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V3ナビ(ロックマンエグゼシリーズ)

登録日:2020/09/25 Fri 20:09:35
更新日:2024/01/19 Fri 00:31:16
所要時間:約 10 分で読めます




V3ナビとは、『ロックマンエグゼシリーズ』に登場する各ネットナビ達の強化形態である。


【概要】

エグゼ2』までは最終強化形態として登場、『エグゼ3』以降はその上に、更に『SPナビ』が登場するようになる。

SPナビと同じく全体的にHPや攻撃力が増加しており、ストーリー終盤に登場するナビともなれば、ラスボスのHPを越えるものも珍しくない。
また、プレイヤーにとって不利となる地形で登場するナビも存在し、エンカウントに特殊な条件が必要となるナビも存在するので、中々一筋縄では行かない難敵揃いとなっている。

ちなみにアニメで出た台詞によるとV3のVは「バージョン」の略であるらしく、つまるところバージョン3へのアップデート版という意味のようだ。

【各バージョンごとの出現条件】

  • ロックマンエグゼ/ロックマンエグゼ2
SPナビ』の出現条件とほぼ同じ。

ストーリーでナビを倒す

倒したナビのV2ナビがインターネット上のどこかに配置される

配置されたナビをデリートしたあと一旦プラグアウトする

そのナビがいたエリアでランダムエンカウントするようになる

この条件がなかなか曲者で、ナビチップ目当てに頑張ってV2を倒すと、さらに強いV3とエンカウントする可能性が生じてしまう
攻撃力や行動速度が据え置きでHPも100ずつしか上がらない1はともかく、2ではエアーマンV3やクイックマンV3に成すすべなくデリートされるロックマンが続出した。

大山デカオや伊集院炎山に代表される市民ネットバトラーのナビはストーリーの進行に合わせて強化され、オペレーターに話しかけることでV2、V3ナビとネットバトルが可能となる。(状況によってはカスタマイズの途中等の理由で断られる事も)

  • ロックマンエグゼ3
ビーストマンV3がストーリーにて出現。
他はV2ナビを倒すところまではエグゼ2と同じだが、その後はV2の配置されたエリアではなく、そのナビと縁のある別のエリアにランダムエンカウントするようになる。また、出現エリアに本来見かけるはずのないウイルスやヒントを教えてくれるモブナビも出現するので、初見プレイの際には攻略を見ずに自力で探してみるのも面白いかも知れない。
ちなみにこの本来出現しない筈のウイルス戦は逃走不可能。注意。

+ 主な出現エリア
秋原エリア2。(真夜中なのに眩しくて眠れない日があるというヒントをくれるモブナビが出現)

犬小屋の電脳それでいいのか。(獣のような唸り声が聞こえるというヒントをくれるプログラムくんが出現。ちなみにシノビダッシュ状態じゃないと出現しない。)

ビーチエリア1。(潜水服を来たナビを見た。かなり臆病そうなのでよほど弱った相手の前にしか表れないだろうというヒントをくれるモブナビが出現)

ふるいテレビの電脳。砂嵐という面白い共通点からここに登場。なお、ここで登場するウイルス戦においてもサンドパネルが配置されているのでそれもヒントとなっている。

市民ネットバトラーに関してはエグゼ&エグゼ2と同様。また、固定シンボルとしてミストマン、ボウルマンがバージョン違いで登場。

V2撃破後のステージ上のランダムエンカウントはSPナビへチェンジ。(『SPナビの項目を参照)
エグゼ4には2周目、3周目の概念が存在するため、ストーリー上で戦うナビが周回ごとに強化されていく。また、撃破後固定配置されているナビも周回によってはV3ナビとなっている。

  • ロックマンエグゼ5
味方として登場するナビと敵として登場するナビとで条件が違う。
味方ナビ=そのナビがチームに加入するリベレートミッションをクリアした後、同エリアに配置されるバトルイメージデータ(V2)を倒した後、V3がネットワーク上のどこかに配置される。
敵ナビ=ストーリーで撃破後、最終シナリオにてV2が登場。その後、V3がネットワーク上のどこかに配置される。また、裏シナリオでのネビュラホールエリアでのリベレートミッションにて登場する際にもV3として復活している。

また、市民ネットバトラーとして名人の操るフットマン、固定シンボルとしてスワローマンが存在し、こちらはエグゼ3までの市民ネットバトラーと同じく、シナリオの進行に合わせてV2、V3に強化されていく。

  • ロックマンエグゼ6
V2、V3共に廃止。名称はEX、SPに統一。シナリオで桜井メイルから貰えるロールと戦闘以外で入手するジャンゴのみ、バトルチップとしてV2、V3の概念が存在する。

【各バージョンごとの扱い】

エグゼ4、エグゼ5では単なる強化形態であるが、エグゼ3まではランダムエンカウント、及び通常クリアにおける最終強化形態ということもあって隠し要素のコンプには彼らの撃破が欠かせない要素となっている。

主な例としてはエグゼ2におけるサイトスタイル取得の条件として(全てのV3ナビをSランクで撃破)。
他にもエグゼ3では裏ステージ、及び依頼イベントの進行に欠かせないアイテムやエリアへの入り口がセキュリティキューブ(対応する各V3ナビを倒すことで解除される)で防がれている事もある。

【強さ】

V1とは比較にならないほど増しているが、オーバーキルレベルの強化がされているSPナビと比べると幾らか温情的。

エグゼ1ではバトルチップの制限が緩すぎるためにむしろプレイヤー側がオーバーキルになりやすく、エグゼ2ではドリームソード3やゲートマジック等の強力なプログラムアドバンスの他、かの悪名高きプリズムコンボが存在する。

エグゼ3ではプリズムコンボの廃止や高ランクのバスティングには欠かせないフルカスタム(カスタムゲージを一瞬で回復させる)に制限がかかったため、前シリーズ程容易ではなくなったが、
それでもフルカスタムをレギュラーチップ(特定のチップが必ずバトル開始時に選ばれる)に容易に選べる上、通常版ではシナリオ中盤でエリアスチール*が3枚揃えられるというバランスブレイクが起こっている。
その為、マザーズクエイク(こちらもストーリー中盤で揃えられる)等の強力なプログラムアドバンス、プラズマボールやリュウセイグン等の強力なコンボを簡単に実現できるので根気よく数をこなせばV3ナビの撃破もそこまで難しくはないだろう。

それでも、最終強化形態なのは伊達ではない。エグゼ3のガッツマンV3に代表される初見殺しや、高い攻撃力に加え、スタイルの弱点属性を突かれてしまうとあっという間にデリートされてしまう場合もあるのでやはり油断は禁物である。

【余談】

ちなみにエグゼ3に登場するフラッシュマンV3だが、後にウイルスマンという不名誉なあだ名が付けられるブラストマンと同じく一部ではウイルスマンと呼ばれることもある。
というのもストーリー中盤でとあるキャラがインターネット全域に放火をするというとんでもないテロを巻き起こし、その攻略の中に燃え上がる火柱を消化するおつかいイベントがあるのだが、その火柱からはチップや『そのエリアに登場する』ウイルスが飛び出してくる場合もある。フラッシュマンV3のみ、出現条件が重なっているため、『ウイルスが飛び出してきた!』ファンフィユアー フラッシュマンV3
となる事が稀にある。


追記・修正はV2ナビを倒してからお願いします。

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最終更新:2024年01月19日 00:31