JPS6348744A - 密閉形鉛蓄電池用セパレ−タ−並に密閉形鉛蓄電池 - Google Patents
密閉形鉛蓄電池用セパレ−タ−並に密閉形鉛蓄電池Info
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- JPS6348744A JPS6348744A JP61189625A JP18962586A JPS6348744A JP S6348744 A JPS6348744 A JP S6348744A JP 61189625 A JP61189625 A JP 61189625A JP 18962586 A JP18962586 A JP 18962586A JP S6348744 A JPS6348744 A JP S6348744A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M10/00—Secondary cells; Manufacture thereof
- H01M10/34—Gastight accumulators
- H01M10/342—Gastight lead accumulators
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- H01M50/00—Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
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- H01M50/409—Separators, membranes or diaphragms characterised by the material
- H01M50/446—Composite material consisting of a mixture of organic and inorganic materials
-
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、密閉形鉛蓄電池用セパレーター並びにΔ閉形
鉛蓄電池に関する。
鉛蓄電池に関する。
(従来の技術)
従来、密閉形鉛蓄電池用セパレーターとして、ガラス繊
維に合成繊維を均一に混合し、抄紙法などにより所定の
シートに成形したものは公知である。従って又これを陽
極板と陰極板の間に介在させ極板群を組み立て、これを
電槽内に11み込み、極板群に電解液を適量含浸せ1ノ
めた密閉形鉛蓄電池は公知である。
維に合成繊維を均一に混合し、抄紙法などにより所定の
シートに成形したものは公知である。従って又これを陽
極板と陰極板の間に介在させ極板群を組み立て、これを
電槽内に11み込み、極板群に電解液を適量含浸せ1ノ
めた密閉形鉛蓄電池は公知である。
(発明が解決しようとする問題点)
一般に此種密閉形鉛蓄電池は、充電時に陽1ね板より発
生する酸素ガスを、陰極板に酸化吸収せしめるようにし
、いわゆる酸素サイクルを行なわしめてその密閉形が維
持されるものであるが、この場合、陰極板表面にセパレ
ーターどの間に三層界面をつくる必要があるが、該陰8
i板に接するセパレーター面の親水性が良1ぎると、こ
の三層界面が出来■くなりガス吸収効率が低下するので
、セパレーターとし、て、ガラスj1τ4fに合成繊維
が混合せしめたものが望まれ上記のようにガラス繊維に
合成繊維を均一に混合して成るセパレーターを使用し、
三層界面の生成を出来易くしている。一方、陽極板には
、セパレーターの他方の面を接触させ、電解液を全面均
一に供給する必要がある。このためには、親水性の極め
てよいガラス繊維のみから成るセパレーターの使用が望
まれるが、上記廿バレーターでは、その合成繊維の混入
により、陽極板全面への電解液の均一な供給がその混入
率の増大に伴い妨げられるのでこれに伴い電解特性が低
下し電池寿命の短縮をもたらす。
生する酸素ガスを、陰極板に酸化吸収せしめるようにし
、いわゆる酸素サイクルを行なわしめてその密閉形が維
持されるものであるが、この場合、陰極板表面にセパレ
ーターどの間に三層界面をつくる必要があるが、該陰8
i板に接するセパレーター面の親水性が良1ぎると、こ
の三層界面が出来■くなりガス吸収効率が低下するので
、セパレーターとし、て、ガラスj1τ4fに合成繊維
が混合せしめたものが望まれ上記のようにガラス繊維に
合成繊維を均一に混合して成るセパレーターを使用し、
三層界面の生成を出来易くしている。一方、陽極板には
、セパレーターの他方の面を接触させ、電解液を全面均
一に供給する必要がある。このためには、親水性の極め
てよいガラス繊維のみから成るセパレーターの使用が望
まれるが、上記廿バレーターでは、その合成繊維の混入
により、陽極板全面への電解液の均一な供給がその混入
率の増大に伴い妨げられるのでこれに伴い電解特性が低
下し電池寿命の短縮をもたらす。
このように、ガラス繊維中に合成t[を均一に混入せら
れているセパレーターは、その陰極板側のガス吸収作用
を良好にする三層界面の形成にはプラスとなるが、反面
陽極板への電解液の供給面、電池特性等にはマイリスと
なり両者の要求を満足することができない。このため、
ガラス繊維と合成繊維とを混合して成るセパレーターと
ガラス繊維用独のセパレーターとの2枚を重合したもの
又はこれらを接着し1体化して成る複合セパレーターを
、陽極板と陰極板との間に、該ガラス繊維単独層を陽極
板側に向けて、介在させて極板群を組み立てることが考
えられるが、か)る複合セパレーターは、2枚又は2層
の接合面をもつ内部において電解液の流通拡散が悪く、
従って電池特性が悪くなってしまう不都合をもたらす。
れているセパレーターは、その陰極板側のガス吸収作用
を良好にする三層界面の形成にはプラスとなるが、反面
陽極板への電解液の供給面、電池特性等にはマイリスと
なり両者の要求を満足することができない。このため、
ガラス繊維と合成繊維とを混合して成るセパレーターと
ガラス繊維用独のセパレーターとの2枚を重合したもの
又はこれらを接着し1体化して成る複合セパレーターを
、陽極板と陰極板との間に、該ガラス繊維単独層を陽極
板側に向けて、介在させて極板群を組み立てることが考
えられるが、か)る複合セパレーターは、2枚又は2層
の接合面をもつ内部において電解液の流通拡散が悪く、
従って電池特性が悪くなってしまう不都合をもたらす。
(問題点を解決するだめの手段)
本発明は、上記の問題点に鑑みこれを改善し一枚のシー
トで可及的に両極板の要求を満足せしめるようにした密
閉形鉛蓄電池用セパレーターを提供するもので、ガラス
繊維中芒 混入し成形して成る密閉形鉛蓄電池用ヒバレータ−にお
いて、該合成41i Iffの混入率をセパレーターの
1側面から他側面に向い増大又は減少せしめて成る。
トで可及的に両極板の要求を満足せしめるようにした密
閉形鉛蓄電池用セパレーターを提供するもので、ガラス
繊維中芒 混入し成形して成る密閉形鉛蓄電池用ヒバレータ−にお
いて、該合成41i Iffの混入率をセパレーターの
1側面から他側面に向い増大又は減少せしめて成る。
更に、本発明は、上記従来の密閉鉛蓄電池の特性を改善
した密閉形鉛蓄電池を提供するもので、ガラス繊維を主
体とし、これに混入した合成繊維の混入率を1側面から
他側面に向い増大又は減少せしめて成るセパレーターを
、その合成内脂の混入率が多い面を陰極板に向けて該陰
極板と陰極板との間に介在せしめて掻板群を組み立て、
これを電槽内に組み込んで成る。
した密閉形鉛蓄電池を提供するもので、ガラス繊維を主
体とし、これに混入した合成繊維の混入率を1側面から
他側面に向い増大又は減少せしめて成るセパレーターを
、その合成内脂の混入率が多い面を陰極板に向けて該陰
極板と陰極板との間に介在せしめて掻板群を組み立て、
これを電槽内に組み込んで成る。
(実施例)
次に、本発明の実廠例につき詳述する。
ガラス繊維中は、一般に、平均繊維径0.3〜30Uの
範囲から選択したものを使用し、合成繊維は、ポリエス
テルなどの耐酸、耐酸化性のもので、繊維径が0.5〜
3デニールの範囲から選択したモノフィラメントを使用
するのが一般である。ガラスu&i+tと合成繊維との
配合比率は、−般にガラス繊維90〜60%と合成樹脂
10〜50%の範囲にJ3いて、適宜選択して混合され
ることが好ましい。
範囲から選択したものを使用し、合成繊維は、ポリエス
テルなどの耐酸、耐酸化性のもので、繊維径が0.5〜
3デニールの範囲から選択したモノフィラメントを使用
するのが一般である。ガラスu&i+tと合成繊維との
配合比率は、−般にガラス繊維90〜60%と合成樹脂
10〜50%の範囲にJ3いて、適宜選択して混合され
ることが好ましい。
本発明のセパレーターを、か・混合繊維から、その1側
面から他側面にかけて、即ちそのセパレーターシー[・
の厚さ方向に、合成繊維の混入率が増大又は減少するよ
うに不均一に含有したものに作成するのであるが、その
¥I造法は、予め1側面から他側面にかけてガラス繊維
に対する合成m維の配合割合を変えて配分混合し、乾式
法によって少量のバインダーを況大して不織シートに加
圧形成することができるが、又湿式法によって、例えば
、通常の丸網抄紙機を用いて、その混合繊維から成る紙
種を流速を適度に遅くし丸網抄紙槽を1側から他側に流
通させてその間に、無目繊維と合成繊維の比重差による
不均一な混合液とし乍ら丸網に付着せしめ、これら混合
繊維層が丸網面側において、合成wt唯の混入量が多く
含有した状態に得られ、これをクーチロール、毛布に抄
き上げることにより抄紙型ヒバレータ−として製造する
ようにしてもよい。
面から他側面にかけて、即ちそのセパレーターシー[・
の厚さ方向に、合成繊維の混入率が増大又は減少するよ
うに不均一に含有したものに作成するのであるが、その
¥I造法は、予め1側面から他側面にかけてガラス繊維
に対する合成m維の配合割合を変えて配分混合し、乾式
法によって少量のバインダーを況大して不織シートに加
圧形成することができるが、又湿式法によって、例えば
、通常の丸網抄紙機を用いて、その混合繊維から成る紙
種を流速を適度に遅くし丸網抄紙槽を1側から他側に流
通させてその間に、無目繊維と合成繊維の比重差による
不均一な混合液とし乍ら丸網に付着せしめ、これら混合
繊維層が丸網面側において、合成wt唯の混入量が多く
含有した状態に得られ、これをクーチロール、毛布に抄
き上げることにより抄紙型ヒバレータ−として製造する
ようにしてもよい。
第1図は、本発明のセパレーター(1)の代表的構成を
示し、その合成繊維の混入率が、その1側面から他側面
にかけその厚さ方向に不均一に含有するように構成され
る点に特徴がある。図面では便宜上、格子模様の粗密で
、その合成繊維の混入率の多寡を表した。即ら、そのセ
バレ−ター(1〉の上面側層(1a)は合成繊維が最も
多く混入して居り、その下面側層(1b)は合成繊維が
最も少なく混入して居る状態で17られる。一般にその
中間部層は、合成繊維が上面側層(1a)と下面側!j
(Ib)との混入量の中間量程度に混入して居る。この
ように一般に、−枚のセパレーターの1側面(1a)と
他側面(1b)とで合成樹脂の混入率が大きく異なる本
発明セパレーターが1!7られ、而もその内部には複合
型セパレーターのような互に異質の接合界面がないので
電解液の流入拡散が良好に行なわれる。
示し、その合成繊維の混入率が、その1側面から他側面
にかけその厚さ方向に不均一に含有するように構成され
る点に特徴がある。図面では便宜上、格子模様の粗密で
、その合成繊維の混入率の多寡を表した。即ら、そのセ
バレ−ター(1〉の上面側層(1a)は合成繊維が最も
多く混入して居り、その下面側層(1b)は合成繊維が
最も少なく混入して居る状態で17られる。一般にその
中間部層は、合成繊維が上面側層(1a)と下面側!j
(Ib)との混入量の中間量程度に混入して居る。この
ように一般に、−枚のセパレーターの1側面(1a)と
他側面(1b)とで合成樹脂の混入率が大きく異なる本
発明セパレーターが1!7られ、而もその内部には複合
型セパレーターのような互に異質の接合界面がないので
電解液の流入拡散が良好に行なわれる。
次にその抄紙法で作成する具体例を述べる。
ガラス繊維とポリエステル繊維を夫々下記表1のサンプ
ルNa 1とNα2のように夫々配合し、バインダーと
して少量の合成バルブを添加したものをよく混合した紙
種を、丸網抄紙槽内に1側から他側にかけて流通させる
が、この場合、その流速をガラスiM、Iffと合成繊
維との比重差により均一な混合状態がこわれるような遅
い速度として槽内に流入せしめると、その流通過程で、
合成繊維はガラスlA雑より比重が軽いために丸網の回
転体側へ多く集まり、ガラス繊維と共にこれに吸引付着
し、かくして、丸網の回転体周面に、所定内Jツの混合
[[層が、その丸網面側、即ちその内面側では合成繊維
が比較的多く混入し、その外面側に至るに従い合成繊維
が比較的少なく混入した、即ちセパレーターの厚さ方向
に合成XB雑のU人率が責なるものが自動的にIr?ら
れる。その後は、常法に従ってクーチロールにより毛布
面に抄き上げ、脱水乾燥し帯状シートとして得られ、こ
れを適宜の大きさに切断して本発明のセパレーターを得
る。表2のサンプルNQ 1及びNG 2にそのセパレ
ーターの厚さ方向における合成繊維の混入分布状態を示
す。この表から明らかなように、表1の配合原料サンプ
ルNQ 1の10%配合の合成繊維は、1側面部層に6
%、他側面部層に1%、中間部層に3%分イii状態の
セパレーク−として1qられ、表1の配合原料サンプル
NQ 2の40%配合の合成繊維は、1側面部層に25
%、他側面部層に5%、中央部層に10%分布状態のセ
パレーターとして冑られた。
ルNa 1とNα2のように夫々配合し、バインダーと
して少量の合成バルブを添加したものをよく混合した紙
種を、丸網抄紙槽内に1側から他側にかけて流通させる
が、この場合、その流速をガラスiM、Iffと合成繊
維との比重差により均一な混合状態がこわれるような遅
い速度として槽内に流入せしめると、その流通過程で、
合成繊維はガラスlA雑より比重が軽いために丸網の回
転体側へ多く集まり、ガラス繊維と共にこれに吸引付着
し、かくして、丸網の回転体周面に、所定内Jツの混合
[[層が、その丸網面側、即ちその内面側では合成繊維
が比較的多く混入し、その外面側に至るに従い合成繊維
が比較的少なく混入した、即ちセパレーターの厚さ方向
に合成XB雑のU人率が責なるものが自動的にIr?ら
れる。その後は、常法に従ってクーチロールにより毛布
面に抄き上げ、脱水乾燥し帯状シートとして得られ、こ
れを適宜の大きさに切断して本発明のセパレーターを得
る。表2のサンプルNQ 1及びNG 2にそのセパレ
ーターの厚さ方向における合成繊維の混入分布状態を示
す。この表から明らかなように、表1の配合原料サンプ
ルNQ 1の10%配合の合成繊維は、1側面部層に6
%、他側面部層に1%、中間部層に3%分イii状態の
セパレーク−として1qられ、表1の配合原料サンプル
NQ 2の40%配合の合成繊維は、1側面部層に25
%、他側面部層に5%、中央部層に10%分布状態のセ
パレーターとして冑られた。
比較のため、表1の配合原料サンプルN03、No、
4を紙種として使用し、従来の31こうに、均一41混
合状態を得る流速で同じ丸網抄紙機を使用して常法によ
って抄造し表2のサンプルNQ 3及びIt(14に示
すように合成繊維が、1側面から他側面にかけその厚さ
方向に実質上に分布した状態のセパレーターを作成した
。
4を紙種として使用し、従来の31こうに、均一41混
合状態を得る流速で同じ丸網抄紙機を使用して常法によ
って抄造し表2のサンプルNQ 3及びIt(14に示
すように合成繊維が、1側面から他側面にかけその厚さ
方向に実質上に分布した状態のセパレーターを作成した
。
表1
表2
上記の本発明セパレーターサンプルNQ 1及びNQ
2の夫々を使用し、第2図示のように陰極板(2)と陰
極板(3)との間に、その各セパレーター(3)の合成
繊維の混入量の比較的多い面側(1a)を陰極板に向け
て、換言すれば、合成繊維の混入量の比較的少ない面側
(1b)を陽ff1ffiに向けて介在させて極数群を
組み立て、下記表3に示す構成の密閉形鉛蓄電池を作成
し、これにつき、スj命試験を行なった。比較のため、
従来のセパレーターサンプルNa 3及びNa 4の夫
々を使用し、を板群を組み立て、同表3に承り構成の蓄
電池を作成し、これにつき寿命試験を行なった。表3の
電池に使用した電解液比!Fは 1,300、電解液量
は950ccである。
2の夫々を使用し、第2図示のように陰極板(2)と陰
極板(3)との間に、その各セパレーター(3)の合成
繊維の混入量の比較的多い面側(1a)を陰極板に向け
て、換言すれば、合成繊維の混入量の比較的少ない面側
(1b)を陽ff1ffiに向けて介在させて極数群を
組み立て、下記表3に示す構成の密閉形鉛蓄電池を作成
し、これにつき、スj命試験を行なった。比較のため、
従来のセパレーターサンプルNa 3及びNa 4の夫
々を使用し、を板群を組み立て、同表3に承り構成の蓄
電池を作成し、これにつき寿命試験を行なった。表3の
電池に使用した電解液比!Fは 1,300、電解液量
は950ccである。
表3
寿命試験は、0.24Cの電流で3時間放電を行ない、
次いで0.17Cの電流で5時間充電を40℃の雰囲気
でおこない、25回毎に25℃で0,2Cの電流で放電
して、容量を測定し、容量が初期の40%となった時を
終期とした。
次いで0.17Cの電流で5時間充電を40℃の雰囲気
でおこない、25回毎に25℃で0,2Cの電流で放電
して、容量を測定し、容量が初期の40%となった時を
終期とした。
第3図は、その試験結果を示す。第3図から明らかなよ
うに、特に、本発明セパレーターNα1を前記のように
組み込んだ電池Nα1と、従来形セパレーターNα3を
対比して明らかなように、ガラス繊維中に同量の合成繊
維を混入したセパレーターは、本発明のように、その陽
極板に接する比較的多量の合成m維を含むようにし、そ
の陰極板に接する面を比較的少けの合成繊維を含むよう
に不均一に分布せしめるセパレーターに構成するときは
、従来のように合成4!維を均一に分布せしめるセパレ
ーターを使用する場合に比し、電池の充放電サイクル数
、即ち、電池寿命を著しく延長できる。尚、本発明のセ
パレーターNil 2を使用した場合は、更に電池寿命
を増大できる。多くの試験ωl究の結果、本発明のセパ
レーターの陽極板に接する面側層(1a)には、5%以
下の合成繊維の混入率が好ましく、又そ ゛の陰極板
に接する面側層(1b)には、5%以上の合成繊維の混
入率が好ましいことが分った。又その両側面層(18H
1b)の合成tvttの混入率の差が大きいことが好ま
しいことが判った。
うに、特に、本発明セパレーターNα1を前記のように
組み込んだ電池Nα1と、従来形セパレーターNα3を
対比して明らかなように、ガラス繊維中に同量の合成繊
維を混入したセパレーターは、本発明のように、その陽
極板に接する比較的多量の合成m維を含むようにし、そ
の陰極板に接する面を比較的少けの合成繊維を含むよう
に不均一に分布せしめるセパレーターに構成するときは
、従来のように合成4!維を均一に分布せしめるセパレ
ーターを使用する場合に比し、電池の充放電サイクル数
、即ち、電池寿命を著しく延長できる。尚、本発明のセ
パレーターNil 2を使用した場合は、更に電池寿命
を増大できる。多くの試験ωl究の結果、本発明のセパ
レーターの陽極板に接する面側層(1a)には、5%以
下の合成繊維の混入率が好ましく、又そ ゛の陰極板
に接する面側層(1b)には、5%以上の合成繊維の混
入率が好ましいことが分った。又その両側面層(18H
1b)の合成tvttの混入率の差が大きいことが好ま
しいことが判った。
(発明の効果)
このように本発明によるときは、ガラスtliiltに
合成繊維を混入して成るセパレーターにおいて、そのセ
パレーターの1側面から他側面に向い合成繊維の混入率
に勾配をつけて分布せしめたので、その合成ill維の
混入率の比較的多い面を陰極板に接し、その比較的少な
い面を陽極板に接するように両極板間に介在させて極板
群を組み立て密開!a蓄電池を構成するときは、陰極板
側におけるガス吸収作用と陽極板全面への電解液の供給
作用の向上を同時にもたらし、従来の合成繊維を均一に
混入したセパレーターを用いた電池に比し、電池特性を
著しく向上し得る等の効果をもたらす。
合成繊維を混入して成るセパレーターにおいて、そのセ
パレーターの1側面から他側面に向い合成繊維の混入率
に勾配をつけて分布せしめたので、その合成ill維の
混入率の比較的多い面を陰極板に接し、その比較的少な
い面を陽極板に接するように両極板間に介在させて極板
群を組み立て密開!a蓄電池を構成するときは、陰極板
側におけるガス吸収作用と陽極板全面への電解液の供給
作用の向上を同時にもたらし、従来の合成繊維を均一に
混入したセパレーターを用いた電池に比し、電池特性を
著しく向上し得る等の効果をもたらす。
第1図は、本発明実施の1例のセパレーターの合成繊維
の不均一な混入率状態を説明する厚さ方向の正面図、第
2垣は本発明セパレーターを使用した電池の要部の1部
截断側面図、第3図は電池特性曲線を示す。 (1)・・・本発明セパレーター (1a)・・・セパレーターの1側面層(1b)・・・
セパレーターの他側面層外2名− 第2図 第1図 光 3 窒 」 錠(回) 6、、?!、 5
の不均一な混入率状態を説明する厚さ方向の正面図、第
2垣は本発明セパレーターを使用した電池の要部の1部
截断側面図、第3図は電池特性曲線を示す。 (1)・・・本発明セパレーター (1a)・・・セパレーターの1側面層(1b)・・・
セパレーターの他側面層外2名− 第2図 第1図 光 3 窒 」 錠(回) 6、、?!、 5
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ガラス繊維に合成繊維を混入し成形して成る密閉形
鉛蓄電池用セパレーターにおいて、該合成繊維の混入率
をセパレーターの1側面から他側面に向い増大又は減少
せしめて成る密閉形鉛蓄電池用セパレーター。 2、ガラス繊維を主体とし、これに混入した合成繊維の
混入率を1側面から他側面に向い増大又は減少せしめて
成るセパレーターを、その合成繊維の混入率が多い面を
陰極板に向けて該陰極板と陽極板との間に介在せしめて
極板群を組み立て、これを電槽内に組み込んで成る密閉
形鉛蓄電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61189625A JPS6348744A (ja) | 1986-08-14 | 1986-08-14 | 密閉形鉛蓄電池用セパレ−タ−並に密閉形鉛蓄電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61189625A JPS6348744A (ja) | 1986-08-14 | 1986-08-14 | 密閉形鉛蓄電池用セパレ−タ−並に密閉形鉛蓄電池 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6348744A true JPS6348744A (ja) | 1988-03-01 |
Family
ID=16244426
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61189625A Pending JPS6348744A (ja) | 1986-08-14 | 1986-08-14 | 密閉形鉛蓄電池用セパレ−タ−並に密閉形鉛蓄電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6348744A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5861051A (ja) * | 1981-10-07 | 1983-04-11 | Nissan Motor Co Ltd | アンチスキツド制御装置 |
US7144633B2 (en) | 2002-07-29 | 2006-12-05 | Evanite Fiber Corporation | Glass compositions |
US7160824B2 (en) | 2002-07-29 | 2007-01-09 | Evanite Fiber Corporation | Glass compositions |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5553064A (en) * | 1978-10-13 | 1980-04-18 | Japan Storage Battery Co Ltd | Closed-type lead accumulator |
-
1986
- 1986-08-14 JP JP61189625A patent/JPS6348744A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5553064A (en) * | 1978-10-13 | 1980-04-18 | Japan Storage Battery Co Ltd | Closed-type lead accumulator |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5861051A (ja) * | 1981-10-07 | 1983-04-11 | Nissan Motor Co Ltd | アンチスキツド制御装置 |
JPH0150624B2 (ja) * | 1981-10-07 | 1989-10-31 | Nissan Motor | |
US7144633B2 (en) | 2002-07-29 | 2006-12-05 | Evanite Fiber Corporation | Glass compositions |
US7160824B2 (en) | 2002-07-29 | 2007-01-09 | Evanite Fiber Corporation | Glass compositions |
US8012629B2 (en) | 2002-07-29 | 2011-09-06 | Hollingsworth & Vose Company | Batteries containing bismuth glass compositions |
US8211575B2 (en) | 2002-07-29 | 2012-07-03 | Hollingsworth & Vose Company | Batteries containing bismuth glass compositions |
US7939166B2 (en) | 2004-07-21 | 2011-05-10 | Hollingsworth & Vose Company | Glass compositions |
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