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伊落マリー(ブルーアーカイブ)

登録日:2025/01/04 Sat 02:05:16
更新日:2025/01/05 Sun 23:48:55NEW!
所要時間:約 10 分で読めます






辛いときは、私に頼ってくださっても良いのですよ。


伊落(いおち)マリーは、ゲーム『ブルーアーカイブ -Blue Archive-』の登場人物。


【プロフィール】

学園:トリニティ総合学園(1年生)
部活:シスターフッド
年齢:15歳
誕生日:9月12日
身長:151cm
趣味:お祈り、考えごと
イラスト:DoReMi
CV:小澤亜李



【人物】

トリニティ総合学園の主要勢力となっている部活動の一つ「シスターフッド」に所属する生徒。
黒を基調とした修道服にベールと、服装は典型的なシスターさんといった感じ。獣耳の形をした非常に特徴的なデザインのベールを被っており、その下がどうなっているかは登場以来長らく不明だったが、体操服やアイドル衣装では自前の獣耳が生えていることが明らかになっている。
デザイン担当のVinoker氏曰く猫耳らしい。*1
関連して本作では獣耳を持っている生徒は人間耳も持っている*2のだが、マリーは髪型やEXカットインの都合で殆ど人間耳があるのかないのかわからない位見えなかった。
しかしアイドル版でようやくはっきり人間耳があることを確認できるようになった。

とても心優しく穏やかな性格で、誰かの役に立つ事を何よりも喜ぶ献身さを持っているという、奇人・変人・狂人がひしめくキヴォトスの数少ない良心にして正真正銘の清楚枠。
ホシノのような暗い過去や、イチカのような見た目とは真逆の本性を隠していると思いきや、マリーにはそういったものが無い
落ち着いた雰囲気にと絶えない穏やかな笑みに惹かれ、マリーの元に相談に訪れる生徒も多いのだとか。
1年生ながら既に立派なシスターの鑑というべき生徒だが、マリー自身はまだ未熟だと思っているらしく、立派なシスターとなるべく日々努力を続けている。

設定的にもストーリー的にも特に何も担っていない平凡な一般生徒で、ゲーム的にも多少使い道のある低レアというどこをとっても完全な脇役キャラではあるが、その圧倒的清楚・正統派美少女ぶりからユーザー人気は高い。

愛用する武器はハンドガン「パイエティー」。
普段から持ち歩いているものの、実際に撃つところを見たという声はほとんど聞かないらしい。
デザインの元ネタとなったのはイスラエル製の傑作ハンドガン「デザートイーグル」とみられる。
マグナム弾を発射する関係でハンドガンながら非常にゴツい外見であり、そして何より反動がめちゃくちゃ強烈
正しい射撃体勢を取れれば女性や子供でも扱える銃ではあるが、「反動を抑えて狙いをつけて撃つ」となると相当の技量が求められる。反動で跳ねた銃が顔面に直撃というのもよくある話。
この漫画にも代表されるように、「シスターがデザートイーグルを持つ(ぶっ放す)」という構図はパロディや伝統としての側面もあるかもしれない。

なお、マリーは片手で撃つ



【メインストーリーにて】

Vol.3エデン条約編がメインストーリーでの初登場。

+ エデン条約編2~3章ネタバレ含む

第2章「不可能な証明」

補習授業部が夏合宿を行っている別館を訪れる。……のだが、目的の人であるアズサ至る所に設置していたブービートラップに引っかかってしまう。
もうもうと立ち込める煙の中、咳き込みながらも補習授業部一行の平和と安寧を祈っていたが、ヒフミから「まずご自分の安寧を心配してください!?」とツッコまれていた。

その後、ナギサの命を狙うアリウス分校とその手引きをしていたトリニティの裏切り者に追い詰められる補習授業部だったが、ハナコがシスターフッドと交わした「取引」によって、これまで不介入を貫いてきたシスターフッドが加勢。マリーもその一団に加わり、アリウスの軍勢を確保することに成功した。

第3章「私たちの物語」

一連の騒動が決着し、シスターフッドや正義実現委員会による事後調査の際に、ハナコが交わした「取引」の内容が明かされる。
その内容は、シスターフッドがトリニティの政治に介入する際にハナコから助力をもらうこと、そして「ハナコの退学を撤回すること」
後者を持ち掛けたのはマリーであり、トリニティの闇を散々見てきたハナコが交友を持っていた数少ない生徒でもあったのだが、その悩みの奥底を見抜くことができなかったマリーがサクラコに頼み込んでのものであった。


+ 最終編ネタバレ含む
最終編第2章「虚妄のサンクトゥム攻略戦」では、トリニティ自治区内カタコンベに出現した第4サンクトゥムとその守護者ヒエロニムス(色彩)の攻略に際し、ハナコ指揮のもとで加勢。シスターフッドだけでなく救護騎士団アリウススクワッドと共に担当。
少し遅れてサクラコが到着する……のだが、いつもの修道服ではなく、テカテカのハイレグレオタード姿。
着ていたのでは第1章でアリウス自治区で発見した、「最後のユスティナ聖徒会長が残した聖徒会の礼装」だった。

その衝撃的な衣装やハナコとの問答に驚愕したのか、ポロッと零れ出た一言。

私たちの罪をお赦しください……

サクラコの方も相当な「覚悟」でシスターフッド、ひいてはその前身である「ユスティナ聖徒会」の血腥い歴史を継承したはずだったのだが、まさか「罪」とまで言われるとは思わなかったことだろう……。




【性能】


すべての方に、祝福を……

レアリティ:★2
戦術的な役割:SPECIAL
ポジション:BACK
クラス:サポーター
武器種:HG
攻撃タイプ:神秘
防御タイプ:特殊装甲
市街地:D→B(固有武器★3) 屋外:A 屋内:A
装備品:グローブ/バッグ/ネックレス

EXスキル:聖なる加護 COST:2
味方1人に対してシールド効果を発動(20秒間)。さらに弱体状態を1つ解除

ノーマルスキル:浄化の洗礼 → 浄化の洗礼+(愛用品T2)
25秒毎に、円形範囲内の敵に対してダメージ → 円形範囲が3つに増加。ダメージ倍率増加に加えて防御力を割合で減少(15秒間)

パッシブスキル:決然たる思い → 決然たる思い+(固有武器★2)
会心値を割合で増加 → 会心値を固定値で加算し、さらに会心値を割合で増加

サブスキル:慈愛の心
味方のHPを割合で増加



恒常ガチャから入手可能だが、実装時期は2021年10月、同時実装のナツと共にピックアップとなった。
ピックアップタイトルは「ステンドグラスに誘われて」。

味方1人にシールド効果を付与し、さらにデバフを1つ解除するサポーター。
2コストながらかなり強力なシールド効果を付与できるため、スキル回し兼耐久補完要員として採用できる。
ノーマルスキルの方もわずかながらダメージ与えることができ、愛用品T2であれば攻撃範囲の拡大と防御デバフも付与可能。
パッシブスキルは会心値を高めるもので、SPECIALであり攻撃手段がNSだけのマリーにとってはほとんど意味がない。
固有武器2にしても会心値が更に加算されるだけであるため、パッシブスキルはほぼお飾りとなってしまっているのが玉に瑕。

総力戦では、デバフ解除が重要なペロロジラ戦で出番がある。
自力でデバフを解除できるナツやレイサが居ない場合の代役としては筆頭格。
別にタンク役を採用する必要があるため出撃枠は圧迫されてしまうが、耐久面のケアもしながら解除できるのはナツと同様。
そのうえコストが2とナツ以上に軽いため、うっかり「白熱眼光」の発動にスキルが間に合わなくなるという場面も減らせる。



【派生ユニット】

  • マリー(体操服)

レアリティ:★3
戦術的な役割:STRIKER
ポジション:MIDDLE
クラス:ヒーラー
武器種:HG
攻撃タイプ:神秘
防御タイプ:特殊装甲
市街地:B 屋外:D 屋内:S→SS(固有武器★3)
装備品:シューズ/ヘアピン/ネックレス

EXスキル:お水をどうぞ COST:3
自身を除く円形範囲内の味方に対して回復

ノーマルスキル:シスターの応援
45秒毎に、自身を除く防御力が最も高い味方1人と自身を回復、さらに防御力を割合で増加(40秒間)

パッシブスキル:応援の心構え → 応援の心構え+(固有武器★2)
治癒力を割合で増加 → 防御力を固定値で加算し、さらに治癒力を割合で増加

サブスキル:献身的な励まし
EXスキルならびにノーマルスキル使用時、対象の残りHPが30%以下の場合はさらに追加で回復



2022年10月のイベントストーリー「Get Set,GO! ~キヴォトス晄輪大祭~」公開時に限定生徒として実装。
ピックアップタイトルは「憧憬と慈愛のDevotion」。

晄輪大祭の実行委員に志願したマリー。
トリニティからはハスミも実行委員に加わっているのだが、ゲヘナからはアコも加わっている。
ゲヘナ嫌いで名が通っているハスミと、トリニティと犬猿の仲であるゲヘナが顔を合わせるというためか場の空気がギスギスしやすくなっているため、マリーが仲介役を担っている。
愛用するハンドガンは信号拳銃やスタート前のピストルの役割と平和的な使われ方をされているが、「意図せず」不良生徒に銃口が向くこともあるらしい。

未だに数が少ないSTRIKER枠のヒーラー。
自身を中心とする円形範囲内の味方を回復し、HPが30%以下であればサブスキルの効果によってさらに回復という強力無比な回復を行えるヒーラー。
ただ自身中心なうえに範囲が割と狭いため、全員を回復させるには移動スキルを別に用意するか配置や味方の射程距離など諸々をきっちり把握しておく必要があるのが難点。
回復力はズバ抜けて高いものの、自身を回復する手段がスパンの長いノーマルスキルのみというのが若干の不安点か。

総力戦ではヒーラーが重要なヒエロニムス戦で出番がある。
その治癒力たるや、被回復率半減のデバフ下でも一撃で全回復という驚異的な能力。もちろん、ウルガータの「呪い」解除もこなせる。
ただし相応の育成が要求され、スキルレベルは当然最大まで強化し、固有武器や応用WB、絆ボーナスなどで能力をブーストした状態が必要。
最速編成となるとココナに席を譲ることにはなるが、2部隊目以降やココナ不在であれば十分採用圏内。かつてはランキング最上位勢も採用していたお墨付きもあって、今なおヒーラー候補に名前が挙がる。



  • マリー(アイドル)

レアリティ:★3
戦術的な役割:STRIKER
ポジション:MIDDLE
クラス:ヒーラー
武器種:HG
攻撃タイプ:爆発
防御タイプ:重装甲
市街地:D 屋外:S→SS(固有武器★3) 屋内:B
装備品:シューズ/ヘアピン/ネックレス

EXスキル:溢れるハート COST:2
自身を除く味方1人を回復し、さらに自身を回復。
HPを超えた超過回復量の100%を追加HPに転換(追加HPも最大値は回復した対象の最大HP50%まで)(追加HPは1秒毎に、超過回復量を含む与えた全体回復量の5%ずつ減少)
「ファンサービス」を1個獲得

ノーマルスキル:慈愛の投げキッス
30秒毎に、自身を除きHPが最も低い味方に対して回復

パッシブスキル:たゆまぬ努力 → たゆまぬ努力+(固有武器★2)
治癒力を割合で増加 → 治癒力を固定値で加算し、さらに治癒力を割合で増加

サブスキル:今だけは楽しんで
HPを割合で増加。
「ファンサービス」を3個獲得時、自身を除く味方全員のスキルコストを1減少(EXスキルの使用1回分)(「ファンサービス」は初期化)



2024年10月公開のイベントストーリー「Serenade Promenade」公開と同時に限定生徒として実装。ピックアップタイトルは「ラボニに捧ぐ輝きの詠」。
「ラボニ」とはヘブライ語で「先生」という意味。

トリニティ謝肉祭(カーニバル)のアイドルステージにサクラコとミネが参加することになり、ユニット「アンティーク・セラフィム(Antique Seraphim)」を結成。
当初はアイドルなど今ドキに疎いサクラコの頼みで手助けをしていたが、その2人からとんでもない騒動を起こした末リーダーになってほしいと頼まれたことで、ユニット3人目のセンターとして加入した。
意外と乗り気だったうえ、思わずこぼれた微笑み一つでその場に集まっていた人々を虜にしてしまうほどのアイドル力をもってライブを成功させたが、
マリーにとっては「一時のわがまま」にすぎず、ステージを終えるとそれを最後に、未練を見せることもなく普通のシスターに戻るのだった。
なお、3人目として誘われるのは突然のことだったが衣装は先生が事前に用意していたやりたがってたのを見抜くのはいいとして、用意はどうやって……?

イベント中ではこれまでの「お淑やかで争い事を好まない敬虔なシスター」イメージとは打って変わってバイクを停めていたヘルメット団に銃を突きつけてバイクを「借り」て自身はそのバイクを運転して目的地に駆け付けたり*3、すっぱりとアイドルを辞めるに伴いサクラコが記念にと隠し撮りしていた写真をその場で破り捨て、(普段は敬意を払っている上司に対して)威圧的な笑顔で凄んでストック全ての処分を約束させるなど単に衣装違いバージョンの実装にとどまらずマリーの掘り下げが見られたイベントだった。
カフェの家具モーションでは、ミネ(アイドル)とサクラコ(アイドル)で3人揃った時にステージを披露する演出があるほか、戦闘のリザルト画面では特殊演出がある。

ブルアカ初となるいわゆるオーバーヒール能力を持つヒーラー。
ブルアカではそもそも同じようなことができるシールド効果が存在するが、本格的な攻略編成でシールドと回復を両方組み込めることは少なく、
大ダメージから事前保護ができるシールドの強みと事後対応可能な回復の強みを1人で両立できるのが利点である。

運用的にはココナに近く、上でも触れているように筆頭ヒーラーであるココナと純粋に渡り合えるというだけでも優秀さの証である。
目立った差異としては防御属性が異なるため投入できるボスの選択肢が異なることや、スキルコストの減少効果が運任せでランダム性の強いココナに対し、マリーはスキル発動時と任意のタイミングで起動できる点がある。
また固有武器★2では治癒力が強化されるため、同水準の育成をしたココナと比較すると回復量はマリーの方が上。
育成次第ではシロコ*テラーの退却猶予状態から一撃で全回復させたり、ノーマルスキルと組み合わせればヒエロニムスTormentの聖遺物を全回復させることも可能。

総力戦においては、装甲有利を取れるグレゴリオ戦に出番がある。
Insane以上から攻撃属性が神秘となり、加えて初手で確定会心となる「聖者の囁き」をココナはどう頑張っても耐えられないため、ヒーラーを起用する場合にはコハルと並んで採用候補に挙がる。
オーバーヒール効果もあって耐久不安を抱える生徒を編成する際には有効で、その最たる例がヒナ(ドレス)である。
最上位勢はその介護すら放棄した超ゴリ押しチャートを採用しているが、育成要求水準が非常に高いため、安定択や次善の策としてマリーを採用した編成が見られた。
また制約解除決戦「コクマー」においては、弱点を突かれるココナに代わってパーティー全体の回復を一手に引き受けることも可能。編成人数も多いため、コスト減少効果で浮くコストが9と非常に多い。


【余談】

「マリー」というブルアカでは珍しい外国人風の名前だが、英字綴りは「Mari」となっている。

現在の通常版イラストは今でこそ皆が抱くイメージの「お淑やかで敬虔なシスター」そのものだが、
β版のイラストは真正面を向いて目のハイライトが消え、焦点が合っておらず生気が感じられない目つきだったことから「ガンギマリー」と呼ばれている。


追記・修正はアイドル衣装のマリーの写真を受け取った先生がお願いします。

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最終更新:2025年01月05日 23:48

*1 「私個人としては」と前置きが入れられている点に留意。公式発表は今のところ無し

*2 人間耳は特に隠そうとされていないことがほどんどで、カズサやカホのように人間耳が丸見えの生徒も存在する。

*3 もちろんこういう行動に至る深刻な事情あってのことではあるのだが、場面そのものは完全に自動車重窃盗犯罪ゲームのノリ。一応後で返しますと言っていたが、実際に返したかは特に描かれていない。