JPS6316401Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6316401Y2 JPS6316401Y2 JP1981049878U JP4987881U JPS6316401Y2 JP S6316401 Y2 JPS6316401 Y2 JP S6316401Y2 JP 1981049878 U JP1981049878 U JP 1981049878U JP 4987881 U JP4987881 U JP 4987881U JP S6316401 Y2 JPS6316401 Y2 JP S6316401Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- web
- shaped bracket
- receiving member
- bolts
- nuts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 9
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 9
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は、梁と梁との接合構造に関する。
従来の技術
鉄骨構造の建物において、大梁に小梁を接合す
る場合、多くの場合、大梁の側部に接合プレート
を溶接によつて取付け、この接合プレートに小梁
をボルト止めすることによつて取付けている。
る場合、多くの場合、大梁の側部に接合プレート
を溶接によつて取付け、この接合プレートに小梁
をボルト止めすることによつて取付けている。
考案が解決しようとする問題点
しかしながら、従来の接合方法によると、接合
プレートは大梁に溶接によつて取付けているた
め、接合プレートの取付けの良否は、溶接工の経
験に依存する場合が多く必ずしも設計通りの強度
を期待できるものではなかつた。また、溶接によ
る取付けは、大梁に材質的に悪影響をおよぼすこ
ともあつた。
プレートは大梁に溶接によつて取付けているた
め、接合プレートの取付けの良否は、溶接工の経
験に依存する場合が多く必ずしも設計通りの強度
を期待できるものではなかつた。また、溶接によ
る取付けは、大梁に材質的に悪影響をおよぼすこ
ともあつた。
さらに、全合部のボルト孔の位置合せやボルト
の締付けに際し、梁をクレーン等によつて吊り、
ボルトによる仮止めが完了するまで、仮支持する
必要があり、概して接合が面倒であつた。
の締付けに際し、梁をクレーン等によつて吊り、
ボルトによる仮止めが完了するまで、仮支持する
必要があり、概して接合が面倒であつた。
この考案は、このような前記従来の問題点を解
消するために提案されたもので、梁と梁とをきわ
めて簡単に、かつ確実におこなうことができる梁
と梁との接合構造を提供することを目的とする。
消するために提案されたもので、梁と梁とをきわ
めて簡単に、かつ確実におこなうことができる梁
と梁との接合構造を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段
この考案は、Ｈ形鋼梁のウエブ側面部にＴ形ブ
ラケツトをそのフランジ部をボルトナツトでボル
ト止めすることによつて取付け、このＴ形ブラケ
ツトのウエブ部に受け部材を突設し、この受け部
材に接合すべきＨ形鋼の繋ぎ梁端部を載置すると
ともに当該Ｈ形鋼の繋ぎ梁のウエブ端部先端に突
設したガセツトプレートを前記Ｔ形ブラケツトの
ウエブ部にボルトナツトによつてボルト止めして
梁と梁とを接合することによつて前記目的を達成
するものである。
ラケツトをそのフランジ部をボルトナツトでボル
ト止めすることによつて取付け、このＴ形ブラケ
ツトのウエブ部に受け部材を突設し、この受け部
材に接合すべきＨ形鋼の繋ぎ梁端部を載置すると
ともに当該Ｈ形鋼の繋ぎ梁のウエブ端部先端に突
設したガセツトプレートを前記Ｔ形ブラケツトの
ウエブ部にボルトナツトによつてボルト止めして
梁と梁とを接合することによつて前記目的を達成
するものである。
実施例
以下、この考案を図示する一実施例によつて説
明すると、Ｈ形鋼からなる大梁１の側面部にＴ形
ブラケツト２が突設され、このＴ形ブラケツト２
にＨ形鋼からなる繋ぎ梁３がガセツトプレート４
を介して接合されている。
明すると、Ｈ形鋼からなる大梁１の側面部にＴ形
ブラケツト２が突設され、このＴ形ブラケツト２
にＨ形鋼からなる繋ぎ梁３がガセツトプレート４
を介して接合されている。
Ｔ形ブラケツト２はウエブ部２ａとフランジ部
２ｂとから形成され、フランジ部２ｂを大梁１の
ウエブ部１ａにボルトナツト５，５によつてボル
ト止めすることにより取付けられている。
２ｂとから形成され、フランジ部２ｂを大梁１の
ウエブ部１ａにボルトナツト５，５によつてボル
ト止めすることにより取付けられている。
Ｔ形ブラケツト２のウエブ部２ａの片側には受
け部材６が水平に突設されている。
け部材６が水平に突設されている。
受け部材６は、繋ぎ梁３の接合位置に応じて適
当にその位置を変えて突設されるものである。す
なわち、繋ぎ梁３を大梁１の中央部より下側寄り
に接合する場合には、受け部材６は図示するよう
にＴ形ブラケツト２の下端寄りに突設され、繋ぎ
梁３が大梁１の中央部より上端寄りに接合する場
合にはＴ形ブラケツト２の上端寄りに接合される
ものである（第２図参照）。
当にその位置を変えて突設されるものである。す
なわち、繋ぎ梁３を大梁１の中央部より下側寄り
に接合する場合には、受け部材６は図示するよう
にＴ形ブラケツト２の下端寄りに突設され、繋ぎ
梁３が大梁１の中央部より上端寄りに接合する場
合にはＴ形ブラケツト２の上端寄りに接合される
ものである（第２図参照）。
また、ガセツトプレート４は、繋ぎ梁３のウエ
ブ３ａの先端に溶接することにより取付けられ、
当該ガセツトプレート４の先端は繋ぎ梁３の先端
より一定長さ突出している。
ブ３ａの先端に溶接することにより取付けられ、
当該ガセツトプレート４の先端は繋ぎ梁３の先端
より一定長さ突出している。
そして、繋ぎ梁３は、その上フランジ３ｂの先
端を受け部材６に載せるとともにガセツトプレー
ト４とＴ形ブラケツト２のウエブ部２ａとを複数
本のボルトナツト７，７によつてボルト止めする
ことにより大梁１に接合されている。
端を受け部材６に載せるとともにガセツトプレー
ト４とＴ形ブラケツト２のウエブ部２ａとを複数
本のボルトナツト７，７によつてボルト止めする
ことにより大梁１に接合されている。
なお、繋ぎ梁３の接合に際し、繋ぎ梁３端部を
その上フランジ３ｂの先端を受け部材６の上に載
せ、支持した状態で、繋ぎ梁３の位置を適当に変
更することによりＴ形ブラケツト２のウエブ部２
ａおよびガセツトプレート４のボルト孔の位置合
せおよびボルトナツト７，７の締付けができるよ
うにしてある。
その上フランジ３ｂの先端を受け部材６の上に載
せ、支持した状態で、繋ぎ梁３の位置を適当に変
更することによりＴ形ブラケツト２のウエブ部２
ａおよびガセツトプレート４のボルト孔の位置合
せおよびボルトナツト７，７の締付けができるよ
うにしてある。
考案の効果
この考案は、以上の構成からなるので、以下の
効果を有する。
効果を有する。
一方のＨ形鋼梁のウエブ側面部にＴ形ブラケ
ツトをそのフランジ部をボルトナツトでボルト
止めすることにより取付け、このＴ形ブラケツ
トのウエブ部に接合すべきＨ形鋼梁をその先端
に突設したガセツトプレートをボルトナツトで
ボルト止めすることによつて接合してあるの
で、梁と梁間を確実にしかもきわめて簡単に接
合することができる。
ツトをそのフランジ部をボルトナツトでボルト
止めすることにより取付け、このＴ形ブラケツ
トのウエブ部に接合すべきＨ形鋼梁をその先端
に突設したガセツトプレートをボルトナツトで
ボルト止めすることによつて接合してあるの
で、梁と梁間を確実にしかもきわめて簡単に接
合することができる。
また、Ｔ形ブラケツトのウエブ部には受け部
材が突設されているので、梁の接合に際し、接
合すべき梁の端部をこの受け部材の上に載せ支
持した状態でボルト孔の位置合せおよびボルト
の締付けができ、施工性もきわめて高いもので
ある。
材が突設されているので、梁の接合に際し、接
合すべき梁の端部をこの受け部材の上に載せ支
持した状態でボルト孔の位置合せおよびボルト
の締付けができ、施工性もきわめて高いもので
ある。
第１図および第２図は、この考案の一実施例を
示したもので、第１図は梁接合部の平面図、第２
図はその側面図である。 １……大梁、２……Ｔ形ブラケツト、３……繋
ぎ梁、４……ガセツトプレート、５……ボルトナ
ツト、６……受け部材、７……ボルトナツト。
示したもので、第１図は梁接合部の平面図、第２
図はその側面図である。 １……大梁、２……Ｔ形ブラケツト、３……繋
ぎ梁、４……ガセツトプレート、５……ボルトナ
ツト、６……受け部材、７……ボルトナツト。
Claims (1)
- Ｈ形鋼梁のウエブ側面部にＴ形ブラケツトをそ
のフランジ部をボルトナツトでボルト止めするこ
とによつて取付け、このＴ形ブラケツトのウエブ
部に受け部材を突設し、この受け部材に接合すべ
きＨ形鋼の繋ぎ梁端部を載置するとともに当該Ｈ
形鋼の繋ぎ梁のウエブ端部先端に突設したガセツ
トプレートと前記Ｔ形ブラケツトのウエブ部とを
重ね、かつボルトナツトでボルト止めしてあるこ
とを特徴とする梁と梁との接合構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981049878U JPS6316401Y2 (ja) | 1981-04-07 | 1981-04-07 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981049878U JPS6316401Y2 (ja) | 1981-04-07 | 1981-04-07 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57161602U JPS57161602U (ja) | 1982-10-12 |
| JPS6316401Y2 true JPS6316401Y2 (ja) | 1988-05-11 |
Family
ID=29846592
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981049878U Expired JPS6316401Y2 (ja) | 1981-04-07 | 1981-04-07 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6316401Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-04-07 JP JP1981049878U patent/JPS6316401Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57161602U (ja) | 1982-10-12 |
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