JPS62221504A - 化粧単板の製造方法 - Google Patents
化粧単板の製造方法Info
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- JPS62221504A JPS62221504A JP6618786A JP6618786A JPS62221504A JP S62221504 A JPS62221504 A JP S62221504A JP 6618786 A JP6618786 A JP 6618786A JP 6618786 A JP6618786 A JP 6618786A JP S62221504 A JPS62221504 A JP S62221504A
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- Pending
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Landscapes
- Finished Plywoods (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
この発明は、いわゆるうるし天井のように着色した化粧
単板の製造方法に関するものである。
単板の製造方法に関するものである。
従来より、主として北陸地方、とくに金沢周辺では、杉
の板目または柾目の天井材にうるしを塗って黒くした、
いわゆるうるし天井が用いられていた。これは、うるし
塗りの技術が古くからこの地方で発達していたこと、お
よび冬期の間、室内で薪等を燃やすため家の中が黒くな
るのを、あらかじめ黒くしておいて違和感をなくそうと
するためである。第3図は天然杉を用いた従来のうるし
天井材を示す斜視図であり、同図に示すようにうるし天
井材では、夏材部20が明色で春材部21が黒い暗色に
なって、独特の装飾効果をひき出している。
の板目または柾目の天井材にうるしを塗って黒くした、
いわゆるうるし天井が用いられていた。これは、うるし
塗りの技術が古くからこの地方で発達していたこと、お
よび冬期の間、室内で薪等を燃やすため家の中が黒くな
るのを、あらかじめ黒くしておいて違和感をなくそうと
するためである。第3図は天然杉を用いた従来のうるし
天井材を示す斜視図であり、同図に示すようにうるし天
井材では、夏材部20が明色で春材部21が黒い暗色に
なって、独特の装飾効果をひき出している。
しかしながら、素材単板を集成接着して集成フリッチを
つくり、これをスライスして人工的に杉柄を表現する化
粧単板の製造方法においては、不織布を素材単板と交互
に積層して不織布により夏材部を表現していたため、う
るし天井調に着色塗装を行うと、夏材部に着色剤が多く
浸透し、木目が鮮明にならないという問題があった。
つくり、これをスライスして人工的に杉柄を表現する化
粧単板の製造方法においては、不織布を素材単板と交互
に積層して不織布により夏材部を表現していたため、う
るし天井調に着色塗装を行うと、夏材部に着色剤が多く
浸透し、木目が鮮明にならないという問題があった。
この発明の目的は、木目が鮮明に残る着色した化粧単板
の製造方法を堤供することである。
の製造方法を堤供することである。
この発明の化粧単板の製造方法は、木質単板の表面にあ
る春材部を除く夏材部に浸透防止剤を塗布する工程と、
前記木質単板の表面に塗装を施す工程とを備えたもので
ある。
る春材部を除く夏材部に浸透防止剤を塗布する工程と、
前記木質単板の表面に塗装を施す工程とを備えたもので
ある。
このように、この発明によれば、塗料の浸透しやすい夏
材部にあらかじめ浸透防止剤を塗布して塗料の浸透を防
止したので、木目を鮮明な状態に保持したまま、木質単
板の表面の塗装を行うことができる。したがって、従来
のうるし天井材のように夏材部を明色に、春材部を暗色
に区分された化粧単板を簡単に得ることができる。
材部にあらかじめ浸透防止剤を塗布して塗料の浸透を防
止したので、木目を鮮明な状態に保持したまま、木質単
板の表面の塗装を行うことができる。したがって、従来
のうるし天井材のように夏材部を明色に、春材部を暗色
に区分された化粧単板を簡単に得ることができる。
第1図はこの発明における木質単板を製造する工程を示
している。第1図に示すように、素材単板■と着色した
不織布2とを交互に接着剤を介して積層し凹凸型3で圧
締接着して集成フリッチ4を作成し、これをその積層方
向と交差する方向からスライスして杉板目柄の木質単板
5を得る。この木質単板5には、不織布2によって表現
さた夏材部6と、素材単板1によって表現さた春材部7
とが交互に配設される。なお、不織布2に代えて、夏材
部色に着色した素材単板1紙等の材料を用いてもよい。
している。第1図に示すように、素材単板■と着色した
不織布2とを交互に接着剤を介して積層し凹凸型3で圧
締接着して集成フリッチ4を作成し、これをその積層方
向と交差する方向からスライスして杉板目柄の木質単板
5を得る。この木質単板5には、不織布2によって表現
さた夏材部6と、素材単板1によって表現さた春材部7
とが交互に配設される。なお、不織布2に代えて、夏材
部色に着色した素材単板1紙等の材料を用いてもよい。
第2図は、このようにして得られた木質単板5の表面に
対する着色工程を示している。まず、第2図(A)に示
すように、木質単板5を基材8(合板等)に貼付し、つ
いで第2図(B)に示すようにブラッシング等により化
粧単板5内にある柔らかい春材部7の表面を切削し、接
着剤が浸透し硬質となった夏材部6およびその周辺を浮
き出させる。そして、第2図(C)に示すように、夏材
部6の表面に浸透防止剤9を塗布する。浸透防止剤9と
しては、塗料を使用し、この塗料が夏材部6の表面に多
く塗装されるようにする。
対する着色工程を示している。まず、第2図(A)に示
すように、木質単板5を基材8(合板等)に貼付し、つ
いで第2図(B)に示すようにブラッシング等により化
粧単板5内にある柔らかい春材部7の表面を切削し、接
着剤が浸透し硬質となった夏材部6およびその周辺を浮
き出させる。そして、第2図(C)に示すように、夏材
部6の表面に浸透防止剤9を塗布する。浸透防止剤9と
しては、塗料を使用し、この塗料が夏材部6の表面に多
く塗装されるようにする。
しかるのち、木質単板5の表面の着色=装を行う。着色
塗装にあたっては、まず着色目止め剤を塗布する。前記
浸透防止剤9は、この目止め剤の浸透を防止するためで
ある。目止め剤を塗布後、約1日放置し、表面の目止め
剤を拭き取る。ついで、下塗り塗装し、表面を研磨した
のち、上塗り塗装を行う。
塗装にあたっては、まず着色目止め剤を塗布する。前記
浸透防止剤9は、この目止め剤の浸透を防止するためで
ある。目止め剤を塗布後、約1日放置し、表面の目止め
剤を拭き取る。ついで、下塗り塗装し、表面を研磨した
のち、上塗り塗装を行う。
かくして、うるし天井間の着色した化粧単板を得ること
ができる。
ができる。
なお、化粧単板の着色はうるし天井間のみに限定される
ものではなく、種々の色彩に着色させることが可能であ
る。また、この発明にかかる化粧単板は天井材のみに使
用されるものではなく、床材や壁材などの用途にも使用
可能であることは勿論である。
ものではなく、種々の色彩に着色させることが可能であ
る。また、この発明にかかる化粧単板は天井材のみに使
用されるものではなく、床材や壁材などの用途にも使用
可能であることは勿論である。
次に実施例をあげてこの発明の方法を詳細に説明する。
実施例:染色したアガチス単機(W−さ1. Oysm
)と着色不織布とを交互に接着剤を介して積層し圧締
接着して集成フリッチを作成し、これを積層方向と交差
する方向からスライスして厚さ0.2龍以上の木質単板
を得た。
)と着色不織布とを交互に接着剤を介して積層し圧締
接着して集成フリッチを作成し、これを積層方向と交差
する方向からスライスして厚さ0.2龍以上の木質単板
を得た。
この木質単板の表面の夏材部を残して春材部を切削した
。切削は春材部と夏材部との厚み差が0、03 m1以
上になるように行った。次に、夏材部およびその周辺に
、浸透防止剤として紫外線硬化型塗料(オーレンクス
675−xi クリヤー、中国塗料■製)を2.18
〜5.45 g/m (0,2〜0.5g/尺2)で塗
布した。この塗料の硬化条件は、80 W/cra x
5灯X40m/分とした。
。切削は春材部と夏材部との厚み差が0、03 m1以
上になるように行った。次に、夏材部およびその周辺に
、浸透防止剤として紫外線硬化型塗料(オーレンクス
675−xi クリヤー、中国塗料■製)を2.18
〜5.45 g/m (0,2〜0.5g/尺2)で塗
布した。この塗料の硬化条件は、80 W/cra x
5灯X40m/分とした。
ついで、着色目止め剤を塗布した。目止め剤としては、
−成型ウレタン塗料(GH−7620の100重量部お
よびシンナー20重量部、玄々化学工業■製)を用いた
。1日放置したのち、シンナーを含ませたウェスにて目
止め剤を軽く拭き取った。そして、二液型ウレタン塗料
(US−125の1001i量部、UB−13の50重
量部およびシンナー50〜75重量部、玄々化学工業f
i11製)を下塗り塗装し、#400サンドペーパーに
て表面を研磨した。しかるのち、二液型ウレタン塗料(
UF−11−30の100重量部、UB−27の2Sf
fifft部、ハンチャクオレンジ3重量部およびシン
ナー75重量部、玄々化学工業((1)製)にて上塗り
塗装し、木目が鮮明なうるし天井調の天井材を得ること
ができた。
−成型ウレタン塗料(GH−7620の100重量部お
よびシンナー20重量部、玄々化学工業■製)を用いた
。1日放置したのち、シンナーを含ませたウェスにて目
止め剤を軽く拭き取った。そして、二液型ウレタン塗料
(US−125の1001i量部、UB−13の50重
量部およびシンナー50〜75重量部、玄々化学工業f
i11製)を下塗り塗装し、#400サンドペーパーに
て表面を研磨した。しかるのち、二液型ウレタン塗料(
UF−11−30の100重量部、UB−27の2Sf
fifft部、ハンチャクオレンジ3重量部およびシン
ナー75重量部、玄々化学工業((1)製)にて上塗り
塗装し、木目が鮮明なうるし天井調の天井材を得ること
ができた。
この発明によれば、塗料の浸透しやすい夏材部にあらか
じめ浸透防止剤を塗布して塗料の浸透を防止したので、
木目を鮮明な状態に保持したまま、木質単板の表面の塗
装を行うことができる。したがって、従来のうるし天井
材のように夏材部を明色に、春材部を暗色に区分された
化粧単板を簡単に得ることができる。
じめ浸透防止剤を塗布して塗料の浸透を防止したので、
木目を鮮明な状態に保持したまま、木質単板の表面の塗
装を行うことができる。したがって、従来のうるし天井
材のように夏材部を明色に、春材部を暗色に区分された
化粧単板を簡単に得ることができる。
第1図はこの発明における木質単板を製造する工程を示
す説明図、第2図はこの発明の方法を示す説明図、第3
図は杉柄のうるし天井材を示す斜視図である。 ■・・・素材単板、2・・・不織布、4・・・集成フリ
ッチ、5・・・木質単板、6・・・夏材部、7・・・春
材部、9・・・浸透防止剤 第2図 第3図
す説明図、第2図はこの発明の方法を示す説明図、第3
図は杉柄のうるし天井材を示す斜視図である。 ■・・・素材単板、2・・・不織布、4・・・集成フリ
ッチ、5・・・木質単板、6・・・夏材部、7・・・春
材部、9・・・浸透防止剤 第2図 第3図
Claims (3)
- (1)木質単板の表面にある春材部を除く夏材部に浸透
防止剤を塗布する工程と、前記木質単板の表面に塗装を
施す工程とを備えた化粧単板の製造方法。 - (2)前記木質単板が、素材単板と不織布とを交互に接
着剤を介して積層し圧締接着して作成した集成フリッチ
をその積層方向に交差する方向からスライスしたもので
ある特許請求の範囲第(1)項記載の化粧単板の製造方
法。 - (3)前記塗装工程が、木質単板の表面に目止め剤を塗
布したのち、表面にある目止め剤を拭き取り、ついで下
塗り塗装を行い、表面を研磨したのち、上塗り塗装を行
う特許請求の範囲第(1)項記載の化粧単板の製造方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6618786A JPS62221504A (ja) | 1986-03-25 | 1986-03-25 | 化粧単板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6618786A JPS62221504A (ja) | 1986-03-25 | 1986-03-25 | 化粧単板の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62221504A true JPS62221504A (ja) | 1987-09-29 |
Family
ID=13308590
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6618786A Pending JPS62221504A (ja) | 1986-03-25 | 1986-03-25 | 化粧単板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62221504A (ja) |
-
1986
- 1986-03-25 JP JP6618786A patent/JPS62221504A/ja active Pending
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