トレーナーに習っていても、そのトレーナーができることより、できないようなことを考えましょう、といっています。
日本人は、トレーナーに憧れてしまい、同じ声をまねていこうと思ってしまう人が多いからです。
トレーナーに習っていても、そのトレーナーができることより、できないようなことを考えましょう、といっています。
日本人は、トレーナーに憧れてしまい、同じ声をまねていこうと思ってしまう人が多いからです。
声域を、最短で3オクターブにします、それどころか、誰でも5オクターブにします、というようなトレーナーもいます。
歌は1オクターブ半しかないのに何を目指していくのか、大切なものを犠牲にしかねません。
試みる分にはよいのですが、下手にそれで固めると声の状態が、ずっと悪くなってしまいかねません。
無理な声で無茶して歌っていたら、喉を壊すリスクが大きくなっていきます。
歌えたとしても、価値にはなりにくいでしょう。
そこでは、もっとできる人がたくさんいるからです。
心技体ではないが、メンタル的なことも、重要です。
目標設定をして、どうプランニングしていくかということです。
そうして技術をきっちり身につけていくのです。
学校やスクールとは、違いますが、スクールとして使いたい人にも対応しています。
セカンドスクールとして使う人も増えました。
どうであれ、レッスンに専念できることから考えています。
ここは、在籍期間の平均が、とても長いです。
長くいるのがいいということではありませんが、課題が尽きないことにおいては、よいことです。
結果やプロセスがデータとして蓄積できます。
本人のなかで深まることが、最大のメリットです。
過去には、失敗もたくさんしてきました。
グループでも10クラスくらいを長年、みていました。
続けているものは、まだ結果が出ていないことで、やめたことが、結果として、失敗です。
多くは、目標や方法と対象者との釣り合いのミスマッチでやめざるをえなかったものです。
私は、一般の人と行いだしたのは、30年以上も前です。
そのときから、代々木で行いました。
それが1990年代です。
そのまえは、プロとやっていました。
今いらっしゃる方は、年齢もそれぞれの目的、行き先も違います。
でも、日本のプロはおろか、世界のプロがここに来ても、歌を教えることでなく、いろんな材料や組み合わせ、レッスンの課題をつくることにおいて、その人が最高の学びができるような環境を整え続けています。
有能な人材を配置し、外部からも有能な人にいらしてもらって、発声の研究、指導をしているので、研究所としています。