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WO2009145215A1 - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置 Download PDF

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WO2009145215A1
WO2009145215A1 PCT/JP2009/059662 JP2009059662W WO2009145215A1 WO 2009145215 A1 WO2009145215 A1 WO 2009145215A1 JP 2009059662 W JP2009059662 W JP 2009059662W WO 2009145215 A1 WO2009145215 A1 WO 2009145215A1
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WO
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damper
differential
air
flow path
channel
Prior art date
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PCT/JP2009/059662
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French (fr)
Inventor
法之 近川
友樹 井澤
Original Assignee
三菱重工業株式会社
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Filing date
Publication date
Family has litigation
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Application filed by 三菱重工業株式会社 filed Critical 三菱重工業株式会社
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Priority to EP09754723.6A priority patent/EP2279883B1/en
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    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00007Combined heating, ventilating, or cooling devices
    • B60H1/00021Air flow details of HVAC devices
    • B60H1/00028Constructional lay-out of the devices in the vehicle
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
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    • B60H1/00642Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
    • B60H1/00664Construction or arrangement of damper doors
    • B60H1/00671Damper doors moved by rotation; Grilles
    • B60H1/00678Damper doors moved by rotation; Grilles the axis of rotation being in the door plane, e.g. butterfly doors
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    • B60H1/00021Air flow details of HVAC devices
    • B60H2001/00185Distribution of conditionned air

Definitions

  • An air conditioner for a vehicle according to an aspect of the present invention is the air conditioner for a vehicle according to the above aspect, wherein the air guide rib opens the differential damper in a foot mode in which the foot damper is opened and temperature-controlled air is blown out from the foot blowing channel.
  • the temperature is set at a degree, a function is provided for guiding the temperature-controlled air flowing in the width direction of the differential damper from the gap between the both ends of the differential damper and the unit case to the side demister flow path.
  • the plate-like damper part 6C is rotated integrally with the plate-like damper part 6B, and adjusts the outlet side opening degree of the heater side flow path 13, so that the air mix damper 6 is at the maximum cooling position C.
  • the outlet of the heater side channel 13 is configured to be closed.
  • the differential blowout flow path 17 is provided with a defroster blowout opening 30 for blowing the temperature-controlled air toward the front windshield as shown in FIG.
  • Side demister flow paths 31 for guiding the temperature-controlled air are defined.
  • the side demister flow path 31 has a width of a dimension L in the width direction of the differential blowing flow path 17 and is configured to be opened and closed by the differential damper 8 together with the differential blowing flow path 17. It communicates with a side demister outlet 32 that blows out the air conditioning.

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

 フットモード時にデフダンパを微小開度に設定した際のサイドデミスタ性能を向上し、サイドウィンドガラスの窓晴性を確保することができる車両用空調装置を提供する。空気流路(3)中に配設されているエバポレータ(4)およびヒータ(5)により温調された空気流をその下流側のデフ吹き出し流路(17)、フェース吹き出し流路(16)、フット吹き出し流路(18)からデフダンパ(8)、フェースダンパ(7)、フットダンパ(9)の開閉により選択的に車室内へと吹き出す車両用空調装置(1)において、デフ吹き出し流路(17)の両側部にサイドウィンドガラスに温調風を導くサイドデミスタ流路(31)を設けるとともに、デフ吹き出し流路(17)およびサイドデミスタ流路(31)を同時に開閉するデフダンパ(8)の両端部近傍にサイドデミスタ流路(31)に温調風を導く導風リブ(36)を設けた。

Description

車両用空調装置
 本発明は、フロントウィンドガラスおよびサイドウィンドガラスの曇りを防止、除去するデフロスタおよびサイドデミスタを備えた車両用空調装置に関するものである。
  従来の車両用空調装置(Heating Ventilation and Air Conditioning Unit;HVACユニット)は、一般に、ユニットケース内の空気流路中に配設されているエバポレータ、エアミックスダンパ、およびヒータにより温調された空気流をその下流側に設けられているデフダンパ、フェースダンパ、フットダンパを備えたデフ吹き出し流路、フェース吹き出し流路、フット吹き出し流路から選択的に車室内へと吹き出すように構成されている。
 デフ吹き出し流路から温調風をフロントウィンドガラスに向け吹き出すデフロスタに加え、サイドウィンドガラスに向け吹き出すサイドデミスタを備えたものでは、デフ吹き出し流路の左右両側部にサイドウィンドガラスに温調風を導くサイドデミスタ流路を形成するか、あるいは特許文献1に示されるように、空調ユニットに接続されるデフロスタノズル本体の左右両側部にサイドデミスタダクトの一端部を挿入、突出させ、その一端部の形状をデフロスタノズル本体内における温調風の流れに対向するように指向させた構成としている。
 上記のHVACユニットでは、デフダンパ、フェースダンパ、フットダンパの開閉により温調風の吹き出しモードが、デフダンパを開いたデフモード、フェースダンパを開いたフェースモード、フットダンパを開いたフットモード、デフダンパおよびフットダンパの両方を開いたデフフットモード、フェースダンパおよびフットダンパの両方を開いたバイレベルモードのいずれかに選択可能とされている。また、暖房モードであるフットモード時において、フロントウィンドガラスおよびサイドウィンドガラスの曇りを防止、除去するため、デフダンパを微小開度に設定し、フットモード全体の風量の略10から20%の比率の温調風をデフ吹き出し流路およびサイドデミスタ流路側に配風するようにしている。
特開2001-213135号公報
 しかしながら、フットモード時、微小開度に設定されたデフダンパを介してデフ吹き出し流路およびサイドデミスタ流路側に配風される温調風の割合は、フットモード全体の風量の概ね10から20%と少ないうえに、この温調風がデフダンパの両端部とユニットケースとの間の微小な隙間を流れる際、その両端部とユニットケースとの隙間からデフダンパの幅方向に向って流れる。これは、ユニットケースの両側部に沿って流れる温調風が、デフダンパの両端部が当接されるユニットケースのシール面によって幅方向に向きが変えられ、主流となるデフ吹き出し流路の中央部を流れる温調風に引っ張られてデフダンパの幅方向に向って流れるためと考えられる。
 これにより、サイドデミスタ流路側に温調風が殆んど流れず、吹き出し温度をマックスホット(最大暖房)に設定してもサイドデミスタ流路側の温度が上昇しないことから、サイドウィンドガラスの窓晴性を確保できないという問題がある。これは、特許文献1に示されるような構成としても同様であり、デフロスタノズル内へのサイドデミスタダクトの挿入、突出長さを増大させ、サイドデミスタ性能を向上させることも考えられるが、デフモードやデフフットモード時にサイドデミスタダクトが抵抗となり、騒音増大の要因となる等の問題が発生する。
 そこで、サイドデミスタにより窓晴性を確保できない場合には、例えば、手動によってデフフットモードに切り替える等の操作を行っているが、この操作が煩わしく、デフダンパを微小開度に設定するフットモード時において、サイドウィンドガラスの窓晴性を確実に確保することが可能なサイドデミスタが望まれている。
 本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、フットモード時にデフダンパを微小開度に設定した際のサイドデミスタ性能を向上し、サイドウィンドガラスの窓晴性を確保することができる車両用空調装置を提供することを目的とする。
 上記課題を解決するために、本発明の車両用空調装置は、以下の手段を採用する。
 すなわち、本発明の一態様にかかる車両用空調装置は、空気流路中に配設されているエバポレータおよびヒータにより温調された空気流をその下流側に設けられているデフ吹き出し流路、フェース吹き出し流路、フット吹き出し流路からデフダンパ、フェースダンパ、フットダンパの開閉により選択的に車室内へと吹き出すようにした車両用空調装置において、前記デフ吹き出し流路の両側部にサイドウィンドガラスに温調風を導くサイドデミスタ流路を設けるとともに、前記デフ吹き出し流路および前記サイドデミスタ流路を同時に開閉する前記デフダンパの両端部近傍に前記サイドデミスタ流路に温調風を導く導風リブを設けている。
 上記態様によれば、暖房モードであるフットモードにおいて、フロントウィンドガラスおよびサイドウィンドガラスの曇りを防止、除去するため、デフ吹き出し流路のデフダンパを微小開度に設定し、デフ吹き出し流路およびサイドデミスタ流路に温調風を流す際、その温調風をデフダンパの両端部近傍に設けられている導風リブにより確実にサイドデミスタ流路へと導くことができる。従って、デフダンパへの導風リブの追加のみでサイドデミスタ性能を向上させ、サイドウィンドガラスの窓晴性を高めることができるとともに、その窓晴性を確保するために、手動によりダンパをデフフットモードに切り替える操作上の煩わしさを解消することができる。
 本発明の一態様に係る車両用空調装置は、上記の車両用空調装置において、前記導風リブは、前記フットダンパを開き前記フット吹き出し流路から温調風を吹き出すフットモード時に前記デフダンパを微小開度に設定したとき、前記デフダンパの両端部とユニットケースとの隙間から前記デフダンパの幅方向に向って流れる温調風を前記サイドデミスタ流路にガイドする機能を備えている。
 上記態様によれば、暖房モードであるフットモード時にデフダンパを微小開度に設定したとき、空気流路の両側を流れている温調風がデフダンパを通過する際、その両端部とユニットケースとの隙間からデフダンパの幅方向に向って流れるので、その温調風を導風リブでサイドデミスタ流路へとガイドすることによって、サイドデミスタ流路側に流れる温調風の風量を増加することができる。従って、デフ吹き出し流路およびサイドデミスタ流路側に流す風量割合を増やすことなく、サイドデミスタ流路に対してデミスタ性能を十分に確保できるだけの風量を流すことができ、サイドデミスタ性能の確保と暖房性能の維持との両立を図ることができる。
 本発明の一態様にかかる車両用空調装置は、上述のいずれかの車両用空調装置において、前記導風リブは、前記デフダンパの両端部から前記サイドデミスタ流路の幅方向寸法の概ね50%前後の寸法位置に設けられている。
 上記態様によれば、導風リブをデフダンパの両端部からサイドデミスタ流路の幅方向寸法の概ね50%前後の寸法位置に設けることにより、デフダンパの両端部とユニットケースとの隙間からデフダンパの幅方向に向って流れる温調風に対する圧力損失(抵抗)を増やすことなく、該温調風がサイドデミスタ流路をパスすることがないように温調風をサイドデミスタ流路へとガイドすることができる。従って、サイドデミスタ流路に対して適量の温調風を導くことができ、サイドデミスタ性能を安定化することができる。
 本発明の一態様にかかる車両用空調装置は、上述のいずれかの車両用空調装置において、前記導風リブは、前記デフダンパのシール面側の表面に上方に向って立設されている。
 上記態様によれば、導風リブがデフダンパのシール面側の表面に上方に向って立設されているので、導風リブの立設高さを空調装置のユニットケースからはみ出さない範囲で調整することによって、サイドデミスタ流路に導く温調風の風量を調整することができる。従って、導風リブの立設高さの調整によりサイドデミスタ流路に導く風量の最適化を図ることができる。
 本発明の一態様にかかる車両用空調装置は、上述のいずれかの車両用空調装置において、前記導風リブは、前記デフダンパの幅方向に対して直交する方向に設けられている。
 上記態様によれば、導風リブがデフダンパの幅方向に対して直交する方向に設けられるので、デフダンパの両端部とユニットケースとの隙間からデフダンパの幅方向に向って流れる温調風を導風リブにより効果的にサイドデミスタ流路へとガイドすることができる。デフダンパを開き温調風の主流をデフ吹き出し流路およびサイドデミスタ流路から吹き出すデフモードやデフフットモード時に導風リブが抵抗になることはなく、従って、サイドデミスタ性能以外の性能に悪影響を及ぼすこともない。
 本発明の一態様にかかる車両用空調装置は、上述のいずれかの車両用空調装置において、前記導風リブは、前記デフダンパと共に樹脂材により一体成形されている。
 上記態様によれば、導風リブがデフダンパと共に樹脂材により一体成形されるので、導風リブを設けてもデフダンパの製造時における工数が特に増加することはない。従って、製造コストの上昇を抑えつつ、サイドデミスタ性能の向上を図ることができる。
 本発明によると、デフ吹き出し流路のデフダンパを微小開度に設定し、デフ吹き出し流路およびサイドデミスタ流路に温調風を流す際、その温調風をデフダンパの両端部近傍に設けられている導風リブにより確実にサイドデミスタ流路へと導くことができる。このため、デフダンパへの導風リブの追加のみでサイドデミスタ性能を向上させ、サイドウィンドガラスの窓晴性を高めることができるとともに、その窓晴性を確保するために、手動によりダンパをデフフットモードに切り替える操作上の煩わしさを解消することができる。
本発明の第1実施形態にかかる車両用空調装置の縦断面図である。 図1に示す車両用空調装置のデフ吹き出し流路およびサイドデミスタ流路とデフダンパとの配置構成図である。 図1に示す車両用空調装置のデフ吹き出し流路部を切断して上方部から見た斜視図である。 図1に示す車両用空調装置のデフダンパの平面図である。 図4に示すデフダンパをダンパ板先端側から見た側面図である。 本発明の第2実施形態に係る車両用空調装置のデフダンパの一例を回転軸方向から見た側面図である。 本発明の第2実施形態に係る車両用空調装置のデフダンパの変形例を回転軸方向から見た側面図である。 本発明の第2実施形態に係る車両用空調装置のデフダンパの他の変形例を回転軸方向から見た側面図である。
 以下に、本発明にかかる実施形態について、図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
 以下、本発明の第1実施形態について、図1ないし図5を用いて説明する。
 図1には、本発明の第1実施形態にかかる車両用空調装置1の縦断面図が示され、図2には、そのデフ吹き出し流路およびサイドデミスタ流路とデフダンパとの配置構成図が示され、図3には、デフ吹き出し流路部を切断して上方部から見た斜視図が示されている。車両用空調装置(HVACユニット)1は、図示省略のブロアユニットと接続される樹脂製のユニットケース2を備えている。
 ユニットケース2内には、ブロアユニットから送風される空気流を流通させる空気流路3が形成されている。ユニットケース2は、一般に複数個に分割されて成形され、内部にエバポレータ4、ヒータ5、エアミックスダンパ6、複数の吹き出しモード切り替え用のフェースダンパ7、デフダンパ8、フットダンパ9等を収容設置した後、一体に組み付けられる。これにより、HVACユニット1が構成されるようになっている。
 空気流路3は、エバポレータ4の下流側において、エアミックスダンパ6が当接される上下2つのシール部11,12により絞られた後、ヒータ5が設置されるヒータ側流路13と、ヒータ5をバイパスするバイパス流路14の2つの流路に分岐されている。ヒータ側流路13は、ヒータ5の下流側において上方に向けられ、ヒータ5の上方部を経てエアミックス域15で再びバイパス流路14と合流されるように構成されている。
 空気流路3は、エアミックス域15の下流側において、フェース吹き出し流路16、デフ吹き出し流路17に連なるとともに、フット吹き出し流路18を経てフット吹き出し口19にそれぞれ連なっている。フェース吹き出し流路16は、その両側部に接続された後席用ダクト20を介して図示省略の後席吹出口にそれぞれ連なっている。
 エバポレータ4は、図示省略の圧縮機、コンデンサ、膨張弁等と共に公知の冷凍サイクルを構成するものであり、冷凍サイクル内を循環される冷媒と図示省略のブロアユニットから送られる空気とを熱交換させ、冷媒を蒸発させて空気を冷却するものである。このエバポレータ4は、所定の厚さを有する外形が四角形状のチューブフィンタイプの積層型熱交換器により構成され、HVACユニット1において、空気流路3の最上流位置に、空気流路3を横断するように鉛直に配設されている。
 ヒータ5は、図示省略の車両用エンジンから冷却水回路を介して温水が循環されるものであり、ヒータ側流路13に設置され、温水とエバポレータ4で冷却された空気とを熱交換させ、空気を加熱するものである。このヒータ5は、所定の厚さを有する外形が四角形状のチューブフィンタイプの積層型熱交換器で構成され、エバポレータ4とほぼ平行にヒータ側流路13を横断するように鉛直に配設されている。
 エアミックスダンパ6は、エバポレータ4とヒータ5との間に配設され、回転軸6Aがヒータ5の上端部付近においてユニットケース2に回転自在に設置されている。このエアミックスダンパ6は、バタフライ形ダンパであり、板状ダンパ部6Bは、その先端部がシール部11に当接されてヒータ側流路13の入口を全閉とする最大冷房位置(マックスクール位置)Cと、板状ダンパ部6Bの先端部がシール部12に当接されてバイパス流路14の入口を全閉とする最大暖房位置(マックスホット位置)Hとの間で任意の位置に回動可能とされている。一方、板状ダンパ部6Cは、板状ダンパ部6Bと一体となって回動され、ヒータ側流路13の出口側開度を調整するものであり、エアミックスダンパ6が最大冷房位置Cにおいて、ヒータ側流路13の出口を閉じるように構成されている。
 吹き出しモード切り替え用のダンパ7,8,9のうち、フェースダンパ7は、フェース吹き出し流路16に回動可能に設けられ、デフダンパ8は、デフ吹き出し流路17に回動可能に設けられ、フットダンパ9は、フット吹き出し流路18に回動可能に設けられている。これらのダンパ7,8,9は、互いに連動して各吹き出し流路を開閉できるように構成され、フェースダンパ7が開かれるフェースモード、デフダンパ8が開かれるデフモード、フットダンパ9が開かれるフットモード、デフダンパ8およびフットダンパ9の両方が開かれるデフフットモード、フェースダンパ7およびフットダンパ9の両方が開かれるバイレベルモード等に切り替え可能とされている。
 後席用ダクト20は、フェース吹き出し流路16に隣接して縦方向(車両前後方向)に入口が接続され、温調された冷風または温風がフェースダンパ7を介して後席側に導かれるように構成されている。ヒータ側流路13は、ユニットケース2と一体をなす仕切壁2Aにより画定され、仕切壁2Aの背面側(ヒータ側流路の反対側)は、フット吹き出し流路18とされている。この仕切壁2Aのヒータ側流路13の出口を構成する端部には、全体としてエアミックス域15に向かって滑らかに湾曲された形状とされており、幾つかの異なる曲率の曲面と直線状の断面を有する平面との組み合わせにより構成された涙形状部21が設けられている。
 上記のHVACユニット1において、デフ吹き出し流路17には、図2に示されるように、フロントウィンドガラスに向け温調風を吹き出すデフロスタ吹き出し口30が設けられる他、その両側部にサイドウィンドガラスに温調風を導くサイドデミスタ流路31が区画形成されている。このサイドデミスタ流路31は、デフ吹き出し流路17の幅方向に寸法Lの幅を有し、デフ吹き出し流路17と共にデフダンパ8により開閉されるように構成されており、サイドウィンドガラスに向け温調風を吹き出すサイドデミスタ吹き出し口32に連通されている。
 デフダンパ8は、上記のように、デフモードおよびデフフットモード時に開かれ、デフ吹き出し流路17およびサイドデミスタ流路31に温調風を流し、フロントウィンドガラスおよびサイドウィンドガラスの曇りを防止、除去するように構成されるだけでなく、暖房モードであるフットモード時において、微小開度に設定されるようになっている。これにより、フットモード全体の風量の略10から20%に相当する量の温調風が、デフロスタ吹き出し口30およびサイドデミスタ吹き出し口32からフロントウィンドガラスおよびサイドウィンドガラスに向け吹き出されるように構成されている。
 このデフダンパ8は、図4および図5に示されるように、回転軸33上に長方形状のダンパ板34が樹脂材により一体成形されたドア形のダンパであり、ダンパ板34の周辺には、ユニットケース2側に形成されているシール面2Bに当接してデフ吹き出し流路17およびサイドデミスタ流路31を閉じるシール部材35が設けられている。デフダンパ8には、両端部から幅方向に寸法lの位置に幅方向に対して直交する方向に導風リブ36が上方に向け立設されている。
 導風リブ36は、上記のように、ダンパ板34の両端部から幅方向寸法lの位置に設けられるが、この位置は、図2に示されるように、サイドデミスタ流路31の幅方向寸法Lに対して概ね50%前後の位置、すなわちl=0.5Lの位置とされている。つまり、サイドデミスタ流路31の幅方向寸法Lが、例えば40mmとされている場合、導風リブ36は、ダンパ板34の両端部から略20mmの位置に設けられることになる。導風リブ36の高さは、ユニットケース2からはみ出さない範囲で調整され、例えば十数mmとされる。更に、その長さは、例えば30数mmとされる。
 以上に説明の構成により、本実施形態によれば、以下の作用効果を奏する。
 図示省略のブロアユニットからHVACユニット1の空気流路3に送風されてくる空気流は、エバポレータ3を通過する間に冷媒と熱交換されて冷却された後、エアミックスダンパ6により調整される風量割合に応じてヒータ側流路13とバイパス流路14とに流通される。ヒータ側流路13側に流通された空気流は、ヒータ5で温水と熱交換されて加熱された後、エアミックス域15でバイパス流路14からの冷風とエアミックスされて設定温度に調整される。
 この温調風は、複数のフェースダンパ7、デフダンパ8、およびフットダンパ9により切り替えられるフェースモード、デフモード、フットモード、デフフットモード、バイレベルモード等の吹き出しモードに応じて、フェース吹き出し流路16、デフ吹き出し流路17、フット吹き出し流路18、ならびに後席用ダクト20の少なくとも1つから選択的に車室内へと吹き出される。
 この間、暖房モードであるフットモードが設定されると、ヒータ5により加熱された温調風の約80から90%は、フットダンパ9が開かれることによりフット吹き出し流路18へと流通され、フット吹き出し口19から乗務員の足元に吹き出される。一方、残りの約10から20%の温調風は、フットダンパ9からデフ吹き出し流路17側へと漏らされ、微小開度に設定されたデフダンパ8を通過し、デフ吹き出し流路17およびサイドデミスタ流路31を経てデフロスタ吹き出し口30およびサイドデミスタ吹き出し口32からフロントウィンドガラスおよびサイドウィンドガラスに向けて吹き出される。
 ここで、微小開度とされているデフダンパ8を通過する温調風は、ユニットケース2の両側部に沿って流れていた温調風がデフダンパ8の両端部とユニットケース2との間の微小な隙間を流れる際、図3に示されるように、デフダンパ8の両端部が当接されるユニットケース2のシール面2Bにより幅方向に向きが変えられ、主流となるデフ吹き出し流路17の中央部を流れる温調風に引っ張られてデフダンパ8の幅方向に向って流れる。このため、デフ吹き出し流路17の両側部に形成されているサイドデミスタ流路31には流れ難くなる。
 しかるに、本実施形態では、デフダンパ8の両端部近傍に、上記の如くデフダンパ8の幅方向に流れる温調風をサイドデミスタ流路31へとガイドする導風リブ36を設けているため、フットモード時にデフ吹き出し流路17のデフダンパ8を微小開度に設定し、デフ吹き出し流路17およびサイドデミスタ流路31に温調風を流す際、サイドデミスタ流路31に対してサイドウィンドガラスの窓晴性を確保するために必要な風量の温調風を導くことができる。
 これにより、フットモード時にフロントウィンドガラスおよびサイドウィンドガラスの曇りを防止、除去するため、デフダンパ8を微小開度に設定し、デフ吹き出し流路17およびサイドデミスタ流路31に温調風を流す際、必要な風量の温調風を確実にサイドデミスタ流路31へと流すことができる。従って、デフダンパ8に導風リブ36を追加するだけの構成でサイドデミスタ性能を向上させ、サイドウィンドガラスの窓晴性を高めることができるとともに、その窓晴性を確保するために、手動によりダンパをデフフットモードに切り替える操作上の煩わしさを解消することができる。
 暖房モードであるフットモード時にデフダンパ8を微小開度に設定したとき、デフダンパ8の両端部とユニットケース2との隙間からデフダンパ8の幅方向に向って流れる温調風を導風リブ36でサイドデミスタ流路31へとガイドすることにより、サイドデミスタ流路31側に流れる温調風の風量を増加することができる。このため、フット吹き出し流路18側への風量に対して、デフ吹き出し流路17およびサイドデミスタ流路31側に流す風量割合を増加することなく、サイドデミスタ流路31に対してデミスタ性能を十分に確保できるだけの風量を流すことができる。従って、サイドデミスタ性能の確保と暖房性能の維持との両立を図ることができる。
 導風リブ36をデフダンパ8の両端部からサイドデミスタ流路31の幅方向寸法Lの概ね50%前後の寸法lの位置に設けているため、デフダンパ8の両端部とユニットケース2との隙間からデフダンパ8の幅方向に向って流れる温調風に対する圧力損失(抵抗)を増大することなく、該温調風がサイドデミスタ流路31をパスすることがないように温調風をサイドデミスタ流路31へとガイドすることができる。従って、サイドデミスタ流路31に対して適量の温調風を導くことができ、サイドデミスタ性能を安定化することができる。
 導風リブ36をデフダンパ8のダンパ板34のシール面側の表面に上方に向け立設した構成としているため、導風リブ36の立設高さをユニットケース2からはみ出さない範囲で調整することによって、サイドデミスタ流路31に導く温調風の風量を調整することができる。従って、導風リブ36の立設高さの調整によりサイドデミスタ流路31に導く風量を最適化することができる。
 導風リブ36をデフダンパ8のダンパ板34の幅方向に対して直交する方向に設けているため、デフダンパ8の両端部とユニットケース2との隙間からデフダンパ8の幅方向に向って流れる温調風を導風リブ36により効果的にサイドデミスタ流路31へとガイドすることができる。デフダンパ8を開き温調風の主流をデフ吹き出し流路17およびサイドデミスタ流路31から吹き出すデフモードやデフフットモード時に導風リブ36が抵抗になることはなく、従って、サイドデミスタ性能以外の性能に悪影響を及ぼすこともない。
 導風リブ36をデフダンパ8と共に樹脂材により一体成形するようにしているため、導風リブ36を設けてもデフダンパ8の製造時における工数が特に増加することはなく、従って、製造コストの上昇を抑えつつ、サイドデミスタ性能の向上を図ることができる。
[第2実施形態]
 次に、本発明の第2実施形態について、図6ないし図8を用いて説明する。
 本実施形態は、上記した第1実施形態に対して、導風リブ36Aないし36Cの形状が異なる。その他の点については第1実施形態と同様であるので、説明は省略する。本実施形態において、導風リブ36Aは、図6に示されるように、ダンパ板34の先端側の角部が滑らかなアールとされ、回転軸33側の角部が略直角な角部とされている。導風リブ36Bは、図7に示されるように、ダンパ板34の先端側の角部が滑らかなアールとされるとともに、回転軸33側の角部も同様のアールとされている。導風リブ36Cは、図8に示されるように、ダンパ板34の先端側の角部が滑らかなアールとされる一方、回転軸33側の角部は、回転軸33側に向って下向きにカット(C)されている。
 上記のように、導風リブは、導風性や成形性を考慮して導風リブ36Aないし36Cの如く種々の形状に変更することができる。特に、リブにおけるダンパ板34の先端側の角部を滑らかなアールとすることは、デフモードやデフフットモード時に通風抵抗とならないようにする上で望ましい。、デフダンパ8を樹脂材により一体成形する際、成形型内に回転軸33側を冷却するための冷却管を配設するスペースを確保するために、リブの回転軸33側の角部を適宜カット(C)してもよく、このようなカット(C)を設けても導風性能を大きく低下することはない。
 本発明は、上記した実施形態にかかる発明に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、適宜変形が可能である。例えば、導風リブは、幅方向と直交する方向に設けているが、斜めにあるいは湾曲して設けてもよい。その高さや長さについても、適用するHVACユニット1に合わせて最適な寸法に決めればよく、上記実施形態に限定されるものではない。導風リブは、デフダンパ8と一体成形しているが、接着等による接合構成としてもよい。
1 車両用空調装置
2 ユニットケース
3 空気流路
4 エバポレータ
5 ヒータ
7 フェースダンパ
8 デフダンパ
9 フットダンパ
16 フェース吹き出し流路
17 デフ吹き出し流路
18 フット吹き出し流路
31 サイドデミスタ流路
36,36A,36B,36C 導風リブ
L サイドデミスタ流路の幅方向寸法
l 両端部からの幅方向寸法

Claims (6)

  1.  空気流路中に配設されているエバポレータおよびヒータにより温調された空気流をその下流側に設けられているデフ吹き出し流路、フェース吹き出し流路、フット吹き出し流路からデフダンパ、フェースダンパ、フットダンパの開閉により選択的に車室内へと吹き出すようにした車両用空調装置において、
     前記デフ吹き出し流路の両側部にサイドウィンドガラスに温調風を導くサイドデミスタ流路を設けるとともに、前記デフ吹き出し流路および前記サイドデミスタ流路を同時に開閉する前記デフダンパの両端部近傍に前記サイドデミスタ流路に温調風を導く導風リブを設けた車両用空調装置。
  2.  前記導風リブは、前記フットダンパを開き前記フット吹き出し流路から温調風を吹き出すフットモード時に前記デフダンパを微小開度に設定したとき、前記デフダンパの両端部とユニットケースとの隙間から前記デフダンパの幅方向に向って流れる温調風を前記サイドデミスタ流路にガイドする機能を備えている請求項1に記載の車両用空調装置。
  3.  前記導風リブは、前記デフダンパの両端部から前記サイドデミスタ流路の幅方向寸法の概ね50%前後の寸法位置に設けられている請求項1または2に記載の車両用空調装置。
  4.  前記導風リブは、前記デフダンパのシール面側の表面に上方に向って立設されている請求項1ないし3のいずれかに記載の車両用空調装置。
  5.  前記導風リブは、前記デフダンパの幅方向に対して直交する方向に設けられている請求項1ないし4のいずれかに記載の車両用空調装置。
  6.  前記導風リブは、前記デフダンパと共に樹脂材により一体成形されている請求項1ないし5のいずれかに記載の車両用空調装置。
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