JPS61185422A - 皮膜状プラスチック成形品のローテーション成形法 - Google Patents
皮膜状プラスチック成形品のローテーション成形法Info
- Publication number
- JPS61185422A JPS61185422A JP2719885A JP2719885A JPS61185422A JP S61185422 A JPS61185422 A JP S61185422A JP 2719885 A JP2719885 A JP 2719885A JP 2719885 A JP2719885 A JP 2719885A JP S61185422 A JPS61185422 A JP S61185422A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- gas
- molds
- heating
- blown
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- Granted
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- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、例えば自動車のヘッドレストあるいはアー
ムレストの表皮材等として用いられる、皮膜状プラスチ
ック成形品のローテーション成形法に関する。
ムレストの表皮材等として用いられる、皮膜状プラスチ
ック成形品のローテーション成形法に関する。
(従来の技術)
例えば自動車のヘッドレストあるいはアームレストの表
皮材等として用いられる、皮膜状プラスチック成形品を
得る方法の一つとしてローテーション成形法がある。
皮材等として用いられる、皮膜状プラスチック成形品を
得る方法の一つとしてローテーション成形法がある。
ローテーション成形法とは、塩化ビニル樹脂ペーストあ
るいは粉末ポリエチレン等の流動性の良いプラスチック
原料を用いて中空の皮膜状プラスチック成形品を得る方
法を言い、次のようにして行なわれる。まず、製品形状
のキャビティを有する型内にプラスチック原料を投入し
、次に型を回転させながら加熱し、プラスチック原料を
溶融させて型のキャビティ面に溶融プラスチックを皮膜
状に付着させ、その後型を冷却させて成形品を取り出す
。
るいは粉末ポリエチレン等の流動性の良いプラスチック
原料を用いて中空の皮膜状プラスチック成形品を得る方
法を言い、次のようにして行なわれる。まず、製品形状
のキャビティを有する型内にプラスチック原料を投入し
、次に型を回転させながら加熱し、プラスチック原料を
溶融させて型のキャビティ面に溶融プラスチックを皮膜
状に付着させ、その後型を冷却させて成形品を取り出す
。
このローテーション成形法は、■成形時におけるプラス
チック原料の損失がない、■成形品に成形時のヒズミが
殆ど生じない、■型の材質が鋼板やアルミニウム等熱伝
導性良好なものであればよく、型の製作費が安い、等の
利点を有する。
チック原料の損失がない、■成形品に成形時のヒズミが
殆ど生じない、■型の材質が鋼板やアルミニウム等熱伝
導性良好なものであればよく、型の製作費が安い、等の
利点を有する。
しかし、従来行なわれているローテーション成形状は、
型の加熱、冷却を型外面から行なうもの、例えば型外面
への火炎等の吹きつけ、あるいは水等冷媒の霧状シャワ
ーの吹きつけによるものである為に、加熱、冷却に時間
を要し、連続成形時のサイクルタイムが長い欠点があり
、又、キャビティ面から離れた皮膜状成形品の内面の溶
融が不完全となり易く、成形品の物性低下を来たす虞が
ある。
型の加熱、冷却を型外面から行なうもの、例えば型外面
への火炎等の吹きつけ、あるいは水等冷媒の霧状シャワ
ーの吹きつけによるものである為に、加熱、冷却に時間
を要し、連続成形時のサイクルタイムが長い欠点があり
、又、キャビティ面から離れた皮膜状成形品の内面の溶
融が不完全となり易く、成形品の物性低下を来たす虞が
ある。
(発明が解決しようとする問題点)
この発明は前記問題点を解決するもので、連続成形時の
サイクルアップを実現し、且つ物性の良好な皮膜状成形
品を得ることができるローテーション成形法を提供する
ものである。
サイクルアップを実現し、且つ物性の良好な皮膜状成形
品を得ることができるローテーション成形法を提供する
ものである。
(問題点を解決するための手段)
この発明の要旨は、プラスチック原料を型内に入れ、型
を回転させながら加熱し、プラスチック原料を溶融させ
て型のキャビティ面に溶融プラスチック皮膜を形成し、
その後冷却して皮膜状プラスチック成形品を得るローテ
ーション成形法において、加熱時に加熱気体を、冷却時
に冷却気体を各々型内に吹き込むところにある。
を回転させながら加熱し、プラスチック原料を溶融させ
て型のキャビティ面に溶融プラスチック皮膜を形成し、
その後冷却して皮膜状プラスチック成形品を得るローテ
ーション成形法において、加熱時に加熱気体を、冷却時
に冷却気体を各々型内に吹き込むところにある。
次にこの発明一実施例を成形工程に従って説明する。
(実施例)
(1)原料の投入工程゛
必要に応じて発泡剤等の助剤を含む流動性の良いプラス
チック原料、例えば塩化ビニル樹脂ペースト等のペース
ト状プラスチックあるいは粉状ポリエチレン等の粉末状
プラスチック、好ましくは粉末状プラスチックを型内に
投入する。型は割型からなり、内部に製品形状のキャビ
ティ、分割部に気体吹込用ノズルの挿入孔と、気体排出
孔を有する。
チック原料、例えば塩化ビニル樹脂ペースト等のペース
ト状プラスチックあるいは粉状ポリエチレン等の粉末状
プラスチック、好ましくは粉末状プラスチックを型内に
投入する。型は割型からなり、内部に製品形状のキャビ
ティ、分割部に気体吹込用ノズルの挿入孔と、気体排出
孔を有する。
(2)加熱工程
原料投入後、気体吹込用ノズルを挿入孔にセットし、型
を閉じ、その型を回転させながら型外面に火炎を吹きつ
けて型を加熱する。そして、この火炎等による型外面か
らの加熱と併行して、加熱空気等の加熱気体を気体吹込
用ノズルからキャビティ内に吹き込み、型内部からの加
熱も同時に行なう。
を閉じ、その型を回転させながら型外面に火炎を吹きつ
けて型を加熱する。そして、この火炎等による型外面か
らの加熱と併行して、加熱空気等の加熱気体を気体吹込
用ノズルからキャビティ内に吹き込み、型内部からの加
熱も同時に行なう。
この型内外からの加熱によってプラスチック原料は溶融
し、キャビティ面に層状に付着して溶融プラスチック皮
膜を形成する。
し、キャビティ面に層状に付着して溶融プラスチック皮
膜を形成する。
尚、気体排出孔から排出されるやや温度の低下した加熱
気体を加熱装置に送り込み、加熱後再び気体吹込用ノズ
ルからキャビティ内に吹き込むように、加熱気体を循環
させるのが好ましい。
気体を加熱装置に送り込み、加熱後再び気体吹込用ノズ
ルからキャビティ内に吹き込むように、加熱気体を循環
させるのが好ましい。
(3)冷却工程
プラスチック原料が溶融して溶融プラスチック皮膜が形
成された後、水等のシャワーにより型外面を冷却し、そ
れと同時に気体吹込用ノズルから前記の加熱気体に代え
て空気等の冷却気体をキャビティ内に吹き込み、型内部
からも冷却する。
成された後、水等のシャワーにより型外面を冷却し、そ
れと同時に気体吹込用ノズルから前記の加熱気体に代え
て空気等の冷却気体をキャビティ内に吹き込み、型内部
からも冷却する。
尚、切換弁等により、加熱と冷却用の双方の気体を同一
の気体吹込用ノズルから吹き込み可能としておくのが好
ましい。勿論、加熱時と冷却時に気体吹込用ノズルを差
し替えてもよ(、あるいは、型に加熱用と冷却用との二
つの気体吹込用ノズルをセットしておいてもよい。
の気体吹込用ノズルから吹き込み可能としておくのが好
ましい。勿論、加熱時と冷却時に気体吹込用ノズルを差
し替えてもよ(、あるいは、型に加熱用と冷却用との二
つの気体吹込用ノズルをセットしておいてもよい。
(4)取出し工程
所定時間冷却した後型の回転を止め、成形品を取り出す
。
。
(作用、効果)
この発明は、前記の如く、ローテーション成形法におけ
る加熱時に加熱気体を、冷却時に冷却気体を各々型内に
吹き込むものである。
る加熱時に加熱気体を、冷却時に冷却気体を各々型内に
吹き込むものである。
従って、この発明によれば、型内のプラスチック原料は
従来の型外面からに加えて型内部からも加熱、冷却され
ることとなり、加熱、冷却時間が非常に短くなって、連
続成形時のサイクルアップが実現でき、又、プラスチッ
ク原料が型内外から加熱される為に完全に溶融し、物性
の良好な皮膜状プラスチック成形品を得ることができる
。
従来の型外面からに加えて型内部からも加熱、冷却され
ることとなり、加熱、冷却時間が非常に短くなって、連
続成形時のサイクルアップが実現でき、又、プラスチッ
ク原料が型内外から加熱される為に完全に溶融し、物性
の良好な皮膜状プラスチック成形品を得ることができる
。
Claims (1)
- プラスチック原料を型内に入れ、型を回転させながら加
熱し、プラスチック原料を溶融させて型のキャビティ面
に溶融プラスチック皮膜を形成し、その後冷却して皮膜
状プラスチック成形品を得るローテーション成形法にお
いて、加熱時に加熱気体を、冷却時に冷却気体を各々型
内に吹き込むことを特徴とする、皮膜状プラスチック成
形品のローテーション成形法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2719885A JPS61185422A (ja) | 1985-02-14 | 1985-02-14 | 皮膜状プラスチック成形品のローテーション成形法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2719885A JPS61185422A (ja) | 1985-02-14 | 1985-02-14 | 皮膜状プラスチック成形品のローテーション成形法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61185422A true JPS61185422A (ja) | 1986-08-19 |
JPH0439409B2 JPH0439409B2 (ja) | 1992-06-29 |
Family
ID=12214389
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2719885A Granted JPS61185422A (ja) | 1985-02-14 | 1985-02-14 | 皮膜状プラスチック成形品のローテーション成形法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61185422A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62256616A (ja) * | 1986-04-30 | 1987-11-09 | Mitsuboshi Belting Ltd | 複合表皮材の成形方法およびその成形装置 |
-
1985
- 1985-02-14 JP JP2719885A patent/JPS61185422A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62256616A (ja) * | 1986-04-30 | 1987-11-09 | Mitsuboshi Belting Ltd | 複合表皮材の成形方法およびその成形装置 |
JPH0548730B2 (ja) * | 1986-04-30 | 1993-07-22 | Mitsuboshi Belting Ltd |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0439409B2 (ja) | 1992-06-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |