ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は16日、札幌市の大倉山ジャンプ競技場(HS137メートル)で個人第23戦が行われ、52歳の葛西紀明(土屋ホーム)が56選手が出場した予選で108メートルを飛んで47位に入り、上位50…
ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は16日、札幌市の大倉山ジャンプ競技場(HS137メートル)で個人第23戦が行われ、52歳の葛西紀明(土屋ホーム)が56選手が出場した予選で108メートルを飛んで47位に入り、上位50選手による本戦に進出した。自らが持つギネス世界記録のW杯歴代最多個人出場数を579に伸ばした。
本戦は1回目105メートルを飛び、上位30選手による2回目には進めず、45位だった。葛西は「内容的には飛距離が出ていないので駄目。ギネスは更新したい気持ちはあったので、うれしい」と話した。
北海道下川町出身。1988年に16歳でW杯札幌大会に初出場した。W杯通算勝利数は日本勢2位の17勝。冬季五輪には史上最多の8度出場し、94年リレハンメル大会・団体で銀、14年ソチ大会・個人ラージヒルで銀、団体で銅を獲得した。
16日のW杯では小林陵侑(チームROY)が15日に続いて優勝し、通算34勝目を挙げた。