◆報知新聞社主催 第57回青梅マラソン(16日、東京・青梅市 日本陸連公認コース) メイン種目の男子30キロは、昨年まで市民ランナーだった荒生実慧(あらお・まさと、24)=NDソフト=が1時間30分50秒で初優勝を飾った。 今年の第101回…
◆報知新聞社主催 第57回青梅マラソン(16日、東京・青梅市 日本陸連公認コース)
メイン種目の男子30キロは、昨年まで市民ランナーだった荒生実慧(あらお・まさと、24)=NDソフト=が1時間30分50秒で初優勝を飾った。
今年の第101回箱根駅伝に関東学生連合の一員として8区7位相当と健闘した東大の秋吉拓真(3年)は1時間34分11秒で9位だった。「まだ、30キロを走れる足ができていませんでした。いい経験になりました」と冷静にレースを振り返った。
東大生としてラストシーズン。「5月の関東学生対校は5000メートルで箱根駅伝常連校の選手と勝負したい」と意欲を示した。
卒業後の進路は未定だが、実業団の3チームほどから勧誘を受けている。「実業団、大学院進学、あるいは大学院で学びながら実業団で競技をする。いろいろな選択肢があるので、しっかり考えていきます」と落ち着いて話した。
「今は『東大生なのに速い』と注目していただいていますが『東大生なのに』をなくしたい。あと1年で、学生トップランナーと認めてもらえるように頑張ります」。一競技者として秋吉拓真の挑戦は続く。