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JPS6237842B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6237842B2
JPS6237842B2 JP54163078A JP16307879A JPS6237842B2 JP S6237842 B2 JPS6237842 B2 JP S6237842B2 JP 54163078 A JP54163078 A JP 54163078A JP 16307879 A JP16307879 A JP 16307879A JP S6237842 B2 JPS6237842 B2 JP S6237842B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oscillation
circuit
quenching
transistor
switching means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP54163078A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5696507A (en
Inventor
Keiichi Mizuguchi
Toshio Abiko
Hironobu Inoe
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP16307879A priority Critical patent/JPS5696507A/ja
Priority to CA000366202A priority patent/CA1171910A/en
Priority to GB8039268A priority patent/GB2066006B/en
Priority to AU65172/80A priority patent/AU538895B2/en
Priority to DE3046735A priority patent/DE3046735C2/de
Priority to US06/215,355 priority patent/US4393514A/en
Priority to BR8008154A priority patent/BR8008154A/pt
Priority to FR8026596A priority patent/FR2472312A1/fr
Publication of JPS5696507A publication Critical patent/JPS5696507A/ja
Publication of JPS6237842B2 publication Critical patent/JPS6237842B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03DDEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
    • H03D11/00Super-regenerative demodulator circuits

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、受信信号のレベルを検知するリモー
トコントロール装置のワイヤレス受信機に用いら
れる超再生受信機に関するものである。
第1図は従来の超再生受信機の一例を示すブロ
ツク回路図である。この第1図においては1は超
再生受信機で、この超再生受信機1は、アンテナ
2とこのアンテナ2から得られる受信信号を受け
る超再生検波回路を含むフロントエンド3とから
構成されている。このフロントエンド3は、受信
信号を増幅するバツフアアンプ31、クエンチン
グ発振回路32およびローパスフイルタ33から
なる。クエンチング発振回路32はよく知られて
いるように検波回路としての機能を有し、発振出
力電圧が最大で、周波数も最小のとき、受信感度
もまた最大になるもので、このクエンチング発振
回路32の出力はローパスフイルタ33を介し
て、低周波信号として出力される。このローパス
フイルタ33すなわちフロントエンド3からの変
換された低周波信号は、低周波アンプ4およびバ
ンドパスフイルタ5を通して、信号レベル判別回
路6に与えられる。信号レベル判別回路6は、与
えられる低周波信号がある一定レベル以上になる
とブザー7を駆動する。このブザー7からの音に
よつて、この超再生受信機1に信号が伝送された
ことが報知される。ここで、第2図、第3図およ
び第4図により従来のフロントエンド3をより詳
細に説明する。第2図において31,32および
33は第1図と同様に夫々バツフアアンプ、クエ
ンチング発振回路およびローパスフイルタを示
す。バツフアアンプ31はトランジスタT1を含
みこのトランジスタT1はベース接地型同調アン
プとして構成される。このトランジスタT1は同
調回路311および抵抗を介して電源+Vに接続
された電源ライン30に接続される。同調回路3
11は並列接続されたインダクタL1およびキヤ
パシタC1を含み入力電波のキヤリアの周波数に
同調する。入力電波は、アンテナ2<第1図>で
受信され、端子Aおよびカツプリングキヤパシタ
C2を介してアンプないしトランジスタT1に与
えられる。共振回路ないし同調回路311からの
出力はカツプリングキヤパシタC3を介して、ク
エンチング発振回路32を構成するトランジスタ
T2のコレクタに接続される。このトランジスタ
T2のコレクタは同調回路321および積分回路
322を介して電源ライン30に接続される。前
記同調回路321は並列接続されたインダクタL
2、キヤパシタC4およびトリマキパシタC5か
ら構成される。積分回路322は、抵抗R1とキ
ヤパシタC6からなる。トランジスタT2のコレ
クタとエミツタとの間には、正帰還ループを構成
するようにキヤパシタC7が接続される。トラン
ジスタT2のベースには、抵抗R2およびR3に
よつて電源+V電圧が分圧され、ベースバイアス
電圧が与えられている。トランジスタT2のエミ
ツタと接地との間には、発振用インダクタL3
と、抵抗R4およびキヤパシタC8の並列回路と
が、直列接続されている。このクエンチング発振
回路32の動作原理については後に説明するが、
その出力は同調回路321と積分回路322との
直列接続点Bから、ローパスフイルタ33を介し
て出力端子Cに出力される。さてクエンチング発
振回路32の動作原理は以下のようである。今、
トランジスタT2が、導通状態から非導通状態へ
の過渡状態にあるものと想定する。このとき、ト
ランジスタT2のコレクタの電圧は、積分回路3
22の充電時定数(これはキヤパシタC6および
抵抗R1で決まる)に従つて徐々に上昇する。こ
のトランジスタT2のコレクタの電圧の変化はキ
ヤパシタC7によつてそのエミツタに伝達され
る。そして、このコレクタの電圧がピークに達す
ると、すなわち発振用インダクタL3に流れる電
流が最小になると、トランジスタT2は非導通状
態となる。そして、次に、このトランジスタT2
の非導通状態から、上記発振用インダクタL3の
逆起電力によつて、このトランジスタT2のベー
スにはこのトランジスタT2を導通させる方向の
バイアス電圧が加えられる。したがつて、トラン
ジスタT2は急速に導通状態となる。トランジス
タT2が導通状態になると、発振用インダクタL
3によつて、トランジスタT2を非導通状態にさ
せる方向の逆起電力が生じる。そのために、この
トランジスタT2は非導通状態へ向うこととな
り、トランジスタT2のコレクタの電位は、積分
回路322の作用によつて徐々に上昇する。この
ようにして、トランジスタT2は導通状態および
非導通状態を繰り返えし、発振状態となる。この
トランジスタT2の導通および非導通状態に応答
して、同調回路321が、過渡的に変化する電圧
および電流を生じる。この状態で、バツフアアン
プ31の出力がこの同調回路321に印加され、
そこで一種の混合が行われる。この混合の結果生
じた変調信号は、接続点Bを通して、ローパスフ
イルタ33に与えられる。第3図a,b,cは入
力電波が存在しないときの第2図の各点A,Bお
よびCの電圧の波形を夫々示し、第4図a,b,
cは入力電波が存在するときの各点A,Bおよび
Cの電圧の波形を夫々示す。第3図からわかるよ
うに、受信信号が存在しないときには、ローパス
フイルタ33の出力端子Cには、単に第3図cに
示すようにノイズ成分nが現われるだけであり、
このようなノイズ成分nはバンドパスフイルタ5
(第1図)によつて除去される。したがつて、こ
のとき、信号レベル判別回路6によつてブザー7
が駆動されることはない。一方入力電波が存在す
ると、その入力電波はアンテナ2によつて受信さ
れ、第4図aに示すような信号としてバツフアア
ンプ31に与えられる。この受信信号電圧は、バ
ツフアアンプ31で増幅され、クエンチング発振
回路32に与えられる。このクエンチング発振回
路32では、第4図bに示すような発振出力電圧
が発生されている。そして、このクエンチング発
振回路32において、受信信号と発振信号とが混
合され、したがつてローパスフイルタ33の出力
端子Cには、第4図cに示すような低周波信号が
出力される。そして、このような低周波信号が低
周波アンプ4およびバンドパスフイルタ5を通し
て信号レベル判別回路6に与えられる(第1図)
のである。
上述したような超再生受信機においては、クエ
ンチング発振回路の発振出力が、その受信感度に
影響を与えることが知られている。すなわちクエ
ンチング発振回路の出力電圧が最大のとき、受信
機の受信感度もまた最大になる。したがつて、受
信機の設計に際しても、当然そのような注意が払
われ、クエンチング発振回路が最大出力電圧を得
られる状態で動作するように、例えばトランジス
タのベース電圧等を設定する。しかしながら、ト
ランジスタのベース電圧を例にとつてみると、最
大発振出力電圧を得るためのベース電圧(例えば
VB1)と発振が停止してしまうようなベース電圧
(例えばVB0)との差が非常に小さい。したがつ
て、設計に際して、ベース電圧が上述のVB1にな
るように設計したとすると、周囲温度の変化や回
路エレメントのばらつき或いは電源電圧の変化等
によつて、ベース電圧が上述のVB0以下になつて
しまうことが生じる。そのために、従来の、超再
生受信機の設計においては、上述のような変化要
素が変化してもなおかつ安定な出力を得るよう
に、受信感度を犠性にしているのが実状である。
このように、従来の超再生受信機では、その本来
的に有する高感度であるという利点を充分に利用
し得ていない。
本発明は上述の欠点に鑑みて為されたもので、
その目的とするところはクエンチング発振回路の
発振条件を変化させ、そのときのクエンチング発
振回路の出力に応答してほぼ最大感度が得られる
ようにし、電源電圧や周囲温度の変動に対して安
定にかつほぼ最大感度で受信し得る超再生受信機
を提供するにある。
以下本発明を実施例図によつて詳述する。第5
図は本発明の一実施例を示す概略ブロツク図であ
る。この第5図において、第1図と同じ回路構成
部分には同じ番号を付し、その説明を省略する。
この第5図実施例では、フロントエンド3に含ま
れるクエンチング発振回路32に、感度制御回路
8が接続される。この感度制御回路8は、与えら
れるコマンドに応じて、クエンチング発振回路3
2の発振条件(例えば電源電圧やその他の動作電
圧或いは回路定数等)を変化させる。このクエン
チング発振回路32には、さらに、発振停止検出
回路9が接続されている。発振停止検出回路9
は、感度制御回路8によつてその発振条件が変化
されるとき、クエンチング発振回路32の発振が
停止したことを検出する。この発振停止検出回路
9の出力は感度制御回路8に与えられる。したが
つて、感度制御回路8は、クエンチング発振回路
32に対して、最適の発振条件すなわち安定にし
てかつ発振停止付近にあるほぼ最大感度を得るた
めの発振条件を設定する。したがつて、この実施
例では、コマンドが与えられると、それに応じて
クエンチング発振回路32には、最適発振条件が
設定されることになる。尚、第5図実施例におい
ては、感度制御回路8は、発振停止検出回路9か
らの出力に応答して最適発振条件をクエンチング
発振回路32に設定するようにした。しかしなが
らこのような発振停止検出回路9はクエンチング
発振回路32の出力を検出するための手段の一例
にしか過ぎない。しがつて、この発振停止検出回
路9はクエンチング発振回路32の発振の開始と
停止との境界点を検出するための回路であればよ
い。
第6図は第5図実施例の具体回路図である。こ
の第6図において、第5図と同じ番号は同じ回路
構成部分を示す。この第6図では、クエンチング
発振回路32を構成するトランジスタT2のベー
スに感度制御回路8が接続される。それととも
に、発振用インダクタL3の一端の接続点Dに
は、発振停止検出回路9が接続される。発振停止
検出回路9はトランジスタT3を含む。このトラ
ンジスタT3は抵抗R5を通して電源ライン30
に接続されるとともに、キヤパシタC9を通して
接地される。そして、このトランジスタT3のコ
レクタには、クエンチング発振回路32の発振の
有無に応じてそのレベルが変化する信号が得られ
る。
すなわち、クエンチング発振回路32の発振出
力がない場合には、トランジスタT3は導通しな
い。そのためにキヤパシタC9は電源ライン30
から抵抗R5を通して充電され続ける。したがつ
て、このキヤパシタC9の両端電圧すなわちトラ
ンジスタT3のコレクタの電位がハイレベルとな
る。逆に、クエンチング発振回路32の発振出力
があれば、トランジスタT3は、その発振出力に
応じて導通する。トランジスタT3が導通する
と、キヤパシタC9には充電電流が与えられず、
かつこのキヤパシタC9に充電されている電荷が
このトランジスタT3を通して放電される。した
がつて、クエンチング発振回路32が発振動作し
ているときは、トランジスタT3のコレクタすな
わちこの発振停止検出回路9の出力はローレベル
となる。感度制御回路8は、レジスタ回路81、
第1の制御回路82、第2の制御回路83、OR
ゲート84およびクロツク発生回路85を含む。
そして、各回路82,83,84および85は後
に説明される他の実施例についても共通に利用さ
れ得る。レジスタ回路81は、例えば4つの抵抗
R11,R12,R13およびR14を有し、こ
れら抵抗R11乃至R14の一端はクエンチング
発振回路32のトランジスタT2のベースに共通
接続される。これら抵抗R11乃至R14の他端
は夫々第1の制御回路82に含まれるカウンタ8
13の各出力に個別的に接続される。指令を与え
るための手段の一例としてのスイツチ10が設け
られ、このスイツチ10の一端は電源+Vに接続
され、他端は第1の制御回路82に含まれる積分
回路811に接続される。積分回路811は抵抗
R0とキヤパシタC0との組合せからなる。この
積分回路811の出力は、インバータ812を通
してカウンタ813のプリセツトイネーブル信号
PEとして与えられるとともに、2入力ORゲート
84の一方の入力に与えられる。カウンタ813
は、プリセツタブルアツプダウンカウンタとして
構成され、その入力端子P1,P2,P3および
P4にプリセツト値を受ける。先の発振停止検出
回路9からの出力は、このカウンタ813のアツ
プカウントモードまたはダウンカウントモードの
切換えのために端子U/Dに与えられる。このカ
ウンタ813のカウント入力端子CTには、後述
のクロツク発生回路85からのクロツクパルス
CLが与えられる。第2の制御回路83はカウン
タ831を有し、このカウンタ831はプリセツ
タブルダウンカウンタとして構成される。尚、こ
れらのカウンタ813および831は、共に例え
ばモトローラ社製の集積回路MC14516Bなどが利
用され得る。この第6図においては、カウンタ8
13および831の他の端子例えば桁上げ信号入
力端子およびリセツト端子などは図示の簡略化の
ために、省略されている。発振停止検出回路9の
出力がインバータ832を介してこのカウンタ8
31のプリセツトイネーブル信号PEとして与え
られる。なおカウンタ831も前のカウンタ81
3も共に信号PEのハイレベルでプリセツト入力
端子P1乃至P4をプリセツトロードする。この
カウンタ831のためのプリセツト値は、入力端
子P1,P2,P3およびP4からビツト並列態
様で与えられる。カウンタ831のカウント入力
端子CTはクロツク発生回路85からのクロツク
パルスCLを入力するものである。さらに、この
カウンタ831のキヤリーアウト信号COは、イ
ンバータ833を介して、2入力ORゲート84
の他方の入力に与えられる。ORゲート84の出
力は、クロツク発生回路85の能動化信号として
与えられる。すなわち、このORゲート84の出
力がハイレベルのときクロツク発生回路85は不
能化され、逆にORゲート84の出力がローレベ
ルのときクロツク発生回路85が能動化される。
この第6図実施例はスイツチ10がオンされる
と、トランジスタT2のベースに接続されている
抵抗R11ないしR14を順次選択的に電源電圧
がアース電圧となるように接続し、それによつて
このトランジスタT2のベース電圧を変化させる
のである。そして、発振停止検出回路9からの信
号に応答して、最適のベース電圧を得るように、
抵抗R11およびR14がトランジスタT2のベ
ースに接続される。このようなトラジスタT2の
ベース電圧と受信感度との関係を表わす一例を第
8図に示す。この第8図からわかるように、クエ
ンチング発振回路32のトランジスタT2のベー
スの電位がVB0以下のとき、このクエンチング発
振回路32はその発振を停止する。そして、この
発振停止電位VB0よりごくわずか高いベース電位
が与えられるとそのとき受信感度は最大となり、
安定性を考慮すれば、VB1が最適ベース電圧であ
る。この第6図実施例では、スイツチ10がオン
されたことに応じて、ベース電圧を変化させてい
き、クエンチング発振回路32が発振停止したこ
とに応答してトランジスタT2にVB1のベース電
圧を与えるように制御する。尚、上記レジスタ回
路81が電圧切替手段を構成するものである。次
に第7図a〜jおよび第8図を参照して、この第
6図実施例の動作について説明する。第6図にお
いて、スイツチ10をオンすると、積分回路81
1の出力電圧は第7図aのように、抵抗R0とキ
ヤパシタC0で決まる充電時定数に応じて徐々に
上昇する。しかしながらこの積分回路811の出
力点Eの電圧がインバータ812のスレシヨルド
レベルより低いときは、インバータ812の出力
すなわち接続点Fの電圧は第7図bに示すように
ハイレベルである。一方、クエンチング発振回路
32は、このとき第7図jで示すように発振動作
しているので、発振停止検出回路9の出力はロー
レベルである。したがつて、インバータ832の
出力がハイレベルである。このように、プリセツ
タブルアツプダウンカウンタを構成するカウンタ
813および831には、共に、ハイレベルの信
号PEが与えられ、この時点でこれらカウンタ8
13および831にプリセツト値がプリセツトさ
れる。しかしながら、カウンタ813および83
1は、クロツク発生回路85がまだ能動化されて
いないのでカウント動作しない。その後、積分回
路811の電圧が上昇し、ついには第7図aに示
すように、インバータ812のスレシヨルドレベ
ルを超える。そうすると、インバータ812の出
力すなわち接続点Fの電圧が、第7図bに示すよ
うにローレベルに転じる。インバータ812の出
力がローレベルになると、このとき、カウンタ8
31のキヤリーアウト信号COがハイレベルであ
り、したがつてインバータ833の出力が第7図
cに示すようにローレベルであるので、ORゲー
ト84の出力もまたローレベルとなる。そのため
にクロツク発生回路85がこの時点で能動化され
る。このようにして、インバータ812の出力が
ローレベルに転じると、それ以後クロツク発生回
路85からクロツクパルスCLが第7図dのよう
に発生される。
一方、インバータ812の出力がローレベルに
転じると、プリセツタブルアツプダウンカウンタ
を構成するカウンタ813の信号PEがローレベ
ルとなる。そのために、このカウンタ813はカ
ウント動作可能となる。したがつて、カウンタ8
13がクロツクパルスCLに応じて、プリセツト
値(このプリセツト値は入力端子P1ないしP4
から与えられる)からダウンカウントを開始す
る。プリセツト値は、この例では、入力端子P1
ないしP4のいずれもハイレベルに接続されてい
るので、カウンタ813には“1111”すなわち数
値「15」である。カウンタ813が能動化された
時点では、その出力Q1乃至Q4は、夫々、第7
図f乃至第7図iに示すように総てハイレベルで
ある。したがつて、このカウンタ813の出力Q
1乃至Q4に接続されているレジスタ回路81に
含まれる各抵抗R11乃至R14は高電圧プルア
ツプされる。したがつてクエンチング発振回路3
2のトランジスタT2のベース電圧は、第8図に
示すVB2に設定される。尚、カウンタ813のカ
ウント値が「7」になつたときすなわちカウンタ
813の出力Q4のみがローレベルであるとき、
トランジスタT2のベース電圧がこの第8図に示
すVB0となるように設定されている。さらにこの
第8図におけるVB1は、カウンタ813の出力Q
2およびQ4がハイレベルであり、出力Q1およ
びQ3がローレベルであるときすなわちカウンタ
813のカウント値が「10」であるとき生じる。
一方、カウンタ831は未だ能動化されていな
い。なぜなら、発振停止検出回路9の出力がロー
レベルであるので、信号PEがハイレベルのまま
であるからである。アツプダウンカウンタを構成
するカウンタ813は、発振停止検出回路9の出
力によつてダウンカウントモードに設定されてい
る。したがつて、その後第7図dに示すようにク
ロツク発生回路85からクロツクパルスCLが発
生されると、このカウンタ813はそのクロツク
パルスCLの入力の都度ダウンカウントする。し
たがつて、トランジスタT2のベース電圧は第8
図に示す電圧VB2からVB0まで変化する。カウン
タ813のカウント値が「7」になると、トラン
ジスタT2のベース電圧が第8図に示すVB0にな
る。そうすると、クエンチング発振回路32は発
振動作を停止する。そのため、発振停止検出回路
9からの出力がハイレベルとなり、ラツチ回路1
1の出力も第7図eに示すようにハイレベルに転
じる。したがつて、第2の制御回路83に含まれ
るインバータ832の出力がローレベルに転じ、
このタイミングで、プリセツタブルアツプダウン
カウンタを構成するカウンタ831が能動化され
る。このときのこのカウンタ831のプリセツト
値はこの例では、入力端子P2のみがハイレベル
であり、残余の入力端子P1,P3およびP4が
ローレベルであるので、“0010”すなわち数値
「2」である。また、このカウンタ831はダウ
ンカウントモードに設定されている。一方、カウ
ンタ813は、このタイミングで発振停止検出回
路9からの出力によつてアツプカウントモードに
切り変えられる。
このようにしてカウンタ813がアツプカウン
トモードにされ、カウンタ831がダウンカウン
トモードにされる。そしてカウンタ831がクロ
ツクパルスCLに応じてダウンカウントし、つい
にはそのカウント値が「0」となる。そうする
と、このカウンタ831からキヤリーアウト信号
COがローレベルとなり、インバータ833の出
力が第7図cに示すようにハイレベルとなる。し
たがつて、クロツク発生回路85は、それ以後ク
ロツクパルスCLの発生を停止する。このとき、
カウンタ813のカウント値は「10」であり、し
たがつてその出力Q2およびQ4のみがハイレベ
ルとなり、残余の出力Q1およびQ3がローレベ
ルとなる。したがつて、上述したように、トラン
ジスタT2のベース電圧は第8図に示すVB1に設
定される。このベース電圧VB1は、安定性を考慮
した最適のベース電圧に選ばれていて、 従つて超再生受信機1は最大感度で動作する。
しかして、フロントエンド3のローパスフイルタ
33からの受信信号の出力は従来と同様に第4図
cに示すような低周波信号が出力され、この低周
波信号は、第5図に示す低周波アンプ4、バンド
パスフイルタ5を介して信号レベル判別回路6に
おいて、信号のレベルが検知されて、該信号が一
定レベル以上であればブザー7を鳴らして、超再
生受信機1に所定のレベルの信号が伝送されたこ
とが報知される。この超再生受信機1は例えばリ
モートコントロール装置のワイヤレス受信機に用
いられるものである。なおこの第6図実施例にお
いても、また後述の第9図、第11図及び第13
図実施例においてもラツチ回路11を設けても、
設けなくてもよい。このラツチ回路11は発振停
止検出回路9の出力を受け、この出力がローレベ
ルからハイレベルに立上つたことに応答してラツ
チ動作し、その出力をハイレベルにラツチする。
このラツチ回路11は第2の制御回路83に含ま
れるカウンタ831が、発振停止検出回路9の出
力に依存して誤動作するのを有効に防止できる。
すなわち、発振停止検出回路9の出力は、クエン
チング発振回路32の発振動作の有無によつてロ
ーレベルまたはハイレベルとなるが、カウンタ8
31が一旦キヤリーアウト信号COを出力した後
にも発振停止検出回路9の出力がローレベルにな
ると、カウンタ813は再びカウント動作を行な
うことになり、最適発振条件がくずれてしまうこ
とになる。ラツチ回路11はこのような誤動作を
防止する。
第9図は本発明の他の実施例の要部を示す回路
図である。この第9図実施例は、先の第6図実施
例が発振条件としてトランジスタT2のベース電
圧を変化させてその最適ベース電圧を設定するよ
うにしたものに対し、クエンチング発振回路32
の発振周波数を決定するキヤパシタC8と抵抗R
4とによつて決まる時定数を変化させ、その最適
値を設定するものである。この第9図において第
1の制御回路82、第2の制御回路83、ORゲ
ート84およびクロツク発生回路85は先の第6
図実施例と同様であり、ここではその詳細な図示
および詳細な説明を省略する。そして、第6図に
おけるレジスタ回路81に代えてキヤパシタ回路
86が用いられる。このキヤパシタ回路86は、
4つのキヤパシタC11乃至C14を含む。尚、
このキヤパシタ回路86が時定数切替手段を構成
するものである。キヤパシタC11乃至C14の
夫々の一端は一緒に接地され、他端は、夫々リレ
ー接点S1a乃至S4aに接続される。これらリ
レー接点S1a乃至S4aの他端は、クエンチン
グ発振回路32の接続点Dに共通接続される。リ
レー接点S1a乃至S4aはリレーコイルS1乃
至S4によつて駆動される。リレーコイルS1,
S2,S3およびS4は、夫々、カウンタ813
<第6図>の出力Q1,Q2,Q3およびQ4に
よつて個別的に付勢または消勢される。すなわ
ち、第1の制御回路82からの出力Q1乃至Q4
は、夫々トランジスタT11乃至T14のベース
に接続される。このトランジスタT11乃至T1
4のクレクタにはリレーコイルS1乃至S4が
夫々接続される。
尚、このようなリレーコイルとその接点に代え
て、他の半導体スイツチングエレメントを利用で
きることはもちろんである。このキヤパシタ回路
86の各キヤパシタC11乃至C14が、クエン
チング発振回路32に含まれるキヤパシタC8と
協働して形成するキラパシタンスをトランジスタ
T2の『エミツタのキヤパシタンス』と定義す
る。
そうすると、このエミツタのキヤパシタンスと
超再生受信機1の受信感度との関係は第10図に
示すようになる。すなわち、「エミツタのキヤパ
シタンス」がCE0のときクエンチング発振回路3
2はその発振動作を停止し、この「エミツタのキ
ヤパシタンス」CE0よりやや大きいキヤパシタン
スCE1のとき超再生受信機1は最大感度となる。
したがつて、安定性を考慮すればこの第10図に
おけるCE1が最適なエミツタの容量となる。そし
て、この第9図実施例では、上述のキヤパシタ回
路86を含む感度制御回路8によつて、上述の
「エミツタのキヤパシタンス」を自動的に変化さ
せ、それによつて最適なエミツタの容量値を設定
するものである。この実施例は、感度制御回路8
においてリレー接点S1a乃至S4aによつてキ
ヤパシタンスを接続点Dに選択的に接続すること
を除けば、先の第6図実施例と同様の動作をする
のでその詳細な動作の説明は省略する。
尚、このように、クエンチング発振回路32の
接続点Dに接続されるキヤパシタンスの値を変化
させることの意味は、トランジスタT2のエミツ
タのCR時定数を変化させることである。したが
つて、この第9図実施例において、キヤパシタC
11乃至C14に代えて、図示しないが抵抗を接
続してもよい。
第11図は本発明のその他の実施例の要部を示
す回路図である。この第11図実施例は、以下の
点を除いて、第9図実施例と同様である。この第
11図実施例は第9図実施例のキヤパシタ回路8
6に代えてキヤパシタ回路87を有し、さらに、
トランジスタT11乃至T14と第1の制御回路
82の各出力Q1ないしQ4との間にインバータ
回路88が介挿されている。この第11図実施例
は、クエンチング発振回路32に含まれる積分回
路322を構成するキヤパシタンスを種々変化さ
せ、それによつて最適のキヤパシタンス値を設定
するものである。この積分回路322のキヤパシ
タC6に、キヤパシタ回路87の夫々のキヤパシ
タC21乃至C24が選択的に接続されたときの
キヤパシタンスを、トランジスタT2の『コレク
タのキヤパシタンス』と定義する。そうすると、
この「コレクタのキヤパシタンス」と超再生受信
機1の受信感度との関係は第12図に示すようで
ある。この第12図において、最適なコレクタの
容量値がCC1であり、それが感度制御回路8によ
つて設定される。この第11図実施例において、
キヤパシタ回路87すなわち感度制御回路8によ
つてコレクタのキヤパシタンスを変化させ、最適
のキヤパシタンス値を設定することの意味は、積
分回路322のCR時定数を変化させることであ
る。したがつて、このキヤパシタ回路87におけ
るキヤパシタンスC21乃至C24に代えてレジ
スタを接続してもよい。尚、上記キヤパシタ回路
87が時定数切替手段を構成するものである。
第13図は本発明の他の実施例の要部を示す回
路図である。この第13図実施例は第6図実施例
がトランジスタT2のベース電圧を制御したのに
対し、電源ライン30からこのクエンチング発振
回路32に与えられる電源電圧を制御する。その
目的で感度制御回路8は抵抗回路89を有する。
抵抗回路89は4つの抵抗R21乃至R24を含
む。これら抵抗R21乃至R24の一端は第1の
制御回路82の出力Q1乃至Q4に夫々接続さ
れ、他端は、一緒にトランジスタT4のベースに
接続される。このトランジスタT4のコレクタは
電源ライン30に接続され、エミツタは第2の電
源ライン30′に接続される。そして、積分回路
322を構成する抵抗R1の一端がこの第2の電
源ライン30′に接続される。トランジスタT2
のベースバイアスは、この第2の電源ライン3
0′から与えられる。この第2の電源ライン3
0′の電圧すなわちクエンチング発振回路32の
電源電圧をVとするこの電源電圧Vと超再生受信
機1の受信感度との関係を第14図に示す。この
第14図からわかるように、V1がこの第2の電
源ライン30′の最適な電圧値である。そして、
このように、最適電圧値V1を設定するための感
度制御回路8の動作は、先の第6図実施例とほぼ
同様であり、その詳細な説明は省略する。尚、上
記抵抗回路89が電圧切替手段を構成するもので
ある。
尚、上述の実施例では、第2の制御回路83は
発振停止検出回路9からの出力に応答して動作す
るように構成されている。しかしながら、第2の
制御回路83は、逆に第1の制御回路82によつ
てクエンチング発振回路32の発振条件を種々変
化させ、このクエンチング発振回路32の発振動
作が開始したことを検出し、その発振動作の開始
に応答して動作されるようにしてもよい。さら
に、上述の実施例では、たとえばベース電圧を例
にとれば、第1の制御回路82によつてVB2から
VB1を経てVB0まで変化させ、そして再びVB1ま
で変化させて最適ベース電圧を設定するようにし
た。このような変化の順序は、上述の実施例に限
定されるものではない。例えば第8図を参照して
ベース電圧を例にとれば、VB2においてクエンチ
ング発振回路32が発振動作していれば、次に
VB0とVB2との間の第1の中間の電圧値を設定す
る。そして、この第1の中間の電圧値を設定した
ときクエンチング発振回路32が発振していれ
ば、さらに、この第1の中間の電圧と予測される
VB0との第2の中間の値に設定する。さらに、こ
の第2の中間の電圧値でもクエンチング発振回路
32が発振していれば、さらに、この第2の中間
の電圧値と予測されるVB0との間の第3の中間の
電圧値を設定する。そして、もし、何れかの中間
の電圧値においてクエンチング発振回路32の発
振動作が停止すれば、その次のステツプでは、そ
の発振動作が停止した中間の電圧値とその前のス
テツプの中間の電圧との間でさらに他の中間の電
圧値を設定する。このようにして、最適なベース
電圧値を設定するようにすれば、先の各実施例の
ように順次的に設定するものに比べて、最適の電
圧値を設定するためのステツプ数が少なくてもよ
いであろう。さらに、クエンチング発振回路32
は何れも、自励式のものを図示し説明したが、こ
のクエンチング発振回路32としては、他励式の
ものであつてもよい。この場合には発振出力が注
入されるトランジスタが、先の実施例のトランジ
スタT2に相当する。トランジスタ以外の能動素
子のいずれでもよい。
上述のように第1発明は、受信信号を低周波信
号に変換するクエンチング発振回路と、このクエ
ンチング発振回路の発振停止の有無を検出する発
振停止検出回路と、クエンチング発振回路の発振
素子を構成するトランジスタのベースに印加する
発振駆動用の電圧を高低両方向に切替変位可能と
する電圧切替手段と、トリガ信号により駆動され
上記電圧切替手段を制御して上記トランジスタの
ベースに印加される電圧を一方向に変位させてク
エンチング発振回路を発振停止方向もしくは発振
開始方向に発振制御する第1の制御回路と、クエ
ンチング発振回路の発振停止もしくは発振開始を
検出した発振停止検出回路出力により第1の制御
回路を駆動制御して電圧切替手段を制御し、クエ
ンチング発振回路の受信感度が略最大となる予め
設定した所定の値だけ発振方向にトランジスタの
ベースに印加される電圧を変位させる第2の制御
回路とを具備したものであるから、第1の制御回
路によりトリガ信号にて駆動され上記電圧切替手
段を制御して上記トランジスタのベースに印加さ
れる電圧を一方向に変位させ、クエンチング発振
回路を発振停止方向もしくは発振開始方向に発振
制御し、更に第2の制御回路により第1の制御回
路及び電圧切替手段を駆動制御して、クエンチン
グ発振回路の受信感度が略最大となる予め設定し
た所定の値だけ発振方向にトランジスタのベース
に印加される電圧を切替変位させることで、クエ
ンチング発振回路の感度を略最大にすることがで
きるものであり、従つて、電源電圧或いは周囲温
度の変動もしくは回路部品のばらつき等に対して
も常に略最大感度で且つ安定に受信できるという
効果を奏するものである。
また、第2発明にあつては、受信信号を低周波
信号に変換するクエンチング発振回路と、このク
エンチング発振回路の発振停止の有無を検出する
発振停止検出回路と、クエンチング発振回路の発
振周波数を決定する時定数を大小両方向に切替変
位可能とする時定数切替手段と、トリガ信号によ
り駆動され上記時定数切替手段を制御してクエン
チング発振回路の発振周波数を一方向に変位させ
てクエンチング発振回路を発振停止方向もしくは
発振開始方向に発振制御する第1の制御回路と、
クエンチング発振回路の発振停止もしくは発振開
始を検出した発振停止検出回路出力により第1の
制御回路を駆動制御して時定数切替手段を制御
し、クエンチング発振回路の受信感度が略最大と
なる予め設定した所定の値だけ発振方向にクエン
チング発振回路の発振周波数の時定数を変位させ
る第2の制御回路とを具備しているものであるか
ら、第1の制御回路によりトリガ信号にて駆動さ
れ上記時定数切替手段を制御してクエンチング発
振回路の発振周波数の時定数を一方向に変位さ
せ、クエンチング発振回路を発振停止方向もしく
は発振開始方向に発振制御し、第2の制御回路に
よりクエンチング発振回路の発振停止もしくは発
振開始により出力される発振停止検出回路からの
信号を受けて、第1の制御回路及び時定数切替手
段を駆動制御して、クエンチング発振回路の受信
感度が略最大となる予め設定した所定の値だけ発
振方向にクエンチング発振回路の発振周波数の時
定数を切替変位させることで、クエンチング発振
回路の感度を略最大にすることができるものであ
り、また、第3発明では、クエンチング発振回路
を構成する積分回路の時定数を発振方向に予め設
定した所定値だけ変位させて該クエンチング発振
回路が略最大の受信感度になる積分回路の時定数
を設定することで、更に、第4発明では、クエン
チング発振回路のトランジスタに印加する電圧を
クエンチング発振回路の発振方向に予め設定した
所定値だけ変位させて該クエンチング発振回路が
略最大の受信感度になる上記トランジスタに印加
される電源電圧を設定することで、夫々受信感度
を確実に制御できるものであり、第1発明と同様
に電源電圧或いは周囲温度の変動もしくは回路部
品のばらつき等に対しても常に略最大感度で且つ
安定に受信できるという効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の超再生受信機を示す概略回路
ブロツク図、第2図は同上のフロントエンドの具
体的回路図、第3図a〜c及び第4図a〜cは第
2図回路の動作説明用の電圧波形図、第5図は本
発明の一実施例の概略回路ブロツク図、第6図は
同上の具体的回路図、第7図a〜jは第6図回路
の動作説明用の波形図、第8図は同上の動作説明
図、第9図は本発明の他の実施例の要部を示す回
路図、第10図は同上の動作説明図、第11図は
本発明のその他の実施例の要部を示す回路図、第
12図は同上の動作説明図、第13図は本発明の
更に他の実施例の要部を示す回路図、第14図は
同上の動作説明図である。 1は超再生受信機、8は感度制御回路、9は発
振停止検出回路、32はクエンチング発振回路、
82は第1の制御回路、83は第2の制御回路、
86はキヤパシタ回路、89は抵抗回路、T2は
トランジスタである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 受信信号を低周波信号に変換するクエンチン
    グ発振回路と、このクエンチング発振回路の発振
    停止の有無を検出する発振停止検出回路と、クエ
    ンチング発振回路の発振素子を構成するトランジ
    スタのベースに印加する発振駆動用の電圧を高低
    両方向に切替変位可能とする電圧切替手段と、ト
    リガ信号により駆動され上記電圧切替手段を制御
    して上記トランジスタのベースに印加される電圧
    を一方向に変位させてクエンチング発振回路を発
    振停止方向もしくは発振開始方向に発振制御する
    第1の制御回路と、クエンチング発振回路の発振
    停止もしくは発振開始を検出した発振停止検出回
    路出力により第1の制御回路を駆動制御して電圧
    切替手段を制御し、クエンチング発振回路の受信
    感度が略最大となる予め設定した所定の値だけ発
    振方向にトランジスタのベースに印加される電圧
    を変位させる第2の制御回路とを具備して成る超
    再生受信機。 2 受信信号を低周波信号に変換するクエンチン
    グ発振回路と、このクエンチング発振回路の発振
    停止の有無を検出する発振停止検出回路と、クエ
    ンチング発振回路の発振周波数を決定する時定数
    を大小両方向に切替変位可能とする時定数切替手
    段と、トリガ信号により駆動され上記時定数切替
    手段を制御してクエンチング発振回路の発振周波
    数を一方向に変位させてクエンチング発振回路を
    発振停止方向もしくは発振開始方向に発振制御す
    る第1の制御回路と、クエンチング発振回路の発
    振停止もしくは発振開始を検出した発振停止検出
    回路出力により第1の制御回路を駆動制御して時
    定数切替手段を制御し、クエンチング発振回路の
    受信感度が略最大となる予め設定した所定の値だ
    け発振方向にクエンチング発振回路の発振周波数
    の時定数を変位させる第2の制御回路とを具備し
    て成る超再生受信機。 3 受信信号を低周波信号に変換するクエンチン
    グ発振回路と、このクエンチング発振回路の発振
    停止の有無を検出する発振停止検出回路と、クエ
    ンチング発振回路を構成する積分回路の時定数を
    大小両方向に切替変位可能とする時定数切替手段
    と、トリガ信号により駆動され上記時定数切替手
    段を制御してクエンチング発振回路の積分回路の
    時定数を一方向に変位させてクエンチング発振回
    路を発振停止方向もしくは発振開始方向に発振制
    御する第1の制御回路と、クエンチング発振回路
    の発振停止もしくは発振開始を検出した発振停止
    検出回路出力により第1の制御回路を駆動制御し
    て時定数切替手段を制御し、クエンチング発振回
    路の受信感度が略最大となる予め設定した所定の
    値だけ発振方向にクエンチング発振回路の積分回
    路の時定数を変位させる第2の制御回路とを具備
    して成る超再生受信機。 4 受信信号を低周波信号に変換するクエンチン
    グ発振回路と、このクエンチング発振回路の発振
    停止の有無を検出する発振停止検出回路と、クエ
    ンチング発振回路の発振素子を構成するトランジ
    スタの電源として印加する電圧を高低両方向に切
    替変位可能とする電圧切替手段と、トリガ信号に
    より駆動され上記電圧切替手段を制御して上記ト
    ランジスタに印加される電圧を一方向に変位させ
    てクエンチング発振回路を発振停止方向もしくは
    発振開始方向に発振制御する第1の制御回路と、
    クエンチング発振回路の発振停止もしくは発振開
    始を検出した発振停止検出回路出力により第1の
    制御回路を駆動制御して電圧切替手段を制御し、
    クエンチング発振回路の受信感度が略最大となる
    予め設定した所定の値だけ発振方向にトランジス
    タに印加される電圧を変位させる第2の制御回路
    とを具備して成る超再生受信機。
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