JPS62245672A - 薄膜mos型トランジスタ - Google Patents
薄膜mos型トランジスタInfo
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- JPS62245672A JPS62245672A JP8799286A JP8799286A JPS62245672A JP S62245672 A JPS62245672 A JP S62245672A JP 8799286 A JP8799286 A JP 8799286A JP 8799286 A JP8799286 A JP 8799286A JP S62245672 A JPS62245672 A JP S62245672A
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- semiconductor layer
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L29/00—Semiconductor devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching and having potential barriers; Capacitors or resistors having potential barriers, e.g. a PN-junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
- H01L29/66—Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
- H01L29/68—Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
- H01L29/76—Unipolar devices, e.g. field effect transistors
- H01L29/772—Field effect transistors
- H01L29/78—Field effect transistors with field effect produced by an insulated gate
- H01L29/786—Thin film transistors, i.e. transistors with a channel being at least partly a thin film
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、半導体素子の構造に係り、交流駆動時にもデ
ィスプレイ画面の開口率を下げることなく、良好々ON
/nIi’P比を持つ薄膜MOS型トランジスタに関す
るものである。。
ィスプレイ画面の開口率を下げることなく、良好々ON
/nIi’P比を持つ薄膜MOS型トランジスタに関す
るものである。。
ディスプレイ用?Ji膜MOS型電界効果トランジスタ
においては、低価格、大面積化を計るためにガラス基板
に低温処理が可能な非結晶半導体(材料としては主にア
モルファスシリコン)、多結晶半導体(材料としてはポ
リシリコン)用いたものが使用されている。ディスプレ
イ用MOS型トランジスタの電気特性としては、高コン
トラストを得るため、オン状態とオフ状態のt流の比の
大きい、いわゆる高0N10FF比を持ち、周辺回路を
同一チップ上に内、蔵して低価格化を計るために、高移
動度を持つ必要がある。
においては、低価格、大面積化を計るためにガラス基板
に低温処理が可能な非結晶半導体(材料としては主にア
モルファスシリコン)、多結晶半導体(材料としてはポ
リシリコン)用いたものが使用されている。ディスプレ
イ用MOS型トランジスタの電気特性としては、高コン
トラストを得るため、オン状態とオフ状態のt流の比の
大きい、いわゆる高0N10FF比を持ち、周辺回路を
同一チップ上に内、蔵して低価格化を計るために、高移
動度を持つ必要がある。
従来、アモルファス半導体を用いた素子構造として、第
2図に示すような逆スタガ断面構造の素子が用いられて
いる。これは、絶縁性基板1にクロムでグー。ト電極2
を形成、次に、ゲート絶縁膜3としてシリコン窒化膜(
s+5N4)i化学気相成長法(CVD法)で形成、次
にプラズマCVD法で高抵抗アモルファスシリコン半導
体14、高濃度n層5を連続させる。次に、n+層5を
ソース電極、ドレイン電極に対するコンタクト部分を残
してエツチング除去して、次にソース電極7、ドレイン
電極8をクロムで形成する構造である。
2図に示すような逆スタガ断面構造の素子が用いられて
いる。これは、絶縁性基板1にクロムでグー。ト電極2
を形成、次に、ゲート絶縁膜3としてシリコン窒化膜(
s+5N4)i化学気相成長法(CVD法)で形成、次
にプラズマCVD法で高抵抗アモルファスシリコン半導
体14、高濃度n層5を連続させる。次に、n+層5を
ソース電極、ドレイン電極に対するコンタクト部分を残
してエツチング除去して、次にソース電極7、ドレイン
電極8をクロムで形成する構造である。
単体MOS)ランジスタの動作原理は以下の通りである
。オン状態では、アースされたソース電極7に対し、ゲ
ート電極2を正に印加するとアモルファス半導体層4内
のゲート電極2に対向するゲート絶縁膜3界面に自由電
子の層(チャネル層)りが形成され、この表面での抵抗
率が下がる。これに対してドレイン電極8にソース電極
7に対して正に電圧を印加することにより、ソース電極
7からチャネル層9、ドレイン電極8と電子電流(ドレ
イン電流)が流れる。ここで、上記のような低抵抗チャ
ネル層が形成されるため、高いドレイン電流値が得られ
る。一方、オフ状態では、ソース電極7、ゲート電極2
け共にアースされており、ドレイン電極8は正に印加さ
れている。この場合、チャネル層は形成されず、電子電
流はソー有抵抗が高いため(この半導体層に不純物を添
加しなかった場合)オフ状態ではドレイン電流が低く抑
えられ高い0N10F’F比が得られる。
。オン状態では、アースされたソース電極7に対し、ゲ
ート電極2を正に印加するとアモルファス半導体層4内
のゲート電極2に対向するゲート絶縁膜3界面に自由電
子の層(チャネル層)りが形成され、この表面での抵抗
率が下がる。これに対してドレイン電極8にソース電極
7に対して正に電圧を印加することにより、ソース電極
7からチャネル層9、ドレイン電極8と電子電流(ドレ
イン電流)が流れる。ここで、上記のような低抵抗チャ
ネル層が形成されるため、高いドレイン電流値が得られ
る。一方、オフ状態では、ソース電極7、ゲート電極2
け共にアースされており、ドレイン電極8は正に印加さ
れている。この場合、チャネル層は形成されず、電子電
流はソー有抵抗が高いため(この半導体層に不純物を添
加しなかった場合)オフ状態ではドレイン電流が低く抑
えられ高い0N10F’F比が得られる。
一方、ディスプレイ用の薄膜MOS型トランジスタにお
いては、表示用液晶中のイオン蓄積による液晶劣化を防
止するため、交流電源を用いる。
いては、表示用液晶中のイオン蓄積による液晶劣化を防
止するため、交流電源を用いる。
コノ場合、動作モードとして、ソース電極7に対してゲ
ート電極2が負に印加された状態が生じる。
ート電極2が負に印加された状態が生じる。
つまり、素子のゲート電圧Voとして、例えば、Vo=
−10VfオフN流’ft設定、Va=20Vでオン状
態設定する場合である。上記のように、ゲート電圧をソ
ース電圧に対して、負に印加するとチャネル層9として
、正孔が誘起された低抵抗層が形成される。第2図に示
す構造で、高抵抗アモルファスシリコン半導体層4の上
面間には、例えば、不純物としてリンをドープした高濃
度アモルファスシリコンn+層5が形成されているため
、これが正孔に対する電位障壁を形成して、この部分、
でけ正孔が注入しすらい。しかし第2図の構造7、、
。
−10VfオフN流’ft設定、Va=20Vでオン状
態設定する場合である。上記のように、ゲート電圧をソ
ース電圧に対して、負に印加するとチャネル層9として
、正孔が誘起された低抵抗層が形成される。第2図に示
す構造で、高抵抗アモルファスシリコン半導体層4の上
面間には、例えば、不純物としてリンをドープした高濃
度アモルファスシリコンn+層5が形成されているため
、これが正孔に対する電位障壁を形成して、この部分、
でけ正孔が注入しすらい。しかし第2図の構造7、、
。
12.の素子では、ソース電極7あるいはドレイン電極
8がアモルファス半導体層4と直接接続されている部分
10があるため、この部分でけ正孔の電位障壁は存在せ
ず、正孔の注入が起こりドレイン電流が上昇し、すなわ
ちオフ電流が上昇す不。とのためON101” F比の
低下を招く。しかし本構造素子に於いても、ゲート電極
2からアモルファス半導体層4とソース電極7が直接接
続される部分10までの距離Ti tを太きく取石こと
により、チャネルの形成されない高抵抗アモルファス層
の電圧降下が大きくなり、ドレイ/電流を幾分低減でき
るが、これはかえってディスプレイ面の開口率を低下さ
せる上に、ソース電極とゲート電極間の静電容量を上昇
させ、ディスプレイ走査の速度を低下させる。々お、従
来素子構造あるいはこの高濃度n+層の効果についてけ
信学技報CPM83−22で池田らが論じている。
8がアモルファス半導体層4と直接接続されている部分
10があるため、この部分でけ正孔の電位障壁は存在せ
ず、正孔の注入が起こりドレイン電流が上昇し、すなわ
ちオフ電流が上昇す不。とのためON101” F比の
低下を招く。しかし本構造素子に於いても、ゲート電極
2からアモルファス半導体層4とソース電極7が直接接
続される部分10までの距離Ti tを太きく取石こと
により、チャネルの形成されない高抵抗アモルファス層
の電圧降下が大きくなり、ドレイ/電流を幾分低減でき
るが、これはかえってディスプレイ面の開口率を低下さ
せる上に、ソース電極とゲート電極間の静電容量を上昇
させ、ディスプレイ走査の速度を低下させる。々お、従
来素子構造あるいはこの高濃度n+層の効果についてけ
信学技報CPM83−22で池田らが論じている。
本発明の目的は、交流、1!圧駆動で高ON10 F
F1比を有するディスプレイ用で逆スタガ構造金有する
薄膜MOS型トランジスタを提供することにある。
F1比を有するディスプレイ用で逆スタガ構造金有する
薄膜MOS型トランジスタを提供することにある。
逆スタガ構造を有する薄膜MOS型トランジスタにおい
て、ソース電極あるいはドレイン電極を高不純物濃度層
を介して平面接続した形状として、これ以外ではソース
電極あるいはドレイン電極とチャネルを形成する不純物
濃度の低い(添加されない)半導体層が直接接続されず
、絶縁膜により絶縁された構造にすることKより、動作
ゲート電圧範囲でのオフ状態を設定するゲート電圧の時
のトレイン電流(オフ電流)の上昇を抑えるような、高
0N10FF比をもつ素子を提供できる。
て、ソース電極あるいはドレイン電極を高不純物濃度層
を介して平面接続した形状として、これ以外ではソース
電極あるいはドレイン電極とチャネルを形成する不純物
濃度の低い(添加されない)半導体層が直接接続されず
、絶縁膜により絶縁された構造にすることKより、動作
ゲート電圧範囲でのオフ状態を設定するゲート電圧の時
のトレイン電流(オフ電流)の上昇を抑えるような、高
0N10FF比をもつ素子を提供できる。
上記目的を達成するため、第1図に示すような逆スタガ
構造を有する薄膜MOS型トランジスタを提案する。以
下、第1図を用いて、本発明の詳細な説明する。ガラス
基板1上に、例えばクロムラ15・00λ程度形成する
。チャネルを形成する低不純物濃度あるいは不純物添加
の高抵抗アモルファスシリコン半導体層4は、例えばP
CVD法により厚さを3000λ程度に形成する。5け
、例えば、リンを10′9〜10” )y/cm”
)”−7” L7’cアモルファスシリコン半導体6i
ooo^程度形成する。6#′i、例えば、リンガラス
で形成された絶縁膜で厚さは1500λ程度である。本
絶縁膜構造が本構造素子の特徴になっており、これによ
り、例えば、クロムで形成されたソース電極7とドレイ
ン電極8が長さT、dで絶縁膜6上に開けられたコンタ
クト窓を介して、高濃度n+層5に電気的に接続されて
おり、これは基板1と平行な位置になっている。これ以
外の部分ではソース電極7、ドレイン電極8は高抵抗ア
モルファスシリコン半導体層4とは電気的に絶縁されて
いる。
構造を有する薄膜MOS型トランジスタを提案する。以
下、第1図を用いて、本発明の詳細な説明する。ガラス
基板1上に、例えばクロムラ15・00λ程度形成する
。チャネルを形成する低不純物濃度あるいは不純物添加
の高抵抗アモルファスシリコン半導体層4は、例えばP
CVD法により厚さを3000λ程度に形成する。5け
、例えば、リンを10′9〜10” )y/cm”
)”−7” L7’cアモルファスシリコン半導体6i
ooo^程度形成する。6#′i、例えば、リンガラス
で形成された絶縁膜で厚さは1500λ程度である。本
絶縁膜構造が本構造素子の特徴になっており、これによ
り、例えば、クロムで形成されたソース電極7とドレイ
ン電極8が長さT、dで絶縁膜6上に開けられたコンタ
クト窓を介して、高濃度n+層5に電気的に接続されて
おり、これは基板1と平行な位置になっている。これ以
外の部分ではソース電極7、ドレイン電極8は高抵抗ア
モルファスシリコン半導体層4とは電気的に絶縁されて
いる。
この構造の薄膜MOS型トランジスタの動作を抗のアモ
ルファス′半導体層4のゲート絶縁膜3の界面付近に電
子が蓄積した低抵抗チャネル層9が形成される。ソース
電極7に対してドレイン電極8には正の電圧VDが印加
されていれば、ソース電極7から低抵抗チャネル層9そ
してドレイン電極8へと電子電流が流れる。チャネル層
9の抵抗率はVoを上昇させることにより、低下するの
で、適当なVoを与えれば高いドレイン電流が得られる
。これが、本構造素子のオン状態での動作である。オフ
状態のゲート電圧Vaがソース電圧に比べて負に設定さ
れた場合、チャネル層9としては正孔が誘起される。し
かし、本構造素子の場合、ソース電極7、ドレイン電極
8が高濃度n+層5を介してのみしか接続されていない
ので、これが正孔に対する電位障壁となり、ドレイン電
流は高抵抗アモルファス半導体層4の固有抵抗に支配さ
れる電子電流となり、負のゲート電圧を負の方向へ増加
させても、ドレイン電圧VDが一定ならばシ 、・ト:レイン電流は上昇せず低い値に固定される。高
抵抗アモルファシ半導体層4の側面部5は、第2図の従
来素子のように電極と直接接続されてはおらす、絶縁膜
6で完全に絶縁されているのでこの部分からの正孔の注
入はない。
ルファス′半導体層4のゲート絶縁膜3の界面付近に電
子が蓄積した低抵抗チャネル層9が形成される。ソース
電極7に対してドレイン電極8には正の電圧VDが印加
されていれば、ソース電極7から低抵抗チャネル層9そ
してドレイン電極8へと電子電流が流れる。チャネル層
9の抵抗率はVoを上昇させることにより、低下するの
で、適当なVoを与えれば高いドレイン電流が得られる
。これが、本構造素子のオン状態での動作である。オフ
状態のゲート電圧Vaがソース電圧に比べて負に設定さ
れた場合、チャネル層9としては正孔が誘起される。し
かし、本構造素子の場合、ソース電極7、ドレイン電極
8が高濃度n+層5を介してのみしか接続されていない
ので、これが正孔に対する電位障壁となり、ドレイン電
流は高抵抗アモルファス半導体層4の固有抵抗に支配さ
れる電子電流となり、負のゲート電圧を負の方向へ増加
させても、ドレイン電圧VDが一定ならばシ 、・ト:レイン電流は上昇せず低い値に固定される。高
抵抗アモルファシ半導体層4の側面部5は、第2図の従
来素子のように電極と直接接続されてはおらす、絶縁膜
6で完全に絶縁されているのでこの部分からの正孔の注
入はない。
このように1本構造を採用することにより、ディスプレ
イ用の薄膜MOS)ランジスタのように、交流駆動電源
を用い、オフ状態をソース電極の電位に対してゲート電
極電位を負にして設定する場合にも、安定して高0N1
0FF比を持つ素子を提供できる。
イ用の薄膜MOS)ランジスタのように、交流駆動電源
を用い、オフ状態をソース電極の電位に対してゲート電
極電位を負にして設定する場合にも、安定して高0N1
0FF比を持つ素子を提供できる。
第3図に、本構造素子の平面図を示す。第1図の断面構
造は第3図のAA’を結ぶ線上の横断面である。本平面
図の特徴は、前記で説明されたように、ソース電極7あ
るいはドレイン電極8が絶縁膜上にLaXLdCm”
の寸法で開けられたコンタクト窓で高濃度n土層を介
してのみ高抵抗アモルファス半導体層と1で1気的に接
続されており、またその接続部形状はガラス基板と平行
に平面接続されている。その他の部分ではソース電極7
あるいはドレイン電極8と高抵抗アモルファス半導体層
とは絶縁膜で電気的に絶縁されている。
造は第3図のAA’を結ぶ線上の横断面である。本平面
図の特徴は、前記で説明されたように、ソース電極7あ
るいはドレイン電極8が絶縁膜上にLaXLdCm”
の寸法で開けられたコンタクト窓で高濃度n土層を介
してのみ高抵抗アモルファス半導体層と1で1気的に接
続されており、またその接続部形状はガラス基板と平行
に平面接続されている。その他の部分ではソース電極7
あるいはドレイン電極8と高抵抗アモルファス半導体層
とは絶縁膜で電気的に絶縁されている。
次に、本発明の実施例による薄膜MOS型トランジスタ
の製造工程を第4図(a)〜(f)に示す。
の製造工程を第4図(a)〜(f)に示す。
ガラス基板1上にクロムをバッタリング法により厚さ1
oooK被覆させ、この層をエツチング除去してゲート
電極2とする(a)。次に、例えばプラズマCVD法に
より、温度500℃にて二酸化ケイ素(siot)を5
00〜1500λゲート絶縁膜3として形成、ひき続き
プラズマCVD法により、m度300℃にてアモルファ
スシリコン層4を1500〜3000に形成、ひき続き
リンを1019〜101′ケ/cm3ドープした高濃度
n+アモルファスシリコン層5v1oooXデポジショ
ン形成する(b)。次ニ、このアモルファスシリコンf
f1l:n+高濃度層5を選択的にエツチング除去する
(c) 、同様にして、アモルファスシリコン層のチャ
ネルを形成する部分に対応するn+高濃度層を選択的に
エツチング除去する(d)。次に、全面に絶縁膜6とし
てリンガラス(P2O)e5000λデポジション形成
する。さらに、絶縁膜6に対し、電極のコンタクト用の
・ホトエツチングを行なう(e)。次に、ソース電極7
、ドレイン電極8、あるいはゲート電極取り出し用電極
用としてクロムを2000にスパッタリング形成する。
oooK被覆させ、この層をエツチング除去してゲート
電極2とする(a)。次に、例えばプラズマCVD法に
より、温度500℃にて二酸化ケイ素(siot)を5
00〜1500λゲート絶縁膜3として形成、ひき続き
プラズマCVD法により、m度300℃にてアモルファ
スシリコン層4を1500〜3000に形成、ひき続き
リンを1019〜101′ケ/cm3ドープした高濃度
n+アモルファスシリコン層5v1oooXデポジショ
ン形成する(b)。次ニ、このアモルファスシリコンf
f1l:n+高濃度層5を選択的にエツチング除去する
(c) 、同様にして、アモルファスシリコン層のチャ
ネルを形成する部分に対応するn+高濃度層を選択的に
エツチング除去する(d)。次に、全面に絶縁膜6とし
てリンガラス(P2O)e5000λデポジション形成
する。さらに、絶縁膜6に対し、電極のコンタクト用の
・ホトエツチングを行なう(e)。次に、ソース電極7
、ドレイン電極8、あるいはゲート電極取り出し用電極
用としてクロムを2000にスパッタリング形成する。
本発明における、別な実施例を第5図に示す。
本実施例においても、例えば、クロムで形成したソース
電極7、ドレイン電極8は絶縁膜6に長さTJ aで開
けられたコンタクト窓を通して高濃度n+7モル777
層5f介してチャネルを形成する高抵抗アモルファス層
4と電気的に接続されており、他の部分ではソース電極
7とドレイン電極8はアモルファス半導体層4と絶縁膜
6で絶縁されている。本構造において411n+層5と
アモルフアス層4は基板1に平行に平面接続されている
。
電極7、ドレイン電極8は絶縁膜6に長さTJ aで開
けられたコンタクト窓を通して高濃度n+7モル777
層5f介してチャネルを形成する高抵抗アモルファス層
4と電気的に接続されており、他の部分ではソース電極
7とドレイン電極8はアモルファス半導体層4と絶縁膜
6で絶縁されている。本構造において411n+層5と
アモルフアス層4は基板1に平行に平面接続されている
。
また、本構造素子ではn土層5がコンタクト窓の長さL
aのみしかアモルファス層と接していないので、ディス
プレイの走査速度や周辺回路応答速度に影響を与えるソ
ース電極7とゲート電極2間の静電容量を、実施例1に
比べて低減できる。例えば、T、a = 1011 m
、第1図のT、 、 = 40μmとすると、奥行き
方向の単位長さあたりの容量は、単純にはC+=g/l
xL、、C,=s/lxL、として求められるので、誘
電率ε、ゲート膜の厚さtとするとC+ / Ctとし
て1/4に低減できる。なお、本実施例においては、長
さTJF部分で、ゲート電極2と重なりが生じて、ここ
に静電容量が生じているが、C−ε/l−Lとなること
から、例えばリンガラスで形成した絶縁膜が厚さが50
00X程度なので、tが4倍程度大きくなり容量に与え
る効果は小さくなり問題はカい。また、このLvはいわ
ゆるフィールドプレートとして働き、n+十層とアモル
ファス半導体層4の内接合部11の電界を緩和して、電
界強度上昇から起こるオフ電流の上昇、耐圧不良を抑え
る効果がある。また、クロム電極の段差が、12の部分
でn+十層が入ることにより緩和され、クロム電極断線
も防止できる。
aのみしかアモルファス層と接していないので、ディス
プレイの走査速度や周辺回路応答速度に影響を与えるソ
ース電極7とゲート電極2間の静電容量を、実施例1に
比べて低減できる。例えば、T、a = 1011 m
、第1図のT、 、 = 40μmとすると、奥行き
方向の単位長さあたりの容量は、単純にはC+=g/l
xL、、C,=s/lxL、として求められるので、誘
電率ε、ゲート膜の厚さtとするとC+ / Ctとし
て1/4に低減できる。なお、本実施例においては、長
さTJF部分で、ゲート電極2と重なりが生じて、ここ
に静電容量が生じているが、C−ε/l−Lとなること
から、例えばリンガラスで形成した絶縁膜が厚さが50
00X程度なので、tが4倍程度大きくなり容量に与え
る効果は小さくなり問題はカい。また、このLvはいわ
ゆるフィールドプレートとして働き、n+十層とアモル
ファス半導体層4の内接合部11の電界を緩和して、電
界強度上昇から起こるオフ電流の上昇、耐圧不良を抑え
る効果がある。また、クロム電極の段差が、12の部分
でn+十層が入ることにより緩和され、クロム電極断線
も防止できる。
以上、本構造を用いた薄膜トランジスタにおいて述べた
ように、本発明によれば、ソース電極の電圧に対してゲ
ート電極電位を負にして屯、高抵抗アモルファスシリコ
ン層に誘起された正孔が完全にn+高濃度層による障壁
のために正孔電流として流れず、これによりオフ電流が
上昇しないことが明らかになった。
ように、本発明によれば、ソース電極の電圧に対してゲ
ート電極電位を負にして屯、高抵抗アモルファスシリコ
ン層に誘起された正孔が完全にn+高濃度層による障壁
のために正孔電流として流れず、これによりオフ電流が
上昇しないことが明らかになった。
このような素子は、液晶ディスプレイが交流駆動される
上においては、高0N10FF比を維持するための不可
欠な素子構造となる。
上においては、高0N10FF比を維持するための不可
欠な素子構造となる。
また、ここでは、半導体としてアモルファスシリコンを
用いているが、より高移動度を得るためには多結晶シリ
コンを用いることができる。多結晶シリコンを用いても
、本構造素子は良好な0N10FF特性を示すことは言
うまで本ない。また、本実施例では、ゲート電圧が正の
状態と定義した、いわゆる、nチャネル形のMOSにつ
いて説明したが、本構造素子は、n十高根度r@を用つ
る代りに、例えば、ボロンをドープしたP十高濃度層を
用い、ゲート電圧を負にした時をオン状態、ゲート電圧
を零あるいは正にした時全オフ状態とするような、いわ
ゆる、Pチャネル形MOSトランジスタに対しても全く
同様な効果が認められる。
用いているが、より高移動度を得るためには多結晶シリ
コンを用いることができる。多結晶シリコンを用いても
、本構造素子は良好な0N10FF特性を示すことは言
うまで本ない。また、本実施例では、ゲート電圧が正の
状態と定義した、いわゆる、nチャネル形のMOSにつ
いて説明したが、本構造素子は、n十高根度r@を用つ
る代りに、例えば、ボロンをドープしたP十高濃度層を
用い、ゲート電圧を負にした時をオン状態、ゲート電圧
を零あるいは正にした時全オフ状態とするような、いわ
ゆる、Pチャネル形MOSトランジスタに対しても全く
同様な効果が認められる。
第1図は本発明の実施例1に対する素子の断面図、第2
図は従来素子の断面図、第3図は本発明の実施例1に対
する平面図、第4図は製造工程會示す断面図、第5図は
本発明の実施例2の素子の断面図である。 1・・・絶縁性基板、2・・・ゲート電極、3・・・ゲ
ート絶縁膜、4・・・高抵抗半導体層、5・・・高濃度
n+層、61 図 躬2図 2 q3 躬 (α) (b) (C) 年の (改) (e) (f)
図は従来素子の断面図、第3図は本発明の実施例1に対
する平面図、第4図は製造工程會示す断面図、第5図は
本発明の実施例2の素子の断面図である。 1・・・絶縁性基板、2・・・ゲート電極、3・・・ゲ
ート絶縁膜、4・・・高抵抗半導体層、5・・・高濃度
n+層、61 図 躬2図 2 q3 躬 (α) (b) (C) 年の (改) (e) (f)
Claims (1)
- 1、絶縁性を有する、ガラス、石英基板上に、導電極を
有する金属、あるいは高濃度の不純物を添加した低抵抗
を有する半導体層により形成されたゲート電極、該ゲー
ト電極上にゲート絶縁膜、該ゲート絶縁膜上に高抵抗非
結晶半導体あるいは多結晶半導体層、該半導体層上で、
対向する位置に低抵抗の非結晶半導体あるいは多結晶半
導体層、該低抵抗半導体層にソース電極あるいはドレイ
ン電極として接続された低抵抗電極を有する、逆スタガ
構造を持つ薄膜MOS型トランジスタに於いて、該ソー
ス電極ならびにドレイン電極が該対向する位置にある低
抵抗半導体層を通じてのみ該高抵抗半導体層と電気的に
接続され、該ソース電極並びにドレイン電極は該高抵抗
半導体層とは直接電気的に接続されず、側面部はすべて
絶縁膜により電気的に絶縁された構造を特徴とする薄膜
MOS型トランジスタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8799286A JPS62245672A (ja) | 1986-04-18 | 1986-04-18 | 薄膜mos型トランジスタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8799286A JPS62245672A (ja) | 1986-04-18 | 1986-04-18 | 薄膜mos型トランジスタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62245672A true JPS62245672A (ja) | 1987-10-26 |
Family
ID=13930301
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8799286A Pending JPS62245672A (ja) | 1986-04-18 | 1986-04-18 | 薄膜mos型トランジスタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62245672A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01136125A (ja) * | 1987-11-24 | 1989-05-29 | Fujitsu Ltd | アクティブマトリクス型液晶表示装置 |
US5371398A (en) * | 1988-10-19 | 1994-12-06 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Thin film transistor |
KR100466465B1 (ko) * | 2002-04-10 | 2005-01-15 | 장 진 | 구멍과 홈 있는 활성층 패턴을 이용한 박막 트랜지스터구조 |
-
1986
- 1986-04-18 JP JP8799286A patent/JPS62245672A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01136125A (ja) * | 1987-11-24 | 1989-05-29 | Fujitsu Ltd | アクティブマトリクス型液晶表示装置 |
JPH0758373B2 (ja) * | 1987-11-24 | 1995-06-21 | 富士通株式会社 | アクティブマトリクス型液晶表示装置 |
US5371398A (en) * | 1988-10-19 | 1994-12-06 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Thin film transistor |
KR100466465B1 (ko) * | 2002-04-10 | 2005-01-15 | 장 진 | 구멍과 홈 있는 활성층 패턴을 이용한 박막 트랜지스터구조 |
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