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アクアジム/水中型ガンダム(ガンダイバー)

登録日:2012/06/09 Sat 16:48:00
更新日:2024/06/28 Fri 15:25:03
所要時間:約 5 分で読めます




アクア・ジム及び水中型ガンダム(ガンダイバー)とは、ガンダムシリーズの企画「M-MSV」に登場するモビルスーツ(MS)。



アクア・ジム

AQUA GM

【性能諸元】

型式番号 RAG-79
所属 地球連邦軍
開発 地球連邦軍
生産形態 量産機
頭頂高 18.0m
本体重量 49.5t
全備重量 64.3t
出力 1,280kw
ハイドロジェット総推力 89,500kg
装甲材質 チタン・セラミック複合材
武装 ビームピック ×4基
後期型ビームピック / ビームサーベル ×4基
魚雷ポッド ×2基
マイクロミサイル ×8発
ハンドアンカー ×2基
ミサイルランチャーガン
ハープーンガン
主なパイロット 地球連邦軍一般兵
キム


【概要】

ジオン水泳部、もといジオン軍の水陸両用MSに対抗して連邦軍が開発した水中戦闘用のMS。
ジムをベースに水中戦用の改修が行われ、ランドセルと肩に水中用ハイドロジェットを追加、武装も魚雷など水中に適した物に換装されている。

…しかし、実のところ水中から攻めてくるジオン軍に対抗して急遽造られた、いわば急造設計品だったため完成度ははっきりいって低く、耐圧性など問題が多数残る仕上がりになってしまった。
ジオンで言えば実験機である水中実験機やザク・マリンタイプと同レベルであり、のない宇宙出身のジオンの方が水陸両用機の完成度が高いという妙な話になっている。

事実、一年戦争以降は接収されたザク・マリンタイプなどのジオン製の方が出来が良いとして連邦で使われ続けており、ある意味地球出身なのにホームグラウンドなはずの兵器で出し抜かれていたということを証明してしまっている。
もともと予算削減されていた海軍が予算獲得のためだけに開発させた機体と言われており、その性能が低いのも当たり前と言える。

そもそも連邦の場合、水中でMS戦をするメリットはあまりなく、連邦は海のジオンを放っておいたとする話まで存在する。
というのも、連邦には強力な対潜機ドン・エスカルゴが存在しており、海中にいるジオン軍の発見や迎撃にはこれで事足りたからである。
水中用ジムの対潜能力が空を飛べるドン・エスカルゴ以上ということはありえないだろう。
ジオン海軍への攻撃に対しても、ジオン海軍拠点には陸路から攻撃できたこと(キャリフォルニアベースは陸路から攻略された)、ジオンには空母機動艦隊や輸送船団等の強力な海軍が存在しなかったことなどを考えると、ますます「連邦海軍のMS部隊」は必要なかったのである。


こういう訳で、連邦も戦後は鹵獲したザク・マリンタイプを近代化改修した「マリン・ハイザック」や、その発展である「ザク・マリナー」を開発・運用するなどし、水中用ジムは主力ではなくなっていく。


…時は過ぎ、『機動戦士ガンダムUC』にて意外にも再登場。これによりU.C.0096年代まで一部が配備、使用され続けていた事が発覚した。
トリントンなどの寂れていた拠点から、当時の連邦の首都であったダカールまで、意外と幅広く配備されていた。
しかしこれは、

  • 地球の復興に巨額の資金を吸われる連邦は絶賛予算削減中*1であった事
  • 目下の敵対勢力であるジオン残党には大規模な地上侵攻・海軍建設を行うほどの戦力がなく、仮想敵も必然性もない事
  • 上述した、水中用MSの必要性が薄い事
  • 更にせっかく作ったマリン・ハイザックやザク・マリナー等のモノアイMSがティターンズ崩壊後に、多くが色々な理由*2ハイザックアイザックマラサイアッシマーもろともネオ・ジオンに鹵獲されたり、ティターンズやジオン風のMSはことごとく製造・運用禁止になった*3

などという理由で水中用MSの後継機など作る余裕がなく、老朽化した本機がだましだまし運用されていたというのが正直なところだろう。

そして同作でジオン残党が襲撃してきた時には、シャンブロに艦(ヒマラヤ級空母)ごと餌食になったり、カプールに頭をグシャッと潰され、同じ一年戦争期であるはずのジオン水陸両用機に殴られ斬られるなどバタバタやられるハメになってしまった。ジム系でもかなり悲惨ではないだろうか。

『UC』の設定では、肩に4発のミサイル発射管+手持ちのミサイルポッドを装備している。
……のみならず両腕にはハンド・アンカー、腰の左右に2本ずつ(計4本)ビーム・ピックを装備しており、やたら接近戦で殴るための装備が多い。


『UC』ではいいところなしの本機だったが、漫画アッガイ北米横断2250マイル』では潜水艦を沈めたり、「水中から飛び出した瞬間に攻撃→すぐに水中に引っ込む」というヒット&アウェイ戦法で、主人公ノルトたちの基地のザク乗りを苦しめている(ノルトからは「ザクでは手も足も出ない」と言われている)。

……最終的にやられてしまうのだが。


なお、ガンダムF90マリンタイプにはアクアジム以来の水陸両用MSの開発計画によって開発されたとする書籍もあり、この時代辺りまで使われていたとするとおよそ40年ほど、UCから計算しても17年運用されていたことになり、
これは連邦で採用されていた機体としてはガンタンクⅡと並びジェムズガンジェガンや(これまた書籍やら何やらで変わるが)に次ぐ長さである。

『ハーモニー・オブ・ガンダム』においてジム・コマンドを意識した様なリファインがされており、その後の作品では変更後のデザインで登場している。

『機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY』の二つ目のコミカライズである『ザ・ブルー・ディスティニー』ではなんとモルモット隊に配備され、フィリップとサマナが搭乗してる。
ユウはこの作品オリジナルMSのジム・ドミナンスに搭乗しているためユウの機体になることは叶わなかったが、ドミナンスは水中用装備を施しており、追加されたパーツはほぼアクア・ジムと同形状である。


【武装】

  • ビームピック
白兵戦用のビーム兵器。
通常のビームサーベルでは水中でのメガ粒子ビームの減衰が激しい上にその熱量で水蒸気爆発を招く危険があった。
そこで用意されたのがこのビームピックで、先端部が相手の装甲に接触した瞬間にのみ極短いビーム刃を発振するという意欲的な仕組みであった。

……意欲的ではあったのだが、相手に密着しなければ使えないのでパイロットからはすこぶる不評だった。
しかもそんなのに限って何故か4本も装備している。

  • 後期型ビームピック / ビームサーベル
そんな訳で、水中型ガンダムを開発した際にリーチがやや短いながらもビームサーベルとして使えるように改良され、アクアジムも途中からこちらを装備するようになった。

  • 魚雷ポッド
背部バックパックのハイドロジェットエンジン先端部に1門ずつ搭載。

  • マイクロミサイル
肩部に左右合わせて8発搭載された小型ミサイル

  • ハンドアンカー
両腕部に装備されたワイヤークロー。
攻撃や捕獲、敵艦に取り付くなど様々な用途で使用される。

  • ミサイルランチャーガン
大型ミサイル2発とマイクロミサイル8発から成る携帯式ミサイルランチャー。
水中戦用に対艦大型魚雷に載せ替えることも可能。

  • ハープーンガン
大型の銛を射出する水中銃。
地上でも使えるのでアクアジム以外でも使用可能。
M-MSVの時点では設定されておらず、カトキ氏による再デザイン時に追加された。




水中型ガンダム(ガンダイバー)

GUNDAM MARINE TYPE

【性能諸元】

型式番号 RAG-79-G1
所属 地球連邦軍
ティターンズ
開発 地球連邦軍
生産形態 少数生産
頭頂高 18.3m
本体重量 47.7t
全備重量 58.5t
出力 1,330kw
ハイドロジェット総推力 96,700kg
装甲材質 チタン・セラミック複合材
武装 ビームピック / ビームサーベル ×4基
魚雷ポッド ×2
ハンドアンカー
水中用偏向ビームライフル
炸裂式ハープーンガン
主なパイロット 地球連邦軍一般兵
キース
モーガン・バルグ


【概要】

上記した様に悪い面が目立つアクアジムだったが、それでも乗りこなして戦果を挙げたパイロットは存在しており、そうしたエース向けに改修した機体がこの「水中型ガンダム」である。
改修と言っても全体のシルエットや装備がかなり異なるため、ほぼ再設計に近いと思われる。

最大の特徴がいわゆるガンダム頭になっている所であり、武装も水中でのビーム減衰を防ぐために収束率と出力を高めた偏光ビームライフルや、装甲を突き破り内部で爆破させる炸裂式ハープーンガンなど特殊な専用品が追加されている。
アンカーやビームピックもやはり数が多すぎたのか装備数を減らし、バランスがよくなっている。

だが、これでも性能はアクアジムに毛が生えた程度らしく、やはり完成度はジオン水泳部に劣るらしい。
エース用高性能ジムを更にブラッシュアップした結果ガンダムの頭部と名を賜った機体は実際に存在するものの、本機の場合はジムで造った張り子のガンダムに近い。
しかしながら「海の魔物」として恐れられた機体もありカタログスペック以上の力を出していた物もあったのだろう。ヘイズルにある「ガンダム頭にしたその時、不思議なことが起こった」というのはこの時からあったのかもしれない。

ガンダムと呼称されているが頭が似ているだけで関連性はない。*4
なぜわざわざガンダムの頭部に変えたのかについては、当時既に「連邦の白い奴」の活躍が両軍の兵士の間に広がり始めており、それに近い機体に見せる事で連邦兵の士気高揚及びジオン兵に対するプレッシャーを期待したものという、後のヘイズルに近い意図があったという説がある。*5

本機もアクア・ジム同様一年戦争以降も配備が続けられていたようで、ティターンズやダカール守備隊でも運用された記録が残されている。


余談だが、一年戦争時の次期構想機開発計画であったG-4計画*6において地球連邦海軍(E.F.N.)でも水中用ガンダムタイプMSの開発プランが存在したとされるが、それがこの水中型ガンダムではないかという考察もある。


【武装】

  • ビームピック / ビームサーベル
改良タイプ。アクアジムでの不評を受けて、通常の70%の長さではあるがビームサーベルとしても使用出来る。
また4本あっても持て余す事に気付いたのか、右サイドスカートの2本のみに減らされた。
これが後にアクアジムにも装備されたのは先述の通り。

  • 魚雷ポッド
背部バックパックのハイドロジェットエンジン先端部に1門ずつ搭載。

  • ハンドアンカー
引き続き装備されたが、こちらは右腕のみ。

  • 偏向ビームライフル
水中でもビームを撃てるように収束率を変更した専用ビームライフル
メガ粒子の減衰著しい水中でもハイゴッグを撃破する威力を誇る。
水の抵抗を減らす為に曲面状のライフルカバーを取り付けて使用時にはパージするのだが、作品によってはカバーを付けたまま使用する場合もある。

ジオン軍が四苦八苦の末にたどり着いたエーギルで水中用ビーム兵器を諦めたのに対して連邦軍はコイツを出してくるあたり、やはりビーム兵器の関連技術では連邦軍に一日の長があることが窺える。

  • 炸裂式ハープーンガン
左腕部に装備された水中銃。
炸薬を内蔵した銛を撃ち込み内部から爆破するもので、アクアジムの物とは違って腕部にマウントする小型サイズ。

しかし小型化な分貫通力は低いらしく、初登場作品でいきなり重装甲に阻まれて通用しないというがっかり武器だった。

  • 有線式潜望鏡
後頭部には有線式の潜望鏡を備える。


【活躍】

ストーリー的な初登場は『SD CLUB』第13号に掲載された短編小説「モビルスーツコレクション・ノベルズAct.6 Fifty-Fifty」。
ジャブロー行きの船団護衛のMS隊の隊長機として配備されており、キースというパイロットが搭乗する。
僚機のアクアジムと共にジオンの水中部隊と交戦、これを撃退した。


漫画アッガイ北米横断2250マイル』では大ボスとして登場し、「海の魔物」として恐れられた。そしてノルトが乗るアッガイ秘技・鳴門海峡地獄渦で苦しめるも、駆けつけたジオン水泳部軍団の一斉攻撃で撃破された。
実は中破で済んだためにコクピットは破壊されておらず、パイロットも生存している。
そのためアッガイの水上ダッシュを目撃することとなり、その疾走する姿に驚愕していた。

同作者の漫画『機動戦士ガンダム KATANA』ではティターンズ所属の機体が登場。
アクアジムと共にジオン残党を叩くため、意気揚々と出撃する(わざわざ名前付きパイロットである)が、活躍の描写もないまま、アッサリとやられてしまった。


同じく漫画『機動戦士ガンダムUC 『袖付き』の機付長は詩詠う』ではジオンのダカール襲撃時にアクアジムと共に出撃し、水中戦の経験の差もあって最新鋭機のゼー・ズールを苦しめる活躍を見せたが、最終的に彼らの連携で撃破された。

…やはり元がアクアジムでは…と思う人もいるかもしれないが、近代化改修が行われていた可能性もあるとは言え一年戦争期の機体で新型のゼー・ズールを苦しめ、うまくいけば倒せていたかもしれないシーンもあるためカタログスペックだけで判断するのは早計と言えるだろう。


また、「ガンダイバー」という愛称で知ってる人も多いかもしれないが、これは「SDコマンド戦記」で登場したキャラから逆輸入したものらしい。まあ姿形違うしね…。
Gジェネシリーズではこちらの名前で出ている。




【その他の水中用ジム】

■ジム・スループ

型式番号 RGM-79U
頭頂高 18.0m
本体重量 63.7t
出力 1,250kw
装甲材質 チタン系合金
装備 60mmバルカン砲 ×2門
有線式センサーポッド
ソナーガン
主なパイロット 地球連邦軍一般兵

「MSV-R」に登場。
鹵獲したジオンの水陸両用機を解析し、それをもとにジムを改修した機体。連邦初の水陸両用機である。

背中のバックパックがバラストタンクと水流ジェットエンジン、伸縮自在の潜舵を積んだ「アクアパック」と呼ばれる大型の物に変更され、これには海面上の情報収集を行うための有線式センサーポッドを装備している。
脚にも補助用のバラストタンクを追加。

ダイナミカルダイブ方式という、推力と潜舵による潜行方式を採用しているが、これはタンク内を満タンにしても浮力を完全に殺しきれないため。

武装は不明だが、常にソナー・ガンを携行していた。

あくまでも普通のジムに装備を追加した簡易型なため、ジオンの水陸両用機よりも性能は遥かに低い。

一年戦争の終結直前に少数が配備されたが、どの程度の戦果を挙げたかは不明。
一説にはズゴックを撃破したとも言われているが、現存している記録の中には特に撃墜スコアは確認できないとのこと。
終戦後はほとんどが元のジムに再改修されたが2機だけ残され、新型水陸両用機の開発用のデータ取りに使われた上で解体された。


■アクア・ジム(サンダーボルトVer.)

型式番号 RAG-79

パラレルワールドの宇宙世紀を描いた漫画『機動戦士ガンダム サンダーボルト』に登場したバージョンのアクアジム。

関節部が球体関節となり、背部と脚部にハイドロジェットエンジンを搭載して足のつま先もフィン状となっている。
胴体に服のようなものを着ているが、これは耐圧ジャケット。


■水中型ジム

型式番号 RGM-79[M]

アニメ版『サンダーボルト』では、上記のアクアジムに代わっりこちらが登場。

ジム改陸戦型をベースとした機体で、つま先のフィンが無くなった代わりに肩部にもハイドロジェットが追加され、漫画版よりもかなりゴツい。

なお、ジム改ベースなのに頭部は何故か初代ジム系。


■水中型ガンダム(MSD)

型式番号 RAG-79-G1

これまた平行世界の水中型ガンダム。
こちらは『機動戦士ガンダムORIGIN』の世界、その中でもアニメ版ORIGIN世界におけるMSV企画である『MSD(Mobile Suit Discovery)』で設定されたもので、おそらく原作漫画の世界線には存在していない。

こちらでもアクア・ジム*7の再設計機であるが、局地型ガンダムのデータが設計に反映されているので「ジムでありながらガンダムでもある」というのが特徴で「ガンダイバー」の名も明確に本機の別名となっている様子。
このため各部が局地型ガンダムと同型となっており、特に頭部アンテナがガンダムらしいV字アンテナとなった。

その他の設定は正史と変わらないが、オデッサ作戦の時点で既に投入されている。




ゲームでの活躍】


  • ギレンの野望シリーズ
アクアジム、水中型ガンダムの双方が連邦軍機として登場。
水中戦力に恵まれない連邦にとっては貴重な水中用MSであるが、ジオン水泳部と戦うには力不足。
大抵はデプ・ロックorドン・エスカルゴと潜水艦で頑張るか、敵性技術で作った水泳部に取って代わられることになるだろう。
水泳部が手に入りにくい作品は、かなり苦労させられる事となる。

なお、移動力や適正こそ劣るものの、RX-78-2ガンダムプロトタイプガンダムも水中で使用可能で、しかもこっちのほうが普通に強い。
更に脅威Vでエゥーゴやレビル本編エゥーゴ寄りルートや逆シャアネオジオンでは水中では無双の強さを誇る陸戦用百式改が出てくる。

アクシズの野望シリーズではAIが好んで使う機体となっており、グリプス戦役でもやたらと量産する。
水中型ガンダムには無意味にエース級のパイロットを乗せる事が多く、なんとアムロやシロッコの乗機になる場合がある。
ただ、脅威Vではエゥーゴ相手にもたもたしていると上記の陸戦用百式改がでてくるので注意。

  • Gジェネシリーズ
アクアジム、水中型ガンダムの双方が登場。上記の通り水中型ガンダムはガンダイバー名義である。
貴重な水陸機だが、こちらの作品でもRX-78-2ガンダムその兄弟機達が水中戦に対応できてスペックが上であるため、初期作の序盤でもない限りジオン水泳部共々あまりお呼びがかからない。


アクアジムと水中型ガンダムが登場

アクアジムはコスト160の近距離型
射撃武器はミサイルランチャーAorBorハープーンガンのいずれかを
サブ武器には肩部ミサイルランチャーAorBor背部ミサイルランチャーのいずれかを装備出来る。
格闘武器はビームピック&ハンドアンカー
上記の通りミサイルを使った攻撃が得意


水中型ガンダムはコスト200の格闘型
射撃武器は水中用偏向ビームライフルorハンドアンカー
サブ武器は魚雷ポッドor炸裂式ハープーンガン
格闘武器はビームピックとなる。

いずれも水中では機動力が向上する。

アクアジムはズゴックの
水中型ガンダムはズゴックE
それぞれ対になる機体だがジオンのそれほど性能は良くない。

ちなみに「戦場の絆」への参戦はハーモニー・オブ・ガンダムの一環。
現在見られるアクア・ジムの初仕事である。


  • ガンダム バトルオペレーション2
水中戦が実装されて数ヶ月経った後にアクア・ジムがコスト300、水中型ガンダムがコスト350の汎用機として実装。
どちらも非常に高性能な環境機体で、優秀な兵装で瞬間的に火力を叩き出せる。
また水中ではもちろんのこと、地上でも性能低下することもなく大暴れできる。
水中型ガンダムはあまりにオーバーパワーだったため実装後しばらくして弱体化を受けているほど。

ちなみにこれほど強力な機体だがアクア・ジムは何故かガシャへピックアップされたことがなく、実装もアイザックのピックアップに隠れてこっそりと行われた。
水中型ガンダムは一般的な実装だったが、その際のバナー画像では背景でアッガイが渦に巻き込まれているというアッガイ北米横断2250マイルらしきネタが仕込まれていた*8


  • ガンダム戦記(PS3)
初期機体として購入可能。
劇中でのやられメカっぷりから、単に泳げるだけのジムに毛が生えた性能かと思いきや、素の水中適正が唯一最大のLv4と高く設定されており、意外と海中内での機動力・出力は良好。
ジオン軍の連中は軒並み固定武装だが、この機体はビームライフルとか持てるので火力も確保出来る。

ただし陸上適正は無改造ではLv2で移動がクソ遅いのでほぼマトで、適正Lv1の宇宙では移動が何かのパントマイムと見紛うレベルの挙動になるので、ムリヤリ宇宙戦データ組んで出撃したウラキみたいにボコボコにされる。

終盤で買うであろうガンダムタイプは水中適正がLv3で、水中戦パーツを一個付ければ解決してアクアジムはお役御免となる。
ただガンダムタイプはかなり値が張るので、購入費を稼ぐ間はコスパ最高の水中機として活躍出来る。
武器のビームピックは威力はお察しだが、攻撃速度が早く、要求出力が低いので、射撃寄り装備にして出力が余ったらセーフティ装備として付けてみるのも一興。ほぼ使われないが。




【ガンプラ】

アクア・ジムは一応アニメにも出演しているが現在キット化はされていない。

水中型ガンダムはHG ORIGIN MSDシリーズにてプレミアムバンダイ限定で販売。
MSD版ということでデザインはそちらに準拠しており、局地型ガンダムから一部パーツを流用しているが余剰パーツなどは無く、それなりにシールが多いものの複雑な色分けをおおよそ再現した良作。
オリジナルギミックとしてハープーンガンを取り外してグリップを引き出す事で手持ち武器にすることが出来る。






追記・修正は水中で活躍してからお願いします。

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最終更新:2024年06月28日 15:25

*1 なにせ、ここ二十年足らずの間にコロニーが三つと隕石がひとつ落ちたのである。

*2 罪人扱いされたティターンズの残党や残存部隊が、ネオ・ジオンに合流する際に手土産として提供する、ダカール制圧時に、配備されていた物を接収等

*3 もっとも、それらにバイザーやゴーグルを取り付けたり、教導団等ではモノアイMSは、仮想的として例外的に認められている。

*4 目はツインアイ式だが、上からバイザーカバーを掛けている。

*5 実際に搭乗して活躍したパイロットの中には、この機体のガンダムタイプの頭部を見て「頼もしい」と評した者もいる

*6 元々は漫画『MSジェネレーション』のオリジナル設定だったが、現在では公式設定に組み込まれている。

*7 HPに記載があるのでオリジン世界にもいるようだが、こちらは詳細不明。

*8 ただしこのようにアッガイがカメオ出演するのはこのゲームではよくあるので、本当に同漫画由来のネタなのかははっきりしていない。