登録日:2011/01/19 Wed 09:18:16
更新日:2024/12/18 Wed 20:08:50
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「えー、皆さんこんにちは」「こんちは」「おいっス」
「本日のミーティングは……」
「「「SDガンダムフォースってなんなんだー!!」」」
「……です」
【目次】
ロボット工学が発展し、巨大な作業用ロボから小型のペット用ロボまで、様々なロボットが人間と共存し、豊かな生活を送る理想郷…、
未来都市「ネオトピア」!
今、その平和を打ち破ろうと侵略者「ダークアクシズ」が次元を越えてやってくる…!
さあ、僕たち「ガンダムフォース」の出番だ!
【概要】
『SDガンダムフォース』とは2004年に放送されたアニメである。SDガンダムシリーズ初のTV放送用作品。
SDガンダムの海外展開を行うため、外国を主軸として企画・製作された作品で、2003年にアメリカで先行公開された。
海外版は前半の2クールで打ち切られているが、同放映時点で全話製作済であり、日本では2002年頃という早期にアフレコが終了していた状態だった。
あまり知られていないが
日本アニメ至上初の国産フル3Dのテレビアニメでもあり、加えてSDでありながらモーションキャプチャーを採用した異質の作品。
映像も当時はまだ発展途上だったトゥーンレンダリング方式だが、当時の3Dアニメにあったカクカク感がなく、物凄いfpsでぬるぬる動く。
こういった制作環境に対応するため、監督には特撮畑となるアベユーイチを起用した。
これは勿論、アクションシーンにおいて特撮のノウハウを活用するためであった。
一方でアニメーション作品であることから、副監督にはアニメ畑の近藤信宏を起用し、2頭体勢での製作となった。
他にも、劇伴は
相棒で有名な池頼広が担当しており、ハリウッド
オーケストラの協力の下、壮大な楽曲として仕上げている。
こうした技術面は原作者の
富野由悠季の興味を引き、かの御大らしくアポ無しで制作現場に来たので「T様が来た!!」と大騒ぎになったらしい。
コックザクが
トールギスをT様と呼ぶのはこのエピソードから来ている。
富野は時間があれば絵コンテを切りたかったと本作に好意的な姿勢を示し、OP1「SUNRISE」ではPUFFYからの歌詞の引用要請を快く承諾している。
一方でモーション製作には困難を伴った。というのも基本的にキャラクターの平時の動きからアクションに至るまでほぼ必ずと言っていいほどモーションキャプチャーを使用していたためである。
おかげで製作費こそ抑えられたが、製作においてはとても苦労したという。本作におけるモブキャラが極端に少ないのはおそらくそのため。
逆に炎天號のような馬型のキャラはモーションキャプチャーが使えず、それが逆にCG製作の足枷になっていたとか。
つまりネオトピアの背景等でたまに出てくる人間やロボット、果ては天宮の合戦シーンに出てくる無数の雑兵も(おそらく)同技術でモーションを付けられていると思われる。
声優は、長年ガンダム作品に出演することを夢見ていた
神谷浩史をキャプテンガンダムに、さらに∀ガンダムで主役を張ったこともある
朴璐美を相棒のシュウト役に添えている。
アフレコがめちゃめちゃ厳しかったらしく、神谷はキャラクター上感情を出してはいけなかったため、感情が出ているとすぐリテイクを受け、
主役経験者の朴ですら「君の代わりはいくらでもいるから」とかなりキツイダメ出しをされたという。
ただ、
池田秀一の出演が話題を呼んだなどはあるが、レギュラー陣にガンダムでメイン出演があった経験者は実はそれほど多くなく、本作が初という人もしばしば。
どちらかと言えば目新しい起用が多い布陣であった。
一年通しの4クール・全52話は、それまで最長だったVガンダムを抜いて、ガンダムシリーズ最長となっている。
これは未だに打ち破られていない記録である。以降は徐々に話数が短縮される傾向にあるため、破られる可能性も低め。
また、基本的に本作以降は分割クール方式がメインとなったため、一年通しで区切るならこれはほぼ破られる可能性はないと言える。
基本的に登場するキャラの元ネタは
一年戦争関係(初代+同OVA)と逆シャア、GガンダムとガンダムWのみで占められている。ゲーム版ではVガンモチーフが登場した。
ガンダムの方はでてないのに
また、繋がりは明言されていないものの、過去のSDガンダムシリーズに登場したのと同名の武器が登場している。
さらに一部の登場人物や武器デザインが過去のSDガンダム作品をモチーフとしている。ラクロア王もかの有名な初代からの系譜であることも示唆されている。
ちなみにキャプテンはG-ARMS、ゼロ、爆熱丸 、嵐の騎士
トールギスは「SDガンダム英雄伝」に登場していた機兵のデザインをほぼそのまま流用されているなど過去資産の活用が多い。
なお余談であるが、
Wikipediaには各機体のモチーフが記されているが、ほとんど独自研究の域を出ない適当なもので、
明らかにモチーフ外の作品もモチーフ元として適当に挙げられていたりする。
基本的に本作のモチーフは当時アメリカで放送・公開されていたガンダム作品のみで、
一年戦争近辺の宇宙世紀ガンダム(0083まで)とGガンダム、そしてガンダムW以外は「似ている」だけで基本的にモチーフとして言及されていない。
【商業】
『
ガンダムSEED DESTINY』と同時期に放送されており、そちらに埋もれてぶっちゃけ影が薄い。
そもそも当時は『SEED』全盛の時代で、SDガンダムはあまり子供人気がなかった。
ガンプラも低年齢向けを目指したもののクオリティは低く、BB戦士も再現度はそこそこ。
さらに同時期にリリースされた武者烈伝だと、『親子二世代で楽しませる』コンセプトのはずが、子武者が『
武者○伝』のふぬけ武者からかっこいい武者に大変身する要素をカットして貧相な体型のまま、かつ親武者が変態的なクオリティ&過去の
武者頑駄無たちのリメイクでオッサンホイホイだった。
おかげで子武者の人気はすこぶる低く成長した子武者が主役の続編は流れてしまい、よって注目度も低い……と不遇。
つーか何自分で
首絞めてんだ磐梯。
完成品の玩具もクオリティがまちまち。ただし概ね中盤以降は造形もアクション性も強化されてまあまあだった。
また、ガンダムシリーズで唯一放送中にDVDが展開されない(放送から4年後の2008年に無事DVD-BOX発売)など、その扱いはかなり不遇。
視聴率や売り上げも奮わず、知名度も低い……と、はメインだった海外展開に失敗し、一縷の望みをかけた日本展開も散々とバンダイ目線では失敗作である。
これもあって所謂オタク向けのイベントに乏しく、声優が登壇するイベントは放送から7年程経った2009年の『GUNDAM BIG EXPO』まで待つこととなる。
しかし後半の盛り上がりを受けてか、1巻だけサウンドトラックが発売された。ただし、残念ながら未収録曲がかなり多い。
【評価】
ぶっちゃけ序盤の評価は最悪である。
フェイスオープンによりガンダムから口が見えるという衝撃的デザインだったこと、過去作の設定の引用の方法が原作を意識していなかったこと、
テンポが非常に悪く戦闘シーンにメリハリが薄かったこと、物語自体も最初のコンセプトを引きずっていたため盛り上がりに欠けたこと…
それに加えて当初はモーションキャプチャーに不慣れだったこともあり、動きが若干モタついていたりと、問題が山積であった。
フル3Dであること、過去のSDガンダムシリーズのキャラクターをモチーフにしつつ設定を一新していることなどから、SDガンダムファンからの前評判はそこまでであった。
実際、視聴前からSDガンダムのファンからの興味は薄く、見始めても1クール目で視聴を切られたりしがちであった。
先行放送されたアメリカでの打ち切りは特に手痛かったうえ、当時のアニメワーストランクにもランクインし、
キャプテンのフェイスオープンの不気味さを皮肉ったブラックジョークとともに、かなり辛辣な意見が飛び交っていた。
日本での悪評もこれを知っていた視聴者によるネガキャンが少数ながらあったくらい。
しかしこれらの問題点は制作中に少しずつ改善され、特撮のノウハウとアニメのノウハウの融合も徐々にシンクロしていくようになった。
そして当初から個性豊かかつそれぞれ深いバックボーンを持つキャラクター達と、その成長、子供向けらしい王道で熱いストーリー展開、
濃密な伏線、表面的にはあっさりしているが実は考察しがいのある複雑な設定、涙腺崩壊の展開が目白押しな内容となった。
それらの感動を得られたのもこのタルいと言われる1クール目の存在があってこそで、テンポは悪めだが序盤もつまらないわけではないことには注意。
むしろテンポこそ悪いが、キャプテンを始めとしたメカの内部ギミックなどをしっかり描いているのはその1クール目だったりする。そういうギミックが好きな視聴者にはおすすめ。
現在における総合的な作品自体の評価は高い。4年後にDVD-BOXとしてパッケージ化されたのもファンの声援を受けてのことであるという。
未回収の伏線が多いことから、続編やブルーレイ化を望む根強いファンが存在する。なおブルーレイ化は後にSDシリーズを網羅という形で実現している。
序盤がダルいという意見は本作によく寄せられる意見である。が、是非最後まで見て欲しい。
まず1クール目は初のフル3Dに加えてモーションキャプチャーという手法から、技術も手探り状態だった。
よって映像はさておき特にアクションのテンポが悪く、脚本も後半を踏まえれば納得とはされつつも、気怠い内容があまり評価は高くなかった。
しかし、そこで物語の地盤を固め、技術を磨いたからこそ2クール目以降の高評価があるのである。
2クール終盤のコマンダー戦は特に集大成的な内容となっており、
池田秀一の熱演も相まってその熱い展開と泥臭いアクションは必見。
3クール以降はアクションが洗練され、物語的にもバトルが中心となっていったため、それまで付いてきたファンに答える内容へと昇華されている。
そして最終4クール目は涙なしでは語れないという言葉が過言にならないほどの出来栄え。
このことは後半の熱い展開を知った海外の視聴者が「どうして途中で打ち切ったのか」と詰った程であるという。
そのおかげか、先の日本版BOX化の際には海外でも全クールソフト化されており、かつてよりは少し再評価されるようになった。
え? キャプテンの口がキモい?
……誰もが通る道です。
慣れると可愛い。しかし慣れない人は一向に慣れない。
ちなみにこれは監督が表情をわかりやすくするための措置だったらしい。
【その後について】
評価は全体的に高いのだが、スーパーロボット大戦やGジェネレーションといった作品では一切参戦していない。
戦争ものではない純粋なヒーロー物に近いスタンスだからであろうか……。
ただし副監督の近藤信宏が監督を担当していた時期の
ケロロ軍曹では、本作の
オマージュと思われる演出が度々使われた。
(ザクレロゲートとコントロールホーン)
【主題歌】
●
オープニングテーマ
『SUNRISE』- PUFFY (1月〜3月)
『LOVE & PEACE』 - little by little (4月〜6月)
『太陽に焦がれて』- 晴晴゛(7月〜12月)
●
エンディングテーマ
『信じる力』- Whiteberry (1月〜3月)
『ココロオドル』- nobodyknows+ (4月〜6月)
『キミと僕』- I WiSH (7月〜9月)
『恋しくて…。』- Les.R(10月〜12月)
nobodyknows+の『ココロオドル』は発売当時ガンダムに興味のない人でも1度は聞いたことがあるほど流行し、前代未聞となる『所属事務所無し』での
NHK紅白歌合戦出場を決めることとなった。
また、晴晴゛ の『太陽に焦がれて』とWhiteberryの『信じる力』はどちらもグループ解散前ラストシングルとなってしまったが、本作の熱いストーリーに違わぬ王道のアニソンとなっている。
なお本作の主題歌を担当した歌手グループは解散するという嫌なジンクスがまことしやかに囁かれたが、大きな解散はこの2つのみである。
【あらすじ】
人と
ロボットが共存し、平和に暮らす未来都市ネオトピア。
しかし、異次元から現れた勢力・ダークアクシズが全ての次元世界を破壊すべく侵略を開始する。
ネオトピアの
ロボットを操り、あらゆる有機物を石化していくダークアクシズ。
そんな中、ネオトピアの少年・シュウトが
ロボット・キャプテンガンダムと出会い危機を救われる。
やがて異世界からやってきたゼロ、爆熱丸も加わり、彼ら「ガンダムフォース」はダークアクシズとの戦いを繰り広げていく。
【用語】
世界関連
キャプテンとシュウトが住まう世界。物語前半の舞台。
人間とモビルシチズン(
ロボット)が共存する平和な世界だが、未知なる脅威に対抗するため「ガンダムフォース」を組織している。
裏設定によると、実はネオトピアとなる前、この土地では人間が人型兵器(恐らくMS)に乗って争う悲惨な時代があり、一度滅びかけたことがあった。
それを反省したことからネオトピアでは人間と同じ背格好のロボットは作らないという不文律が存在。これがこの世界のロボットが主にSD頭身である理由付けになっている。
ちなみにかつての戦争兵器は戒めとしてネオトピアの地下深くに埋葬されているという裏設定もある。
基本的に平和なため、他の世界に比べると住人達は大分明るい雰囲気。
登場する
ロボット・メカのモチーフは
U.C.世界における
一年戦争時代の連邦系MS。
先述したオープニングのバンク映像でもジムのロボット市民が子供とキャッチボールをしており、シュウトたちが特別なのではなく、モビルシチズンも普通に市民として受け入れられている。
剣と魔法が存在する、SD外伝のラクロア王国をモデルにした国家。物語中盤の舞台。
王族を頂点とし、騎士ガンダムの親衛隊によって守護されていたが、ダークアクシズと手を結んだ反乱軍によって崩壊。
人間を含む有機物は石化し、騎士ガンダムたちはダークアクシズによって殆どが殺されてしまった。
登場する
ロボット・メカのモチーフは『
ガンダムW』のMS。
設定上はかなり遠い未来のラクロアであることが示唆されている。
刀と戦が蔓延る、武者ガンダムシリーズの島国をモデルにした国家。物語終盤の舞台。
武家社会で本来は「大将軍」によって統治されるが、何らかの理由でそれが空位になり戦国時代の真っただ中。
元々は侵略してきたダークアクシズ軍と武者頑駄無の対立構図だったが、
現在は老将・武里天丸の軍とダークアクシズの支援を受けた知将・騎馬王丸の軍が争っている。
ネオトピアやラクロアと違い人間は存在しない。
登場する
ロボット・メカのモチーフは『
Gガンダム』のMFやMS。
余談だが爆熱丸と阿修羅丸(孔雀丸)の回想シーンが切り絵風なのは、まだ天宮の背景セットが出来ていなかったためである。
ネオトピアとは異なる次元に存在する並行世界の一種。
作中では上記のラクロアと天宮がこれに該当する。次元移動魔法や転送装置を使えば行き来が出来る。
各世界の間に存在する次元の隙間。目標となる世界が不明確なまま次元移動すると迷い込む。
勢力関連
正式には「スーパーディメンショナルガード(Super Dimensional Guard=超次元防衛軍)」これは先述のように海外展開がやりたかったため、本来のSDの正式表記である「Super Deforme(d)」は避けられたのもある。
異次元からの侵略者に対抗すべく密かに設立されていたネオトピアの防衛組織。
S.D.G.の特殊部隊。
キャプテンガンダムをリーダーに異世界からの協力者ゼロ、爆熱丸、そして特別隊員のシュウトをメインメンバーにダークアクシズと戦う。
各世界への侵略を画策する闇の勢力。
ソラディオラーマの虚空に浮かぶ「ダークアクシズ要塞」を拠点に様々な世界に侵略の手を伸ばし破壊活動を行っている。
所属する
ロボットのモチーフは
ジオン公国軍、デラーズ・フリート、
ネオ・ジオン軍などのMS。
人間やガンダムとは美的感覚が正反対で、花や人間を目の当たりにした時は気持ち悪がる事が多い。
ロボット関連
各世界に存在しているロボット及び無機物的な生命体の一種。
その肉体は共通して「ガンダミウム」という金属で出来ている。
モビルシチズンはロボットの市民。ディフェンダーは防衛戦闘用
ロボットの総称。ただし劇中でモビルディフェンダーという用語はほぼ登場せず、「戦闘用モビルシチズン」と呼ばれる。
人間と遜色ない心を持つが、騎士ガンダムや
武者頑駄無とは違い純然たる機械。
そのため性格や価値観面についてはガンイーグル初登場回などで「製造の一過程としてインストールしている」とも解釈できる発言がそのへん担当のカオ・リン博士から出ている。
…が、作中では明らかに「後天的な経験で変化・成長」しているのも肯定されており、実際には完全に学習させられたからそれで完成というものではないようだ。
作中でのモビルディフェンダーはキャプテンガンダムなど元からネオトピアにいたS.D.G.メンバーがこれに該当する。
ラクロアに存在するガンダム。
精霊術という魔法の力を使うことが出来、王国を守護する。
ちなみに卵生であり、ラクロアの泉から精霊と同じくあちこちに流れ着き、騎士ガンダムとして誕生する。
そのため生殖機能等を持っているかは不明。
なお物語開始時点で殆どがジェネラルの溶鉱炉に投げ込まれ死亡している。
ダークアクシズはまっさきにラクロアを滅ぼしているが、これを悪用された場合無限にガンダミウムを製造出来るマシーンになっていたかもしれない。
なお、本編の回想に登場した紅蓮の騎士バトール(ヘビーアームズ)、砂塵の騎士ロック(サンドロック)青銅の騎士ナタク(シェンロン)は、この時点では身体のモデリングがなく、
マントを被せることで身体のモデルがないことをごまかすという荒業で登場させていた。
最終決戦で「実は生存していた」ということにして参加させる構想もあったが、余裕がなくお蔵入りになった。
その後、身体のモデリングも完成したようで、HP等で公開された設定ビジュアルとして全身を拝むことができる。
天宮に存在するガンダム。
武士や忍者のような姿をしており、戦国時代的な文化を持つ。
生真面目なものが多い一方、どこかコミカルさを持つ物も多い。
一方で平和なネオトピアやラクロアと違いガチガチの戦国であるため、その価値観はシビアである。
SDGFのガンダムの中で唯一人間と同じく子をなすことが出来る種族である。
人間を初めとして有機生命体が存在しない世界で育ってきたため、人間を見ると「ぷにぷに」と呼んで物珍しがり、興味を持って触りたがる。
騎馬王丸があの渋い声で「ぷにぷに」と言いながら迫るシーンはホラー&シュール。
【登場人物】
◆ネオトピア
S.D.G.
◇
キャプテンガンダム/ハイパーキャプテンガンダム
CV.
神谷浩史
本作の主役。
ガンダムフォースのリーダーでありダークアクシズと戦うために秘密防衛組織S.D.G.に作られた
ロボット。
様々な武器を使いこなす戦闘のエキスパート。また、「ソウルドライブ」という特殊な機構を内蔵されている。
序盤では感情が薄く、任務に忠実な
ロボットらしい性格であったが、
仲間達との交流を経て徐々に人間味がでてくる。
少々天然気味だが根は熱い漢。
モチーフはオリジナルのキャプテンガンダムで、それと同時に初代ガンダムの要素が強い。
カラーリングのみNT-1に近いとする意見もある他、後に追加装備から
ガンダム試作1号機の要素が入ってくると一年戦争のころの作品メイン格機の折衷デザインともいえる。
先述のように担当声優はのちに『00』にも参加する神谷浩史。あちらの現場では宮野と並んだ際にキャプテンやってたのを指して「宮野くんはこれからだけど、神谷くんはすでにガンダムになってるみたいなもん」とネタにするのが恒例だったとか。
SDガンダムフォースのスタッフからは「ザコソルジャーがガンダムパイロットに出世した」と微笑ましく見られていたらしい。(兼役で神谷はザコの声もやっている)
◇
シュウト
CV.
朴璐美
ネオトピアに住む10歳の少年。
キャプテンの嫁。その扱いはほとんどヒロイン。
彼の応援によりソウルドライブが発動でき、その功績からS.D.G特別隊員に任命される。
彼の機転や発明により危機を救われることも多く、もう一人の主人公と言える。
あまり注目されないが
メカに強いがアウトドア派という超人で、このアグレッシブさはコマンダー戦で活かされることに。
余談だが初期はCGの出来がよろしくなく、スタッフも不満があったためか、途中よりモデリングが大幅に調整を受けている。
中の人はロラン。
実は彼女も本作がガンダム初出演である。
IGLOOでの出演歴はあるが、アフレコ時期を考えると恐らく彼も本作が初ガンダムと思われる。
◇
リリジマーナ・ミヤ・ド・ラクロア
CV.
松来未祐
ラクロアの第一王位継承者であり、物語後半のヒロイン。通称「リリ姫」。
物語後半まではダークアクシズにより石化されており、石化が解けた後にガンダムフォース一行と同行することになる。
性格は強気で勝ち気、マイペースで少し我が儘。
それまでのイメージと、彼女の登場直前まで登場していた彼女の偽物(おしとやかで
ドジっ娘。通称黒リリ。可愛い)とのギャップで視聴者を驚かせた。
まあ本物も十分可愛いんですけどね。
◇
武者頑駄無元気丸
CV.
小林由美子
物語中盤からガンダムフォースに同行する子供の
武者頑駄無。
とある事情から騎馬王丸の命を狙っている。
かなり生意気なうえ、成り行きで同行することになったためガンダムフォースの面々を信用していないが、徐々に気を許していく。
戦闘力は低いが、「井」の字を宙に書くことで空間移動をすることができる。
モチーフは
ゴッドガンダム。
◇
ガンバイカー/ガンパンツァー
CV.柳沢栄治
総合支援型モビルディフェンダー。
その姿はガンダムヘッドが付いた巨大な
バイクというシュールなものだが、キャプテンの指導教官を務めた優秀なAIを搭載しているベテラン戦士。
「百万年早いわ!」が口癖で、当初は堅物だったが、後に若干丸くなる。
後半は支援車両ガンパンツァーにAIを移植され、巨大化して再登場し、天宮編では後方支援を担った。
モチーフは
コマンドガンダム。というより裏設定として
あらゆる世界を飛び回ったコマンドガンダムの形態の一つというものがある。
つまり声や見た目は違うがコマンドガンダム御本人だったりする。
これは「現在は戦争とは無縁なはずのネオトピアに何故戦士としてベテランの教官がいるのか?」ということに対する答えにも一応なっている。
◇
ガンイーグル
CV.
浪川大輔
空戦型モビルディフェンダー。
空中戦を得意とするガンダムフォースの一員で高い戦闘力を持つ。
キャプテンの事は尊敬しているが、他に対しては露骨に態度が悪くなるなど若者っぽい振る舞いが多い。
モチーフは
νガンダム。DFF版のフィンファンネルを主翼に見立てている。逆に言うとファンネルとしての機能はない。
彼もシュウトの朴璐美と同様、担当声優はシリーズ主演経験者
だが当時は話題にされなかった。実は『00』ミハエルや『UC』リディより早い、ガンダム復帰作である。
◇
ガンダイバー
CV.
中井和哉(01)、吉水孝宏(02)、他
海戦型モビルディフェンダー。
同時開発された7機で「ガンダイバーズ」を構成しており、潜水艦形態への変形などによる水中での戦闘や救助活動を得意とする。
真面目で気のいい連中であるほか、戦力としてもキャプテンに水中行動能力がない、ゼロと爆熱丸はカナヅチ
お前ら定義上は機械じゃなくて生物だろ…武芸百般とは……のためSDGの貴重な前線メンバーでもある。これは「飛べる」ガンイーグルも同様。
最終決戦では飛行ユニットを取り付けて、元の仕様を活かしたヘリコプター形態になれるようになった他、武装が一新された。
モチーフはオリジナルのガンダイバー及び
リ・ガズィ。
◇炎天號
CV.伊藤健太郎
爆熱丸とともにネオトピアに飛ばされた相棒の馬。
実は鳴き声は「ヒヒーン」ではなく「火火ーン」らしい。どうでもいいわ。
爆熱丸には炎天號の言っていることがわかるらしい。
折れた爆熱丸の刀を見守るなど主人に忠実だが、時折呆れていることもある。
中の人のイトケンは本作でガンダムX以来の出演となった。
インタビューの際、神谷浩史の「ガンダムにずっと出たかったけどまさかガンダムになるとは思わなかった」というコメントを受けて
「自分もガンダムにはずっと出たかったんですが、まさかガンダムに乗られるとは……」とコメントするくらい稀有な経験の持ち主。
結局本作ではザクも騎士ガンダムも兼役で演じることになったので結果オーライか。
◇
ハロ長官
CV.吉水孝弘
S.D.G.の最高責任者。
ハロを模した仮面を被っており、正体は謎に包まれている
八頭身のハロが
ラスボスに生身で立ち向かうという凄まじい姿を披露したおそらく作中最強の人間。多分人間。
◆ラクロア
反乱軍
◇
嵐の騎士 トールギス
CV.楠大典
ラクロアの白い騎士型MS。通称「T様」。
優れた騎士であるがプライド故かかなり性格は歪んでおり、自分が騎士団に入れなかった理由を「ガンダムではないから差別されたため」と思い込み、その恨みから反乱を起こした。
現在は表向きラクロアの統治者であるが、次元を超え度々ガンダムフォースに襲い掛かる。
追い詰められた後はデスサイズに騙されて魔剣エピオンを持たされ、魔剣に飲まれて狂戦士エピオンへと変化する。
モチーフは
トールギス。
モチーフ元はむしろこいつからガンダムタイプたちができたはじまりの機体。
◇
闇の騎士 デスサイズ
CV.伊藤健太郎
ダークアクシズの三幹部の1人で本作きっての変態。
リリ姫が好きすぎてT様を唆しラクロアと同志たちを裏切った変態。
石化したリリ姫に恍惚と話しかける姿はどう見ても変態。
裏切る前から
ストーカー行為を嗜んでいた筋がね入りの変態。
モチーフは
デスサイズヘル(EW版)な変態。
◆天宮
武里天丸軍
◇
武里天丸
CV.丸山詠二
武里天丸軍の総大将を務める年配の
武者頑駄無。
かつては生半可な武者では触れることすら出来ない「爆心の鎧」を一か月纏い続け戦ったという猛将だが、現在は小柄お爺ちゃん。
浪々の爆熱丸を拾い一端の武者にまで育て上げたが、彼が失踪したこともあって若干人間不信気味。
モチーフはジョンブルガンダム…と見せかけて、その名前の通りジョンブルの先代機であるブリテンガンダム。
騎馬王丸軍
◇
騎馬王丸
CV.田中正彦
武力により天宮の平和勝ち取らんと名乗りを上げた
武者頑駄無であり、ダークアクシズの三幹部の一人。
腕が立つのは勿論だが、将棋が趣味で戦場においても相手の二手先を読む知将。
高いカリスマ性と勝利の為なら非道な行為も辞さない冷酷性を併せもつ。他の幹部二人(狂人と変態)に比べるとかなりまともな人。
配下の騎馬王衆、虚武羅忍群、阿修羅丸、そして移動城塞・天地城を操り武里天丸軍と争っており、新たな力として機動武者大神将の復活を目論む。
モチーフはゼウスガンダム。
◇
虚武羅丸
CV.
梁田清之
騎馬王丸の配下・虚武羅忍群の一員。正式名は「虚武羅丸ノ黒」。
様々な忍法を駆使した潜入工作の達人であり「城落としの虚武羅丸」と恐れられた。
忍としてプライドと忠義に篤い実直な性格の持ち主。
序盤でS.D.G.に敗れ、後半からは元気丸を狙い潜入するが彼の優しさに触れ味方となる。
モチーフはコブラガンダムだが、刃のギミックやカラーリングなどからは
ガンダムシュピーゲルの意匠も伺える。
◇
阿修羅丸
CV.
小西克幸
騎馬王丸配下の武士。
かつては「孔雀丸」という名で爆熱丸とは同門だったが、彼との決闘に敗れたうえ情けを掛けられたことで復讐を誓う。
そして騎馬王丸の軍門に下り、現在の姿と名を得た。
腕が増えたのはプロフェッサーガーベラの改造手術によるものとされているが定かではない。
モチーフはアシュラガンダム。
◇
東方不敗 爆覇丸 (CV.小村哲生)
◇
天剣絶刀 猛禽丸 (CV.西脇保)
◇
獅王争覇 機獣丸 (CV.野島裕史)
◇
笑倣江湖 破餓音丸 (CV.浪川大輔)
騎馬王丸直属の武者集団
「騎馬王衆」の面々。
天地城の四方を預かっており、中でも爆覇丸はガンダムフォースの面々を複数相手どっても圧倒できる荒武者。
爆覇丸以外はプロフェッサーガーベラによって改造手術を受けて今の武器と能力を得た。
モチーフはデビルガンダム四天王で、上から
マスターガンダム、
ガンダムヘブンズソード、
グランドガンダム、
ウォルターガンダムとなる。
???
◇
完全善大将軍
CV.
小杉十郎太
突如ネオトピアに現れた謎の
武者頑駄無。
白金の宝船に乗っており、次元を超えてその姿を現す。
本来空位であるはずの大将軍を名乗っているが、額にはちゃんと大将軍の証である頑駄無結晶がついている。
やたら大仰で時代がかった喋り方をするが、ケーキのような甘い物が大好物。
実はその正体は、成長した未来の元気丸ではないかと予測されている。
(井の字のゲートを使ったり、ハリセンを使ったりと、元気丸との共通点が多い)
モチーフは
ゴッドガンダム。
ちなみに白金の宝船は本来変形して馬になるギミックが搭載されていたが本編未登場。しかしこの名残で玩具版ではこれが実現している。
◆ダークアクシズ
◇ザッパーザク
CV.柳沢栄治
ダークアクシズのネオトピア侵攻部隊長の一人。
すぐにマシンガンをぶっ放す暴れ者
…だったのだが、中盤、S.D.Gの捕虜となり、白い部屋ことロボクリニックに入れられ
ハロ長官の洗脳…もとい教育を受け、お花大好きお掃除大好きな性格に変貌を遂げる。
その際に武装が全部取り払われて全てお掃除用具に変えられてしまっている。
そんな彼だが、最終話では衝撃の事実が発覚する。
モチーフはブラッディザク。名前も同じにしようとしたが、バンダイアメリカから「血はダメ」と言われて似た語感の名前に改名された。
◇グラップラーグフ
CV.岩尾万太郎
ネオトピア侵攻部隊の部隊長の一人。
当初は冷酷なヒットマンだったが、どんどん3バカのツッコミ役と化していった。
ダークアクシズに見捨てられてからすっかり戦意を奪われた3人の中で、
唯一ダークアクシズへの復帰を諦めず、元気丸にも決して懐かなかった生粋の悪党。(度量は認めていた)
モチーフはバウンティハンターグフで、見た目や色合いは08小隊のグフカスタムを思わせる。
◇
デストロイヤードム
CV.松本大
ネオトピア侵攻部隊長の一人。
武器マニアであほのこ。
ザコソルジャーよりも知能が悪いかもしれない。
あまりに制御ができないのでザッパーザクとグラップラーグフには煙たがられていた。
元気丸に率いられた時も喜んで彼に従うなど、
知能指数はほぼ子供。たまにオカマ口調。
実はガンダム史上始めて指揮官機の角を付けたドムである。
ドムなのに武装を詰め込んだギャロップ(ジオンの陸上艦)を引いている。なお日本版には付かないが韓国版ではギャロップ含めて商品化された。
口癖は「武器〜!」「〜ドム」。
モチーフは名前の通りドム。詳しい機種は不明だが、ちゃんとドムなのに線が多いのはドム・トローペンやリック・ドムⅡのようなOVAリデザイン版を思わせ…なくもないか。
◇
ザコソルジャー
CV.千葉進歩、西脇保、伊藤健太郎 他
ダークアクシズの下っ端で、本作品のマスコット的存在。
語尾に「〜ザコ」とつけて話し、それぞれに個性もある。
違うんですよそうなんですよ、Cパートでは作品解説コーナー「ザコザコアワー」も担当してるんですよー
ダークアクシズは物を作れないため出自は不明。ガーベラが開発者かといわれるとそれも微妙なところ。
◇
コマンダーサザビー
CV.
池田秀一
ネオトピア侵攻部隊の最高指揮官。
普段は赤いザコソルジャー・ザコレッドに意識を移し行動している。
悪の美学の持ち主であり、前述の通り彼との戦いは非常に熱い。
当時、シャアのイメージを払拭したかった
池田秀一だったこともあり、シャアの乗機でありながら悪役としてかなりキャラを作り込みまくっていた。
おかげで元ネタの
赤いロリコンや同時期に演じていた
議長とはまた違った悪役全開の池田ボイスが聞ける。
なお、ザコレッドの時はスタッフ曰く「池田さんに◯◯ザコと言ってもらえるか不安だった」らしい。
モチーフは
サザビー+
ナイチンゲール。
池田秀一曰く「下品なネタもなく、おふざけも多少のシャアネタ以外は抑えてあったのでむしろやりやすかったし楽しかった」とのこと。
◇
プロフェッサーガーベラ
CV.
大塚明夫
ダークアクシズの三幹部の一人にして、平常時における最高指揮官。
物を作るのが苦手なダークアクシズで唯一、制作、修理が可能な人物。
冷静な性格だがどこか狂気染みた部分があり、ジェネラルの意志を受け各世界への侵攻を画策する。
ちなみに普段見せている姿は鎧で偽装したもの。
その正体は未来の事故で行方不明となり、ジェネラルに悪の記憶を植え付けられたキャプテンの後継機GP04マドナッグ(MADNUG)。
モチーフ機体と陣営が変わった経緯が割と同じ。
そのためキャプテンや人間を憎み、人との絆を一切信じていない。
モチーフは
ガーベラ・テトラ。声はガトーの方だが。
◇
ジェネラルジオング
ダークアクシズの頭領あり、
ラスボス。
何処から来たのかは定かでないが、ダークアクシズ要塞の最奥にあるジェネラルの間、その施設と一体になった巨大な身体にすべてを破壊しようという凶悪かつ純粋な悪意を内包する存在。
完全体になるためにガンダムの身体を作るガンダミウムを欲しており、各世界に侵攻しガンダムを捕え溶鉱炉に放り込み吸収している。
彼の周りに浮遊している宣戦の角(ダークアクシズの制服の証として送られる占領の証の角)はファンネルという扱い。
何気にTVシリーズのガンダムでジオングが
ラスボスになったのは初代以来。
言葉は発せない、あるいは視聴者に理解できない言語を話しているが、ジェネラルの力で心が闇に染めていくシュウトを空に投影することで
相手の士気の低下や焦りを産むよう仕向けるなど、かなり狡猾な策士でもある。
モチーフはもちろん
ジオング。
【余談】
【SDフレクション】
アメリカ先行配信となっていたが、元々バンダイがアメリカの市場開拓を狙ったため、海外市場では当然のように発売されるフィギュア玩具シリーズとして開発された。
よってメインとなったのはSDガンダムでは珍しい完成品フィギュアシリーズ・SDフレクションである。
しかし前述のように本作での海外市場開拓は失敗、日本では
最終回まで放送されるも市場的にも振るわなかったゆえ、日本では発売中止になったものが多数。
そのため、海外でしか発売されなかったフィギュアも多数存在する。
なお内訳としては。
- バンダイアメリカ限定
- 轟雷の騎士メリクリウス
- 暴風の騎士ヴァイエイト
- ポーンリーオー
- バンダイコリア限定
- デストロイヤードム(ギャロップセット)
- 完全善大将軍
- 闇の騎士デスサイズ
- ガンパンツァー
- 武者頑駄無爆熱丸(炎天號セット)
- ハイパーキャプテンガンダムVS爆心丸(韓国版限定でハイパーキャプテン用の武装は二つ付属)
- 未発売品
- コマンダーサザビー
- ザコレッド
- 東方不敗 爆覇丸&元気丸&シュウト(バックパック装備)
- メガモビルタンク ビグ・ザム
- ザコレッド
- SDG隊員ジム&ボール
- ドーガ四天王
- 天地城
- ダークアクシズ・水中ユニット仕様(ザクグフドムザコの水中ユニット版)
- 騎馬王丸・王将號&斬馬王刀セット
海外で市販されたガンパンツァーと爆熱丸&炎天號セットは日本では抽選品。
それ以外は北米でも発売されずバンダイコリアから発売された希少品となった。
闇の騎士デスサイズも国内未販売となっており希少だが、こちらは幸い
プラモデルがリリースされているため立体化が全くなかったわけではない。
一方完全善大将軍は
プラモデルは未販売。これには白金の宝船までつき、宝船が馬形態へ変形できる完全仕様。
フィギュアシリーズ最終弾という流通数の少なさも相まって、SDガンダムフォースグッズでも最もプレミアがついている。
なお、SDフレクションにはこれ以外にも売上不振による多数の未発売商品が存在する。
有名どころだと
コマンダーサザビー、騎馬王丸(王将號セット)、爆覇丸、元気丸、シュウト(バックパック装備版)など数多くの商品が未発売に終わった。
なお
コマンダーサザビー等はサンプル画像も出来ていたくらいに完成していたりする。勿体ない。
一部の商品はSDガンダムトイクロニクルに写真や情報が収録されている。
そのうちいくつかはサンプル品を監督が所有していたが、DVD-BOX発売記念のイベント内において、抽選でファンに寄贈された。
また、姉妹商品としてSDアーカイブスというフレクションの技術を流用したSDガンダムのフィギュアシリーズが出ていた。
が、これも不振により早期に終わっていた。
【次元海賊デ・スカール】
GBA版のSDガンダムフォースなども発売されているが、特に話題になるのがこのPS2専用ソフトとなる3Dアクション。
2004年発売であるが、当時としてはまだ珍しい全編フルボイスで、一部システムボイス以外は全部キャラクターが喋る豪華仕様。
オプションモードでは
ザコソルジャー達がTV版と同じザコザコアワーを演じるなどファン垂涎の内容になっている。
肝心のゲーム内容はというと…普通に面白いが痒いところに手が届ないため難易度が上がっている鬼畜ゲー。
ゲームの仕様を全て理解してもなお脳死クリアは不可能というレベルの内容で、特に最終ステージとなるデ・スカールロードは語り草。
また、本作限定の雑魚敵やボスキャラが多数登場する。モチーフはTV版と同じ範疇である。
ファンであればぜひ一度はプレイしてもらいたい。
ネオトピアへの侵攻に対し、私は特例として編集を許可されている
速やかに追記修正せよ!
- 最初のEDが大好きだったヒップホップで。歌っていた人たちの名前が思い出せないが。 -- 名無しさん (2014-02-20 18:04:34)
- ノーバディノーズとか言うグループだった気がする -- 名無しさん (2014-03-05 18:23:17)
- ↑ありがとう、久しぶりにユーチューブで聞いてノリノリになった。 -- 名無しさん (2014-03-05 19:13:35)
- ↑ココロオドルは2番目のED。最初はWhite Berryのダイヤモンド -- 名無しさん (2014-03-09 19:34:39)
- スパロボ参戦まだかな -- 名無しさん (2014-04-15 19:38:28)
- シュウト、朴さんだったか…まさか主役コンビが後にガンダム作品で同型イノベイドになろうとは… -- 名無しさん (2014-08-04 17:04:48)
- 太陽に焦がれては全ガンダムシリーズOPでも屈指の名曲だと思う -- 名無しさん (2015-07-03 17:40:19)
- ↑ラストバトルで流れるんだけど何回見ても鳥肌立つし泣く。スパロボ参戦しないかなぁ… -- 名無しさん (2016-02-02 03:40:27)
- キャラデザがキムタカなのにお色気キャラがいないという -- 名無しさん (2016-04-20 13:55:31)
- キャプテンが獅子の牙使った時には震えたわ 当時ですでにオッサンだった俺www -- 名無しさん (2016-04-20 14:42:13)
- シュウト君が頑張れって言うだけのキャラじゃなくて、毎回ちゃんと人間なりに精一杯戦ってるのがいいよなぁ。 -- 名無しさん (2016-06-25 23:37:14)
- めっちゃ体張ってるんだよなあ、シュウト君。あのコマンダーを相手に一本取ったのは本当にすごいわ -- 名無しさん (2016-06-25 23:42:42)
- ↑8確かにUXやBXのこともあるからな。キャプテンガンダムは担当声優が同じのティエリアやゼハートとの共演が期待できるし、グラップラーグフは回避成功時に「ザッパーザクとは違うのだよ、ザッパーザクとは!!」ってしゃべってくれそう。また他世界のガンダムパイロットがダークアクシズに対する特殊戦闘セリフを想像したり、ガンダムフォースを見た時の他世界のガンダムと敵対勢力の組織の特殊戦闘セリフを想像したりするファンもかなり多いと思う。 -- 名無しさん (2019-04-26 10:14:06)
- ザクレロ、ビグ・ザム、ギラ・ドーガ、エピオン、検索結果 ウェブ検索結果 ヴァイエイトとメリクリウス等、本項に挙がってる以外にも色んな機体や要素が詰まってたな -- 名無しさん (2020-04-04 01:07:04)
- キャプテンとシュウトの中の人達はガンダム00でティエリアとリジェネという遺伝子型が同じキャラとして共演してるんだよな。 -- 名無しさん (2020-10-31 00:03:07)
- お禿げ様こと富野由悠季監督は気に入ったのかちょくちょく顔出してたらしくスタッフからT様と呼ばれてたとかなんとか -- 名無しさん (2021-04-09 19:17:10)
- SDGFは出来の悪い海外玩具やら安価の種プラを劣化させたBB戦士とかガンダムSEEDシリーズにかまけて売ろうとする気が全くなかったとしか言いようがない。過去のガンダム冬の時代に貢献してきたのにあの仕打ちはどうなの? -- 名無しさん (2021-06-29 09:01:15)
- 他のSDシリーズと一緒にBDコレクションボックス出るね -- 名無しさん (2021-07-24 18:12:24)
- あと言い忘れたこと…海外放送前提とはいえスペドラ様とかコマンドガンダムとかSDオリキャラがそのまんま使えなかったのは一番痛かった -- 名無しさん (2023-07-21 21:28:38)
- 2024年1月7日、『SDガンダムフォース』20周年おめでとう。 -- 名無しさん (2024-01-07 17:26:00)
- 1月9日金曜夕方6時 -- 名無しさん (2024-11-05 17:52:07)
- 1月9日金曜ゆうがた6時からスタート! -- 名無しさん (2024-11-18 11:13:59)
最終更新:2024年12月18日 20:08