◆明治安田J1リーグ▽第4節 浦和―柏(2日・埼玉スタジアム) 浦和はホーム開幕の柏戦に敗れ、2連敗でJ2降格圏の19位に沈んだ。開幕から4試合で未勝利(2分け2敗)でのスタートは、くしくも今季柏を指揮するリカルド・ロドリゲス監督が率いた最…

◆明治安田J1リーグ▽第4節 浦和―柏(2日・埼玉スタジアム)

 浦和はホーム開幕の柏戦に敗れ、2連敗でJ2降格圏の19位に沈んだ。開幕から4試合で未勝利(2分け2敗)でのスタートは、くしくも今季柏を指揮するリカルド・ロドリゲス監督が率いた最終年の2022年以来(当時は1分け3敗)となった。一方で連勝の柏は、連勝で無敗の3勝1分けとし、得失点差で首位に浮上した。

 この試合、浦和のスコルジャ監督は元日本代表MF原口元気、MF前田直輝を今季初先発に選択。リカルド監督の下、GKからのビルドアップを徹底する柏に対し、トップ下に強度の高い原口を置いてハイプレスで挑んだ。しかしプレスがはまらず、柏に主導権を握られる展開に。前半14分、柏MF小屋松に右サイドバックのDF関根が寄せきれずにシュートを許すと、GK西川もはじき出せずに失点。さらに同31分には昨季まで浦和所属の柏MF小泉のラストパスから、同FW垣田に決められて2点目を奪われた。

 赤く染まったホームのゴール裏に向かって攻めた後半は、プレスの形を変えて敵陣に押し込む時間帯は増えた。柏にもミスが増え、シュートは増えたがことごとくGK正面に。今季柏から獲得したMFマテウスサビオも、ゴールのないまま後半途中に交代した。