JPS62263830A - パンチプレス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はニプリング加工方法およびその方法に使用する
パンチプレスに関わり、更に詳細にはパンチの下端面に
、切刃部の一部がニプリング加工の進行方向に平行でか
つ前記切刃部が正のシャー角を備えたパンチを使用し、
対応する水平上面のダイとの間で進行方向前面を除く三
辺の切刃部でｊＯｌ、７７り加工を繰返して行なうニプ
リング加工方法およびその方法に使用するパンチプレス
に関するものである。

［従来技術とその問題点１ 初めに第４．５．６図に６とづいて従来技術について説
明する。

第、１図はタレット式パンデプレス１の側面図（・、Ｃ
形フレーム３のギＰツブ部５には、数１直制御１の材ｔ
ｉ　＋多ｉＩＪ＋位置決め装置７がワーク板材Ｗを把持
爪９で把持して第５図の上下方向（Ｘ軸方向）とフＬｔ
１方向（Ｙ　４ｑｂ方向）とに移！ＩＩＪＪ１η；η決
め自ａで必る。

Ｃ形フレーム３の１＠１１にはｌｌｌ１ｌ１１３の、１
．ｂりを回転自在な上部タレッｌ−１１５が吊り■げら
れていて、上部タレット盤１５の上面には多径類のパン
チ組立体１７が複数の同心円弧上にとりつけられである
。

パンチ組立体１７は第６図に明らかなようにパンチ１９
と仮押えを兼ねたガイドスリーブ２１と、ガイドスリー
ブ２１をワーク板材Ｗから浮かずように付勢づるリフ］
−スプリング２３と、パンチ１９をワーク板＋４　’ｖ
Ｖから抜きとるように付勢したストリップスプリング２
５と、パンチ１つを打圧して１ノーク板材Ｗを打ら抜く
頭部２７などから組み立てられている。

前記したパンチ組立体１７の中で上部タレット盤１７の
最も材料移動１シ置決め装置７に接近した位首の上腕１
１には打圧装置２９が設けてあって、その下端でストラ
イカ３１がパンチ１９の頭部２７を強く打圧する。

Ｃ形フレーム３の下腕３３には、軸３５のまわりを回転
自在な下部タレット盤３７が設【ノてあって、この下部
クレッｌ−１３７には、パンチ１９に対応りるダイ３９
が軸心をパンチ１９と一致さＵて多数嵌着しである。

なお第４図に示したように、上部タレット盤１５と下部
タレット盤３７とは、Ｃ形フレーム３のコラム部４１に
設けｌζ例えばサーボモータ４３などに駆動され、チェ
ノ４５、中間軸４７を介し、上チェノ４９、下チェノ５
１を経て同方向に同−角瓜だけ回動されるのである。

上記のようなパンチブレス１を使用して、ワーク板材Ｗ
を第５図のように材料移動位置決め装置７の把持爪９に
把持して、Ｘ、Ｙ軸方向に移動位置決めしながら、例え
ば第６図に示したように１ストライクごとにパンチ１つ
のニプリング進行方向寸法の半分ずつ進め、進行方向を
３個所で直角に変えたパンチ１９と、ダイ３９の対にと
り換えて大きな抜穴を打ち扱〈従来のニプリング加工方
法では、以下）ホベるような不都合があったのである。

すなわち、第７図に示した例のように、ニプリング作業
はストライニ３１の１打圧ごとにニプリング進行方向前
面のＡ部分と進行方向両側の８部分とＣ部分とがかじり
とられることになる。

この場合Ｂ部分とＣ部分の寸法は変更できるがＡ部分の
寸法変更はできないことと、正のシャー角を持たせにく
いこともあって、Ａ部分の剪［負荷が最も大ぎく、進行
背面の剪断負荷が零であることからパンチが進行背面に
湾曲する歪をともなう。

その結果として図示のようにＡ部分とＢ、Ｃ部分との間
に合成された“だれあと′とも云える圧痕部５３が発生
し、ニプリング加工の完了後ら凹凸のある剪断辺縁が残
り、質の低い抜穴しか得られない不都合があったのであ
るヵ 〔問題を解決するための手段］ 本発明は前記した従来のニプリング方法の不都合点を解
決する口約て”　、ｆｌｌｌ案されたもので、パンチ下
端面に、切刃部の一部がニプリング加工の進行方向に平
行でかつ＋’＋Ｉ′ｉ記切刃部が圧切刃部−角を備えた
パンチを使用し、対応Ｊる水平上面のダイとの間で進行
方向前面を除く三辺の切刃部で追切り加工を繰返して行
なうニプリング１１１１工方法ＪＥ　Ｊ、びその方法に
使用するパンデプレスに関するものである。

［ｆｆ用］ 本発明では１ストライカ打撃ごとのニプリング進行距離
を、パンチのニプリング加工の進行方向に平行な切刃部
の正のシ１フー角ｆ寸切刃範囲に制限して追切り加工を
することで、ニプリング加工進行方向前面の圧痕の発生
を未然に防止しくｑて、大形打法き穴の質の向上を実現
したのである。

し実施例］ 第１図に例示したように、パンチとしてニプリング加工
の進行方向に平行な切刃部分に正のシ（７−角αを備え
、かつ正のシャー角を１４１１えた前方の上端部５５と
後方の下端部５７との高低差δがワーク板材Ｗの板厚ｌ
よりも大さいパンチ１９を１・刃用し、航方切刃がワー
ク板材Ｗに当接Ｊろ前に下降を停止して上昇ざＵる。し
たがって、進（ｊｈ方向面を除く三辺の切刃部で追切り
下降を繰返してニプリング加工を１１なうのである。

この場合ニプリング加工の進行方向の上仝：ｒ１部５５
を含む切刃はニプリング加工の全加工中にわたって剪断
作業を行わず、進行方向後方の下端部５７は第１図（Ｂ
）に示したワーク板材Ｗの中程に最初に進行方向に直交
する剪断を一回だけ行なうことになり、二回目以後の追
切り時にはパンチ１９がシャー角αに起因する後方に向
う応力に抗らうストッパーの役目を果ずことになる。

したがって二回目以後の剪断は前記シャー角αを漏えた
左右の両辺切刃だ（プが行なうことになって従来のニプ
リング加工方法の不都合を解消できたものである。

第２図に例示したしのは本発明のニプリング加工方法に
使用する打圧装置２９の第１実ＩＪｆ！例装置−（゛あ
って、打圧装置２９の下方にパンチプレス用のストライ
カ３１の他に１寸法だけ首の短かいニプリング加工用の
ス１−ライカ５つが一定の距離だけ離隔して設けである
とともに、二つのストライカを保持するスライドボルダ
６１が三連沖縮横形流体圧装置６３を付属さＶている。

その中の長ス（−口一り流体圧ピストン６５は、そのピ
ストン片面に流体圧を作用させることで、史３のへＪ法
Ｉご１］伸縮してスライドホルダ６１の位置決めをし、
中ストローク流体圧ピストン６７のピストンの片面に流
体圧を作用さけろことで、愛２の中ストローク良さたり
伸縮してスライドホルダ６１の位置決めをし、小ストロ
ーク流体圧ピストン６９の片面に流体圧を作用させるこ
とで、愛１の短ストローク長さだけ伸縮してスライドホ
ルダ６１の位置決めを覆ることるができる。

しＩζがって上記三連伸縮形流体圧シリンダ６３の長ス
トローク流体圧ピストン６５、中スｌ−［：Ｉ　−り流
体圧ピストン６７、短ストローク流体圧ピストン６９の
伸縮によってスライドホルダ６１は合計四個所の異なる
位置を占めることができる。

上記の四つの位置とは、元来タレット式パンデプレス１
の上部タレット盤１５の上面には三条の半径の異なる同
心円軌跡（トラック）に分散して多数のパンチ１つが配
置しであるので、内、中、外の三条のトラック上のパン
チ１つの直上に１η置さじることと、残る一側所はニプ
リング加工用の首の短かいストライカ５つだけをニプリ
ング加工用のパンチの直上に位置さぼる位置決めに使わ
れるものである。

第３図（Ａ＞に例示したのは二連の伸縮形流体圧シリン
ダ７１を備え、スライドホルダ６１には一木だ（〕のス
トライカ７３が設【フである例である。

すなわちストライカ７３の下端部７５はピストン７７の
下端に同省してあって、ピストン７７の上面に流体圧導
管７．９から流体圧を導入することで前記下端部７５は
弾機８１を圧縮して下方へ突出づ゛る。

次に上記した突出状態の下端部７５を例えば流（木ロー
タリーアクヂエータ８３でワイＡ７８５を介してもどし
スプリング８７に抗して９０度回動してから、前記ビス
１−ン７７上面への流体圧を解放りる。

ストライカ７３の下面図である第３図（［３）に示した
にうに前記下端部７５には、水平に１φ０したビン８つ
が設（−）てあり、前記ピストン７７の外筒９１には９
　（’）　Ｉｉ’＞−塑れて敢ｑ４方向に浅い満９３と
深い満９５とが形成して設けである。

したがって前記ビン８つは、前記した９０度回初後は弾
１８１の作用で深い満９５に名産して、結果としてスト
ライカ７３の首の長さが短かくなったことになり、ニプ
リング加工用として使用できるものである。

ストライカ７３を打法作業に使うには、」上記と同様に
ピストン７７を下方に突出さ廿ろことて、もどしスプリ
ング８７がストライカ７３の下端部７５を回動して浅い
溝９３に係合させればよい。

以上詳記したところから明らかなように、本発明の方法
及び装置では、第１図に示したよ〕に、ニプリング加工
方向に切刃の下端部と下端部との高低着がワーク板材の
厚さより大きい正のシャー角を１−ｈえたパンチを使用
し、加工３１Ｅ　ｈ　７７向の＋ｔ７ｒ面切刃全切刃ク
板材に当ＩＤ　シないで・追切り切断にブリング加工）
を行なうムのである。

したがってワーク板材の面積中の最初に１友ぎ穴を切り
（友くとさだり切刃の下端部を使用ンｊるがその後の追
切りは１べてシャー角のある切刃だ（Ｊで追切りをする
から従来のニプリング加工で発生した圧痕が生じない。

また切りかすは第１図（Ｅ）に示したように渦巻状にダ
イの下にまとまって飛び敗ることがなく清潔な作業がで
き、パンチが切りかすを再切削して刃こぼれを生じる不
都合もない。

［発明の効果］ 本発明のニプリング加工方法およびその方法に使用する
パンチプレスは、すでに明らかなように従来のニプリン
グ加工方法につきものの製品中の人形実大の周辺にだれ
現象に起因する圧痕の発生がなく高品質の大形広大を得
ることができる。

また従来のパンデプレスによる汰穴加■とニプリング加
工による大形抜穴加工とが一枚のワーク板材に混在プる
場合で乙、−回のワーク板材の把持のままで両作栗が連
続的にできる効果をＩ＋７だのである。

なお本発明の技術思想を逸脱することなく、設計変更が
自在であることも明らかである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例としてのニプリング加工方法の
説明図、 第２図はパンチング加工とニプリング加工とでストライ
カを交換覆る実施例機構の説明図、第３図は一本のスト
ライカの首の長さを変更する実施Ｐ１４機構の説明図、 第４図はタレット式パンチブレスの側面図、第５図は第
４図のパンチプレスの数値制御式板材移動位置決め装置
によるパンチング加工とニプリング加工の説明図、 第６図はパンチとダイの断面説明図、 第７図は従来のニプリング加工の説明図である。 ［図面の主要部を表わす符号の説明コ ト・・タレット式パンチブレス　ア・・・材料移動位置
決め装置　１７・・・パンチ組立体　２９・・・打圧装
置　５５・・・（パンチの）前方上端部　５７・・・（
パンチの）後方下端部　５つ・・・ニプリング加工用ス
トライカ　６３・・・二連伸縮流体圧シリング　９３・
・・浅い溝　９５・・・深い溝 第１図（Ｄ）　　　第１ｎ（Ｅ） 第２図 第３ｖＩＡ 第４図 第５図 第６図 第７図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）パンチ下端面に、切刃部の一部がニプリング加工
   の進行方向に平行でかつ前記切刃部が正のシャー角を備
   えたパンチを使用し、対応する水平上面のダイとの間で
   進行方向前面を除く三辺の切刃部で追切り加工を繰返し
   て行なうことを特徴とするニプリング加工方法。
2. （２）ダイと協働して板材のニプリング加工を行なうパ
   ンチの下端に、ニプリング加工の進行方向と平行な切刃
   部を形成して設け、該切刃部に進行方向に対して正のシ
   ャー角を形成して設けるとともに、切刃部の下端部と上
   端部との高低差を厚板以上に形成して設け、上記パンチ
   を打圧するためのストライカを高さ位置変更自在に設け
   てなることを特徴とするパンチプレス。