JPS58663B2 - 密閉型鉛蓄電池 - Google Patents
密閉型鉛蓄電池Info
- Publication number
- JPS58663B2 JPS58663B2 JP50027345A JP2734575A JPS58663B2 JP S58663 B2 JPS58663 B2 JP S58663B2 JP 50027345 A JP50027345 A JP 50027345A JP 2734575 A JP2734575 A JP 2734575A JP S58663 B2 JPS58663 B2 JP S58663B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acid battery
- sealed lead
- fibers
- fiber diameter
- separator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Cell Separators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は密閉型鉛蓄電池に関するものであり、組み立て
が容易で寿命性能が優れ、使用中の減液の少ない保守の
不要な密閉型鉛蓄電池を提供することを目的とするもの
である。
が容易で寿命性能が優れ、使用中の減液の少ない保守の
不要な密閉型鉛蓄電池を提供することを目的とするもの
である。
従来この種の鉛蓄電池としては、ガラスマットなどの多
孔の隔離体を陰・陽極板間に介在させ電解液を可能な限
り少ない状態で保持させたものや電解液をコロイド化し
たものなどが提案され使用されている。
孔の隔離体を陰・陽極板間に介在させ電解液を可能な限
り少ない状態で保持させたものや電解液をコロイド化し
たものなどが提案され使用されている。
ここでガラスマットを使用したものについてはその繊維
直径が15.0〜20.0μで多孔度から94〜96%
と高い状態で使用されている。
直径が15.0〜20.0μで多孔度から94〜96%
と高い状態で使用されている。
しかしながらこうした従来の密閉型鉛蓄電池では使用中
の減液が多く寿命性能が悪い、あるいは液の保持性が悪
く使用中に漏液の可能性があるなどの欠点を有している
。
の減液が多く寿命性能が悪い、あるいは液の保持性が悪
く使用中に漏液の可能性があるなどの欠点を有している
。
一方、液の保持性を向上させるためにガラスマットを構
成するガラス繊維の繊維直径を小さくすることも考えら
れている。
成するガラス繊維の繊維直径を小さくすることも考えら
れている。
例えば特公昭48−□32854号公報には、繊維径1
.0〜4.0μの短繊維からなるガラス綿を板状のフェ
ルト状物に成形した微細ガラス綿フエルト状物を、隔離
体として極板間に配した鉛蓄電池が提案されている。
.0〜4.0μの短繊維からなるガラス綿を板状のフェ
ルト状物に成形した微細ガラス綿フエルト状物を、隔離
体として極板間に配した鉛蓄電池が提案されている。
しかしながらここでいう隔離体はその発明の詳細な説明
の項でも述べている様に、繊維間の接着剤が全くないか
、もしくは極めて少量であるので、機械的強度が弱く、
取り扱いが困難であり、鉛蓄電池の組み立てが困難であ
るという欠点を有している。
の項でも述べている様に、繊維間の接着剤が全くないか
、もしくは極めて少量であるので、機械的強度が弱く、
取り扱いが困難であり、鉛蓄電池の組み立てが困難であ
るという欠点を有している。
□ 本発明はこれらの欠点を克服したものであり、次に
実施例によって本発明を説明する。
実施例によって本発明を説明する。
実施例 1
平均繊維直径がそれぞれ0.5μ、2.0μ、5.0μ
。
。
7.0μ、10.0μ、15.0μ、20.0μ、のガ
ラス繊維と、繊維直径が2.5μのポリプロピレン繊維
とを各種の混合比で水中に分散し、抄紙装置により抄紙
して成形し隔離体を得た。
ラス繊維と、繊維直径が2.5μのポリプロピレン繊維
とを各種の混合比で水中に分散し、抄紙装置により抄紙
して成形し隔離体を得た。
このものの特性は第1表の通りである。
なお隔離体A1,2のものはそれぞれ先に述べた従来の
ものである。
ものである。
実施例 2
実施例1で得た隔離体のうち第1表中のAI。
2.3,4,7,8,9,13,19.22の隔離体を
用い、電解液をその流動するものがない程度に注入し、
弁を装着して密閉型鉛蓄電池B −Kを昨った。
用い、電解液をその流動するものがない程度に注入し、
弁を装着して密閉型鉛蓄電池B −Kを昨った。
これらの密閉型鉛蓄電池を定格容量の2/3の放電、放
電電気量の130%の充電を1ooとして寿命試験を実
施した。
電電気量の130%の充電を1ooとして寿命試験を実
施した。
この試験結果を第2表に示す。
実施例 3
1.0μの平均繊維直径を有するガラス繊維、95輯%
古、繊維直径が4.0μのポリニスデル繊維、5wt%
とよりなる隔離体を通常の方法で陰・陽極板間に配し7
て電槽に入れ、蓋、弁などを装沼して密閉型鉛蓄電池を
作−っだ。
古、繊維直径が4.0μのポリニスデル繊維、5wt%
とよりなる隔離体を通常の方法で陰・陽極板間に配し7
て電槽に入れ、蓋、弁などを装沼して密閉型鉛蓄電池を
作−っだ。
この密閉型鉛蓄電池Aについて実施例2と同様の寿命試
験を行なった。
験を行なった。
本実施例による密閉型鉛蓄電池Aと従来の密閉型鉛蓄電
池Bとのそれぞれ充放電ザイクルに対する減液率の変化
、および容量の変化を第1図および第2図に示す。
池Bとのそれぞれ充放電ザイクルに対する減液率の変化
、および容量の変化を第1図および第2図に示す。
第1表の結果から明らかな様に、本発明の0.5〜5.
0μの平均繊維直径を有するガラス繊維入合成繊維の混
合繊維からなる隔離体は最大孔径は小さくしかも機械的
強さは大きい。
0μの平均繊維直径を有するガラス繊維入合成繊維の混
合繊維からなる隔離体は最大孔径は小さくしかも機械的
強さは大きい。
j7かも合液量は従来のものよりも大きい。
これは合成繊維がガラス繊維に比べると柔かく、ガラス
繊維間を巧みに結合していることによるものと考えられ
る。
繊維間を巧みに結合していることによるものと考えられ
る。
第2表および第1・第2図の結果から明らかな様に、本
発明による密閉型鉛蓄電池は従来の繊維直径200μの
隔離体を使用した密閉型鉛蓄電池よりはるかに長い寿命
性能を有しており、しかも寿命性能試験中の減液率も極
めて小さい。
発明による密閉型鉛蓄電池は従来の繊維直径200μの
隔離体を使用した密閉型鉛蓄電池よりはるかに長い寿命
性能を有しており、しかも寿命性能試験中の減液率も極
めて小さい。
繊維直径1.0μの従来の隔離体を使用した密閉型鉛蓄
電池に比較しても、寿命性能はほぼ同等で減液率は小さ
い。
電池に比較しても、寿命性能はほぼ同等で減液率は小さ
い。
これは合成繊維と電解液とのなじみが、ガラス繊維と電
解液のそれよりも悪いために、蓄電池内で発生する酸素
ガスが極群からガスとして逸出するのを妨げ、該ガスの
陰極板での吸収を促進するためである。
解液のそれよりも悪いために、蓄電池内で発生する酸素
ガスが極群からガスとして逸出するのを妨げ、該ガスの
陰極板での吸収を促進するためである。
なお上記実施例では合成繊維としてポリプロピレン繊維
およびポリニスデル繊維を用いたものについてのみ例示
したが、本発明はこれらに限定さ□れるものではない。
およびポリニスデル繊維を用いたものについてのみ例示
したが、本発明はこれらに限定さ□れるものではない。
すな4つもガラス繊維よりも電解液とのなじみの悪い、
換言すれは、ガラス繊維よりも親水性が悪い合成繊維を
用いれば、同等の効果を得るこよができる。
換言すれは、ガラス繊維よりも親水性が悪い合成繊維を
用いれば、同等の効果を得るこよができる。
し7たがって実施例に示したポリプロピし・ン繊維、ポ
リニスデル繊維のほか、ボIJ 1チレン繊維、アクリ
ル繊維、更にはこれらの素材からなるいイっゆる合成バ
ルブ繊維、フェノール繊維などのガラス繊維よりも親水
性が悪い合成繊維が使用内部である。
リニスデル繊維のほか、ボIJ 1チレン繊維、アクリ
ル繊維、更にはこれらの素材からなるいイっゆる合成バ
ルブ繊維、フェノール繊維などのガラス繊維よりも親水
性が悪い合成繊維が使用内部である。
その上、本発明に、よる密閉型鉛蓄電池では従来)の繊
維直径10μのがラスマツ1−を使用する密閉型鉛蓄電
池、Lりもその隔離体の機械的強さが大きいので、その
組み立てが極めて容易である利点を有している。
維直径10μのがラスマツ1−を使用する密閉型鉛蓄電
池、Lりもその隔離体の機械的強さが大きいので、その
組み立てが極めて容易である利点を有している。
なお使用するガラス繊維の繊維直径に関しては、例えは
02μのものまでも使用可能である。
02μのものまでも使用可能である。
し7かしながらこうした細いガラス繊維は極めて製造が
難かしく、いたずらに高価であるという欠点を有してい
る。
難かしく、いたずらに高価であるという欠点を有してい
る。
したがって本発明においては安定して生産されている平
均繊維直径が05μ以上のガラス繊維を用いることを要
旨の−一つとしている。
均繊維直径が05μ以上のガラス繊維を用いることを要
旨の−一つとしている。
本発明の密閉型鉛蓄電池に使用する隔離体は繊維間結合
剤を使用しないでもト述のごとくその機械的強さは太き
いが、さらに大きな機械的強さを得ようとするときには
ゼラチンなどの水溶性繊維間結合剤やアクリル酸エマル
ジョンなどで処理することも可能である。
剤を使用しないでもト述のごとくその機械的強さは太き
いが、さらに大きな機械的強さを得ようとするときには
ゼラチンなどの水溶性繊維間結合剤やアクリル酸エマル
ジョンなどで処理することも可能である。
また隔離体は湿式、乾式のいずれの方法によつででも成
形できる。
形できる。
この様に本発明による密閉型鉛蓄電池は、従来のこの種
の鉛蓄電池に肚べて組み立てが極めて容易であり、寿命
性能に優れ、減液量が少ないという利点を有し7ており
、これより本発明はその工業的価値の太きいものである
。
の鉛蓄電池に肚べて組み立てが極めて容易であり、寿命
性能に優れ、減液量が少ないという利点を有し7ており
、これより本発明はその工業的価値の太きいものである
。
第1・第2図は本発明による密閉型鉛蓄電池と従来の密
閉型鉛蓄電池吉の充放電サイクルに対するそれぞれ減液
率および容量の変化を示す曲線図である。
閉型鉛蓄電池吉の充放電サイクルに対するそれぞれ減液
率および容量の変化を示す曲線図である。
Claims (1)
- 1 平均繊維直径が0.5〜5.0μのガラス繊維とガ
ラス繊維よりも親水性が悪い合成繊維とからなる隔離体
を陰・陽極板間に配置してなる密閉型鉛蓄電池
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50027345A JPS58663B2 (ja) | 1975-03-05 | 1975-03-05 | 密閉型鉛蓄電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50027345A JPS58663B2 (ja) | 1975-03-05 | 1975-03-05 | 密閉型鉛蓄電池 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS51101837A JPS51101837A (ja) | 1976-09-08 |
JPS58663B2 true JPS58663B2 (ja) | 1983-01-07 |
Family
ID=12218445
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50027345A Expired JPS58663B2 (ja) | 1975-03-05 | 1975-03-05 | 密閉型鉛蓄電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58663B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53136632A (en) * | 1977-04-30 | 1978-11-29 | Yuasa Battery Co Ltd | Separator for storage battery |
JPS5875763A (ja) * | 1981-10-30 | 1983-05-07 | Toshiba Battery Co Ltd | 有機溶媒電池 |
JPH01302656A (ja) * | 1988-05-30 | 1989-12-06 | Japan Storage Battery Co Ltd | 密閉式鉛蓄電池 |
-
1975
- 1975-03-05 JP JP50027345A patent/JPS58663B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS51101837A (ja) | 1976-09-08 |
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