JPS61108638A - 高分子弾性体の表面処理用塗料組成物 - Google Patents
高分子弾性体の表面処理用塗料組成物Info
- Publication number
- JPS61108638A JPS61108638A JP59232094A JP23209484A JPS61108638A JP S61108638 A JPS61108638 A JP S61108638A JP 59232094 A JP59232094 A JP 59232094A JP 23209484 A JP23209484 A JP 23209484A JP S61108638 A JPS61108638 A JP S61108638A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parts
- urethane
- epdm
- surface treatment
- paint
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- Pending
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- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の技術分野)
この発明は、高分子弾性体、特に無極性のゴム等からな
る被塗装物の表面にワンコート処理することにより、被
塗装物の表面に強固に密着し、滑性、撥水性、防音性、
非固着性、非凍結性、耐摩耗性にすぐれた表面処理用塗
料組成物に関する。
る被塗装物の表面にワンコート処理することにより、被
塗装物の表面に強固に密着し、滑性、撥水性、防音性、
非固着性、非凍結性、耐摩耗性にすぐれた表面処理用塗
料組成物に関する。
(従来技術とその問題点)
自動車に用いられるウェザ−ストリップやグラスラン、
あるいは建築物のサツシュに用いられるウェザ−ストリ
ップに要求される条件としては、耐候性、耐熱性はもち
ろんのこと、非凍結性、耐水性、耐摩耗性、滑性等の多
くの性能が要求される。
あるいは建築物のサツシュに用いられるウェザ−ストリ
ップに要求される条件としては、耐候性、耐熱性はもち
ろんのこと、非凍結性、耐水性、耐摩耗性、滑性等の多
くの性能が要求される。
一例として自動車のウェザ−ストリップは、窓ガラスと
ドア間の摺動面間またはドアとボディ塗装板との接触面
に用いられており、その材質としてはストリップゴムま
たは塩ビ等が用いられている。
ドア間の摺動面間またはドアとボディ塗装板との接触面
に用いられており、その材質としてはストリップゴムま
たは塩ビ等が用いられている。
そして、このウェザ−ストリップの表面には滑性、撥水
性をもたらすために、特開昭56−19813号公報に
示すように、硬化性シリコンまたはシリコンオイルを塗
布している。
性をもたらすために、特開昭56−19813号公報に
示すように、硬化性シリコンまたはシリコンオイルを塗
布している。
しかしながら、これらの硬化性シリコンあるいはシリコ
ンオイルはIIm擦によりこすり落とされ、または拭き
払われやすく、効果の持続性がない。
ンオイルはIIm擦によりこすり落とされ、または拭き
払われやすく、効果の持続性がない。
つまり、これらシリコン類はそれ単独では被塗装物に対
する付着性がなく、また塗膜としてももろいものであっ
た。
する付着性がなく、また塗膜としてももろいものであっ
た。
このような欠点を改良するために、たとえば特開昭55
−160063号公報、特開昭55−15766i号公
報、特開昭55−157660号公報、特開昭55−1
57662号公報および実開昭56−164819号公
報に開示されているごとく、前述のシリコンオイルをウ
レタン塗料に配合し、ウレタン塗料の付着性により形成
塗膜に強靭性を付与するようにしたものもある。
−160063号公報、特開昭55−15766i号公
報、特開昭55−157660号公報、特開昭55−1
57662号公報および実開昭56−164819号公
報に開示されているごとく、前述のシリコンオイルをウ
レタン塗料に配合し、ウレタン塗料の付着性により形成
塗膜に強靭性を付与するようにしたものもある。
しかしながら、このウレタン−シリコンオイルの組成物
にあっては、表面に滑性、撥水性があるものの、耐候性
試験の実施によりシリコンオイル分が流され、早期に撥
水性、滑性を消失してしまうことが見出された。
にあっては、表面に滑性、撥水性があるものの、耐候性
試験の実施によりシリコンオイル分が流され、早期に撥
水性、滑性を消失してしまうことが見出された。
したがって、使用につれて摺動摩擦面に対する滑りが悪
くなったり、雨水の撥水効果が悪くなり、特に冬季には
凍結してしまい、窓ガラスが開閉できなくなるなどの不
都合が生じていた。
くなったり、雨水の撥水効果が悪くなり、特に冬季には
凍結してしまい、窓ガラスが開閉できなくなるなどの不
都合が生じていた。
また、これら二成分系の塗料組成物は、特にEPTラバ
ー等のような非極性の高分子弾性体に対j1シては付着
性が悪いものであった。
ー等のような非極性の高分子弾性体に対j1シては付着
性が悪いものであった。
(問題を解決するための手段)
本発明者らは、従来のこの種の表面処理用塗料組成物の
欠点であった被塗装物への密着性および耐候性を改善し
、長期に亘って耐摩耗性、滑性。
欠点であった被塗装物への密着性および耐候性を改善し
、長期に亘って耐摩耗性、滑性。
撥水性、非固着性、非凍結性を付与する塗料用組成物に
ついて鋭意研究の結果、硬化性ポリウレタンに対し、硬
化性シリコンを配合するとともに、変性EPDMを第3
成分として加えることにより、以上の目的を達成し得る
ことを見出し、本発明に到達した。
ついて鋭意研究の結果、硬化性ポリウレタンに対し、硬
化性シリコンを配合するとともに、変性EPDMを第3
成分として加えることにより、以上の目的を達成し得る
ことを見出し、本発明に到達した。
(発明の構成)
本発明の要旨とするところは、
多価イソシアナートと、ポリオールの組合せからなる硬
化性ポリウレタン塗料100部(重量;以下同じ)と、
硬化性シリコン1〜100部と、変性EPDM5〜30
0部を塗膜形成要素として実質的に含有していることを
特徴とする高分子弾性体の表面処理用塗料組成物である
。
化性ポリウレタン塗料100部(重量;以下同じ)と、
硬化性シリコン1〜100部と、変性EPDM5〜30
0部を塗膜形成要素として実質的に含有していることを
特徴とする高分子弾性体の表面処理用塗料組成物である
。
ここで、硬化性ポリウレタン塗料としては、末端にヒド
ロキシル基を有するポリエステルポリオールまたはポリ
エーテルポリオールまたはそのブレンド、および末端に
両ブレンドと、ジイソシアナートとを反応して得られる
ウレタンプレポリマーに低分子ジアミンまたは低分子ジ
オールを鎖延長反応して得られる末端にアミノ基もしく
はヒドロキシル基を有するウレタンポリマーと、ジイソ
シアナートからなるものである。
ロキシル基を有するポリエステルポリオールまたはポリ
エーテルポリオールまたはそのブレンド、および末端に
両ブレンドと、ジイソシアナートとを反応して得られる
ウレタンプレポリマーに低分子ジアミンまたは低分子ジ
オールを鎖延長反応して得られる末端にアミノ基もしく
はヒドロキシル基を有するウレタンポリマーと、ジイソ
シアナートからなるものである。
以上の組成物の他に、Cj・・・C6の飽和低分子ジオ
ール、 C4、Csのジカルボン酸および前記飽和低分
子ジオールとジカルボン酸及び低分子三官能ポリオール
とジカルボン酸より合成した、末端にヒドロキシル基を
有するポリエステルとイソシアナートとを反応させて得
られる、末端にヒドロキシル基を有するウレタンポリオ
ールと、末端にイソシアナート基を有するウレタンプレ
ポリマーとからなるウレタン塗料を使用してもよい。
ール、 C4、Csのジカルボン酸および前記飽和低分
子ジオールとジカルボン酸及び低分子三官能ポリオール
とジカルボン酸より合成した、末端にヒドロキシル基を
有するポリエステルとイソシアナートとを反応させて得
られる、末端にヒドロキシル基を有するウレタンポリオ
ールと、末端にイソシアナート基を有するウレタンプレ
ポリマーとからなるウレタン塗料を使用してもよい。
ここで、前記イソシアナートとしては、MDI。
TD I、H−D I、IPD 1.ND 1.XD
I。
I。
H52MD 1. H6XD IのTMPアダクト、水
アダクト、トリマー等の多官能イソシアナートまたハ(
Desmodur) R、RF 、 RLjが例示でき
る。
アダクト、トリマー等の多官能イソシアナートまたハ(
Desmodur) R、RF 、 RLjが例示でき
る。
硬化性シリコンは、特公昭56−19812号公報に示
される組成あるいはその他の組成の硬化性ポリオルガノ
シロキサン組成物を選ぶことができる。
される組成あるいはその他の組成の硬化性ポリオルガノ
シロキサン組成物を選ぶことができる。
変性EPDMは、たとえばハロゲン化EPDM。
より具体的には、塩素■10〜30パーセントの塩素化
EPDMもしくは塩素化EPDMに、アミノ基含有アク
リルモノマー、ヒドロキシル基含有アクリルモノマーを
グラフトさせたものである。
EPDMもしくは塩素化EPDMに、アミノ基含有アク
リルモノマー、ヒドロキシル基含有アクリルモノマーを
グラフトさせたものである。
アミノ基含有アクリルモノマーとしては、N−メチロー
ルアクリルアミド、メタクリルアミド。
ルアクリルアミド、メタクリルアミド。
アクリルアミド、N−n−ブトキシメチルアクリルアミ
ド、N−1,1ジメチル−3−オキソブチルアクリルア
ミド等がある。
ド、N−1,1ジメチル−3−オキソブチルアクリルア
ミド等がある。
また、ヒドロキシル基含有アクリルモノマーとしては、
2−ヒドロキシルエチルメタクリレート。
2−ヒドロキシルエチルメタクリレート。
2−ヒドロキシプロピルメタクリレート、トリメチロー
ルプロパントリメタクリレート、N−メチロールアクリ
ルアミド、3−クロロ2−ヒドロキシプロピルメタクリ
レート等がある。
ルプロパントリメタクリレート、N−メチロールアクリ
ルアミド、3−クロロ2−ヒドロキシプロピルメタクリ
レート等がある。
以上の組合せは、工業的に安価で最も入手しやすい組合
せの中から適宜選ぶことができる。
せの中から適宜選ぶことができる。
本発明は以上の主要成分の他に、触媒、促進剤等の添加
剤、染料、顔料その地塗膜形成要素としてトルエン、M
EK等の溶剤あるいは希釈剤を含む。
剤、染料、顔料その地塗膜形成要素としてトルエン、M
EK等の溶剤あるいは希釈剤を含む。
なお、前述の触媒としては、ジブチルスズジアセテート
、ジブチルスズジラウレート、ジブチルスズオクトエー
ト、トリブチルスズオクトエート。
、ジブチルスズジラウレート、ジブチルスズオクトエー
ト、トリブチルスズオクトエート。
ジオクチルスズアセテート、メルカプタンスズ。
ジオクチルスズオレエート等が用いられる。以上の触媒
は前記ウレタン塗料、硬化性シリコンおよび変性EPD
Mの塗料化に際しその反応を促進させる。
は前記ウレタン塗料、硬化性シリコンおよび変性EPD
Mの塗料化に際しその反応を促進させる。
次に、以上の組成の配合比の限定理由について説明する
。
。
すなわち、ウレタン塗料100部に対し、硬化性シリコ
ン1〜1000部を配合する理由は、これが1部を下回
ると、形成された塗膜に、滑性や撥水性がなくなり、ま
た1 000部を上回ると、バインダとしてのウレタン
塗料の機能を損わせるからである。
ン1〜1000部を配合する理由は、これが1部を下回
ると、形成された塗膜に、滑性や撥水性がなくなり、ま
た1 000部を上回ると、バインダとしてのウレタン
塗料の機能を損わせるからである。
したがって、硬化性シリコンの配合比については、被塗
装物表面に対する滑性の付与度によって種々異なるが、
上述の範囲内とすべきである。より好ましくは10〜5
00重量部である。
装物表面に対する滑性の付与度によって種々異なるが、
上述の範囲内とすべきである。より好ましくは10〜5
00重量部である。
次に、変性EPDMは、接着剤としての機能をもたらす
。このために、5部以下では組成物全体として被塗装面
に対し十分な密着性が得られず、逆に300部以上だと
塗料化の際に層分離を生じ、均一な塗膜を得がたい。
。このために、5部以下では組成物全体として被塗装面
に対し十分な密着性が得られず、逆に300部以上だと
塗料化の際に層分離を生じ、均一な塗膜を得がたい。
したがって、以上の範囲の配合比とし、また、好ましく
は20〜100部が好結果を与える。
は20〜100部が好結果を与える。
なお、この変性EPDMは、イソシアナートを使用する
ことにより更に被塗装物に対する密着性が向上するとい
う特性が確認されている。
ことにより更に被塗装物に対する密着性が向上するとい
う特性が確認されている。
本発明の塗料組成物は、可使用時間内で刷毛。
スプレー等により被塗装物である高分子弾性体表面に塗
布される。
布される。
高分子弾性体としては、一般的に用いられるストリップ
ゴムや塩ビ等あるいは最も効果を発揮する対象としてE
PTラバー、EPDMラバー等の非極性高分子弾性体等
が掲げられる。
ゴムや塩ビ等あるいは最も効果を発揮する対象としてE
PTラバー、EPDMラバー等の非極性高分子弾性体等
が掲げられる。
・ (発明の効果)
本発明のの塗料用組成物を被塗装物にコーティングした
状態では、強固に被塗装物に密着し、被塗装物表面に耐
摩耗性、滑性、撥水性、非固着性および非凍結性を付与
する。
状態では、強固に被塗装物に密着し、被塗装物表面に耐
摩耗性、滑性、撥水性、非固着性および非凍結性を付与
する。
特に、この塗料組成物をEPTラバーやEPDMラバー
等のような非極性高分子弾性体の表面に適用した場合に
は、他の表面処理用塗料組成物をコーティングした場合
に比して著しく密着性が改善される。
等のような非極性高分子弾性体の表面に適用した場合に
は、他の表面処理用塗料組成物をコーティングした場合
に比して著しく密着性が改善される。
これは、変性EPDMがポリウレタン樹脂に相溶性を有
することと、被塗装物の非極性表面に対する相溶性が良
好なことに起因する。
することと、被塗装物の非極性表面に対する相溶性が良
好なことに起因する。
更に硬化性シリコンがポリウレタン塗料中に分散保持さ
れた状態で被塗装物表面に浮き出る結果、滑性その他要
求されるガましい特性を与えるものと推察される。
れた状態で被塗装物表面に浮き出る結果、滑性その他要
求されるガましい特性を与えるものと推察される。
したがって、本発明の塗料組成物は、非極性高分子弾性
体の表面に塗装するにあたって、前処理、および後処理
を要することなく、塗布工程を簡素化できる利点もある
。
体の表面に塗装するにあたって、前処理、および後処理
を要することなく、塗布工程を簡素化できる利点もある
。
(実施例の説明)
以下、実施例につき説明する。
まず、用いられるウレタンポリオールとしては、(A)
アミン鎖延長のエステル系ウレタン、(B)OHf!延
長エステル系ウレタン、(C)OH鎖延長エーテル系ウ
レタン、(D)エステル系ウレタン+エーテル系ウレタ
ンのブレンドを用いた。
アミン鎖延長のエステル系ウレタン、(B)OHf!延
長エステル系ウレタン、(C)OH鎖延長エーテル系ウ
レタン、(D)エステル系ウレタン+エーテル系ウレタ
ンのブレンドを用いた。
各ウレタンポリオールの製造方法としては以下の通りで
ある。
ある。
(A>アミン鎖延長エステル系ウレタン分子12000
のブタンジオール、アジピン酸から得られたポリエステ
ルポリオールiootim部にトルエン100ffi量
部およびイソホロンジイソシアナート22.2重量部を
加え、ジブチルスズジラウレートを触媒としてN2ガス
中で100〜110℃で2時間反応する。次に50℃ま
で冷却後、エチレンジアミンを3不同部添加し、更に7
0〜80℃で1時間反応を続ける。反応終了後、固形分
が30%になるようにトルエン及び少聞のIPAで希釈
し、ウレタンプレポリマーとする。
のブタンジオール、アジピン酸から得られたポリエステ
ルポリオールiootim部にトルエン100ffi量
部およびイソホロンジイソシアナート22.2重量部を
加え、ジブチルスズジラウレートを触媒としてN2ガス
中で100〜110℃で2時間反応する。次に50℃ま
で冷却後、エチレンジアミンを3不同部添加し、更に7
0〜80℃で1時間反応を続ける。反応終了後、固形分
が30%になるようにトルエン及び少聞のIPAで希釈
し、ウレタンプレポリマーとする。
(s>6+−+m延長エステル系ウレタン分子ff11
000のブタンジオール、エチレングリコール、アジピ
ン酸から作られたポリエステルポリオール100重量部
に、ジフェニールメタンジイソシアナート53重量部、
トルエン150fu口部、MEK531ffi部を加え
、ジオクチルスズオレエートを触媒として90℃で2時
間反応させる。その後1・4ブタンジオールを10重量
部添加し、更に1時間反応を続けた後、MEKにより3
0%に希釈し、ウレタンプレポリマーとする。
000のブタンジオール、エチレングリコール、アジピ
ン酸から作られたポリエステルポリオール100重量部
に、ジフェニールメタンジイソシアナート53重量部、
トルエン150fu口部、MEK531ffi部を加え
、ジオクチルスズオレエートを触媒として90℃で2時
間反応させる。その後1・4ブタンジオールを10重量
部添加し、更に1時間反応を続けた後、MEKにより3
0%に希釈し、ウレタンプレポリマーとする。
(C)OH鎖延長エーテル系ウレタン
分子量2000のポリプロピレングリコール100部に
トルエン112.5部及びMEK112.5部で希釈し
たものに、ジフェニルメタンジイソシアナート12.5
部を加え、メルカプタンスズを触媒としてN2ガス中で
90〜100℃で4時間反応する。反応終了後固形分が
30%になるように、トルエン、MEKで希釈し、ウレ
タンプレポリマーとする。
トルエン112.5部及びMEK112.5部で希釈し
たものに、ジフェニルメタンジイソシアナート12.5
部を加え、メルカプタンスズを触媒としてN2ガス中で
90〜100℃で4時間反応する。反応終了後固形分が
30%になるように、トルエン、MEKで希釈し、ウレ
タンプレポリマーとする。
(D)エステル系ウレタン+エーテル系ウレタンブレン
ド 分子ff12000のブタンジオール、エチレングリコ
ール、アジピン酸から作られたポリエステルポリオール
50部と、分子12000のボリブOピレングリコール
50部を、MEK100部に溶解し、これに2・4トリ
レンジインシアナート8.7部を加え、ジブチルスズジ
ラウレートを触媒としてN2ガス中で80〜90℃で4
時間反応する。反応終了後固形分が30%になるように
MEKで希釈し、ウレタンプレポリマーとする。
ド 分子ff12000のブタンジオール、エチレングリコ
ール、アジピン酸から作られたポリエステルポリオール
50部と、分子12000のボリブOピレングリコール
50部を、MEK100部に溶解し、これに2・4トリ
レンジインシアナート8.7部を加え、ジブチルスズジ
ラウレートを触媒としてN2ガス中で80〜90℃で4
時間反応する。反応終了後固形分が30%になるように
MEKで希釈し、ウレタンプレポリマーとする。
次に変性EPDMとしては、以下のグラフト共重合体を
用いた。
用いた。
(E−1>
塩素化EPDM<塩素化度20重量%)100部に、N
−メチロールアクリルアミド20部をトルエン500部
に溶解し、90〜100℃に昇温後、過酸化ベンゾイル
0.5部を添加し、約3時間反応し、重合率約50%の
グラフト共重合体を得る。これをトルエンで10%に希
釈する。
−メチロールアクリルアミド20部をトルエン500部
に溶解し、90〜100℃に昇温後、過酸化ベンゾイル
0.5部を添加し、約3時間反応し、重合率約50%の
グラフト共重合体を得る。これをトルエンで10%に希
釈する。
(E−2)
塩素化EPDM(塩素化度20重量%)100部に、ア
クリルアミド10部及び2ヒドロキシ工チルメタクリレ
ート10部を加え、この混合物をトルニジ500部に溶
解し、90〜100℃に昇温後、過酸化ベンゾイル0.
5部を添加し、約3時開反応することにより重合率約5
0%のグラフト共重合体を得る。これをトルエンで10
%に希釈する。
クリルアミド10部及び2ヒドロキシ工チルメタクリレ
ート10部を加え、この混合物をトルニジ500部に溶
解し、90〜100℃に昇温後、過酸化ベンゾイル0.
5部を添加し、約3時開反応することにより重合率約5
0%のグラフト共重合体を得る。これをトルエンで10
%に希釈する。
次に、硬化性シリコンとしては、通常市販されている商
品名YSR3022(東芝シリコン株式会社製)および
YC6831(東芝シリコン株式会社製)の粗合せ(実
施例1.3) 、X5R7063(東芝シリコン株式会
社製)およびY06831の組合せ(実施例2)、KS
709 (信越化学工業株式会社製)およびPS(信越
化学工業株式会社製)の組合せ(実施例4)をそれぞれ
用いた。
品名YSR3022(東芝シリコン株式会社製)および
YC6831(東芝シリコン株式会社製)の粗合せ(実
施例1.3) 、X5R7063(東芝シリコン株式会
社製)およびY06831の組合せ(実施例2)、KS
709 (信越化学工業株式会社製)およびPS(信越
化学工業株式会社製)の組合せ(実施例4)をそれぞれ
用いた。
実施例1
ウレタンポリオール(A) 333 部硬化性
シリコンYSR3022130 YC683113 ポリイソシアナート 60ハロゲン化EP
DM (E−1) 40トルエン
500以上のごとく調整した塗料組成物を表面未
処理の自動車用ウェザ−ストリップの表面にスプレーで
塗布し、室温で乾燥させた。
シリコンYSR3022130 YC683113 ポリイソシアナート 60ハロゲン化EP
DM (E−1) 40トルエン
500以上のごとく調整した塗料組成物を表面未
処理の自動車用ウェザ−ストリップの表面にスプレーで
塗布し、室温で乾燥させた。
実施例2
ウレタンポリオール(B) 333 部硬化性
シリコンX5R706350 YC68315 ポリイソシアナート 30(T’MP−T
DIアダクト)20 ハロゲン化EPDM(E−1) 20トルエン
500tvi E K
500以上の組成比により調整した塗料
を表面未処理の自動車用ウェザ−ストリップにスプレー
で塗布し、40℃赤外ランプ下で10分間乾燥させた。
シリコンX5R706350 YC68315 ポリイソシアナート 30(T’MP−T
DIアダクト)20 ハロゲン化EPDM(E−1) 20トルエン
500tvi E K
500以上の組成比により調整した塗料
を表面未処理の自動車用ウェザ−ストリップにスプレー
で塗布し、40℃赤外ランプ下で10分間乾燥させた。
実施例3
ウレタンポリオール(C) 333 部硬化性
シリコンYSR3022100 YC683110 ポリイソシアナート 30ハロゲン化EP
DM (E−1) 400トルエン
200以上の組成比の塗料組成物を実施例1と同
様の要領でウェザ−ストリップ上にスプレー塗布を行っ
た。
シリコンYSR3022100 YC683110 ポリイソシアナート 30ハロゲン化EP
DM (E−1) 400トルエン
200以上の組成比の塗料組成物を実施例1と同
様の要領でウェザ−ストリップ上にスプレー塗布を行っ
た。
実施例4
ウレタンポリオール(D) 333 部硬化性
シリコンKS709 5(PS)
50ポリイソシアナート
30ハロゲン化EPDM (E−2) 200トルエ
ン 400以上の組成比の塗料組
成物を実施例1と同様に表面未処理のウェザ−ストリッ
プ上にスプレー塗布し乾燥させた。
シリコンKS709 5(PS)
50ポリイソシアナート
30ハロゲン化EPDM (E−2) 200トルエ
ン 400以上の組成比の塗料組
成物を実施例1と同様に表面未処理のウェザ−ストリッ
プ上にスプレー塗布し乾燥させた。
比較例1
特公昭56−19813号公報に開示されている硬化性
シリコン単体からなる塗料を調整し、実施例1〜4と同
一条件下でウェザ−ストリップ表面に塗布した。
シリコン単体からなる塗料を調整し、実施例1〜4と同
一条件下でウェザ−ストリップ表面に塗布した。
比較例2
特開昭55−157662号公報に示されるように、ウ
レタン+シリコンオイル+フッ素樹脂からなる塗料組成
物を同公報にしたがって調整し、これを実施例1〜4と
同一条件下でスプレー塗布した。
レタン+シリコンオイル+フッ素樹脂からなる塗料組成
物を同公報にしたがって調整し、これを実施例1〜4と
同一条件下でスプレー塗布した。
比較例3
実開昭56−1648号公報に示されるウレタン+フッ
素樹脂+ポリアミド樹脂の組合せからなる塗料組成物を
同公報にしたがって調整し、これを実施例1〜4と同一
要領でウェザ−ストリップの表面にスプレー塗布した。
素樹脂+ポリアミド樹脂の組合せからなる塗料組成物を
同公報にしたがって調整し、これを実施例1〜4と同一
要領でウェザ−ストリップの表面にスプレー塗布した。
以上の実施例1〜4及び比較例1〜3によって得られた
ウェザ−ストリップの表面状態を測定した結果を以下の
表に示す。
ウェザ−ストリップの表面状態を測定した結果を以下の
表に示す。
なお、測定項目としては、耐摩耗性、接触角及び接着強
度である。耐摩耗性及び接触角については初期状態と、
ウエザオメーター内で63±3℃、100時間耐候後の
状態を示す。
度である。耐摩耗性及び接触角については初期状態と、
ウエザオメーター内で63±3℃、100時間耐候後の
状態を示す。
また、耐摩耗性の試験条件としては、JIS規格により
表面を800番のサンドペーパーにより、ストローク1
20#、サイクルは30サイクル/1n、下で表面剥離
状態になるまでストロークが何回になるかを検査した。
表面を800番のサンドペーパーにより、ストローク1
20#、サイクルは30サイクル/1n、下で表面剥離
状態になるまでストロークが何回になるかを検査した。
接触角は液滴法により行い、表面に滴下した水滴の接触
角を測定した。
角を測定した。
接着強度は表面処理したスポンジ同士を貼合せ、引張り
速度200姻/In1n、、 180度(Peel)剥
離によって測定した。
速度200姻/In1n、、 180度(Peel)剥
離によって測定した。
*;スポンジ材破壊、◎:シリコン凝集破壊Δ;ストリ
ップゴムと塗膜の界面剥離 以上の結果からも明らかなように、本発明に係る塗料用
組成物を塗膜形成要素としたものでは、耐摩耗性が飛躍
的に向上する。
ップゴムと塗膜の界面剥離 以上の結果からも明らかなように、本発明に係る塗料用
組成物を塗膜形成要素としたものでは、耐摩耗性が飛躍
的に向上する。
また、接触角は初期状態と耐候後では全く変化がなく、
更に接着強度も貼合せたスポンジ材が破壊するほどの接
着強度を示し、従来の塗料組成物に比して格段の優れた
結果を得ている。
更に接着強度も貼合せたスポンジ材が破壊するほどの接
着強度を示し、従来の塗料組成物に比して格段の優れた
結果を得ている。
特許出願人 鬼怒川ゴム工業株式会社同 坂井化
学工業株式会社
学工業株式会社
Claims (1)
- 多価イソシアナートと、ポリオールの組合せからなる硬
化性ポリウレタンと、硬化性シリコンと、変性EPDM
を塗膜形成要素として実質的に含有していることを特徴
とする高分子弾性体の表面処理用塗料組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59232094A JPS61108638A (ja) | 1984-11-02 | 1984-11-02 | 高分子弾性体の表面処理用塗料組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59232094A JPS61108638A (ja) | 1984-11-02 | 1984-11-02 | 高分子弾性体の表面処理用塗料組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61108638A true JPS61108638A (ja) | 1986-05-27 |
Family
ID=16933907
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59232094A Pending JPS61108638A (ja) | 1984-11-02 | 1984-11-02 | 高分子弾性体の表面処理用塗料組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61108638A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61155431A (ja) * | 1984-12-28 | 1986-07-15 | Kinugawa Rubber Ind Co Ltd | 高分子弾性体の表面処理用塗料組成物 |
JPS61155432A (ja) * | 1984-12-28 | 1986-07-15 | Kinugawa Rubber Ind Co Ltd | 高分子弾性体の表面処理用塗料組成物 |
EP0604776A1 (en) * | 1992-11-30 | 1994-07-06 | Nihon Plast Co., Ltd. | Airbag storing casing |
-
1984
- 1984-11-02 JP JP59232094A patent/JPS61108638A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61155431A (ja) * | 1984-12-28 | 1986-07-15 | Kinugawa Rubber Ind Co Ltd | 高分子弾性体の表面処理用塗料組成物 |
JPS61155432A (ja) * | 1984-12-28 | 1986-07-15 | Kinugawa Rubber Ind Co Ltd | 高分子弾性体の表面処理用塗料組成物 |
EP0604776A1 (en) * | 1992-11-30 | 1994-07-06 | Nihon Plast Co., Ltd. | Airbag storing casing |
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