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JPS6358652B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6358652B2
JPS6358652B2 JP55127874A JP12787480A JPS6358652B2 JP S6358652 B2 JPS6358652 B2 JP S6358652B2 JP 55127874 A JP55127874 A JP 55127874A JP 12787480 A JP12787480 A JP 12787480A JP S6358652 B2 JPS6358652 B2 JP S6358652B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
punch
cushion pad
forming
blank holder
state
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP55127874A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5752525A (en
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP55127874A priority Critical patent/JPS5752525A/ja
Publication of JPS5752525A publication Critical patent/JPS5752525A/ja
Publication of JPS6358652B2 publication Critical patent/JPS6358652B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は機械的金属加工装置、特に絞り及び張
出し成形のためのプレス成形装置に関する。
従来、機械的金属加工、特に絞り及び張出し成
形加工において、被加工素材を例えばアツパブラ
ンクホルダで押えた後、ポンチが下降し、該素材
にポンチ角が当つた瞬間にポンチ角が当つた素材
の部位22に打ち傷、すり傷等の外観を損ねる傷
が発生する。次に成形加工を続行し、その加工が
完了した状態(以下下死点という)では上記A点
はlだけずれたA′点に移動するいわゆる線ずれ
という欠陥を生ずる(第1図に上記線ずれが発生
した製品例を示す)。
従来技術としては次に説明するように3種類の
方法がある。従来技術の一つは第2図に示すよう
に、素材を加工した際に発生する線ずれの量lに
見合うl′をしわ押え面21側から滑り込ませて成
型加工する方法である。しかしながら線ずれに見
合うl′の長さは加工によりバラツキ易く生産現場
でl′の長さがバラツカないように管理することは
困難である。
従来技術の二つ目は第3図に示すようにアツパ
ブランクホルダで押えた状態5aのA点と下死点
状態の素材5bのA′点との距離である絞り深さ
Hを非常に小さくして成形加工する方法である。
しかしながら、絞り深さHを小さくする方法は成
形量又は加工度が小さくなりそのため製品の剛性
が不足する欠点を生ずる。
従来技術の三つ目は第4図に示すように素材を
大きく傾斜させて成形加工をスタートさせる方法
である。この方法では加工後の素材の伸び率が同
一(Ba′/BA=A′C/AC)となり線ずれの発生
はなくなるものの、例えばプレス機械の大きさや
高さが不足したり素材の搬入搬出条件が悪化し生
産効率の低下をきたす。
以上説明したような従来技術にまだ残つている
問題点に加えてこの線ずれは例えば自動車の外板
(ラツゲージアウタ)のような非常に面品質を重
視する製品においては製品価値を失う程重要な問
題である。
そこで本発明の目的は金属加工、特に絞り及び
張出し成形において生ずる線ずれを防止するプレ
ス成形装置を提供することである。
表面に最終プレス成形形状を有し、成形用ダイ
スと一体化されしかも一定距離下降するクツシヨ
ンパツドと、 該クツシヨンパツドプレス成形形状を有する表
面に対向する位置に配置されたポンチと、 該クツシヨンパツドと該ポンチ間に配置され、
前記ダイスと共働して素材を把持するための可
動、アツプブランクホルダを有し、 予め前記ダイスとアツプブランクホルダにより
素材を把持した後、前記ポンチとクツシヨンパツ
ドにより該素材を一次成形加工し、続いて該ポン
チを下降させながら絞り及び張出し成形を行なう
ことを特徴とするプレス成形装置によつて達成さ
れる。
第5図〜第9図及び第12図〜第14図は本発
明に係る方法を説明するための図面であり第10
図、第11図は本発明と比較のために示した従来
方法の図面である。
まず第5図に示すように被加工素材5をロアブ
ランクホルダ3上に置き(状態A)、次にアツパ
ブランクホルダ4を押下げて素材5をつかみ、次
にポンチ1を方向17に下ろしポンチ1とクツシ
ヨンパツド7によつて早期に素材5を状態6のよ
うな形状に押曲げる。第6図はダイ側平面図であ
り第7図は第5図ア部詳細図であり図中11は状
態6の素材にポンチ角部8が当たる部位であり、
素材はポンチ角部8と対になつた拘束面12によ
つて拘束される。13は状態6の素材から第8図
に示された状態9のパネル形状になるまでのポン
チストロークである。10は弾性体でありクツシ
ヨンパツド7に上方への圧力を与える。または1
5はクツシヨンパツド7のストロークであり16
はクツシヨンパツド7のストツパである。第9図
に示したように18は9のような状態に素材を折
曲げた場合の折れ角度である。第8図に示した素
材はポンチ1が更に下に移動し同時に弾性体10
が縮小され第12図に示されるようなプレス成形
により最終状態5bが得られる。以上のように本
願では素材の一次成形加工をクツシヨンパツド上
で最終加工位置になるプレス成形過程で早期に行
ない、この加工によつて素材の変形抵抗を増大せ
しめ、次に変形抵抗が増大した材料をポンチとク
ツシヨンパツドで拘束したままポンチを下降せし
めポンチ角部が最初素材に当つた所をずらさない
ようにプレス成形を完了させることを特徴として
いる。本発明装置によれば、第10図、第11図
で示したように従来技術ではポンチが本発明と同
じ量だけ下降した時の素材の折れ角度20と比較
して第9図で示した本発明の素材の折れ角度18
は小さくなりその後のプレス成形過程で材料が動
きにくくなり従つて線ずれが生じなくなる。また
本発明によれば上記のように成形加工部位がポン
チとクツシヨンパツドで拘束され、被加工素材を
動きにくくすることが可能なので絞り深さを前も
つて小さくする必要もなく、適度な剛性を持たせ
ることが出来る。また素材を極度に傾斜させて成
形する必要もないので素材の搬入搬出条件が悪化
せず生産能率を落さなくても成形加工が実施出来
る。
以下本発明を実施する上で、好ましい条件を説
明する。
本発明の成形装置において一次成形の際ポンチ
(特にポンチ角部)と対になつて素材を成形しそ
の後一次成形加工材を拘束しつつ最終成形を行な
うクツシヨンパツドの材質は(S45Cを高周波焼
入したもの)及び(FCD55を火炎焼入したも
の)等が好ましく、クツシヨンパツドの上面の形
状はポンチ角部を嵌合させるように(第8図イ
部)するのが好ましいが第13図に示されたよう
なクツシヨンパツド7′の形状でもよい。また成
形加工中クツシヨンパツドを下降させるために、
クツシヨンパツドの下部に取り付けられた弾性体
はウレタンゴム、コイルばね又は油気圧器機が好
ましい。
クツシヨンパツドのストローク長は、大きい方
がより早期に一次成形が完了するため、線ずれ防
止効果が大である。しかし、あまりも大き過ぎる
と、アツパブランクホルダが素材を押下げた時素
材がクツシヨンパツドに当り変形(この変形が下
死点で歪として残る)するため良くない。
【図面の簡単な説明】
第1図は線ずれが発生した製品例を示す斜視図
であり、第2図ないし第4図は従来技術を示す断
面図であり、第5図は本発明に係るアツパブラン
クホルダで素材をつかんだ状態の断面図であり、
第6図はダイ側平面図であり、第7図は第5図ア
詳細図であり、第8図は本発明に係る成形加工途
中の断面図であり、第9図は第8図イ部詳細図で
あり、第10図は本発明と比較するために第8図
と同じポンチ位置での従来法による成形を示す断
面図であり、第11図は第10図ウ部詳細図であ
り、第12図は本発明に係る下死点状態の断面図
であり、第13図は本発明に係るクツシヨンパツ
ドの形状の一変形例を示す断面図であり、第14
図は第13図エ部詳細図である。 1……ポンチ、2……ダイ、3……ロアブラン
クホルダ、4……アツパブランクホルダ、5……
成形加工前の素材、6……3と4によつて曲げら
れた状態の素材、7……クツシヨンパツド、7′
……クツシヨンパツドの一変形例、8……ポンチ
角部、9……7と8によつて曲げられた状態の素
材、10……弾性体、11……6の状態の素材に
ポンチ角部が当る部位、12……ポンチ角部と共
に素材を折曲げ且つ拘束する面、13……6の状
態の素材が9の状態になるまでのポンチストロー
ク、14……弾性体取付板、15……クツシヨン
パツドストローク、16……クツシヨンパツドの
ストツパ、17……プレス方向、18……9の状
態の素材の折れ角度、18′……クツシヨンパツ
ドの一変形を行なつた時の素材の折れ角度、19
……従来技術における6の状態にポンチ角部が当
つて折曲つた素材、20……従来技術における1
9の状態の素材の折れ角度、21……しわ押え
面、22……すり傷打ち傷。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 表面に最終プレス成形形状を有し、成形用ダ
    イスと一体化されしかも一定距離下降するクツシ
    ヨンパツドと、 該クツシヨンパツドプレス成形形状を有する表
    面に対向する位置に配置されたポンチと、 該クツシヨンパツドと該ポンチ間に配置され、
    前記ダイスと共働して素材を把持するための可動
    アツプブランクホルダを有し、 予め前記ダイスとアツプブランクホルダにより
    素材を把持した後、前記ポンチとクツシヨンパツ
    ドにより該素材を一次成形加工し、続いて該ポン
    チを下降させながら絞り及び張出し成形を行なう
    ことを特徴とするプレス成形装置。
JP55127874A 1980-09-17 1980-09-17 Method for press forming Granted JPS5752525A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP55127874A JPS5752525A (en) 1980-09-17 1980-09-17 Method for press forming

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP55127874A JPS5752525A (en) 1980-09-17 1980-09-17 Method for press forming

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5752525A JPS5752525A (en) 1982-03-29
JPS6358652B2 true JPS6358652B2 (ja) 1988-11-16

Family

ID=14970771

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP55127874A Granted JPS5752525A (en) 1980-09-17 1980-09-17 Method for press forming

Country Status (1)

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JP (1) JPS5752525A (ja)

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JPS5752525A (en) 1982-03-29

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