レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2015/07訪問 2015/08/02
【閉店】
7月22日午前9時ごろスマホが鳴りました
いつもの様に部下からの業務連絡だと思い、スマホの画面を見ると登録も見覚えもない電話番号が表示
045-○○○-××××
何となく神奈川方面だろうと思いながら電話に出ると「横浜の武蔵屋です」と聞き覚えの在る喜久代おばちゃんの声
「急なんだけど、今月末でお店閉める事にしたのよ」
「○○さんはいつも遠方から来て下さるから、次いらした時にもうお店が無くなっていてご迷惑掛けるといけないから」
これ以降も体力的に厳しい事や、8月は恒例の夏休みだからキリが良いので7月末で閉店する事に決めた事等を話してくれました
小生は出張の予定も無く、今月中にお邪魔する事は不可能だと思い、電話で今までのお礼やお別れの挨拶を済ませました(涙)
しかし・・・
お歴々の常連さん達が沢山居る武蔵屋
そんな末席にも座れない程度の小生におばちゃん直々にお電話を戴いた事が感動と感謝で一杯!
このままで良いのだろうかって気になって仕方が在りませんでした
そんなモヤモヤな気持ちのまま数日が経過しましたが、思い切って31日の最終日におばちゃんに会いに行こうって決めました
でも日程の都合で日帰りするしかなく、始発と最終の羽田往復便を予約しました
関東在住の武蔵屋LOVEなレビュアーさんより色々と情報を戴いていて、1順めに席を確保しようと思うと結構高いハードル
当初13時頃から並ぼうと思っていましたが、暇潰しの友人とのランチも早く済んだので12時お店へ
流石に誰も並んでいなく1番乗りを果たす事ができました!
それ以降のこの日の様子は神奈川新聞の電子版にもレポートされていますのでご一読を!
「武蔵屋の一番長い日」
http://www.kanaloco.jp/article/112576
14:00過ぎには店内へ
「暑い中、待って戴くのが申し訳ない」とのおばちゃんの配慮
この日は、武蔵屋の卒業生が何にも自ら手伝いに訪れていました
皆さん現役時代に使用していた櫻正宗の前掛けを今でも取って在るとの事
時代により意匠の違う前掛けを着けた卒業生達が別れを惜しみながら手伝ってるのが印象的でした
普段はこの店の代名詞で在る「三杯屋」なのですが、閉店が公になってから「一杯屋」
少しでも多くの方にお店に入って貰いたいって事の様です
先払いで1000円を払うと、いよいよ武蔵屋の千秋楽の始まり
酢玉葱、おから、赤飯が目の前に並びます
可愛いお嬢ちゃん同伴で手伝いに訪れた卒業生の「あみちゃん」が現役同様の見事な放物線を描きながらコップへお酒を注いでくれました
名残惜しいので、普段食べ慣れた酢玉葱やおからも良く味わいながら
1杯のコップ酒も何度にも分けて呑み干しました
でも呑み終えても居座る様な無粋な客が居ない所もこの店の品格
おばちゃんからの最後の掟破りの1杯を戴き、おばちゃんへの感謝の気持ち、元気で居て欲しいとの気持ちを伝え
外で待つ同じ思いの人達と交代する為に店を後にしました
おばちゃんに花束を渡す際に、「電話貰って別れは済ませた筈だったけれど、それじゃ気が済まなく来ちゃった」って伝えると
「今日はいつもの荷物が無いね、出張じゃないの」と鋭い指摘(汗)
「実は会社サボって来ちゃった」って応えると、「ダメよ会社サボチちゃ」って窘められてしまいました(笑)
今まで長い間、本当にお疲れ様でした
これからも元気で長生きして下さいね
そんな在り来たりな言葉しか表せなくて御免なさい
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~出張の疲れが癒される店の雰囲気とおばちゃん心遣い~
【再訪】
もう何度お邪魔しているのか数え切れません
火曜、水曜、金曜の週3日のみの営業
8月は1ヶ月間の夏休み
92歳の女将である喜久代おばちゃんの健康状態によっては臨時休業
関西から出張の際にお邪魔する小生には中々ハードルが高いお店です
12月に入り最後の神奈川出張だったので此方の営業に合わせて出張の予定を入れました!
前回、前々回が臨時休業だったので、心配と一抹の不安を抱えながら、店に向うと
見慣れた建屋には灯りが点り、談笑する声が聞こえてきたのでひと安心
店に入ると、喜久代おばちゃんが笑顔で迎えてくれました!
おばちゃんの元気な笑顔が見れるとホッとするんですよね
いつも変わらぬ5品の肴と三杯の酒
そして帰り際のおばちゃんからの掟破りの4杯め
今年最後の武蔵屋でした!
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【再訪】
どうしても今月中に訪れたくて、無理やり出張予定を入れちゃいました(汗)
先月はおばちゃんが体調不良でお店が閉まっていて心配だった事
それと、店で唯一の男性である、大学生の佐藤くんが今春大学を卒業し就職する為にお店を卒業する事
そんな理由で・・・ おばちゃん元気そうで安心しました ホッ
最終日は3月29日なのですが、多分門出を祝い、別れを惜しむ常連さんで一杯になると思い
1日前の営業日である27日にお邪魔しました!
店はいつもと変わりない雰囲気
でも帰りがけには、常連さんが佐藤君に色々と言葉を賭けていました
小生も、ささやかなお祝いを渡し店を後にしました
新しい世界でも頑張って下さいね
そして今度は、同じ客としてご一緒しましょう(笑)
お疲れ様でした!
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【再訪】
この日はおばちゃんに年末の挨拶をする為に、必要も無いのに出張の前泊(汗)
最近口開けに間に合わないと行列必死の状態が続いているので
口開けに間に合う様にいつもより1本早い便で横浜入り
でも、小生の2組前で満席になっちゃいました(涙)
そしてこの後、寒空の下、1時間15分待ちました
お定まりの三杯と五品、それに追加の小鰭の酢〆と衣かつぎ
最近三杯めはひやで戴いてます
ひやは新しい一升瓶の封を目の前で切って、そのままコップに注いでくれます
今年最後の神奈川出張で有る事をおばちゃんに告げて、年末の挨拶を済ませて
『おばちゃんからの掟破りの4杯め』を戴き、店を後にしました!
今年一年、寛ぎのひと時を提供して戴き有難う御座いました
来年も出張の度に寄らせて戴きます!
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【再訪】
この日は急遽昼過ぎに神奈川出張が決定し、前泊の為に15時のANA便で羽田へ
前泊の必要は無かったが、先月口開け前に並んでも入れなかった此方へお邪魔する為に無理矢理w
羽田からバス、JRを乗り継いで店に向かうも、口開けには間に合わず、しかも満席(涙)
おばちゃんがすまなそうに「御免なさいね」と声を掛けて暮れました
何も予定が無かったので、席が空くまで店先で待つ事に・・・
店内を覗いては、恨めしそうな視線を送り続けながら40分程待ってやっと席へ
この日は燗酒では無くひや酒三杯といつもの肴
酢〆のこはだが有ったので追加しました
最後に恒例の掟破りの四杯めと、おばちゃんから「ホテルで戴いて」と櫻正宗の小瓶を戴いた(笑)
毎回、同じ事の繰り返しですが、それが物凄く心地よい!
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【再訪】
この日はバレンタインデー!
お店に寄るとおばちゃんからチョコレートを戴きました(笑)
今までチョコレートを戴いた中では最高齢ですw
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【再訪】
この日は今年最初の神奈川出張の前泊
新年の挨拶をしようと思い店に寄りました
おばちゃんは元気そうで何よりでした(笑)
席に着くとおばちゃんから「年賀状有難う」って・・・
座敷に黒猫が目立つ店の雰囲気とは違うポスターが張ってありました
よく見ると「野毛 武蔵屋 三杯屋の奇跡」と書いてあります
何とお店が劇になっちゃうんだってw
喜久代おばちゃんを演じるのは、常連さんの女優五大路子さん ←どんな感じになるんだろう?
しかも、店唯一の男性スタッフである、大学生の佐藤くんも出演するとの事w ←役どころは未定
日程が合えば、観てみたいなぁ・・・
小上がりの手前に今まで見かけなかった絵が掛けられていました
これは徳川宗家18代当主が1965年頃のお店の様子を描いた水彩画だそうです ←小生が2歳の頃かぁ・・・
先代のおばちゃん達のお父さん、40歳代のおばちゃん達も描かれてます ←確かに若い(笑)
こんな事を話題にしながら、いつもの料理といつものお酒・・・
最後には掟破りのおばちゃんからの四杯め・・・
何か実家にでも帰って来たかの様な和みの居心地
今回はこの店の常連客の客層の凄さをまざまざと感じてしまいました
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【再訪】
7月以来です
いつもの酒にいつもの肴、そしてお元気そうな喜久代おばちゃんの笑顔
これだけで十分なんです!
他に何にも望みません
この日も遠路遥遥ありがとうって事で茹でた里芋と掟破りの四杯目をおばちゃんから戴きました
そんな心遣いも嬉しいのですが、この店に寄れるだけで幸せです!
また寄らせて戴きますね(笑)
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【再訪】
3月以降、立ち寄る度に「本日休業致します」の張り紙
食ベログ等で再開しているのを知って、出張の予定を営業日に合せて行って来ました(汗)
羽田空港から店に電話を入れてこの日の営業を確認!
7月が誕生日の喜久代おばちゃんに遅ればせながらお祝いの花を持って店へ・・・
おばちゃんは照れ臭そうに喜んで受け取ってくれました(笑)
「本日休業致します」の張り紙の理由は喜久代おばちゃんが体調を崩して2度入院したとの事
妹の富久子おばちゃんも自宅療養中らしい・・・
89歳と87歳の姉妹にはまだまだ元気で頑張って欲しいものです!
それとおばちゃん達が「横浜の魅力づくりに貢献した」と横浜市から表彰されました(笑)
市長が自ら表彰に店に訪れたそうです!
いつもと変わらない酒の肴と三杯のお酒をいつもの様に戴きました ←この不変さが素晴らしい
帰り際に、最近恒例の掟破りの4杯目とお花のお返しにと櫻正宗の上撰を貰っちゃいました(笑)
8月は恒例の夏休み、休み明け営業はは9月6日からです
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【再訪】
5月中旬の水曜日、出張の途中で寄って見ました
桜木町駅の蛍光灯の間引きや「野毛ちかみち」のエスカレーターは全面運休と相変わらずの節電
関西とは違って原発事故による電力不足が如何に切実かを痛感(汗)
3ヶ月連続で今回も「本日休業致します」の張り紙(涙)
張り紙自体は別な紙に変わって居ましたが、セロテープで厳重に張られていましたw
店内では数回電話が掛かって居ましたが、誰も出る様子は有りませんでした
口コミには4月訪問って方のレビューが有るし・・・・
営業はしてるけど、たまたま運が悪いだけ?
現在毎週水曜日だけが休業?
震災以降何らかの理由で長期休業中?
どなたかご存知ありませんか?
3番目の理由でおばちゃん達の健康上の問題でない事を切に願っています!
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【再訪】
4月中旬の水曜日に今月も寄ってみました
前回に比べると幾分かマシになってるとは云え
横浜は相変わらずの節電モード
至る所でエスカレーターが運休して照明も暗め
動物園通りから店を覗くと店先の外灯が点いていたので近づくと・・・
「本日休業致します」の張り紙(涙)
しかも、この張り紙は前回と同じで時間の経過で少し劣化していました
って事は前回3月に訪れた時から休業が続いているって事なのでしょうか?
単に震災、節電絡みの休業ならよいのですが・・・・
店の再開とおばちゃん達の健康を祈念して店を後にした
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【再訪】
東日本大震災から10日以上が経った水曜日に寄ってみました
原発事故の影響で街中が節電モード
JR桜木町駅構内も大袈裟に云えば真っ暗
「野毛ちかみち」や「ブルーライン」のエスカレーターも前面運休
いつも賑わってる野毛の街も節電の為に看板の灯は疎ら、人通りも疎ら
動物園通りから店を望むと何となく暗い
節電かな?と思って店に近付くとガラスの引き戸に張り紙が
「本日休業致します」
律儀なおばちゃん達の事だから世相を意識しての休業だとは思うのですが・・・
おばちゃん達の健康上の理由での休業でない事を願って店を後にしました
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知る人ぞ知る野毛の名店「武蔵屋」
初めて訪れたのが今年の6月中旬
それからは毎月出張の度に寄ってます
と云うより出来る限り出張の予定を店の数少ない営業日(火、水、金)に合せてるって感じ(汗)
JR根岸線桜木町駅から「野毛ちかみち」を潜って「動物園通り」を進むと右手に店は有ります
初めて訪れた時は中々見付らずに四苦八苦
店には看板も暖簾も無く極普通のレトロな一軒家
店は今年米寿を迎えたおばちゃんともうひとりのおばちゃんの姉妹が切盛りしています
(手伝いの大学生はみんな横浜国大生との事)
8月1ヶ月間はお客さんが暑い中来店してもらうのが申し訳無い、手伝いの大学生に夏休みをゆっくり過ごして欲
しいとのおばちゃん達の気遣いから夏季休業となります
そしてこの店の仕来り(ルール)は「お品書き」がなく、定番の小鉢5品とコップ酒三杯で2200円
小鉢は酢玉葱、おくら、鱈豆腐、納豆、漬物盛、お酒は神戸魚崎郷の「櫻正宗」が定番
酒三杯呑み干すまではビールや定番以外の小鉢(里芋、〆コハダ等)を追加する事は出来ますが、三杯呑み干し
たら帰らなくてはなりません。
この仕来りはおばちゃん達のお父さんの先代が魚や豆類を肴にお酒も三杯までにしておけば、健康を害す事も
酔って人間関係損なう事も無いだろうと云う気遣いから始まり、今も脈々と受け継がれています。
他所では味わえない独特な雰囲気。時間の流れも遅く感じ、まったりと心がいやされる空間。
おばちゃん達と共にこの店がいつまでも続いてくれる事を願わずには居られない。
2位
1回
2013/02訪問 2013/11/19
呑んだ暮れ日記 仙台文化横丁 源氏編 ~念願の酒場で軽く呑んだ暮れる~
300レビューの節目は呑んだ暮れらしいお店を・・・
数年前から帰省の度に行って見たいと思いながら実現せず ←両親との付合い優先の為
募る思いを今回やっと果たす事が出来ました(嬉)
昭和の風情を色濃く残す文化横丁
この文化横丁には、子供の頃に亡き祖母に連れられて良く訪れた思い出の洋食店アメリカングリルも有ります
そんな横丁で、昭和25年から60年以上続く老舗の酒場が此方
地元は元より、東京から新幹線で通ってる常連も居るくらい、呑んだ暮れの間では著名な酒場なのです
この日は17:00の口開けを狙っての訪問
横丁から更に細い路地を奥へ進み、斜めに掛けられた玉暖簾を潜って引き戸開けると未だ誰もいませんでした
和服に割烹着姿の女将さんが、これ以上似合うシュチュエーションは有り得ないって感じの店内の雰囲気
電球の淡い光がすべてをセピア色に変えてしまっている様です ←表現が難しい
女将さんに右手奥の席を案内され、周囲を見渡しながらゆっくりと席に着きました
此方はお酒を註文すると、それに合わせたお通しが提供されます
それに合わせて、自分の好み、腹具合で追加で酒の肴を註文するのが流儀なのです
この日の註文はこんな感じ・・・
・高清水初しぼり
秋田の地酒です
秋から春に掛けて期間限定で呑む事が出来る新酒の様です
これを冷やで戴きました
後口が良く、少し酸味が有り、割と濃厚な味わいです
お通しは菜の花のおひたし、ゆで豆、漬物
実家ではファンヒーターがフル稼働している様な気候ですが、菜の花を食べると春を感じますね(笑)
漬物は創業当時から続いている糠床で漬けた自家製、これが何とも云えない旨さなんです
・新政
こちらも秋田の地酒
全国的にも知名度の高い秋田の銘酒
他所では見た事が無い酒燗器で燗を付けてコップから零れ滴る位注いで暮れます
この一連の所作は、店の雰囲気と相俟って神事の如く厳かに感じられます
大吟醸等の特別な酒では有りませんが、かなり美味しくと思えるのは、感じ取ったものの影響が大きいのでしょうか?
まぁ元々旨い酒って事なのでしょうねw
お通しは湯豆腐
弾力が有って大豆が濃厚な味わい
この豆腐は子供の頃に食べていた様な懐かしく美味しい一品でした!
・国盛にごり
愛知県知多半島の半田市の地酒
真っ白なにごり酒が店の薄暗いセピア色景色の中で幻想的に映ります
米の味がしっかりと感じる旨いにごりです
お通しはお造りでいさきと鰤
イサキはコリコリで鯛を食べている様・・・
鰤は油がのって旨い
このふた切れずつって云うのが程よい
4杯めのお通しは味噌汁かおでんを選らぶ事になる ←この日はやっと来れたと云う気持ちで胸一杯だったので3杯でストップ!
特に味噌汁は〆の意味の様で、この店は4杯呑んだらお終いって云うのが流儀との事
これは、健康的にお酒を愉しんで欲しいと云う店の思いが込められてる
これは小生のお気に入り、横浜野毛の武蔵屋の三杯流儀に相通じるものが有る
吉次の煮付け、ほっけ刺し、めひかり、莫久来(ばくらい)・・・
魅力的な料理のお品書が目に入るが、悲しいかなひとりでは限界です
感動と満足感、そして食べれなかった肴に後ろ髪引かれる思い、が複雑に混ざり合って店を後にしました
来年帰省した時も是非とも寄ってみたいと思います!
3位
1回
2013/03訪問 2013/11/19
ぶらり途中下車の呑み歩き 東京月島 大衆酒場 岸田屋編 ~東京三大煮込みと呼ばれるもつ煮を戴く~
この日は羽田空港から群馬県の高崎へ移動し前泊って云う予定
フライト時間を此方の店の開店に間に合う様にセッティングw
中々来る機会に恵まれなかったので、今回は用意周到にと思いきや、羽田着が15分程遅れた(涙)
有楽町から地下鉄で月島へ・・・
駅から月島西仲通り商店街(通称もんじゃストリート)を進むと左手に此方の店が有ります ←8割はもんじゃ屋って感じ
行列は無かったものの、店内はほぼ満席(汗)
右手の壁に向かったカウンターの手前に何とかひと席確保しました(笑)
所で、東京の酒呑みの間では「東京三大煮込み」と云う言葉が定着している様です
これは、北千住の大はし、森下の山利喜、月島の此方の三店の煮込み料理の事
更に、立石の宇ち多゛、門前仲町の大坂屋を加えると「東京五大煮込み」となるそうです!
店内は昭和の臭いがぷんぷんするザ・大衆酒場
縦にコの字のカウンターと壁に向かったカウンターで20席チョッと位でしょうか? 人の行き来もやっとって感じです
天井には、良い色に煤けた魚拓、小生の席の横には大量に張り重ねられた大相撲の番付表 ←一番下は昭和50年
この雰囲気だけでも酒が呑めそうです(笑)
確認できたメニューはこんな感じ・・・
・あなご煮付 600円
・銀だら(塩焼、煮付) 650円
・きんめ(焼、煮付) 600円
・あじのひらき 400円
・焼はま 600円
・刺盛 1200円
・貝盛 1200円
・まぐろ刺し 600円
・平目刺し 600円
・アラ(刺し、塩焼) 1000円
・生カキ(2ケ) 500円
・アラちり煮 700円
・干だら 600円
・くさや 500円
・えいひれ 350えん
・ぬた 400円
・ハリコ(サンマの子供) 300円
・シラスおろし 250円
・肉どうふ 650円
・牛にこみ 480円
・なめこ汁 350円
・はまつゆ 400円
・いわしつみれ吸物 300円
・おにぎり(鮭、昆布、おかか、めんたい、梅) 300円
この日の註文は・・・
・松竹梅(一合) 350円
・菊正宗(一合) 400円 ×2
・牛にこみ
これが東京三大・・・
牛モツのいろいろな部位が、トロトロに煮込まれていて和風シチューって食感です
味は醤油の風味漂う少し濃い目の味付けなので酒が進みます
刻んだ白葱と一緒に食べると一味違います
・生カキ
何と大粒のシェルオイスターが2個で500円! 安い!旨い!
濃厚な海のミルクでした
・平目刺し
思ったよりボリュームが・・・
コリコリの舌触りが最高です
個人的には赤身より白身や光物が好きだなぁ・・・
・いわしつみれ吸物
汁ものは〆に必ず註文しようと思っていました!
背中合わせの席の女性が註文したのを見て余りに美味しそうだったので・・・
つみれは柔らかく、口の中で良い感じで崩れます
程良い味わいが胃袋に染み渡ります
葱と出汁の風味が良い感じに絡み合ってます
いつもの事ですが、おひとり様だと色んなものが食べる事が出来ません(涙)
今回は煮魚、焼き魚系は敢えてパスして、次の機会へ取っておきます!
店の佇まい、雰囲気も素晴らしく居心地が良いのですが・・・
それ以上に女将さんや娘さん達のさり気無いおもてなしの気持ちが溢れていて居心地の良さに拍車を掛けます(笑)
この店も我呑んだ暮れチームの先発ローテーション入り決定ですね!
4位
1回
2014/11訪問 2014/12/16
呑んだ暮れ日記 大阪北新地 BAR JUNIPER編 ~良い意味で緊張感が持てる雰囲気のBAR~
【再訪】
この日は久し振りの新地呑み
地元の祭礼関係者のTくんの息子誕生の祝杯を挙げる為に雨の新地へ出撃です!
1軒めは精肉店で、肉を肴に祝杯!
2軒めは高橋少佐殿と共に祝杯!
そして3軒めは・・・
久し振りの『BAR JUNIPER』
ジェネヴァをストレートでキュッと遣りたかったのでお邪魔しました!
●こんなお店です
お店は堂島浜通り沿い、ANAクラウンプラザホテルの北向かいのビルの1F
かなり暗めの店内、カウンターとバックバーの一部にスポットで照明が・・・
雰囲気良いです(笑) この雰囲気を活かせずにいますw
バックバーには多くの引き出しが・・・
この中には、ジンのボトルが保管されています
現在は200種類以上のボトルが在るそうです
店名の「JUNIPER」は、ジンの香り付けに必要なJuniper berryが由来かな??
●この日はこれを戴きました!
■A.V.VANWEE GIN 20Y FEER OUDE GENEVER
ジェネヴァをストレート呑みたいとリクエストしたら登場しました!
昔乍らの製法に拘り、20年以上熟成させた物との事です
アルコール度数は42度ですが、全く喉に引っ掛らずに胃に収まります
円やかで、深みとコクの在るジェネヴァです
一息付いたので、さぁ次へ向います!
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【再訪】
この日は会社の忘年会
新地の食道園でたらふく美味しい肉を堪能!
その後はクラブやラウンジを三軒ハシゴして気付けば深夜の2時過ぎ
それでも呑み足りなさそうな部下が二人
ワインって面子でもないし、居酒屋探すのも面倒臭いしって事で思い付いたのが此方
流石にこの時間帯ともなると先客は寝落ち寸前の酔客が1人(笑)
カウンターに三人で陣取りました
この日呑んだのは・・・
・WEESOPPER GENEVER
珍しいジンが手に入ったと勧めてくれた1本
1782年創業当時の製法で作られたオランダのアムステルダムで造られたそうです
ジンの起源と云っても過言でない一品です
チョッとクセが有って喉に引っ掛る感じですが、歴史を感じながらストレートで2杯戴きましたw
・THE BOTANIST
これもお勧めの1本
スコットランドのアイラ島って云う島に自生している香草で香り付けされています
だからアイラドライジンと呼ぶそうです
BOTANISTは日本語で植物学者と云う意味でアイラ島の植物学者に依頼して集めた香草を使っているからだそうです
微かに柑橘系の香りがします
トニックで戴きましたがスッキリとした軽い感じです
・Bombay Sapphire
普段呑みで一番好きなジンです
通常5種類程度の香草を使用しますが、これは10種類の香草を使って作られています
瓶の側面に使われてる香草が描かれています
〆にトニックで戴きました!
店を出たのが3時チョッと前
その後、手持ちのチケットが使えるタクシーが中々見付からず30分位四ツ橋筋で立ん坊
自宅に着いたら4時を軽く廻ってました
疲れた・・・
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九州からの出張の帰りに、久し振りに呑んだ暮れ仲間のN氏と新地呑み!
旬菜酒肴 田田を後にして、N氏のセレクトで2軒め
ANAクラウンプラザホテルの北向かいのビルの1F ←田田から数軒東
新地のBARには珍しく路面店で、此方より東に有るTHE BAR ELIXIR・Kの姉妹店
店名のJUNIPERは杜松(ねず)の事
その実であるジュニパー・ベリーはジンに香り付けする上で必須の植物
と云う訳で、この店はジンをメインに扱うバーなんです ←他のお酒も有りますが・・・
そして、この店に置いてあるジンは100種類以上だそうです(驚)
薄暗い店内には所々に心が和む様な照明が・・・・
カウンター中央には明るめの照明が当てられ、バーテンダーの妙技を堪能する事が出来ます
奥のカウンター席に案内されると、偶然にも、お隣はN氏の知人でした ←流石に顔が広いw
テーブルの天板は彫金が施された銅版で、照明の光が淡く反射して何とも云えない雰囲気
先ずはN氏お勧めのジンでジントニックを・・・
・Monkey47
47種類のハーブやボタニカルからできたハンドクラフトのドイツ産ドライ・ジンだそうです
今まで呑んだ事の有るジンと比べると、風味が多重で複雑な感じ
辛口と云うよりはシャープでキリッとした印象です
ドイツ産ドライ・ジンは希少で、英国産と比べると若干高価だそうです
詳細は此方を・・・
http://absinthe-tokyo.com/?pid=41806241
ドイツのジンと云えば、 シュリヒテシュタインヘーガーが有名です!
これって小生の大好物!
一時期は自宅の冷凍庫に必ずストックして有りましたw
そんな話をしていると、カウンターに3種類の陶器入りのジンを用意して暮れました
・シュリヒテ シュタインヘイガー(独)
・ノールズジュネヴァ(蘭)
・バンウィージン(蘭)
N氏はシュタインヘイガーをトニックで、小生は折角なのに呑み慣れたシュタインヘイガーをストレートで・・・
他のジンに比べるとマイルドでストレートでも呑み易いです ←なので何回か失敗を…
大人の雰囲気で、良い意味で緊張感があって、寛いでお酒が愉しめる良いお店です!
気に入りました(笑)
店を出て、国道2号線に向かう途中で・・・・
正面から歩いてくる二人連れのオジサン ←お前もだろって云われそうw
その片方の淡い色のジャケットを羽織った方が、遠目にも何となく輝いて見えたんですよね
段々近付くと、俳優の石田純一だって事が判明! ←足元に目をやると素足にビットモカシンでした(笑)
道行く人々の声に対して、感心する位に漏らさず対応していました
その後N氏と別れ、2号線の歩道でチケットで乗れるタクシーが中々捕まらず
諦めて、新地に戻りもう一軒行っちゃいました(爆)
自宅に戻ったら2時過ぎでしたw
5位
1回
2012/12訪問 2012/12/31
呑んだ暮れ日記 横浜野毛 日の出理容院編 ~理容院と云う名のBar~
この日は今年最後の神奈川出張の前泊
まぁ前泊の必要は無かったのですが、武蔵屋のおばちゃんに年末の挨拶をする為に(汗)
武蔵屋の後に第一亭で紹興酒を呑みましたが、未だ呑み足りないw
桜木町駅へ向かう途中で都橋商店街へ・・・
都橋商店街は、大岡川の緩やかなカーブに沿って建てられた飲食店街
橋から見る川に沿っって建つカーブしたこの建物を見るのが結構気に入ってます(笑)
そして何処で呑もうかなぁって思った時に頭に浮かんだのが理容院って名前の此方
詳細な場所が判らなかったので、食べログでチェックすると都島商店街の1本隣の通り
実は店に気付かずに通り過ぎてしまいました(汗)
行き過ぎたなぁと思って戻る途中でやっと見付けました! ドアのガラスに『日の出理容院』の文字
昭和30年代に建てられ、実際に理容店として営業していた店舗の雰囲気と店名をそのまま利用
店内には古き佳き時代の香りあるノスタルジックな空間が広がって居ます
照明らいしい照明は無く、キャンドルの灯が店内の各所に
キャンドルの灯でボトルが照らされているカウンターに席を確保
周囲は常連さん達の様で、カウンター越しに女性店主と世間話を愉しみながらグラスを傾けていました
メニューらしき物は見当たりませんが、Barとしてはひと通りは揃っている様です
ストレート、ロック、水割り 500円
ソーダ割り 600円
カクテル 600円~
こんな感じで、原則はキャッシオンデリバリー
註文したのは・・・
・ボンベイサファイアでジントニック
・マイヤーズでキューバリブレ
店の雰囲気って大切ですね
だっていつも呑み馴れたものがいつも以上に美味しく感じます
常連さんや女性店主も会話が愉しめる位に店に馴染んだ頃には結構酔いが・・・
またまた野毛にお気に入りの店が出来ました!
でも、相模原で降りる筈が乗り越して八王子で駅員に起こされて目が覚めました(大汗)
6位
1回
2012/11訪問 2012/12/24
ぶらり途中下車の呑み歩き 東京北千住 大はし編 ~東京三大煮込みと呼ばれるもつ煮を戴く~
この日は羽田空港から群馬県の高崎へ移動し前泊って云う予定
浜松町、日暮里と乗り継いで、途中下車と云うよりは遠回りをして北千住へ
以前東京に住んでた事は有りますが、北千住は初めて降り立つ街
魅力的な酒場が数え切れない位立ち並ぶ、呑んだ暮れ天国の様な街って事で前々から突撃して見たい街でした(笑)
数多くある酒場の中で、今回ターゲットとして選んだのは、「東京三大煮込み」の一角である大はし
「東京三大煮込み」は、此方と森下の山利喜、月島の岸田屋の三店の煮込み料理の事
更に、立石の宇ち多゛、門前仲町の大坂屋を加えると「東京五大煮込み」となるそうです!
これで三大は制覇! 五大は大坂屋を残して立直となりました(笑)
大はしは明治10年創業で、牛肉専門店として開業し、牛鍋屋を経て、居酒屋になったそうです
創業当時は、千住大橋の近くに店を構えていたので、そこから「大はし」という店名になったとか・・・
店に到着したのが18時過ぎ、店の外には行列は有りませんでしたが、店内は満席(汗) ←店の外観は結構新しい…
15分程待つと先客が帰り、カウンターの一番入口に近い所に席を確保できました!
広めのカウンター内やテーブル席周辺を威勢よく飛び廻ってる大将と若大将
この二人の接客?を見てるだけでも、TDLのパレードでも見た様なテンションになってしまします(笑)
メニューは確認できたのだけですがこんな感じ・・・
・肉とうふ 320円
・牛にこみ 320円
・やな川なべ 900円
・地はまぐり 700円
・とんかつ 730円
・かにコロッケ 480円
・串カツ 420円
・貝柱フライ 480円
・オムレツ 420円
・揚げ出し 370円
・ポテト唐揚げ 320円
・キンキ唐揚げ 580円
・あんこう肝ポンズ 500円
・白子ポンズ 500円
・あら煮 450円
・ハタハタ 550円
・生うに 450円
・ほうれん草胡麻和え 400円
・まぐろぬた 400円
・山かけ 400円
・月見 400円
・姫さざえ酒蒸し 500円
・しゃこさしみ 480円
・みょうが辛子味噌 400円
・きぬかつぎ 380円
・生野菜盛合せ 320円
・いかのげそわさ 300円
・お新香 210円
・さんま南蛮漬 450円
註文は・・・
・日本酒
山形正宗って云う天童の銘柄です
辛口でスッキリしたタイプ
周囲の常連さんと話が弾み軽く2本空いちゃいましたw
・牛にこみ
此方の煮込みは豚では無く、牛のカシラ肉とスジ
旨味の有る牛の佃煮でも食べてる感じです
これが三大煮込みの味なんですね(笑)
・焼酎
キンミヤを1本キープ
キンミヤは関西では見掛ませんが、関東の酒場では良く見掛る甲類焼酎です
でも製造元は三重県の四日市なんですw
これも関西には無い梅シロップを垂らしてストレートで呑んだり
ソーダで割って呑んだり
結局キープの筈だったのに1本が空に・・・
カウンター内で威勢よく飛び廻ってる二人、これが独特のリズムを刻んでいます
その動きに見惚れていて、目が合っちゃうと「註文?」って目の前にあっという間に飛んで来ちゃいます(爆)
それと、註文を受けた時や料理を提供する時に発せられる「オォイヨォ」、「オォイヤァ」の掛け声もこの店独特
・肉とうふ、・牛にこみが名物なのでしょうが、小生にはこの二人の接客の方が感動的でしたw
この日は日本酒二合とキンミヤ一本を平らげ、この先の道中を考えてハシゴをせずに高崎へ向いました!
7位
2回
2017/01訪問 2017/01/18
ぶらり途中下車の呑み歩き 東京赤羽 丸健水産編 ~〆はおでんだしで割った日本酒~
この日は羽田空港から群馬県の高崎へ移動して前泊です
高崎駅周辺は大手居酒屋チェーンの店が多く、大衆酒場的な店が少ないんです
そんな訳で、普段は新橋で途中下車して軽く呑んでから新幹線に乗車するのですが
この日は寒かったので、おでんが食べたくなって赤羽へ
『丸健水産』
練り物、おでん種の製造販売のお店で立呑みができるんです
●製造販売元がやってる立呑みおでんの店
お店は東京の呑んだ暮れの聖地のひとつで在る北区赤羽に在ります
JR赤羽駅東口から程近い「一番街」の一角の中心付近
メインの通りと赤羽小学校方面を繋ぐ「一番街シルクロード」と云う
古く狭い路地の様なアーケード商店街に店を構えています
1958年(昭和33年)創業のもう直ぐ還暦を迎える老舗の
おでん種の製造販売とおでんのテイクアウトのお店です
二代目になってから、お酒の提供を始める様になり
現在の様な店先で、おでんを肴に立呑むスタイルが確立された様です
名物のはんぺんは、平成8年に全国蒲鉾品評会水産庁長官賞を受賞した代物
こんな実力も兼ね備えた正統派のおでんが愉しめるんです
●おでん種は約30種類
■おでんセット 800円
・おでん4~5品(選べません)
・飲物1本
【おでん 註文制】
■はんぺん 120円
■牛すじ 240円
※註文を戴いてから5分程お待ち戴き、順番に代金と引換で出します
※おでん入替時(午後1時と午後5時頃は受付できません
【おでん】
■おでん各種 1個 70円~280円
◎さつま揚
◎生姜揚
◎五色揚
◎スタミナ揚
◎おこのみ揚
◎イカボール
◎カレーボール
◎メンチボール
◎焼きちくわ
◎チクワブ
◎ロールキャベツ
◎キンチャク(餅入)
◎ウインナー巻
◎シュマイ巻
◎ゲソ巻
◎ギンナン巻
◎エビ巻
◎ごぼう巻
◎イカ天
◎ごぼ天
◎玉ネギ天
◎餃子巻
◎糸こんにゃく
◎うずら玉子
◎じゃがいも
◎だいこん
◎ツミレ
◎がんも
◎ネリスジ
◎昆布
◎こんにゃく
◎厚揚
◎玉子
◎オニオンスライス
【飲物】
■カップ酒 300円
◎丸眞正宗(赤羽地酒)
◎大関
※冷、燗、常温が在ります
◎だし割 1杯50円
※だし割希望の方は丸眞をお選び下さい
■缶ビール
◎スーパードライ 300円
◎淡麗 250円
■チューハイ
◎ウーロンハイ 300円
◎レモンハイ 250円
◎カルピスサワー 250円
◎グレープフルーツサワー 250円
◎辛口ドライ 250円
●〆はおでんだしで割った日本酒
■おでんセット
飲物は、丸眞正宗のマルカップを冷蔵庫で冷したヤツ
この丸眞正宗は東京23区内に残る唯一の酒蔵だそうです
なので江戸の地酒とか赤羽の地酒と呼ばれています
おでんはおまかせで、大根、玉子、昆布、ちくわぶ、ごぼ天の五品
物凄くスタンダードなチョイスですね(笑)
此方のつゆは関東らしくなく、色が濃くないんです
味わいは、あっさりしていますが、コクが有って中々の美味しさ
関西の関東煮ではお目に掛かれないちくわぶが絶品!
■おでん追加
・スタミナ揚
・こんにゃく
・がんも
・ウインナー巻
・生姜揚
名物のひとつスタミナ揚
ニラ、人参、もやし、ゴマ、七味入りの練り揚げ
七味がピリッとしてニラの風味が在って
確かにスタミナが付きそう?かなw
赤ウインナーを練り物で巻いたウインナー巻は
何処となく、懐かしを感じますね
■だし割
以前は無料でしたが、だし代として1杯50円掛かる様になっていました
丸眞正宗のマルカップを50cc程度残して、だしと七味を加えたものです
酒の残す量は個々の好みですが、酒の量が多過ぎても味はイマイチです
これが結構旨いんですよね
東京ではメジャーな呑み方なのでしょうか?
それともこの店オリジナル??
この日は羽田空港から群馬県の高崎へ移動し前泊予定
羽田からの移動途中に東京駅で新幹線には乗らずにそのまま京浜東北線で赤羽へ
赤羽はまるます家総本店にお邪魔した2月以来10ヶ月ぶりです
東京のレビュアーの酔いどれ伯父さんの此方のレビューを見て無性に寄って見たくなって・・・
赤羽駅の東口から1番街を進み、途中の市場の様な横丁へ入るとお店は有ります
市場の中に有る、『練り物屋』『おでん種屋』って佇まい
実際に店内で製造したおでん種を販売してます
そしてその反対側には、大きな四角い鍋で良い具合に煮えたおでんがドカ~んと註文を待っています
そこで註文してキャッシュオンデリバリー
出てくる順番等によっては、一度の註文が何回かに分けて支払わなくてはいけないのでチョッと面倒かもw
お品書きはこんな感じ・・・
・丸健特選 おでんセット 700円
おまかせおでん5品とワンドリンク(お酒or缶ビールor缶チューハイ)
・丸眞正宗マルカップ 300円
・大関ワンカップ 300円
・缶チューハイ 230円
・缶スーパードライ 300円
・缶キリン端麗生 250円
・おでん 価格不明
さつま揚
生姜揚
五色揚
スタミナ揚
おこのみ揚
イカボール
カレーボール
メンチボール
焼きちくわ
チクワブ
ロールキャベツ
キンチャク(餅入)
ウインナー巻
シュマイ巻
ゲソ巻
ギンナン巻
エビ巻
ごぼう巻
イカ天
ごぼ天
玉ネギ天
餃子巻
糸こんにゃく
うずら玉子
じゃがいも
だいこん
はんぺん
ツミレ
がんも
ネリスジ
昆布
こんにゃく
厚揚
玉子
ギュウスジ
オニオンスライス
註文は・・・
・おでんセット
おでんはお店のおまかせで、大根、玉子、昆布、ちくわぶ、五色揚の五品
此方のつゆは関東では珍しく色が濃くないんです
あっさりしていますが、コクが有って中々の美味しさ
関西の関東煮ではお目に掛かれないちくわぶが絶品!
お酒は丸眞正宗のマルカップを冷蔵庫で冷したヤツ
この丸眞正宗のマルカップは東京23区内に残る唯一の酒蔵だそうです
なので江戸の地酒とか赤羽の地酒と呼ばれています
これは大変CPの良い内容なので、皆が註文しています!
・はんぺん (追加)
関西の関東煮では見掛けないおでん種
好きなので自宅でおでんをやる時には必ず入れます
はんぺんは註文を受けてから鍋に入れるのでチョッと時間が掛かります
つゆを含んでふっくら膨らんで何とも云えない美味しさです
・シュウマイ巻(追加)
シュウマイのみのおでん種は珍しくないのですが、これは初めてかも
練り物とシュウマイが2度美味しいって感じです
・こんにゃく(追加)
こんにゃくです
それ以外の何物でもありません
・ロールキャベツ(追加)
これが絶品でした!
普段おでんでは、冷凍物のロールキャベツしか食べてませんが、製造元の出来立ては違います
あっさりしたつゆが深く染み込んで、キャベツの甘さとミンチの旨味が相まって、兎に角旨いんです
周囲の常連ぽい人達が残り少ないお酒をカップごと店のお兄ちゃんに渡してるんです
するとカップ一杯になって戻ってきて・・・
何度かそのシーンを見掛けたので、酒の残ったカップを渡してみました
残った酒におでんのつゆが足されて、青森特産のニンニク七味が振られているんです
当然こんなお酒の呑み方は初めて
恐る恐る呑んでみると、これが結構旨いんです
これは此方のオリジナルの呑み方なんでしょうか?
安くて美味しい良い店を見付けちゃいました!
って云うか酔いどれ伯父さんに感謝です!
8位
1回
2013/02訪問 2013/11/25
呑んだ暮れ日記 大阪梅田 Cantinetta Barbera編 ~イタリアワインを呑む~
呑んだ暮れ仲間のH氏より「肉喰いに行こう」ってお誘いのメール
H氏行き付けのグリル ロアで旨い肉を冷たさ残る位レアで堪能してからの二軒め
これまたH氏行き付けの此方へ・・・
お店はグリル ロアからお初天神へ向かう途中の雑居ビルの6階にあります
チョッとこの店に似つかわしくない感じのビルなんですけど(汗)
店名の由来は・・・
Cantinettaはイタリア語で小さなワイン貯蔵庫
Barberaはイタリア ピエモンテ州を代表するぶどうの品種
だそうですw
店内はカウンター9席と4名掛けテーブル席が2つと結構こじんまりとしています
店に入ると調理場にいたスタッフから「お久しぶりです」って声を掛けられて驚き ←初めてなんですけど・・・
でも何処かで見た事のある顔・・・思い出せない
結局はH氏と時々行ってた某イタリアンに居たって事を聞いて思い出しましたよ! ←シェフです
メニューはこんな感じ… ←肉食べた直後なので何も註文しませんでしたスミマセンw
・野菜のトマト煮込み 600円
・蛸のレモンマリネ 600円
・ムール貝の白ワイン蒸し 1000円
・トスカーナ風鶏のレバーペイストのフロスティニ 800円
・トリッパのトマト煮込みローマ風 600円
・前菜五種盛り 1800円
・仔羊肉のサルシッチャ 1200円
・グリーンアスパラガスのミラネーゼ 1400円
・ロンバルディア産ポルチーニのフリット 1800円
・伊産生ハムとサラミの五種盛 2000円
・ローマ風コッパとオレンジのサラダ 1200円
・スモークタンのバーニャカウダ 1200円
・山うずら(1羽) 4000円
・雷鳥(半羽) 4500円
・トスカーナ産チンタセネーゼ豚のロースト 3800円
・ビルゴー家のシャラン鴨胸肉のロースト 3600円
・大分産牛フィレ肉のカツサンド 3000円
・岩手産短角牛リブロースのグリル 3000円~
・オキナシメジのソテー 2000円
他にもパスタ、リゾット、チーズ、ドルチェなんかも有ります
註文は・・・
取敢えず赤ワインとだけリクエストしてオマカセ
・A-SIRIO
トスカーナ州産です
サンジョヴェーゼって品種が主体のフルボディ
渋みと深みの有る濃い味わいのワインです
大変美味しいと思いましたが、これを何杯も呑むのは・・・
・Barbera d'Asti TITON
ピエモンテ州産です
此方の店名の一部になっているバルベーラ種100%
一杯めと比べるとソフトな感じ
でも決して軽い感じでは無く、少し酸味のある味わい
二人でカウンターに陣取ってソムリエールの由香ちゃん相手に悪のノリ三昧
愉しいひと時でした!
9位
1回
2013/04訪問 2013/05/05
ぶらり途中下車の呑み歩き 名古屋 末廣屋編 ~途中下車しても寄りたい店~
【再訪】
この日は此方に寄りたくて、意図的に新幹線で移動
15時に名古屋駅に到着して、急いでタクシーでお店へ・・・
15時15分頃に店に到着すると店内はカウンター1席と子上がり以外は満席(汗)
最後のカウンター1席を確保
レビューで確認すると、最後に訪れたのは昨年の9月・・・って事は半年以上ぶりの訪問だったんですねぇ
女将のすみちゃんからも、佐久間さんからも「ホント、久し振りだがネェ」って云われちゃいました(笑)
この日は・・・
・2合徳利 どん燗を2本
・筍と蕗の煮物
・コハダ酢〆
・卵焼き
相変らず美味しい酒の肴達
コハダの〆具合は抜群です! 普段中々食べれない蕗も味がしみていて、ほっこり美味
ご馳走様でした!
ではタクシーで次のお店へ・・・
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【再訪】
この日は日帰りで静岡出張!
朝は意図的に名古屋で乗換えて朝きしめんを愉しみ、帰路は途中下車して名古屋呑みw
本日静岡での滞在時間はたったの3時間でした(汗)
名駅から地下鉄東山線、鶴舞線と乗継いで大須観音駅で下車、店に到着したのは口開け前の14時45分でした
カウンターに座ると女将のすみちゃんから「8月は来なかったでしょ」と名古屋弁で云われてしまったw
この日の註文は・・・
・葱まぐろ煮
・玉子巻き
・〆こはだ
・まぐろ造り
初めて玉子巻きを食べましたが、出汁巻きって感じでは無く、砂糖でほんのり甘い玉子焼き
昔お袋が作ってくれたヤツと同じ様で懐かしい味わいでした(笑)
大好物のこはだは〆具合抜群!
まぐろは相変わらず赤身と云う名の中トロです
この日はランチ抜きだったので、いつもよりは食べたかな?
酒の肴が旨いので酒が勧んじゃって、この日は銚子大4本、冷酒2杯を呑み干しましたw
そして後輩と待合せた、CBC近くのPilsenへ移動しました
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【再訪】
この日は静岡出張の帰りに久し振りに名古屋で途中下車!
15:30頃に店に到着すると、小上りとカウンター2席を除いて満席
外は夏の太陽がサンサンと輝いているのに冷房が効いた店内は皆さんお酒をたしなまれてますw
カウンターの1番奥の席を確保!
ビールを呑まない小生は、ノッケから宮城の地酒一ノ蔵
酒の肴は・・・
・ねぎマグロ(煮魚)
・鱧の湯引き
・まぐろの刺身
どれを食べても酒が進みます
この日は5杯も呑んじゃいましたw
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【再訪】
中々寄ることが出来ずに今年初の此方へ・・・
今回も口開け前から店内で待機!
「本当に久し振りだがねぇ~」って云われちゃいました(汗)
この日の註文は・・・
・日本酒鈍燗大2本
・一ノ蔵 2杯
・鰯の煮付け
・穴子柵
・サザエ
・酢牡蠣
相変わらず何を食べても美味しく酒に合います(笑)
居心地が良く、気持ちも和みます
呑んだ暮れ天国です(爆)
この日の途中下車は結構ほろ酔いだったので、此方一軒で名古屋を後にしました!
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【再訪】
静岡出張の帰りに途中下車
この日も口開け前から店内で待機!
15:15には満席になる盛況ぶりでしたぁ~
この日の註文は・・・・
・日本酒鈍燗大2本
・冷酒 真澄 1杯
・〆コハダ
〆具合の塩梅が絶妙です
・さざえ
コリコリの身と濃い味の肝が絶妙です!
・ハモ皮
ハモ皮とわかめの酢の物
ハモ皮が香ばしくて美味しい!
隣席の82歳の大先輩と政治、国際問題について語らいながら、酒を愉しみました!
また!寄らせて戴きます
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【再訪】
この日は神奈川出張の帰りに途中下車
口開けの15分前に店内に入り待機、次から次へと人生の先輩方が集まってきます
残暑が厳しいのでこの日は常温で日本酒を・・・
・日本酒常温大2本
・とこぶし煮付け
チョッと鮑気分で・・・
・マグロ刺身
これが赤身なんです
どう見ても中トロにしか見えないんですが・・・
・牛たたき
この店で初めて肉料理を食べました
ニンニク醤油で食べると美味しいです
さぁアペリティフも終わったので、次に出撃!
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【再訪】
この日も静岡出張の帰りに名古屋で途中下車
三か月ぶりです!この日はいつもと違って口開け前では無く、18時到着
初めて並びましたw
席も初めてのテーブル席で相席
すみちゃんから「久し振りだがネ~こんな時間めずらしい」って云われました(汗) ←完全に覚えられてる
この日註文したのは・・・
・鈍燗(ぬる燗)大 2本
・冷酒「一ノ蔵」
我故郷宮城のの銘酒!
・十六ささげ(味噌)
十六ささげは愛知の伝統野菜で、見た目はいんげんに似ているが、いんげんより柔らかく、食味が良いのが特徴
さやの中の豆が16個あることから十六ささげと呼ばれているそうです
初めて食べましたが、旨かったです!
・牛蒡と鶏皮の煮物
前回美味しかったので、再び註文(笑)
・平目の造り
これまた前回美味しかったので註文
コリコリで絶品!
途中下車してでも寄りたい店です
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【再訪】
静岡出張の帰りに名古屋で途中下車
口開けの15時にはまだ早かったので名古屋駅から約40分歩いて大須へ
毎度の事ながら開店前に店に入ると、いつもとは違って既に10名位の先輩方が・・・
中には女性の先輩のグループもw
カウンター内、奥の調理場はてんやわんや準備中
席に着くと「先月は来なかったでしょ」とすみちゃん(多分女将)の挨拶代わりのお言葉(笑)
前月は水曜定休である事を忘れてて店の前まできて気付いたのでした(汗)←笑われた
我実家が仙台で有る事を覚えて暮れていた様で心配してくれていた様です(感謝)
15:15頃には座敷を除いて満席!
この日もカウンターの上には旨そうな料理が盛られた大皿が一杯
この日に註文したのは・・・
・どん燗(ぬる燗)一合
・茹でそら豆
塩を軽く振って食べると口の中に豆の風味が広がります
・牛蒡と鶏皮の煮物
結構ハッキリ濃いめの味付けで酒が進みます
鶏皮の脂がいい味出してます
・角麩と穴子の煮物
これは牛蒡に比べるとアッサリした味わい
パッと見ホルモン系に見えるヒダヒダのヤツが「角麩」
「角麩」は名古屋独特の食材で家庭では煮物、すき焼きによく使われます
・冷酒「一ノ蔵」
我故郷の銘酒!震災復興を祈りながら呑みました
・平目の造り
もうコリコリで絶品!
この店の刺身のつまはキャベツの千切
堪能させて戴きました
来月も来ますネ!
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学生時代に住んでた街名古屋
青春時代の思い出が一杯の街名古屋
仕事の都合上(取引先が無い)、名古屋へ出張する事は殆ど有りませんが
関東方面や静岡出張の帰りに無理やり途中下車をして呑み歩く様になりました(汗)
末廣屋は大須の赤門通り沿いに有ります
大須は学生時代、電気製品や家具を購入する時以外は訪れる事がない街でした
今は古着やアクセサリー、フィギア等若者が集まる街へと変化した様です
店は15時開店
いつも口開け前に店に入り、準備風景を楽しみながら開店を待ちます(待たせて戴いております)
店内はL字カウンター12席、4名掛けテーブルが4卓、小上がりは4名掛け2卓
そのL字カウンターの上には大皿に盛られた酒の肴が所狭しと並んでいます
手慣れた常連さん達は席を立って、カウンターに並ぶ料理を指さし「これとこれ、お願いね」って感じで註文
最近はその一員と化しています(笑)
開店から、早ければ15分、遅くとも30分で店内は満席に
平日は9割以上が人生の先輩方々←みなさんお元気です!
小生なんかは、まだまだ若輩者の部類に入りますw
ビールを呑まない小生は必ず日本酒のぬる燗(名古屋では「どん燗」と云う)を最初から…
酒の肴は煮物、おひたし、焼き物、茹でた野菜(いんげん、茄子等)の名古屋ならではの八丁味噌掛け等々
高くても400円位と、体にも財布にも優しい料理ばかり!
開店直後にカウンターに熱々湯気いっぱいで登場する煮魚
〆具合が絶品なコハダ
新鮮で註文を受けてから包丁を入れる刺身
これまた600円までとリーズナブル
特にマグロはこの店の名物!
中トロ(場合によってはトロ)としか思えない脂がのった赤身がこの値段で堪能できます
旨い酒と肴、何故か心地よく聞こえる客同士の会話や周囲の音
すべての要素が居心地の良さを作り出してる様に思えます
それと、気さくに話し掛けてくれる先輩方との会話も酒を旨く呑める要素のひとつかも?
次の出張が楽しみです!
10位
1回
2012/10訪問 2012/10/13
ぶらり途中下車の呑み歩き 焼津 壽屋酒店編 ~いつまでも続いて欲しい店~
【再訪】
この日は栃木県真岡市での会議終了後、静岡県焼津市へ移動 ←東京駅での乗継が悪く不便w
軽く一杯やりたかったので静岡駅で在来線に乗換えずに途中下車w
おでん街である、青葉横丁のおばちゃんで静岡おでんを肴に静岡割を堪能してから焼津のホテルへ・・・
チェックインを済ませ、部屋で落着くと何となく呑み足りない(汗)
久しく訪れてなかった、昭和の初めから続く壽屋酒店へ向かいました!
暖簾を潜って引き戸を開けると、そこはリアルな昭和時代
店主もお元気そうで何よりです
鰹の刺身、へそみそ煮を肴に地元の酒杉錦をぬる燗で戴いて、店主と四方山話
本当に時間の流れがゆっくりと感じ、心地よい居心地と酔い加減
気付くとお銚子が三本空になっていましたw
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【再訪】
この日は出張の前泊で静岡県の焼津へ
静岡駅で途中下車して、大正12年創業の多可能で軽く引っ掛けて焼津へ移動
焼津のホテルにチェックインしてから、この日二軒目はこちらへ・・・
戦前から酒屋、戦後すぐに居酒屋と昭和の初めから続く歴史のあるお店です!
暖簾を潜って引き戸を開けると店主が椅子に座りながら新聞を読んでいました(汗)
早い時間帯に客足は引けてしまった様で、お客は居ませんでした
地元の酒杉錦をぬる燗で註文、鰹の造り、おでんを肴に・・・
店主は覚えていてくれた様で「久しぶりですね!出張ですか」と声を掛けて暮れました
店主と世間話をしながら小一時間、ゆっくりと時間が流れました
次回はいつになるかは判りませんが、是非寄らせて戴きたいと思います
頑張ってお店を続けて欲しいものです!
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呑み仲間の情報を受けて出張先の焼津に有る「寿屋酒店」へ
駅から少し離れた古い商店街の路地裏にポツンと有ります
戦前から酒屋として営業し、戦後すぐから居酒屋となって70年以上と歴史有る、昭和の雰囲気満点の店
映画のセットかレトロイメージの商業施設と思える様な店内
何か実家にでも帰って来たような哀愁が有ります
入り口横に鎮座し存在感が有る氷冷式冷蔵は現役!
ビールや魚を冷やすのに活躍中(冷蔵庫とは違って優しく程良い冷え方)
店を切り盛りしているのは高齢の物腰穏やかな老紳士
調理をしている時の動きや料理や酒を提供する時の仕草は店の雰囲気と絶妙にマッチ
料理の品数は決して多いとは云えませんがどれも手の掛った肴ばかり
「鰹さしみ」
山葵では無く生姜醤油で食べます
刺身のツマも大根ではなく玉葱が古風な焼津風との事
脂がのってて旨みの濃い鰹です
「鯵酢」
浅漬けの酢〆で、今まで食べた酢〆の魚とはチョッと違う感じ
かなり刺身に近い状態に優しい酢の味
「おでん」
おでんと云っても練り物や大根、蒟蒻が有る訳ではなく「豚のツラミ」の串のみ
静岡風なので青のりが掛っています
トロトロ煮込まれて柔かく、チョッと豚臭い独特な料理です
「へそみそ煮」
へそって云ってもへそではなく、鰹の心臓との事
コリコリの食感と味噌の優しい味が美味 !
「たこさしみ」「小えび唐揚」 「たこ煮」はアレルギーなので口にしておらずコメントはできませんw
旨い肴のお蔭でお銚子4、5本が軽く空いてしまいます
手の空いた店主から焼津の昔の華やかし頃の様子なんかを聞いたりとマッタリと時間が過ぎて行きます
店主との会話の中で自分の代でこの店を閉めてしまうと聞きました(後継者がいないし、継がせる気が無い)
小生が「歴史ある貴重なお店なので頑張って欲しい」と云うと
年齢がその時になれば店は閉める的な返事が返って来ました
自分で何歳で店を閉めるって既に決めている様です
年数回の出張の時にしか寄れませんが店が開いてる限りお邪魔しようと思っています
2012年も呑み中心のラインナップになりました
2011年と余り変わり映えのしない内容ですが、それ位お気に入りだって事でご容赦下さい
今年も呑んだ暮れの名に恥じない様に新規開拓に勤しみたいと思います