レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2015/07訪問 2015/08/02
【閉店】
7月22日午前9時ごろスマホが鳴りました
いつもの様に部下からの業務連絡だと思い、スマホの画面を見ると登録も見覚えもない電話番号が表示
045-○○○-××××
何となく神奈川方面だろうと思いながら電話に出ると「横浜の武蔵屋です」と聞き覚えの在る喜久代おばちゃんの声
「急なんだけど、今月末でお店閉める事にしたのよ」
「○○さんはいつも遠方から来て下さるから、次いらした時にもうお店が無くなっていてご迷惑掛けるといけないから」
これ以降も体力的に厳しい事や、8月は恒例の夏休みだからキリが良いので7月末で閉店する事に決めた事等を話してくれました
小生は出張の予定も無く、今月中にお邪魔する事は不可能だと思い、電話で今までのお礼やお別れの挨拶を済ませました(涙)
しかし・・・
お歴々の常連さん達が沢山居る武蔵屋
そんな末席にも座れない程度の小生におばちゃん直々にお電話を戴いた事が感動と感謝で一杯!
このままで良いのだろうかって気になって仕方が在りませんでした
そんなモヤモヤな気持ちのまま数日が経過しましたが、思い切って31日の最終日におばちゃんに会いに行こうって決めました
でも日程の都合で日帰りするしかなく、始発と最終の羽田往復便を予約しました
関東在住の武蔵屋LOVEなレビュアーさんより色々と情報を戴いていて、1順めに席を確保しようと思うと結構高いハードル
当初13時頃から並ぼうと思っていましたが、暇潰しの友人とのランチも早く済んだので12時お店へ
流石に誰も並んでいなく1番乗りを果たす事ができました!
それ以降のこの日の様子は神奈川新聞の電子版にもレポートされていますのでご一読を!
「武蔵屋の一番長い日」
http://www.kanaloco.jp/article/112576
14:00過ぎには店内へ
「暑い中、待って戴くのが申し訳ない」とのおばちゃんの配慮
この日は、武蔵屋の卒業生が何にも自ら手伝いに訪れていました
皆さん現役時代に使用していた櫻正宗の前掛けを今でも取って在るとの事
時代により意匠の違う前掛けを着けた卒業生達が別れを惜しみながら手伝ってるのが印象的でした
普段はこの店の代名詞で在る「三杯屋」なのですが、閉店が公になってから「一杯屋」
少しでも多くの方にお店に入って貰いたいって事の様です
先払いで1000円を払うと、いよいよ武蔵屋の千秋楽の始まり
酢玉葱、おから、赤飯が目の前に並びます
可愛いお嬢ちゃん同伴で手伝いに訪れた卒業生の「あみちゃん」が現役同様の見事な放物線を描きながらコップへお酒を注いでくれました
名残惜しいので、普段食べ慣れた酢玉葱やおからも良く味わいながら
1杯のコップ酒も何度にも分けて呑み干しました
でも呑み終えても居座る様な無粋な客が居ない所もこの店の品格
おばちゃんからの最後の掟破りの1杯を戴き、おばちゃんへの感謝の気持ち、元気で居て欲しいとの気持ちを伝え
外で待つ同じ思いの人達と交代する為に店を後にしました
おばちゃんに花束を渡す際に、「電話貰って別れは済ませた筈だったけれど、それじゃ気が済まなく来ちゃった」って伝えると
「今日はいつもの荷物が無いね、出張じゃないの」と鋭い指摘(汗)
「実は会社サボって来ちゃった」って応えると、「ダメよ会社サボチちゃ」って窘められてしまいました(笑)
今まで長い間、本当にお疲れ様でした
これからも元気で長生きして下さいね
そんな在り来たりな言葉しか表せなくて御免なさい
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~出張の疲れが癒される店の雰囲気とおばちゃん心遣い~
【再訪】
もう何度お邪魔しているのか数え切れません
火曜、水曜、金曜の週3日のみの営業
8月は1ヶ月間の夏休み
92歳の女将である喜久代おばちゃんの健康状態によっては臨時休業
関西から出張の際にお邪魔する小生には中々ハードルが高いお店です
12月に入り最後の神奈川出張だったので此方の営業に合わせて出張の予定を入れました!
前回、前々回が臨時休業だったので、心配と一抹の不安を抱えながら、店に向うと
見慣れた建屋には灯りが点り、談笑する声が聞こえてきたのでひと安心
店に入ると、喜久代おばちゃんが笑顔で迎えてくれました!
おばちゃんの元気な笑顔が見れるとホッとするんですよね
いつも変わらぬ5品の肴と三杯の酒
そして帰り際のおばちゃんからの掟破りの4杯め
今年最後の武蔵屋でした!
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【再訪】
どうしても今月中に訪れたくて、無理やり出張予定を入れちゃいました(汗)
先月はおばちゃんが体調不良でお店が閉まっていて心配だった事
それと、店で唯一の男性である、大学生の佐藤くんが今春大学を卒業し就職する為にお店を卒業する事
そんな理由で・・・ おばちゃん元気そうで安心しました ホッ
最終日は3月29日なのですが、多分門出を祝い、別れを惜しむ常連さんで一杯になると思い
1日前の営業日である27日にお邪魔しました!
店はいつもと変わりない雰囲気
でも帰りがけには、常連さんが佐藤君に色々と言葉を賭けていました
小生も、ささやかなお祝いを渡し店を後にしました
新しい世界でも頑張って下さいね
そして今度は、同じ客としてご一緒しましょう(笑)
お疲れ様でした!
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【再訪】
この日はおばちゃんに年末の挨拶をする為に、必要も無いのに出張の前泊(汗)
最近口開けに間に合わないと行列必死の状態が続いているので
口開けに間に合う様にいつもより1本早い便で横浜入り
でも、小生の2組前で満席になっちゃいました(涙)
そしてこの後、寒空の下、1時間15分待ちました
お定まりの三杯と五品、それに追加の小鰭の酢〆と衣かつぎ
最近三杯めはひやで戴いてます
ひやは新しい一升瓶の封を目の前で切って、そのままコップに注いでくれます
今年最後の神奈川出張で有る事をおばちゃんに告げて、年末の挨拶を済ませて
『おばちゃんからの掟破りの4杯め』を戴き、店を後にしました!
今年一年、寛ぎのひと時を提供して戴き有難う御座いました
来年も出張の度に寄らせて戴きます!
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【再訪】
この日は急遽昼過ぎに神奈川出張が決定し、前泊の為に15時のANA便で羽田へ
前泊の必要は無かったが、先月口開け前に並んでも入れなかった此方へお邪魔する為に無理矢理w
羽田からバス、JRを乗り継いで店に向かうも、口開けには間に合わず、しかも満席(涙)
おばちゃんがすまなそうに「御免なさいね」と声を掛けて暮れました
何も予定が無かったので、席が空くまで店先で待つ事に・・・
店内を覗いては、恨めしそうな視線を送り続けながら40分程待ってやっと席へ
この日は燗酒では無くひや酒三杯といつもの肴
酢〆のこはだが有ったので追加しました
最後に恒例の掟破りの四杯めと、おばちゃんから「ホテルで戴いて」と櫻正宗の小瓶を戴いた(笑)
毎回、同じ事の繰り返しですが、それが物凄く心地よい!
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【再訪】
この日はバレンタインデー!
お店に寄るとおばちゃんからチョコレートを戴きました(笑)
今までチョコレートを戴いた中では最高齢ですw
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【再訪】
この日は今年最初の神奈川出張の前泊
新年の挨拶をしようと思い店に寄りました
おばちゃんは元気そうで何よりでした(笑)
席に着くとおばちゃんから「年賀状有難う」って・・・
座敷に黒猫が目立つ店の雰囲気とは違うポスターが張ってありました
よく見ると「野毛 武蔵屋 三杯屋の奇跡」と書いてあります
何とお店が劇になっちゃうんだってw
喜久代おばちゃんを演じるのは、常連さんの女優五大路子さん ←どんな感じになるんだろう?
しかも、店唯一の男性スタッフである、大学生の佐藤くんも出演するとの事w ←役どころは未定
日程が合えば、観てみたいなぁ・・・
小上がりの手前に今まで見かけなかった絵が掛けられていました
これは徳川宗家18代当主が1965年頃のお店の様子を描いた水彩画だそうです ←小生が2歳の頃かぁ・・・
先代のおばちゃん達のお父さん、40歳代のおばちゃん達も描かれてます ←確かに若い(笑)
こんな事を話題にしながら、いつもの料理といつものお酒・・・
最後には掟破りのおばちゃんからの四杯め・・・
何か実家にでも帰って来たかの様な和みの居心地
今回はこの店の常連客の客層の凄さをまざまざと感じてしまいました
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【再訪】
7月以来です
いつもの酒にいつもの肴、そしてお元気そうな喜久代おばちゃんの笑顔
これだけで十分なんです!
他に何にも望みません
この日も遠路遥遥ありがとうって事で茹でた里芋と掟破りの四杯目をおばちゃんから戴きました
そんな心遣いも嬉しいのですが、この店に寄れるだけで幸せです!
また寄らせて戴きますね(笑)
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【再訪】
3月以降、立ち寄る度に「本日休業致します」の張り紙
食ベログ等で再開しているのを知って、出張の予定を営業日に合せて行って来ました(汗)
羽田空港から店に電話を入れてこの日の営業を確認!
7月が誕生日の喜久代おばちゃんに遅ればせながらお祝いの花を持って店へ・・・
おばちゃんは照れ臭そうに喜んで受け取ってくれました(笑)
「本日休業致します」の張り紙の理由は喜久代おばちゃんが体調を崩して2度入院したとの事
妹の富久子おばちゃんも自宅療養中らしい・・・
89歳と87歳の姉妹にはまだまだ元気で頑張って欲しいものです!
それとおばちゃん達が「横浜の魅力づくりに貢献した」と横浜市から表彰されました(笑)
市長が自ら表彰に店に訪れたそうです!
いつもと変わらない酒の肴と三杯のお酒をいつもの様に戴きました ←この不変さが素晴らしい
帰り際に、最近恒例の掟破りの4杯目とお花のお返しにと櫻正宗の上撰を貰っちゃいました(笑)
8月は恒例の夏休み、休み明け営業はは9月6日からです
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【再訪】
5月中旬の水曜日、出張の途中で寄って見ました
桜木町駅の蛍光灯の間引きや「野毛ちかみち」のエスカレーターは全面運休と相変わらずの節電
関西とは違って原発事故による電力不足が如何に切実かを痛感(汗)
3ヶ月連続で今回も「本日休業致します」の張り紙(涙)
張り紙自体は別な紙に変わって居ましたが、セロテープで厳重に張られていましたw
店内では数回電話が掛かって居ましたが、誰も出る様子は有りませんでした
口コミには4月訪問って方のレビューが有るし・・・・
営業はしてるけど、たまたま運が悪いだけ?
現在毎週水曜日だけが休業?
震災以降何らかの理由で長期休業中?
どなたかご存知ありませんか?
3番目の理由でおばちゃん達の健康上の問題でない事を切に願っています!
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【再訪】
4月中旬の水曜日に今月も寄ってみました
前回に比べると幾分かマシになってるとは云え
横浜は相変わらずの節電モード
至る所でエスカレーターが運休して照明も暗め
動物園通りから店を覗くと店先の外灯が点いていたので近づくと・・・
「本日休業致します」の張り紙(涙)
しかも、この張り紙は前回と同じで時間の経過で少し劣化していました
って事は前回3月に訪れた時から休業が続いているって事なのでしょうか?
単に震災、節電絡みの休業ならよいのですが・・・・
店の再開とおばちゃん達の健康を祈念して店を後にした
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【再訪】
東日本大震災から10日以上が経った水曜日に寄ってみました
原発事故の影響で街中が節電モード
JR桜木町駅構内も大袈裟に云えば真っ暗
「野毛ちかみち」や「ブルーライン」のエスカレーターも前面運休
いつも賑わってる野毛の街も節電の為に看板の灯は疎ら、人通りも疎ら
動物園通りから店を望むと何となく暗い
節電かな?と思って店に近付くとガラスの引き戸に張り紙が
「本日休業致します」
律儀なおばちゃん達の事だから世相を意識しての休業だとは思うのですが・・・
おばちゃん達の健康上の理由での休業でない事を願って店を後にしました
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知る人ぞ知る野毛の名店「武蔵屋」
初めて訪れたのが今年の6月中旬
それからは毎月出張の度に寄ってます
と云うより出来る限り出張の予定を店の数少ない営業日(火、水、金)に合せてるって感じ(汗)
JR根岸線桜木町駅から「野毛ちかみち」を潜って「動物園通り」を進むと右手に店は有ります
初めて訪れた時は中々見付らずに四苦八苦
店には看板も暖簾も無く極普通のレトロな一軒家
店は今年米寿を迎えたおばちゃんともうひとりのおばちゃんの姉妹が切盛りしています
(手伝いの大学生はみんな横浜国大生との事)
8月1ヶ月間はお客さんが暑い中来店してもらうのが申し訳無い、手伝いの大学生に夏休みをゆっくり過ごして欲
しいとのおばちゃん達の気遣いから夏季休業となります
そしてこの店の仕来り(ルール)は「お品書き」がなく、定番の小鉢5品とコップ酒三杯で2200円
小鉢は酢玉葱、おくら、鱈豆腐、納豆、漬物盛、お酒は神戸魚崎郷の「櫻正宗」が定番
酒三杯呑み干すまではビールや定番以外の小鉢(里芋、〆コハダ等)を追加する事は出来ますが、三杯呑み干し
たら帰らなくてはなりません。
この仕来りはおばちゃん達のお父さんの先代が魚や豆類を肴にお酒も三杯までにしておけば、健康を害す事も
酔って人間関係損なう事も無いだろうと云う気遣いから始まり、今も脈々と受け継がれています。
他所では味わえない独特な雰囲気。時間の流れも遅く感じ、まったりと心がいやされる空間。
おばちゃん達と共にこの店がいつまでも続いてくれる事を願わずには居られない。
2位
2回
2018/11訪問 2018/12/24
呑んだ暮れ日記 大阪北新地 Bar高橋編 ~高橋少佐殿! お久しゅう御座います~
お店は、北新地の永楽町通りを御堂筋方面へかなり進んだ辺り
大箱テナントビルの「新日本新地ビル東館」の2階に在ります
注連飾り以外は、至って普通のBarかスナックって感じの佇まいです
店内はカウンター10席ほどの何処にでも在りそうなスナック仕様ですが
ある時は大日本帝国海軍、またある時は大日本帝国陸軍の佐官の装束を纏った
高橋少佐殿に出迎えて戴ける、有難いお店なんです
日章旗、旭日旗、大日本帝國軍司令官の布告、教育勅語等々掲げられ
BGMには軍歌が流れています
真中よりは、かなり右傾している小生には波長の合うお店です
いわゆる愛国酒場的なお店では在りますが、提供されるものは、きちんとしたBARその物です
少佐殿が剥いてくれるフレッシュフルーツを摘まみながら呑む酒は格別です
高橋少佐殿からの訓示
https://www.youtube.com/watch?v=tLJr-bfB5rM
この日は、西天満に10月にオープンした『寿し処 すみれ』へ
美味しい鮨と酒を堪能して店を出たのが20時30分を少し廻った頃
このまま帰ってしまうのには、未だ早過ぎますよね
御堂筋を渡れば、関西屈指の夜の街である北新地が待ち構えています
「軽く呑もうか」「一杯だけ行っとく」「久し振りに行っちゃう」・・・
そんな会話を交わしながら向かった先は『Bar 高橋』
知る人ぞ知る、愛国酒場?軍人BAR?そんな風に表現されるお店で
軍服姿の高橋少佐殿が温かくも厳しく出迎えて戴けるお店なんです
この日は、大日本帝国陸軍少佐のお姿で我々を迎い入れて戴けました
●軍歌を口遊みながらシャンパーニュを愉しむ
席料や酒の価格は、機密事項に当たるので、ネットで調べても見付ける事はできません
以前は、席料が500円でしたが、今現在はどうなっているのでしょう?
こんな雰囲気の店では在りますが、少佐殿は我々が欲する多種多様な酒を提供してくれんです
■GH Mumm Cordon Rouge Brut
カウンター内のシャンパンクーラーには3本のシャンパーニュが冷えています
少佐殿曰く「松、竹、梅」の三段階に分かれているとの事です
少佐殿は、豪気な性格なので、グラス売りもOKなんですよ
中級の「竹」を選ぶと「GH Mumm Cordon Rouge Brut」がグラスに注がれて提供されました
卓上の日章旗、旭日旗、Z旗をバックにシャンパングラスを撮影していると
Z旗の意味合いを少佐殿からご教授戴けました
Z旗とは・・・
国際信号旗のアルファベット文字旗26種の内のひとつ
日露戦争時の日本海海戦の際、トラファルガー海戦の事例に習い
東郷平八郎連合艦隊司令長官の座乗する旗艦「三笠」のマストにZ旗を掲揚し
「皇国ノ興廃此ノ一戦ニ在リ、各員一層奮励努力セヨ」という意味を持たせた
以降は、「Z」はアルファベットの最終の文字で、後が無いって意味から
以降、帝国海軍では、後が無い、必勝祈願の意味を込めて、決戦時に掲揚する様になったとの事です
チャームは偶然か?数年前と同様に「梨」でした
少佐殿が自ら、器用に手際よく皮を剥いて提供して戴けます
瑞々しく、甘過ぎず、シャンパーニュと合います
フルーツ苦手な小生でも、美味しく戴けるんです
●最後に
本当に軽く一杯戴いて、少佐殿と日本国を憂いながら語らい、店を後にしました
店を後にする際には、特別航空隊が出撃する時の様に「帽振れェッ~」と云いながら
帽子を振って見送ってくれました
これって此方の恒例の儀式みたいなもの
最後に振り返ってみると、少佐殿は凛々しいいお姿で敬礼で見送ってくれました
久し振りでしたが、愉しく過す事が出来たで在ります!
敬意を表して、高橋少佐殿に敬礼ェッ~
【再訪】
この日は久し振りの新地呑み
地元の祭礼関係者のTくんの息子誕生の祝杯を挙げる為に雨の新地へ出撃です!
一軒めは、新地らしくないお店『堂島精肉店』で肉を肴に祝杯を挙げました(笑)
さぁ2軒めは・・・
最近、新地で1番足を運んでる回数の多い店『Bar高橋』
この日も高橋少佐殿のご尊顔を拝しに伺ったで在ります!
●大日本帝国海軍 高橋主計少佐殿
この日は海軍主計少佐の出で立ち
男子誕生を祝して杯を挙げる為に「GH Mumm Cordon Rouge Brut」をボトルで・・・
少佐曰く、泡には松竹梅と三段階在るとの事
この日は、真中の竹でお願いしました!
この日は、団体の貸切予約が入って要るとの事なので、泡1本を呑み干し
少佐の坊振れに見送られ、第三次新地攻撃(三軒め)に出陣しました!
●大日本帝国陸軍 近衛師団 高橋少佐殿
この日は近衛師団少佐(多分大隊長)の出で立ち
いつも「官報」が表示されている黒板には「中共を消して明るひ世界地図」と絶妙な標語
以前の「官報」で除隊が告示されていた國井少尉殿が年末の臨時徴用を受け原隊復帰しておられました!
この日は、靖國神社参拝の際に授かった「神酒」をお届けに・・・
白洲水割りを三杯戴いて、第三次新地攻撃(三軒め)に出陣しました!
●最後に
妙に居心地が良いので在ります!
心躍ります
また、お邪魔するで在ります
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この日は久し振りに呑み仲間と天満呑み
とろさば料理専門店 『SABAR』でとろさば料理を堪能!
その後は新地に河岸を移してハシゴです(笑)
以前から、新地には「軍人バー」と呼ばれるマニヤックなお店が有ると聞いて気になっていました
そんな話を仲間にすると、結構喰い付きが良く、行ってみようって雰囲気に・・・
詳細が判らないので、呑みながらスマホでチェックしていると、店名は『Bar 高橋』と判明
食べログには店の登録は在るもののレビューはゼロ件
でも、マイレビのソニークロケット氏が1階の外部の画像だけをアップしていました ←流石です
念の為に、仲間が電話を入れると営業しているとの事!
電話の向うは、軍人口調ではなく、極々普通の現代の丁寧な喋り方だった様です(汗)
●店の概要
北新地の永楽町通りを御堂筋方面へかなり進んだ所
大箱テナントビルの「新日本新地ビル東館」の2階に在ります
「笑門」と木札が掲げられた注連飾り以外は、至って普通のBarかスナックって感じの佇まい
恐る恐るドアを開けると・・・
カウンター内には帝国陸軍将校防暑衣を身に纏った高橋少佐殿の凛々しいお姿がありました!
カウンター10席ほどのスナック仕様の店内
旭日旗や日章旗、大日本國防婦人会の襷等々が飾られ
白黒TVでは昭和初期の映画が放映されています
個人的には波長の合うマニア的な内容です(笑)
バックバーの中央に小さな黒板が在り、そこには「官報」の文字が・・・
多分スタッフがお店を辞めた様で、「國井少尉は・・・・除隊セル」と書かれておりますw
●料金について
◆チャージ 500円
■瓶ビール 1000円
■ハイボール 1000円~
■カクテル 1300円~
シャンパンやワインもグラス売りで用意されています!
●註文
少佐殿からは、何故此方を知っているのか?と何度も詰問されました
常連さんに連れられて初めて来る事は在っても、いきなり電話で予約して団体で初めて来るのは
今までに無かったとの事なんです(笑)
ネットで知ったって云ったのですが、殆ど露出が無いんですよね
まぁ「陸軍中野学校」出身の諜報担当から聞いたって事にして無理やり納得して戴いたで在ります(笑)
・ジンロック
銘柄はボンベイサファイア
4人が各々バラバラに註文したので、少佐殿はチョッと戸惑っておられました
ロックなので、味は特に変った事も無く、ボンベイサファイアの味わいで在ります!
氷は、少佐殿がアイスピックで削ってボール型
細かい処にも気を遣う性格なので在ります!
・シャンパン
カウンターの中央に大きなシャンパンクーラー
3本冷してあります
少佐殿は、豪気な性格なので、グラス売りもOK
銘柄はうる覚えですが、「Moët & Chandon」だった様な気がするで在りますw
チャームは、少佐殿が器用に皮を剥いて下さった瑞々しい梨
泡と相性良いで在ります!
●総評
中々ツボに嵌ったお店でした!
店を後にする際には、特別航空隊が出撃する時の様に「帽振れェッ~」と云いながら
帽子を振って見送ってくれました(笑)
常連になると周年の際には、「臨時召集令状(通称赤紙)」が届くらしい(汗)
赤紙が届く様にチョイと通って見ようかな??
長居は無用・・・
ハシゴの途中の箸休め、最後の〆に一杯だけって云う時に使い勝手良いかも??
愉しく過す事が出来たで在ります!
敬意を表して、高橋少佐殿に敬礼ェッ~
高橋少佐殿からの訓示
https://www.youtube.com/watch?v=tLJr-bfB5rM
3位
2回
2017/02訪問 2017/04/12
呑んだ暮れ日記 兵庫赤穂 Pizzeria Ristorante SAKURAGUMI編 ~4回目でも飽きる事のない激旨ナポリ料理~
今回も友人のソムリエ氏主催のバスツアーに参加しました
前回は所用が在って参加できませんでしたが、1年ぶり4回目の参加です
今回は40名を超えるメンバーでお邪魔して貸切での食事会です
●こんなお店です
こんな予約困難な人気店が都市部ではなく、瀬戸内海国立公園の赤穂御崎に在ります
上手く説明出来ませんが、御崎の伊和都比売神社から海へ向う坂道「きらきら坂」を下った所に店が在ります
困難と云われる予約に関して・・・
・土日祝に関わらずランチ、ディナー共に予約可能
・電話での予約に限り、1ヶ月先までの予約可能
・予約受付時間は9:00~21:00です
・ピッツァのテイクアウトは、ラストオーダーまで在れば予約なしでも可能
休日の予約は、受付開始とほぼ同時に満席になるとの事なので、運が味方してくれないと・・・
個室、テラス席を合わせて50席チョッと、天候の良い日はテラス席がお勧めです
此方は、「真のナポリピッツァ協会」に世界で92番目に加盟した本場のナポリピッツァの店
現在日本国内には、54軒の加盟店が在りますが、いち早く加盟したお店でも在ります
赤穂は日本のNAPOLI、本当の味を知って戴きたいと考え、シェフ及びスタッフが追求し再現した
満足のいく真のナポリピッツァと海鮮ナポリ料理をご提供するのがコンセプトのお店です
●メニュー 税込み
■PRANZO 3990円(2名様より)
11:30~15:30(Lo.13:30)
・Antipasto 日替り前菜の盛合せ
・Pizza おまかせPizza
・Primo 季節のシェフのおすすめパスタ
・Secondo 本日の肉料理 or 本日の魚料理
・Dolce デザート
・Caffe et Te ナポリエスプレッソ or 紅茶
■CENA 6300円(2名様より)
夏季:18:00~22:00(Lo.20:30)
冬季:17:00~21:00(Lo.19:30)
・Stuzzichino 付き出し
・Antipasto 季節の前菜
・Pizza おまかせPizza
・Primo 季節のシェフのおすすめパスタ
・Secondo 本日の肉料理 & 本日の魚料理
・Dolce デザート
・Caffe et Te ナポリエスプレッソ or 紅茶
※その日にご用意している食材から、お好みを伺って調理いたします
※前菜をなくしてピッツァを増やしたりパスタをなくしてメインを増やす等の組合せ変更も可能です
※おひとり様向けの料理もご用意致します
■Pizza
伝統的なナポリピッツァをはじめとする定番40する以上と季節限定 1620円~
※テイクアウトも可能です
●我々の為のスペシャルなメニュー
毎回スペシャルなメニューですが
今回は2度めの登場で特別な料理が用意されています
■Antipasto フリアリエッリとサルシッチャを詰めた烏賊と春キャベツのブルスケッタ
フリアリエッリは菜の花の様なやや苦みの在るイタリアの冬野菜
自家製ソーセージのサルシッチャと共に烏賊に詰めて輪切りにしたものと
春キャベツがのったシンプルなブルスケッタ
烏賊がアレルギーでNGなので食べてません
■Antipasto Misto 前菜の盛合せ
・坂越産 焼牡蠣
地元産の牡蠣
身が厚く濃厚な海のミルクって感じの味わいです
今回は生牡蠣が一切なかったのがチョッと残念でした
・白子のフリット
表面はサクッと香ばしく、噛めば口の中でトロ~り
・美作産 鹿のサラミ
岡山県美作で仕留められた鹿のサラミ
サラミというよりは柔らかめのジャーキーって感じで
少し野性味の在る味わいです
・北海道産 水牛モッツァレラとプロシュート
水牛モッツァレラって国産で在るんですね
北海道東部の十勝地方の太平洋岸に位置する湖水地方
日本で唯一の水牛牧場『湖水地方牧場 』で製造されます
イタリア産に比べるとあっさりした感じがします
イタリアの高級生ハムプロシュートと一緒に食べます
■Insalata 窯焼き野菜のバーニャカウダ
ピッツァ窯で焼いた野菜のバーニャカウダ
ソースは烏賊の腸をベースにしたソースなので塩で戴きました!
・フリアリエッリ
・葉付のラディッシュ
・椎茸
・人参
・蕪
・白葱
窯焼きだからどの野菜も旨みを伴った甘みが増しています
■Zuppa 鯨の皮と坂越産牡蠣のミネストローネ
4回目にして初めてのスープ料理
皆さん馴染みの在るミネストローネですが、トマトが使われていません
鯨の皮と牡蠣の組合せって和食ぽく無いですか??
他には白いんげんとエンダイブの仲間スカローラが使用されています
今まで食べた事が在るトマトベースのミネストローネとは全くの別物
牡蠣、鯨、香草野菜の複雑な味わいが重なり合って表現できない美味しさなんです
■Timpano ティンパーノ
この日のメインとも云うべき特別料理です
以前も此方で食べた事が在りますが、インパクト大で印象に残る一品です
この料理のタイトルは・・・
「リストランテの夜に出てきそうな、ティンパノ」
米映画「リストランテの夜」(原題 「BIG NIGHT」の中で登場するナポリの郷土料理なんだそうです
太鼓(ティンパニ)のような丸い形の中に美味しい具をたっぷり詰め込んで焼き上げたパスタ料理
それをさくらぐみ風に再現した一品です
参照 http://cannella.exblog.jp/7444595
断面を見るとパッケリの様な太めのショートパスタ、ラザニア、サルシッチャ、ゆで卵、ミートソース・・・
パイで模った太鼓の中にこれでもか!って云わんばかりに詰め込んで在ります
これが滅茶苦茶旨い!
でも、これを美味しさに任せて食べちゃうと後の料理が食べられ無くなるんです
前回この料理を食べた際に悟りました
同じテーブルのメンバーでシェアしてテイクアウトしました!
自宅で冷めて食べても美味しんです
■Pizza 蛍烏賊と菜の花のマリナーラ
ヴェスヴィオ火山とプルチネッラのマスクの意匠の大きな薪窯で焼き上げられます
残念ながら蛍烏賊はアレルギーでNGなので食べる事はできません
■Pizza 坂越産牡蠣と水牛モッツァレラ
水牛モッツァレラはアンティパストにも登場した北海道産のもの
牡蠣とチーズが合いまった美味しさが絶品
ちぢみほうれん草の風味がアクセントに程よい香り
香ばしく焼き上がったコルニチョーネがカリモチで美味しい
■Pizza ルッコラ、クルミと水牛リコッタチーズ
蛍烏賊と菜の花のマリナーラがNGだったので代替の1枚
おまかせで・・・
モッツァレラとは違ったタイプのアッサリしたタイプのリコッタチーズ
日本では法令上の種類別名称が「チーズ」ではなく「乳又は乳製品を主原料とする食品」
チーズとは区別している様です
クリームの様なリコッタとクルミの風味がマッチしています
コルニチョーネがやたらと分厚く、ピッツァ食べたぞ~って感覚満点です
■Calne 黒毛和牛のイチボ
オーナー自らが焼き上げてくれたメインの肉料理
毎回ですが、この辺になると満腹感との戦いです
小生はひと口だけ食べて、肉の旨みを確認して、残りはテイクアウト
■Dolce Misto デザート盛合せ
いつもに比べると地味なドルチェ盛合せです
・ミリアッチョ
ナポリの家庭料理でマンマが焼き上げるお菓子
セモリナ粉にリコッタチーズ、ドライフルーツ、オレンジピール、パスタが
練り込んで在ります
パスタがこんな風に使われるのは意外ですね
・生チョコレート
濃厚な味わいで上品なチョコレート
・チョコソフトとフォンダンショコラ
チョコレートソフトクリームにフォンダンショコラが添えて在ります
フォンダンショコラは、中にクリーム状のチョコレートが詰まったチョコケーキ
■Caffe' エスプレッソ
濃厚で美味しい
おかわりしました!
スプマンテ
alba bella brut falanghina(伊)
白ワイン
FARNESE FANTINI TREBBIANO D' ABRUZZO(伊)
赤ワイン
MOLI’ Rosso Di Majo Norante(伊)
Lisini Rosso di Montalcino 2014(伊)
『画像と料理内容更新』
今回も同じツアーで3回目のさくらぐみです!
今回はメニューが無かったので料理の名称と内容は小生の自己流
間違ってたら御免なさいw
【Antipasto】
■坂越産生シェルオイスター
解禁シーズンを迎えた坂越産の牡蠣
シンプルにレモンを絞って口の中へツルッと泡と一緒に流し込みました
■プロシュットと水牛乳チーズ
文句無しに旨い!
熟成度の高いプロシュット ディ パルマかな??
チーズは水牛モッツァレラだと思います
■ナポリのフリット盛合せ
・ゼッポリーニ
・パスタを詰めたフリット
・パンツァロッティ
ゼッポリーニもパンツァロッティもナポリの定番揚げ料理
ゼッポリーニはピッツァ生地に青海苔等を練り込んで揚げたもの
パンツァロッティはチーズや具材を包み込んで揚げた包みピッツァ
■赤穂産海鮮フリット盛合せ
・はりいか
・しらさ海老
・いわし
いわしはスカモルツァチーズを詰めて揚げて在ります
スカモルツァはひもでくくって吊り下げて熟成させる、洋梨のような形が特徴のチーズ
スモークしたアフミカーテを使っているので口の中に燻製の風味が広がります
■赤穂産野菜の烏賊肝バーニャカウダ
九条ネギ、さやインゲン、原木椎茸、甘長唐辛子を薪窯で焼き上げたシンプルな一品
通常のバーニャカウダソースの代りに烏賊の肝を使ったソースが添えられています
小生はNGなので赤穂の塩で頂きました!
【Pizza】
■ナポリ風ラグー
牛肉の色んな部位をトマトで柔らかく煮込んで在ります
水牛モッツァレラとリコッタチーズが絶妙なマッチング
■蛸とスカローラ
スカローラはエンダイブの仲間
イタリア南部では生食以外には、肉類と一緒に煮込んだ郷土料理によく使われます
ラビオリ、パイやピザの具などにも使われます
チーズは何だろう??
【Primo】
■イカ墨のトロフィエ 坂越産牡蠣とカボチャのレモン風味
トロフィエはジェノバで生まれた伝統的なショートパスタ
イタリア語でこすると云う意味のstrofinare(ストロフィナーレ)が語源
イカ墨の手打ちトロフィエに下北半島産の筋子を店で解したいくらと坂越産のい牡蠣をあわせ
レモン風味に仕上げ、ハロウィンが前日だった時節柄、カボチャも添えて在るようです
■チカティエッリ 蛸とフリアリエッリのオイル漬け
チカティエッリはナポリの在るカンパーニャ州の手打ちの葉巻型のショートパスタ
手のひらで4~5cm長さの細いひも状に伸ばし、左右の端がねじれた形につくります
フリアリエッリは、菜の花やブロッコリーに似たナポリ特産の野菜
オイル漬けはソテーしたものを、にんにくとチリペッパー、塩で味付けしひまわり油に漬けて在ります
苦み走った味わいがサルシッチャと相性抜群との事です
今回は蛸と合せて在りました
【Secondo Carne】
■赤穂産猪のスペアリブのロースト
地元赤穂で仕留められた100Kg超級の猪
シンプルに塩味で仕上げて在りますが、全く臭みは無く
分厚い脂身は旨みがたっぷりです
【Dolce】
■スフォリアテッラ 柿のジェラート添え
スフォリアテッラは、ナポリの名物の焼菓子
パイの中にはリコッタチーズ、オレンジピールを効かせたカスタードクリームが入っています
TV番組「マツコの知らない世界」マツコが絶賛したと云う一品
■コーダ ディ アラゴスタ クレーマ 柿のジェラート添え
アマルフィ地方の修道院が発祥と云われるナポリの名物焼菓子
「アラゴスタタ」はイタリア語で伊勢海老の事
「コーダ ディ アラゴス」で伊勢海老の尾って意味になる様です
今年の7月に坂越にオープンしたさくらぐみの新展開『pasticceria salita 坂利太』
此方でDolceをTAKE OUT出来ます!
スパークリングワイン
Alba Bella Brut Falanghina(伊)
白ワイン
Tenuta Cavalier Pepe Lila Falanghina Beneventana(伊)
赤ワイン
Tenuta Cavalier Pepe Terra del Varo Aglianico Irpinia(伊)
今回は、NG食材が結構多くて食べられなかった料理が多めでしたが
それでも満足度の高い料理の数々でした!
次回は来年の2月かな??
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【再訪】
去年の8月にお邪魔したのと同様に同じツアー企画で2月にも行って来ました!
超有名店で予約困難なナポリ料理のPizzeria Ristoranteの『SAKURAGUMI』
真のナポリピッツァ協会の世界で92番目の認定店、そして日本最初の認定店です
この日はこんな料理を堪能しました!
■Antipasto
・坂越カキのフリット バッカラマンテカートと紫白菜
バッカラマンテカートはヴェネツィアの郷土料理
「バッカラ」は塩漬けタラや干しダラの事
「マンテカート」は、ホイップしたって意味なんだそうです
・自家製の鹿児島産チンタセネーゼのカポコッロ
「チンタセネーゼ」はイタリアトスカーナ州シエーナ地方で食用に飼育される古代品種の豚の事
「カポコッロ]は豚の首の肉との事
味に深みのある美味しいハムです
・山口産マテガイのグラティネ
マテ貝におろしたチーズやパン粉をふって焼いて在ります
・イトヨリのコラトゥーラ風味 黄身とフリアリエッリ
コラトゥーラは地中海でとれたカタクチイワシのみを使って出来たいわゆる魚醤の事
フリアリエッリは、菜の花やブロッコリーに似たナポリ特産の野菜
・剣先イカフリット
イカフライです(笑) 食べてませんよ!
・イワシのフリット チェターラ楓
チェターラはアマルフィ海岸サレルノの近くにある小さな小さな漁師町
そこで生産されるコラトゥーラが素晴らしいとの事
魚醤風味って事かな??
■Pizza
ナポリから直輸入された粗引きの粉、天然酵母、赤穂塩、水のみを使い発酵させた生地を使います
チーズはナポリ直送、材料は地元赤穂の産直のピッツァです
・マルゲリータ
サンマルツァーノDOP、フォルディラッテ、バジリコ、パルミジャーノ
随分とオーソドックスなピッツァが出てきて出ばなを挫かれた思いでしたが
流石と云うべき絶品の一枚でした(汗)
・スカローラとプローヴォラのピッツァフリッタ
スカローラはエンダイブの仲間
イタリア南部では生食以外には、肉類と一緒に煮込んだ郷土料理によく使われます
ラビオリ、パイやピザの具などにも使われます
プローヴォラは水牛のチーズの一種
素材を詰めて生地を重ねて揚げて有ります
いわゆる揚げピザってヤツですね
・フリアリエッリとサルシッチャを詰めた魚のピッツァ
フリアリエッリとサルシッチャは相性が良い事で有名なんだそうです
古代魚の骨格標本を象った様なビジュアルのピッツァ
こんなピッツァも在るんですね
■Primo
・スパゲッティ シャコ、紋ゴウイカと野菜のスーゴ
残念ながら、アレルギー食材のWパンチなので食べておりません
■Secondo Carne
・赤穂の山で獲れたイノシシのロースト
猪も地元産に拘ってるんですね
野性味の在る素材はシンプルな調理が好きです
そんな小生の欲望を満たしてくれる一品でした!
■Dolce
・キアッケレ
・ドルチェ ディ オストリケ
食べておりませんw
■本日のワインとOthers
スプマンテ
SELIM
白ワイン
Nativo Siciliano Grillo Ericina
ビール
il CHIOSTRO IRISH ALE
赤ワイン
Masciarelli Montepulciano d’Abruzzo
グラッパ
Terra di Lavoro
前回に比べると目を見張る様な感動はやや薄かったのですが、流石と思える内容でした
そしてこのロケーションと料理のマリアージュは街中では味わえない、此処にしかないって感じです
次回も企画が有れば是非参加したいと思います
ご馳走様でした!
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以前から行ってみたかった播州赤穂市御崎にある『Pizzeria Ristorante SAKURAGUMI』
日本一予約が取り難いイタリアンって云う人が居るくらいの予約困難店
今回は、知人のソムリエ氏主催のバスツアーでお邪魔する事が出来ました!
リッツカールトン大阪北側に集合したのは、ベビーカーの赤ちゃんを含め総勢約30名
道中のバスの車中では、ウォーミングアップを兼ねて、ワインが振舞われ気分も上々です(笑)
この日は夏休み最後の日曜日でしたが、ソムリエ氏の人徳とお店のご好意で、ランチタイムは貸切!
天候にも恵まれ、テラス席の眼下に広がる海はキラキラと輝き、更に期待度が高まりました
●店の概要
こんな予約困難な人気店が都市部ではなく、瀬戸内海国立公園の赤穂御崎に在ります
上手く説明出来ませんが、御崎の伊和都比売神社から海へ向う坂道「きらきら坂」を下った所に店が在ります
困難と云われる予約に関して・・・
・土日祝に関わらずランチ、ディナー共に予約可能
・電話での予約に限り、1ヶ月先までの予約可能
・予約受付時間は9:00~21:00です
・ピッツァのテイクアウトは、ラストオーダーまで在れば予約なしでも可能
休日の予約は、受付開始とほぼ同時に満席になるとの事なので、運が味方してくれないと・・・
個室、テラス席を合わせて50席チョッと、特にこの季節の天候の良い日はテラス席がお勧めです
此方は、「真のナポリピッツァ協会」に世界で92番目に加盟した本場のナポリピッツァの店
現在日本国内には、54軒の加盟店が在りますが、いち早く加盟したお店でも在ります
赤穂は日本のNAPOLI、本当の味を知って戴きたいと考え、シェフ及びスタッフが追求し再現した
満足のいく真のナポリピッツァと海鮮ナポリ料理をご提供するのがコンセプトのお店です
●メニュー 税込み
■PRANZO 3800円(2名様より) 11:30~15:30(Lo.13:30)
・Antipasto 日替り前菜の盛合せ
・Pizza おまかせPizza
・Primo 季節のシェフのおすすめパスタ
・Secondo 本日の肉料理 or 本日の魚料理
・Dolce デザート
・Caffe et Te ナポリエスプレッソ or 紅茶
■CENA 6300円(2名様より) 夏季:18:00~22:00(Lo.20:30) 冬季:17:00~21:00(Lo.19:30)
・Stuzzichino 付き出し
・Antipasto 季節の前菜
・Pizza おまかせPizza
・Primo 季節のシェフのおすすめパスタ
・Secondo 本日の肉料理 & 本日の魚料理
・Dolce デザート
・Caffe et Te ナポリエスプレッソ or 紅茶
※その日にご用意している食材から、お好みを伺って調理いたします
※前菜をなくしてピッツァを増やしたりパスタをなくしてメインを増やす等の組合せ変更も可能です
※おひとり様向けの料理もご用意致します
■Pizza
伝統的なナポリピッツァをはじめ、定番、季節限定等テイクアウトも可能です 1620円~
●この日のメニュー
◆Antipasto 1
・インサラーダディマーレ ゾウリ海老、赤穂のコブト海老、蛸、アセロラ、グアバ、ドラゴンフルーツ
・坂越の牡蠣のリコッタチーズズッペッタ
海鮮ナポリ料理ですから覚悟はしていましたが、いきなりNG料理からのスタート(汗)
それにしてもゾウリ海老ってインパクト在るビジュアルですね
見ているだけでも蕁麻疹が出てきそうですw
ココットに盛ってある坂越の牡蠣だけは食べる事が出来ました!
牡蠣の濃厚な味わいとチーズの風味が合いますね
◆Antipasto 2
・アリスタのロトリーノ
・幻のキノコ アカヤマドリのフリット
・自家製カポコッロとイチジク
・茄子のパルミジャーノ
・スルメイカとレンズ豆
・赤穂の鱧のアマルフィーナ
前菜だけでもしこたま呑めますね(笑)
小生はこの料理からスタートって感じですが、旨いです!
特に美味しかったのが自家製カポコッロとイチジク
カポコッロは、豚の首の肉との事、そう云えば、頭の肉のコッパも美味しかったので
この辺の部位は美味しいって事なのでしょうね! 生ハムと無花果の相性も良いし(笑)
◆Pizza
何と4種類も登場です!
テーブルからは、調理の一部始終を見る事ができます
此方では、ナポリから直輸入された粗引きの粉、天然酵母、赤穂塩、水のみを使い
発酵させた生地は手だけを使って伸ばします
ナポリ直送のチーズ、地元赤穂産の魚介等を使って、ナポリ直送のドーム型特大窯で焼き上げます
・ピッツァフリッタ
・幻のキノコ 卵茸とカポコッロ
・ハモのポモドリーノジャッロ、万願寺唐辛子
・イワシとモッツァレラブファラ、ミニトマト、かぼちゃの花
いや~どれもこれもが旨い!
しかも、NG食材が全く無いのが嬉しい(笑)
ピッツァフリッタは、ナポリで人気のピッツァなんだそうです
ピッツァの中身は、水牛のリコッタ、モンラッテ産フォルデラッテ、サラミ等を詰めて生地を重ねて揚げて有ります
幻のキノコ 卵茸とカポコッロ
卵茸は初めて見聞きするきのこです!
カラフルで毒きのこチックですが、食感良く旨いんです(笑)
◆・Primo
・リストランテの夜に出てきそうな、ティンパノ
この日のメイン料理!
ソムリエ氏が特別に頼んで調理してもらった一品
米映画「リストランテの夜」(原題 「BIG NIGHT」の中で登場するナポリの郷土料理なんだそうです
太鼓(ティンパニ)のような丸い形の中に美味しい具をたっぷり詰め込んで焼き上げたパスタ料理
今回は、さくらぐみ風に再現した一品なんだそうです(笑)
http://cannella.exblog.jp/7444595 ←参照
断面を見ると、太めのショートパスタ(多分パッケリ)在り、ミンチ在り、トマトソース在り、ゆで卵、サルシッチャ・・・
パイでで模った太鼓の中にこれでもか!って云わんばかりに詰め込んで在ります
これが滅茶苦茶旨い! でももう既に満腹に近い状態(汗)
同じテーブルのメンバーでシェアしてテイクアウトしました!
自宅ではかなり好評でしたよ(笑)
・スパゲッティ ムール貝と万願寺唐辛子のカッチョペペ
あれれ・・・ カチョぺぺってナポリじゃなくてローマ名物のパスタ料理ですよね(笑)
チーズ、ブラックペッパー、オリーブオイルのシンプルな一品ですが
もう腹12分って感じでフォークが進みません(汗) 残して御免なさいw
◆Dolce
・カンノーロ シチリア―ナ
シチリアを代表するドルチェだそうです
カリッと揚がった筒状のパスタ生地にリコッタチーズが詰め込んで在ります
・ナッポリでも大人気!手作りアイスキャンディー
最初に、丸く薄くスライスされたスイカの実だけが登場!
その後に、普通にアイスキャンディが登場し、解けたホワイトチョコの中に付けてコーティングして完成
スイカの上に置くと白と赤のコントラスト・・・
◆Caffe et Te
お店お勧めのナポリエスプレッソを堪能しました!
●総評
オーナーシェフの拘り様には脱帽です
まさか?赤穂がナポリだなんて・・・ まぁ実際のナポリを知らないので何とも云えませんが・・・
西川さんは自店の経営だけでなく、食文化を通じて地元赤穂の振興に取組んでいる様です
◆御崎マルシェ
http://misakimarche.com/
◆満月バー
http://www.ako-minpo.jp/news/5344.html
もっと沢山食べられる胃袋を持ち合わせていればと残す事に後ろ髪を引かれる思いでした
次回もこんな企画が在れば是非とも参加したいと思います!
本当に満足できました(笑)
ご馳走様でした!
●本日のワイン
スプマンテ
・Quid Rosato Spumante Brut
白ワイン
・Cantina Ericina Nativo Siciliano Grillo
赤ワイン
・Cantina Ericina Tonnara Rosso
4位
1回
2014/04訪問 2014/05/04
呑んだ暮れ日記 静岡 Blue Label編 ~シェーカーを振る美しさ~
先月に続いて今月も静岡出張です!
横浜で二軒ハシゴして、新幹線の車中でワイン1本を呑み干したので結構良い気分(笑)
『ホテル アソシア』へチェックインし、〆のラーメンでも食べようと両替町方面へ
下調べも無しに出掛けたので、中々これって感じの店に出会えず
そう云えば・・・
静岡には、マイレビのソニーさんとヤッケさんが絶賛の5点満点のBARが有ったのを思い出しました!
そのお店は『Blue Label』
食べログでの評価は・・・
全国×バーで総合1位、全国×すべてで総合15位 評価4.54と途轍もない高評価(恐) 平成26年5月4日現在
スマホの地図画面を片手に辿り着いたのは、お世辞にもそんなお店が入っているとは思えない雑居ビルw
場所は静岡駅からは10分程度でしょうか?江川町通と昭和通の一本東の通りの角です
エレベーターに乗ると、本当に此処なの?って思えてしまう雰囲気満点(汗)
6階で降りると、『Blue Label』と記されたミラープレートを見て間違い無い事を確認(笑)
扉を開けると独特な雰囲気が漂い、思っていたよりも広くカウンターが広がっています
そして圧巻のバックバー
一体何本のボトルが並んでいるのでしょうか?
バックバーを眺めているだけでも何か心が奪われるって感じがします
カウンター内のバーテンダーは女性の方ばかり
皆さんがプロのオーラを身に纏ったって感じの凛とした雰囲気を感じました
最初に戴いたのは・・・
長い髪を後ろで束ねた素敵な女性バーテンダーに「どの様なお飲み物がお好みですか」と訊ねられ
「フレンチ75」の様な感じが呑みたいと応えました
此方では泡はボトル売りなので、「フレンチ75」をイメージした即興のカクテルを作って貰う事にしました
カウンターに並んだのは・・・
Gordon's London Special Dry Gin
Valdespino Ynocente Fin
レモン果実ジュース
炭酸
兎に角シェーカーを振る姿が美しいんです (*´ェ`*)ポッ
背筋が伸びて、後ろで束ねた長がい髪の姿が、バックバーの明かりでやや陰になって・・・
あっそうそう・・・
即興カクテルは十分表現されていて「フレンチ75」を戴いてるイメージが沸きます
美味しい・・・
でもシェーカーを振る美しさに比べちゃうと・・・ (*´ェ`*)ポッ
2杯めは・・・
雰囲気とシェーカーを振る美しさに酔ってしまったのか?
眠気が・・・
「このままホテルに戻ってぐっすり眠れるイメージ」でとウイスキーを註文!
登場したのは・・・
「MACALLAN 12」
ウイスキーに造詣が深くない小生でも知っているメジャーな一品
でも、これはイタリア向けに輸出してる珍しい「MACALLAN 12」 なんだそうです
まぁ違いが判るわけも無く・・・
兎に角、カウンターに座っている事に幸せを感じるお店です
それと、シェーカーを振る美しさにも・・・ (*´ェ`*)ポッ
小生の様な造詣の深くない人間がお邪魔しても十分愉しめるお店ですが
ウィスキー大好きな方なら、小生とは別な驚きや感動を愉しめるのではないのでしょうか??
この日は、ゆっくりと寝る事ができました!
次回の静岡出張の際も、是非シェーカーを振る美しい姿を拝見にお邪魔したいと思います(笑)
5位
3回
2017/12訪問 2018/01/13
出張と云う名の食べ歩き 宇都宮 磯料理 うな亭編 ~鰻の下からまた鰻~
宇都宮のお気に入りの鰻店です
宇都宮と云えば全国的にも名高い餃子の街
静岡県の浜松市とは、常に餃子の消費量で日本一を争っています
市内には餃子を提供する店が200軒以上在るとの事
でもその餃子よりも魅力的なのが、鰻なんです
軒数はさほど多くは在りませんが、割りと高評価なお店が何軒か在ります
その筆頭が食べログ栃木総合ランキング1位の鰻の名店『川蝉』
そして2番手は、ボリューム満点で美味しい鰻が食べられる『うな亭』なんです
お店はNHK宇都宮放送局の西側、いちょう通り沿いに在ります
JR宇都宮駅、東武宇都宮駅共に徒歩で20分は掛かりそうな立地
店の裏に3台停められる駐車場が完備されています
高級な老舗って感じでは無く、昔乍らの大衆店って佇まい
決して敷居は高く在りません
まぁ鰻自体が敷居が高いですが・・・w
店内1階は、カウンター席は7席在りますが、実際に利用可能なのは5席
小上りと座敷に小さめの4名掛けテーブルが5席
2階にも座敷が在る様ですが詳細は不明です
鰻以外にも料理が在りますが全て時価です
■特上うな重 4400円
■上うな重 3300円
■うな重 2400円
■かばやき 2200円
■しらやき 2200円
■きもやき 800円
■やきとり(塩、たれ) 550円
■ふぐ刺身 時価
■ふぐちり 時価
■ふぐ唐揚 時価
■寄せ鍋 時価
■かき鍋 時価
■すっぽん 時価
■あんこう 時価
※鰻以外は前日までの要予約
クライアントへの年末の挨拶の為に宇都宮の隣街 真岡へ出張です
午前中に挨拶を済ませて、午後から群馬の伊勢崎へ車で移動の予定
宇都宮で鰻を食べてから移動する事しました
宇都宮で鰻と云えば『川蝉』と『うな亭』がお気に入り
『川蝉』は、食べログ栃木総合ランキング1位で4.01の評価の店
『うな亭』は鰻が二枚重ねの特上うな重が食べられる店
部下に選択させると、ボリューム重視で『うな亭』に軍配!
店の裏の停め難い専用駐車場に車を止めて店へ向かいましたw
●鰻の下からまた鰻
店内には鰻の産地の表示は一切在りません
以前、店先に置いて在った空箱の段ボールに「愛知県一色産」って印字が在りました
■きもやき
2本ひと皿で800円
大きな肝がひと串に3冠を詰めずに間隔を開けて刺して在ります
小生の好み通りのレア感を残した焼き加減
臭みは全くないのですが、レアな感じが、好き嫌いが分かれるかも??
タレの甘みと肝のほろ苦さがマッチしています
呑む訳には行きませんが、酒が欲しいですよね(笑)
■特上うな重
お重の蓋を開けると、全くご飯が見えなくお重からはみ出しそうなボリューム満点のビジュアル!
肉厚でボリュームの在るうな重に見えますが、鰻を捲ると、その下にも同じ様に鰻が・・・
ご飯の下に鰻が隠れている中詰めでは無く、鰻自体が二重に重なり合っているんです
見ているだけでワクワクしちゃいますネ
この鰻重の重は重箱の重では無く、鰻が二枚重なっている意味の重では??
先ずは半尾分を一気に蒲焼で口の中へ頬張ります
口の中が鰻だけで一杯になるなんて至福の一瞬です
関東風なので蒸しが入っていて、ふんわりと仕上がっています
表面はパリッとしていて香ばしく、コクのあるタレとの相性が抜群です!
これだけでも結構満足感が得られます(笑)
続いて残りの半身をおかずにしながら鰻重を食べ進めます
ご飯はべた付かず硬めの炊き加減が小生の好みにドンピシャ!
半分ほど食べ進むと、結構満腹に近い状態に
それでも美味しいので箸は止まりません(汗)
最後は鰻が残ってしまうほどに肉厚二尾分の鰻は満足感120%
●最後に
何度食べても感動の在る食べ応え満点の美味しい鰻重
肉厚の鰻を二尾も食べると本当に贅沢しているなぁって実感がこみ上げてきます
胃袋も満腹だし・・・(笑)
余りの満足と満腹とで睡魔が襲ってきて、部下が運転する車の助手席で
イビキ全開で爆睡していた様で、群馬への移動途中の記憶が殆ど無いんです
夕食の時間帯になっても、全くお腹が減らなかったので夕食は抜きました
餃子でし烈な争いを繰り広げている宇都宮と浜松
鰻の美味しさで争っても結構良い勝負するんじゃないでしょうか?
次回主張の際も餃子じゃなくて鰻かな??
ご馳走様でした!
クライアントへの新年の挨拶の為の真岡出張です
午前中に挨拶を済ませて、次は群馬の伊勢崎へ車で移動
宇都宮でランチを済ませてから移動する事しました
宇都宮と云えば全国的にも名高い餃子の街
静岡県の浜松市とは、常に餃子の消費量で日本一を争っています
市内には餃子を提供する店が200軒以上在るとの事
でもその餃子よりも魅力的なのが、鰻なんです
軒数はさほど多くは在りませんが、割りと高評価なお店が何軒か在ります
その筆頭が食べログ栃木総合ランキング1位の鰻の名店『川蝉』
そして2番手は、ボリューム満点で美味しい鰻が食べられる『うな亭』
どちらも何度かお邪魔した事が在り、お気に入りのお店です
今回はガッツリ鰻が食べたかったので『うな亭』へ向かいました!
●宇都宮の官庁街に在ります
お店はNHK宇都宮放送局の西側、いちょう通り沿いに在ります
高級な老舗って感じでは無く、昔乍らの大衆店って佇まい
決して敷居は高く在りません まぁ鰻自体が敷居が高いですが・・・w
店内1階は、カウンター席は7席在りますが、実際に利用可能なのは5席
小上りと座敷に小さめの4名掛けテーブルが5席
2階にも座敷が在る様ですが詳細は不明です
JR宇都宮駅、東武宇都宮駅共に徒歩で20分は掛かりそうな立地
店の裏に3台停められる駐車場が完備されています
●鰻以外にも料理が在りますが全て時価ですw
■特上うな重 4400円
■上うな重 3300円
■うな重 2400円
■かばやき 2200円
■しらやき 2200円
■きもやき 800円
■やきとり(塩、たれ) 550円
■ふぐ刺身 時価
■ふぐちり 時価
■ふぐ唐揚 時価
■寄せ鍋 時価
■かき鍋 時価
■すっぽん 時価
■あんこう 時価
※鰻以外は前日までの要予約
●うな重の重はうなぎが重なってるから??
此方のうな重は質ではなく、ボリュームによって価格に違いが在ります
■特上うな重 ⇒2尾
■上うな重 ⇒1尾半
■うな重 ⇒1尾
■特上うな重
鰻は愛知県一色産の活の養殖鰻をを使っている様です
店先に空の段ボールが置いてあったので多分w
お重の蓋を開けると、全くご飯が見えなくお重からはみ出しそうなボリューム満点のビジュアル!
肉厚でボリュームの在るうな重に見えますが、鰻を捲ると、その下にも同じ様に鰻が・・・
ご飯の下に鰻が隠れている中詰めでは無く、鰻自体が2重に重なっているんです(汗)
見ているだけでワクワクしちゃいますネ
「うな重」の重は鰻を重ねるからうな重って呼ぶのかな?? そんな訳はないですよねw
見事に重さなった鰻を見て、そんなクダラナイ事が頭に浮かびました(汗)
先ずは半尾分を一気に蒲焼で口の中へ頬張ります
口の中が鰻だけで一杯になるなんて至福の一瞬です
関東風なので蒸しが入っていて、ふんわりと仕上がっています
表面はパリッとしていて香ばしく、コクのあるタレとの相性が抜群です!
これだけでも結構満足感が得られます(笑)
続いて残りの半身をおかずにしながら鰻重を食べ進めます
ご飯はべた付かず硬めの炊き加減が小生の好みにドンピシャ!
半分ほど食べ進むと、結構満腹に近い状態に
それでも美味しいので箸は止まりません(汗)
最後は鰻が残ってしまうほどに肉厚二尾分の鰻は満足感120%
■きもやき
1本で800円ではなく、2本ひと皿でこの価格w
大きな肝がひと串に3冠
詰めずに間隔を開けて刺して在ります
小生の好み通りのレア感を残した焼き加減
臭みは全くないのですが、もしかすると好き嫌いが分かれるかも??
タレの甘みと肝のほろ苦さがマッチしています
酒が欲しいですよね(笑)
●最後に
今年の鰻始めに相応しい食べ応えの在る美味しい鰻重でした
肉厚の鰻を二尾も食べると本当に贅沢しているなぁって実感がこみ上げてきます
胃袋も満腹だし・・・(笑)
群馬への移動途中殆ど記憶が無いんです
余りの満足と満腹とで睡魔が襲ってきて、部下が運転する車の助手席で
イビキ全開で爆睡していた様です(汗)
この日の夜は、酒もご飯も口にせずに早い時間に寝床に着きました
餃子でし烈な争いを繰り広げている宇都宮と浜松
鰻の美味しさで争っても結構良い勝負するんじゃないでしょうか?
次回主張の際も餃子じゃなくて鰻かな??
ご馳走様でした!
【再訪】
宇都宮の隣街、真岡のクライアントへ年末の挨拶にお邪魔した帰りのランチです
まぁ宇都宮と云えば、全国的に有名なのは「餃子」
でも意外と鰻の名店が多い街でも在ります
前回は、食べログ栃木総合ランキング1位の鰻の名店『川蝉』へお邪魔したので今回は別な店へ
前々から狙っている『田傳』は、またまた定休日 ←水曜に真岡出張が多いって事??
って事は『うな亭』ですね(笑)
他にも店は在りますが上記三軒が評価的には抜けてる感じなんですw
●こんなお店です
お店は、東武宇都宮駅から徒歩10数分
NHK宇都宮放送局の西側、いちょう通り沿いに在ります
車の場合は、店の裏側に3台
チョッと判り辛いので、店で確認した方が手っ取り早いと思います
高級な老舗って感じでは無く、昔乍らの街場の鰻店って佇まいで、敷居は高く在りません
店に近付くと、鰻を焼いてる香ばしい匂いが漂っていて、鰻食べたいモードが更に上がります(笑)
店内は1階がカウンターと小上がり、2階にも座敷が在る様です
13時過ぎに到着しましたが8割方が埋まっていて、2階から団体が食事を終えて降りてくる所でした
平日のランチタイムとしては、中々な繁盛しています
●お品書き
■特上うな重 4400円
■上うな重 3300円
■うな重 2400円
■かばやき 2200円
■白やき 2200円
■きもやき 800円
■やきとり(塩、たれ) 550円
■ふぐ刺身 時価
■ふぐちり 時価
■ふぐ唐揚 時価
●鰻を食べた満足感満点
前回は、上うな重を戴きましたが、今回は思い切って特上うな重を註文!
此方では、鰻のボリュームで価格に違いが在る様です
■特上うな重 ⇒2尾
■上うな重 ⇒1尾半
■うな重 ⇒1尾
この日は、産地を確認しませんでしたが、身の厚い大きめの鰻です
蓋を開けると、全くご飯が見えなくお重からはみ出しそうなボリューム満点のビジュアル!
ボリュームの在る普通のうな重に見えますが、鰻を捲ると、その下にも同じ様に鰻が・・・
ご飯の下に鰻が隠れている中詰めでは無く、鰻自体が2重に重なっているんです(汗)
見ているだけでワクワクしちゃいます(笑)
先ずは1尾分を一気に蒲焼で・・・
関東風なので蒸しが入っていて、ふんわりと仕上がっています
表面はパリッとしていて香ばしく、コクのあるタレとの相性が抜群です!
これだけでも結構胃袋に応えます(笑)
丸々1尾を食べ終えて、いよいような重で・・・
ご飯はべた付かず硬めの炊き加減が更に良いですネ
半分ほど食べ進むと、結構満腹に近い状態に
それでも美味しいので箸は止まりません(汗)
満足感120%のうな重です!
■きもやき
1本では無く、ひと皿2本でこの価格
焼き加減はレアな感じなので好き嫌いが在るかも知れません
うな重を食べた後に戴いたのでチョッと感動が薄かったなぁ・・・
これとお酒を愉しみたいですね
●最後に
部下が一緒でなければ、間違いなく酒を註文したでしょうね
お互い新幹線なら呑んだでしょうが、如何せん部下がハンドルキーパーなので呑む訳には・・・
宇都宮は餃子の街
浜松とは熾烈な日本一を争っていますが、意外と鰻で争っても良い線行くのではないでしょうか??
最近食べた鰻の中では、満足度No.1は間違い在りません
本当に美味しかったです
ご馳走さまでした!
次回は水曜日を避けて、念願の『田傳』へ行って見たいと思います!
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この日は宇都宮の隣街、真岡のクライアントとの会議の為に出張です!
会議は午前中一杯で終わり、群馬へ移動する途中、宇都宮へ移動してのランチ
さぁ何処へ行きましょうか!
宇都宮と云えば餃子が名物ですが、部下からは「餃子以外で」とのリクエスト(汗)
まぁこの部下とは宇都宮で、既に6軒の餃子店を制覇しているから仕方が無いかもしれませんw
小生が一番食べたいって思った鰻って提案したら、目を輝かせてOKとの返事でした(笑)
特にこの店ってターゲットが有った訳ではないので、食べログで検索!
1位 『川蝉』 行った事が有る
2位 『田傳』 定休日
3位 『うな亭』 此方に決定!
お店は、NHK宇都宮放送局の西側、いちょう通り沿いに有ります
実は、店が見付けられずに、NHK付近のコインパーキングに駐車して、大体の方向へ歩いて見ました
NHK前の横断歩道を渡った辺りから、進行方向より鰻を焼く臭いが・・・
臭いを辿って行くと、古めかしい食堂の様な佇まいのお店から白い煙がもくもく
鰻を焼く臭いで店を見付ける事が出来ました(爆)
店内は、カウンター6、7席に、狭い4名掛けの小上がり2席、奥に座敷があります
お父さんが調理、お母さんが調理補助と接客、娘さんが接客って感じの家族経営・・・ だと勝手に思い込んでいますw
決して老舗の高級店って雰囲気で在りません、昔ながらの街場の鰻屋然としています
特にランチメニューは有りませんが、お品書はこんな感じです
【うなぎ】
■特上うな重 4000円
■上うな重 3000円
■うな重 2200円
■かばやき 2000円
■白やき 2000円
■きもやき 700円
【その他】
■刺身定食 時価
■やきとり 500円
■特製しおから 600円
■各種さしみ 時価
■焼もの各種 時価
■こだわりやっこ豆腐 ?
【季節物】
■かきなべ 時価
■よせなべ 時価
■ふぐなべ 時価
■ふぐさし 時価
註文は・・・
■きもやき
1本700円だと思っていましたが、ひと皿2本で700円でした(汗)
安くないですか??
大きな肝がひと串に3冠
結構ワイルドな刺し方だと思いませんか?
臭みが全く無く、少しレア気味
タレのアッサリめの甘みと肝のほろ苦さがマッチしています
追加したかったのですが、酒が欲しくなるので我慢(汗)
■上うな重
普段はどうか判りませんが、この日の鰻は、愛知県一色産の養殖鰻だそうです
店主曰く、大きめの鰻を仕入れてるそうです
うな重は一尾、上うな重は一尾半で、質は同じで量だけが変わるとの事!
って事は特上うな重は2尾って事でしょうかw
昨今の相場から考えると、一尾で2200円は頑張ってる価格だと思います
この一尾半は食べ応え有りますね!
肉厚で、お重からはみ出しそうな鰻で、ご飯が被い尽くされています
半尾分は完全に鰻の上に重なっています(笑)
関東風なので蒸しが入っていて、ふんわりと仕上がっています
コクのあるタレとの相性が抜群です!
ご飯はべた付かず硬めの炊き加減が更に良いですネ
肝吸いも旨味が濃くてGood!
自家製の漬物も美味しいです
未だ宇都宮では、鰻屋は2軒しかお邪魔していませんが、ハズレが無いですね
隣街の真岡で戴いた『本宮前』の天然鰻も抜群だったし・・・
もしかすると栃木のこの周辺は、名物餃子に隠れた鰻の穴場かも知れませんね
お酒を我慢するのはやや辛かったですが、昼から美味しい鰻を堪能しました
ご馳走様でした!
6位
1回
2014/07訪問 2014/12/27
呑んだ暮れ日記 大阪本町 TAVERNETTA da KITAYAMA編 ~ビブグルマンのイタリアンで呑んだ暮れる~
この日は、呑んだ暮れ仲間のDちゃんが手配の呑み会
Dちゃんは自らがソムリエの資格を有する本気の呑んだ暮れ(笑)
ソムリエ繋がりで大阪のイタリアンの業界に割りと顔が広いんです!
そんなDちゃんのセレクトは『[TAVERNETTA da KITAYAMA』
2012年12月開業と割と新しいお店ですが、翌年秋発刊の「ミシュラン関西版2014」で
ビブグルマンに選出された注目のお店です
ビブグルマンとは・・・
星は付かないけれどもコストパフォーマンスの高い食事を提供する調査員おすすめのレストラン
ミシュランガイド関西2014では、対象エリアは京都、大阪、神戸、奈良で対象のカテゴリーはフレンチとイタリアン
京都26軒、大阪41軒、神戸25軒が選出、奈良は該当店が無かった様で選ばれていません
まぁ庶民向けのミシュランって感じなのかな??
お店はチョッと判り辛い立地で隠れ家的
御堂筋の2本西側の道路沿いで、御堂会館の西側やや南に位置するビルの奥まった1階にあります
お邪魔する前に位置関係は把握していたのですが、路面店だと思い込んでいたので、通り過ぎてしまいました(汗)
店内は、隠れ家に相応しくお洒落で落ちついた雰囲気
キッチン前のカウンター席、奥の半個室、テーブル席を合せて20席程度で程よい印象です
この日は幹事のDちゃん一任!
前菜だけは、予約の段階で註文を済ませ、他の料理は当日アラカルトで註文する事になっていました
この日戴いた料理はこんな感じ・・・
■前菜の盛合せ
・イワシの香草レモンマリネ
新鮮なイワシなんでしょうね
あっさりマリネで酸味や塩分は控えめ
刺身を食べてる様なマリネでした!
・仔豚のポルケッタ仕立て
ポルケッタはイタリア風のローストポーク
ひとり何枚?って位なボリュームでした(汗)
・ピオモンテ産ロビオーラチーズとペペロナータのクロスティーニ
ペペロナータって初めての料理ですが、カポナータに類似する料理だそうです
ペペロニ(ピーマン)を多めに使うのでペペロナータなんです
・ガスパチョ
この料理はメニューには有りません
Dちゃんがランチで戴いて気に入ったので、特別に加えて戴きました
この季節打って付けの一品です!
■シエナ風コッパ
豚の頭から腰にかけての部分(首肉)を使用して作られます
ハムやサラミと云うよりは、パテやゼリー寄せのスライスって云う感じです
その辺りがシエナ風なのでしょうか??
■殻つきホタテのスペックバターのせ焼き
殻付の帆立にスペック(生ハム)とバターを重ねてオーブンで焼き上げた一品
ホタテノ海の風に生ハムとバターの味わいが融合した濃厚な味わいです
溶けたバターとホタテの汁気がフォカッチャで戴くと絶品でした!
ワインが進みます(笑)
■クロワゼ鴨のアッローストとカリフォルニア産黒イチジクのアグロドルチェ
クロワゼ鴨は野生の真鴨の雄とイギリスのアヒルの一種のカーキキャンベルの雌との交雑によって
フランスで生まれた小型の鴨なんだそうです
真鴨の野性味と小鴨の様な上品な柔らかさの両面を備えた上質なのが特徴との事
アグロドルチェは甘酸っぱいって意味で、甘酢煮込みを意味します
野性味のある鴨肉とイチジクの甘酸っぱさが繊細とは真逆の美味しさなんです ←表現が難しいw
■和牛トリッパの煮込み クロスティーニ添え
皆さんよく御存じの一品!
ハチノス(牛の第二胃)の煮込み料理です
好きなんですよね(笑)
臭みも無く程良く噛み応えの有る食感
トマトベースのソースは酸味のバランスが良く、大変美味しく戴けました
他に何も註文せずに、トリッパを満足するまで食べて見たいなぁ・・・
■和牛ほほ肉のトスカーナ風黒胡椒煮込み
兎に角味が滲みていて柔らかい肉の煮込みです
この辺になって来ると満腹感との我慢比べ
まだパスタを食べていないので軽めにひと口で控えたのが残念です
■スパゲッティーニ 北海道産生うにとプチトマトのソース
他にも食べて見たパスタが幾つか有りましたが、全員が満腹状態
結局キャンセルしてこの一品のみとしました(汗)
うにと云えばクリームソースって感じですが、プチトマトのソースも淡い酸味が有って
中々うにとの相性は悪くないです
まぁふた口程度が限界でしたが・・・w
■ドルチェ&エスプレッソ
ティラミス、ベイクドチーズケーキ、チョコレートケーキと後一品の盛合せ
大変申し訳なかったのですが、ティラミスふた口でギブアップ
残してしまいました(汗)
エスプレッソは濃いめのお味で美味しかったです(笑)
この後、食後酒が登場しましたが、呑もうって思えないくらいの満腹感と満足感でした
店のコンセプトは「飲んで、食って、笑おう」
そのコンセプト通りに質実剛健って感じのガッツリと食べる料理の数々
それでいて、各々の料理には繊細さも見え隠れする辺りが高評価の要因なのではないでしょうか?
スタイリッシュなレストランでは無く、正にTAVERNETTA(小さい食堂)って感じのお店です
店のコンセプト通りに前菜以外は好きな料理を註文する今回のスタイル
大変満足できました!
ご馳走様でした!
7位
2回
2017/10訪問 2017/12/11
ぶらり途中下車の呑み歩き 宇都宮 丸萬寿司編 ~来る度に進化を感じます~
進化し続ける栃木No.1の寿司
お店はJR宇都宮駅と東武宇都宮駅の中間辺り
県道35号線の釜川に架かる今小路橋からJR宇都宮駅方向へ
川沿いを50mほど進んだ道沿いに在り、JRと東武の両宇都宮駅から徒歩で20分ほどの距離です
周辺は住宅街で他に全く飲食店が無く、まさか?って思える様な場所にポツンと在ります
店内はカウンター6席と4名掛けテーブルが2席、個室8席の計22席
大将とお母さんの二人で店を切盛りしています
最初にお邪魔した2014年は大衆寿司店然としたお店でしたが
2016年にリノベーションされてチョットした高級店の雰囲気に変身
特に白木のカウンターは目を見張るくらいの変貌ぶりでした
■おまかせコース(つまみメイン)
・季節の創作つまみ 数点
・旬の刺身
・焼き物 又は 変わり鉢
・鮨
5500円~
7000円、8000円以降1000円刻みで上限20000円
■鮨コース(握りメイン)
・季節の創作つまみ 数点
・旬の鮨
5500円~
7000円、8000円以降1000円刻みで上限20000円
通い始めた頃はチョッと上等な大衆寿司っ感じでしたが
リノベーション以降は高級と呼ばれる店と遜色ないくらいレベルに
使用する素材は勿論の事、大将の創意工夫も素材に応じて進化しています
お邪魔する度に肌で感じるんです
食べログでの評価は・・・ 2017.12.10現在
宇都宮総合ランキング20位
栃木県×寿司の総合ランキング1位
3.58の評価です
久し振りに宇都宮での前泊です
お気に入りの寿司店『丸萬寿司』へお邪魔しようと思って
前々日に大将に直接Messengerで連絡を入れると予約で満席との事
まぁ独りなので遅い時間でも構わない旨を伝えると、席が空き次第連絡を貰えるって事で
ホテルにチェックインして、部屋で待機していました
20:30過ぎに連絡を受けて、タクシーで店へ向かいました!
●酒が進む肴ばかり
小生の好みやNGは大将に把握して戴いているので
全体に品数少なめ、内容は料理多めでおまかせでお願いしました!
■きんぴら
この店では一品めのお通しは必ずお母さん手作りのお惣菜が登場します
過去には、おからや肉じゃがが登場した事も在ります
ほっこりしますね
■鰹漬け
脂がのった戻り鰹を軽くづけにして在ります
千切りにしたエシャロットを素揚げにしたものが添えて在ります
エシャロットの香ばしさと洋からしの刺激で戴きます
■カラスミ餅
自家製の唐墨をのし餅で包んで軽く焼いて在ります
贅沢なお餅ですね
餅の中にねっとりと濃厚な味わいの唐墨が潜んでいます
■鱈白子ポン酢
秋か冬に掛けての定番の酒の肴です
濃厚でクリーミーな味わい
自家製の柔らかい酸味のポン酢と相性が抜群です
■秋刀魚の味醂干し
脂がのってます
みりんの旨みと脂が調和する感じです
身がしっとりとしていて本当に美味しいんです
焼いた肝も添えられていますが、これが日本酒にドンピシャ
苦み走った香ばしさで日本酒クイクイw
■生いくら、生雲丹、鮪頭肉の小鉢
巷で流行りの「うにくら」の寿司屋バージョン
肉の代わりに、肉に近い鮪の頭肉が使って在ります
プチプチと張りの良いいくら
クリーミーで旨みの塊の雲丹
噛むと旨みが口の中に広がる鮪
三者の強めの旨さが、御互いを邪魔せず
見事に調和しちゃっているんです
■鰤の焼きしゃぶ
脂ののった寒鰤を薄めにスライスして炙り
青葱を巻いて、柚子胡椒とポン酢で戴きます
普通の焼魚とは違った美味しさが在ると思います
青葱の淡い苦みがアクセントに、なって
柚子胡椒とポン酢が脂を程よく中和してくれます
■対馬の穴子 白焼き
うなぎ?って思える位に身が厚い穴子です
白焼きですが、白くなくなるほどに深焼きで香ばしい仕上がり
実山椒や山葵を添えて食べます
■箸休めの香の物
お母さんお手製の蕪と胡瓜の浅漬けです
口の中がスッキリとリセットされます
白飯が合いそうw
■握り 小肌
のっけから大好きな小肌
いつも通り程よい〆加減で美味しい
■握り 松皮鰈 昆布〆
昆布〆なので舌触りがねっとり
寝かせて在るので、白身魚ですが旨みが濃いんです
■握り 喉黒 炙り
皮目は香ばしく、身は霜降りで贅沢な旨さです
まぁ喉黒って云われると旨いって暗示にかかりますよね
■握り 本鮪 漬け
浅めの漬け加減
ねっとりと舌と絡む様な食感が堪りません
■握り 本鮪 中とろ
程好く脂がのってます
この程度の脂が1番美味しいかも知れません
■握り 生雲丹
盛り盛りの立体感の在るビジュアルが良いですね
口の中でシャリの味わいが感じない程に
クリーミーで濃厚な雲丹の風味が広がります
■握り 赤貝
肉厚でコリコリの食感が素晴らしい
噛む度に、口の中で磯の香りが広がります
■握り 焼穴子 タレと塩
1貫の半分がタレ、半分が塩になっています
個人的には塩が好きなんですが、タレも甘過ぎず
程よく美味しく戴けます
■巻き 干瓢
〆に巻物を一品と考え干瓢巻をチョイス!
関西では食べる機会が少ないので美味しいのひと言です
■けんちん汁
〆はお母さん手製のけんちん汁
大根、人参、里芋、牛蒡、椎茸、豆腐、菜っ葉が入った具沢山
寿司屋らしくないかもしれませんが、ほっこりとさせてくれます
実家のお袋が作るヤツを思い出す一杯でした!
日本酒
貴 特別純米ふかまり 永山本家酒造(山口)
鍋島 純米大吟醸 吉川産山田錦 富久千代酒造(佐賀)
磯自慢 特別本醸造 特撰 磯自慢酒造(静岡)
●最後に
シャリの加減は小生好み
小さめで軽く握って在り、口の中で解れる感じです
そしてバランスの良いネタのボリューム
料理も手間暇掛けているのが判ります
特に今回のカラスミ餅は美味しく戴きました
最初にお邪魔した大衆的な雰囲気からは店の佇まいだけでなく
料理、寿司全てが高級化って云うか進化してるのが
お邪魔する度に感じ得られるんです
評判も上々の様なのですが、予約が取り辛くなってきているのは
寂しい事でも在ります
宇都宮は餃子の街として全国的に有名で、JR宇都宮駅周辺は
多くの餃子専門店の派手な看板、ネオンが一杯ですが
個人的には、寿司と鰻も中々のレベルじゃないかと思っています
次はいつお邪魔できるのか判りませんが
出来るだけ早めに連絡を入れる様にしたいと思います
ご馳走様でした!
【更新】
久し振りの宇都宮宿泊
事前に電話予約を入れてお気に入りの『丸萬寿司』へ
お店に着くと何となく様子が違う様な・・・
店内に入るとその答えが一目瞭然! 改装されていました
カウンターは立派な白木に代わりネタケースも掘り込みの上部開閉式
小上りはテーブル席に代わっていました
以前よりも高級感の在る店内に変わっていました! ←儲かっているのでしょうねw
店内とは違って、大将もお母さんも変わらずお元気そうでした(笑)
この日は部下同行では無かったのでカウンターでひとり酒です
●相変わらずのCPの高さ
大将にお任せで料理多めでお願いしました!
■先付 おから
干し海老が使って有りそうだったのでパスしましたw
■先付 三陸産 活雲丹
殻の針が未だ動いていました
磯の香りがして滑らかと云うよりは食感が在る感じです
■先付 鮟肝ペースト
鮟肝を甘煮して裏ごし
食感のアクセントを出すために奈良漬の刻みを加えて在ります
甘みが加わる事で肝の味わいが濃厚に
■造り 鮟鱇薄造り
鮟肝と皮の湯引きが添えられています
薄造りだけでは無く、肝や皮も芽葱と巻いて食べると
別な食感と味わいを愉しむ事ができます
■造り 盛合せ
・かわはぎ肝醤油和え
これ酒が進みます
・真子鰈昆布〆
まったりした舌触り
旨味成分をぎっしり感じます
・鳥貝
普段は酢味噌ですが、この日は山葵醤油で
コリコリなのにモチモチの食感
・金目炙り
香ばしく、脂ののったふわっとした上品な美味しさ
・青柳
コリコリの食感と磯の香りが満点
■箸休め 蕪漬けとこごみとくらげ和え
おからと一緒でお母さんの手作り品
山菜のこごみとくらげが胡麻油を効かせて和えて在ります
■焼もの 炙り小柱の雲丹和え
この日のお勧めのひとつが蛍烏賊の陶板焼き
一応蛍烏賊の可否の確認在りましたが、丁寧にお断りしましたw
焼ものの代替料理だから小柱に炙り??
■煮もの 菜の花の煮浸し
これもお母さん?
優しい味わい
■初鰹のタルタル
大将の創作料理
粗めに叩いた初鰹を摩り下ろした新玉葱と自家製ポン酢を合わせたソースで戴きます
白ワイン呑みたくなりました(笑)
■握り ふたつのこはだ
〆具合の違うふたつのこはだの食べ比べ
・今日〆
酸味はかなり軽く、身の加減もほぼ生の状態
大好きなこはだなので、あっさりしていて美味しい
・三日〆
身も閉まった感じで酸味以外に旨味も増している感じです
どちらが好き?と訊ねられたら両方って答えます
■握り 鯵
この日の大将イチオシのネタの様です
ひかりものって美味しいですね
少しすり生姜が効かせて在ります
■握り さより
上品な味わいのネタです
こはだ同様に好きな一品!
■握り のど黒
のどくろって云うだけで旨いと洗脳されてしまいますね
勿論、旨味凝縮で大変美味しく戴きました
■碗もの けんちん汁
この店の碗ものは具沢山の家庭的な汁物なんです
冬場なら豚汁とか・・・
寿司屋の出汁の効いた赤出汁とは別次元で美味しいんです
■握り 中とろ
程好く脂がのってます
■甘味 フルーツトマト 新玉葱のシャーベット添え
糖度の高いフルーツトマトに新玉葱のシャーベットが添えて在ります
甘味と云うよりはサラダの様な味わい
甘味不要の小生でも美味しく戴けました
日本酒
うしろ姿 白ラベル 無濾過生原酒27BY 飯沼銘醸(栃木)
大那 超辛口純米 菊の里酒造(栃木)
連日の寿司だったからなのか?
思う様に酒も料理も寿司も進みませんでした
勿体無い事に寿司は6貫しか食べていません
好きな貝類や巻は手付かずのままでした
翌朝後悔しましたよw
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【更新】
宇都宮で前泊です
小生の心の中を見透かした様な遠慮のない部下のリクエストは鰻か寿司
う~ん悩むなぁ・・・ 宇都宮にはどちらもお気に入りのお店が在るんですよね
「前回って何食べたっけ」と質問すると、間髪入れずに「川蝉で鰻でした」と小生よりも記憶鮮明な部下
「それじゃ今晩は寿司だね」って事でお気に入りの丸萬寿司へ電話!
カウンターは満席ですが、小上りなら空いているとの事
寿司屋ってカウンターじゃないとテンションが半減しちゃいますよね(汗)
でも他のお店に行く気がないので、予約して伺いました!
この日もおまかせで・・・
■お通し
南瓜の煮付けと蕨と揚げの煮物
今回も寿司屋には似つかわしく無い家庭料理的なお通し(笑)
きっとお母さんお手製なんでしょうね
美味しいから良いんですけどねw
■鰯と沢庵のたたき
脂ののった鰯と沢庵の食感の違いが面白い
沢庵の酸味と塩分で程よい味わいです
■雲丹の蛤だし
大将は富山産の白海老と北海道産の赤海老を黄身醤油で和えた一品を出したかった様ですが
■かわはぎ肝和え
肝醤油や肝和えって魚や貝に関わらず美味しいですね
酒が進みます(笑)
■鰹の燻製
鰹と云えばたたきに馴染みが有りますが自家製の燻製
たたきの香ばしさと違った燻製の風味が物珍しいので美味しく戴きました!
■焼物
鮪の頭肉、太刀魚塩焼き、蕗の煮物の三点盛
鮪の頭肉は肉の様な味わい
太刀魚は対照的に淡白な味わい
これ等をおかずに白飯が食べれそうなひと皿です
■箸休め
お母さんがオリーブを出してくれました
これ好きなんですよね
普段はワインのお供なのですが、日本酒に合せるのは初めて
意外と合うんですね(笑)
小生は海老がNGなので代替料理です
蛤の風味の効いた出汁で食べる雲丹もあっさりと美味しく戴けました!
■鱚の昆布〆
■石垣貝
■真鯒の肝添え
■胡麻鯖
■小鰭
■蒸し鮑
シャリの具合は小生好み
小さめで軽く握って在り、口の中で解れる感じも良いです!
小鰭の美味しさは前回通り
今回は特に真鯒が美味しさが際立っていました
最初は淡白白身の味わいですが、口の中で噛むと奥に濃厚な味わいが隠れています
それに肝の味わいが加わり、旨みが口の中で爆発!
この旨さはこの日1番でした(笑)
日本酒
日高見 超辛口純米 平孝酒造(宮城)
辻善兵衛 純米吟醸五百万石 無濾過中取り(栃木
村祐 茜ラベル無濾過本生 村祐酒造(新潟)
●最後に
酒は控えめとは云え二人で今回も13000円でお釣りが来るCPの高さ
超が付く高級店と比較すれば見劣りする部分も在ります
しかし、このCPの高さは引け劣らないレベルだと思います
素晴らしいのひと言です
宇都宮って餃子の街として知名度が高いのですが、鰻と寿司のレベルも相当高いと思います
それとBARも・・・
また寄らせて貰いますね
ご馳走様でした!
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翌日の真岡出張を控えて、宇都宮で前泊です
同行の部下が到着したので、呑みに出る事にしました!
部下にリクエストを聞くと「寿司が食べたいです」と遠慮なしの回答(汗)
宇都宮で寿司を食べたのって、前週に行った『すしざんまい』だけなんです
でも、部下に『すしざんまい』へ行こうって云えない自分w
食べログで「宇都宮×寿司」で検索すると、これって目に訴えて来る店が無いんです
その中で、マイレビの「なんでも屋純ちゃん」が好意的なレビューをアップしている店が有りました!
そのお店は『丸萬寿司』
口コミ数は少ないのですが、ランキング2位で3.44の評価
ランキングや点数云々では無く、マイレビ氏の評価が良いので、電話を入れて予約しました
土地勘が無いので、ホテル前からタクシーで・・・
ホテルからは10分程度、繁華街からは少し離れた住宅街の川沿いに店が有ります
店は高級って感じでは無く、街の寿司屋の佇まい
店内は、カウンター6席と小上りにテーブルが2席と、こんじんまりとしていて先客は常連さんって感じです
大将と多分お母さんの二人で切盛りしています
「先ほど電話で・・・」と告げるとカウンターに案内されました
取敢えず、NG食材を伝えてお任せでお願いしました!
■お通し
トマトベースのミートボールの様な一品とささがき牛蒡とレンコンのきんぴら風
寿司店なので期待とは何か違って、居酒屋のお通し風に一抹の不安が・・・
でも味は良いんです!でもなぁ・・・
■お造り盛合せ
・鱚昆布〆
・タイラギ
・赤むつ炙り
・マグロ
・玉
・ガリ
全てのネタのボリュームが程良く、チョッと食べたいって思わせるのは演出??
鱚昆布〆は、独特の食感と魚の味わいに加味される昆布味が旨いんです
赤むつ炙りも風味が有って良い感じです
それと、一瞬「べったら」に見えたのはガリです
こんな厚めに切ったガリは初めて
新生姜の時期なので、自家製との事です
普段食べてるガリとは別物ですね
この盛合せだけで、最初に註文したひや酒が空になってしまいました(汗)
■鰹
揚げた葱の香ばしさと一緒に食べます
たたきは食べる機会が多いのですが、久し振りの生鰹は美味しく戴けました!
■ふじつぼ塩茹
ふじつぼって貝??
何となく気持ちが拒絶して食指が伸びません
念の為に、スマホで検索
Wikipediaによると甲殻類との事(大汗)
そのまま部下へ譲りましたw
■めひかり一夜干
めひかりは目の大きさに特徴が有り、想像上の宇宙人を彷彿とさせるビジュアルの深海魚です
初めて食べましたが、脂ものっていて旨いんです
この小さめな一夜干だけで、ひや酒3本めが空に・・・
■寿司
・こはだ
・とり貝
・蒸し穴子
・〆鯖押寿司
・干瓢巻(涙巻)
酢めしは酸味は軽めで炊き加減も好み
遅めの時間帯だったので、ネタは出払ってしまったものが・・・
こはだ旨かったですね~
思わず4貫食べちゃいました(汗)
シャリ同様に軽めの〆具合
煮切り?が軽く引いてあって旨味十分!
もっと食べたかったのですが、Sold out
そしてとり貝
生のとり貝です!
向きが逆です(笑)
美味しいです
〆鯖押寿司は提供のスタイルがチョッと面白いんです
寿司の側面に海苔が貼り付けられ聳え立ってます
それを寿司に巻き付けて戴きます
これも旨いです
■椀物、香の物
香の物は、沢庵以外はお母さんの自家製
ぬか漬胡瓜は古漬で酸味が強く大好きな一品です
椀物は魚のあら等の赤出汁ではなく、なめこと豆腐の味噌汁
これが寿司屋で戴く味噌碗って感じでは無く、実家のお袋が作ってくれる味噌汁って感じなんです
豆腐が大きめ、味噌も田舎味噌って感じです
でもほっこりする味わい(笑)
日本酒もそこそこ戴いて二人で13000円でお釣りが・・・
中々CPも良く、大将の仕事も丁寧
隠れ家的で、地元の常連さんに愛されているお店って感じです
やや洗練さには欠けますが、それを補って余りある料理の内容でした!
お母さんの味噌汁も美味しかったです(笑)
「なんでも屋純ちゃん」有難う御座いました
ご馳走様!
8位
3回
2018/10訪問 2018/11/19
ぶらり途中下車の呑み歩き 静岡 大衆酒場 多可能編 ~セピア色の店内の老舗大衆酒場~
四代続く老舗大衆酒場
お店はJR静岡駅から徒歩で7分程度
PARCOの裏手の両替町通りに面しています
ビルの谷間に古民家風の歴史を感じる平屋造り
店先も雰囲気満点の黒塀と大きな行燈と白地に黒字で染め抜かれた暖簾が目印
ただ、店名が描かれいる字体が解読困難で「多可能」と読める人っているのでしょうか??
暖簾を潜った店内は蛍光灯の優しい灯でセピア色に染まった感じ
そして流れてる時間もゆっくりと感じるんです
大ぶりな季節の草花が活けて在るカウンター席8席
4名掛けテーブル席2席、4名掛け3席の小上り、座敷は4名掛け8席
合わせて60席の割と大箱な大衆酒場です
お店の創業は結構古く大正12年(1923年)、90年以上続く老舗の大衆酒場です
現在は四代目の大将が店を切盛りしています
細かい気遣いのできて、雰囲気の在るこの店にぴったりな御仁です
静岡名物の酒の肴を始め、旬の食材、定番の大衆酒場料理等多種多彩
吉田類や太田和彦の酒場番組にも登場した静岡を代表する大衆酒場です
この日は静岡出張でした!
早めに仕事が済んだので、部下と一緒に軽く呑んでから帰阪する事にしました
『大衆酒場 多可能』
静岡ではお気に入りの酒場のひとつ
吉田類や太田和彦の酒場番組にも登場した静岡を代表する大衆酒場です
●地元の食材や名産品がずらり
地元名産の桜えび、生しらす、名物のおでんが提供できる際には
店先の黒塀に木札が提げられているのでご確認下さい
店内にはおしながきの他に、カウンター背に黒字に白文字の木札のおしながきも在ります
【おでん】
■牛すじ 200円
■その他 1本100円
【刺身】
■まぐろ 800円~
■かつお 800円~
■たこ刺 800円
■いか刺 800円
■白身(日替り) 800円~
■〆さば 600円
■すきみ 420円
【串焼】 ※1本から盛合せまで承ります
「ワイン焼か塩でどうぞ」
■手羽先(三本) 380円
「塩かタレでどうぞ」
■レバー(二本) 380円
■とり皮(二本) 380円
■タン(二本) 380円
■焼きとり(二本) 400円
■ねぎま(二本) 450円
■豚なんこつ(一皿) 380円
【焼き物と炒め物】
■厚揚げ焼 380円
■焼なす 450円
■しいたけ焼 500円
■めざし 420円
■ししゃも 450円
■げそ焼 500円
■いか丸焼 800円
■ホルモン炒め 500円
【フライ】 ※1本から盛合せまで承ります
■玉ねぎフライ(二本) 380円
■ポテトフライ(二本) 380円
■ハンペンフライ(二本) 380円
■はすフライ(二本) 500円
■いわしフライ 500円
■あじフライ 600円
■いかフライ 500円
■串かつ(二本) 580円
【揚げ物】
■揚げ出しとうふ 500円
■チーズ揚げ 450円
■鳥唐揚げ 500円
■とろろ磯辺揚げ 500円
■ふぐ唐揚げ 650円
■たこ唐揚げ 650円
■げそ揚げ 500円
■桜えび天 750円
■天ぷら盛合せ 650円
【一品】
■湯豆腐 380円
■黒はんぺん焼(三枚) 380円
■あさり酒蒸し 600円
■ジャガバター 400円
■山芋千切り 480円
■もろきゅう 360円
■梅きゅう 360円
■生わかめ 380円
■もずく 380円
■山かけ 600円
■野菜サラダ 550円
■セロリ 450円
■お新香 380円
■冷奴 360円
■トマト 380円
【お食事】
■おにぎり 各190円
梅、しゃけ、おかか、昆布、明太子、たらこ
■お茶漬け 480円
■味噌汁 各290円
とうふ、しじみ
■味噌汁 あさり 350円
●おでんを肴に静岡割りを呑む
お茶処の静岡では、焼酎を濃い緑茶で割る「静岡割り」が定番の呑み方なんです
渋めの味わいの緑茶で割ると、つい呑み過ぎてしまいます
駅のホーム等でも缶の緑茶割りをよく見掛けます
静岡割りとは・・・
静岡の酒場で焼酎のお茶割りと云うとウーローン茶では無く緑茶が一般的
お茶の産地静岡では元々こんな呑み方が根付いていた様なのですが
それに目を付けた当時の静岡市観光協会(現静岡観光コンベンション協会)が
静岡割りと命名して静岡をPRするツールとして活用したの始まりです
静岡割り、静岡おでん、静岡はんぺんフライ(黒はんぺんフライ)の三つで
「静岡B級グルメ3点セット」とと銘打ち、普及活動を行っています
此方では、1合の銚子、氷、緑茶がセットで登場し、自分の好みに合わせるスタイル
焼酎1合が230円、緑茶と氷のセットが290円の計520円
これで3、4杯は呑めるので大変良心的だと思います
■お通し
いつも実の在るお通しが提供されます
この日は茹で落花生でした
静岡では割りとメジャーな酒の肴の様です
軽く塩で茹でて在り、炒ったものとは違った美味しさが在ります
■刺身 まぐろ
鮪の漁獲高日本一の清水港を擁する静岡市
鮪の刺身は是非とも食べなくてはって一品です
深紅の赤身と、ややピンク掛かった中とろの手前って感じの二種盛り
濃厚な味わいですが後味がスッキリ
流石、静岡って思えるマグロでした
■鰻の肝わさ
鰻も山葵も静岡市周辺の名産品
ボイルした鰻の肝を山葵を効かせたタレで合えて在ります
肝焼きに比べると、かなりあっさりとしています
日本酒に合いそうですが、静岡割りでも十分堪能できます
■おでん
静岡では、年中おでんを提供する店が多いのですが
此方では、10月から5月までの提供で、夏場はお休みなんです
お任せの盛合せで註文しました!
牛すじ、大根、こんにゃく、黒はんぺん、ちくわの盛合せ
静岡おでんとは・・・
・黒はんぺんが入っている
・黒いスープ(牛すじ出汁)
・串にさしてある
・青海苔・ダシ粉をかける
・駄菓子屋にもある
牛すじのダシの効いた濃いつゆで、串に刺さったおでんにダシ粉と青海苔を掛けて食べます
全て串に刺してあるのは、駄菓子屋が発祥で串によって値段が判る様にした名残り
起源は大正時代まで遡り、戦後の食糧難の頃に、それまで処分していた牛スジや豚モツを
材料として煮込んだことで広り、静岡市周辺で練り製品の製造が盛んだったことも加わって
現在の様なおでん文化が形成されました
■串かつ
「2度づけ禁止」で有名な大阪の串カツと違って、大ぶりな串カツです
関西以外で育った小生には懐かしい肉屋で買い食いした串カツを思い出させる一品
豚肉と玉葱を交互に串に刺して揚げて在ります
玉葱の旨味と豚肉の旨味が絶妙にマッチする一品です
●最後に
1年以上ぶりに訪れましたが、ブレる事無く良い店でした
若大将も「久し振りですね 出張ですか」って声を掛けてくれました
静岡は日帰りで出張する事が多いので、呑む機会は少ないのですが
また機会が在れば、是非お邪魔したいと思います
ご馳走様でした!
駅から近いので、静岡で呑む際にはお勧めのお店です
この日は静岡で前泊です
特に予定が無かったので、部下を呼び出して呑む事にしました!
『大衆酒場 多可能』
静岡ではお気に入りの酒場のひとつ
吉田類や太田和彦の酒場番組にも登場した静岡を代表する大衆酒場です
●四代続く老舗大衆酒場
お店はJR静岡駅から徒歩で7分程度
PARCOの裏手の両替町通りに面しています
ビルの谷間に古民家風の歴史を感じる平屋造り
店先も雰囲気満点の黒塀と大きな行燈と白地に黒字で染め抜かれた暖簾が目印
ただ、店名が描かれいる字体が解読困難で「多可能」と読める人っているのでしょうか??
暖簾を潜った店内は蛍光灯の優しい灯でセピア色に染まった感じ
そして流れてる時間もゆっくりと感じるんです
大ぶりな季節の草花が活けて在るカウンター席8席
4名掛けテーブル席2席、4名掛け3席の小上り、座敷は4名掛け8席
合わせて60席の割と大箱な大衆酒場です
お店の創業は結構古く大正12年(1923年)、90年以上続く老舗の大衆酒場です
現在は四代目の大将が店を切盛りしています
細かい気遣いのできて、雰囲気の在るこの店にぴったりな御仁です
●名産品がずらり・・・
店先の黒塀に桜えび天、生シラス、おでんの木札が掛かっている時は扱ってますよのサイン
この日は木札は何も掛かっていませんでした 残念です
【刺身】
■まぐろ 800円~
■かつお 800円~
■たこ刺 800円
■いか刺 800円
■白身 800円~
■〆さば 600円
■すきみ 420円
【串焼】 ※1本から盛合せまで承ります
「ワイン焼か塩でどうぞ」
■手羽先(三本) 380円
「塩かタレでどうぞ」
■レバー(二本) 380円
■とり皮(二本) 380円
■タン(二本) 380円
■焼きとり(二本) 400円
■ねぎま(二本) 450円
■豚なんこつ(一皿) 380円
【揚げ物】
■揚げ出しとうふ 500円
■チーズ揚げ 450円
■鳥唐揚げ 500円
■とろろ磯辺揚げ 500円
■ふぐ唐揚げ 650円
■たこ唐揚げ 650円
■げそ揚げ 500円
■桜えび天 750円
■天ぷら盛合せ 650円
【フライ】 ※1本から盛合せまで承ります
■玉ねぎフライ(二本) 380円
■ポテトフライ(二本) 380円
■ハンペンフライ(二本) 380円
■はすフライ(二本) 500円
■いわしフライ 500円
■あじフライ 600円
■いかフライ 500円
■串かつ(二本) 580円
【焼き物と炒め物】
■厚揚げ焼 380円
■焼なす 450円
■しいたけ焼 500円
■めざし 420円
■ししゃも 450円
■げそ焼 500円
■いか丸焼 800円
■ホルモン炒め 500円
【一品】
■冷奴 360円
■トマト 380円
■山芋千切り 480円
■もろきゅう 360円
■梅きゅう 360円
■生わかめ 380円
■もずく 380円
■山かけ 600円
■野菜サラダ 550円
■セロリ 450円
■お新香 380円
■湯どうふ 380円
■黒はんぺん焼(三枚) 380円
■あさり酒蒸し 500円
■ジャガバター 400円
【お食事】
■おにぎり 各190円
梅、しゃけ、おかか、昆布、明太子、たらこ
■お茶漬け 480円
■味噌汁 各290円
とうふ、しじみ
■味噌汁 あさり 350円
●手作りの酒の肴で静岡割りを呑む
大衆酒場では、関東方面では、ホッピー、関東以外では、麦焼酎水割を呑む事が多いのですが
静岡へ来ると、必ず註文するのが「静岡割り」です
静岡割り・・・
静岡の酒場で焼酎のお茶割りと云うとウーローン茶では無く緑茶が一般的
お茶の産地静岡では元々こんな呑み方が根付いていた様なのですが
それに目を付けた当時の静岡市観光協会(現静岡観光コンベンション協会)が
「静岡割り」と命名して静岡をPRするツールとして活用したの始まりです
静岡割り、静岡おでん、静岡はんぺんフライ(黒はんぺんフライ)の三つで
「静岡B級グルメ3点セット」とと銘打ち、普及活動を行っています
静岡割りの定義
・焼酎を静岡茶で割った飲料
・焼酎は麦焼酎、芋焼酎、米焼酎のほかウォッカやジンでもOK
・緑茶は煎茶、番茶、粉茶、抹茶、粉末などでもOK
静岡で呑むと店毎に違ったスタイルの静岡割りが登場します
・通常のチューハイの様に仕上がって提供されるもの
・焼酎、氷、緑茶がセットで提供され、自分で仕上げるもの
・ジョッキに氷と焼酎だけの状態で提供され、粉の緑茶と水を好みで加えるもの
他にも細部が違うスタイルで提供された事も・・・
此方では、1合の銚子、氷、緑茶がセットで登場し、自分の好みに合わせるスタイル
焼酎1合が230円、緑茶と氷のセットが290円の計520円
これで3杯くらいは呑めるので大変良心的だと思います
■お通し
申し訳程度の内容で、箸が進まないお通しでは在りません
焼いた太刀魚の身を解して胡瓜と人参の千切りと一緒に盛って在ります
軽く醤油を垂らすと、立派に酒の肴の役目を果たします
■造り 酢あじ
〆て在るって感じでは無く、身は刺身同様
酢に潜らせた程度なのでしょうか?
淡い酸味が僅かに感じます
脂がのった鯵ですがあっさりと爽やかに食べられます
■造り ミナミ鮪
鮪の漁獲高日本一の清水港を擁する静岡市
鮪の刺身は是非とも食べなくては・・・
深紅の赤身を想像していましたが、ややピンク掛かった中とろの手前って感じです
濃厚な味わいですが後味がスッキリ
流石静岡って思えるマグロでした
■山いも千切り
梅肉では無く、たっぷりの本わさびと醤油で戴きます
おろし経てのわさびの風味が鼻腔を突き抜けます
シャキシャキの食感が良いですね
同じ静岡市の安部川の対岸の丸子地区は自然薯の名産地
でもそれではないですよねw
■揚げ出し豆腐
豆腐だけじゃないんですね
ナスや蓮根の天ぷらも一緒に盛られていて中々豪華に見えます
絹ごし豆腐の滑らかな食感だけでは無く、蓮根のシャキシャキの食感も
愉しめて、二度美味しい揚げ出し豆腐です
■ししゃも
本ししゃもでは無く、カラフトシシャモ(カペリン)です
まぁこれはこれで美味しいと思います
●最後に
全国的にも有名な静岡のおでん(しぞ~かおでん)
此方では夏場はお休みで、10月~5月の間だけの提供となります
勿論、この日もお休み中で食べれませんでした
次回は10月以降にお邪魔しておでんを肴に一杯やりたいです
ご馳走様でした!
【再訪】
この日は静岡で宿泊!
久し振りに静岡を代表する大衆酒場『多可能』へ
19時過ぎに到着すると、生憎満席(汗)
若大将が気を遣ってくれて、空き次第移動する事を条件に座敷の予約席を解放してくれました(笑)
まぁ15分もしない内にカウンター席が空いて移動しましたが・・・
先ずは、静岡割りを註文!
お茶の産地でえある静岡では、焼酎の緑茶割りの事を敢えて静岡割りと呼びます
此方では、お銚子に入った焼酎とピッチャーの緑茶、氷がセットで提供されます
大体3杯位戴けるので、チョッと得した気分(笑)
この日の酒の肴は・・・
■生いわし
■生しらす
■あじフライ
■焼き黒はんぺん
静岡と云えば「しぞ~かおでん」
おでんを肴に呑もうと思い此方へお邪魔したのですが、夏季はおでんはお休み(汗)
チョッとショック
隣席の常連さんの生いわしが美味しそうだったので、真似して注文(笑)
鮮度抜群で超美味!
そして静岡名物のひとつ生しらすも註文!
濃厚でねっとりとした食感が堪りません
此方も臭みが一切ない鮮度抜群の美味しさ
あじフライも業務用と違って美味しいし、大好きな黒はんぺんも香ばしくて旨い
いつもながらに美味しい酒の肴でした
最後にメニューを見て気になっていた「三ケ日みかんハイボール」を試しに戴いてみましたが
これは甘くて・・・・
おでんが食べられなくて残念でしたが、満足の晩酌でした
ご馳走様でした!
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【再訪】
この日は部下同伴で日帰りで静岡出張!
予定通り夕方までに仕事は終了したので、静岡で呑んで帰る事にしました(笑)
部下は『しぞ~かおでん』を食べた事がないって事なので青葉おでん街へ行く心算でしたが
駅から歩くのが面倒くさかったので比較的近いこちらへスイッチw
17時過ぎに到着すると、結構な混み具合、空いてる席も殆どが予約席で、何とか2名掛けのテーブル席を確保(笑)
時間が止まった様な店内はこの日もセピア色でした
註文したのは・・・
・静岡割り
・〆鯖
・鮪の中落ち
・ししゃも
・焼き茄子
・串かつ
・しぞ~かおでん盛合せ
雰囲気良し、料理、酒良しの大正時代から続く老舗の大衆酒場
静岡ではピカイチのお店です
部下からは「出張先でこんな感じの良い店でいつも愉しんでるんですか」と唐突に聞かれて、返答に困りました(爆)
静岡出張の際は、また寄りたいと思います!
ご馳走様でした!
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この日は出張の前泊で静岡県の焼津へ移動
軽く一杯やりたかったので静岡駅で途中下車してこちらへ・・・・
静岡駅から地下街を通って5分位、パルコの裏に店は有ります
創業が大正12年、現在は三代目と四代目の親子が店を切り盛りしています
店は周囲のビル群とは明らかに違和感がある歴史を感じる佇まい!
この日は店先の黒塀に桜えび天、生シラス、おでんの木札が掛かっていました ←扱ってますよのサイン
暖簾を潜って店内へ・・・
店内全体がいい感じで飴色に染まっていて、蛍光灯の優しい明かりと相まって視界がセピア色に染まった様です
席は希望通りのカウンター、大皿に盛られた酒の肴やおでんが目の前で見る事ができます
酒はビール、日本酒、焼酎、ウィスキーとこの手の老舗には珍しく豊富です
特にビールはハートランドの生があったり、大手4社の瓶がすべてが揃ってたりと呑んだ暮れには嬉しい心遣い(笑)
酒の肴は地元の旬の食材を中心にかなり豊富に揃っています!
今までに註文した事が有るのは・・・・・
・静岡割
焼酎の緑茶割りを静岡ではこう呼びます
緑茶って云っても煎茶では無く、抹茶の様な濃い緑
特にこの店では、焼酎1合(250円)と緑茶、氷(300円)で登場します
このセットで4杯は呑めるので滅茶苦茶お得です(笑)
・日本酒
酒は地元の萩錦
明治8年創業の地元密着の酒蔵の様です
きっとこの店との付合いも長いんでしょうね(笑)
おでん(10~4月)
勿論、静岡おでんです! ←地元では単なるおでん(爆)
静岡おでんとは・・・・
・黒はんぺんが入ってる
・出汁が黒い(牛スジ出汁)
・すべてのタネが串に刺してある←駄菓子屋が発祥で串によって値段が判る様にした名残
・だし粉と青海苔を掛けて食べる
1本100円です(笑)
・〆さば
〆具合は浅く生に軽く塩を振った様な・・・
他所で食べる〆さばとは一風違った感じがします
酸っぱく無い〆さばも良いかも?
・ポテトサラダ
結構量が多いです
玉葱が多めでピリっと刺激が・・・
酒場では必須な肴です
・はんぺんフライ
静岡なので勿論黒はんぺんです
居酒屋、コンビニ、弁当屋等何処へ行っても扱いがあります
中濃ソースを掛けて食べると旨いんです!
これも静岡では外せませんね(笑)
・串カツ
小学生や中学生の頃に肉屋で買い食いした串カツを思い出させる一品
・さざえ
この日は伊豆産の大きなさざえ
身はお造りで肝は壷焼きで調理してくれました!
肝のみの壷焼きって云うのも美味しいですね(笑)
座ったカウンター席は常連さん達の指定席の様で、「いつもの」「あれ頂戴」なんて会話も・・・
その常連さん達の相手をしている四代目は、ほぼ一見物の小生にも腰が低い対応で大変好感が持てます
静岡を代表する老舗の大衆酒場を堪能しました!
9位
3回
2024/04訪問 2024/05/17
呑んだ暮れ日記 JR宇都宮 川蝉編 ~時間の流れがゆったりしている店~
お店は餃子の街として有名な宇都宮市のJR宇都宮駅と東武宇都宮駅の間のエリア
大通りに面した「宇都宮記念病院」の裏手の宮島町通りから北へ少し入った所に在ります
老舗感あふれる佇まいですが、高級過ぎず、敷居は高くない雰囲気です
店内も佇まい同様に経年を感じる雰囲気ですが、手入れが行き届いています
右手にカウンター席6席、左手に4名掛けテーブル1席、2階には座敷が何部屋か在る様です
食べログでの評価は3.75ポイント
栃木県×うなぎで、138軒中1位、全国で41位
栃木県オールジャンルでは3位の評価です
「The Tabelog Award Bronze 」を2017年から4年連続で受賞
「食べログ うなぎ百名店」に2018、2019、2022に選出されています
2024年05月09日現在
創業は1970年代なので50年以上続く老舗です
鰻だけでなく、酒の肴も品数豊富で美味しく、宇都宮でお勧めできるお店です
”日光東照宮”へ参拝した事が無かったので
仙台から神戸へ駆け抜ける途中、宇都宮で1泊する事にしました
昼間は、宇都宮餃子の店を三軒ハシゴして、ホテルへチェックインして少し休憩を取り
夕食は、予約していた鰻の名店「川蝉」へ
新しくなったJR宇都宮駅東口辺りを散策してから店へ向かいました!
約5年半ぶりでしたが、渋い店構えは健在でした
●酒の肴は、価格なしで”経木”に手書きで書かれています
鰻料理のお献立、御飲物のおしながき以外に
”経木”に手書きで書かれた、酒の肴が並んだ”本日の御献立”が在ります
今日の御献立には価格の明記が在りません
【御献立】
■うな重 松 4950円
■うな重 竹 4290円
■蒲焼御飯 4620円
■白焼御飯 4620円
■蒲焼 4070円
■白焼 4070円
【本日の御献立】
「刺身」
■きんめ
■いさき
■あまだい
■かます
■さより
■いか
■さば
■いわし
「珍味」
■もずく
■いか塩辛
■あんこう肝
■あおやぎ酢味噌
■ほたるいか正油漬
■もみいか
■うるめ干
■うなぎきも焼
■合鴨串焼
■たい白子焼
■蛤酒むし
■銀杏
■石川いも
「焼もの」
■うなぎ蒲焼
■うなぎ白焼
■銀たら
■やなぎがれい
●連夜の根付きのセリで一献、うな重で〆る
昼間に控えめに食べたとは云え、餃子店を三軒ハシゴしていたので
空腹加減は低く、酒や肴は控えめにしないと、メインの”うな重”は完食できそうに在りませんでした
それでもこの店の雰囲気を愉しむには、一献は不可欠
酒の肴は”うなぎきも焼”だけとして、お通しと一緒に軽く日本酒を戴きました
■お通し 根付きセリの煮びたし 大和芋
前夜、仙台の「George」でも”蛤と仙台芹の酒蒸し”で
根付きのセリを食べたので、二夜連続です
やや甘めの味付けですが、優しい味わいの煮浸しです
根っこは当たり前ですが、根菜の風味が在り、少し甘味を帯びています
茎と葉の淡い苦味と大和芋円やかさがマッチしています
■うなぎきも焼
タレ色が薄く、炭火で素焼きした様な黒み掛かった色合い
脂が滲み出て幕をはって光輝いています
タレの味は控えめで、肝を食べてる感が強い、淡い苦味が美味しんです
少しずつ齧っては、酒を呑んでの繰り返し、酒1合と串1本が程よくなくなりました
■うな重 松
”松”も”竹”も1尾使って在ります
違いは鰻の個体差との事です
この日の鰻は、静岡県の大井川水系の吉田産の鰻でした
大井川と云えば、”共水うなぎ”が希少ブランドですが
価格からすると、それではなさそうです
表面はパリっと香ばしく焼き上っていて香りが良く
蒸しが入っているので口の中でとろける様です
絶妙な舌触りの競演って感じです
タレの味わいも濃過ぎず、甘すぎずの小生好み
ご飯の炊き加減も、程よく硬めで、艶々な炊き加減です
全てが小生の好みに合っていて、文句の付け所がないうな重で
大満足でした!
●最後に
老舗感の在る店構えと店内の雰囲気
女将さんや若旦那、職人さん達の物腰が低く、付かず離れずの接客
5年半振りでしたが、ゆったりと時間が流れる雰囲気は健在でした
仙台と神戸を行き来する途中で、何度かこの店の事を妻に話しましたが
実際に連れて来る事ができ、妻も満足してくれた様です
真岡出張の為に宇都宮で前泊です
お気に入りの『丸萬寿司』は貸切り営業で断念
老舗餃子店『ぎょうざ専門 正嗣』で酒無しのフライングを愉しんだ後
栃木県No.1評価の鰻の名店『川蝉』へ口開けを狙って予約なしで突撃しました!
此方は、鰻の名店で在ると同時に、夜は酒の肴も充実しているんです
旨い肴で、旨い酒を呑み、旨いうなぎで〆る、そんな晩酌が愉しめるお店です
●本日の献立 酒の肴には価格の表示が在りません
酒の肴のおしながきは、「経木」に手書きで書かれ、味わい深いんです
うな重以外の価格の表示は在りません
【刺身】
■くえ
■たい
■さわら
■あじ
■さば
■いか
■しゃこ
■さざえ
【珍味】
■もずく
■ばくらい
■いか塩辛
■もみいか
■鮫きも焼
■ししゃも干
■姫さざえ
■磯つぶ貝
■蛤酒むし
■石川いも
■枝豆
■水茄子
【焼もの】
■うなぎ 蒲焼
■うなぎ 白焼
■銀だら
■さざえ
■子持ちあゆ
【うな重】
■松 4104円
■竹 3456円
●軽く呑んでうな重で〆る
〆にうな重を食べる事とフライングで餃子2人前食べた事で
酒の肴は、品数少なく、軽めに選ぶ事にしました
餃子を食べた影響か?酒を呑みたい気も減退気味でした
■お通し
「つぶ貝と山芋の海苔山葵和え」です
このお通しだけでも十分呑めそうです
つぶ貝のコリコリ感と山芋のシャキシャキ感の2つの食感が愉しめます
海苔の磯の香りと、ツーンと来る山葵の風味効いて爽快感の在る一品
減退気味だった呑む気も復調傾向に・・・
■水茄子
浅漬けか軽く塩で揉んだ水茄子です
普段は生姜醤油等で食べる事が多いのですが
水分と旨味がたっぷりなので、サラダ感覚で戴けます
日本酒にも合います
■造り さざえ
結構大ぶりのさざえなので食べ応えが在ります
コリコリした食感が堪りません
口の中で磯の香りが広がり、噛むと旨味がジュワ~っと
肝の苦み走った味わいがで酒が進みます
半分刺身で半分を壺焼きにできたら贅沢に愉しめたでしょうね
■うな重 竹
「松」も「竹」も1尾使って在ります
違いは鰻の個体差の様です
フライングで餃子を食べた影響なのか?弱気に「竹」をチョイス
ご飯も少なめでリクエストしました
以前伺った際は、静岡県の大井川水系の吉田産のうなぎと聞いていましたが
この日は産地の確認しなかったので、何処のうなぎだったんでしょう?
表面はパリっと香ばしく焼き上っていて香りが良く
蒸しが入っているので口の中でとろける様です
絶妙な舌触りの競演って感じです
タレの味わいも濃過ぎず、甘すぎずの小生好み
ご飯の炊き加減も、程よく硬めで、艶々な炊き加減です
全てが小生の好みに合っていて、文句の付け所がないうな重です
日本酒
篠峯 秋晴 純米 山田錦 千代酒造(奈良)
東洋美人 純米吟醸大辛口 澄川酒造(山口)
●最後に
普段、中々食べる機会のない名店の『正嗣』の餃子
この誘惑に負けてしまい、直前に食べてしまった事の影響は大きかったかな?
酒量も肴の品数もいつもよりは控えめでした
店の雰囲気、女将さんや若旦那、職人さん達の物腰が低く、付かず離れずの接客
独り酒の小生には大変居心地の良いひと時でした
料理の美味しさは勿論の事、この辺りの店の居心地の良さも高評価に繋がっているのでしょうね
宇都宮にお邪魔した際には、また寄らせて戴きたいお店です
ご馳走様でした!
【再訪】
宇都宮の隣街、真岡への出張です
部下に宇都宮駅へ迎えに来てもらい先にランチを済ませる事にしました
「何が食べたい」って部下に尋ねると、「うなぎ」との事
確か同じシーンを前週に群馬で・・・
我部下達は、遠慮のない素直な部下達ばかりです(汗)
宇都宮では、『川蝉』と『うな亭』を交互に利用しています
本当はローテーションに『田傳』を加えたいのですが、予約が中々取れず
この日も予約が取れずに目下4連敗中なんです
今回は『川蝉』の順番
開店時間より早めに店に到着しましたが、女将さんが席へ案内してくれました
●お昼は、シンプルにうなぎ料理のみ
■鰻重 松 3564円
■鰻重 竹 2916円
■蒲焼御飯 3240円
■白焼御飯 3240円
■蒲焼 2700円
■白焼 2700円
昨年の9月にお邪魔した際と価格は変っていませんでした
ここ数年は価格が変る事が当たり前の様になっていたので、何と無く嬉しいですね(笑)
●チョッと贅沢に・・・
前回は白焼きをみんなでシェアして鰻重を食べたのですが
今回は、各々白焼きを註文する事にしました!
■鰻重 竹
今まで「松」しか註文した事が無かったのですが、今回は「竹」
まぁ白焼きをおかずに鰻重を食べるのだからこの辺は我慢しないとね
確かに鰻のサイズ、身の厚さは控えめですが、美味しさは全く問題なく美味しい鰻重です!
パリっと焼き上がった表面と蒸しのトロっとした身が共存
ご飯の炊き加減も相変わらず小生好み
これからは「竹」で十分かも??
部下は気付いていなかった様です(笑)
■白焼き
山葵醤油で食べる白焼きは蒲焼とは別物の美味しさが在ります
蒲焼以上に鰻の風味を感じる事が出来ます
酒の肴なら白焼き、ご飯と一緒なら蒲焼って感じでしょうか??
●最後に
白焼きと鰻重竹でひとり5616円
ランチとしては破格ですが、美味しい鰻が2尾食べられる満足感には勝てません
贅沢したなぁ・・・って思いながらも、妙に晴々した気分で店を後にしました!
いや~本当に美味しいです
ご馳走様でした!
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【再訪】
この日は、午前中に宇都宮の隣町の真岡でクライアントとの大事な会議!
久し振りに真剣に仕事に向き合っている呑んだ暮れです(汗)
昼前に会議は終了し、真剣に向き合った効果が有ったのか?上々の結果となりました(笑)
って事で、ランチは部下達のリクエストで、宇都宮の名店『川蝉』へ
お昼は、シンプルにうなぎ料理のみ
■鰻重 松 3564円
■鰻重 竹 2916円
■蒲焼御飯 3240円
■白焼御飯 3240円
■蒲焼 2700円
■白焼 2700円
註文は・・・
本当は祝杯を挙げたい気分だったのですが、運転している部下もいたので・・・
祝杯の代わりに、鰻を腹一杯食べ様って事になり鰻重 松と白焼を註文!
勿論人数分です(笑)
鰻重の松と竹の違いは、鰻の質
どちらも一匹です
表面はパリッと焼き上がり、蒸しが入っているので口の中ではパリとろの競演です(笑)
ご飯は硬めで小生好み
タレは甘さ控えめで、これまた小生の好みです!
白焼も一匹
山葵醬油で戴くと蒲焼とは全く違った美味しさです
白焼をおかずに鰻重を食べる
このご時世では、贅沢な食べ方です(嬉)
結構なボリュームでしたが三人共に完食!
満足感を通り越して、チョッと辛くなってしまいました(汗)
帰り際に女将さんが「遠路はるばる御越し戴いて・・・」と深々と頭を下げてお見送り
以前にお邪魔した事を覚えていてくれたのか?
それとも、我々会話を聞いていて、そう判断したのか?
どちらにせよ、此方の女将さんの人当たりの良い、心地良い対応は、老舗の雰囲気にマッチしています
また、夜にゆっくりとお酒を愉しに寄りたいと思います
ご馳走様でした!
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~鰻屋なのに酒の肴が充実している名店~
この日は宇都宮で前泊です!
いつもなら、東京で呑んでから宇都宮入りするのですが、部下と約束していたので、素面のままホテルへチェックイン
さぁ何処へ行きましょうか!
宇都宮と云えば餃子が名物ですが、部下からは「餃子以外で」とのリクエスト(汗)
まぁこの部下とは既に6軒の餃子店を制覇しているから仕方が無いかもねw
あれだ、これだと悩んだ挙句、候補に挙がったジャンルが鰻、寿司、中国料理
実は前夜に神奈川で寿司、この日のランチは担々麺だったので、必然的に鰻を最終選択(笑)
って事で、食べログ栃木ランキングNo.1に輝く『川蝉』にロックオン!
雨が降っていて、ホテルからチョッと距離が有るので、部下の車で店に向かいましたw ←タクシーが中々捕まらなかった
店に到着したのは20時30分を少し廻ってから・・・ 店内は満席、駐車場も満車(汗)
まぁ栃木No.1の店に予約もせずに来店した我々が悪いんですよねw
女将さんから車内で待っていて欲しいとの事だったので10分チョッと待つと駐車場が次々に空きだしました
駐車して店内へ入ると、女将さんから此方が恐縮しちゃいそうな位に丁寧なお詫びをされてしまいましたw
店内はカウンター6席と4名掛けテーブルがひと席、2階には座敷が有るようです
先客のテーブルを覗くと鰻屋って云うよりは、小料理屋って感じの肴の数々
ではこの日の献立はこんな感じ・・・
実は鰻重以外は全て価格が書かれていません(汗)
【刺身】
・ひらまさ
・きんめ
・あら
・あじ
・さば
・いか
・くじら
・たいらがい
・さざえ
【焼もの】
・うなぎ 蒲焼、白焼
・かます
・えぼだい
・さざえ
【珍味】
・もずく
・ばくらい
・鰻きも焼
・うるめ干
・ししゃも干
・合鴨串焼
・蛤酒むし
・とこぶし煮
・磯つぶ貝
・石川いも
・枝豆
・天豆
・銀杏
・水茄子
【魚かぶと煮】
・きんめ
・はた
・たい
【うな重】
・松 3150円
・竹 2520円
註文は・・・
・東洋美人 純米吟醸大辛口
色々と酒は有りましたが、このラベルを見てこの酒をチョイス!
米の風味を感じる結構シャープな味わい
この日はこの酒一辺倒で2合×4も呑み干してしまいましたw
・さざえお造り
中々大ぶりなさざえ!
食べ応えが有るので、半分は壷焼でも良かったかも??
・ばくらい
大好物! 知る人ぞ知る、酒呑みの為の酒の肴
漢字で書くと『莫久来』
[b海鞘:](ほや)と海鼠腸(このわた)の塩辛
前夜にも神奈川で[b海鞘:](ほや)食べたので2日連続です ←大好物なんです!
独特な風味にやや濃いめの塩分が「酒を呑め」と促します(汗)
・ししゃも
卵が詰まってないオスのししゃも
卵が詰まってない分、魚の本来の味わいが感じられる一品です!
・石川いも
何だろうって思いながら註文したら、衣つぎです
サトイモの小芋を皮のまま蒸し、その皮を剥いて食べる料理
石川いもは里芋の一種で大阪の羽曳野近辺の石川村で栽培されていた事から名付けられたとの事
・鰻の白焼き
鰻は静岡県の吉田産を使用しているとの事
吉田町の近くの焼津に出張先が有るので、何度か食べた事が有ります
同じ静岡の浜名湖産や愛知の一色産に比べると、天然ものに近い脂ののった鰻です
鰻重を二人前註文するのでは芸が無いので、白焼きを註文!
ふっくらと焼き上がって、口に入れるととろける様です
山葵醤油で戴くと、蒲焼とは違った美味しさ! 酒が進みます(笑)
・うな重
急遽ハンドルキーパーとなってしまった部下の為に松を註文w
松も竹も鰻が一匹イン!
量ではなく質の違いだそうです
ひと口味見をしましたが、ご飯の炊き加減が程よく硬め
鰻も皮はパリッと身は蒸しが入っているので口の中でトロけます
タレは甘さ控えめなのが小生好み!
評判通りの美味しさで、鰻高騰の昨今ではこの価格でも十分納得できる鰻重だと思います
鰻を食べる頃になると店内は我々だけとなり、女将さんと話しながら戴きました
ここ数年、土用の丑の日が近付くと、シラスウナギの不漁が原因で鰻の価格が高騰してるって話題は、まるで風物詩
今年は去年に比べて更に漁獲量が42%減少し、取引価格も5年前の3倍以上に・・・
しかも、国際自然保護連合では鰻をレッドリストに載せるかどうか議論がなされる程の瀕死の状態
此方の店も7月から値上げせざる負えないと、女将さんが悲しいそうに話してくれました(悲)
この様な現状で鰻を口に出来るのは今年が最後なんて事が無い様に祈りたいw
ご馳走様でした! でも女将さんの悲しそうな表情が心に引っかかりました・・・
10位
1回
2014/04訪問 2014/05/07
ぶらり途中下車の呑み歩き 東京 銀座しまだ編 ~流石に銀座は立呑みでも違う~
この日は高崎での前泊
羽田空港から東京駅へ向かう道中に新橋で途中下車(笑)
この日向かったのは・・・
銀座口から銀座方面へ向かったJRと外堀通りの間の路地裏に有る『銀座しまだ』
なな何と、銀座で割烹なのに立呑みなんですw
沢山のマイレビさん達が訪れていて、前々から気になっていたお店です
店内は、10名程の逆L字の立呑みカウンターと4名が座れるテーブル席
決して広くは有りませんが、割烹って雰囲気なのに皆さん立呑みなので、やや違和感を感じますw
予約なしの突撃訪問でしたが、何とか潜り込む事ができました(汗)
後から知ったのですが、此方は今人気絶頂の『俺の○○○』の系列店なんだそうです ←チョッとがっかりw
店主の島田博司氏は京都のミシュラン二つ星の『和久傳』
世界の五つ星ホテルの頂点『ラッフルズ』
麻布十番のミシュラン三つ星店『幸村』等で20年以上腕を磨いた経歴の持ち主
なのに立呑み・・・ そんな経歴の方とは思えない気さく雰囲気の店主殿です
お品書きはこんな感じ・・・
■マテ貝焼き
■厚揚げと芯取菜の煮びたし
■じねんじょこんにゃく
■椎茸煮
■大根煮
■真子和え
■赤茄子フライ
■からすみ
■里芋
■にしん
■パルミジャーノ
■ポテトサラダ
■フィッシュカツ
■うるめいわし
■きんぴら
■だしまきたまご
■うめぞうすい
■たまごかけごはん
■小さな鶏そぼろごはん
・・・各500円
■花山椒とホタルイカ
■甘えび刺身
■焼きえび芋
■イクラとカニと春菊のおひたし
・・・各800円
■岩中豚の厚切り生姜焼き
■鴨あぶりとうるい 菊菜のソース
■ニシン茄子
■春野菜と竹の子の天婦羅
■金目鯛の刺身(糸造りコブ和え)
・・・各1000円
■蛤と竹の子の小鍋
■黒毛和牛の一口カツ
■ウズラの山椒焼き
・・・各1200円
■ズワイガニのクリームコロッケ
■車えびと百合根のかき揚
・・・各1400円
■からすみそば
・・・1600円
註文は・・・
■ポテトサラダ
とてもクリーミーで滑らかな舌触り
庶民的なマヨネーズ味が全面に出たポテサラとは違って
味わいも上品で普段食べているポテサラとは別次元って感じです
一体どんな味付けが施されているのでしょうか??
■金目鯛の刺身
糸造り切られ、昆布と和えて有ります
多少熟成されてあるのでしょうか?濃厚に感じます
そこへ昆布の旨みが加わった味わいです
これ旨いです(笑)
■椎茸煮
カウンターに用意されている電熱の保温樹に入っています
肉厚でビジュアルが綺麗な椎茸!
間違いなく原価は高いのでしょうが、500円はチョとお高く感じまいます
薄口ですが、素材の味わいがハッキリと判る一品です!
■フィッシュカツ
白身魚フライ的な料理を想像していましたが全くの空振りw
登場したのは、カレー風味の様なスパイシーな味わいのさつま揚げの様なフライ
駄菓子のビッグカツにも似た感じの食感です
他の料理の上品さとは違ってジャンキーな味わい
美味しくない訳では有りませんが、かなり意外な一品でした(汗)
■からすみそば
どのレビュアーさんも画像をアップしていると云っても過言では無いこの店の名物な一品!
是でもかって云うくらいに大量の摩り下ろした、からすみパウダーが振掛けて有ります
蕎麦は至って普通の蕎麦でやや噛み応えが無い感じ・・・
でもからすみパウダーと絡み合うと何とも云えない味わいになります(笑)
もしかすると・・・乾麺の蕎麦なのでは???
からすみは独自ルートで入手しているイタリア産だそうです
イタリアでからすみを作ってるとは知りませんでしたw
珍しさと豪華で満足感は得られますが、純粋に美味しい蕎麦を食べ様と思ったらやや不満かも??
たまたまなのかも知れませんが、全体的に若い客層が多かった様に感じました
それは、『俺の○○○』系列のお店だからなのでしょうか??
こんな本格的な料理が味わえるのに立呑みって云うのは確かに興味をそそられます
新橋駅からも徒歩圏内なので、途中下車でサクッと呑んで目的地へ向うのには好都合かも?
まぁ銀座で呑んだって云う片鱗も味わえるかも知れないし・・・
本来このレベルの料理なら、座ってじっくりと愉しむ方が良いと思えますが
銀座なので価格は倍増しちゃうでしょうね
関西ではお目に掛かれないタイプのお店でした
恐るべし銀座の立呑店!
ご馳走様でした
昨年末に左足を骨折して数ヶ月間松葉杖生活が続き、呑み歩く機会が激減(汗)
その影響で復活後も以前ほど酒を欲しない体になってしまいました
その影響が今年のランキングにかなり影響が出てしまった様です
大好きな筈の大衆酒場が激減
その代わりに今年になって通い始めたイタリアンの店がランクイン
初めて酒を伴わなかったお店もランクインしています
ある意味今年は、生活に大きな転換期になったかも知れません(汗)
これじゃ呑んだ暮れって名乗れませんねw