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JPS61219929A - 焦点可変レンズ - Google Patents

焦点可変レンズ

Info

Publication number
JPS61219929A
JPS61219929A JP6136485A JP6136485A JPS61219929A JP S61219929 A JPS61219929 A JP S61219929A JP 6136485 A JP6136485 A JP 6136485A JP 6136485 A JP6136485 A JP 6136485A JP S61219929 A JPS61219929 A JP S61219929A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
substrate
refractive index
focus
electro
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6136485A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Yamazaki
哲也 山崎
Yoshiro Ikeda
池田 吉郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Sheet Glass Co Ltd filed Critical Nippon Sheet Glass Co Ltd
Priority to JP6136485A priority Critical patent/JPS61219929A/ja
Publication of JPS61219929A publication Critical patent/JPS61219929A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、機械可動部を用いることなく印加電圧の変化
で焦点制御を行なうことのできる光学レンズに関する。
〔従来技術の説明〕
光ディスク等の情報の記録あるいは読み取りには光学レ
ンズを光軸方向に移動させて焦点制御を行なうようにし
た機械可動部をもつ光学系が用いられているが、追従性
、信頼性の点で問題が残されている。そこで機械的可動
部を無くした可変体点光学レンズとして例えば第4[i
lに示す構造のものが特開昭!;q−/91002に開
示されている。
第6図で/、2は温度光学効果を有する物質例えばTi
O2からなる透明基板で、これら基板l。
2間に、その全長にわたる長さの線状発熱体3を介在さ
せて接合した構造となっている。
上記の装置で線状発熱体3に駆動電流を供給しこれを発
熱させると、基板1.2には等混線が発熱体3を中心と
する同心円状をなす温度分布lを生じ、この温度分布ψ
に対応した屈折率分布をもつレンズ作用部jが生じる。
このレンズ作用部Sの端面から光軸方向に光ビーム乙を
入射させ、発熱体3に印加する駆動電流を変えることに
より、レンズ作用部jの焦点距離を変化させる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述した従来の温度光学効果を利用した可変焦点レンズ
は、レンズ体の中心軸に発熱体があるため、入射光ビー
ムはこの発熱体で散乱を受け、レンズ体としては必ずし
も良好なものではない。
また温度変化で基板体内の屈折率分布を変えるため、応
答速度が遅いという問題がある。
〔問題点を解決する手段〕
電気光学効果を有する基板内にこの基板とは屈折率の異
なるレンズ部分を一体に形成するとともに、前記レンズ
の光軸に直交する面内でレンズ部分を囲むように且つ軸
対称に正負各電極を配置し、これら電極間に印加する電
圧を変化させることによりレンズの焦点位置を変えるよ
うにした。
〔作 用〕
上記の構成によれば、電極間の印加電圧変化によって、
基板内レンズ部分における各点での屈折率が電気光学効
果によって変化し、つまり等屈折率分布面の形状が変化
し、このレンズ部分に入射する光線の屈折角が変化して
レンズの焦点位置が変わる。
〔実 施 例〕
以下本発明を図面に示した実施例に基づいて詳細に説明
する。
第1図は本発明に係る可変焦点レンズの平面視、第2図
は同断面視である。10は、電気光学効果をもつ物質か
ら成る使用波長光に対して透明な基板であり、この基板
10内には屈折率勾配をもつが レンズ部分//が一体的に埋め込み形式しであるととも
に、基板表面上には上記レンズ部分//の側周を囲むよ
うに同心円環状に正負電極/2A、 /2Bが設けであ
る。基板10の材質としてはLiNbO3゜LiTaO
3、BaTiO3等を用いることができ、また赤外光に
対してはInPなどの半導体を使用することができる。
レンズ部分l/は第1図、第2図中に等屈折率分布線を
示す如く、基板面法線方向(以下Z軸方向とする)に表
面から深部に向けて次第に減少する屈折率分布を有し、
また基板面に平行な面(XY面)内で中心軸線/3から
外周に向けて半径方向に次第に減少する屈折率分布を有
しており、その断面形状は大略半円状である。
つまりレンズ部分//内の等屈折率分布面は、中心軸と
基板表面との交点を中心とする同心球殻状を成しており
、一般に座標(Xry+Z)の点における屈折率n (
x * y + Z)は次式で表わすことができる。
ただしnbは基板の屈折率、nsはレンズ中心部の屈折
率、Aはレンズ表面(基板表面)での屈折率がns/e
となるレンズ半径、Dはレンズ中心部の深さ方向の屈折
率がns/eとなる深さを示す。
上記のような屈折率勾配型レンズを基板内に一体に埋め
込み形成する方法としては例えば、LiNbO3やLi
TaO3からなる基板表面にドーパントとしてのT1金
属を球面状に堆積させ、この堆積層を熱拡散又は電界を
印加しながら基板中に拡散させる方法、あるいは基板表
面をSi3N4膜等のイオン透過防止マスクで被覆する
とともにマスクに円形の微小開孔を設け、このマスキン
グされた基板を−00”C−230℃の安息香酸(、C
6H5COOH)液中に浸すことにより、上記開孔を通
して液中の水素イオンと基板中のリチウムイオンとのイ
オン交換を行ない、この後約ttoo”cで熱処理する
方法などがある。また、基板としてInPを用いる場合
は、特開昭S!−/3727/に開示されているように
、イオン透過防止マスクとして5i02やSi3N4 
膜ヲ用い、このマスキング基板をZn及びPを含む高温
雰囲気中においてマスク開口を通して基板内にZnの拡
散を行なうことで屈折率勾配型レンズ部分へ l/を基板IO内に一体に埋め込み形会することができ
る。
上記の屈折率勾配型レンズ//はその光軸が基板表面に
垂直であり、電界を印加しない状態で基板面に垂直に入
射した光線は屈折率分布で定まる特定の焦点l≠Aに集
光する。レンズ部分l/の側周を囲むように配置された
同心円環状の両電極/jA、/!B間に直流電圧を印加
すると、電気光学効果によりレンズ部分//中における
各点で電界強度に応じた変化量で屈折率が変化する。Z
軸方向での電界強度の分布の側を第3図のグラフに示す
。同グラフで横軸は基板表面から光軸方向(Z軸方向)
の距離、たて軸は電界強度である。
図のように光軸方向で電界強度のピークが存在し、これ
は入射光線が電圧印加で集束されることを示す。上記の
ようにして電圧印加により、例えば第一図の破線で示す
ように等屈折率分布線が変形し、これによってレンズ/
lの焦点は光軸上でl弘Bの点に移動する。
このようにして電極/、!A、/2B間に印加する電圧
を変化させることにより焦点位置が変化し、且つ電極/
2A、/2Bをレンズ//の光軸と中心を一致させた同
心円環状に設けているので、電界変化による屈折率変化
はレンズ光軸を中心として等距離の円周上の各点で等方
的に生じ、このためレンズ/lの焦点位置はぶれること
なく正確に光軸に沿って移動する。
ここで、電気光学効果による電界強度と屈折率との関係
は結晶の軸方向によって係数が異なり、用途に応じて結
晶軸に対する基板面方向を選ぶことが重要である。
一般に電気光学効果による屈折率変化は、屈折率楕円体
の長・短軸の長さが次のように変化して生じる。
nX−n□ −//2 n0r13EZnZ−ne  
//2  n、r33gz例、t ハLiNb03T:
” ハ上記ff、 v1r13−1.6 、 r33−
J oJであり両係数の値が大きく異なるため、基板面
の法線(レンズ光軸)を結晶のX軸あるいはY軸に一致
させると基板面に平行な面内で直交方向に屈折率変化の
扁りを生じ、ビームスポットが楕円となる。これを避け
るためにはレンズ光軸方向を基板結晶のZ軸方向に一致
させるように基板を成形することが望ましい。
このように方向を選べば基板面に平行な面(X7面)内
では電圧変化■に対する屈折率変化量が等方的になり、
印加電圧によらず常に円形のビームスポットを得ること
ができる。
以上の実施例では7つの基板に単一のレンズを形成した
場合について述べたが、言うまでもなく単一基板内に電
極を備えたレンズを複数設けてもよい。例えば第ψ図に
示すように基通の基板IOの両面側にそれぞれ屈折率勾
配レンズ//と電極対/2A、/2Bを両レンズの光軸
を一致させて設けた構造としてもよい。また基板の片面
または両面側に相互に間隔をおいて複数のレンズおよび
電極の対を配置してもよい。さらに第5図に示すように
レンズ//を、横断面内では前述のような屈折率勾配を
有し長手方向には屈折率が一様なライン状集光機能をも
つ半円柱レンズとした場合は、レンズ//の対向両側縁
にそれぞれ正負電極72Aおよび/2Bを光軸対称に配
置すれば、前述実施例と同様の効果が得られる。
〔効  果〕 本発明によれば、レンズ側縁部に設けた電極に印加する
電圧を変化させるだけでレンズの焦点位置を制御するこ
とができ、機械可動部を含まないため極めて高速度の焦
点調整を実現でき、光ディスクの情報書き込み、読み取
り等広範な分野において有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す平面図、第コ界強度の
分布を示すグラフ、第5図は本発明の他の実施例を示す
断面斜視図、第5図は本発明のさらに別の実施例を示す
断面斜視図、第6図は従来の温度光学効果を用いた可変
焦点レンズの例を示す斜視図である。 IO・・・・・・基 板 //・・・・・・レンズ /
2に、/2B・・・・・・電 極 /3・・・・・・光
 軸 /グA、/LB・・曲焦 点第1図 第2図 第3図 第4図 121:5

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 電気光学効果を有する基板内にこの基板とは屈折率の異
    なるレンズ部分を一体に形成するとともに、前記レンズ
    の光軸に直交する面内でレンズ部分を囲むように且つ軸
    対称に正負電極を配置し、これら電極間に印加する電圧
    を変化させることによりレンズの焦点位置を変えるよう
    にしたことを特徴とする焦点可変レンズ
JP6136485A 1985-03-26 1985-03-26 焦点可変レンズ Pending JPS61219929A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6136485A JPS61219929A (ja) 1985-03-26 1985-03-26 焦点可変レンズ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6136485A JPS61219929A (ja) 1985-03-26 1985-03-26 焦点可変レンズ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61219929A true JPS61219929A (ja) 1986-09-30

Family

ID=13169035

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6136485A Pending JPS61219929A (ja) 1985-03-26 1985-03-26 焦点可変レンズ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61219929A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4238251A1 (en) * 1991-11-12 1993-05-13 Hitachi Koki Kk Light beam deflection controller for laser printer or optical disc system - has thin base of electro optical material with electrode controlling deflection through pair of prisms

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4238251A1 (en) * 1991-11-12 1993-05-13 Hitachi Koki Kk Light beam deflection controller for laser printer or optical disc system - has thin base of electro optical material with electrode controlling deflection through pair of prisms

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