」
羽に派手な色が付くタイプのオドントラビス属の最大種。インド南部の熱帯雨林にしか生息せず、しかもトラなどの生息域でもあり採集に行くのが危険であるため、希少価値が高い。
超必殺技は「クロスダイブ」。
旧作ではゲーム内に登場するオドントラビス属の最強種だった。
「ザックの冒険編」には固有名詞付き甲虫の「ブルックス」も登場したが、カード化されなかった。
新甲虫王者ムシキングではアタックタイプとなっている。
必殺技はパー。カルコソマ属の最大種で、アジア最大のカブトムシ。世界一凶暴なカブトムシとしても有名。肩書は「アジア最強のカブトムシ」
超必殺技は「ローリングドライバー」。
元々アタックタイプとして登場したが、2006ファースト以降はスーパーアタックタイプに変更された。
リッキーブルーと並びパーの攻撃力が(わざカード無しの場合の)最高値110を誇るムシ。特に超必殺わざを装備した場合は(とくしゅわざによる加算を除いた場合の最高値である)120まで上昇する。
初期と復活後ではグラフィックが大きく異なり、初期は同属のアトラスオオカブトを相似拡大しような見た目だったが、復活後は光沢が強調されて区別がつきやすくなった。
タッグマッチではタッグ相性◎になる相手が存在せず、タッグ相性◯になる大型甲虫も存在しないため少々肩身が狭い。一応、モーレンカンプまたはアトラスとは「強さの合計値320以上かつ相性◯」になるので、同属の甲虫が他にいないタランドゥスやオウゴンオニよりはマシだが…。
なお「つよさ180かつ必殺技がパー」の甲虫はバランスタイプが存在しないため、性格無しのコーカサスが実質的にバランスタイプとして機能していた。
2005セカンド(復活の森編)ではラストボスとして改造コーカサスオオカブトが登場。
パラワンヒラタと同様に過小評価されているムシの一つで、実際ではヘルクレスと並ぶ世界最強のカブトムシである。
もっとも、アニマルカイザーやどうぶつの森などの「ヘルクレスオオカブトとともに登場する作品」では大概2番手として扱われるが。
ジャッジマスター・ディグが好きなムシの一匹。
必殺技はパー。スーパーディフェンスタイプ。肩書は「ボリビアの秘宝」
ネプチューンオオカブトに近い仲間だが、ネプチューンに比べてやや小柄で角が短い。超必殺技は「
S・A・S」。
つよさ200のムシの中にディフェンスタイプが存在しないため、体力(HP)が最高値の220を誇った唯一のムシである。その反面、攻撃力は大型甲虫とは思えないほど低い。
3億枚突破記念と2005セカンドプラスではアダーコレクションが登場。
続編の新甲虫王者ムシキングではパラワンオオヒラタクワガタやコーカサスオオカブトなどを抑えてつよさ200相当のムシとして参戦した。
必殺技はグー。バランスタイプ。肩書は「ビロードの重戦車」
体毛が生えたタイプのゾウカブトの最大種で、同属のアクティオンと並んで世界一重いカブトムシ。超必殺技は「ドラゴンアタック」。
3億枚突破記念でアダーコレクションが登場し、2005セカンドプラスをもって一旦排出を終了した。その後、フォレストグリーンで復活し、究極必殺技「スーパードラゴンアタック」を習得した。フォレストグリーンにはアダーコレクションは再収録されていないが、アダーエレファスでも究極必殺わざは使える。
アダーコレクションや究極必殺技の存在から、つよさ160のムシの中では比較的存在感が大きい。
性格がおとなしいという難点はあるが、カードに「世界一重いカブトムシ」と記載されている体格を考慮するとゲーム内では過小評価されていると言える。もっとも、強さ160で登場した甲虫の大半は強さが過小評価されているのだが。
アダー完結編の最終弾ではアクティオンやマルスを差し置いて「世界で最も重いカブトムシ」として参戦した。
新甲虫王者ムシキングでは亜種のメキシコゾウカブト(キタゾウカブト)が参戦している。
必殺わざはグー。スーパーアタックタイプ。肩書は「ハーレムプリンス」
ヒラタクワガタの中でも随一の凶暴性を誇る。一方で自分より明らかに格上の相手に対しては戦いを挑まないという臆病な一面もみられる。
超必殺わざは「コンプリートスマッシュ」。
アダー完結編で究極必殺わざを使えるようになった。
2006セカンドとダイヤモンドブルーではアダーコレクションが排出されていた。
ジャッジマスター・フクチーが好きなムシの一匹。
つよさ160の甲虫の中でも人気の高いムシだったが、続編の新甲虫王者ムシキングには最後まで参戦しなかった。
必殺技はグー。肩書は「リオの魔術師」
同属のエレファスとの差別化を図るためにディフェンスタイプになっている。
超必殺技は「バーニングバースト」。
必殺技はチョキ。アタックタイプ。肩書は「アジアの凶器」
学術名からパリーフタマタクワガタと呼ばれる事のほうが多い。同属のマンディブラリスと同様にこいつも凶暴である。
超必殺技は「ローリングクラッチホールド」。
なおカード化はされなかったが、DSソフトではある特殊な裏技を使えば究極必殺わざ「スーパーローリングクラッチホールド」を使う事も出来た。
また、アダー完結編では通常排出のカードで究極必殺わざを使う事が出来るようになった。
必殺技はチョキ。肩書は「魅惑のツートンカラー」
体色が美しく、オドントラビス属の中でも人気が高いムシ。超必殺技は「デビルスリーパー」。
ゲーム内ではバランスタイプとなっているが、リアルでは結構気性が荒い。
2006夏ネイチャーとダイナミックスタンドではアダーコレクションが登場。
必殺技はチョキ。肩書は「美しきシカヅノ」
シカクワガタの最大種。超必殺技は「ローリングクレイドル」。
ゲーム内ではディフェンスタイプとなっているが、実際には結構気性の荒いムシである(そのためか続編の新甲虫王者ムシキングではアタックタイプに変更された)。ただしフタマタクワガタと同じで気が短く、戦いが長引くのは嫌いらしい。
必殺技はチョキ。スーパーアタックタイプ。肩書は「革命の刃」
体色が地味なタイプのオドントラビス属の最大種。超必殺技は「サイズ」。
2006セカンドで初登場したことから知名度が低いが、実はパラワンヒラタと並ぶクワガタ最強候補の一つ。
強さが過小評価されていたため、前述のとおり状況がやや限定的であるものの、究極必殺わざの有無で「セアカフタマタクワガタ」の劣化版気味になっている。
アダー完結編の最終弾ではブルマイスターを差し置いて「世界最大のツヤクワガタ」として参戦した。
必殺技はパー。バランスタイプ。肩書は「幻の巨神」
同属(ディナステス属)のヘルクレスと並ぶ世界最大級のカブトムシ。
超必殺技は「
サイドスクリュースロー」。
アダー完結編で究極必殺わざと使用できるようになった。
映画「グレイテストチャンピオンへの道」ではラストボスとして「ダークサイド・ネプチューン」が登場した。
肩書は「ダークサイドの使者」。超必殺技は「ダークサイドスクリュースロー」。
DS版「GCへの道」「GCへの道2」でパスワードを入力することで手に入るが、アーケード版には登場しない。
こちらもリアルでの体格を考慮するとゲーム内では過小評価されていると言える。(ヘルクレスはおろか、近縁種でネプチューンより小柄なサタンオオカブトよりも階級が低くなっている)
続編の新甲虫王者ムシキングではヘルクレスやリッキーブルーと並ぶつよさ200相当のムシとして参戦した。
また、亜種のローチオオカブトがつよさ160相当のムシとして新規参戦している。
必殺技はパー。アタックタイプ。肩書は「ボルネオの守護神」
コーカサスやアトラスと同じカルコソマ属で、ボルネオ島にしか生息していない。カルコソマ属にしては細身な体が特徴だが、そのせいで迫力に欠けるとされ、人気はコーカサスやアトラスほど高くないと言われている。超必殺技は「サイクロンホイップ」。
ダイヤモンドブルーとフォレストグリーンではアダーコレクションが登場。
続編の新甲虫王者ムシキングでは「アタックタイプでありながら体力が高い」という特徴を持っていた。
必殺技はパー。ディフェンスタイプ。肩書は「伝説継承」
シロカブトの最大種だが、体長は同属のヘルクレスの半分くらい。アダー完結編では強さ140程度に降格された。
超必殺技は「ダ・ブエルタ」。
続編の新甲虫王者ムシキングでは「ディフェンスタイプでありながら攻撃力が高い」という、モーレンカンプとは対照的な特徴を持っていた。
また、亜種のマヤシロカブトも参戦している。
ちなみにヒルスの亜種のモロンシロカブト(モロンオオカブト)は参戦しなかった。
必殺技はパー。バランスタイプ。肩書は「伝説甲虫外伝」
2007夏シャイニングで初登場した比較的小柄なヘルクレスの亜種。超必殺技は「T4」。
2007ファーストでは羽が黒いオキシデンタリスが登場。
ヘルクレスの亜種の中では比較的好戦的な性格をしていることで知られており、そのため実際では(原名亜種、リッキー、エクアトリアヌスと並ぶ)カブトムシ最強候補と名高い。実際、こいつがつよさ160という微妙な立ち位置で参戦したことを残念がるファンも多かった。何より上記のネプチューンとのステータスの違いが超必殺わざだけだったため、これだったら「スーパーサイドスクリュースロ―」を登場させたうえでネプチューンオオカブトを復活させるべきだったという意見が多い。
新甲虫王者ムシキングでも強さ160相当のままではあったものの、同作の「覚醒」システムと同時に実装されて強さ200相当へ早々に昇格。性能も最強クラスでアクティオンゾウカブトに匹敵する破格の待遇を受けた。
必殺わざはパー。バランスタイプ。肩書は「甲虫の王者」
日本の在来種の中では最もつよさが高い。究極必殺わざは「スーパーキングトルネードスロー」。
キャラクターについては上記参照。
アダー登場編では「最後の決戦」専用のムシだったが、2005セカンドから正式にカード化。
アダー登場編と2005セカンド以降ではデータが異なる。もっとも、アダー登場編ではカブトムシ(つよさ120)と同じ「スーパートルネードスロー」を究極必殺技としておりテクニックもつよさ120のムシと同等になっているため、そのままカード化しようものならゲームバランスが崩壊するが。
アダーの計画編では「本当の最後のお話」まで進むために必須のカードとなっている。
カードのデザイン(背景)は他のこの階級の銅色とは異なり、青色と緑色の2種類が存在する。
また登場時のポポのセリフも他の中型甲虫と異なる。アダー登場編では「よし!ムシキング!行こう!」、2005セカンドでは「ムシキング!無事だったの!?」、2006ファースト以降は「ムシキング!ムシキングが来てくれた!」になる。
5周年コレクションカード第1弾までのカードの説明文はカブトムシと全く同じものになっている。ただしアダー完結編では専用の説明文になっている。
2005セカンド以降はほとんどのバージョンでカードが収録されている。逆に収録されなかったのは2007夏シャイニング、5周年コレクションカード第2弾、アダー完結編第3弾である。
また、アダー完結編最終弾では大幅に強化された「スーパームシキング」(後述)が登場している。その代わり、通常版のムシキングが収録されていない。
必殺技はグー。ディフェンスタイプ。肩書は「日本の
英雄」
日本のクワガタムシの中で最も人気が高く、英語版では「Japanese Stag Beetle」の名称で登場した。ヒラタクワガタや
コクワガタなどと同じドルクス属。
初期の超必殺技は「ドラゴンアタック」。
2006夏ネイチャーをもって一旦排出を終了した。その後フォレストグリーンで復活し、超必殺技が「タツマキ」に変更。
同時に究極必殺技「スーパータツマキ」も習得した。(変更前のカードであれば「スーパードラゴンアタック」が究極必殺わざになる)
クワ王が好きなムシの一匹。
初期の性格無し(実質バランスタイプ)のオオクワガタ(ドラゴンアタック)は、「バランスタイプの強さ140甲虫」で唯一、究極必殺わざが使えるカードとなっていた。一応、没データを含めても良いなら初期のミヤマクワガタ(ローリングクラッチホールド)も該当する。
必殺技はグー。ディフェンスタイプ。肩書は「天上将星」
日本のオオクワガタの亜種。究極必殺わざは「スーパータツマキ」。
正式参戦ではなくDSソフトの特典カードである。ちなみにDSソフトではお笑いタレントの石塚英彦が声を担当している。
新甲虫王者ムシキングには未登場で、後述の固有名詞付き虫を除けば唯一超必殺わざが流用されたままとなっている。
必殺技はグー。ディフェンスタイプ。肩書は「神の王子」
超必殺技は「バックスピンブロー」。
大顎に変わった内歯を持ったヒラタクワガタ。
究極必殺技を持たないため、同属(ドルクス属)で超必殺技以外のステータスが全く同じオオクワガタやホペイの完全下位互換になってしまった残念な甲虫。
必殺技はグー。肩書は「ブラジルの謎」
ゲーム内に登場するゾウカブトの中で最も階級が低い。その代わり、タッグマッチではエレファスゾウカブトとの相性が◎になる唯一の甲虫となっている。
超必殺わざは「サブマリンアタック」。
アダー完結編で究極必殺わざを使用できるようになった。
ゾウカブトにはケドローサヒメゾウカブトやテルシテスヒメゾウカブトなどの強さ100相当の甲虫もいるが、登場しなかった。
アタックタイプとなっているが、それほど気性が荒いムシではなく、同属のエレファスと同様に温厚な性格をしている。
ちなみにリアルでのアヌビスは個体数が少なく、アクティオンやエレファスなどの比ではないほど希少価値が高いムシなのだとか。
必殺技はグー。バランスタイプ。肩書は「猛進戦車」
超必殺技は「
G・G・ラッシュ」。
アフリカに生息する世界最大級のサイカブト。実は
沖縄県に生息するヒサマツサイカブトとは同属である。
名称の関係でカンターゴカクサイカブトやマンディブラリスミツノサイカブトと同属に思えるかもしれないが、これは属の上位分類である「サイカブト族」の事。
必殺技はチョキ。アタックタイプ。肩書は「迫力顔面」
初期の超必殺技は「ローリングクラッチホールド」。
2005夏限定をもって一旦排出を終了した。その後2007ファーストで復活し、超必殺技が「シンザンキョウ」に変更。同時に究極必殺技「スーパーシンザンキョウ」も習得した。(変更前のカードであれば没データだが「スーパーローリングクラッチホールド」も使うことができる)
ちなみにアダーコレクションは超必殺わざがローリングクラッチホールドのもののみ存在し、シンザンキョウバージョンのアダーミヤマクワガタは存在しない。
なおルカヌス属(ミヤマクワガタ属)はつよさ160以上の甲虫が存在しない。ただし続編の新甲虫王者ムシキングには、旧作でいう大型甲虫相当のジュダイクスミヤマクワガタが参戦している。
必殺技はチョキ。肩書は「足長甲虫」
南米で一番有名なクワガタムシ。
超必殺技は「デビルスリーパー」。
ゲーム内ではバランスタイプとなっているが、実際にはきわめて凶暴な性格(それもヒラタクワガタやフタマタクワガタを凌ぐほど)をしている。
学術名(キアソグナトゥス・グランティ)からグラントチリクワガタと呼ばれることもあるが、タッグマッチでグラントシロカブトと組み合わせても相性◎にはならない。一部の攻略本では「相性◎の組み合わせの例」として「コガシラクワガタ+グラントシロカブト」と評価されている。また、種小名もアルファベット表記だと一致しない。
必殺技はチョキ。ディフェンスタイプ。肩書は「初老の皇帝」
超必殺技は「アンデストラップ」。
アダー登場編では何故か敵のフェイスタメルはバランスタイプだった。
必殺技はチョキ。ディフェンスタイプ。肩書は「ワインレッドファンタジスタ」
超必殺技は「ターンアンドターン」。
ゲーム内に登場するフタマタクワガタで最も階級が低いが、その代わりタッグマッチではセアカフタマタクワガタとの相性が◎になる。
カードの解説では「フタマタクワガタの中では温厚な性格」と書かれているが、実際にはこいつもマンディブラリスやセアカ並みに凶暴。
必殺技はチョキ。アタックタイプ。肩書は「マッドボルケーノ」
超必殺技は「VTブレイク」。
ゲーム内では微妙な階級になってしまったが、実際はオドントラビス属の中でも大型甲虫に分類される種である。(そのためか、続編の新甲虫王者ムシキングではブルマイスターやラコダールと同じくらいのつよさに昇格している。)
また、非常に気性が荒いため、「フェモラリスオニツヤクワガタ」「アカアシオニツヤクワガタ」と呼ばれることもある。
必殺技はパー。アタックタイプ。肩書は「アジアンファイター」
コーカサスやモーレンカンプと同じカルコソマ属。
超必殺わざは「
サイドスクリュースロー」。アダー完結編で究極必殺わざを使用できるようになった。
ゲーム内では中型甲虫として扱われているが、リアルではフィリピン産のアトラスはコーカサスに匹敵する大きさになることもあるのだとか。(そのためか、続編の新甲虫王者ムシキングではコーカサスと同格のつよさに引き上げられた。)
ちなみにカルコソマ属にはつよさ120相当のエンガノオオカブトもいるが、最後まで参戦しなかった。2004年に日本人が発見したばかりだったというのもあるかもしれないが。
必殺技はパー。バランスタイプ。肩書は「アフリカの原石」
アフリカ最大のカブトムシだが、その割に存在感が薄い。
『
仮面ライダーカブト』の
劇場版に登場する
仮面ライダーケタロスのモチーフになった虫である。
超必殺技は「サイクロンホイップ」。
必殺技はパー。ディフェンスタイプ。肩書は「静かなる鬼神」
トウモロコシが大好き。カードの説明文に「トウモロコシ畑の害虫」と書かれていたかわいそうな甲虫でもある。流石にセガ側もまずいと思ったのか、続編の新ムシキングでは「トウモロコシ畑を荒らすヤンチャ者」という説明文に変更された。
超必殺技は「ダイブボンバー」。
エウパトルス属(ゴホンヅノカブト属)で最もつよさが高いムシであるが、実際にはゴホンヅノカブト(つよさ120)などと比べても特別に大きいわけではない。
必殺技はパー。バランスタイプ。肩書は「南米のパティシエ」
超必殺技は「ホットケーキミラクル」。
南米に生息する大型のサイカブト。
脚が短いので木に登ることが出来ず、角の形状的に相手を投げ飛ばすことも苦手なため喧嘩は弱い。
必殺技はグー。バランスタイプ。肩書は「奇跡のツノ」
究極必殺わざは「スーパーダンガン」。
同属のムシが多いためタッグマッチでは人気が高い。後述の「熱血コンビ」を除けばグーが必殺わざの中では唯一必殺わざがパーの虫と組めばタッグ相性◎になれる。ただしこの属にはつよさ160以上のムシが存在しないので要注意。
「ザックの冒険編」には固有名詞付き甲虫の「リボルバー」も登場したが、カード化されなかった。
続編の新甲虫王者ムシキングでは旧作でいう強さ160相当にまで出世した。また、必殺技がパーに変更された。
必殺技はグー。ディフェンスタイプ。肩書は「無骨な小兵」。
究極必殺技は「スーパーローリングスマッシュ」。アダー完結編では「スーパーアンダーワールド」に変更された。
中国や東南アジアなどに分布する小型のサイカブト。木登りが苦手なので地面に潜って生活している。
ゲーム内に登場するサイカブトとしては最も古くから参戦しており、2003年春から参戦している唯一の「真性カブトムシ族以外のカブトムシ」でもあった。
DSソフトでは「スーパーローリングクラッチホールド」と同じ方法を使えば赤い体のメンガタカブトを使うこともできるが、ステータスは通常のメンガタカブトと全く同じ。
必殺技はグー。アタックタイプ。肩書は「短くも恐ろしき大アゴ」
究極必殺技は「スーパーハヤテ」。
マルバネクワガタ属の代表種。
オスでもあまり大顎が伸びないのが特徴で、メスとの区別が難しく「ザックの冒険編」ではザックが「一瞬メスかと思った」とコメントするほど。
必殺技はグー。バランスタイプ。肩書は「怪力ペンチ」
究極必殺技は「スーパーモールアタック」。
ノコギリクワガタにしては顎が短く、その分横幅があってガッチリとした体格が特徴。
必殺技はグー。バランスタイプ。肩書は「クレイジーモンキー」。
究極必殺技は「スーパーモンキーシュート」。
オドントラビス属の小型種で、短歯型のみが存在する。体は小さいが大顎がニッパー並みに太くなるため挟む力は大型のヒラタクワガタ並みに強いのだとか。ちなみにムシキングには登場していないがカステルナウディツヤクワガタの短歯型個体は大型のヒラタクワガタよりも挟む力が強いと言われている。
新甲虫王者ムシキングではつよさ100相当に降格。また、名前から下ネタを連想させてしまう可哀想なムシでもある。種小名は「ラティペンニス」なのだが…
必殺技はグー。アタックタイプ。肩書は「勝利の貴公子」
究極必殺技は「スーパーウイニングショット」。
小柄だが、外国産オオクワガタの中では比較的気性が荒いとされている。また、「リツセマオオクワガタ」と呼ばれることもある。
ドルクス属の甲虫だが5周年コレクションカード第2弾で初登場したため、2007夏シャイニングではカード化されなかった。
必殺技はグー。ディフェンスタイプ。肩書は「五角形モンスター」。
究極必殺技は「スーパーD・H・B」。
五角形の胸角を持つことが名前の由来。ちなみに「ゴカクサイカブト」という名前ではあるが、サイカブト族ではなくマルカブト族に分類され、「カンターゴカクマルカブト」が正式な名前。
必殺技はグー。アタックタイプ。肩書は「ダンシングビート」。
究極必殺技は「スーパーヘッドスピンラッシュ」。
特徴的な3本の胸角を持つがこれを動かすことができないため、押し合うような喧嘩しかしない。
必殺技はチョキ。アタックタイプ。肩書は「ノコをもつサムライ」
究極必殺技は「スーパーランニングカッター」。
同属のファブリースノコギリクワガタとのペアはタッグマッチにおいて「120SAWS」というタッグ名を使うことが出来る。
必殺技はチョキ。アタックタイプ。肩書は「ステルス戦士」
究極必殺技は「スーパーカワセミハッグ」。
同属のムシが多くその中にはつよさ160以上のムシもいるためタッグマッチにおいては人気が高いムシの一つ。
なおカードの説明文では「普段はおとなしい」と書かれているが、実際のヒラタクワガタは日本産クワガタの中でも凶暴であることで有名。
ロケテスト版ではつよさ140だったが、実装の際につよさ120に降格してしまっている。
雑誌付録でスーパーアタックタイプの赤い体のヒラタクワガタも存在する。ただし、タッグマッチでは通常版のヒラタクワガタとの併用は不可。
ちなみに本土以外に生息する亜種(ツシマヒラタクワガタなど)は参戦していない。
必殺技はチョキ。ディフェンスタイプ。肩書は「赤足の仕事師」。
究極必殺技は「スーパーフォレストブリッジ」。
オドントラビス属のマイナー種でありWikipediaに記事が存在しない他、Googleで画像検索すると実物よりもムシキングカードの方が目立ってしまうほど。
続編の新甲虫王者ムシキングでは何故かつよさ160相当にまで出世している。
必殺技はチョキ。バランスタイプ。肩書は「華麗な流れ星」。
究極必殺わざは「スーパーミストクラッシュ」。
インペリアリスと同様にオドントラビス属の中では知名度が低い種類である。
ムシキング・テリーが好きなムシの一匹で、アダー完結編に登場したムシキングテリースペシャルのカードでは「スーパージェネシス」が究極必殺わざとなっている。
必殺技はチョキ。肩書は「南洋の錬金術師」
同属の国産ノコギリクワガタとの差別化を図るためにディフェンスタイプとなっている。
究極必殺技は「スーパーアクセルグライド」。
必殺技はチョキ。スーパーアタックタイプ。肩書は「森の魔術師」
究極必殺技は「スーパーグリーンアロー」。
スーパーアタックタイプであるため攻撃力は同属のラコダールと同じ。さらにテクニックが高いため、技カードでの強化値がラコダールより大きいのが魅力。ただしその代わり体力(HP)が低いため要注意。
必殺技はチョキ。ディフェンスタイプ。肩書は「あまみの奇跡」
究極必殺技はヒラタクワガタと同じ「スーパーカワセミハッグ」。
映画「闇の改造甲虫」では主人公を務めた。劇中では臆病者という設定(でゲームでもディフェンスタイプ)だったが、実際は攻撃的な性格をしている。
あくまでゲスト枠としての参戦のためアダーコレクションは本来存在しないものの、DSソフトで裏技を使えば赤目甲虫にすることも可能。
続編の新甲虫王者ムシキングでは正式参戦を果たし、必殺技がグーに変更された。
必殺技はチョキ。バランスタイプ。肩書は「闘将飛龍」
究極必殺技は「スーパーゲキオリ」。
ゲーム内では小型甲虫扱いだが、実際には外国産ミヤマクワガタの中でも大型の部類に入る(そのため続編の新甲虫王者ムシキングではつよさ160相当にまで出世した)。
必殺技はパー。アタックタイプ。肩書は「甲虫の王者」
究極必殺技は「スーパートルネードスロー」。
ムシ王が好きなムシの一匹。
通常版のカブトムシの他にも固有名詞付き甲虫が3種類(ムシキング、キング、カブト丸)存在するが、これは全甲虫で最も多い。また、固有名詞付き甲虫と通常版カブトムシはタッグマッチで併用でき、タッグ相性も◎になる。
なおムシカードをスキャンしなかった場合に登場するカブトムシは、こいつとは必殺わざと超必殺わざ(究極必殺わざ)以外のパラメーターが「つよさ100、性格なし(実質バランスタイプ。ただし、性格なしのムシカードもあるが)、タッグマッチにおいてはどのムシと組み合わせても必ず相性△になってしまう」と大きく変更される。
必殺技はパー。バランスタイプ。肩書は「いぶし銀の戦士」
究極必殺技は「スーパーサイドロックボム」。
同属のムシが多いため、タッグマッチではよく使われる。
必殺技はパー。バランスタイプ。肩書は「たよれる胸角」。
究極必殺技は「スーパーダイシャリン」。アダー完結編では「スーパーハムスターホイール」に変更された。
南米に生息する小型のサイカブト。ヒルタスヘラヅノカブトやヒルトゥスケブカヒサシカブト(小学館の図鑑NEOではこの表記)などと呼ばれることもある。
ゲーム内に登場するサイカブトとしてはメンガタカブトに次いで2番目に古く、2003年秋第2弾から参戦している。
必殺技はパー。ディフェンスタイプ。肩書は「ミラクル・トライアングル」。
究極必殺技は「スーパートリプルスープレックス」。
ゴホンヅノカブトに近い仲間とされるが、タッグマッチでは相性◎にならない。
新甲虫王者ムシキングではつよさ100相当にまで降格させられてしまった。
必殺技はパー。アタックタイプ。肩書は「ダイヤモンドホーン」
究極必殺技は「スーパーカザグルマ」。
ノコギリタテヅノと同じゴロファ属。学術名からクラヴィゲールタテヅノカブトとも呼ばれる。
必殺技はパー。肩書は「ミステリアス・ペンタゴン」
究極必殺技は「スーパーエメラルドフロージョン」。
ゴホンヅノカブトの亜種。
それほど好戦的な甲虫ではなくむしろ臆病なくらいなのだが、何故かアタックタイプになっている。
必殺技はパー。ディフェンスタイプ。肩書は「怒れる神風」。
究極必殺技は「スーパーフウジン」。
必殺技はグー。バランスタイプ。肩書は「神秘のクワガタ」
究極必殺技は「スーパーダンガン」。
アフリカ大陸に生息する小型のクワガタである。
必殺技はグー。ディフェンスタイプ。肩書は「みんなのアイドル」
究極必殺技は「スーパーローリングスマッシュ」。
同属のアカアシクワガタとのペアはタッグマッチにおいて「ジャパニーズスーパージュニア」というタッグ名を使うことが出来る。
メンガタカブトと同様に、DSソフト限定で赤い体のコクワガタも存在する(ステータスは通常のコクワガタと同じ)。
続編の新甲虫王者ムシキングでも最低ランクであることに変わりはないが、旧作のつよさ100のムシたちの中では比較的好戦的であるため性格がバランスタイプに変更された。
必殺技はグー。アタックタイプ。肩書は「熱血甲虫」
究極必殺技は「スーパーハヤテ」。
小柄ながら好戦的なカブトムシとして有名。
ハニーが好きなムシの一匹。
雑誌付録でスーパーアタックタイプの赤い体のヒメカブトもいる。ちなみにタッグマッチでは通常版のヒメカブトとの併用は不可。
「ザックの冒険編」には固有名詞付き甲虫の「コダチ」も登場したが、カード化されなかった。
続編の新甲虫王者ムシキングでは必殺技パー、ディフェンスタイプに変更された。
必殺技はグー。ディフェンスタイプ。肩書は「ミクロ甲虫」
究極必殺技は「スーパーカゲロウ」。
オーストラリアに生息する超小型のクワガタである。
必殺技はグー。バランスタイプ。肩書は「アックスボンバー」
究極必殺技は「スーパーアクシズスピン」。
アダー完結編ではカスタマイズ次第でとんでもないほどのパワーアップが期待できることから人気が高かった。
ゲーム内に登場する唯一のネブトクワガタ属である。この属のクワガタは日本にもいるが、登場しなかった。
ムシキング・テリーが好きなムシの一匹。
必殺技はグー。アタックタイプ。肩書は「南海のサメ」
究極必殺技は「スーパーシャークアタック」。
2006セカンドから登場している小型のマルバネクワガタ。
必殺技はグー。バランスタイプ。肩書は「ブロンズニードル」。
究極必殺技は「スーパースティング」。
ニジイロクワガタやパプアキンイロクワガタなどと同じキンイロクワガタ亜科のムシで、その名の通り銅色の光沢を持つ。
必殺技はチョキ。バランスタイプ。肩書は「美しき騎士」
究極必殺技は「スーパーカワセミハッグ」。
ホソアカクワガタ属の代表種であり、サイズ的には中型甲虫でもおかしくないのだが、華奢な体型だからか階級は最低ランクとなっている。なお、アダー完結編では究極必殺わざは「スーパードリルストーム」に変更された他、強さ140程度に昇格された。
初期はエレファスホソアカクワガタという表記だった。
ホソアカクワガタ属の中でも人気が高い種類であり続編の新甲虫王者ムシキングへの参戦も期待されていたが、残念ながら登場しなかった。ちなみにメタリフェルホソアカクワガタとアラガールホソアカクワガタがつよさ160相当のムシとして参戦している。
必殺技はチョキ。ディフェンスタイプ。肩書は「シカヅノをもつクワガタ」
究極必殺技は「スーパーランニングカッター」
カードテキストでは「おとなしい性格」と書かれていたが、気性はまあまあ荒い。(なので続編の新甲虫王者ムシキングではバランスタイプとなっている)
アダー完結編では「スーパーロデオ」に変更された。
2003春からダイヤモンドブルーまでの約4年間筐体から排出され続けており、初期から参戦している甲虫の中では最も長かった。
必殺技はチョキ。スーパーアタックタイプ。肩書は「オレンジのハヤブサ」
究極必殺技は「スーパーハヤブサ」。
この階級のムシの中では(雑誌付録のヒメカブトと並び)攻撃力が最も高いが、体力(HP)は全ムシの中で最も低いため、上級者向けのムシである。
タッグマッチにおいては(この階級の甲虫がノコギリクワガタ属ではファブリース以外に存在しないため)ギラファノコギリクワガタとの相性が◎になる唯一の甲虫である。
初登場した2004セカンドプラスに限り、究極必殺わざを装備することでチョキの攻撃力を最高値の130まで上昇させることが可能になっていた。2005ファースト以降は110止まりだが。
続編の新甲虫王者ムシキングではつよさ120相当にまで昇格した。
必殺技はチョキ。アタックタイプ。肩書は「飛べないアラワシ」
伊豆諸島にしか生息しない珍しいクワガタ。
なお飛べないクワガタとして世界的にも有名だが、究極必殺技「スーパーサーフィンライド」では普通に飛行している。
森の救世主には固有名詞つき虫の「ミクロ」も登場したが、カード化はされていない。なお漫画では究極必殺わざ使用時でも飛んでいない。
必殺技はチョキ。バランスタイプ。肩書は「パプアの虹」
究極必殺技は「スーパーエアロキャプチャー」。
アダーの計画編ではこいつを使わないとスペシャルステージに行くことが出来なかった
必殺技はチョキ。バランスタイプ。肩書は「紅の忍者」
究極必殺技は「スーパーキリガクレ」。オオクワガタやコクワガタ、ヒラタクワガタなどと同じドルクス属。
初登場はフォレストグリーンで、日本の在来種の中では参戦がかなり遅い部類に入る。
続編の新甲虫王者ムシキングではコクワガタと入れ替わる形で性格がディフェンスタイプに変更された。
必殺技はチョキ。ディフェンスタイプ。肩書は「アジアンタイフーン」。
究極必殺技は「スーパープロペラダイブクラッシュ」。
羽に体毛が生えており、スイカのような模様に見えるのが特徴のツヤクワガタ。
必殺技はパー。バランスタイプ。肩書は「北米の将軍」
ヘルクレスやネプチューンなどと同じディナステス属。ゲーム内に登場する
アメリカ合衆国出身の甲虫はこいつとティティウスシロカブトだけ。
究極必殺技は「スーパートルネードスロー」。
ネブ博士が好きなムシの一匹で、通常版グラントシロカブトの色違いである「ネブ博士スペシャルグラントシロカブト」も雑誌付録になったが、通常版のグラントシロカブトとの併用はできない。
ゲームでは最低ランクだが、実際は強さ120でも通用しうる。(ちなみに続編の新甲虫王者ムシキングでは本当につよさ120相当に昇格した)
必殺技はパー。アタックタイプ。肩書は「恐怖の前足」
学術名(ゴロファ・ポルテリ)からポルテリータテヅノカブトと呼ぶ人もいる。究極必殺わざは5周年記念カードまでは「スーパーサイドロックボム」、アダー完結編からは「スーパーソードアンドスフィア」
ゲーム内では階級が最低ランクであり小型甲虫扱いだが、実際には大型甲虫に匹敵する大きさの個体も存在する(なので続編の新甲虫王者ムシキングではつよさ160相当に出世。またつよさ200相当のポルテリータテヅノカブトも登場している。)これはアダー完結編までは「エアクスタテヅノカブト」に近いグラフィックだったというのもあるだろうが。
ムシキング・テリーが好きなムシの一匹。
必殺技はパー。ディフェンスタイプ。肩書は「錆色兜」大事なことなので二回言いました。
究極必殺技は「スーパーダイシャリン」。
かつては日本のカブトムシと同属とされており、タッグマッチにおいてはカブトムシとのペアは「甲錆砲」を名乗ることが出来た。
必殺技はパー。アタックタイプ。肩書は「熱血ファイター」
究極必殺技は「スーパーリバーススラム」。
同属のヒメカブトと組むことでタッグマッチで「熱血コンビ」を名乗ることが出来る。
必殺技はパー。肩書は「ユニコーンビートル」
バランスタイプの為、グラントシロカブトとのステータスの違いが超必殺わざ・究極必殺わざだけとなっている。究極必殺技は「スーパーダッキングスルー」。
グラントやヒルスと違って温和ではなく、好戦的な性格をしている。
必殺技はパー。アタックタイプ。肩書は「沖縄の熱き風」
日本のカブトムシの亜種で、
沖縄県にしか生息していない。
究極必殺技は「スーパーウチナートルネード」。
必殺技はパー。バランスタイプ。肩書は「金色の荒法師」。
究極必殺技は「スーパーストライクバック」。
真性カブトムシ族でもサイカブト族でもなく、ヒナカブト族に分類される数少ない甲虫。(ちなみに後に同じヒナカブト族のフンボルトヒナカブトがアダー完結編に登場している)
ムシキング・テリーが好きなムシの一匹。
必殺技はパー。ディフェンスタイプ。肩書は「シューティングスター」。
究極必殺技は「スーパーAAA」。
肩書はいずれも「とくべつゲスト」。登場時のポポのセリフは「◯◯だ!◯◯が来てくれた!」になる。
コロコロコミックに連載されていた漫画『〜ザックの冒険編〜』に登場する(日本の)カブトムシ。ゲーム内でのパラメーターはカブトムシと同じ。
スーパーアタックタイプのカブト丸もカード化されるようだったが実際はカード化されず、没データになっている。一応、前述の「スーパーローリングクラッチホールド」と同じ手段を使えば使用できる。
なおタッグマッチではサビイロカブトと組ませても甲錆砲は発動しないが、通常版カブトムシとの併用が出来る。
カブト丸の後輩にして家来であるノコギリタテヅノカブト。ゲーム内でのパラメーターはノコギリタテヅノカブトと同じ。
ヒシガタタテヅノカブトよりも先にゲームに登場したため、登場してしばらくは唯一ノコギリタテヅノカブトとタッグ相性◎にできる甲虫だった。
カブト丸の師匠であるムナコブクワガタ。ゲーム内でのパラメーターはムナコブクワガタと同じ。
なおタッグマッチではムナコブクワガタとのペアで相性が◎になる唯一の甲虫である。
雑誌付録の中では唯一オセアニア出身の甲虫の為、アダー完結編で「ニジノモンショウ」で強化できる唯一の甲虫である。
学年別学習雑誌に連載されていた漫画『森の救世主』に登場する(日本の)カブトムシ。
2007年の雑誌付録にはスーパーアタックタイプ版のムシカードが付録になっていた。アタックタイプのパラメーターはカブトムシと同じ(スーパーアタックタイプも攻撃力と体力以外はカブトムシと同じ)。
タッグマッチではサビイロカブトと組ませても甲錆砲は発動しない。ただし、カブト丸同様、通常版のカブトムシと併用できる。
キングのライバルのノコギリクワガタ。
タッグマッチではファブリースノコギリクワガタと組ませても120SAWSは発動しないが、通常版のノコギリクワガタと併用できる。
ゲームに登場した時は同属の甲虫が強さの合計が300を超えるギラファノコギリクワガタしか登場してしなかったため、唯一ノコギリクワガタとタッグ相性が◎になる甲虫だった。
キングの後輩にあたるコクワガタ。
タッグマッチではアカアシクワガタと組ませてもジャパニーズスーパージュニアは発動しないが、通常版コクワガタと併用できる。
ヘルクレスオオカブトの亜種。羽は鮮やかな黄色~山吹色で、黒点が少ないことから「最も美しいヘルクレス」と名高い。ゲーム内での肩書も「美しき伝説甲虫」。
温厚な性格だが、戦闘能力が高いのはヘルクレスと同じ。
必殺技はパー。超必殺技は「ジャベリン」。パラメーター的にはディフェンスタイプ寄りで、体力はサタンオオカブトよりも高い。
アダー完結編では敵専用として、こいつのブルー個体である「ヘルクレスエクアトリアヌスブルー」がラストボスとして登場した。復活の森編の改造コーカサスオオカブトをも遥かに凌ぐ化け物として恐れられていた。
新甲虫王者ムシキングには未登場。
インドネシアのジャワ島に生息するヒラタクワガタの仲間。古代マケドニア王国のアレキサンダー大王が名前の由来になっている。
必殺技はグー。肩書は「ブラックタンク」。超必殺技は「タンバリンアタック」。
究極必殺技が存在しないため、アダー完結編以前で換算するならば最低でもつよさ140以上のステータスだと考えられる。
続編の新甲虫王者ムシキングでもつよさ160相当のムシとして参戦を果たしている。
オーストラリアに生息する非常に美しいクワガタ。ゲーム内での肩書きも「世界一美しいクワガタ」である。人気・知名度が非常に高いクワガタだが、その割に参戦は非常に遅い…。
必殺技はグー。超必殺技は「G.B.R」。究極必殺技が存在しないため、アダー完結編以前で換算するならば最低でもつよさ140以上のステータスだと考えられる。
続編の新甲虫王者ムシキングでもつよさ160相当のムシとして参戦を果たしている。
アフリカに生息するノコギリクワガタ。サバゲは野蛮人という意味であり、その名の通り凶暴な性格をしている。
必殺技はチョキ。肩書は「赤き野獣」。究極必殺技は「スーパーギコギコスラッシュ」。
皇帝(インペラトール)の名を持つホソアカクワガタ。コウテイホソアカクワガタ、ミカドホソアカクワガタとも呼ばれる。
必殺技はチョキ。肩書は「キクロの皇帝」。究極必殺技は「スーパーエンペラーズララバイ」。
最終弾ではエラフスを抑えて「パプアニューギニア最大のクワガタ」として参戦を果たした。
エラフスに次いで2番目に大きいホソアカクワガタ。ホソアカクワガタの中でも値段が安く、飼育も簡単とされる。ただし寿命は短い。
必殺技はチョキ。肩書は「策略の妖精」。超必殺技は「ビートルライオン」。
新甲虫王者ムシキングや百獣大戦アニマルカイザーにも参戦している。階級は旧作のつよさ160に相当する。
必殺技はグー。肩書は「
太閤殿下」。究極必殺技は「スーパーイチゴイチエ」。
日本の比較的温暖な地域(本州・四国・九州の太平洋側、沖縄県)に生息する。体長わずか2cmほどのとても小さなクワガタで、オスとメスの大顎の形に違いが無い。
2005セカンド(復活の森編)でラストボスだった甲虫。当時は敵専用甲虫だったが、アダー完結編にてプレイヤーも使用できるようになった。羽の固まり具合によって肩書が異なる。
攻撃力や体力は非常に高いものの、防御は脆いという弱点もある。アダー完結編になってからはグー・チョキ・パーそれぞれの攻撃力と体力だけでなく防御もステータスとして追加されているが、それが低い。
なお生まれた場所は「インドネシア・スマトラ島」ではなく「アダー工場」となっている。
アダー完結編にて登場した、ムシキングの強化版。カードの説明文がシリーズ最終章に相応しいものになっている。
元々は大会参加者向けの限定カードだったが、シリーズ最終弾となるアダー完結編第5弾では筐体から排出されるようになった。
2003年秋の難しいモードに登場。
当時の難しいモードは敵の性格によって攻撃パターン(思考回路)が変わるというシステムだったが、バランスタイプだと「思考回路が易しいモードとほぼ同じでありつまらなくなってしまう」という理由から、難しいモードに限りディフェンスタイプとなっていた。
こちらもアクティオンと同様の理由で、2003年秋の難しいモードに限り性格がディフェンスタイプに変更された。
2005セカンド(復活の森編)に登場した、羽化したばかりのコーカサス。
蛹の段階からアダーによる改造手術を受けていたためか、通常のコーカサスよりも一回り大きくなっている。また、羽化直後から既に強い。
「最後のお話」の1戦目と最終戦(4戦目)で2回戦うことになる。
1戦目ではわざカード(とくしゅわざを含む)は無い。つよさ180、アタックタイプ。残りの体力が半分以下になると一旦戦闘が中断し、2戦目(別のムシとの戦い)に突入する。
最終戦でもう一度戦うこととなるが、こちらはローリングドライバー(超必殺わざ)ととくしゅわざ2つ(必殺ふうじ、あいこやぶり)を装備している。最初はつよさ190(超必殺わざによる強化分を含む)だがバトル中に羽が固まりつよさ(攻撃力と体力)が上昇する。最終的には300になる。
アダー完結編のエクアトリアヌスブルーが登場する前までは、歴代で最も手強い敵として知られていた。
2006セカンドの「かいぞう甲虫」でも登場するが、こちらは羽化直後は通常より強さが引き下げられている。また、コーカサスの代わりに改造パラワンオオヒラタクワガタや改造オウゴンオニクワガタが敵として登場する場合がある。
なお映画「闇の改造甲虫」でもラストボスを務めている。アダー完結編ではカード化されている。
ヘルクレスエクアトリアヌスのブルー個体。
アダー完結編でラストボスとして登場した。
体力が通常のエクアトリアヌスより遥かに高く、特に2戦目では1500という規格外の数値を誇る(改造コーカサスすら凌駕する)。
ただし1戦目はアダーが次に出す手を予め予告してくれるため(余程のことが無い限り)負けることはほぼ無く、2戦目もプレイヤーのカスタマイズ次第ではあまり苦戦することなく倒すことが可能であるため、一概に改造コーカサスより強いとは言い切れない。
ちなみに、ある理由で森を追放されたアダーが最初に出会った外国甲虫でもある。
『森の救世主』に登場した悪役のギラファノコギリクワガタ。
アダー完結編でキング、ジョー、ジャンボのいずれかを使用した際に敵として登場することがある。
なお、アダー完結編でカブト丸・ヤイバ・チャンGを使用した場合にも「ザックの冒険編」に登場した固有名詞付きムシの一部が敵限定で登場する。
人間を恨んでおり、そのストレスを「日本の在来種」を傷付けることで解消していた。キングの角を折ったのもこいつ。
ただしマティ自身も「顔の左側に傷が入っていた」という理由から人間に捨てられた過去を持っており、同情できる要素も僅かに存在する
ウエストウッディとも呼ばれる。ネパールなどに生息する。クワガタの王様と呼ばれ、数十万円で取引されることがあるほどの超高級クワガタ。かつてはシカクワガタ属に分類されていたが、現在はディディエールやスペキオシスとは別の属である。
階級は旧作のつよさ160に相当する。必殺技はチョキの「オオシカスクリュー」。
ユダイクスミヤマクワガタとも呼ばれる、中東に生息するヨーロッパミヤマクワガタの亜種。ゲーム内に登場する中東・欧州の甲虫はこいつだけ。ちなみにカードの出身地の欄には「トルコ・シリア」と記載されている。
ミヤマクワガタ属の最大・最強甲虫として参戦しており、階級は旧作におけるつよさ200に相当する。
必殺技はチョキの「ジュダイクスセイバー」。
なお、百獣大戦アニマルカイザーで先に登場したが、こちらは赤のカードだった。
ヘルクレスオオカブトの亜種だが小型種であり体長は最大でも10cmほど。そのためか肩書きは「ポケットの中の伝説」となっている。
階級は旧作のつよさ160に相当する。必殺技はパーの「ライジングドライバー」。
グランディスと並ぶ世界最大級のオオクワガタ。オオクワガタの中でも体の横幅が広く、大顎が強く湾曲しているのが特徴。
階級は旧作のつよさ160に相当する。必殺技はグーの「アンタエウスインパクト」。
フィリピンに生息するやや小型のホソアカクワガタ。樹液を好まず、藤(ラタン)の花の蜜を吸う。
階級は旧作のつよさ160に相当する。必殺技はチョキの「ラタンエッジ」。
パラワンと並ぶヒラタクワガタ最強候補の一角。体長はパラワンよりやや劣るものの、体の横幅が太いのでこちらを最大と記載する図鑑もある。である。
旧作では何故か最後まで参戦しなかったが、新ムシキングでは旧作のつよさ200相当の甲虫(ドルクス属最強)として参戦を果たした。必殺技はグーの「クレイジースパイク」。
マレー半島に生息するコーカサスの亜種。スマトラコーカサスやジャワコーカサスに比べて胸角が大きく湾曲するのが特徴。
階級は旧作のつよさ200に相当し、カルコソマ属最強甲虫となっている。カルコソマ属で唯一、グーの「コーカサスボンバー」を必殺技としている。
オオキバオニツヤクワガタとも呼ばれるダールマンツヤクワガタの亜種で、こちらも亜種だけ登場している。全身真っ黒なツヤクワガタとしてはアルケスと並び世界最大級とされる。
階級は旧作のつよさ200に相当する(オドントラビス属では初)。必殺技はチョキの「フュージョングレイブ」。
ギラファノコギリクワガタの亜種ケイスケの赤い体の個体のこと。ヘルクレスリッキーブルーのライバルポジションとして参戦した。
階級は旧作のつよさ200に相当する。必殺技はチョキの「G・ネックトルネード」。
タランドゥスオオツヤクワガタの亜種。正式和名は「レギウスオオツヤクワガタ」。
タランドゥスよりも細身で大顎が長いのが特徴。そのためか必殺技がチョキの「R・G・ブレイド」になっている。
階級は旧作のつよさ200に相当する。性格は旧作のタランドゥスと同じアタックタイプ。
ノコギリタテヅノカブトの最大サイズが更新されたことにより、ノコギリタテヅノとは別枠で参戦した甲虫。
タテヅノカブト属(ゴロファ属)で唯一、つよさ200相当の階級で参戦した。必殺技はパーの「ポルテリーウィップ」。
ネプチューンのコンパチ。つよさ160相当で登場。
シロカブト最大。つよさ160相当で登場。
エレファスの亜種。つよさ160相当で登場。
フタマタクワガタで2番目の大型種。つよさ140相当で登場。
にわかユーザーから旧作のノコギリタテヅノカブトはエアクスタテヅノカブトと勘違いされていた悲しい経歴がある。つよさ100相当で登場。
ミクラミヤマと親戚。つよさ100相当で登場。
よく樹皮入りキーホルダーとして売られているのは大体こいつ。つよさ100相当で登場。
本作の固有名詞付き甲虫。関西弁で喋る陽気なカブトムシ。肩書きは「お調子者のムードメーカー」。
階級は通常版カブトムシと同じ(旧作の)つよさ120相当。必殺わざも通常版と同じトルネードスローだが、相手が(旧作の)つよさ160相当以上の場合は超必殺わざ「タケタケアタック」が使えるようになる。
本作の固有名詞付き甲虫。ござる口調で喋るノコギリクワガタ。タケゾーに比べてクールな性格だが、義理人情に厚い一面を持つ。
階級は通常版ノコギリクワガタと同じ(旧作の)つよさ120相当。必殺わざも通常版と同じランニングカッターだが、相手が(旧作の)つよさ160相当以上の場合は超必殺わざ「コジロースラッシュ」が使えるようになる。
甲虫にわざを覚えさせるカード。
テクニックの数値が定められており、ムシのテクニックが「つよさ100はテクニック100、つよさ120はテクニック90、つよさ140はテクニック70、つよさ160はテクニック60、つよさ180はテクニック40、つよさ200はテクニック30」となっており、が足りていないと威力がほとんど上がらない。
なおスーパーわざの入手難易度は高く、入手確率はつよさ180のムシカードと同じくらいである。それでも小型甲虫の究極必殺わざよりも、つよさ200のムシのカード無し必殺わざの方が攻撃力が高い
初期は攻撃力のみが上昇する仕組みになっていたが、2005ファーストからはわざカードを装備すると攻撃力と同じくらい体力も増えるようになった。これは元々の体力が低い小型甲虫に対する救済措置とも言える。その代わり、つよさ100甲虫の究極必殺わざ装備による攻撃力の上昇値は引き下げられてしまった。
ムシカードのつよさとわざカードのテクニックによって、相性およびつよさの強化値が変わってくる。
つよさ100の場合:相性◎、つよさ+10
つよさ120の場合:相性◎、つよさ+8
つよさ140の場合:相性△、つよさ+2
つよさ160の場合:相性△、つよさ+1
つよさ180の場合:相性△、つよさ+1
つよさ200の場合:相性△、つよさ+1
つよさ100の場合:相性◯︎、つよさ+6
つよさ120の場合:相性◯、つよさ+6
つよさ140の場合:相性◎、つよさ+6
つよさ160の場合:相性◎、つよさ+5
つよさ180の場合:相性△、つよさ+2
つよさ200の場合:相性△、つよさ+2
つよさ100の場合:相性◯、つよさ+4
つよさ120の場合:相性◯、つよさ+4
つよさ140の場合:相性◯、つよさ+4
つよさ160の場合:相性◯、つよさ+4
つよさ180の場合:相性◎、つよさ+4
つよさ200の場合:相性◎、つよさ+3
必殺わざはこの2倍になる。ただし、超必殺わざと究極必殺わざの強化値は別途後述する。
ちなみに例外としてアダー登場編のムシキング(つよさ160)はテクニックがカブトムシ(つよさ120)と同等なので、強化値がつよさ120の甲虫と同じという破格の待遇だった。
昆虫を呼び出し、あいこダメージ
無効化や体力回復などでサポートしてもらう技。
「アダー完結編」からは
昆虫カードとして扱われる。
なおつよさ200のムシの場合、元々の攻撃力・体力が非常に高い上に超必殺わざを装備させてもあまり上昇しない。特につよさ200のアタックタイプの場合、わざカード無しでもサタンオオカブト(超必殺わざ+相性◎わざ2つのMAXカスタマイズ)を除く全てのムシを必殺わざ2回以内で倒せるため、通常のわざカードをカスタマイズするメリットがほぼない。むしろ必殺わざを含めた3つ全てのわざを特殊わざにした方が良いとも言われている。
あと一撃(相手の一番弱い技でも)喰らったら負けてしまうピンチの状態でジャンケンで勝つと、助っ人昆虫のセイヨウミツバチが来てくれて一緒に攻撃してくれる。
必殺技で勝った場合は相手の初期体力の20%分、必殺技以外で勝った場合は相手の初期体力の10%分だけ攻撃力が加算される。
人気の高い特殊技の一つ。
相手の必殺技に勝った後セイヨウミツバチが来てくれて、次のターンで相手が必殺技を使えないようにしてくれる。
これを使うと次のターン、こちらは相手の必殺技に負ける手(勇気の一手)を出せば悪くてもあいこに出来る。そのため、あいこやぶりとの相性が良い。
連続でジャンケンで勝つとゲンジボタルが来てくれてこちらの防御力を上げてくれる。
ホタル1匹につき相手の攻撃力の10%分だけ自分が受けるダメージを軽減できる。ホタルは最大で4匹まで来てくれる。
強力な特殊技の一つであり、特に元々の体力が非常に高いサタンオオカブトにこれを装備すると不死身の甲虫になり得る。ただし、発動条件がややシビアなので注意しよう。
相手の「!」が付いている技に勝つとオオカマキリが相手の助っ人昆虫を捕まえてくれて、一定時間相手の特殊技を無効にしてくれる。
こちらのテクニックによって効果の持続時間が変わるらしく、大型甲虫(強さ180以上)は中型甲虫(強さ160以下)以下に比べて持続時間が短くなる。
相手の必殺技に負ける技(勇気の一手)で勝つとオオスズメバチが来てくれて、一定時間相手の全ての技の攻撃力を下げる。
こちらのテクニックによって効果の持続時間が変わるらしく、小型甲虫(強さ120以下)は長いが、中型甲虫(強さ140以上)以上は比較的短くなる。
あいこの後にジャンケンで勝つと、次のターンからあいこになった時にカナブンか代わりにダメージを受けてくれる。(つまり、あいこでこちらがダメージを受けない)
こちらが小型甲虫の場合はカナブンが2回来てくれるが、中型甲虫以上の場合は1回しか来てくれない。
カウント10でボタンを押すとカナブンが来て、相手に対し「必殺技を出すよ」と予告する。これで本当に必殺技で勝った場合は相手に大ダメージを与えられる。
逆に必殺技以外の技を出した場合この特殊技を使うメリットは全く無く、それどころか嘘をついて負けた場合は逆にこちらが大ダメージを受けてしまう羽目に…。
不人気な特殊技の一つ。
あいこになるとナナホシテントウが来てくれる。あいこの回数だけナナホシテントウの数が増え、最大で9匹まで来てくれる。
あいこの後ジャンケンで勝つとナナホシテントウ1匹につき相手の初期体力の5%分だけ攻撃力が上がる。ただしあいこの後ジャンケンで負けてしまうとナナホシテントウは帰ってしまうので要注意。
カウント10でボタンを押すとメス甲虫(カブトまたはクワガタ)が来てくれて、一定時間攻撃力が上がる。
…が、メスが帰ってしまうと攻撃力が通常より下がってしまう。
カウント10でボタンを押して勝った場合、ゴマダラカミキリがカツ(活)を入れてくれてこちらは初期体力の7.5%程ダメージを受ける。が、その分こちらの攻撃力が上がり、相手の初期体力の10%分だけ追加ダメージを与えることが出来る。
こちらの残り体力が非常に少ない場合はこの技は発動しない。
ちなみに初期はこちらのダメージが5%、追加される攻撃力が相手の初期体力の15%という過剰に強力な特殊技だった。
相手の必殺技を喰らった後にジャンケンで勝つとナミアゲハ(2007ファーストまではアゲハチョウ表記。ゲーム上の表記はアダー完結編で訂正された。)が来てくれて、こちらの体力を回復してくれる。
回復量は小型甲虫では受けたダメージの60%、中型甲虫以上は受けたダメージの50%となる。
「かいふく」に比べて回復量は多いが、発動チャンスが少ない。
ジャンケンで勝つとアオスジアゲハが来てくれて相手のカウントを短くし、焦らせてミスを誘う。ただし相手がコンピュータの場合は意味が無い。
あまり注目されないが、相手のカウント10で発動系の特殊技(必殺よこく、あいの力、すてみのいちげき)を使えなくする効果もある。
相手の攻撃を喰らった後にジャンケンで勝つとナミアゲハ(こちらも2007ファーストまではアゲハチョウ表記。ゲーム上の表記も同様)が来てくれて、少しだけ(こちらが受けたダメージの20%分)体力を回復してくれる。
回復量は少ないが、「はんげきかいふく」と異なり必殺技以外の攻撃も対象となるため、発動チャンスが多い。
ジャンケンで勝つとクマバチが来てくれて相手の負けた手を永久的に下げてくれる。最大で40% 分(元の攻撃力の60%程度まで)下げることが出来る。
こちらのテクニックによって発動一回あたりの効果(攻撃力を下げる量)が変わるらしく、小型甲虫では効果が大きい。
相手の攻撃を喰らった後にジャンケンで勝つとアカスジキンカメムシが来てくれて、こちらが受けたダメージの10%分だけ追加攻撃をしてくれる。
アダーが操る赤目甲虫を呼び出せるムシカード。1億枚突破記念から登場。
登場シーンは木の洞から赤い目を光らせた後、それを破壊して現れる。
登場時のアダーのセリフはポポと異なり、甲虫の階級に関係なく「いでよ!◯◯!」になる。カスタマイズの相性確認もアダーが担当する。
該当する虫は「フォレストグリーンまでに登場したつよさ100~140」だったが2005セカンドでマンディブラリスフタマタクワガタが追加されて以降は、つよさ160~200の一部のムシが加わることがある。
しかし、つよさ160以上のアダーコレクション入りは、そのカードはもうすぐ排出を終了する事を暗示している。アダーコレクションが追加されたつよさ160以上の甲虫は、次の次のバージョンからカードが排出されなくなる。唯一の例外はパラワンオオヒラタクワガタ。
ちなみにDSソフトではある裏技を使えば、本来アダーコレクションが登場していない甲虫もアダーコレクションとして参戦させることが可能になっている。
マンディブラリスフタマタクワガタ(超必殺わざがクロスダイブの個体だけ)(200)
エレファスゾウカブト(160)
サタンオオカブト(180)
ヘルクレスリッキーブルー(200)
グランディスオオクワガタ(180)
ラコダールツヤクワガタ(160)
アクティオンゾウカブト(超必殺わざがサマーソルトプレスの個体だけ)(200)
アルキデスオオヒラタクワガタ(160)
パラワンオオヒラタクワガタ(スーパーアタックタイプの個体だけ)(180)
モーレンカンプオオカブト(160)
ゲームの付録や、公式大会で優勝した際に入手できるカード。
ムシをスキャンする前にスキャンすると肩書きが変化したり、特殊なエフェクトが加わる。
アダー完結編では「むしつかいのあかし」は日本の虫、「ニジノモンショウ」はオセアニアの虫を強化できる。この2種のライセンスカードは通常排出。
●2003春
ムシカード全24種類、わざカード全12種類(とくしゅわざを除く)、とくしゅわざ全6種類が登場。
●2003夏限定
新規甲虫の追加は無し。
●2003秋第1弾
新規甲虫の追加は無し。
このバージョンから小型甲虫のみが使用可能なスーパーわざが追加された。
●2003秋第2弾
このバージョンからムシカードに性格が導入された。また、新規の甲虫6種類が参戦。
●2004ファースト
このバージョンから一部の大型甲虫が排出されなくなる。
●2004夏限定
新規甲虫の追加は無し。
●2004ファースト拡張パック(2004ファーストプラス)
このバージョンまでに新規参戦した甲虫は全て他の甲虫と超必殺わざ(究極必殺わざ)を共有していた。
●2004セカンド
このバージョンから新規参戦する甲虫にはそいつ専用の超必殺わざ(究極必殺わざ)が設定されるようになった。
また、新たな性格として「スーパーアタックタイプ」「スーパーディフェンスタイプ」が追加された。
このバージョンを最後に、ムシカードの別デザインである「パラレルコレクション」が廃止された。
●1億枚突破記念
新規甲虫の追加は無し。
このバージョンからつよさ140以下のムシカードに限り、アダーコレクションが追加されるようになった。
●2004セカンドプラス
このバージョンを最後に、新規のつよさ200甲虫が追加されなくなった。
●2005ファースト
このバージョンから一部のつよさ180甲虫が復活。
また、このバージョンから一部の中型甲虫が排出されなくなる。
●2005夏限定
新規甲虫の追加は無し。
●2005ファーストプラス
このバージョンから一部のつよさ200の甲虫が復活した際に超必殺わざが変更されるようになった。
●2005セカンド
ここから「復活の森編」。
このバージョンから「ムシキング」のムシカードが追加。つよさ200甲虫のアダーコレクションが初めて登場。一部のつよさ180の甲虫が復活した際に性格が変更されるようになった。このバージョンから一部の小型甲虫が排出されなくなる。
●3億枚突破記念
新規甲虫の追加は無し。
つよさ180およびつよさ160の甲虫のアダーコレクションが初めて登場。
●2005セカンドプラス
このバージョンと次のバージョンではムシキング・テリーの得意技のカードが追加されている。
●2006ファースト
ここから「アダー計画編」。
●2006夏ネイチャー
新規甲虫の追加は無し。
筐体から当たりカード(こうかんカード)が出た場合、店員にそれを見せることで日本甲虫6種類のうちいずれかの3Dカードを手に入れることができるというキャンペーンがあった。
●2006ダイナミックスタンド(DS)
カードのデザインがDSソフト「GCへの道2」とほぼ同じものになる。
また、パプアキンイロクワガタが新規参戦。
●2006セカンド パーフェクトキング
ここから一人用モードのストーリーがオムニバス形式になる。
2004セカンドプラス以来となる、新規の大型甲虫が追加された。また、初めて中型甲虫のスーパーわざが追加された。
このバージョンまではバーコードが左右両方にあった。
●ダイヤモンドブルー
横型デザイン。このバージョンからバーコードが片方のみとなる。
新規甲虫の追加は無し。
●フォレストグリーン
このバージョンから一部の中型甲虫と小型甲虫が復活。一部のつよさ140甲虫の超必殺わざ(究極必殺わざ)が変更された。
シークレットカードとしてライセンスカード「むしつかいのあかし」が排出された。
また、このバージョンを最後にアダーコレクションが一旦廃止された(後に5周年コレクションカードで復活)。
●2007夏シャイニング
ムシカードは「フォレストグリーン」までに登場したドルクス属(オオクワガタ属)とディナステス属(ヘルクレスオオカブト属)の甲虫、そしてこのバージョンで新規参戦したヘルクレスオキシデンタリスのみが登場。
また、シークレットカードとして初期バージョンのヘルクレスオオカブトが排出された。
●2007ファースト
ヘルクレスオオカブトおよびヘルクレスオキシデンタリスの羽が黒いバージョンが登場。また、劇場版「スーパーバトルムービー 〜闇の改造甲虫〜」の人気キャラクターだったスジブトヒラタクワガタのカードが排出された。
●5周年コレクションカード第1弾
今までに登場した北半球(日本を含む)出身の甲虫(+今期で新規参戦したヘルマンミヤマクワガタ)が全種類復活。同じ種類の甲虫でも過去に筐体から排出された全てのバージョン(同じ甲虫でも超必殺わざが異なるカードや、アダーコレクションや性格なしカードがあった場合はそれも。)がここで登場することとなった。ただし、ヘルクレスオキシデンタリスはそれ以前のカードが2007夏シャイニングと2007ファースト(羽が黒い特別仕様)だけだったため、通常版はこのバージョンが初収録となった。
また、シークレットカードとして特別仕様の「ムシキング」が排出された。こちらも新規のバーコードとなっている。
●5周年コレクションカード第2弾
今までに登場した南半球(+赤道付近)出身の甲虫が全種類復活。同じ種類の甲虫でも筐体から排出された全てのバージョンがここで登場することとなった。
新規で3種類の甲虫が追加された他、マンディブラリスフタマタクワガタが新たな超必殺わざを習得して復活。また、シークレットカードとして、3年ぶりに復活を果たしたオウゴンオニクワガタの特別仕様カードが排出された。(こちらは通常版と同じバーコード)
●2008第1弾
ここから「アダー完結編」。ムシカードの仕様が大幅に変更された。また、わざカードが廃止され、代わりにそれぞれのムシカード自体に超必殺わざ(究極必殺わざ)が組み込まれるようになったり、別のムシカードを助っ人として呼べるようになった。
アルキデスオオヒラタクワガタ、セアカフタマタクワガタ、アトラスオオカブトのスーパーわざが追加。
新規の大型甲虫としてヘルクレスエクアトリアヌスが参戦。
●2008第2弾
このバージョンでは日本またはオセアニアの甲虫のみが登場。人気・知名度が高く参戦が強く期待されていたニジイロクワガタがついに登場。
また、シークレットカードとしてライセンスカード「ニジノモンショウ」が排出された。
●2008第3弾
このバージョンから2種類の甲虫がセットになった「合体わざカード」が追加されるようになった。このカードではスキャンする甲虫の順番も指定されており、これを間違えると合体わざが発動しないシステムになっていた。
●2008第4弾
改造コーカサスオオカブトが登場。
また、ネプチューンオオカブト、アヌビスゾウカブトのスーパーわざが追加。
●2009第5弾
旧作の最終バージョン。「世界最大」と「世界最強」をテーマとしており、主に各属の最大種が参戦した。また、プラティオドンネブトクワガタを最強にするための助っ人となる甲虫も参戦。
スーパームシキングと改造コーカサスオオカブト完全体も参戦。
●バトル関係
ムシそれぞれに設定されている能力の傾向の目安。2003秋第2弾から追加された要素。
スーパーアタックタイプとスーパーディフェンスタイプは2004セカンドから追加された。
【バランスタイプ】
攻撃力、体力共に水準。
それほど好戦的な性格ではない「アクティオンゾウカブト、ヘルクレスオオカブト、
オウゴンオニクワガタ、ネプチューンオオカブト、ゴホンヅノカブト、プラティオドンネブトクワガタ、
アカアシクワガタ、パプアキンイロクワガタ、グラントシロカブトなど」が選ばれていることが多いが、性格導入初期から凶暴な性格の「マンディブラリスフタマタクワガタ、ラコダールツヤクワガタ、コガシラクワガタ」や大人しい性格の甲虫「エレファスゾウカブト、ゴホンヅノカブト」がバランスタイプになっていることもある。
なお、2003秋第1弾までの性格なしもこのバランスタイプと事実上同じで、違いはバーコードと性格の表示の有無くらいである。ただし、「GCへの道」「GCへの道2」ではムシカードなしのカブトムシを除いて性格なしのムシカードが使えない他、アダーコレクションには性格なしのムシカードはない。
【アタック(スーパーアタック)タイプ】
バランスタイプと比べると必殺わざが10(20)、他の技が5(10)高く、体力は20(40)低い。
主に好戦的な性格をしている「タランドゥスツヤクワガタ、
ギラファノコギリクワガタ、マルスゾウカブト、セアカフタマタクワガタ、
ミヤマクワガタ、フェモラリスツヤクワガタ、アトラスオオカブト、日本カブトムシ、ヒメカブト、ノコギリタテヅノカブトなど」がアタックタイプまたはスーパーアタックタイプになっていることが多いが、それほど好戦的ではない甲虫「ヘルクレスリッキーブルー、アヌビスゾウカブト、クロゴホンヅノカブトなど」が選ばれていることもある。もっとも、リッキーブルーに関しては「怒らせると怖い」という補足が加えられているが。
一部の甲虫は同じ種類でもカードのバージョンによってアタックタイプかスーパーアタックタイプかが異なる場合がある。
なお、つよさ200とつよさ140の甲虫にスーパーアタックタイプは存在しない。
【ディフェンス(スーパーディフェンス)タイプ】
バランスタイプと比べると体力が20(40)高く、必殺わざが10(20)、他の技が5(10)低い。
スーパーディフェンスタイプを所持しているムシは『サタンオオカブト』のみ。スーパーアタックタイプは後述の「スーパーアタックタイプ版カブト丸」を除いても「アルキデスオオヒラタクワガタ、ファブリースノコギリクワガタ、アルケスツヤクワガタ、スティーブンスツヤクワガタ、パラワンオオヒラタクワガタ(2005セカンド以降)、コーカサスオオカブト(2006ファースト以降)、ヒメカブト(雑誌付録)、ヒラタクワガタ(雑誌付録)、キング(2007年雑誌付録)」の9種がいる。
主にあまり争いを好まない、おとなしい甲虫「ギアスゾウカブト、ヒルスシロカブト、オオクワガタ、ヒメゴホンヅノカブト、ムナコブクワガタ、サビイロカブトなど」が選ばれていることが多い。が、実際には気性が荒いのだけれどディフェンスタイプになっている「グランディスオオクワガタ、ディディエールシカクワガタ、フォルスターフタマタクワガタ、スジブトヒラタクワガタなど」も一部存在する。
ちなみにつよさ200の甲虫にディフェンスタイプは存在しない。
そのムシが最も得意としている
必殺技。通常の相性◎の必殺わざよりもつよさの強化値がやや大きい。
2004ファースト拡張パックまでに登場した甲虫は他のもう1種類の甲虫と共通の超必殺わざ(と究極必殺わざ)が設定されていたが、2004セカンド以降に初登場した甲虫については基本的にその甲虫1種類のみの専用の超必殺わざ(と究極必殺わざ)が割り当てられている。
また、ヘルクレスリッキーブルーを除くつよさ200の甲虫とオオクワガタ、ミヤマクワガタはカードが排出された時期によって超必殺わざが違う。これは超必殺わざの共有を撤廃するためで、新甲虫王者ムシキングの時点で超必殺わざが他の虫と同じなのは「ホペイオオクワガタ」だけ。
つよさ100の場合:つよさ+25
つよさ120の場合:つよさ+20
つよさ140の場合:つよさ+15
つよさ160の場合:つよさ+13
つよさ180の場合:つよさ+10
つよさ200の場合:つよさ+8
超必殺わざを超える威力を持つ必殺技。別名スーパーわざ。
小型甲虫と一部の中型甲虫のみ使用できる。アダー完結編以降も使用できや中型甲虫は増えていった。
元々のスペックが低過ぎる小型甲虫に対する救済措置として2003秋第1弾から導入された。2006セカンドからは一部の中型甲虫も使えるようになった。
つよさ100の場合:つよさ+40
つよさ120の場合:つよさ+32
つよさ140の場合:つよさ+24
つよさ160の場合:つよさ+20
ちなみに究極必殺わざによる強化値は「超必殺わざ以外の相性◎の必殺わざ」の2倍である。
「超必殺わざ(究極必殺わざが使える場合は究極必殺わざ)+相性◎のわざカード2枚(とくしゅわざを除く)」を装備した状態のこと。
一見良いように見えるものの、
- とくしゅわざの特殊効果が使えない。
- MAXカスタマイズをしてもせいぜい1〜2ランク格上の甲虫に追いつけるか追い越せるかどうかくらいまでしかつよさが上昇せず、つよさ180以下の甲虫がつよさ200以上になることは無い。
などの理由から実はあまりオススメできないとされている。
なお2006セカンド以降はMAXカスタマイズをした場合、カスタマイズによる強化値を確認する場面でポポが「凄いぞ!MAXカスタマイズだ!」と言う。
- つよさ100の場合:最大で160まで上昇する。
- つよさ120の場合:最大で168まで上昇する。
- つよさ140の場合:最大で167まで上昇する。究極必殺わざが使える場合は176まで上昇する。
- つよさ160の場合:最大で183まで上昇する。究極必殺わざが使える場合は190まで上昇する。アダー登場編のムシキングは最大で208まで上昇する。
- つよさ180の場合:最大で198まで上昇する。
- つよさ200の場合:最大で214まで上昇する。
相手の必殺技に負ける手を出すこと。
「ネブはかせとバトル」でネブはかせ級を取るならば必須のテクニック。
また、とくしゅ技「ゆうきのいちげき」の発動条件でもある。
2匹のムシを呼び出して戦うバトル方式。
カウント「7」か「2」の時にじゃんけんの手を決定した後、もう一度そのボタンを押し、勝利すると控えとタッチできる。
負けると控えが気絶し、しばらく交代できなくなる。
控えにいる間は体力が回復する(回復量はタッグ相性で変化)。
「同じ属名」「つよさ合計300以下」の条件を両方とも満たすとタッグ相性が◎、片方だけ満たすと〇、両方とも満たしていないと相性が△になる。
例外としてムシカードをスキャンしなかった場合に登場するカブトムシはどの甲虫と組み合わせても必ず相性△となる。
タッグ相性が良いと
合体技の威力が増すほか、タッチの条件が緩くなる。
同属のムシが多いディナステス属やドルクス属、オドントラビス属などに有利なルールとされる。逆に1属1種のムシは非常に不利となる。
2005セカンド以降は一人用モードでもタッグマッチが導入され、「復活の森編」と「アダーの計画編」ではタッグ相性が△の場合は「最後のお話」に進めないという罠もあった。
2006セカンド以降は以下のルールに変更された。
- カウント数に関係なく、ボタンを2回連続で押せばいつでもタッチできる。
- タッチに失敗してもペナルティがなくなった。
- 1匹倒せばそこで決着
一部の相性◎の組み合わせではタッグネームが発動し、特有の合体わざや合体超必殺わざが使える。ただし固有名詞付き虫での代用は効かない。
- 甲錆砲(カブトムシとサビイロカブト)
合体わざ:ブーメランインパクト
合体超必殺わざ:トルネード・ダイシャリン
合体わざ:ラリアット・トゥ・ラリアット
合体超必殺わざ:リバースハヤテ
- 120SAWS(ノコギリクワガタとファブリースノコギリクワガタ)
合体わざ:ビクトリートライ
合体超必殺わざ:ランニング・ハヤブサ
- ジャパニーズスーパージュニア(コクワガタとアカアシクワガタ)
合体わざ:シシオドシ
合体超必殺わざ:ローリング・キリガクレ
2006セカンドから登場。
ステージをクリアした際、1級を取ると自動的に移行する。
相手が最初と、それ以降ときどき行う動き「見たこともない動き」は出す手が完全ランダムなため、難易度は高い。
また、ほとんどの場合、相手はMAXカスタマイズであり、小型甲虫や一部の中型甲虫は究極必殺わざも使ってくる。
裏モードでは木が倒れたり、木の欠片が遠方からこちらに降り注ぐ「嵐のステージ」で戦う。
ステージをクリアした際、表示されるコマンドを覚えた後、次回クリアしたステージを遊ぶ際にコマンド入力しながらステージを選ぶと遊べるモード。
最初の戦いから上記の「見たこともない動き」をしてくるため、クリアする&スペシャルステージに行くにはかなりの運がからむ。
相手のムシの技カスタマイズは全体的に甘いが、出す手の複雑さでカバーしている。
アダー完結編から登場。
相手と同じタイミングでボタンを押した際にあいこになると発動。
ボタン連打でゲージを伸ばし、相手に勝てば自身のあいこダメージが少なくなり、相手のあいこダメージが増える。
アダー完結編から登場。
ストーリーモードで相手の技を喰らって戦闘不能になった際、一度だけボタン連打で少し体力を回復した状態で復活できる。
アダー完結編から登場。
六角形のじゃんけんアイコンそれぞれに6マス中、数個組み込まれている。
時計回りに動く枠をチップに止めて勝利するとカスタマイズした甲虫やお助け虫が乱入し、技を放つ。
アダー完結編から登場。
バトル3以降ときどき発生する特殊な必殺技。
じゃんけんに勝利するとファイナル必殺モードに入り、ボタン連打でゲージを満タンまで溜めて放つ。
カスタマイズ次第では1000以上のダメージを叩きだすほどの威力を持つ。
◆敵の攻撃パターン
ポポとアダーが登場するストーリーモードでは、敵の行動パターンが決まっている。
先述の通りムシキングを使っている場合はムシキングがヒントを出してくれる。しかもポポより分かりやすい。
最初のターンは敵は必殺技のすくみを出してくる。
2戦目までは初手は必ずこれで来る(稀に3戦目も)。
前のターンでプレイヤーが勝った後は、敵は次のターンで「前のターンでプレイヤーが出した技」に勝つ技を出す。
プレイヤーが必殺技を出して勝った場合は、次のターンで敵はフラフラした動きになる。この場合、もう一度必殺技を出せばOK。
ちなみにタッグマッチで合体必殺技を出してムシを交代させた場合は、交代後の必殺技のすくみが適用される。
- あいこの後はさっきと同じ技で攻めてくるよ!
- 負けた後はさっきと同じ技で攻めてくるよ!
あいこ、または「プレイヤーが負けた」後は、敵はもう一度同じ技を出してくる。
3戦目以降でみられる。
敵は頭を左右に振り、その後、羽を大きく広げて威嚇してくる。
これが来た場合、通常時と同じ技を出すと負けてしまうので注意。
ちなみにこれは「必殺技の後」「あいこの後」「負けた後」にも適用される。
ちなみに最初のターンでこれが出てきた場合、相手の必殺技と同じ技を出せば勝てる。
- 待って!連続で勝った後は手を変えてくるよ!気を付けて!
3戦目以降で2ターン以上連続でプレイヤーが勝つとこれが来る。
敵は頭を大きく上げた後、脚をジタバタさせる。
基本的には「プレイヤーが前に出した技に勝ちに来る」、ただし必殺技で勝った後は次のターンで敵は「プレイヤーの必殺技と同じすくみ」を出してくる、と覚えておこう。
アダー登場編にはこのパターンは無かったが、復活の森編から追加された。
- 見たこともない動きだ!何を出してくるか分からないよ。気を付けて!
スペシャルステージや裏モードで時々発動する。
敵は大きく羽を広げた後、頭を上方向に何度も振って威嚇してくる。
これが来ると敵の行動パターンが完全にランダムになるので運任せにするしか無い。
◆派生機
ジャンルはRPG。
アダーの手下のスズメバチに襲われ、毒にやられた母親を救うため、スズメバチゼリーを手に入れる旅に出る物語。
2006セカンドからは新キャラ「ピピ」とアゲハチョウをめぐる物語が加わった。
ムシをレバーで動かし、立ちはだかる赤目甲虫を倒しつつ、蜜を手に入れて「ゆうき」の数値を上げながらステージを攻略する。
今や当たり前になっているICカードセーブ方式を最初に取り入れたことで有名。
対人戦に趣きを置いた筐体。
ボタン部分はカンニング防止のカバーが張られているなど、徹底した作りになっている。
バトルライセンスカードを購入すれば全国ランキングなどのデータを記録できる。
2007 Ver.1.0では限定カードとして、ムシキング研究所オールスターズ愛用の甲虫が5種類登場。
事実上のニンテンドーDS移植ソフト。2020年現在で唯一の旧カード使用手段。
付属のカードリーダーで2007ファースト(5周年コレクションカード第2弾)までのすべてのカードに対応しており、同じカードのバーコード違いもすべて個別に認識しコレクションに登録される。
ストーリーも2006セカンド以降のものはアーケード版と同内容、それ以前のストーリーも「ムシキングヒストリー」としてムシは固定でイベントシーンが静止画だがすべて収録されている。
もちろん対戦モードもアーケード版と同じものを収録。
独自要素として「そだててぼうけん」モードがあり、ここで育てたムシは付属の専用カードに登録して本編で使用可能。
ただ、移植に多少無理があったのかグラフィックは劣化しており、ゲームスピードも遅くなってしまっている。
カードリーダーはGBAスロットの「ダブルスロット」の要領で使用するため、DSi以降のハードではカードを読めない(登録したコレクションからの使用はできない)が、ゲーム自体はできる。というかヒストリーモードはカスタマイズ固定なので関係ない。
◆後継機
戦うのが恐竜になっており、じゃんけんによる攻防を始めとして多くのシステムが本作と共通しているものの、やや複雑なゲームシステムになっている。
最大の特徴として「
炎・
水・
雷・
土・
草・
風」といった属性による優劣がある。
こちらもテレビアニメや漫画、携帯ゲームにもなるほど人気になったが、ゲーム史においては本作や『
オシャレ魔女ラブandベリー』の影に埋もれてしまいがち。
小学館との共同開発の元で製作されて稼働していたムシキングの実質続編。
ただし、ムシキングの世界観は一切引き継いでおらず、ゲームシステムも大きく変更されている。
合虫ガッツで登場した虫限定でムシキングのカードを使用可能だが、性能はあまり強くない調整となっている。
後述の新甲虫王者ムシキングよりも続編としての仕様は強いが、
えらくかけ離れた世界観や変化したゲームシステムは旧来のファンからは
賛否両論だった。
初代ムシキング程のヒットは飛ばせず、すぐに稼働が終了した。
ストーリー上の世界観は引き継いでいないが、甲虫王者ムシキングの名前を持つ正当後継作品(ムシキングシリーズとしては三代目)。
同時期に稼働終了した『ヒーローバンク アーケード』の筐体を使用していることから、そちらの
後継機としての側面も持つ。
従来のじゃんけんのゲームシステムの他、「Vガジェ」という特殊なアイテムも存在するのが特徴的。
合虫ガッツとは違って旧ムシキングのカードは一切使用できず、その代わりか期間限定キャンペーンで旧カードやヒーローバンク用のカードでVガジェ獲得用のスタンプを貰えるという措置が取られた。
2016年(平成28年)に一般社団法人・日本記念日協会により6月4日を『ムシキングの日』として認定・登録された。
◆他作品とのコラボ・パロディ
漫画「
ハヤテのごとく!」のヒロイン、
三千院ナギの自宅にムシキングの機体があり、白熱のバトルを繰り広げた。
ちなみに作者の畑健二郎先生は小学生とムシキングで対戦したが、負けたとのこと。
同じくセガが開発したゲーム「
龍が如く 極」にミニゲーム
「昆虫女王メスキング」が登場。
◆弊害
本作のブームを受け、世界の甲虫の生態やバトルの特番が放送されたり、祭りの屋台やデパートで外国甲虫が販売されてきたが、実際の外国甲虫は種にもよるが気性が荒い個体や気温の変化に敏感な個体、大食らいが多く、日本のカブトムシ・クワガタムシと同じ感覚で飼うと確実に痛い目を見る。
そのため、最後まで飼いきれずに野に解き放って野生化し、外来種となって在来種を駆逐したり、交雑によって遺伝子汚染をもたらすなどして、日本の生態系を脅かしている。
下手したら作中の設定と同じである
昆虫採集の際に外国甲虫らしき個体を見つけた場合はその場で拾って自分で飼うか飼ってくれる人を探すか駆除、標本家は標本キットなどに付属している専用の毒薬で毒殺、保健所や市の環境課に連絡するのが望ましい。
在来種外来種問わず、ペットはきちんと最後まで責任を持って飼うべし。
項目はこれからもどんどん作られる。
もはや以前のアニヲタWikiなどどこにもないのじゃ!
わしは止めんぞ。アニヲタWiki(仮)の項目を追記・修正して良項目にするのをな!
さらばじゃ!
- 懐かしいなあ -- 名無しさん (2018-06-04 00:18:29)
- アニメも素晴らしかったな -- 名無しさん (2018-06-04 00:40:38)
- 中学生でありながらハマってしまったことを思い出すなぁ -- 名無しさん (2018-06-04 01:34:48)
- 龍が如くのメスキングについても誰か書いて欲しい -- 名無しさん (2018-06-04 01:47:26)
- 最後本末転倒じゃないか… -- 名無しさん (2018-06-04 06:52:26)
- 合虫ガッツェ… -- 名無しさん (2018-06-04 07:27:43)
- 強さ200のカードは他と比べて異様に排出率が低い。ギラファとか5000円とかザラだったから大人しくコーカサス使ってた -- 名無しさん (2018-06-04 08:00:26)
- こうして見ると、アダーの計画って人間ありきの物ばかりなんだな... -- 名無しさん (2018-06-04 09:47:09)
- 6月4日は虫の日 -- 名無しさん (2018-06-04 13:36:27)
- 俺の次にプレイした幼児がヘルクレス排出した時は連コインしなかったことをものすごく後悔した -- 名無しさん (2018-06-04 18:08:22)
- 今のはどうか知らないけど、昔のは4枚ごとにレアカード(つよさ140以上のムシorスーパーわざ)が出る仕様だったはず。出やすい順だと140>160≧スーパー>180>>200って感じ -- 名無しさん (2018-06-04 20:02:00)
- 何気に登録日が素晴らしい -- 名無しさん (2018-06-04 20:54:24)
- アニメはOPで泣いて内容でも感動していたな。 -- 名無しさん (2018-06-05 09:59:59)
- やくみつるはこれのことをえらくディスっていた。 -- 名無しさん (2018-06-05 10:01:50)
- ↑ポケモンGOでもキレてたし発作みたいなもんだろ -- 名無しさん (2018-06-05 10:04:05)
- なんかこう……仮面ライダーチックな話だったんだな…… -- 名無しさん (2018-06-06 02:45:22)
- つよさ200のムシを見たことがない、スーパー技はやたらと出るのに -- 名無しさん (2018-06-06 16:19:27)
- カードはまだ売らずに残ってるわ…ギラファノコギリでブルロックしてた思い出 -- 名無しさん (2018-06-06 18:31:14)
- 旧筐体やらせてくれ… -- 名無しさん (2018-06-06 22:22:56)
- ギラファ、ヘルクレス、グランディス、コーカサス、エレファス、オオクワ、ゴホンヅノ、メンクワ、コクワ、セアカ、ミヤマ、ヒラタ、ノコギリ、エラフス(名称変更)、カブトムシ、タイゴホン、グラント、ノコタテ、アクティオン、パラワン、メンカブ、スペキオ、ネプチューン、アトラス -- 2003春 (2018-06-09 21:03:48)
- 160、180、スーパー技の排出率は同じらしい。ちなみに200の排出率は1/200で1弾につき3種類入ってたから今でいうフルコンプの天井額はなんと6万円という事に。 -- 名無しさん (2018-06-27 00:58:04)
- エラフス、メンガタカブト、アルキデス、フェイスタメル、ホペイオオクワ等は参戦叶わず新ムシキング終了… -- 名無しさん (2018-07-17 00:20:33)
- 最初期は敵の虫を倒していくだけのが簡単モードでアダー登場編の1話目に該当する話が難しいモードだったバージョンがあったんだよな -- 名無しさん (2018-10-15 00:03:24)
- 復活の森編とアダーの計画編はバトルごとにサブタイトルがついてるんだよね -- 名無しさん (2019-01-06 13:04:08)
- おぼえておれ! -- 名無しさん (2019-05-15 21:41:37)
- アニメが子供向けベルセルクって言われてるけど強ち間違いじゃないのがな -- 名無しさん (2019-08-14 21:53:27)
- 旧バージョンもう一度遊びたいな -- 名無しさん (2020-07-11 22:23:38)
- 昆虫学者はムシキング世代が多いのか。 -- 名無しさん (2020-09-08 00:43:05)
- 育てて冒険モードやってて、幼虫とか卵を掘ろうとしたら急にゲームが止まってしまうのでスーパーコレクションやめちゃったんですが、またやりたいです。 ムシキングの卵や幼虫を掘り当てて育てて使いたいです。 -- 名無しさん (2020-12-27 12:50:23)
- スパコレもなんかの形で移植出ないかな。問題はカードだが。 -- 名無しさん (2021-12-31 07:55:11)
- Switch専用ソフト『カブトクワガタ』は本作の二番煎じ。 -- 名無しさん (2023-04-28 13:57:50)
- 何度見ても2003秋のカードデザインが神がかってる -- 名無しさん (2023-05-11 17:34:20)
- 恐竜キングと違って小型甲虫や中型甲虫が実質的に「大型甲虫の下位互換」でしかないのが痛かったかな…。恐竜キングはテクニックの重要性が高かったので、強さが低いカードでも使用価値が高かったのに…。 -- 名無しさん (2023-10-08 20:44:06)
- ヴァンガードと共コラボして、タランドゥス、ギラファ、ヘラクレスのデッキが組める、 -- 名無しさん (2023-10-26 21:45:28)
- ヴァンガードとのコラボについての追記はなし? -- 名無しさん (2024-03-19 21:04:13)
- 最後のアダーがただの良い人で草 -- 名無しさん (2024-04-01 17:51:49)
- ↑6 ブラック博士が開発を手掛けた(そういえば他制作陣とのつながりは今どうなっているのだろう?)という一方で、他所は他所だということ、ゲームの中身としても別物らしいことも考慮するとどういう扱いが妥当なのか……と、もっと早く書けばよかったかもしれない。 -- 名無しさん (2024-04-24 23:45:35)
- GCへの道で1周12回優勝とかいう完全制覇ほんと苦労したなぁ ストーリー中の切断でも負け扱いになるとかキッズゲーなのにキツすぎる -- 名無しさん (2024-10-05 00:01:39)
- 何だかんだで新ムシキングも稼働終了してから7年くらい経ってるんだよな。合虫終了→新ムシキング稼働の空白期間が4年くらいだからそれより遥かに間空いてるしもう復活は見込めないだろうね。 -- 名無しさん (2025-01-19 08:37:05)
- ↑7恐竜キングは恐竜キングでスーパーエオカルカリア1強の数値ゲーじゃん -- 名無しさん (2025-01-19 08:42:17)
最終更新:2025年02月11日 20:26