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JPS6384315A - 出力バツフア回路 - Google Patents

出力バツフア回路

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Publication number
JPS6384315A
JPS6384315A JP61230615A JP23061586A JPS6384315A JP S6384315 A JPS6384315 A JP S6384315A JP 61230615 A JP61230615 A JP 61230615A JP 23061586 A JP23061586 A JP 23061586A JP S6384315 A JPS6384315 A JP S6384315A
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JP
Japan
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signal
transistor
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circuit
node
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JP61230615A
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JPH0693625B2 (ja
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Hiroshi Iwahashi
岩橋 弘
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPS6384315A publication Critical patent/JPS6384315A/ja
Publication of JPH0693625B2 publication Critical patent/JPH0693625B2/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、半導体集積回路の内部信号を集積回路外部
に出力する出力バッフ1回路に関する。
(従来の技術) 半導体集積回路ではその出力信号によって、外部に存在
する大きな容量、例えば100pF程度の負荷容量を駆
動する必要がある。このため、半導体集積回路内部の信
号を外部に出力する出力バッファ回路では、このような
大きな負荷容量を充分に駆動することができるように、
出力段のトランジスタの電流供給能力を極めて大きく設
定している。
このような出力バッファ回路の従来の構成を第4図に示
す。集積回路内部で形成された信号0out’ は出力
バッファ回路の入力端子11に供給される。この出力バ
ッファ回路を動作させる期間では信号OD1がL IT
レベルに、信号OD2が“H″レベルそれぞれされる。
これにより、信号001がゲートに供給されるPチャネ
ルMOSトランジスタ12がオン、NチャネルMOSト
ランジスタ16がオフし、入力端子11に供給された信
号[)out’ は、PチャネルMoSトランジスタ1
3及びNチャネルMOSトランジスタ14からなるCM
OSインバータと、PチャネルMoSトランジスタ17
及びNチャネルMOSトランジスタ18からなるCMO
Sインバータとを直列に介して出力用のPチャネルMO
Sトランジスタ20のゲートに供給される。他方、信号
OD2がゲートに供給されるNチャネルMOSトランジ
スタ24がオン、PチャネルMOSトランジスタ26が
オフし、入力端子11に供給された信号Dout’ は
、PチャネルMOSトランジスタ22及びNチャネルM
OSトランジスタ23からなるCMOSインバータと、
PチャネルMOSトランジスタ27及びNチャネルMO
Sトランジスタ28からなるCMOSインバータとを直
列に介して出力用のNチャネルMOSトランジスタ30
のゲートにも供給される。ここで、上記出力用のトラン
ジスタ20.30のソースは正極性の電源電圧Vooの
ノード、アース電圧Vssのノードにそれぞれ接続され
ており、各ドレインは出力端子21に共通接続されてい
る。
このような出力バッファ回路では、内部信号DOt1M
 のレベルに応じて出力段のトランジスタ20.30の
いずれか一方がオンし、このオンしているトランジスタ
を介して出力端子21に接続された負荷容量51がVo
oに充電もしくはVssへ放電される。そして、負荷容
量51を大きな電流で充、放電して出力端子21の信号
□ outの立上がり、立下がりを急峻にするため、ト
ランジスタ20.30の素子寸法が大きくされ、それぞ
れのコンダクタンスが高くされている。
ところで、このような出力バッファ回路を備えた集積回
路をシステムに組込む場合、上記電源電圧Voo及びア
ース電圧Vssはそれぞれ電源装置52から配線を介し
て出力バッファ回路に供給される。このため、VDD%
V9Bの配線に存在するインダクタンス53.54の影
響により、これら配線に大きな電流が流れると電圧VD
D%V8Bに大きな電位変動が発生する。すなわち、こ
れらの配線に存在するインダクタンス成分を[とし、配
線に流れる電流の変化をcji/dtとすると、配線に
はよく知られているように次のような電位変化Δ■が生
じる。
Δv−1・(di/dt)   ・・・  1第5図は
上記第4図回路における各部分の信号波形を示す波形図
である。なお、第5図において、aは出力段のPチャネ
ルMOSトランジスタ20のゲート電圧であり、同じく
bは出力段のNチャネルMOSトランジスタ30のグー
1〜電圧であり、かつlsはトランジスタ20のドレイ
ン電流であり、Itはトランジスタ30のドレイン電流
である。
第5図に示すように、第4図回路において内部信号[)
ouM のレベルが変化するとトランジスタ20.30
のゲート電圧a、bが変化し、これによりトランジスタ
20.30がスイッチング動作する。この結果、トラン
ジスタ20のドレイン電流■Sもしくはトランジスタ3
0のドレイン電流Itが流れ、この電流によって電圧V
oo、Vssにも電位変動が生じる。このような信号[
)ouMのレベル変化に基づく電位変動期間は第5図の
T1で表わされている。
ところが、このような電圧VDD%V88の電位変動は
、内部信号[)out′の正規なレベル変化に基づく場
合よりも、むしろ他の原因による場合の方が大きいこと
が判明した。すなわち、上記したように出力バッファ回
路の出力段のトランジスタ20.30は電流供給能力が
極めて大きくされている。このため、両トランジスタ2
0.30を直列に介して発生するVDDからVssへの
貫通電流の発生を防止する目的で、一方のトランジスタ
20がオンするときは他方のトランジスタ30がオフに
、他方のトランジスタ30がオンするときは一方のトラ
ンジスタ20がオフするように回路が設計されている。
このため、トランジスタ20.30のオフは、オンする
ときよりも早くなる。つまり、トランジスタ20のゲー
ト電圧aの立上がり及びトランジスタ30のゲート電圧
すの立下がりがそれぞれ急峻になるようにしている。具
体的には、トランジスタ20のゲー1−を駆動するPチ
ャネルMOSトランジスタ17の素子寸法をNチャネル
MOSトランジスタ18よりも大きく設計し、トランジ
スタ30のゲートを駆動するNチャネルMOSトランジ
スタ28の素子寸法をPチャネルMOSトランジスタ2
7よりも大きく設計するようにしている。これにより、
トランジスタ20.30は急速にオフするようになる。
しかし、このようにトランジスタ20.30が急速にオ
フすることが、内部信号QouMの正規のレベル変化以
外に電圧Voo、Vssに大きな電位変動を発生させる
原因となる。つまり、前記期間T1のように、内部信号
Dout′が変化するときにはトランジスタ20.30
が急速にオフしても問題はない。ところが、第5図の時
刻t1.t2に示すように、信号DOIIMが極めて短
い期間にit L ++レベルから“HI+レベルにな
り再び゛L″レベルに戻る場合や、これとは反対に゛′
H″レベルから111 I+レベルになり再び゛H″レ
ベルに戻る場合にも電圧VoosVssに大きな電位変
動が生じる。このような状態は、例えば半導体メモリに
おいて、複数ビットの入力アドレス信号の一部が遅れる
ことにより、デコード出力信号が一時的に異なるレベル
となるような場合に発生する。このとき、例えば時刻t
1を例にすると、−時的に内部信号[)out’ がl
l HI+レベルになると、これにより電圧aも゛′H
″レベルになり、Pチャネル側の出力用のトランジスタ
20はオフする。他方、電圧すが4181ルベルになる
ことにより、トランジスタ30はオンする。従って、こ
のトランジスタ30にはドレイン電流Itが流れる。こ
のとき、出力端子21の信@ [) outは極く短い
期間だけ“L゛レベル放電される。しかし、すぐにDo
ut’ が“L 11レベルになるために電圧すも′″
L I!レベルになり、トランジスタ30はオンからオ
フに変わる。従って、トランジスタ30のドレイン電流
itは急速にOになる。このときのrtのdi/dtは
負の無限大に近い値となり、アース電圧Vssには前記
1式で示される電位変動が発生する。そして、この電位
変動は極めて大きくなる。このようなことは、Dout
’がII L Tjレベル方向に短い期間に変化すると
きも同様であり、この場合には電源電圧VDD側に電位
変動が発生する。このような電位変動により、集積回路
が誤動作する恐れがある。
このような誤動作は、システムの高速化のために信号0
outの波形をより急峻にするな場合にはさらに発生し
易くなる。
(発明が解決しようとする問題点) このように従来の出力バッファ回路では、入力信号が短
い期間で変化すると出力段トランジスタの電流に急激な
変化が生じ、これにより電圧変動が発生して誤動作が生
じるという欠点がある。
この発明は上記のような事情を考慮してなされたもので
あり、その目的は内部信号が短期間に変化しても電源電
圧の電位変動を低く押さえることができ、これにより他
の回路の誤動作を防止することができる出力バッフ1回
路を提供することにある。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) この発明の出力バッファ回路は、信号の出力端子と、電
源と上記出力端子との間に挿入された出力用のMoSト
ランジスタと、上記出力端子の信号を所定の閾値で検出
しこの検出結果に基づいて上記MOSトランジスタの導
通抵抗を制御する導通抵抗制御手段とから構成されてい
る。
(作用) この発明の出力バッファ回路では、出力端子の信号があ
るレベルになっているときには、出力用のMOSトラン
ジスタのゲート電圧が短時間に変化しても元の電圧に復
帰する速度を遅らせることにより、出力用のMOSトラ
ンジスタに流れる電流の時間的変化の割合を小さくして
いる。
(実施例) 以下、図面を参照してこの発明の一実施例を説明する。
なお、説明に当たり、特に型を指定していないMOSト
ランジスタは全てエンハンスメント型のものであるとす
る。
第1図はこの発明に係る出力バッファ回路の一実施例の
構成を示す回路図である。入力端子11には、この出力
バッファ回路が設けられている集積回路内部で形成され
た信号oout’ が供給される。
また、電源電圧Vooのノードとアース電圧Vssのノ
ードとの間には2個のPチャネルMOSトランジスタ1
2.13と1個のNチャネルMOSトランジスタ14の
ソース、ドレイン間が直列接続されている。上記トラン
ジスタ12のゲートにはこの出力バッファ回路を動作さ
せる期間に“L″レベルされる制御信号ODIが供給さ
れ、トランジスタ13と14のゲートには上記入力端子
11の信号Dout’が並列に供給される。また、上記
両トランジスタ13.14の共通ドレインであるノード
15とアース電圧Vssのノードとの間にはNチャネル
MoSトランジスタ16のソース、ドレイン間が接続さ
れており、このトランジスタ16のゲートには上記信号
○D1が供給されている。
電源電圧Vooのノードとアース電圧Vssのノードと
の間にはそれぞれ1個のPチャネルMOSトランジスタ
17とNチャネルMOSトランジスタ18のソース、ド
レイン間が直列接続されており、両トランジスタ17.
18のゲートには上記ノード15の信号が供給される。
そして、上記両トランジスタ17.18の共通ドレイン
であるノード19の信号は出力用のPチャネルMOSト
ランジスタ20のゲートに供給される。この出力用のト
ランジスタ20のソースはVooのノードに接続されて
おり、またドレインは信号0outの出力端子21に接
続されている。
さらに、電源電圧VDDのノードとアース電圧Vssの
ノードとの間には1個のPチャネルMOSトランジスタ
22と2個のNチャネルMOSトランジスタ23.24
のソース、ドレイン間が直列接続されている。上記トラ
ンジスタ22と23のゲートには上記入力端子11の信
号Dout’が並列に供給され、トランジスタ24のゲ
ートにはこの出力バッファ回路を動作させる期間に“H
1ルベルにされる制御信号0()2が供給される。また
、上記両トランジスタ22.23の共通ドレインである
ノード25と電源電圧VDDのノードとの間にはPチャ
ネルMOSトランジスタ26のソース、トレイン間が接
続されており、このトランジスタ26のゲートには上記
信号OD2が供給されている。
またさらに、電源電圧Vooのノードとアース電圧Vs
eのノードとの間にはそれぞれ1個のPチャネルMOS
トランジスタ27とNチャネルMOSトランジスタ28
のソース、ドレイン間が直列接続されており、両トラン
ジスタ21.28のゲートには上記ノード25の信号が
供給される。そして、上記両トランジスタ27.28の
共通ドレインであるノード29の信号は出力用のNチャ
ネルMoSトランジスタ30のゲートに供給される。こ
の出力用のトランジスタ30のソースはVssのノード
に接続されており、またドレインは信号[)outの出
力端子21に接続されている。
一方、電源電圧Vooのノードとアース電圧Veeのノ
ードとの間には2個のPチャネルMOSトランジスタ3
1.32と1個のNチャネルMOSトランジスタ33の
ソース、ドレイン間が直列接続されている。ここで、上
記トランジスタ33はデプレッション型のものが使用さ
れている。そして、上記トランジスタ31のゲートには
上記OD1が供給され、トランジスタ32のゲートには
上記出力端子21の信号Doutが供給される。また、
デプレッション型のトランジスタ33のゲートはそのソ
ースに接続されている。電源電圧Vooの7−ドと上記
ノード19との間には2個のPチャネルMOSトランジ
スタ34.35のソース、ドレイン間が直列接続されて
いる。そして、上記一方のトランジスタ34のゲートに
は上記両トランジスタ32と33の直列接続ノード36
の信号が供給され、他方のトランジスタ35のゲートに
は上記ノード15の信号が供給される。ここで、上記ト
ランジスタ31.32.33からなる回路は、この出力
バッファ回路の動作期間に動作して出力信号[) ou
tの電位をトランジスタ32の閾値電圧で検出する信号
反転回路37を構成している。
電源電圧Vooのノードとアース電圧Vssのノードと
の間には3個のNチャネルMOSトランジスタ41.4
2.43の各ソース、ドレイン間が直列接続されている
。ここで、上記トランジスタ43はデプレッション型の
ものが使用されている。そして、上記トランジスタ41
のゲートには上記OD2が供給され、トランジスタ42
のゲートには上記出力端子21の信号□ outが供給
される。また、デプレッション型のトランジスタ43の
ゲートはそのソースに接続されている。アース電圧Ve
sのノードと上記ノード29との間には2個のNチャネ
ルMO8トランジスタ44.45のソース、ドレイン間
が直列接続されている。そして、上記一方のトランジス
タ44のゲートには上記両トランジスタ42と43の直
列接続ノード46の信号が供給され、他方のトランジス
タ45のゲートには上記ノード25の信号が供給される
。ここで、上記トランジスタ41.42.43からなる
回路は、この出力バッファ回路の動作期間に動作して出
力信号ooutの電位をトランジスタ42の同値電圧で
検出する信号反転回路47を構成している。
また、上記実施例回路において、トランジスタ17.3
4.35が全てオンしたときのVOOからノード19に
対する電流供給能力が、前記第4図回路のトランジスタ
I’lのそれと等しくなるように設計されているととも
に、トランジスタ28.44.45が全てオンしたとき
のノード29からVssに対する電流供給能力が、前記
第4図回路のトランジスタ化のそれと等しくなるように
設計されている。
次に、上記のような構成の回路の動作を第2図の波形図
を用いて説明する。なお、第2図において、aは出力段
のPチャネルMO8t−ランジスタ20のゲート電圧、
bは出力段のNチャネルMOSトランジスタ30のゲー
ト電圧、Cは信号反転回路37の出力電圧、dは信号反
転回路47の出力電圧であり、かつISはトランジスタ
20のドレイン電流、ltはトランジスタ30のドレイ
ン電流である。
いま、出力信号OoutがH”レベルになっているとき
、信号反転回路47内のNチャネルMOSトランジスタ
42はオンしている。これにより、ノードdの信号はL
 1ルベルになり、このノードdの信号がゲートに供給
されているトランジスタ44はオフしている。このとき
、前記したような原因により、内部信号[)ouM が
第2図の時刻t1に示すように短期間に゛L″レベルか
ら゛′H″レベルになり、再び゛L″レベルに戻る状態
が発生したとする。このとき、トランジスタ27により
ノード29が一時的にHIIレベルに充電される。とこ
ろが、信号[)ouMが“L IIレベルに戻ると、ト
ランジスタ44はオフしているままの状態なので、−時
的に゛H″レベルに充電されたノード29の放電はトラ
ンジスタ28のみによって行なわれる。ここで、このト
ランジスタ28単独の電流供給能力が従来回路の場合よ
りも小さく設計されているので、ノード29のL”レベ
ルへの電位変化が穏やかなものとなり、トランジスタ3
0のドレイン電流Itのdi/dtの値が低く押さえら
れる。この結果、内部信号□out’の一時的なレベル
変化に基づくアース電圧Vseの電位変動が低く押さえ
られる。
他方、出力信号DOUtがL I!レベルになっている
とき、信号反転回路37内のPチャネルMOSトランジ
スタ32はオンしている。これにより、ノードCの信号
は“H”レベルになり、このノードCの信号がゲートに
供給されているトランジスタ34はオフしている。この
とき、前記したような原因により、今度は内部信号□o
ut’が第2図の時刻t2に示すように短期間に゛H′
ルベルから“L″レベルなり、再び“Hパレベルに戻る
状態が発生したとする。このとき、トランジスタ18に
よりノード19が一時的に“L″レベル放電される。と
ころが、信号[)out′が゛H″レベルに戻ると、ト
ランジスタ34はオフしているままの状態なので、−時
的にL”レベルに放電されたノード19の充電はトラン
ジスタ17のみによって行なわれる。ここで、このトラ
ンジスタ17単独の電流供給能力が従来回路のトランジ
スタ1−の場合よりも小さく設計されているので、ノー
ド19の″゛H″H″レベル位変化が穏やかなものとな
り、トランジスタ20のドレイン電流isのdi/dt
の値が低く押さえられる。この結果、内部信号Dout
’の一時的なレベル変化に基づくアース電圧Vssの電
位変動が低く押さえられる。このように、内部信号□o
ut’の正規のレベル以外のレベル変化が生じても、電
源電圧VDD%アース電圧Vesの電位変動を押さえる
ことができる。この結果、この出力バッフ1回路が設け
られている集積回路、さらにはこの集積回路を含むシス
テムの電源電位変動による誤動作の発生を防止すること
ができる。
他方、予め出力信号□outが“H”レベルの状態のと
きに、内部信号0out’ が゛H″レベルに変化し、
信号0outが゛L″レベルに放電される場合には、信
号反転回路37内のPチャネルMOSトランジスタ32
はオフしており、ノードCの信号はL”レベルになって
いる。このため、このノードCの信号がゲートに供給さ
れているトランジスタ34はオンしている。このような
状態で内部信号Dout’が11 HI+レベルに変化
し、これに続いてノード15の信号が゛′L′ルベルに
変化し、トランジスタ17と35がオン状態になると、
トランジスタ20のゲートノード19の充電はトランジ
スタ17の経路と、直列接続された2個のトランジスタ
34と35の経路の二つの経路で行なわれる。ここで、
上記したようにトランジスタ17.34.35が全てオ
ンしたときのvDDからノード19に対する電流供給能
力が、前記第4図回路のトランジスタ17のそれと等し
くなるように設計されているために、従来と同様にノー
ド19の電位の立上がりを急峻にすることができる。
これと同様に、予め出力信号□outが111 I+レ
ベルの状態のときに、内部信号oout’が゛′L″レ
ベルに変化し、信号□outが11 H11レベルに充
電される場合には、信号反転回路47内のNチャネルM
OSトランジスタ42はオフしており、ノードdの信号
は44 HT+レベルになっている。このため、このノ
ードdの信号がゲートに供給されているトランジスタ4
4はオンしている。このような状態で内部信号Dout
′がl l−TIレベルに変化し、これに続いてノード
25の信号がah H+!レベルに変化し、トランジス
タ28と45がオン状態になると、トランジスタ30の
ゲートノード29の放電は1〜ランジスタ28の経路と
、直列接続された2個のトランジスタ44と45の経路
の二つの経路で行なわれる。ここで、上記したようにト
ランジスタ28.44.45が全てオンしたときのノー
ド29からVseに対する電流供給能力が、前記第4図
回路のトランジスタ29のそれと等しくなるように設計
されているために、従来と同様にノード29の電位の立
下がりを急峻にすることができる。
第3図はこの発明の他の実施例の構成を示す回路図であ
る。この実施例回路では、前記第1図回路の前記トラン
ジスタ34.35及び44.45をそれぞれ取り除き、
かつ前記PチャネルMOSトランジスタ17と電源電圧
VDDのノードとの間にはPチャネルのデプレッション
型のMoSトランジスタ48のソース、ドレイン間を、
前記NチャネルMOSトランジスタ28とアース電圧V
ssのノードとの間にはNチャネルのデプレッション型
のMOSトランジスタ49のソース、ドレイン間をそれ
ぞれ挿入し、トランジスタ48のゲートには前記信号反
転回路37の出力信号Cを、トランジスタ49のゲート
には前記信号反転回路47の出力信号dをそれぞれ供給
するようにしたものである。
この実施例回路において、出力信号0outが“L′ル
ベルになっているときは上記と同様にノードCの信号は
11 HITレベルになっている。このため、このノー
ドCの信号がゲートに供給されているトランジスタ48
の導通抵抗は高い状態にされている。このとき、内部信
号0out’が短期間に変化し、トランジスタ18によ
りノード19が一時的に“L ITレベルに放電された
後に信号QOIJt”が11 HI+レベルに戻ると、
トランジスタ48の導通抵抗が高い状態にされているた
め、−時的にdL L Tルーベルに放電されたノード
19の充電は導通抵抗の高いトランジスタ48を介して
行なわれる。このため、ノード19の“H1ルベルへの
電位変化が穏やかなものとなり、トランジスタ20のド
レイン電流Isのdi/dtの値が低く押さえられる。
なお、出力信号□outがH”レベルになっているとき
に、内部信号[)out’が短期間に変化する場合には
、導通抵抗が高い状態にされているトランジスタ49を
介してノード29の放電が行なわれる。
なお、この発明は上記実施例に限定されるものではなく
種々の変形が可能であることはいうでもない。例えば上
記実施例では信号反転回路31.47がそれぞれデプレ
ッション型MOSトランジスタとエンハンスメント型M
oSトランジスタからなるいわゆるE/D型反型回転回
路る場合について説明したが、これは他にCMO8型O
8回路、単チャネルエンハンスメント型MOSトランジ
スタで構成されたもの、抵抗とMOSトランジスタで構
成されたものなど、種々の形式の反転回路の使用が可能
である。また、出力用のMOSトランジスタ20.30
の代わりにバイポーラトランジスタを使用することも可
能である。
[発明の効果] 以上説明したようにこの発明によれば、内部信号が短期
間に変化しても電源電圧の電位変動を低く押さえること
ができ、これにより他の回路の誤動作を防止することが
できる出力バッファ回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の構成を示1回路図、第2
図は上記実施例回路の動作を説明するための波形図、第
3図はこの発明の他の実施例の構成を示す回路図、第4
図は従来回路の回路図、第5図は上記従来回路の波形図
である。 11・・・入力端子、12.13.17.22.26.
27.31゜32、34.35・・・PチャネルMOS
トランジスタ、20・・・出力用のPチャネルMOSト
ランジスタ、14゜16、18.23.24.28.4
1.42.44.45・・・PチャネルMOSトランジ
スタ、30・・・出力用のNチャネルMOSトランジス
タ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 半導体集積回路の内部信号を集積回路外部に出力す
    る出力バッファ回路であって、信号の出力端子と、電源
    と上記出力端子との間に挿入された出力用のトランジス
    タと、上記出力端子の信号を所定の閾値で検出しこの検
    出結果に基づいて上記トランジスタの導通抵抗を制御す
    る導通抵抗制御手段とを具備したことを特徴とする出力
    バッファ回路。 2 前記導通抵抗制御手段は、上記出力端子の信号が入
    力される信号反転回路と、この信号反転回路の出力に基
    づいて前記トランジスタを駆動する信号のレベル変化速
    度を変化させるレベル変化手段とで構成されている特許
    請求の範囲第1項に記載の出力バッファ回路。
JP61230615A 1986-09-29 1986-09-29 出力バッファ回路 Expired - Fee Related JPH0693625B2 (ja)

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