JPWO2005041179A1 - 光学ヘッド及び光情報媒体駆動装置 - Google Patents
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Abstract
Description
従来、光ディスク記録再生装置の光学ヘッドに関する技術としては、特開2000−048374号公報等、数多くの報告がなされている。
以下、図面を参照しながら、従来の光学ヘッドの一例として、光磁気ディスク用のディスク記録再生装置の光学ヘッドについて説明する。
図13、図14、図15および図16は従来の光学ヘッドの概略的な構成または動作原理を示している。図15に示すように、シリコン基板1上には半導体レーザ2が固定されるとともに、このシリコン基板1上に多分割光検出器3がICプロセスにて形成されている。また、シリコン基板1には、放熱プレート4が銀ペーストを介して伝熱状態で保持されている。前記多分割光検出器3にはワイヤーボンディング等で端子5が配線されている。そして、これらシリコン基板1、放熱プレート4および端子5は、樹脂パッケージ6によって保持されている。樹脂パッケージ6上にはホログラム素子(回折格子)7が固定されている。このホログラム素子7は樹脂で成形されている。ホログラム素子7上には複合素子8が固定されている。複合素子8は、ビームスプリッタ8a、折り返しミラー8b及び偏光分離素子8cより構成されている。
集積ユニット9は、前記シリコン基板1、半導体レーザ2、多分割光検出器3、放熱プレート4、端子5、樹脂パッケージ6、ホログラム素子7及び複合素子8を一体的に構成したものである。この集積ユニット9の先に反射ミラー10が配設される。反射ミラー10は光学台19に固定される。また、前記集積ユニット9は端子5をフレキシブル回路35に半田付けした後に光学台19の内側に挿入されている。光学台19と前記樹脂パッケージ6とは接着固定されている。
前記反射ミラー10で反射された光は、対物レンズ11を介して光磁気記録媒体13に集光されて光スポット32が形成されるようになっている。光磁気記録媒体13は磁気光学効果を有する。
図13に示すように、対物レンズ11は、対物レンズ移動機構14によって光磁気記録媒体13のフォーカス方向およびラジアル方向に駆動されるようになっている。
対物レンズ移動機構14は、対物レンズ11、対物レンズホルダー12、ベース15、サスペンション16、磁気回路17、コイル18a、18b等の各部品により構成される。対物レンズ移動機構14は、コイル18aに通電することで、対物レンズ11をフォーカス方向に、またコイル18bに通電することで対物レンズ11をラジアル方向に駆動することが可能となっている。前記ベース15は、接着剤34を用いて前記光学台19に接着固定されている。
フレキシブル回路35には、レーザーモニタ用の受光素子36と、受光素子36の受光量に応じて半導体レーザ2の発光量を制御する演算回路(図示省略)とが設けられている。受光素子36は、フレキシブル回路35の端部に半田付けされるとともに、前記演算回路と電気的に接続されている。また、受光素子36は、図15(a)に示すように、複合素子8から離れたところに配置されて、この複合素子8のビームスプリッタ8aで分離された光束が入射するようになっている。フレキシブル回路35は、カバー33が被せられるとともに、光学台19に固定される。
図16に示すように、多分割光検出器3上には、フォーカス誤差信号受光領域24と、トラッキング誤差信号受光領域25,26と、情報信号受光領域27とが形成されている。フォーカス誤差信号受光領域24にはフォーカス誤差信号検出用の光スポット20が、またトラッキング誤差信号受光領域25,26にはトラッキング誤差信号検出用の光スポット21が、また情報信号受光領域27にはメインビーム(P偏光)の光スポット22とメインビーム(S偏光)の光スポット23とが、それぞれ形成される。そして、光学台19の寸法は、フォーカス誤差信号受光領域24が、多分割光検出器3のZ軸方向(光軸方向)における光スポット20,20の両焦点30、31間の略中間に位置するように規定されている。各受光領域24,25,26,27には、減算器28及び加算器29が接続されている。
以上のように構成された従来の光学ヘッドについて、図14及び図15を参照しながら、その動作説明を行う。
半導体レーザ2から発せられた光は、ホログラム素子7により相異なる複数の光束に分離される。この複数の光束は、複合素子8のビームスプリッタ8aへ入射される。この光束の一部は、ビームスプリッタ8aを透過して反射ミラー10で反射された後、対物レンズ11を通して光磁気記録媒体13上に直径1ミクロン程度の光スポット32として集光される。一方、前記光束の残部は、ビームスプリッタ8aによって反射される。この光束は、レーザモニタ用の受光素子36に入射され、その受光量に応じて半導体レーザ2の駆動電流が制御される。
光磁気記録媒体13からの反射光は、逆の経路をたどり、複合素子8のビームスプリッタ8aへ入射されて複数の光束に分離される。そして、この入射光の一部は、ビームスプリッタ8aによって反射されて、折り返しミラー8bを経由して偏光分離素子8cに入射される。この入射光は偏光分離素子8cにより、互いに直交する2つの偏光成分の光束に分離されて情報信号受光領域27に入射される。
一方、光磁気記録媒体13からの反射光のうちビームスプリッタ8aを透過した光束は、ホログラム素子7により複数の光束に分離されフォーカス誤差信号受光領域24とトラッキング誤差信号受光領域25,26へ集光される。
そして、P偏光からなるメインビーム22とS偏光からなるメインビーム23との差を演算することにより、差動検出法による光磁気ディスク情報信号の検出が可能となる。さらに、それらの和をとることにより、プレピット信号の検出が可能となる。
なお、フォーカスサーボはいわゆるSSD法で行い、トラッキングサーボはいわゆるプッシュプル法で行う。
以上のように構成される光学ヘッドにおいて、光磁気記録媒体13からの反射光により所望の検出信号を得るためには、組立時に半導体レーザ2と対物レンズ11と多分割光検出器3との相対的な位置関係の調整が必要となる。これら位置関係の調整において、多分割光検出器3のZ軸方向(光軸方向)におけるフォーカス誤差信号の初期位置は、フォーカス誤差信号受光領域24がフォーカス誤差信号検出用の光スポットの両焦点30,31間の略中間位置になるように設定される。このような位置設定が可能なように、光学台19と集積ユニット9の樹脂パッケージ6との寸法が規定されている。
また、トラッキング誤差信号の調整を以下の通り行う。すなわち、外部治具(図示せず)によりベース15を保持し、対物レンズ移動機構14をY方向およびX方向に移動することにより、両トラッキング誤差信号受光領域25,26の出力が略均一となるようにトラッキング誤差信号の調整を行う。この調整は結果的には、半導体レーザ2の発光軸中心に対して対物レンズ11の中心を合わせることとなる。
さらに、図14(a)、(b)に示すように、光磁気記録媒体13と対物レンズ11との相対傾き調整を以下の通り行う。すなわち、外部治具(図示せず)によりベース15を保持し、ラジアル方向(Y軸周り)のスキュー調整θRと、タンジェンシャル方向(X軸周り)のスキュー調整θTを行うことにより、光磁気記録媒体13と対物レンズ11との相対傾き調整を行う。調整後は、接着剤34を用いてベース15を光学台19に接着固定する。以上により、フォーカス誤差信号の調整、トラッキング誤差信号の調整、及びスキュー調整が完了し、光学ヘッドが完成する。
上述したように従来の構成の光学ヘッドでは、受光素子36と演算回路とを電気的に接続することから、受光素子36をフレキシブル回路35に設けるようにしている。このため、受光素子36が複合素子8から離れたところに配置されることとなって、受光素子36が複合素子8に対して位置ずれする虞があった。したがって、受光素子36による検出精度を確実なものにできないという問題を有していた。
上記目的を達成するために、本発明は、光源と、前記光源から出射された光束を分離して少なくとも第1の光束及び第2の光束を出射する光束分離素子と、前記第1の光束が入射され、光情報記録媒体へ集光させる対物レンズと、前記第2の光朿が入射される受光素子と、前記受光素子に入射された光量に応じて前記光源から出射される光量を調整する演算回路と、前記光情報媒体からの反射光が入射される光検出器とを備え、前記第2の光束を出射する前記光束分離素子の出射面と、前記第2の光束が入射される前記受光素子の入射面とが、接合されている光学ヘッドとした。
この構成では、受光素子を光束分離素子に直接接合するため、光軸または光束分離素子に対する受光素子の位置ずれを小さくすることができる。また、光束分離素子と受光素子の間の距離が縮まるとともに両者の相対位置ずれが少なくなることにより、受光素子の受光面から外れた位置に到達する光量を少なくすることができる。このため、受光素子へ入射される光量を増大できるとともに前記位置ずれの影響を小さくでき、検出感度のばらつきを抑えることができる。この結果、検出感度の高い光量の検出が可能となるため、高精度な光源の光量調整が可能となる。
前記第2の光束を出射する前記光束分離素子の出射面と、前記第2の光束が入射される前記受光素子の入射面とは、接着剤層を介して接合されているのが好ましい。
前記光束分離素子の出射面と前記受光素子の入射面とを接合すると、両者の距離が縮まるために、前記受光素子のモニタ表面へ入射される光量が増大される一方、この受光素子のモニタ表面とパッケージ表面から反射される光量も増大することとなる。このため、この反射光が迷光となって光検出器での検出精度に悪影響を与える可能性が生ずる。しかしながら、前記前記出射面と前記入射面との間に前記接着剤層を介在させることにより、前記受光素子へ入射される光量と、この受光素子で反射して光検出器に入射される迷光の光量及び収差を調整することが可能となる。これにより、前記受光素子へ入射される光量を維持しつつ、迷光によって生ずる検出誤差を低減することができる。
前記接着剤層は、95%以下の光透過率を有しているのが好ましく、40%以上で且つ95%以下の光透過率を有しているのがより好ましい。
前記接着剤層の光透過率が95%以下であれば、光束分離素子に受光素子を接合する構成としても、受光素子からの迷光によって光検出器で生ずる検出オフセットが規格値をクリヤーできる程度に低減することができる。また、前記光透過率が40%以上であれば、受光素子による検知に必要な光量を確保することができる。
前記接着剤層は、60%以上で且つ80%以下の光透過率を有しているのがさらに好ましい。光透過率がこの範囲内であれば、光情報記録媒体の記録再生性能を安定させることができるので、光情報記録媒体の記録再生装置に好適な光学ヘッドとすることができる。
また、前記接着剤層は、透過波面収差が20mλ以上とされているのが好ましく、透過波面収差が20mλ以上で且つ300mλ以下とされているのがより好ましい。
前記接着剤層の透過波面収差が20mλ以上であれば、受光素子へ入射される光束と、受光素子で反射されて光検出器に入射される光束との双方の光束に適度な収差を付加して、光検出器への入射光束をぼけさせるか散乱させることができ、また光検出器への入射の偏りを緩和することができるので、光検出器での検出オフセットが規格値を確実にクリヤーすることができる。また、前記透過波面収差が300mλ以下であれば、受光素子による検知に必要な光量を確保することができる。
前記接着剤層は、透過波面収差が60mλ以上で且つ200mλ以下とされているのがさらに好ましい。透過波面収差がこの範囲内であれば、光情報記録媒体の記録再生性能を安定させることができるので、光情報記録媒体の記録再生装置に好適な光学ヘッドとすることができる。
前記接着剤層は、紫外線硬化型の接着剤によって構成されているのが好ましい。UV接着方式等によって受光素子を光束分離素子に光学接着する構成とすれば、収差及び光透過率が所定範囲内に収まるようにし易いので、高精度な接着を実現することが可能となる。
前記対物レンズをフォーカス方向及びトラッキング方向に移動させるための対物レンズ移動機構を備える場合には、前記対物レンズ移動機構は、前記対物レンズをフォーカス方向及びトラッキング方向に移動可能に保持するホルダーと、このホルダーを支持するベースとを備え、前記光束分離素子は、前記ベースの内側に入り込むように配置されているのが好ましい。
この構成では、光束分離素子の一部が対物レンズ移動機構のベースの内側に調整マージンを有した状態で入り込むので、光学ヘッドの光路長を短くすることが可能となり、光学ヘッドの大幅な小型化および薄型化を実現することが可能となる。
さらに、前記光束分離素子とともに前記受光素子も前記ベースの内側に入り込むように配置されていてもよい。
この構成では、対物レンズ移動機構のベースの内側に受光素子の一部が調整マージンを有した状態で入り込むので、光学ヘッドの投影面積を小さくすることができ小型化が可能となる。したがって、ディスク記録再生装置の小型化にも寄与することができる。
また、本発明は、前記光学ヘッドと、前記光学ヘッドから得られるフォーカス誤差信号に基づいて前記光学ヘッドを制御するフォーカス制御回路と、前記光学ヘッドから得られるトラッキング誤差信号に基づいて前記光学ヘッドを制御するトラッキング制御回路とを備えることを特徴とする光情報媒体駆動装置とすることも可能である。
図2(a)及び図2(b)は、それぞれ本発明の実施の形態における光学ヘッドの光路を概略的に示す図である。
図3(a)及び図3(b)は、本発明の実施の形態による光学ヘッドの位置調整及びスキュー調整の方法を説明するための説明図である。
図4は、本発明の実施の形態による光学ヘッドに設けられた多分割光検出器を概略的に示す図である。
図5(a)及び図5(b)は、それぞれ本発明の実施の形態による光学ヘッドにおけるベースと複合素子と受光素子との配置関係を概略的に示す図である。
図6(a)は、オフセットがない場合のフォーカス誤差信号の波形を示す特性図であり、図6(b)は、オフセットが生じた場合のフォーカス誤差信号の波形を示す特性図である。
図7(a)は、オフセットがない場合のトラッキング誤差信号の波形を示す特性図であり、図7(b)は、オフセットが生じた場合のトラッキング誤差信号の波形を示す特性図である。
図8は、接着剤層の光透過率とサーボ信号オフセットとの関係を示す特性図である。
図9は、接着剤層の光透過率と受光素子に必要な光量との関係を示す特性図である。
図10は、接着剤層の透過波面収差とサーボ信号オフセットとの関係を示す特性図である。
図11は、接着剤層の透過波面収差と受光素子に必要な光量との関係を示す特性図である。
図12は、本発明の実施の形態による光学ヘッドが適用された光ディスク駆動装置の要部を概略して示す図である。
図13は、従来の光学ヘッドを各部品に分解して示す斜視図である。
図14(a)及び図14(b)は、従来の光学ヘッドの位置調整及びスキュー調整の方法を説明するための説明図である。
図15(a)及び図15(b)は、従来の光学ヘッドの光路を概略的に示す図である。
図16は、従来の光学ヘッドに設けられた多分割光検出器を概略的に示す図である。
図1は、本発明の実施の形態による光学ヘッドの分解斜視図を示すものであり、図2は本発明の実施の形態による光学ヘッドの光路の概略図を示すものである。また、図3は本発明の実施の形態による光学ヘッドの調整方法を示すものであり、図4は本発明の実施の形態による光学ヘッドの光検出器の概略図を示している。
図2に示すように、シリコン基板1上には半導体レーザ2が固定されるとともに、このシリコン基板1上に多分割光検出器3がICプロセスにて形成されている。また、シリコン基板1には、放熱プレート4が銀ペーストを介して伝熱状態で保持されている。前記多分割光検出器3にはワイヤーボンディング等で端子5が配線されている。そして、これらシリコン基板1、放熱プレート4および端子5は、樹脂パッケージ6によって保持されている。樹脂パッケージ6上にはホログラム素子(回折格子)7が固定されている。このホログラム素子7は樹脂で成形されている。ホログラム素子7上には複合素子8が固定されている。複合素子8は、ビームスプリッタ8a、折り返しミラー8b及び偏光分離素子8cより構成されている。
集積ユニット9は、前記シリコン基板1、半導体レーザ2、多分割光検出器3、放熱プレート4、端子5、樹脂パッケージ6、ホログラム素子7及び複合素子8を一体的に構成したものである。この集積ユニット9の先に反射ミラー10が配設される。反射ミラー10は光学台19に固定される。また、前記集積ユニット9は端子5をフレキシブル回路35に半田付けした後に光学台19の内側に挿入されている。光学台19と前記樹脂パッケージ6とは接着固定されている。
前記反射ミラー10で反射された光は、対物レンズ11を介して光磁気記録媒体13に集光されて光スポット32が形成されるようになっている。光磁気記録媒体13は磁気光学効果を有する。
図1に示すように、対物レンズ11は、対物レンズ移動機構14によって光磁気記録媒体13のフォーカス方向およびラジアル方向に駆動されるようになっている。
対物レンズ移動機構14は、対物レンズ11、対物レンズホルダー12、ベース15、サスペンション16、磁気回路17、コイル18a、18b等の各部品により構成される。対物レンズ移動機構14は、コイル18aに通電することで、対物レンズ11をフォーカス方向に、またコイル18bに通電することで対物レンズ11をラジアル方向に駆動することが可能となっている。前記ベース15は、接着剤34を用いて前記光学台19に接着固定されている。
前記対物レンズ11は、前記対物レンズホルダー12に移動可能に保持されている。対物レンズホルダー12は、前記ベース15によって支持されている。このベース15は、フレーム状に形成されるものであり、一対の挟持部材15a,15aと、両挟持部材15a,15aを連結するアーチ状の連結部材15bとを備えている。そして、前記レンズホルダー12は、両挟持部材15a,15aと連結部材15bとによって囲まれるように配置されている。
ベース15は接着剤34を用いて光学台19に接着固定されている。前記フレキシブル回路35にはカバー33が被せられ、このカバー33は光学台19に結合されている。
図4に示すように、多分割光検出器3上には、一対のフォーカス誤差信号受光領域24,24と、一対のトラッキング誤差信号受光領域25,26と、一対の情報信号受光領域27,27とが形成されている。フォーカス誤差信号受光領域24,24は半導体レーザ2に対して対称に配置されている。また、トラッキング誤差信号受光領域25,26は半導体レーザ2に対して対称に配置されている。各フォーカス誤差信号受光領域24,24にはそれぞれフォーカス誤差信号検出用の光スポット20が、また各トラッキング誤差信号受光領域25,26にはそれぞれトラッキング誤差信号検出用の光スポット21が、また各情報信号受光領域27,27にはメインビーム(P偏光)の光スポット22又はメインビーム(S偏光)の光スポット23が、それぞれ形成される。そして、光学台19の寸法は、フォーカス誤差信号受光領域24が、多分割光検出器3のZ軸方向(光軸方向)における光スポット20,20の両焦点30、31間の略中間に位置するように規定されている。
両フォーカス誤差信号受光領域24,24は減算器28に接続されている。両トラッキング誤差信号受光領域25,26は減算器28に接続されている。両情報信号受光領域27,27は、減算器28及び加算器29に接続されている。
前記複合素子8のビームスプリッタ8aは、図2(a)に示すように、半導体レーザ2及び反射ミラー10間の光軸に対して略45度傾斜した傾斜面を有している。そして、半導体レーザ2から出射されて複合素子8へ入射された光束が、ビームスプリッタ8aによって、複数の光束に分離されるようになっている。
前記複合素子8は、ビームスプリッタ8aによって分離された各光束を出射するように複数の出射面8d,8eを有している。例えば、複合素子8には、この複合素子8から対物レンズ11へ向かう第1の光束41を出射する主出射面8dと、このメインビームから分離された第2の光束42を出射する副出射面8eとが設けられている。主出射面8dは、前記半導体レーザ2及び反射ミラー10間の光軸と直交するように形成されている。一方、副出射面8eは、ビームスプリッタ8aの側方で主出射面8dと略直交するように形成されている。
前記副出射面8eには、レーザモニター用の受光素子36が接合されている。この受光素子36は、樹脂製のパッケージを備え、その内部には、モニタ面を有する光検出器36aが配設されている。そして、受光素子36は、半導体レーザ2の光束から分離された第2の光束42を前記光検出器36aで受光し、その受光量に応じた電流を発生する。なお、パッケージ表面には、入射した光の反射を抑制する反射防止コートが施されているが、受光素子36は、入射した光の数%〜数10%程度の光をこのパッケージ表面で反射する。
受光素子36はフレキシブル回路35の端部を折り曲げて形成した折り曲げ部35aの裏面(内側面)に半田付けされている。フレキシブル回路36には、この電流値により半導体レーザ2の発光量を演算し、半導体レーザ2の光量を規定の値に制御する演算回路38(図1参照)が設けられている。
複合素子8及び受光素子36は、図5に示すように、それぞれその一部が調整マージンを有した状態で前記ベース15の内側に入り込むように配置されている。具体的に、ベース15には、前述したようにアーチ状の連結部材15bが設けられており、複合素子8及び受光素子36は、この連結部材15bの内側を通してベース15の内側に入り込んでおり、複合素子8及び受光素子36の一部が、ベース15内に収納された構成となっている。そして、図5(a)及び(b)に示すように、連結部材15bと、複合素子8及び受光素子36との間には、対物レンズ移動機構14の位置調整及びスキュー調整が可能なように所定のマージンが形成されている。
前記受光素子36は、そのパッケージの一方の面、即ち第2の光束42が入射される入射面36bが接着剤層40を介して複合素子8と接着固定されている。接着剤層40は、例えば紫外線硬化型の接着剤によって構成されており、この接着はいわゆる光学接着となっている。前記接着剤としては、例えばスリーボンド(株)社製のTB3087Bを用いることができる。
前記接着剤層40は、適度な透過波面収差を付与しつつ、入射光量に対して所定割合の光量の光束を透過させる。言い換えると、前記接着剤層40が介在することによって、受光素子36への入射光量が調整されるとともに、多分割光検出器3への入射光量及び収差が調整されている。この点に関し、以下詳細に説明する。
受光素子36と複合素子8との間の距離が短くなると、その分受光素子36のモニタ面に入射される光量が増大する一方、受光素子36によって反射されて多分割光検出器3に戻る迷光の光量も増大することとなる。
多分割光検出器3の両フォーカス誤差信号受光領域24,24は前述したように減算器28に接続されていて、フォーカス誤差信号は、両受光領域24,24における迷光の受光量が同等であれば、図6(a)に示すように、GNDに対してオフセットしていない波形となる。これに対し迷光量に差がある場合には、フォーカス誤差信号は、図6(b)に示すように、GNDに対してオフセットした波形となる。
一方、両トラッキング誤差信号受光領域25,26は前述したように減算器28に接続されていて、トラッキング誤差信号は、両受光領域25,26における迷光の受光量が同等であれば、図7(a)に示すように、GNDに対してオフセットしていない波形となる。これに対し迷光量に差がある場合には、トラッキング誤差信号は、図7(b)に示すように、GNDに対してオフセットした波形となる。
このため、前記接着剤層40の光透過率及び透過波面収差を規定することにより、受光素子36を複合素子8に接合したことによって生ずる弊害を除去するようにしている。
具体的には、接着剤層40は、40%以上で且つ95%以下の光透過率を有しているのが好ましく、60%以上で且つ80%以下の光透過率を有しているのが好ましい。図8に示すように、前記接着剤層40の光透過率が95%以下であれば、光束分離素子8に受光素子36を接合する構成としても、受光素子36からの迷光によって多分割光検出器3の各受光領域24,24,25,26で生ずるサーボ信号のオフセットが規格値をクリヤーできる程度に低減することができる。また、図9に示すように、前記透過率が40%以上であれば、受光素子36による検知に必要な光量を確保することができる。また、前記透過率が60%以上で且つ80%以下の範囲内であれば、光磁気記録媒体13の記録再生性能を安定させることができるので、光磁気記録媒体13の記録再生装置に好適な光学ヘッドとすることができる。
さらに、前記接着剤層40は、透過波面収差が20mλ以上で且つ300mλ以下とされているのが好ましく、60mλ以上で且つ200mλ以下とされているのがより好ましい。図10に示すように、前記透過波面収差が20mλ以上であれば、受光素子36に入射される第2の光束42と、受光素子36で反射して多分割光検出器3へ入射される光束との双方の光束に適度な収差を付加することで、多分割光検出器3への入射光束をぼけさせるか散乱させることができ、また各受光領域24,24,25,26への入射の偏りを緩和することができるので、サーボ信号のオフセット規格値を確実にクリヤーすることができる。また、図11に示すように、前記透過波面収差が300mλ以下であれば、受光素子36による検知に必要な光量を確保することができる。
以上のように構成された本実施形態の光学ヘッドの動作について、図2及び図3を参照しながら説明する。半導体レーザ2からより発せられた光は、ホログラム素子7により異なる複数の光束に分離される。この複数の光束は、複合素子8のビームスプリッタ8aへ入射される。そして、第1の光束41は、ビームスプリッタ8aを透過して反射ミラー10で反射された後、対物レンズホルダー12に固定された対物レンズ11を通して光磁気記録媒体13上に直径1ミクロン程度の光スポット32として集光される。一方、第2の光束42は、ビームスプリッタ8aによって反射される。この光束42は、レーザモニタ用の受光素子36に入射され、演算回路38は、受光素子36の受光量に応じて半導体レーザ2の駆動電流を制御する。
光磁気記録媒体13からの反射光は、逆の経路をたどり、複合素子8のビームスプリッタ8aへ入射して複数の光束に分離される。そして、この入射光の一部は、ビームスプリッタ8aによって反射されて、折り返しミラー8bを経由して偏光分離素子8cへ入射される。半導体レーザ2は、図2(a)で面に平行な偏光方向となるよう設置されており、入射光は偏光分離素子8cにより、互いに直交する2つの偏光成分の光束に分離され、情報信号受光領域27に入射する。
一方、光磁気記録媒体13からの反射光のうちビームスプリッタ8aを透過した光束は、ホログラム素子7により複数の光束に分離され、フォーカス誤差信号受光領域24とトラッキング誤差信号受光領域25,26へ集光される。
そして、P偏光からなるメインビーム22とS偏光からなるメインビーム23の差を演算することにより、差動検出法による光磁気ディスク情報信号の検出が可能となる。さらに、それらの和をとることにより、プレピット信号の検出が可能となる。
なお、フォーカスサーボはいわゆるSSD法で行い、トラッキングサーボはいわゆるプッシュプル法で行う。
以上のように構成される光学ヘッドにおいて、光磁気記録媒体13からの反射光により所望の検出信号を得るためには、組立時に半導体レーザ2と対物レンズ11と多分割光検出器3との相対的な位置関係の調整が行われる。これら位置関係の調整において、フォーカス誤差信号の初期位置は、フォーカス誤差信号受光領域24が、多分割光検出器3のZ軸方向(光軸方向)におけるフォーカス誤差信号検出用の光スポットの両焦点30,31間の略中間位置になるように設定される。このような位置設定が可能なように、光学台19と集積ユニット9の樹脂パッケージ6との寸法が規定されている。
また、トラッキング誤差信号の調整を以下の通り行う。すなわち、外部治具(図示せず)によりベース15を保持し、対物レンズ移動機構14をY方向およびX方向に移動することにより、両トラッキング誤差信号受光領域25,26の出力が略均一となるようにトラッキング誤差信号の調整を行う。この調整は結果的には、図2に示すように、半導体レーザ2の発光軸中心に対して対物レンズ11の中心を合わせることとなる。
さらに、図3(a)、(b)に示すように、光磁気記録媒体13と対物レンズ11との相対傾き調整を以下の通り行う。すなわち、外部治具(図示せず)によりベース15を保持し、ラジアル方向(Y軸周り)のスキュー調整θRと、タンジェンシャル方向(X軸周り)のスキュー調整θTを行うことにより、光磁気記録媒体13と対物レンズ11との相対傾き調整を行う。調整後は、接着剤34を用いてベース15を光学台19に接着固定する。以上により、フォーカス誤差信号の調整、トラッキング誤差信号の調整、及びスキュー調整が完了し、光学ヘッドが完成する。このとき、図5(a)及び(b)に示す3箇所の調整マージンは、対物レンズ移動機構14のXY平面調整、ラジアル方向(Y軸周り)スキュー調整θR、及びタンジェンシャル方向(X軸周り)スキュー調整θTを考慮した値となっている。
以上のように本実施の形態によれば、サブビームを透過させる複合素子8の光束透過部に受光素子36を接合しているので、光軸または複合素子8に対する受光素子36の位置ずれを小さくすることができる。また、複合素子8と受光素子36の間の距離が縮まるとともに両者の相対的な位置ずれが少なくなることにより、受光素子36の光検出器36aから外れた位置に到達する光量を少なくすることができる。このため、受光素子36へ入射される光量を増大できるとともに前記位置ずれの影響を小さくでき、検出感度のばらつきを抑えることができて半導体レーザ2の光量を安定して検出することが可能となる。この結果、検出感度の高い光量検出が可能となり、高精度な半導体レーザ2の光量調整が可能となる。また、部品の累積公差の影響を低減することができる。
しかも、本実施形態では、複合素子8の副出射面8eと受光素子36の入射面36bとを接着剤層40を介在させて接合するようにしたため、この接着剤層40によって受光素子36への入射光量と、受光素子36で反射して多分割光検出器3に入射される迷光の光量及び収差とを調整することが可能となる。したがって、受光素子36を光束分離素子8に近づけることで受光素子36へ入射される光量を維持しつつ、各受光領域24,24,25,26へ入射される迷光によって生ずる検出誤差を低減することができるので、高精度な光学ヘッドを得ることができる。
また、半導体レーザ2に近い位置で半導体レーザ2の光量を検出することが可能となるため、パワー分布の大きい光束を受光することとなり、検出光量が大きく、高感度かつ高精度な光源の光量調整が可能となる。
また、受光素子36と複合素子8とをUV接着方式等の光学接着を行うようにしているので、収差及び光透過率が所定範囲内に収まるようにし易いので、高精度な接着を実現することが可能となる。
さらに、複合素子8の一部が対物レンズ移動機構14の内側に調整マージンを有した状態で入り込むようにしたので、光学ヘッドの小型化および薄型化を実現することが可能となる。また、光学ヘッド内での光路長を短くすることもできる。
また、受光素子36の一部が対物レンズ移動機構14の内側に調整マージンを有した状態で入り込むようにしたので、光学ヘッドのXY平面における投影面積を小さくすることができ、より一層の小型化が可能となり、ディスク記録再生装置の小型化にも寄与することができる。したがって、小型薄型であり、しかも高性能のディスク記録再生装置を実現することが可能となる。
なお、実施の形態では、対物レンズ移動機構14のベース15の内側に複合素子8および受光素子36が入り込む構成としたが、対物レンズ移動機構14の構成によっては、対物レンズ移動機構14の他の構成部品に複合素子8または受光素子36が収納される構成としてもよい。
ここで、本実施形態による光学ヘッド50が適用された光ディスク駆動装置55について説明する。図12に示すように、光ディスク駆動装置55は、光磁気記録媒体13を回転するための回転駆動機構56と、前記光学ヘッド50と、フォーカス制御回路57と、トラッキング制御回路58とを備えている。フォーカス制御回路57は、フォーカス誤差信号受光領域24の受光信号に基づいてフォーカス誤差信号を演算し、このフォーカス誤差信号に基づいて対物レンズ11の位置を制御する。トラッキング制御回路58は、トラッキング誤差信号受光領域25,26の受光信号に基づいてトラッキング誤差信号を演算し、このトラッキング誤差信号に基づいて対物レンズ11の位置を制御する。そして、対物レンズ11の位置を光磁気記録媒体13に直交する方向及び光磁気記録媒体13の半径方向に駆動させ、集光スポット32を光磁気記録媒体13上の所定の情報トラック上に追従させ、情報の記録、再生を行う。
この構成によれば、小型で高精度な光ディスク駆動装置を実現するとともに、高精度な記録・再生特性を実現することができる。
Claims (14)
- 光源と、
前記光源から出射された光束を分離して少なくとも第1の光束及び第2の光束を出射する光束分離素子と、
前記第1の光束が入射され、光情報記録媒体へ集光させる対物レンズと、
前記第2の光束が入射される受光素子と、
前記受光素子に入射された光量に応じて前記光源から出射される光量を調整する演算回路と、
前記光情報媒体からの反射光が入射される光検出器とを備え、
前記第2の光束を出射する前記光束分離素子の出射面と、前記第2の光束が入射される前記受光素子の入射面とが、接合されていることを特徴とする光学ヘッド。 - 前記第2の光束を出射する前記光束分離素子の出射面と、前記第2の光束が入射される前記受光素子の入射面とは、接着剤層を介して接合されていることを特徴とする請求項1に記載の光学ヘッド。
- 前記接着剤層は、95%以下の光透過率を有していることを特徴とする請求項2に記載の光学ヘッド。
- 前記接着剤層は、40%以上の光透過率を有していることを特徴とする請求項3に記載の光学ヘッド。
- 前記接着剤層は、80%以下の光透過率を有していることを特徴とする請求項3又は4に記載の光学ヘッド。
- 前記接着剤層は、60%以上の光透過率を有していることを特徴とする請求項5に記載の光学ヘッド。
- 前記接着剤層は、透過波面収差が20mλ以上とされていることを特徴とする請求項2から6の何れか1項に記載の光学ヘッド。
- 前記接着剤層は、透過波面収差が300mλ以下とされていることを特徴とする請求項7に記載の光学ヘッド。
- 前記接着剤層は、透過波面収差が60mλ以上とされていることを特徴とする請求項7又は8に記載の光学ヘッド。
- 前記接着剤層は、透過波面収差が200mλ以下とされていることを特徴とする請求項9に記載の光学ヘッド。
- 前記接着剤層は、紫外線硬化型の接着剤によって構成されていることを特徴とする請求項2から10の何れか1項に記載の光学ヘッド。
- 前記対物レンズをフォーカス方向及びトラッキング方向に移動させるための対物レンズ移動機構を備え、
前記対物レンズ移動機構は、前記対物レンズをフォーカス方向及びトラッキング方向に移動可能に保持するホルダーと、このホルダーを支持するベースとを備え、
前記光束分離素子は、前記ベースの内側に入り込むように配置されていることを特徴とする請求項1から11の何れか1項に記載の光学ヘッド。 - 前記受光素子は、前記光束分離素子とともに前記ベースの内側に入り込むように配置されていることを特徴とする請求項12に記載の光学ヘッド。
- 請求項1から13の何れか1項に記載の光学ヘッドと、
前記光学ヘッドから得られるフォーカス誤差信号に基づいて前記光学ヘッドを制御するフォーカス制御回路と、
前記光学ヘッドから得られるトラッキング誤差信号に基づいて前記光学ヘッドを制御するトラッキング制御回路とを備えることを特徴とする光情報媒体駆動装置。
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