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JPS6320139Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6320139Y2
JPS6320139Y2 JP4233578U JP4233578U JPS6320139Y2 JP S6320139 Y2 JPS6320139 Y2 JP S6320139Y2 JP 4233578 U JP4233578 U JP 4233578U JP 4233578 U JP4233578 U JP 4233578U JP S6320139 Y2 JPS6320139 Y2 JP S6320139Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printed wiring
multilayer
wiring board
large current
thin film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP4233578U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54144254U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP4233578U priority Critical patent/JPS6320139Y2/ja
Publication of JPS54144254U publication Critical patent/JPS54144254U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6320139Y2 publication Critical patent/JPS6320139Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Structure Of Printed Boards (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は大電流回路、特に高周波域の大電流回
路に適したプリント配線板に関する。
従来、プリント配線板には通常厚さ35μmの銅
箔を導体として使用しこれを絶縁基板に張り合せ
た積層板が使用されているが、この程度の厚さで
は導電率が低く大電流回路において十分でない。
そのため銅箔の厚さを70μm,105μm……と厚く
するか銅箔の幅を拡大して導電率を上げて使用さ
れている。
しかしながら、大電流の要求される回路は直流
ないし商用程度の周波数に限らず、たとえばオー
デイオ機器の電力増幅部、スピーカネツトワーク
など20KHz程度の高周波域で使用される場合も多
い。このような高周波域ではいわゆる表皮効果に
よる実効抵抗の増大が生じ、単に導体の厚さや幅
の増加を図つても実効抵抗の減少に有効でないば
かりか、幅を拡げる場合には実装密度を低下させ
る割に電流経路の迂回などが生じ、いずれにして
も有効な解決策と成り得ない。
本考案では上記の問題を解決し、特に高周波域
での大電流回路に適したプリント配線板の提供を
目的とする。
以下本考案の1実施例について説明する。図面
に示す如く多層(図面では4層であるが)の導体
薄膜1(通常の厚さ35μmのものでも可)を絶縁
基板5の上に絶縁性の良い接着剤2で張り合せ
る。またプリント配線板であるから多層の導体薄
膜1はあらかじめ使用する電気回路の配線パター
ンに沿つた形状とする。すなわちこのパターンは
大電流を流そうとする1点から他の1点まで連続
したパターンとなつている。そして2点間に大電
流を流そうとする場合のその一方の点において、
プリント配線板に導体薄膜1とともに絶縁基板5
を貫通するような穴7を設け、この穴7に抵抗
器、トランジスタなどの電気部品6のリード線3
を差し込み、ハンダ4を流し込んでハンダ付すれ
ばリード線3と多層の導体薄膜1との接続が行え
るとともに多層の導体薄膜1の相互の導通が行え
る。なおハンダ4の代りに金属スリーブを穴7に
嵌着したり、また穴7の内面にスルーホールメツ
キを施すようにしても多層導体薄膜1の相互の導
通を行うことができる。こうして電気部品6の取
付接続部や図示しない端子部等において多層導体
1同士が導通される。2点間に大電流を流そうと
する場合の他方の点においても、図示しないが同
様に多層の導体薄膜1同士が導通される。これに
より電気部品リード線3等に流れる電流の経路
は、ハンダ4等を経て多層の導体薄膜1に分離さ
れ、1点から他の1点まで多層の導体薄膜1の
各々に分かれてパラレルに電流が流れる。したが
つて、本考案によるプリント配線板を用いて電気
回路の配線を行えば、各電気部品リード線間や端
子間における電流経路はあらかじめ形状の定まつ
た多層の導体薄膜1により分離される事になる。
以上1実施例について説明したように、本考案
によれば、大電流を流そうとする2点間において
多層の導体薄膜の各々によりパラレルな電流経路
が形成され、電流がこれらの電流経路をパラレル
に流れるため、導体断面積の増大および導体表面
の増大を同時に達成し、高周波域における大電流
回路に有効なプリント配線板が得られる。なお本
考案によるプリント配線板は種々の方法で製造で
きるが特にダイスタンプ法に依れば極めて容易に
製造可能である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の1実施例を示す断面図である。 1……導体薄膜、2……接着剤(絶縁体)、3
……電気部品リード線、4……ハンダ、5……絶
縁基板、6……電気部品本体、7……穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 大電流を流そうとする1点から他の1点までの
    間において連続している同一形状のパターンの多
    数の薄膜状の導体が絶縁体を介して積層され、か
    つこれら導体が上記2点の各々において相互に導
    通されてなるプリント配線板。
JP4233578U 1978-03-31 1978-03-31 Expired JPS6320139Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4233578U JPS6320139Y2 (ja) 1978-03-31 1978-03-31

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4233578U JPS6320139Y2 (ja) 1978-03-31 1978-03-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54144254U JPS54144254U (ja) 1979-10-06
JPS6320139Y2 true JPS6320139Y2 (ja) 1988-06-03

Family

ID=28914647

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4233578U Expired JPS6320139Y2 (ja) 1978-03-31 1978-03-31

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JP (1) JPS6320139Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54144254U (ja) 1979-10-06

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