JPS62178231A

JPS62178231A - 自動露光制御方法

Info

Publication number: JPS62178231A
Application number: JP61020877A
Authority: JP
Inventors: Hidechika Kumamoto; 秀近熊本; Satoshi Azeyanagi; 智畔柳
Original assignee: Mita Industrial Co Ltd
Current assignee: Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Priority date: 1986-01-31
Filing date: 1986-01-31
Publication date: 1987-08-05
Also published as: US4812881A; EP0232805A1; EP0232805B1; DE3768821D1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〈産業上の利用分野〉この発明は自動露光制御方法に関し、ざらに詳細にいえ
ば、プレスキャン方式の自動露光機能および頁連写別面
を有する複写機に適用される自動露光制御方法に関する
。

〈従来の技術〉従来から、プレスキャン方式の自動露光機能、おび頁連
写機能を有する複写機が提供され、書籍原稿に対応する
高品質の複写物を間車に得ることができるという利点を
発揮している。

このような複写機を用いて頁連写を行なう場合には、先
づ第１頁目をプレスキャンし、データをサンプリングし
て適正露光量を算出する。その後は、算出された適正露
光量となるように露光量を設定して第１頁目の複写動作
を行ない、次いで同じ露光量で第２頁目の複写動作を行
なうことにより、各頁毎の複写物を得るようにしている
。

〈発明が解決しようとする問題点〉上記従来の複写機で頁連写を行なった場合には、第１負
目と第２負目とで画像の種類、濃痕が異なっている可能
性があるにも拘わらず、第１頁目に対する適正露光量で
第２頁目の複写動作をも行なうことになるという問題が
ある。さらに詳細に説明すると、第１負目の画像が線画
であり、第２頁目の画像が写真の如く中間調画である場
合には、線画に対する適正露光量と、中間調画に対する
適正露光但とは大幅に異なるのであって、何れかの画像
に対する適正露光用を、他方の画像に適用した場合には
、かなり品質が低い複写画像しか得ることができず、最
悪の場合には判読不可能となってしまうという不都合が
ある。そして、このような不都合が発生すると、該当す
る頁についてのみ再度複写動作を行なわな【ノればなら
ないことになるのである。

また、６頁の複写動作を行なう直前にプレスキせンを行
なうようにすれば、上記の問題は解消されることになる
が、複写動作遂行のための全所要時間に対するプレスキ
ャンの所要時間の割合が大きくなり、複写速度が低下す
るという問題が発生することになる。

〈発明の目的〉この発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、
複写速度を殆ど低下させることなく、各頁毎に適正露光
量での複写動作を行なわせることができる自動露光制御
方法を提供することを目的としている。

く問題点を解決するだめの手段〉上記の目的を達成するための、この発明の自動露光制御
方法は、第１頁目の全域、および第２頁目の所定範囲を
順次プレスキャンして各頁毎の適正値を得、第１頁目の
適正（直に基いて第１頁目の複写動作を遂行し、次いで
第２頁目の適正値に基いて第２頁目の複写動作を遂行す
るものである。

但し、上記自動露光としては、露光量を制御することに
より行なうものであってもよく、或は現像バイアスを制
御することにより行なうものであってもよい。

〈作用〉以上の自動露光制御方法であれば、第１頁目の全域、お
よび第２頁目の所定範囲を順次プレスキャンして各頁毎
の適正値を得ることができ、第１頁目の適正値で第１頁
目を露光することにより適正な複写物を得ることができ
る。そして、第１頁目の露光後は、第２頁目の適正値で
第２頁目を露光することにより適正な複写物を得ること
ができる。

〈実施例〉以下、実施例を示す添付図面によって詳細に説明する。

第４図は自動露光機能および頁連写別面を有する複写機
の内部機構を説明する概略図である。

（１）は複写機本体であり、区画板（１１）によって内
部が上部室（１２）と下部室（１３）に区画され、上部
室（１２）内に原稿（Ｄ＞走査露光用の光学系（２）が
設けられ、下部室（１３）内に、複写紙（Ｐ）上に複写
画像を形成する複写処理部（４）、および複写紙搬送部
（３）が設けられている。

ここで、光学系（２）としては、光源（２１）、平面反
ｆ）Ｉ　！１　（２２）（２３）（２４）、レンズ（２
５）、および平面反射鏡（２６）を有し、光源（２１）
、および平面反０１鏡（２２）（２３）（２４）を矢印
Ａで示ず方向に移動させることによりコンタクトガラス
（１４）上の原１（Ｄ）を走査露光可能とした構成であ
る。そして、上記光源（２１）、Ｊ３よび平面反射鏡（
２２）は一体向に移動し、平面反射鏡（２３）（２４）
’ｂ一体的に移動し、前者の移動速度が１ｐ者の移動速
度の２倍となるように設定されており、以下の説明にお
いては、光源（２１）、および平面反射鏡（２２）（２
３０２４）を光学部（２′）として総称する。また、上
記レンズ（２５）に近接させて、原稿８１度検出用の受
光素子（２１）を配設している。

また、複写紙搬送部（３）としては、給紙ローラ（３１
ａ）（３１ｂ）（３１ｃ）　、給紙路（３２ａ）（３２
ｂ）（３２ｃ）　、搬送ローラ（３３ａ）（３３ｂ）、
レジストローラ（３４）、搬送ローラ（３５）、搬送ベ
ルト（３６）、加熱定着ローラ（３７）、および排出ロ
ーラ（３８）を有し、何れかの給紙ローラを選択的に駆
動することにより、何れかのスタックバイパス（１４）
、または給紙カセット（１５）（１６）から１枚宛複写
紙（Ｐ）を取り出し、複写処理部（４）に導いて１〜ナ
ー像を転写させ、加熱定着ローラ（３１）によってトナ
ー像を加熱し、定着させた復、受台（１７）上に排出す
るようにした構成であるが、この構成に限定されるもの
ではなく、例えば給紙側と排出側を同じ側とする構成等
従来公知の他の構成の複写紙搬送部を用いることもでき
る。

また複写処理部（４）としては、図中Ｃで示す方向に回
転する感光体ドラム（４１）の周囲に帯電チャージャ（
４２）、ブランクランプ（Ｂ）、現像袋？１（４３）、
転写ヂャージャ（４４）、分離ヂャージャ（４５）、ク
リーナ（４６）、および除電ランプ（４７）をこの順に
配設してあり、帯電チャージャ（４２）によって均一に
帯電させた感光体ドラム（４１）の外面に原稿像を結像
させて静電潜像を形成させ、静電潜像が形成されていな
い周縁部の静電荷をブランクランプ（Ｂ）により除去し
た後、現像装置（４３）によってトナー像に顕像化し、
転写チャージャ（４４）によってトナー像を複写紙（Ｐ
）上に転写し、残留トナーをクリーナ（４６）で回収し
、除電ランプ（４１）により残留電荷を除去するように
した構成であるが、この構成に限定されるものではなく
、例えばベルト状の感光体を用いたもの等、従来公知の
他の構成の複写処理部を用いることもできる。

第３図はブロック図であり、上記受光素子（２７）を含
むＡＥセンザ（５１）からの出力信号を、Ａ／Ｄ変挽回
路（５２）、およびＩ１０ボート（５３）を介してＣＰ
　Ｕ　（５４）に供給するようにしているとともに、Ｃ
Ｐ　Ｕ　（５４）からの制御２１１信号を、Ｉ１０ポー
１”（５３）を介してランプ電圧制御ユニット（５５）
に供給づるようにしている。尚、（５６）は動作プログ
ラム等が格納されたＲＯＭであり、（５７）はデータの
一時格納等のために使用されるＲＡＭである。

次いで、自動露光制ｉｌｌ動作について、第１図に示す
フローチャート、および第２図に示す動作説明概略図に
基いて説明する。

先づ、ステップ■において頁連写モードが選択されてい
るか否かを判別し、選択されている場合にのみ、以下の
判別処理を行なう。

即ち、ステップ■において図示しないプリントキーがＯ
Ｎになって複写動作が開始されるまで待ち、ステップ■
において自動露光モード（以下ＡＥモードと略称する）
が選択されているか否かを判別する。

そして、選択されていれば、ステップ■においてサンプ
リング露光のための光源点灯（例えば最大露光量に相当
する光源点灯）を行ない、ステップ■において光学部（
２′）をスタートさせる（第２図中Ｃ参照）ことにより
プレスキャン動作を開始して、ステップ■において第１
頁目のサンプリングタイミング（第２図中す参照）にな
るまで待ち、ステップ■において第１頁目のサンプリン
グデータ（第２図中Ｃ参照）をＲＡ　Ｍ　（５７）にス
トアする。

そして、光＃１（２１）を点灯させたままで光学部（２
′）をさらに往動させ、ステップ■において第２頁目の
サンプリングタイミング（第２図中Ｃ参照）になるまで
待ち、ステップ■において第２頁目のサンプリングデー
タ（第２図中Ｃ参照）をＲＡＭ（５１）にストアする。

そして、ステップ０において光源（２１）を消灯させて
光学部（２′）を復動させる（第２図中Ｃ参照）。

その後、ステップ■において光学部スタートのタイミン
グ（第２図中Ｃ参照）になるまで待ち、ステップ＠にお
いて再びＡＥモードが選択されているか否かを判別する
。

尚、上記ステップ■においてＡＥモードが選択されてい
ないと判別された場合には、そのままステップ■の判別
を行なう。

上記ステップ［相］においてＡＥモードが選択されてい
ると判別された場合には、ステップＯにおいて上記第１
頁目のサンプリングデータに基づいて算出された露光量
で光源（２１）を点灯させ、ステップ■において光学部
（２′）をスタートさせる（第２図中り参照）。他方、
ステップ＠におでＡＥモードが選択されていないと判別
された場合には、ステップ■において予め設定されてい
る露光量で光源（２１）を点灯させ、ステップ■におい
て光学部（２′）をスタートさせる。そしてステップ［
相］において第１頁の複写を行ない（第２図中Ｃ参照）
、ステップ■において光源（２１）を消灯させて光学部
（２′）を復動させ、ステップ［相］において連続コピ
ーモードが選択されているか否かを判別する。

ステップ［相］において連続コピーモードが選択されて
いると判別された場合には、そのままステップ■以下の
判別、処理を行なう。

また、ステップ［相］において連続コピーモードが選択
されていないと判別された場合には、ステップ［相］に
おいて光学部スタートのタイミング（第２図中に参照、
）になるまで持ち、ス１ツブ０において再びＡＥモード
が選択されているか否かを判別する。

上記ステップ［相］においてＡＥモードが選択されてい
ると判別された場合には、ステップ■において上記第２
頁目のリンプリングデータに基づいて算出された露光量
で光源（２１）を点灯させ、ステップ［相］において光
学部（２′）をスタートさせる（第２図中ｍ参照）。他
方、ステップ［相］におてＡＥモードが選択されていな
いと判別された場合には、ステップ［相］において予め
設定されている露光量で光源（２１）を点灯させ、ステ
ップ［相］において光学部（２′）をスタートさせる。

そしてステップ［相］において第２頁の複写を行ない（
第２図中ｎ参照）、ステップ■において光源（２１）を
消灯させて光学部（２′）を復動さゼ、ステップ［相］
において連続コピーモードが選択されているか否かを判
別する。

ステップ［相］において連続コピーモードが選択されて
いると判別された場合には、そのままステップ［相］以
下の判別、処理を行なう。

また、ステップ［相］において連続コピーモードが選択
されていないと判別された場合には一連の頁連写動作を
終了させる。

尚、この発明は上記の実施例に限定されるものではなく
、例えば、第２図中破線で示すように、第１頁目の露光
を行なった後、光学部（２′）を途中まで復動させた時
点で露光のための往動に切換えることが可能である他、
２頁目の全範囲をプレスキャンすることにより適正露光
ｍを得ること、表面電位センサによりナンブリングを行
なうことも可能であり、その他この発明の要旨を変更し
ない範囲内において種々の設計変更を施すことが可能で
ある。

〈発明の効果〉以上のようにこの発明は、複写動作遂行のための第１頁
目のプレスキャンに引き続いて第２頁目のプレスキャン
を行なうことにより多頁に対応する適正値を得て、多頁
を適正値で露光するので、複写速度を低下させることな
く、多頁の画像に対して適正な設定値で複写動作を行な
わせ、高品質の複写物を得ることができるという特有の
効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は自動露光制御方法の一実施例を示すフローチャ
ート、第２図は自動露光制御方法を説明する概略図、第３図は
ブロック図、第４図は複写機の内部機構を説明する概略図。

Claims

【特許請求の範囲】１、プレスキャン方式の自動露光機能および頁連写機能を有する複写機において、第１頁目の全域、および第２頁目の所定範囲を順次プレスキャンして各頁毎の適正値を得、第１頁目の適正値に基いて第１頁目の複写動作を遂行し、次いで第２頁目の適正値に基いて第２頁目の複写動作を遂行することを特徴とする自動露光制御方法。