JPS6332124A - 過給機付き内燃機関の過給圧制御装置 - Google Patents
過給機付き内燃機関の過給圧制御装置Info
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- JPS6332124A JPS6332124A JP17577186A JP17577186A JPS6332124A JP S6332124 A JPS6332124 A JP S6332124A JP 17577186 A JP17577186 A JP 17577186A JP 17577186 A JP17577186 A JP 17577186A JP S6332124 A JPS6332124 A JP S6332124A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は過給機付き内燃機関の過給圧を制御するための
装置に関する。
装置に関する。
エンジンの吸気系に設けたルーツプロワの様なエンジン
駆動式の過給機によりエンジンを過給することは知られ
ている。過給機とエンジン出力部との間には電磁クラッ
チが設けてあり、この電磁クラッチを接続すると過給機
が作動し吸入空気を圧送する。吸気系には過給機を迂回
するバイパスが設けてあり、このバイパスにはバイパス
制御弁が設けである。過給機の作動中にこのバイパスを
閉じるとエンジンが過給され、バイパスを開放すると過
給は休止する。
駆動式の過給機によりエンジンを過給することは知られ
ている。過給機とエンジン出力部との間には電磁クラッ
チが設けてあり、この電磁クラッチを接続すると過給機
が作動し吸入空気を圧送する。吸気系には過給機を迂回
するバイパスが設けてあり、このバイパスにはバイパス
制御弁が設けである。過給機の作動中にこのバイパスを
閉じるとエンジンが過給され、バイパスを開放すると過
給は休止する。
このバイパス制御弁は過給機が回転しているときの過給
の強弱度合を制御するものであり、通常は圧力作動式で
ある。バイパス制御弁の圧力導入速度を制御することに
より過給の立ち上り特性を変えることができる。以上の
様なシステムにおいて、加速状態に適合した過給の立ち
上りを制御するために機関の負荷増加割合が大なる時(
即ち急加速時)、急激な過給圧上昇を行い、負荷増加割
合が小さな時(即ち、緩加速時)、緩やかな過給圧上昇
を行うものが提案されている。(特願昭61−3640
号) しかしながら上記機構では、暖機後に所望の加速性能を
得る様に緩過給から急加給への切換点を低く設定すると
冷間時に低負荷側から過給が始まるため、冷間時にエン
ジンを加速した場合、点火プラグのくすぶり現象が起り
易い。これは、低負荷側からの過給に伴う燃料量増大に
よって、点火プラグ近傍の過濃が促進されることによる
。
の強弱度合を制御するものであり、通常は圧力作動式で
ある。バイパス制御弁の圧力導入速度を制御することに
より過給の立ち上り特性を変えることができる。以上の
様なシステムにおいて、加速状態に適合した過給の立ち
上りを制御するために機関の負荷増加割合が大なる時(
即ち急加速時)、急激な過給圧上昇を行い、負荷増加割
合が小さな時(即ち、緩加速時)、緩やかな過給圧上昇
を行うものが提案されている。(特願昭61−3640
号) しかしながら上記機構では、暖機後に所望の加速性能を
得る様に緩過給から急加給への切換点を低く設定すると
冷間時に低負荷側から過給が始まるため、冷間時にエン
ジンを加速した場合、点火プラグのくすぶり現象が起り
易い。これは、低負荷側からの過給に伴う燃料量増大に
よって、点火プラグ近傍の過濃が促進されることによる
。
本発明は前記の過給圧制御装置を改良し、冷間時の過給
レスポンスを悪化することなくプラグくすぶりを防止し
得る過給圧制御装置を提供するものである。
レスポンスを悪化することなくプラグくすぶりを防止し
得る過給圧制御装置を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段]
上記目的を解決するため本発明によれば過給機を吸気系
に備え、機関の負荷の増加割合の大小に応じて過給機に
よる過給程度を大小に可変制御するバイパス制御手段を
備えた内燃機関において、機関が冷間状態にあるか暖機
状態にあるか判定するための機関状態判定手段と、冷間
状態における、過給状態を綴急に切換える負荷増加割合
のバイパス制御手段における設定値を、暖機状態におけ
るその設定値よりも増加せしめた設定値変換手段とを有
する、過給圧制御装置が提供される。
に備え、機関の負荷の増加割合の大小に応じて過給機に
よる過給程度を大小に可変制御するバイパス制御手段を
備えた内燃機関において、機関が冷間状態にあるか暖機
状態にあるか判定するための機関状態判定手段と、冷間
状態における、過給状態を綴急に切換える負荷増加割合
のバイパス制御手段における設定値を、暖機状態におけ
るその設定値よりも増加せしめた設定値変換手段とを有
する、過給圧制御装置が提供される。
第1図を参照するに、エンジン10の吸気系はエアクリ
ーナ12、エアフローメータ14、吸気通路16、スロ
ットル弁18、吸気ポート20、等から成る。燃料供給
系はエンジン制御コンピュータ(ECII) 22によ
り電子制御される従来型の燃料噴射弁24を含んで成り
、エアフローメータ14で計測した吸入空気量に応じた
量の燃料を必要により増減した上で吸気ポート20に噴
射するようになっている。
ーナ12、エアフローメータ14、吸気通路16、スロ
ットル弁18、吸気ポート20、等から成る。燃料供給
系はエンジン制御コンピュータ(ECII) 22によ
り電子制御される従来型の燃料噴射弁24を含んで成り
、エアフローメータ14で計測した吸入空気量に応じた
量の燃料を必要により増減した上で吸気ポート20に噴
射するようになっている。
吸気通路16には、例えばルーツブロワから成る過給機
26およびバイパス28が設けである。
26およびバイパス28が設けである。
この過給機は電磁クラッチ30を介してエンジンIOに
より駆動されるもので、電磁クラッチ30の大力プーリ
32には伝動ベルト34を介してエンジンのクランクプ
ーリ36から動力が伝えられる。エンジン作動中にこの
電磁クラッチ30を接続すると過給機26が吸入空気を
圧送するが、バイパス28を閉じる前は実際にはエンジ
ンは過給されない。
より駆動されるもので、電磁クラッチ30の大力プーリ
32には伝動ベルト34を介してエンジンのクランクプ
ーリ36から動力が伝えられる。エンジン作動中にこの
電磁クラッチ30を接続すると過給機26が吸入空気を
圧送するが、バイパス28を閉じる前は実際にはエンジ
ンは過給されない。
第2図は本発明による過給圧制御装置の機能的な概略図
を示しており、この制御装置は機関状態判定手段5と設
定値変換手段3とバイパス制御手段1とで構成される。
を示しており、この制御装置は機関状態判定手段5と設
定値変換手段3とバイパス制御手段1とで構成される。
機関状態判定手段5は、例えば、エンジンの冷却水温を
検出可能な水温センサ38を含んで成る。
検出可能な水温センサ38を含んで成る。
バイパス制御手段Iは、バイパス28にff1liされ
た圧力応答型バイパス制御弁40と、該制御弁40の作
動圧力を得るため吸気通路16に設けた信号ポート42
と、電磁式切換弁44と、圧力伝達管46 、48と、
ECII 22とで構成することができる。
た圧力応答型バイパス制御弁40と、該制御弁40の作
動圧力を得るため吸気通路16に設けた信号ポート42
と、電磁式切換弁44と、圧力伝達管46 、48と、
ECII 22とで構成することができる。
バイパス制御弁40はばね付勢されたダイアフラム50
と連動してバイパス28を開閉する弁体52を有し、圧
力室54内に負圧が印加されるとバイパス28を開放す
る様になっている。
と連動してバイパス28を開閉する弁体52を有し、圧
力室54内に負圧が印加されるとバイパス28を開放す
る様になっている。
信号ボート42はスロットル弁18下流に設けてあり、
吸気管圧力を取出す様になっている。周知の様に、スロ
ットル開度の小さい軽負荷時には信号ボート42におけ
る吸気管圧力は負圧となり、負荷増大に伴いスロットル
開度が増大すると吸気管圧力は大気圧に近づく。スロッ
トル弁18にはスロットル開度を検出するスロットルセ
ンサ56が連係してあり、その出力はECU 22に送
られる。
吸気管圧力を取出す様になっている。周知の様に、スロ
ットル開度の小さい軽負荷時には信号ボート42におけ
る吸気管圧力は負圧となり、負荷増大に伴いスロットル
開度が増大すると吸気管圧力は大気圧に近づく。スロッ
トル弁18にはスロットル開度を検出するスロットルセ
ンサ56が連係してあり、その出力はECU 22に送
られる。
電磁式切換弁44はバイパス制御弁40の圧力室54に
印加される吸気管圧力を制御するもので、第1人口ボー
ト58と第2人口ボート60と出口ポート62とを有す
る三方弁である。出口ポート62は圧力室54に接続さ
れている。第1人口ボート58は管路48により、第2
人口ポート60は管路46により夫々信号ポート42に
接続されている。管路48にはチエツク弁付きの絞り装
置64が設けてあり、信号ボート42と圧力室54との
間の作動圧力の伝達を遅延させる様になっている。この
切換弁44はECU 22により制御されるもので、通
電時(ON状態)には第2ボート60が出口ポート62
に接続され、非励起時(OFF状態)には第1ポート5
8が出口ポート62に接続される様に構成されている。
印加される吸気管圧力を制御するもので、第1人口ボー
ト58と第2人口ボート60と出口ポート62とを有す
る三方弁である。出口ポート62は圧力室54に接続さ
れている。第1人口ボート58は管路48により、第2
人口ポート60は管路46により夫々信号ポート42に
接続されている。管路48にはチエツク弁付きの絞り装
置64が設けてあり、信号ボート42と圧力室54との
間の作動圧力の伝達を遅延させる様になっている。この
切換弁44はECU 22により制御されるもので、通
電時(ON状態)には第2ボート60が出口ポート62
に接続され、非励起時(OFF状態)には第1ポート5
8が出口ポート62に接続される様に構成されている。
ECU 22は、第3図のフローチ中−トに示した過給
圧制御ルーチンを実行することにより過程圧を制御する
。
圧制御ルーチンを実行することにより過程圧を制御する
。
この制御ルーチンは、例えば16m5 (ミリ秒)毎に
実行される。ステップ101にて過給圧制御が開始され
ると、ステップ102においてエアフロメータ14で計
測した吸入空気量とエンジン回転数Nとに基づいてエン
ジン1回転当りの吸入空気量Q/Nを計算する。次いで
ステップ103においてはステップ102にて演算され
たQ/N値が設定値(例えば0.51 /rev)より
大きいか否かを判定することにより、エンジンが加速状
態にあるか(即ち、過給状態にあるか)否かを判定する
。ステップ103においてQ/N値が設定値以下の場合
には、ステップ110に進んで電磁クラッチ30をOF
Fにし、次いでステップ112に進み電磁式切換弁44
をOFFにしてステップ113にてステップ101に復
帰する。この場合は、減速時や巡行時等のエンジン負荷
が小さい時であって過給機26による吸入空気の圧送を
必要とせず、スロットル弁18の開度が小さいので信号
ポートのところの吸気管圧力は負圧となっており、この
負圧は管路48を介してバイパス制御弁40の圧力室5
4に印加されている。従って、圧力室54内には負圧が
維持され、弁体54は上動してバイパス28を開放する
のでエンジンは過給されない。
実行される。ステップ101にて過給圧制御が開始され
ると、ステップ102においてエアフロメータ14で計
測した吸入空気量とエンジン回転数Nとに基づいてエン
ジン1回転当りの吸入空気量Q/Nを計算する。次いで
ステップ103においてはステップ102にて演算され
たQ/N値が設定値(例えば0.51 /rev)より
大きいか否かを判定することにより、エンジンが加速状
態にあるか(即ち、過給状態にあるか)否かを判定する
。ステップ103においてQ/N値が設定値以下の場合
には、ステップ110に進んで電磁クラッチ30をOF
Fにし、次いでステップ112に進み電磁式切換弁44
をOFFにしてステップ113にてステップ101に復
帰する。この場合は、減速時や巡行時等のエンジン負荷
が小さい時であって過給機26による吸入空気の圧送を
必要とせず、スロットル弁18の開度が小さいので信号
ポートのところの吸気管圧力は負圧となっており、この
負圧は管路48を介してバイパス制御弁40の圧力室5
4に印加されている。従って、圧力室54内には負圧が
維持され、弁体54は上動してバイパス28を開放する
のでエンジンは過給されない。
ステップ103においてQ/N値が設定値以上の場合、
即ち加速状態(過給状態)にある場合、ステップ104
に進んで電磁クラッチ30をONにすることで過給機2
6は作動を開始する。次にステップ105は、車両の負
荷増加割合、即ち、加速状態が急加速状態であるか緩加
速状態であるか否かを判定するためのもので、この実施
例ではスロットル弁18の開度の変化に基づいて機関負
荷が急増状態であるか漸増状態を判定する様に構成され
ている。即ち、ステップ105ではスロットルセンサ5
6からの信号に基づいてスロットル開度TAの速度変化
ΔTAを演算する。速度変化ΔTAは、例えば前回のル
ーチン実行時のスロットル開度TA、と今回のルーチン
実行時のスロットル開度TA2との差を計算することに
より求めることができる。
即ち加速状態(過給状態)にある場合、ステップ104
に進んで電磁クラッチ30をONにすることで過給機2
6は作動を開始する。次にステップ105は、車両の負
荷増加割合、即ち、加速状態が急加速状態であるか緩加
速状態であるか否かを判定するためのもので、この実施
例ではスロットル弁18の開度の変化に基づいて機関負
荷が急増状態であるか漸増状態を判定する様に構成され
ている。即ち、ステップ105ではスロットルセンサ5
6からの信号に基づいてスロットル開度TAの速度変化
ΔTAを演算する。速度変化ΔTAは、例えば前回のル
ーチン実行時のスロットル開度TA、と今回のルーチン
実行時のスロットル開度TA2との差を計算することに
より求めることができる。
ステップ106では、冷却水温センサ38からの信号に
基づいて冷却水温THWを検出する。次いでステップ1
07において冷却水温THWが設定値(例えば、40°
C)より大きいか否かを判定することによりエンジンが
冷間状態にあるか、あるいは暖機状態にあるかを判定す
る。冷却水温THWが設定値未満(例えば40℃未満)
の場合、冷間状態と判定され、ステップ111に進み、
設定値以上(例えば40℃以上)の場合、暖機状態と判
定されステップ108に進む。ステップ108 、11
1では、ステップ105にて演算されたスロットル開度
速度変化ΔTAが夫々のステップにおける設定値より大
きいか否かが判定される。
基づいて冷却水温THWを検出する。次いでステップ1
07において冷却水温THWが設定値(例えば、40°
C)より大きいか否かを判定することによりエンジンが
冷間状態にあるか、あるいは暖機状態にあるかを判定す
る。冷却水温THWが設定値未満(例えば40℃未満)
の場合、冷間状態と判定され、ステップ111に進み、
設定値以上(例えば40℃以上)の場合、暖機状態と判
定されステップ108に進む。ステップ108 、11
1では、ステップ105にて演算されたスロットル開度
速度変化ΔTAが夫々のステップにおける設定値より大
きいか否かが判定される。
本発明によればステップ108における設定値は暖機状
態における過給レスポンスの向上を目的とした加速状態
を判定するために、ステップ111における設定値より
、低めに設定される(例えば2°/16m5)。一方、
ステップ111における設定値は冷間状態でのプラグく
すぶり現象防止を目的としてステップ108より高めに
設定される(例えば4°/16m5)。
態における過給レスポンスの向上を目的とした加速状態
を判定するために、ステップ111における設定値より
、低めに設定される(例えば2°/16m5)。一方、
ステップ111における設定値は冷間状態でのプラグく
すぶり現象防止を目的としてステップ108より高めに
設定される(例えば4°/16m5)。
ステップ108において設定値(例えば2°/16m5
)よりΔTAが大きい場合、即ち、暖機状態において例
えば、ΔTAが2°/16m5より大きく4°/16m
5より小さな加速状態(以下、中加速状態と呼ぶ。)あ
るいは、ΔTAが4°/16m5より大きな加速状態(
以下、急加速状態と呼ぶ。)のいずれかの場合、ステッ
プ109に進み電磁式切換弁44をONにしてステップ
113でメインルーチンに復帰する。同様に、ステップ
111においても設定値(例えば4’ /16m5)よ
りΔ′rAが大きい場合、即ち冷間状態において急加速
状態の場合も同様にステップ109に進む。これにより
、切換弁44は通電され、前述した様に第2人口ボート
60が出口ポート62に接続され、大気圧ポート66の
大気圧がバイパス制御弁40の圧力室54に印加される
ので制御弁40はバイパス路28を急激に閉じる。その
結果、過給圧は急速に立上るので過給レスポンスを確保
することができ、急加速に必要な出力を得ることが可能
となる。
)よりΔTAが大きい場合、即ち、暖機状態において例
えば、ΔTAが2°/16m5より大きく4°/16m
5より小さな加速状態(以下、中加速状態と呼ぶ。)あ
るいは、ΔTAが4°/16m5より大きな加速状態(
以下、急加速状態と呼ぶ。)のいずれかの場合、ステッ
プ109に進み電磁式切換弁44をONにしてステップ
113でメインルーチンに復帰する。同様に、ステップ
111においても設定値(例えば4’ /16m5)よ
りΔ′rAが大きい場合、即ち冷間状態において急加速
状態の場合も同様にステップ109に進む。これにより
、切換弁44は通電され、前述した様に第2人口ボート
60が出口ポート62に接続され、大気圧ポート66の
大気圧がバイパス制御弁40の圧力室54に印加される
ので制御弁40はバイパス路28を急激に閉じる。その
結果、過給圧は急速に立上るので過給レスポンスを確保
することができ、急加速に必要な出力を得ることが可能
となる。
これに対し、ステップ108においてΔTAが設定値よ
り小さな場合、即ら、暖機状態において例えばΔTAが
2°/16m5以下の加速状態(以下緩加速状態と呼ぶ
。)の場合、及びステ、ツブ111においてΔTAが設
定値より小さな場合、即ち、冷間状態においてΔTAが
4°/16m5以下の中加速状態と緩加速状態の場合に
は、夫々ステップ112に進み電cfI式切換弁44を
OFF (非励起)にしてステップ113にてメインル
ーチンに復帰する。
り小さな場合、即ら、暖機状態において例えばΔTAが
2°/16m5以下の加速状態(以下緩加速状態と呼ぶ
。)の場合、及びステ、ツブ111においてΔTAが設
定値より小さな場合、即ち、冷間状態においてΔTAが
4°/16m5以下の中加速状態と緩加速状態の場合に
は、夫々ステップ112に進み電cfI式切換弁44を
OFF (非励起)にしてステップ113にてメインル
ーチンに復帰する。
これにより切換弁44の第1人口ポート58が出口ポー
ト62に接続され信号ボート42とバイパス制御弁60
の圧力室54とは絞り64付きの管路48を介して接続
されるので、信号ボート42からの圧力室54への大気
の伝達は絞り64の作用により遅延され圧力室54内の
圧力は徐々に負圧から大気圧へと変化する。その結果、
バイパス;I、制御弁40はバイパス路28を比較的緩
慢に閉じることとなり、過給圧は比較的緩慢に上昇し、
冷間状態でのプラグくすぶり現象及び冷間・暖機状態に
おける出力急増によるショック、即ち、過給ショックを
低減することが可能となる。
ト62に接続され信号ボート42とバイパス制御弁60
の圧力室54とは絞り64付きの管路48を介して接続
されるので、信号ボート42からの圧力室54への大気
の伝達は絞り64の作用により遅延され圧力室54内の
圧力は徐々に負圧から大気圧へと変化する。その結果、
バイパス;I、制御弁40はバイパス路28を比較的緩
慢に閉じることとなり、過給圧は比較的緩慢に上昇し、
冷間状態でのプラグくすぶり現象及び冷間・暖機状態に
おける出力急増によるショック、即ち、過給ショックを
低減することが可能となる。
以上記述した本発明による制御を総括すると下表の様に
なる。
なる。
即ち、バイパス通路緩閉により冷間及び暖機時の過給シ
ョック低減及び冷間時のプラグくすぶり現象の発生防止
の効果を高め、さらにバイパス通路急閉により過給立上
り(レスポンス)を向上させること、即ち、冷間時にお
いても急加速の必要が生じた場合急過給が可能であって
、かつ暖機時では中加速状態でも急過給が達成され得る
。なお、本実施例では第3図のフローチャートに示す様
に電磁式切換弁44のON・OFF vJ換え条件をあ
らかじめ設定された、冷却水温THWの一点(例えば4
0℃)からの大小で制御しているが、第4図に示す様に
刻々と変化する水温T HWに応じて過給緩急間のΔT
Aの設定値を連続的に変化しても良い。但し、この場合
においても冷却水4LT HWが高くなればなる程(暖
機状B)、ΔTAの設定値は減少して過給レスポンスを
向上せしめ、冷却水温T HWが低くなればなる程(冷
間状態)、ΔTAの設定値は増加してプラグくすぶり現
象及び過給ショックを防止しなければならない。
ョック低減及び冷間時のプラグくすぶり現象の発生防止
の効果を高め、さらにバイパス通路急閉により過給立上
り(レスポンス)を向上させること、即ち、冷間時にお
いても急加速の必要が生じた場合急過給が可能であって
、かつ暖機時では中加速状態でも急過給が達成され得る
。なお、本実施例では第3図のフローチャートに示す様
に電磁式切換弁44のON・OFF vJ換え条件をあ
らかじめ設定された、冷却水温THWの一点(例えば4
0℃)からの大小で制御しているが、第4図に示す様に
刻々と変化する水温T HWに応じて過給緩急間のΔT
Aの設定値を連続的に変化しても良い。但し、この場合
においても冷却水4LT HWが高くなればなる程(暖
機状B)、ΔTAの設定値は減少して過給レスポンスを
向上せしめ、冷却水温T HWが低くなればなる程(冷
間状態)、ΔTAの設定値は増加してプラグくすぶり現
象及び過給ショックを防止しなければならない。
本発明によれば冷却水温及びスロットル開度の速度変化
(即ち加速度)によってバイパス制御弁の閉じ速度を切
り換えることで冷間状態の過給レスポンスを悪化するこ
となく、プラグのくすぶり現象を防止できる。又、プラ
グくすぶり現象が発生しにくい暖機状態では一層過給レ
スポンスの向上が可能となる。
(即ち加速度)によってバイパス制御弁の閉じ速度を切
り換えることで冷間状態の過給レスポンスを悪化するこ
となく、プラグのくすぶり現象を防止できる。又、プラ
グくすぶり現象が発生しにくい暖機状態では一層過給レ
スポンスの向上が可能となる。
第1図は、前記制御装置を備えた過給機付エンジンの模
式図; 第2図は、本発明の過給圧制御装置の機能的概略図; 第3図は、過給圧制御ルーチンのフローチャート図; 第4図は、横軸に機関状態を代表する冷却水温THW、
縦軸に該水温THWに応じて連続的に変化せしめられる
ΔTAの設定値を表現した図である。 22・・・コンピュータ、 28・・・バイパス、3
8・・・水温センサ、 40・・・バイパス制御弁
、42・・・信号ボート、 44・・・電磁式切換弁
、46・48・・・圧力伝達管。 1・・・バイパス$11 fi1手段 3・・・設定II変l負手段 5・・・I開状態′41定手段 第4図
式図; 第2図は、本発明の過給圧制御装置の機能的概略図; 第3図は、過給圧制御ルーチンのフローチャート図; 第4図は、横軸に機関状態を代表する冷却水温THW、
縦軸に該水温THWに応じて連続的に変化せしめられる
ΔTAの設定値を表現した図である。 22・・・コンピュータ、 28・・・バイパス、3
8・・・水温センサ、 40・・・バイパス制御弁
、42・・・信号ボート、 44・・・電磁式切換弁
、46・48・・・圧力伝達管。 1・・・バイパス$11 fi1手段 3・・・設定II変l負手段 5・・・I開状態′41定手段 第4図
Claims (1)
- 1、過給機を吸気系に備え、機関の負荷の増加割合の大
小に応じて過給機による過給程度を大小に可変制御する
バイパス制御手段を備えた内燃機関において、機関が冷
間状態にあるか暖機状態にあるか判定するための機関状
態判定手段と、冷間状態における、過給状態を緩急に切
換える負荷増加割合のバイパス制御手段における設定値
を、暖機状態におけるその設定値よりも増加せしめた設
定値変換手段とを有する、過給圧制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17577186A JPH0799092B2 (ja) | 1986-07-28 | 1986-07-28 | 過給機付き内燃機関の過給圧制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17577186A JPH0799092B2 (ja) | 1986-07-28 | 1986-07-28 | 過給機付き内燃機関の過給圧制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6332124A true JPS6332124A (ja) | 1988-02-10 |
JPH0799092B2 JPH0799092B2 (ja) | 1995-10-25 |
Family
ID=16001973
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17577186A Expired - Lifetime JPH0799092B2 (ja) | 1986-07-28 | 1986-07-28 | 過給機付き内燃機関の過給圧制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0799092B2 (ja) |
-
1986
- 1986-07-28 JP JP17577186A patent/JPH0799092B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0799092B2 (ja) | 1995-10-25 |
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