JPS6157138B2 - - Google Patents
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- JPS6157138B2 JPS6157138B2 JP22939082A JP22939082A JPS6157138B2 JP S6157138 B2 JPS6157138 B2 JP S6157138B2 JP 22939082 A JP22939082 A JP 22939082A JP 22939082 A JP22939082 A JP 22939082A JP S6157138 B2 JPS6157138 B2 JP S6157138B2
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- piston
- cylinder
- tool
- main shaft
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- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 13
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 6
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 230000036544 posture Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
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- Automatic Tool Replacement In Machine Tools (AREA)
- Jigs For Machine Tools (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はアタツチメントの工具着脱装置に関す
る。
る。
従来のアタツチメントの工具自動交換方法は、
アタツチメント主軸内の工具把持用コレツトを開
くための押圧装置を工具交換原点位置に設置し、
工具交換時にはアタツチメント本体を工具交換原
点位置に移動し、押圧装置とアタツチメントを連
結し、押圧装置を作動させてコレツトを開き、工
具の着脱を行なつていた。また自動交換方式でな
い場合は、工具着脱用軸はねじ式となり、手動に
より軸をねじ込んでコレツトの先端を開いてい
た。
アタツチメント主軸内の工具把持用コレツトを開
くための押圧装置を工具交換原点位置に設置し、
工具交換時にはアタツチメント本体を工具交換原
点位置に移動し、押圧装置とアタツチメントを連
結し、押圧装置を作動させてコレツトを開き、工
具の着脱を行なつていた。また自動交換方式でな
い場合は、工具着脱用軸はねじ式となり、手動に
より軸をねじ込んでコレツトの先端を開いてい
た。
上記のように自動交換方式では、外部に工具着
脱用の別の装置が必要であり、また工具交換原点
位置でのみ自動交換が可能となつている。更に自
動工具交換装置の工具マガジンに保有できない特
殊な形状の工具の着脱は困難であつた。また、手
動方式の場合では、通常2人以上の人手を必要と
し、多くの時間を費やしていた。
脱用の別の装置が必要であり、また工具交換原点
位置でのみ自動交換が可能となつている。更に自
動工具交換装置の工具マガジンに保有できない特
殊な形状の工具の着脱は困難であつた。また、手
動方式の場合では、通常2人以上の人手を必要と
し、多くの時間を費やしていた。
本発明は、上記の不具合をなくしたものであ
り、自動工具交換装置を使用しての自動工具着脱
はもちろんのこと、アタツチメントの任意の位置
での特殊工具の着脱を短時間に行い得るアタツチ
メントの自動工具交換装置を提供しようとするも
のである。
り、自動工具交換装置を使用しての自動工具着脱
はもちろんのこと、アタツチメントの任意の位置
での特殊工具の着脱を短時間に行い得るアタツチ
メントの自動工具交換装置を提供しようとするも
のである。
以下、本発明の一実施例を図面に基いて説明す
る。まず本発明の工作機械の概略を第1図ないし
第3図に基いて説明すると、この工作機械は、主
軸頭1の下面で主軸頭内に昇降可能に昇降可能に
装架したクイル2の外周部に、円筒形のアタツチ
メントクランプシリンダ3が設置され、該クラン
プシリンダ3によりアタツチメント4の本体5が
強固にクランプされている。すなわち、アタツチ
メントクランプシリンダ3の円筒形のシリンダ本
体3Aが、主軸頭1の下面で、クイル2の外周部
に設置され、該シリンダ本体3Aの外周部に昇降
可能に円筒形のピストン3Bが設けられ、該ピス
トン3Bの外周下端面の四個所にクランププレー
ト3Cが固着されている。また、前記シリンダ本
体3Aの下面部にリング状の割出盤3Dが、割出
用歯部を下方に向けて設置されている。
る。まず本発明の工作機械の概略を第1図ないし
第3図に基いて説明すると、この工作機械は、主
軸頭1の下面で主軸頭内に昇降可能に昇降可能に
装架したクイル2の外周部に、円筒形のアタツチ
メントクランプシリンダ3が設置され、該クラン
プシリンダ3によりアタツチメント4の本体5が
強固にクランプされている。すなわち、アタツチ
メントクランプシリンダ3の円筒形のシリンダ本
体3Aが、主軸頭1の下面で、クイル2の外周部
に設置され、該シリンダ本体3Aの外周部に昇降
可能に円筒形のピストン3Bが設けられ、該ピス
トン3Bの外周下端面の四個所にクランププレー
ト3Cが固着されている。また、前記シリンダ本
体3Aの下面部にリング状の割出盤3Dが、割出
用歯部を下方に向けて設置されている。
一方、アタツチメント本体5の上部外周面に、
前記クランププレート3Cと当接するクランプ部
3Eがクランププレート3Cと同数形成され、ま
たアタツチメント本体5の内側でクランプ部の近
傍に前記シリンダ本体3Aの下部割出盤3Dと一
対となるリング状の割出盤3Fが割出部用歯部を
上方に向けて設置されている。また、第3図の如
く、アタツチメント4の中心部に設置したアダプ
タ6が、クイル2内で回転可能に装架された主軸
7のテーパ孔部8に嵌合されており、アダプタ6
の先端把持部9は主軸7内に設置したコレツト1
0によつて引張把持されている。更に主軸端に設
置したドライブキー11が、アダプタ6のフラン
ジ12に形成したキー溝13に装入されている。
アダプタ6のフランジ12の下面には内歯車14
が固設され、該内歯車14の歯部は、主軸7の軸
心Aと同軸上で軸受スリーブ15により回転可能
に軸承された伝達軸16の上部に固定された外歯
車17に噛合つている。アタツチメント本体5の
下部に主軸軸心Aとは直角方向で軸受18に回転
可能にアタツチメント主軸19が軸承され、該ア
タツチメント主軸19の外周部に第二ベベルギヤ
20が設置され、該ベベルギヤ20と前記伝達軸
16の下端に嵌合固定された第一ベベルギヤ21
とが噛合わされている。この状態において主軸7
の回転は、ドライブキー11、アダプタ6、内歯
車14、外歯車1、伝達軸16、第一ベベルギヤ
21、第二ベベルギヤ20と伝達され、アタツチ
メント主軸19が回転される。
前記クランププレート3Cと当接するクランプ部
3Eがクランププレート3Cと同数形成され、ま
たアタツチメント本体5の内側でクランプ部の近
傍に前記シリンダ本体3Aの下部割出盤3Dと一
対となるリング状の割出盤3Fが割出部用歯部を
上方に向けて設置されている。また、第3図の如
く、アタツチメント4の中心部に設置したアダプ
タ6が、クイル2内で回転可能に装架された主軸
7のテーパ孔部8に嵌合されており、アダプタ6
の先端把持部9は主軸7内に設置したコレツト1
0によつて引張把持されている。更に主軸端に設
置したドライブキー11が、アダプタ6のフラン
ジ12に形成したキー溝13に装入されている。
アダプタ6のフランジ12の下面には内歯車14
が固設され、該内歯車14の歯部は、主軸7の軸
心Aと同軸上で軸受スリーブ15により回転可能
に軸承された伝達軸16の上部に固定された外歯
車17に噛合つている。アタツチメント本体5の
下部に主軸軸心Aとは直角方向で軸受18に回転
可能にアタツチメント主軸19が軸承され、該ア
タツチメント主軸19の外周部に第二ベベルギヤ
20が設置され、該ベベルギヤ20と前記伝達軸
16の下端に嵌合固定された第一ベベルギヤ21
とが噛合わされている。この状態において主軸7
の回転は、ドライブキー11、アダプタ6、内歯
車14、外歯車1、伝達軸16、第一ベベルギヤ
21、第二ベベルギヤ20と伝達され、アタツチ
メント主軸19が回転される。
またアタツチメント主軸19は筒形に形成さ
れ、その軸心部に工具22の把持用コレツト23
が内装されると共に該コレツト23を支持するド
ローバー24が軸方向へ移動自在に内装されてい
る。
れ、その軸心部に工具22の把持用コレツト23
が内装されると共に該コレツト23を支持するド
ローバー24が軸方向へ移動自在に内装されてい
る。
なお第4図のごとく前記コレツト23は上下開
方向へ弾性を有するもので、その先端把持部23
aは閉姿勢aで前記アタツチメント主軸19の中
央孔25の前部の小径部25aに当接し、開姿勢
bで該小径部25aよりも前側の中径部25bに
自らの弾性で拡がるように構成されている。
方向へ弾性を有するもので、その先端把持部23
aは閉姿勢aで前記アタツチメント主軸19の中
央孔25の前部の小径部25aに当接し、開姿勢
bで該小径部25aよりも前側の中径部25bに
自らの弾性で拡がるように構成されている。
そして本発明に係る工具着脱装置Bは、前記コ
レツト23を閉姿勢側に付勢するために前記ドロ
ーバー24及びコレツト23を外嵌保持する皿状
ばね26と、前記主軸7の下降を利用して前記コ
レツト23をばね26に抗して閉姿勢aから開姿
勢bに切換えるよう作動する切換手段27とを具
えたものである。
レツト23を閉姿勢側に付勢するために前記ドロ
ーバー24及びコレツト23を外嵌保持する皿状
ばね26と、前記主軸7の下降を利用して前記コ
レツト23をばね26に抗して閉姿勢aから開姿
勢bに切換えるよう作動する切換手段27とを具
えたものである。
即ち前記切換手段27は、前記内歯車14に伴
つて昇降する第一ピストン28と、前記ドローバ
ー24の後端部にその軸心と同軸上に配された第
二ピストン29を内装する第二シリンダ30と、
該第一ピストン28の昇降により前記第二ピスト
ン29を軸方向へ移動させるための油圧回路31
とから構成される。
つて昇降する第一ピストン28と、前記ドローバ
ー24の後端部にその軸心と同軸上に配された第
二ピストン29を内装する第二シリンダ30と、
該第一ピストン28の昇降により前記第二ピスト
ン29を軸方向へ移動させるための油圧回路31
とから構成される。
また前記シリンダ30内部で第二ピストン29
の軸部外周部にコイルばね32が装入されてお
り、常時第二ピストン29をドローバー24の反
対側(図中左方向)に押し付けるようにされてい
る。また第一ピストン28は、アダプター6の下
面に固定されたフランジ14a付内歯車14の外
周部とアタツチメント本体5の内周面との間に装
架されている。該第一ピストン28の上面部には
内歯車14のフランジ14aの外周部を挾み込む
ようにプレート33が設置され、該プレート33
と内歯車14のフランジ14aの上面との間にス
ライドベアリング34が介装され、主軸駆動時の
内歯車14の回転を妨げないようにされている。
したがつて第一ピストン28は内歯車14のフラ
ンジ14aに吊り下げられるようになつている。
そして第一ピストン28の下部には、伝達軸16
を軸承している前記軸受スリーブ15が設置さ
れ、該軸受スリーブ15の上部円筒部は前記第一
ピストン28の内径部に装入され、該スリーブ1
5のフランジ部15aは、アタツチメント本体5
の取付座35に固定され、該フランジ部15aの
上面部に前記第一ピストン28の下面のピン孔3
7に嵌合するガイドピン36が固定されている。
の軸部外周部にコイルばね32が装入されてお
り、常時第二ピストン29をドローバー24の反
対側(図中左方向)に押し付けるようにされてい
る。また第一ピストン28は、アダプター6の下
面に固定されたフランジ14a付内歯車14の外
周部とアタツチメント本体5の内周面との間に装
架されている。該第一ピストン28の上面部には
内歯車14のフランジ14aの外周部を挾み込む
ようにプレート33が設置され、該プレート33
と内歯車14のフランジ14aの上面との間にス
ライドベアリング34が介装され、主軸駆動時の
内歯車14の回転を妨げないようにされている。
したがつて第一ピストン28は内歯車14のフラ
ンジ14aに吊り下げられるようになつている。
そして第一ピストン28の下部には、伝達軸16
を軸承している前記軸受スリーブ15が設置さ
れ、該軸受スリーブ15の上部円筒部は前記第一
ピストン28の内径部に装入され、該スリーブ1
5のフランジ部15aは、アタツチメント本体5
の取付座35に固定され、該フランジ部15aの
上面部に前記第一ピストン28の下面のピン孔3
7に嵌合するガイドピン36が固定されている。
そして第一ピストン28と、軸受スリーブ15
の外周面及びフランジ15a部上面と、アタツチ
メント本体の内周面とで構成される空間が第一シ
リンダ39のシリンダ室40となつている。そし
て該シリンダ室40と連通するようアタツチメン
ト本体5に流動体流出入孔41が穿設され、該出
入孔41は、アタツチメント後部で第二シリンダ
30に近接して設置されたマニホルド42内の管
路43を通つて第二シリンダ30のシリンダカバ
ー43側の左室30aに連通されている。更に前
記第一ピストン28にはL字形の細孔44が前記
第一シリンダ室40とアタツチメント本体5に穿
設された横孔45を連通するよう形成され、該横
孔45はマニホルド42内の管路46を介してそ
の上部の補充タンク47に接続されている。また
前記第二シリンダ30の右室30bはマニホルド
42内の管路48を介して補充タンク47に連通
され、更に該管路48と前記管路43とを接続す
る管路49にリリーフ弁50が介設されている。
そして前記軸受スリーブ15のフランジ部15a
の上面部のバルブ保持孔51が形成され、該保持
孔39に補助弁52が嵌合され、該弁の底部と保
持孔51の底部との間にスプリング53が介装さ
れて上下動自在とされている。そして該補助弁5
2の上端細径部52aの外周部にシール54が外
嵌され、また内部にシリンダ室40とL字形細孔
44とを連通するL字孔55が形成されている。
の外周面及びフランジ15a部上面と、アタツチ
メント本体の内周面とで構成される空間が第一シ
リンダ39のシリンダ室40となつている。そし
て該シリンダ室40と連通するようアタツチメン
ト本体5に流動体流出入孔41が穿設され、該出
入孔41は、アタツチメント後部で第二シリンダ
30に近接して設置されたマニホルド42内の管
路43を通つて第二シリンダ30のシリンダカバ
ー43側の左室30aに連通されている。更に前
記第一ピストン28にはL字形の細孔44が前記
第一シリンダ室40とアタツチメント本体5に穿
設された横孔45を連通するよう形成され、該横
孔45はマニホルド42内の管路46を介してそ
の上部の補充タンク47に接続されている。また
前記第二シリンダ30の右室30bはマニホルド
42内の管路48を介して補充タンク47に連通
され、更に該管路48と前記管路43とを接続す
る管路49にリリーフ弁50が介設されている。
そして前記軸受スリーブ15のフランジ部15a
の上面部のバルブ保持孔51が形成され、該保持
孔39に補助弁52が嵌合され、該弁の底部と保
持孔51の底部との間にスプリング53が介装さ
れて上下動自在とされている。そして該補助弁5
2の上端細径部52aの外周部にシール54が外
嵌され、また内部にシリンダ室40とL字形細孔
44とを連通するL字孔55が形成されている。
しかして前記油圧回路31は、補充タンク4
7、第一シリンダ39及び第二シリンダ30を接
続する管路43,46,48,49、リリーフ弁
50、及び補助弁52等から構成されている。な
お56は第二シリンダ30に流体を供給するため
の供給弁、57はタンク47とマニホルド42と
を固定するボルト、58はタンクのレベルゲージ
である。
7、第一シリンダ39及び第二シリンダ30を接
続する管路43,46,48,49、リリーフ弁
50、及び補助弁52等から構成されている。な
お56は第二シリンダ30に流体を供給するため
の供給弁、57はタンク47とマニホルド42と
を固定するボルト、58はタンクのレベルゲージ
である。
次に作用を説明する。まず、アタツチメント4
の主軸頭1への装着について説明する。図示しな
いアタツチメント搬送装置によつてアタツチメン
ト本体5の上部クランプ部3Eを四個のクランプ
プレート3C間からアタツチメントクランプシリ
ンダ3のピストン3B内に装入し、その後アタツ
チメント4を所定角度(約45度)、縦軸周りに回
転することによりアタツチメント3のクランプ部
3Eとピストン3Bのクランププレート3Cとが
交差する。そこで次に、クランプシリンダ3の作
動によりピストン3Bが上昇すると、クランププ
レート3Cとアタツチメント4のクランプ3Eが
当接し、さらにピストン3Bが上昇すると、アタ
ツチメント本体5も上昇し、クランプシリンダ3
のシリンダ本体3Aの割出盤3Dの歯部と、アタ
ツチメント側の割出盤3Fの歯部とが噛合い接合
し、ピストン3Bの上昇によりアタツチメント4
は主軸頭1に強固にクランプされる。同時にアタ
ツチメント4のアダプタ6も主軸7のテーパ孔部
8に嵌入し、アダプタ6の上部先端の把持部9が
主軸7内のコレツト10に把持され、また、主軸
7のドライブキー11がアダプタ6のキー溝13
に嵌入し、アダプタ6と主軸7が連結する。
の主軸頭1への装着について説明する。図示しな
いアタツチメント搬送装置によつてアタツチメン
ト本体5の上部クランプ部3Eを四個のクランプ
プレート3C間からアタツチメントクランプシリ
ンダ3のピストン3B内に装入し、その後アタツ
チメント4を所定角度(約45度)、縦軸周りに回
転することによりアタツチメント3のクランプ部
3Eとピストン3Bのクランププレート3Cとが
交差する。そこで次に、クランプシリンダ3の作
動によりピストン3Bが上昇すると、クランププ
レート3Cとアタツチメント4のクランプ3Eが
当接し、さらにピストン3Bが上昇すると、アタ
ツチメント本体5も上昇し、クランプシリンダ3
のシリンダ本体3Aの割出盤3Dの歯部と、アタ
ツチメント側の割出盤3Fの歯部とが噛合い接合
し、ピストン3Bの上昇によりアタツチメント4
は主軸頭1に強固にクランプされる。同時にアタ
ツチメント4のアダプタ6も主軸7のテーパ孔部
8に嵌入し、アダプタ6の上部先端の把持部9が
主軸7内のコレツト10に把持され、また、主軸
7のドライブキー11がアダプタ6のキー溝13
に嵌入し、アダプタ6と主軸7が連結する。
これにより、アタツチメント本体5は主軸頭1
の下部に強固に装着されることとなり、また、主
軸7とアダプタ6との連結により主軸7の回転駆
動がアダプタ6、内歯車14、外歯車17、伝達
軸16、第一ベベルギヤ21、第二ベベルギヤ2
0を介してアタツチメント主軸19に伝達され、
アタツチメント主軸19が回転される。
の下部に強固に装着されることとなり、また、主
軸7とアダプタ6との連結により主軸7の回転駆
動がアダプタ6、内歯車14、外歯車17、伝達
軸16、第一ベベルギヤ21、第二ベベルギヤ2
0を介してアタツチメント主軸19に伝達され、
アタツチメント主軸19が回転される。
第3図はアタツチメント主軸19に工具22を
装着した図である。この状態より工具22を交換
する時の作業状態を説明すると、まず主軸頭1内
のクイル2を一定距離だけ降下させる。そうする
とクイル2の降下とともに主軸7が降下し、アダ
プタ6、内歯車14が押し下げられるとともに、
第一ピストン28も押し下げられる。そのため、
第一ピストン28の下面部のシリンダ室40の圧
力が高まり流動体がマニホルド42を通つて第二
シリンダ30のシリンダカバー43側の左室30
aに送り込まれる。そしてその流動体圧で第二シ
リンダ30内のコイルばね32に抗して第二ピス
トン29を右側に移動させる。この第二ピストン
29の移動により、第二ピストン29の右側の軸
端が、ドローバー24の後端面に当接し、さらに
流動体圧の高まりによりドローバー24の外周部
の皿ばね26の力を上まわり、ドローバー24を
右側にに押し進める。このドローバー24の移動
により、コレツト23の先端部は開き工具22の
把持をゆるめる。そこで工具22を自動工具交換
装置あるいは人手により引き出しアタツチメント
主軸19より離脱する。
装着した図である。この状態より工具22を交換
する時の作業状態を説明すると、まず主軸頭1内
のクイル2を一定距離だけ降下させる。そうする
とクイル2の降下とともに主軸7が降下し、アダ
プタ6、内歯車14が押し下げられるとともに、
第一ピストン28も押し下げられる。そのため、
第一ピストン28の下面部のシリンダ室40の圧
力が高まり流動体がマニホルド42を通つて第二
シリンダ30のシリンダカバー43側の左室30
aに送り込まれる。そしてその流動体圧で第二シ
リンダ30内のコイルばね32に抗して第二ピス
トン29を右側に移動させる。この第二ピストン
29の移動により、第二ピストン29の右側の軸
端が、ドローバー24の後端面に当接し、さらに
流動体圧の高まりによりドローバー24の外周部
の皿ばね26の力を上まわり、ドローバー24を
右側にに押し進める。このドローバー24の移動
により、コレツト23の先端部は開き工具22の
把持をゆるめる。そこで工具22を自動工具交換
装置あるいは人手により引き出しアタツチメント
主軸19より離脱する。
次に工具を装着する場合は、自動工具交換装置
あるいは人手により工具をアタツチメント主軸1
9に装入する。装入した時点で、クイル2を上昇
させると、第一ピストン28も強制的に引き上げ
られることによりシリンダ室40内の圧力が低下
する。そのため第二シリンダ30内の第二ピスト
ン29がばね32により第二ピストン29を左側
に移動させる。この第二ピストンの移動で、ドロ
ーバー24の皿ばねの力によりドローバー24が
左側に移動し、コレツト23の先端が工具22の
把持部をつかみ強固に工具を固定する。
あるいは人手により工具をアタツチメント主軸1
9に装入する。装入した時点で、クイル2を上昇
させると、第一ピストン28も強制的に引き上げ
られることによりシリンダ室40内の圧力が低下
する。そのため第二シリンダ30内の第二ピスト
ン29がばね32により第二ピストン29を左側
に移動させる。この第二ピストンの移動で、ドロ
ーバー24の皿ばねの力によりドローバー24が
左側に移動し、コレツト23の先端が工具22の
把持部をつかみ強固に工具を固定する。
次に油圧回路について説明する。第一ピストン
28が少量下降すると、補助弁52が縮まると共
にアタツチメント本体5の横孔45から第一ピス
トン28のL字形細孔44が外れて、細孔44の
先端が閉じられ、補充タンク47と第一シリンダ
室40内との回路が閉じられる。そして第一ピス
トン28が更に下降を続けると、第一シリンダ室
40の圧が上昇し、作動流体がアタツチメント本
体5の流出入口41、マニホルド42の管路43
を通つて第二シリンダ30のシリンンダカバー側
の左室に流入して第二ピストン29を作動させ
る。そしてその作動流体圧が第一ピストンの下降
により更に上昇すると、第二ピストン29がさら
に右側に移動し、ドローバー24の後端面に当接
し、ドローバー24を右方向に押し出す。そのた
めコレツト23の先端が開き、工具22の脱着が
可能となる。第一ピストン28の下降により圧が
高まり設定圧以上になつた場合、安全機能として
リリーフ弁50が作動し、回路が開き、作動流体
の一部は補充タンク47に戻る。またこの時、第
二ピストン29の右側シリンダ室30bの作動流
体は押し出され補充タンク47に入る。
28が少量下降すると、補助弁52が縮まると共
にアタツチメント本体5の横孔45から第一ピス
トン28のL字形細孔44が外れて、細孔44の
先端が閉じられ、補充タンク47と第一シリンダ
室40内との回路が閉じられる。そして第一ピス
トン28が更に下降を続けると、第一シリンダ室
40の圧が上昇し、作動流体がアタツチメント本
体5の流出入口41、マニホルド42の管路43
を通つて第二シリンダ30のシリンンダカバー側
の左室に流入して第二ピストン29を作動させ
る。そしてその作動流体圧が第一ピストンの下降
により更に上昇すると、第二ピストン29がさら
に右側に移動し、ドローバー24の後端面に当接
し、ドローバー24を右方向に押し出す。そのた
めコレツト23の先端が開き、工具22の脱着が
可能となる。第一ピストン28の下降により圧が
高まり設定圧以上になつた場合、安全機能として
リリーフ弁50が作動し、回路が開き、作動流体
の一部は補充タンク47に戻る。またこの時、第
二ピストン29の右側シリンダ室30bの作動流
体は押し出され補充タンク47に入る。
次に工具を装着して固定する場合、第一ピスト
ン28を上昇させる。そうすると、第一シリンダ
室40の圧が低下するとともに第二シリンダ30
の左側シリンダ室30aの作動圧も低下する。こ
の作動圧低下により、作動圧よりもコイルばね3
2の付勢力が上まわり第二ピストン29を左方向
に押し返す。そのため第二ピストン29の左側シ
リンダ室30aの作動流体は、第二ピストン29
により押し出され、第一シリンダ39のシリンダ
室40に戻る。一方第二ピストン29の右側のシ
リンダ室30bには補充タンク47より作動流体
が補充される。そして第一ピストン28の最上昇
位置で横孔45と細孔44が連通し、リリーフ弁
50の作動により減少した流体を補充タンク47
から横孔45、細孔44を通つて第一シリンダ室
40に補充する。
ン28を上昇させる。そうすると、第一シリンダ
室40の圧が低下するとともに第二シリンダ30
の左側シリンダ室30aの作動圧も低下する。こ
の作動圧低下により、作動圧よりもコイルばね3
2の付勢力が上まわり第二ピストン29を左方向
に押し返す。そのため第二ピストン29の左側シ
リンダ室30aの作動流体は、第二ピストン29
により押し出され、第一シリンダ39のシリンダ
室40に戻る。一方第二ピストン29の右側のシ
リンダ室30bには補充タンク47より作動流体
が補充される。そして第一ピストン28の最上昇
位置で横孔45と細孔44が連通し、リリーフ弁
50の作動により減少した流体を補充タンク47
から横孔45、細孔44を通つて第一シリンダ室
40に補充する。
なお、本発明では、コレツトの開動作を、上記
実施例のごとく主軸の下降動作を利用して行う代
わりに、主軸の上昇動作を利用して行うことも可
能である。
実施例のごとく主軸の下降動作を利用して行う代
わりに、主軸の上昇動作を利用して行うことも可
能である。
以上の説明から明らかな通り、本発明は、主軸
を昇降可能でかつ回転自在に支持する主軸頭の下
面にアタツチメントが着脱自在に取付けられ、該
アタツチメントの本体に工具把持用コレツトが閉
姿勢と開姿勢との切換移動自在に内装された工作
機械において、前記コレツトを閉姿勢方向に付勢
するためのばねと、前記主軸の上昇又は下降に連
動して前記コレツトを前記ばねに抗して閉姿勢か
ら開姿勢に切換移動させる切換手段とを具えたこ
とを特徴とするアタツチメントの工具着脱装置に
関するものである。
を昇降可能でかつ回転自在に支持する主軸頭の下
面にアタツチメントが着脱自在に取付けられ、該
アタツチメントの本体に工具把持用コレツトが閉
姿勢と開姿勢との切換移動自在に内装された工作
機械において、前記コレツトを閉姿勢方向に付勢
するためのばねと、前記主軸の上昇又は下降に連
動して前記コレツトを前記ばねに抗して閉姿勢か
ら開姿勢に切換移動させる切換手段とを具えたこ
とを特徴とするアタツチメントの工具着脱装置に
関するものである。
したがつて、本発明によると、切換手段によ
り、工具交換は、自動工具交換装置を使用して工
具交換原点位置で行わなくても任意の位置で交換
できるといつた優れた効果がある。
り、工具交換は、自動工具交換装置を使用して工
具交換原点位置で行わなくても任意の位置で交換
できるといつた優れた効果がある。
第1図ないし第6図は本発明の一実施例を示す
もので、第1図はアタツチメント装着状態を示す
側面図、第2図はその背面図、第3図は縦断側面
図、第4図はコレツトの開閉状態を示す断面図、
第5図は要部構成図、第6図a,b,c,は補助
弁の作動状態を示す断面図である。 1:主軸頭、2:クイル、5:アタツチメント
本体、7:主軸、14:内歯車、16:伝達軸、
19:アタツチメント主軸、23:コレツト、2
4:ドローバー、27:切換手段、25:第一ピ
ストン、29:第二ピストン、30:シリンダ、
31:油圧回路。
もので、第1図はアタツチメント装着状態を示す
側面図、第2図はその背面図、第3図は縦断側面
図、第4図はコレツトの開閉状態を示す断面図、
第5図は要部構成図、第6図a,b,c,は補助
弁の作動状態を示す断面図である。 1:主軸頭、2:クイル、5:アタツチメント
本体、7:主軸、14:内歯車、16:伝達軸、
19:アタツチメント主軸、23:コレツト、2
4:ドローバー、27:切換手段、25:第一ピ
ストン、29:第二ピストン、30:シリンダ、
31:油圧回路。
Claims (1)
- 1 主軸を昇降可能でかつ回転自在に支持する主
軸頭の下面にアタツチメントが着脱自在に取付け
られ、該アタツチメントの本体に工具把持用コレ
ツトが閉姿勢と開姿勢とに切換移動自在に内装さ
れた工作機械において、前記コレツトを閉姿勢方
向に付勢するためのばねと、前記主軸の上昇又は
下降に連動して前記コレツトを前記ばねに抗して
閉姿勢から開姿勢に切換移動させる切換手段とを
具えたことを特徴とするアタツチメントの工具着
脱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22939082A JPS59124539A (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | アタツチメントの工具着脱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22939082A JPS59124539A (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | アタツチメントの工具着脱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59124539A JPS59124539A (ja) | 1984-07-18 |
JPS6157138B2 true JPS6157138B2 (ja) | 1986-12-05 |
Family
ID=16891442
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22939082A Granted JPS59124539A (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | アタツチメントの工具着脱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59124539A (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0643006B2 (ja) * | 1985-11-12 | 1994-06-08 | 豊田工機株式会社 | アタッチメント工具着脱装置 |
DE4027687A1 (de) * | 1990-08-31 | 1992-03-05 | Ott Maschinentechnik | Werkzeughalter mit modularem aufbau fuer angetriebene werkzeuge zur verwendung an drehmaschinen |
US5391026A (en) * | 1993-09-16 | 1995-02-21 | Industrial Technology Research Institute | Spindle for vertical-horizontal machine tools |
DE19608416A1 (de) * | 1996-03-05 | 1997-09-11 | 3R Syst Int Ab | Kupplungsadapter zum Positionieren eines Werkzeugs |
KR200459683Y1 (ko) | 2009-05-13 | 2012-04-06 | 팔콘 머신 툴스 캄파니 리미티드 | 선반가공 및 절삭가공 겸용 복합가공기 및 그 주축구조 |
CN103753325B (zh) * | 2014-01-20 | 2016-10-05 | 无锡博华机电有限公司 | 机床主轴快速换刀组合机构 |
-
1982
- 1982-12-28 JP JP22939082A patent/JPS59124539A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59124539A (ja) | 1984-07-18 |
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