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JPS60220333A - ネガフイルム透過光測定装置 - Google Patents

ネガフイルム透過光測定装置

Info

Publication number
JPS60220333A
JPS60220333A JP7729384A JP7729384A JPS60220333A JP S60220333 A JPS60220333 A JP S60220333A JP 7729384 A JP7729384 A JP 7729384A JP 7729384 A JP7729384 A JP 7729384A JP S60220333 A JPS60220333 A JP S60220333A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
component color
exposure
negative film
light receiving
Prior art date
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Granted
Application number
JP7729384A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0690404B2 (ja
Inventor
Mikio Kogane
幹雄 小金
Rokusaburo Kaneko
金子 六三郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP59077293A priority Critical patent/JPH0690404B2/ja
Publication of JPS60220333A publication Critical patent/JPS60220333A/ja
Publication of JPH0690404B2 publication Critical patent/JPH0690404B2/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の利用分野] 本発明は、カラープリンタシステム等においてネガフィ
ルムの透過光を測定するネガフィルム透過光測定装置に
関する。
[背景技術〕 従来のこの種の装置においては、ネガフィルムの両側に
赤、緑、青の成分色光を各々検出する3個の成分色受光
器が各々配置されており、それらによりネガフィルムの
透過光が例えば3成分色に分解されて測光が行なわれて
いた。
しかしながら、ネガフィルムの色分布に偏りがある場合
にネガフィルムが回転され、あるいは裏返されたときに
は、ネガフィルム全面からの透過光か各受光器で検出さ
れないので、同一のネガフィルムであっても各成分色に
ついての測光値が変化し、このためカラープリンタシス
テムでは色みの異なる仕上りとなるという問題があった
[発明の目的] 本発明は上記従来の課題に鑑みて為されたものであり、
その目的はネガフィルムの色分布に偏りがある場合にネ
ガフィルムが回転され、あるいは裏返されたときでも、
各成分色測光値の変化を抑制することが可能なネガフィ
ルム透過光測定装置を提供することにある。
[発明の構成] 上記目的を達成するために本発明は、ネガフィルムの周
囲に対称配置されネガフィルムに指向された受光ユニッ
ト対を備え、名受光ユニットは相異なる成分色光を各々
検出する複数の成分色受光器を有することを特徴とする
この発明によれば、各受光ユニットが相異なる成分色光
を各々検出できるので、各成分色測光値の変化を抑制す
ることが可能となり、その結果、カラープリンタシステ
ムでは常に色みの同一な仕上りが得られる。
さらにこの発明において、対となる受光ユニット内で各
成分色光についての成分色受光器をネガフィルムの周囲
に対称配置すれば、各成分色測光値の変化を更に抑制す
ることが可能となる。
なお、各成分色についての総桧出量が均一となる数に各
成分色の成分色受光器の総数を設定すれば、各成分色測
光値のレベル合せを容易化できる[発明の実施例] 以下図面に基いて本発明に係るプリンタシステムの実施
例を説明する。
第1図において、巻掛軸10からの印画紙12に対して
本カラープリンタシステムにより露光が行なわれており
、露光が行なわれた印画紙12は現像機14に供給され
て現像処理されている。
本カラープリンタシステムは上記印画紙12に対する露
光のために露光ランプ16を備えており、露光ランプ1
6はランプリフレクタ18内に取付けられている。
上記露光ランプ16は露光電源の主回路2oがら供給さ
れた点灯電流100により点灯されており、この主回路
20は商用電源22から供給された交流電流102を点
灯電流100に変換する半導体電流制御素子としてサイ
リスクを有している。なお、サイリスクに代えて大型の
パワートランジスタも使用できる。
そして上記サイリスタにはそのスイッチング(ここでは
転流)のためにスイッチング信号104(転流信号)が
スイッチング信号発生回路24 ′から供給されており
、スイッチング信号発生回路24にはスイッチング制御
信号106が処理回路26から供給されている。なおこ
の処理回路26は光源光の測光値をめる測光値演算回路
として機能できる。
更に点灯電流100の位相検出のために交流電流102
の位相検出を行なう位相検出器28が設けられており、
その位相検出信号10Bは処理回路26に供給されてい
る。
なお本実施例では第2図に示されている様に反転形演算
増幅器30を用いて構成されたレベル検出器、あるいは
第3図に示される様に反転形演算増幅器32を用いて構
成されたゼロクロス検出器がこの位相検出器28として
使用されている。
また第1図において露光ランプ16のみを視野とされた
受光器34が設けられており、その受光信号110は処
理回路26に供給されている。この処理回路26は受光
信号110に応じて点灯電流100を制御する点灯電流
制御回路としても機能できる。
上記受光器34の視野制限のためにランプリフレクタ1
8には検出窓36が形成ごれており、この検出窓36を
介し露光ランプ16のフィラメントが光学系38により
受光器34の受光面上に結像されている。
なお本実施例においては、放物内面を有し略椀状に形成
された透明体の放物内表面に光反射層が形成されること
によりランプリフレクタ18が構成されており、検出窓
36は光反射屠体形成前にテープか貼り付けられ、その
形成後にこれが取去られることにより、あるいは形成さ
れた光反射体の一部が削除されることにより形成されて
いる。
またM1図において上記露光ランプ16、ランプリフレ
クタ18により得られた光源光の量及び色の調整がCC
フィルタ40(color c。
mpensating filter)により行なわれ
ており、このCcフィルタ4oは露光光路に対して進退
移動される成分色フィルタ42A(赤)、42B(緑)
、42G(青)を備エティルそしてこれら成分色フィル
タ42A、42B、42Cはフィルタ駆動装置により移
動されており、図においてこのフィルタ駆動装置は成分
色フィルタ42A、42B、420゛を各々駆動するス
テップモータ44A、44B、44Cから構成されてい
る。
これらステップモータ44A、44B、44Cには駆動
電源4・6から駆動電流が供給されており、その制御は
処理回路26により行なわれている。
更に上記CCフィルタ40で調整された光源光はミラー
ボックス48を介してネガフィルム50に照射されてお
り、このネガフィルム50はフィルム移動台52にセッ
トされている。
このフィルム移動台52には基準ネガフィルム54もセ
ットされており、基準ネガフィルム54はソレノイド5
6でフィルム移動台52が駆動されることによりネガフ
ィルム50に代わって露光光路上に移動できる。
なおソレノイド56には駆動電源46から駆動電流が供
給されている。
またネガフィルム50のネガ像は露光レンズ58により
シャッタ60を介して印画紙12J−に結像されており
、シャッタ60はソレノイド62により駆動されている
。なおソレノイド62には駆動電源46から駆動電流が
供給されている。
そして印画紙12のコマ送り駆動がローラ64A、ロー
ラ64Bにより行なわれており、その駆動源となるサー
ボモータ66は前記駆動電源46により駆動されている
さらにネガフィルム50又は基準ネガフィルム54の透
過光がネガフィルム透過光測定装置に含まれる受光ユニ
ット68A、68B、68C168D、68E、68F
により検出されており、これらはネガフィルム50の中
心Oを通る垂線の周囲に配置されて第4図に示される様
にその中心0に各々指向されている。
第5図にはこれら受光ユニット68A、68B、68C
168D、68E、68Fの配置位置が示されており、
受光ユニツ)68A、68B、68Cと受光ユニット6
8D、68E、68Fとはネガフィルム50(基準ネガ
フィルム54)の両側に各々配置Sれている。
そして受光ユニツ)68Aと受光ユニット68F、受光
ユニツ)68Bと受光ユニツ)68E、受光ユニツ)6
8Cと受光ユニツ)68Dは各々対とされ、ネガフィル
ム50の中心Oに対して対称配置されている。
また受光ユニット68Aと受光ユニット68Fは成分仏
前のみを検出する成分色受光器70Bと成分色線のみを
検出する成分色受光器70Gとから、受光ユニット68
Bと受光ユニツ)68Eは成分色受光器70Bと成分色
光赤のみを検出する成分色受光器70Rとから、受光ユ
ニツ)68Cと受光ユニット68Dは成分色受光器70
Bと成分色受光器70Gとから成る。
更に受光ユニット68Aと受光ユニット68F、受光ユ
ニツ)68Bと受光ユニツ)68E、受光ユニット68
Cと受光ユニツ)68D内の成分色受光器70も各々対
称配置されている。
なお第6図に示される様にネガフィルム透過光測定装置
を構成でき、この装置においては受光ユニット68A、
68B、68C168D、68E、68Fは各々成分色
受光器70R170G、70Bから構成されており、各
対となる各受光ユニット68及びそれらの成分色受光器
70は中心0に対して対称配置されている。
また、各受光器70には受光面にネガ像を結像する専用
の光学系が設けられている。
そして第1図において、前記処理回路26にはキイボー
ド72が接続されており、また駆動電源46には警報器
としても機能できる表示器74が接続されている。
本実施例は以−Lの構成から成り、以下その作用を説明
する。
まず電源が投入される。但し、システム設置時または保
守管理が行なわれる場合には、その後いわゆるセットア
ツプが行なわれる。
そして電源投入後、交流電源22の交流電流102が主
回路20ヘトランスなどを介することなく直接供給され
る。
さらにセットアツプが行なわれない場合においては、光
源制御、光源管理、測光、調光、露光、現像管理が適宜
性なわれる。゛ 第7図、第8図、第9図には光源制御のための処理手順
が、第10図、第11図、第12図には光源管理のため
の処理手順が、第13図には受光信号サンプリングのた
めの処理手順が、第14図には測光のための処理手順が
、第15図には調光のための処理手順が、第16図には
露光のための処理手順が、そして第17図、第18図に
は現像管理のための処理手順が各々示されており、以下
光源制御、光源管理、測光、調光、露光、そして現像管
理の順に説明する。
まず光源制御については、最初に第7図、第8図、第9
図の説明を行なってからその動作をとりまとめて説明す
る・ 前記電源投入により第7図の光源起動ルーチンがスター
トされ、最初のステップ200ではタイマスタートの有
無が判定されている。
このステップ200でタイマがスタートされていないと
の判定が行なわれた場合にはステップ202でこのタイ
マがスタートyれ、ステップ2゜Oで肯定的な判定が行
なわれたとき及びステップ202でタイマがスタートさ
れたときにはステップ204へ進んでそのタイマがタイ
ムアツプしたか否かが判定される。
このスタップ204でタイマがタイムアツプしていない
との判だが行なわれたときにはステップ206で初期点
弧角のセットの有無が判定され、初期点弧角がセットさ
れていないときにはステップ208でそのセットが行な
われる。
そしてステップ210では点弧クラブがセットており、
この処理が終了すると前記ステップ2゜4へ戻る。
このステップ204でタイマがタイムアツプしたとの判
定が行なわれた場合にはステップ212へ進んでタイマ
フラグがセットされ、このルーチンが終了される。
第8図には光源制御のためのルーチンが示されており、
まず前記点弧フラグがステップ214で読込まれる。
そして次のステップ216ではこの点弧クラブがセット
されているか否かが判定されており、ステップ216で
点弧クラブがセットされたとの判定が行なわれたときに
は、ステップ218へ進んで点灯クラブがセットされる
さらにステップ220では前記タイマフラグがセットさ
れているか否かが判定されており、このステップ220
でタイマフラグがセットされているとの判定が行なわれ
た場合には、ステップ222へ進んで受光タイミングフ
ラグが読込まれる。
またステップ224ではこの受光タイミングフラグがセ
ットされているか否かが判定されており、この受光タイ
ミングフラグは前記位相検出信号108に同期してセッ
ト、リセットされている。
ステップ224で受光タイミングフラグがセットされた
との判定が行なわれたときにはステップ226において
受光器34で検出された受光信号110がサンプリング
される。
この様に受光信号110のサンプリングは周期的に変動
する点灯電流100、すなわち光源変動、に同期して行
なわれ、常に一定のタイミングで行なわれており、この
変動にもかかわらず常に正確なサンプリング値が得られ
ている。
そしてステップ228では予め与えられた基準値からこ
のサンプリング値が差し引かれ、ステップ230ではそ
の偏差が予め設定された許容範囲内であるか否かが判定
される。
このステップ230で上記偏差が許容範囲内であるとき
にはステップ222.224.226.228が単に繰
返されるが、この偏差が許容範囲外であると判定された
場合には新たな目標点弧角がステップ232で算出され
る。
さらにステップ234では前記キイボード72の操作に
よる消灯指令の入力の有無が監視されており、このステ
ップ234で消灯指令が入力されていないとの判定が行
なわれたときには前記ステツブ222へ戻るが、消灯指
令が入力されているとの判定が行なわれたときにはステ
ップ236へ進んで消灯フラグがセットyれ、このルー
チンが終了される。
第9図には目標点弧角の変更処理、光源の点消灯制御の
ためのルーチンが示されており、まず最初のステップ2
38では点灯開始指令の入力の有無が監視されている。
このステップ238で点灯開始指令が入力されていない
との判定が行なわれたときにはステップ240で目標点
弧角がOにセットされ、その目標点弧角で露光ランプ1
6が点灯駆動される。
したがってこの場合には主回路20から露光ランプ16
へ点灯電流100が供給されることはなく、このため露
光ランプ16が点灯されることはない。
また前記ステップ238で点灯開始指令が入力されたと
の判定が行なわれた場合には、ステップ244へ進んで
前がステップ230において算出された算出点弧角の有
無が判定される。
このステップ244で算出点弧角がないとの判定が行な
われた場合には、ステップ246へ進んで初期の目標点
弧角が目標値としてセットされ、その点弧角の点灯電流
100で露光ランプ16がステップ242において点灯
される。
従ってこの場合には初期の目標点弧角で露光ランプ16
が点灯される。
さらに前記ステップ244で算出点弧角があるとの判定
が行なわれた場合には、この算出点弧角が目標値として
セットされることにより学習され(ステップ248)、
その点弧角で露光ランプ16がステップ242において
点灯される。
その後ステップ250では消灯指令の入力の有無が監視
されており、消灯指令が入力されていないときにはステ
ップ244へ戻り、消灯指令が入力されたときにはこの
ルーチンが終了される。
以上の光源制御に関する動作についてとりまとめて以下
説明する。
まずキイボード72の操作により電源が投入された後、
点灯開始指令が未だに発生していないときには、点弧角
か0とされ(ステップ240)、露光ランプ16が点灯
準備状態とされる。
そして電源投入と同時にタイマがスタートされ(ステッ
プ202)、 これにより点弧角がセットされ(ステッ
プ208)、点灯開始指令が発生する。
この点灯開始指令の発生により初期の目標点弧角が目標
値としてセットされ(ステップ246)、その点弧角で
露光ランプ16が点灯ぎれる(ステップ242)。
その後露光ランプ16の点灯状態が安定して前記タイマ
がタイムアツプすると(ステップ204)、電源に同期
したタイミングで信号110がサンプリングされ(ステ
ップ226)、その正確なサンプリング値と基準値とが
突き合わされることにより(ステップ228)、i光ラ
ンプ16の光量が前記基準値と一致する方向へ目標点弧
角が補正される(ステップ230.232.248)。
以上の様にして露光ランプ16が点灯後に安定した点灯
状gとなると、受光器34により露光ランプ16の光量
が監視され、その光量が目標の光量となる様に、露光ラ
ンプ16の点灯制御が行なわれる。
なお、本実施例における点灯電流100は点灯時にラン
プ関数的に制御されており、このため前記初期の目標点
弧角はその関数特性に従ってその間増加されている。
以にの光源制御動作中において露光ランプ16が安定点
灯状態に入ったことが第1O図のステップ252でタイ
マフラグがセットされたことにより確認されると、ステ
ップ254で各種の初期データがセットされてステップ
256において光源管理フラグがセットされる。
この光源管理フラグのセットにより以下の光源管理が開
始され、この光源管理により各受光ユニッ ト 68A
 、68B 、68C、68D 、68E 、68Fの
入射光量がネガフィルム50の種類によるベース濃度の
違い、埃付着などにかかわらずそのリニア検出動作範囲
内に入る様にCCフィルタ40で調整される。
したがって各受光ユニツ)68A、68B、68C16
8D、68E、68Fが過大な入射光量のために飽和す
ることはなく、゛またその信号雑音比が劣化することも
なく、それらの良好な検出動作が確保されている。
このためこの光源管理はネガフィルム50が交換される
などにより行なわれるチャンネルデータのセットごとに
行なわれており、1コマごとには行なわれない。
以上の光源管理は以下の様にしてCCフィルタ40が駆
動されることにより行なわれている。
ここでは第11図、第12図の説明を行なってからその
動作についての説明をとりまとめて行なう。
第11図においてステップ258で上記光源管理フラグ
がセットされたことが確認されると、ステップ260へ
進んで成分色フィルタ片42A、42B、42Gの各位
置と受光ユニット68A、68B、68C168D、6
8E、68Fの受光量との関係を表わす第19図におい
て特性500で示される様な基準特性が予め与えられて
いるか否かが判定される。
この基準特性は露光ランプ16による光源光を予め定め
られた色及び量とするために用いられており、以下に説
明する様に受光ユニット68A、68B、68G、68
D、68E、68Fの検出信号によりこの基準特性から
得られた位置へ成分色フィルタ片42A、42B、42
Cが駆動されて露光ランプ16による光源光が所定の色
及び上述のリニア検出動作範囲に入る所定の量に調整さ
れている。
この様に上記基準特性はこの光源管理に必要とされるも
のであり、前記ステップ260でこの基準特性がないと
の判定が行なわれた場合にはステップ262でそれまで
に測定された基準特性有無が判定される。
このステップ262でそれまでに測定された基部特性が
あるとの判定が行なわれた場合にはその基準特性が用い
られるが、測定された基準特性がないどの判定が行なわ
れた場合にはステップ264において基準特性が測定さ
れる。
この様にして予め用意されあるいは測定された基準特性
が得られると、ステップ266においてソレノイド56
によりフィルム移動台52が駆動され、露光光路上に基
準ネガフィルム54がセットされる。
そして次のステップ268では成分色フィルタ片42A
、42B、42Cが各々予め与えられた目標位置へ駆動
され、ステップ270では受光ユニット68A、68B
、68C168D、68E、68Fの受光信号がサンプ
リングされて測光が行なわれる。
この測光は第13図に示されたルーチンに従って行なわ
れており、同図において最初に測光タイミングフラグが
ステップ272で読み込まれ、ステップ274でその測
光タイミングフラグのセットの有無が判定され、ステッ
プ276で測光タイミングフラグのセット時に受光ユニ
ット68A、68B、68C168D、68E、68F
の各受光信号がサンプリングされて7111光値がめら
れる。
ここで、上記測光タイミングフラグは前述の受光タイミ
ングフラグと同様に位相検出信号108に同期してセッ
ト、リセットされており、このため周期的に変動する光
源にかかわらず常に正確なサンプリング値か得られてい
る。
この様にしてステップ270で測光が行なわれると、第
11図のステップ278,280においてその測光値が
予め与えられた所定の許容範囲内にあるか否かが判定さ
れる。
これらステップ278.280において測光値が許容範
囲外との判定が行なわれた場合には、ステップ282へ
進んで該許容範囲の中心値に対する測光値の偏差が算出
される。
そしてステップ284においてはその偏差から成分色フ
ィルタ片42A、42B、42Cの補正移動量が算出さ
れ、ステップ286ではこの補正移動量によりCCフィ
ルタ40の駆動目標位置が変更されてその学習が行なわ
れる。
このステップ286の処理が終了すると前記ステップ2
68に戻り、ステップ278,280において測光値が
許容範囲内にあるとの判定が行なわれた場合にはその時
の測光値がステップ288でセットされるとともにこの
測光値及び目標位置が含まれる特性へ平行移動された基
準特性が学習される。この結果、以後においては平行移
動されたこの基準特性が用いられる。
その後、ステップ290で前記光源管理フラグがリセッ
トされるとともに測光フラグがセットされて第11図の
ルーチンが終了される。
次に前記ステップ264で行なわれる特性測定処理の手
順について第12図を用いて説明する。
まずステップ292でフィルム移動台52が駆動される
ことにより基準ネガフィルム54が露光光路上にセット
され、最初に駆動される成分色フィルタ片42が成分色
フィルタ片42Aに設定される(ステップ294)。
なお、基準ネガフィルム54が引き抜かれた空の状態で
これが行なわれる様にしても良い。
そしてステップ296においては成分色フィルタ片42
A、42B、42Cが全て全開とされ、ステップ298
では成分色フィルタ片42Aのみが所定量閉じられる。
そしてステップ300では第13図の手順に従って測光
が行なわれ、ステップ302ではその測光値が記憶され
る。
更にステップ304においては駆動中の成分色フィルタ
片42が全閉であるか否かが判定されており、全閉でな
いとの判定が行なわれた場合には前記ステップ298に
戻り、成分色フィルタ片42の駆動、測光、測光値の記
憶が全閉となるまで繰返される。
そしてステップ304において駆動中の成分色フィルタ
片42が全閉であるとの判定が行なわれた場合には、ス
テップ306に進んで成分色フィルタ片42Cが閉じら
れているか否かが判定される。
最初に成分色フィルタ片42Aが閉方向へ駆動された場
合にはステップ296で成分色フィルタ片42Cが開か
れているので、このステップ306では否定的な判定が
行なわれ、ステップ308へ進む。
ステップ308においては成分色フィルタ片42Aが閉
じられている状態であるか否かが判定されており、最初
に成分色フィルタ片42Aが閉方向へ駆動された場合に
は、成分色フィルタ片42Aが閉じられているので、肯
定的な判定が行なわれる。そしてステップ310におい
て成分色フィルタ片42Bが次に駆動される成分色フィ
ルタ片42に設定され、前記ステップ296に戻る。
その結果、成分色フィルタ片42Bは全開位置から全閉
位置まで駆動され、その間測光が行なわれてそれら測光
値が逐次記憶される。
その後、成分色フィルタ片42Bが全閉とされると、前
記ステップ308において否定的な判定が行なわれ(こ
の時には成分色フィルタ片42Bのみが閉じられている
)、ステップ312に進む。
このステップ312においては最後に駆動される成分色
フィルタ片42が成分色フィルタ片42Cに設定され、
その後ステップ296に戻って同様の処理が繰返される
その結果、成分色フィルタ片42Cが全開位置から全閉
位置まで駆動され、その間測光が行なわれてそれら測光
値が逐次記憶ぎれる。
そして成分色フィルタ片42Cが全閉とされてステップ
306において肯定的な判定が行なわれると、このル−
チンが終了される。
この様に成分色フィルタ片42A、42B、42Cの位
置と測光値との関係が記憶され、これらにより前記位置
受光量基準特性が形成されている。
上記ステップ318.320.322.324の処理に
よりCCフィルタ4oは各受光ユニット68がリニアな
動作が可能な領域内に入る位置へ制御され、このため各
受光ユニット68は通光入力で飽和することがなく、ま
たその信号雑音が低下することもない。
以上の様にこのカラープリンタシステムにおいては、C
Cフィルタ40を用いてこの光源管理が行なわれている
以上の動作をとりまとめると次の様になる。すなわち、
まず七−2トされるネガフィルム50についての前記基
準特性が用意される。
次に最適な光源光となる位置にCCフィルタ40が移動
される。そしてそのときの光源光が最適なものであるか
否かが判定される。
このとき、その光源光が埃付着、ランプ劣化などにより
最適なものでないとの判定が行なわれた場合には、CC
フィルタ40の最適位置がめられてその学習が行なわれ
、その最適位置へCCフィルタ40が移動される。
この様にして本カラープリンタシステムはネガフィルム
の種類などにかかわらず常に最適な光源光が得られる様
に光源の自動的な自己管理を行なっている。
次に測光についで説明する。なお、この測光は、光源の
熱などによりネガフィルム40の光学的性質が変化する
ので、1コマごとに行なわれている。
第14図においてステップ314ではCCフィルタ40
の成分色フィルタ片42A、42B、42Cが指定され
た目標位置へ各々駆動され、ステップ316では前記第
13図の手順に従って測光が行なわれる。なおこのとき
にはネガフィルム52が露光光路上にセットされている
そしてステップ318ではその測光値が許容範囲の最大
値より大きいか否がが判定されており、測光値が許容範
囲最大値より大きいと判定された場合にはステップ32
0において成分色フィルタ片42A、42B、42Cが
閉方向へ駆動される。
またステップ318で測光値が許容範囲の最大値より大
きくはないとの判定が行なわれた場合には、ステップ3
22へ進んでその測光値が許容範囲最小値より小さいが
否かが判定される。
このステップ322で測光値が許容範囲最小値 :より
小さいとの判定が行なわれたときには、ステップ324
において成分色フィルタ片42A、42B、42Cが開
方向へ駆動される。
そしてステップ320,324の処理が終了し、またス
テップ322で否定的な判定が行なわれて測光値が許容
範囲内にあるとの判定が行なわれたときには、ステップ
326へ進んで再び第13図の手順に従ってΔIII光
が行なわれ、このルーチンが終了される。
以上の様にこの測光のためにもCCフィルタ40が利用
されており、その測光は成分色フィルタ片42A、42
B、42Cが予め設定された目標位置(メモリに予め格
納され、あるいは教示されたもの)に位置制御されて行
なわれる。
次にこの測光に引続いて行なわれる調光について説明す
る。
この調光は予め与えられた露光条件と前記測光により得
られた測定値とに基づきCCフィルタ40の目標位置を
め、この位置へCCフィルタ40を位置制御することに
より露光に用いられる光源光の量及び色の調整を行なう
ものである。
本カラープリンタシステムでは以下の様にしてこの調光
が行なわれている。
第15図にはその処理手順が示されており、最初のステ
ップ328においては前記ステップ326の処理により
得られた測光値が異常であるか否かが判定されている。
このステップ328において111+1光伯異常との判
定が行なわれたときにはステップ330に進んで前記表
示器74でその旨の表示が行なわれ、このリレーチンが
1冬了される。
なお測光値異常の原因としては、受光器不良、ランプ切
れなどが挙げられる。
また上記ステップ328において測光値異常でないとの
判定が行なわれたときには、ステップ332.334.
336.338.340.342においてカラーコレク
ション処理、カラーキー処理、濃度コレクション処理、
濃度キー処理、スロープ処理、その他の処理から成る露
光演算処理(これについては後述する)が各々行なわれ
、それら処理によりめられた露光量と予め与えられ時間
とに基き、ステップ344において成分色フィルタ片4
2A、42B、42Cの各目標位置、すなわち露光用光
源光の量及び色、が決定される。
本実施例においては少なくともカラーコレクション処理
(ステップ332)、濃度コレクション処理(ステップ
336)に要する標準データ(例えばRGBバランス)
が予め固定データとして与えられており、カラーコレク
ション処理(ステラ7’332)、カラーキイ処理(ス
テップ334)、濃度コレクション処理(ステ・ンプ3
36)、濃度キイ処理(ステップ338)においては予
めキイボード72により1コマごとに教示されたデータ
に従い上記露光演算処理が行なわれている。
またネガフィルム50は第20図に示される様な感光特
性を有しているが、この特性がその種類ごとに異なるの
で、スロープ処理(ステップ340)はこの特性に応じ
て最適な露光用光源光を得るために行なわれている。
したがって、この処理は異なる種類のネガフィルム50
がセットされるごとに行なわれる。
この処理を行なうために、本カラープリンタシステムに
おいては、第21図に示される様な曲線状のスロープ特
性502が固定データとして予め与えられており、第2
1図においてステップ340Aでこのスロープ特性50
2が読出される。
そしてステップ340Bで測光値がセ・ントされており
、ステップ340Cでその測光値によりスロープ特性5
02から露光量がめら活)る。
さらにその露光酸及び前記露光時間に基づいて前記ステ
ップ344でCCフィルタ40の目標位置が算出されて
いる。
なお、本実施例においては複数の測光値と露光量とが所
定の間隔で各々対応してテーブル上に固定データとして
予め格納されており、測定値とテーブル」二の測定値と
が一致していない場合には補間処理が行なわれることに
より露光量がめられている。
次のステップ346においては以上の様にしてめられた
位置まで成分色フィルタ片42A、42B、42Cの移
動を行なうことが可能であるが否かが判定されている。
このステップ346でその位置まで成分色フィルタ片4
2A、42B、42Cの移動が可能であると判定された
場合にはステップ348へ進んで成分色フィルタ片42
A、42B、42Cがそれぞれの目標位置まで実際に駆
動される。
そしてステップ350においては前記第13図の手順に
従って受光ユニット68A、68B、68C168D、
68E、68Fにより測光が行なわれる。
さらにステップ352においてその測光値により露光条
件が満たされたことが確認されると、本ルーチンが終了
される。
また前記ステップ346において成分色フィルタ片42
A、42B、42Cのいずれかが目標位置まで移動でき
ないとの判定が行なわれた場合には、以下の露光内容変
更処理が行なわれる。
ステップ346において目標位置まで成分色フィルタ片
42A、42B、42Cの移動が不可能との判定が行な
われた場合には、ステップ354へ進んで予め与えられ
ていた露光時間がステップ的に変更される。
そしてステップ356においてはその露光時間と露光光
量との関係式が読み出される。
さらにステップ358においては前記ステップ354で
変更された露光時間を用いて上記関係式にノNづき露光
光量の変更分が算出される。
またステップ360においては前記ステップ344で一
旦決定されたフィルタ位置にステップ358でめられた
露光光量変更分に相当する位置補正量が加算される。
そしてステップ362ではステップ360でめられた位
置が最終的な目標位置として決定され、前記ステップ3
48へ戻る。
」ニラステ・ンプ346.354.356.358.3
60,362の処理動作は以下の通りである。
前記ステップ344でCcフィルタ4oの移動位置が決
定されるが、第23図に示される様にいずれかの成分色
フィルタ片42の移動位置Pが移動可能な範囲を越えた
場合には(図においては量Xだけ開き方向へ越えている
)、前記ステップ346において否定的な判定が行なわ
れ、次の様に標準露光時間tO(予め固定化されている
)がステップ的に変更され、その露光時間に応じ露光量
が決定され、そしてこの露光量に基づいて新たな目標位
置が設定される。
まず、標準露光時間to以外にオーバー側、アンダー側
に複数の補正用露光時間(第23図においてはオーバー
側に時間t1. t2のみが示されている)が予め設定
されている。
そして標準露光時間10に対応する露光光量−フィルタ
位置特性のほかに、これら補正用露光時間に対応して複
数の特性が予め用意されている(なお、第23図におい
ては、時間toに対しては特性CI 、Ml 、Ylか
ら成る特性、時間tlに対しては特性C2、M2 、Y
2から成る特性5時間t2に対しては特性C3、M3 
、Y3から成る特性のみが示されている)。
ここで、例えば第23図の様に目標位置が量Xだけオー
バー側へ移動可能領域を越えている場合には(ステップ
34B)、標準露光時間toが露光時間t2に変更され
る(ステップ354)。
次に露光時間と露光光量との関係式が読み出され(ステ
ップ356)、上記露光時間t2によりこの関係式から
露光光量がめられて露光時間変更分に相当する露光光量
変更分が算出される(ステップ358)。
さらに特性C3、M3、Y3を用いて上記露光光量変更
分に相当する補正移動量がめられ、この補正移動量がそ
れまでの目標位置に閉方向へ加算ぎれる(ステップ36
0)。
そしてその加算値が新たな目標位置として設定される(
ステップ362)。
以1−の様に本カラープリンタシステムにおいては、成
分色フィルタ片42の移動位置が移動可能な範囲を越え
た場合、標準露光時間tO(予め固定化されている)が
ステップ的に変更され、その露光時間に応じて露光量が
決定され、この露光量に応じて新たな目標位置が設定さ
れる。
一方、前記ステップ352においてステップ350で測
定された測光値で露光条件が満たされていないとの判定
が行なわれた場合には、本カラープリンタシステムに機
械的誤差があることにより、またシステム自体の機差に
より測光値が目標光量と一致していない。
この場合にはステップ364へ進んで以丁のフィルタ位
置変更処理が開始される。
ここではこのフィルタ位置変更処理について第19図を
用いて説明する。
同図において、位置PO(ステップ344.362)で
測光値Di(ステップ350)が得られている。
最初、特性500からそのときの測光値D2が予測され
る(ステップ364)。
次いで値Diと値D2との差がめられてその差が予想値
D2に加算され、これにより加算値D3がめられる(ス
テップ368)。
さらにこの加算値D3を用いて特性500からフィルタ
位置P1がめられ、この位置P1がそれまでの位置PO
に代って新たなフィルタ目標位置とされる(ステップ3
72)。なお、この目標位置PIに対する目標光量は同
図において値D4で示されている。
この様に本実施例では、位置(PO,Di)を含み上記
の値Diと値D2との差だけ特性500を平行移動した
特性550上に新たな動作点PL、D4)があるとの仮
定の下にこのフィルタ位置変更処理が行なわれている。
このフィルタ位置変更処理が行なわれることにより、機
械的誤差、機差などにもかかわらず、光源光が目標の量
、色へ自動的に自己管理される。
以上の様にこの調光もCCフィルタ40が移動制御され
ることにより行なわれている。
次にこの調光に引続いて行なわれる露光について説明す
る。
第16図のステップ354においてまずシャツタロ0が
開駆動される。
そして次のステップ356においては直ちに露光時間制
御用のタイマがスタートされ、ステップ358ではその
タイマのタイムアツプが監視されている。
さらにこのステップ358でタイマがタイムアツプした
との判定が行なわれたときには、ステップ360へ進ん
でシャッタ60が直ちに閉駆動される。
そしてステップ362においては次コマの露光のために
印画紙12の駆動が開始されてその高速化が図られてお
り、ステップ364においてはその紙送りの終了が監視
されている。
さらにこのステップ364においてその紙送りが終了し
たとの判定が行なわれたときにはステップ366へ進み
、CCフィルタ40の成分色フィルタ片42A、42B
、42Cが所定の目標位置へ移動ぎれ、次コマ露光のた
めの準備が行なわれる。
以上の様にして印画紙12に対する露光が行なわれると
、現像機14に露光された印画紙12が供給されて現像
処理が行なわれるが、この現像機14側においては、現
像液の疲労などによりその現像条件が変化する。
この現像条件変動は以下の現像管理が行なわれることに
より本カラープリンターシステム側において吸収されて
おり、これにより現像機14の現像結果が一定化されて
いる。
」−記現像条件の変動を吸収するために2種類の現像管
理処理が用意されており、これらのうちいずれかが選択
される。次にそれらの現像管理を順次説明する。
まず一方の現像管理が選択された場合には、その動作開
始指令がキイボード72が操作されて処理回路26に供
給され、第17図のルーチンが開始される。
その最初のステップ374においては後述する基準デー
タの有無が判定yれており、このステップ374で基準
データがあるとの判定が行なわれたときにはそのデータ
がステップ376でセットされる。
そしてステップ378では露光ランプ16の点灯制御が
行なわれ、ステップ380ではCCフィルタ40の駆動
制御で露光ランプ16による放射光に対する調整が行な
われ、目標の量、色となる様に光源光が調整される。
その後フィルタ移動台52にサンプルプリントがセット
されてこれが露光光路上に移動される。
このサンプルプリントは以下の様にして予め用意されて
いる。
第18図においてステップ382では成分色フィルタ片
42A、42B、42Cが所定の目標位置へ駆動される
その際、露光光路上にはネガフィルムがセットされてお
らず、フィルタ移動台52が空の状態とされている。あ
るいは素現ネガまたはNDフィルタ(入力波長の変化に
かかわらず透過光のレベルが一定なもの)がフィルタ移
動台52にセットされて露光光路上に移動されている。
そしてCCフィルタ40の位置は、フィルタ移動台52
が空とされている場合には露光光が所定の光量であって
プレイとなる位置とされており、素現ネガまたはNDフ
ィルタが使用される場合には全開位置とされている。
この様にしてCCフィルタ40の成分色フィルタ片42
A、42B、42Cが各々所定の位置に駆動されると、
第18図のステップ384においては受光ユニット68
A、68B、68C168D、68E、68Fにより光
源調整光または透過光が測光される。なおこの測光は前
記第13図の手順に従って行なわれている。
そして次のステップ386においては上記ステップ38
4で得られた測定値が目標値と一致しているか否かが判
定されており、このステップで両者が一致していないと
の判定が行なわれたときにはステップ388へ進む。
このステップ388では目標値に対する測光値の偏差が
算出されており、次のステップ390ではその偏差に基
づいてCCフィルタ40の駆動目標位置に関する補正量
が算出され、前記ステップ382へ戻る。
この様にして目標の量及び質に印画紙12に対する照射
光が調整されたことがステップ386で確認されると、
ステップ392においては前述と同様な露光が行なわれ
、本ルーチンが終了される。
その後、上記露光が行なわれた印画紙12が現像機14
に供給されて現像処理が行なわれ、これにより前記サン
プルプリントが得られる。
なお、フィルタ移動台52にセットされる際においては
その大きさに合わせてそのサンプルプリントが予め切断
される。
以上のサンプルプリントか露光光路上にセットされると
、第17図のステップ394においては前記第12図の
測光が行なわれてサンプルプリントの透過濃度が受光ユ
ニット68A、68B、68C168D、68E、68
Fにより測定される。
そして次のステップ396においては上記ステップ39
4で測定されたサンプルプリントの透過濃度と前記ステ
ップ376でセットgれた基準データとが比較される。
この基準データは標準の現像仕上りとされたプリントの
透過濃度であり、予め固定データとして用意されており
、あるいは測定結果が教示されている。
ざらにステ゛ンプ398においては−に記ステップ39
6の比較結果、すなわち上記両透過濃度の差により露光
条件の補正が可能であるか否かが判定されている・ このステップ398においてその補正が可能であるとの
判定が行なわれた場合には、ステップ400に進み、そ
の差に応じて露光条件が補正される。
またステップ398で補正が不可能であるとの判定が行
なわれた場合にはステップ402に進み、表示器74で
警報表示が行なわれる。
なお本実施例においては、露光時間が補正されることで
露光条件が補正されており、これにより現像機14の現
像条件が本カラープリントシステムにおいて吸収されて
いる。
次に他方の現像管理が選択された場合について説明する
この場合においては標準露光された印画紙12が予め用
意されており、これが現像機14で予め現像される。な
お、この印画紙12はプリントメーカーなどから予め供
給されている。
そしてこの印画紙12がフィルタ移動台52にセットさ
れて露光光路上に移動された後、前記第17図のステッ
プ394以下の処理が行なわれる。なお、基準となるデ
ータがその際に用意されていない場合には標準現像され
たプリントがフィルタ移動台52にセットされて露光光
路上に移動された後、前記ステップ408が行なわれて
基準データが測定される。
以上のいずれかの現像管理が行なわれることにより現像
機14の現像条件変動分が本プリンタシステムにおいて
露光時間変更という形で吸収される。
なお前者の現像管理に。おいては露光が行なわれるので
、現像条件の変動分に加えて露光条件の変動分も吸収さ
れ、最終的な現像什トリ状態が一定となる。
また後者の現像管理によれば、現像機14側の現像条件
変動分のみを抽出でき、このため前記ステップ402で
発せられる警報が現像条件変動のみを原因とすることを
確認できる。
以上説明した様に本実施例によれば、受光信号のサンプ
リングが所定周期で変化する点灯電流に同期して行なわ
れるので、点灯電流の周期的な変化にもかかわらず常に
安定した測光値を得ることが可能である。
その結果、同一のネガフィルムであっても、常に一定の
露光結果を得ることが可能となる。
また、スイッチング信号発生回路により交流型がtを点
灯電流に変換する主回路が露光電源に設けられ、トラン
スなどを用いることなく露光ランプが該主回路で点灯さ
れるので、露光電源を安価に構成することが可能である
さらに、位相検出器を簡単なコンパレータ、ゼロクロス
検出器で構成できるので、システムの製造に要する費用
を増加させることはない。
また本実施例によれば、露光ランプのみを視野とする受
光器の受光信号が露光ランプの点灯制御にフィートノし
ンク信号として用いられるので、光源光を常に一定の目
標光量に制御することが可能である。
さらに、受光器が露光ランプのみを視野とされているの
で、CCフィルタで反射しその移動により変化する反射
光(光源光の数パーセント)がこの受光器に入射するこ
とはなく、このためCCフィルタが移動されても上記光
量制御を正確に行なうことが可能となる。
そして、上記受光器を露光ランプから遠ざけることが可
能であるので、この受光器に高感度で正確な検出が可能
な半導体のものを使用でき、このため上記光量制御の精
度を更に高めることが可能となる。
なお、第1図の光学系38は、第24図、第25図、第
26図に各々示される様にグラスファイバ90を用いて
、また内周面が黒色に着色された筒体92を用いて、さ
らにミラー94を用いて構成することも可能である。更
に、受光器の受光面前方にはその受光リニアリティを確
保するためにフィルタ、スリットなどの光減衰手段を配
設することが好適である。
さらに本実施例によれば、ネガフィルムの中央に指向さ
れ、その中心を通過する垂線の周囲に複数のカラー受光
ユニットが対称に配置されているので、ネガフィルムに
色男向性(ネガフィルムが回転されたときにカラー受光
量に差異が生ずること)があっても、同一の露光結果を
得ることが可能である。
また、各カラー受光ユニットに設けられた成分色受光器
も対称に配置されているので、さらに一定の露光結果を
得ることが可能である。
なお、各カラー受光ユニットの受光面前方に各成分色受
光器共通の光学系のみが設けられる場合であって、各成
分色受光器の受光面に部分的に結像するときには、各集
光レンズのカラー受光ユニット側に光混合器を設けて各
成分色受光器に一様な光を入射させることが好適である
そして本実施例によれば、光源管理、測光、調光がCC
フィルタの移動制御のみで行なわれるので、カットフィ
ルタ、スキャナ測光装置が使用されることはなく、この
ためシステムを安価に構成することが可能となる。
また、光源管理においては、前記、!!i準特性に従う
制御により常に基準の量、色となる光源光を得ることが
可能である。
さらに、自動的に上記基準特性が生成されるので、これ
を予め用意する必要はなく、このためそのときのシステ
ム状態に応じて最適な基準特性を得ることが可能である
なお、最適な基準特性が学習されるので(ステップ28
B)、常に良好な光源光を得ることが可能となる。
そして、極めて良好な露光結果が必要とされる場合には
前記基準ネガフィルムを用いて基準特性を生成すること
が好適であり、またこれを用いずに基準特性を生成すれ
ば(ステップ264)、ネガフィルムの種類ごとに基準
ネガフィルムを用意する必要はなく、全ての種類のネガ
フィルムにその基準特性を適用することが可能となる。
さらに、測光においては、CCフィルタが所定位置に移
動制御されて測光が行なわれるので、安定した測光値を
得ることが可能となる。
そしてCCフィルタの測光用位置を複数に設定すれば、
さらに安定した測光結果を得ることが可能となる。
なお、この測光が光源の変動に同期して行なわれるので
、正確な測光値が得られ、またこのことは光源制御、光
源管理においても同様であり、常に一定な光源光が得ら
れる。
そして、調光においては、任意色の露光用光源光を得る
ことが可能であり、また画質の向上を図ることも可能と
なり、さらにその速度も向トできる。
また本実施例によれば、調光時においてccフィルタが
その調光範囲を越える場合には、露光時間がステップ的
に変更され、その露光時間についての前記特性C,M、
Yに基づき調光が行なわれるので、その特性C,M、Y
に相反則不軌を盛込むことが可能となり、所望の露光結
果が得られる。さらにその値が各露光時間において一定
となるので、この演算が容易となり、その演算速度を向
上させることが可能となる。
さらに本実施例によれば、現像機側で現像条件が液疲労
などで変化してもこれが本プリンタシステム側で吸収さ
れるので、この変化に対する現像機管理処理に経験が必
要でなく、したがってその取扱いを容易化できる。
なお、現像機側の現像条変動分がプリンタシステム側で
吸収できなくなった場合には、本実施例の様に警報を発
する様にすることが好ましい。
そして本実施例によれば、標準露光時間、RGBバラン
ス、そしてスロープ特性などのセットアツプ条件が固定
データとして与えられているので、ユーザー側でのシス
テム設置時において直ちにシステムの稼動が可能であり
、またこのセットアツプは経験を要することなく容易に
行なえる。
さらにスロープ処理は、第21図に示される様に曲線状
のスロープ特性502を用いて行なえるので、この特性
502を第20図の感光特性に一致させることにより正
確な露光量をめることが可能となる。
また本システムは光源管理などが自動的に行なわれ、そ
の特性、性能の経時的変化が防止されてフルコレクショ
ン化されているので、常に初期と同様な稼動状態が得ら
れる。
[発明の効果] 以上説明した様に本発明によれば、各受光ユニットが相
異なる成分色光を各々検出できるので、各成分色測光値
の変化を抑制することが可能となり、その結果、カラー
プリンタシステムでは常に色みの同一な仕上りが得られ
る。
さらにこの発明において、対となる受光ユニット内で各
成分色光についての成分色受光器をネガフィルムの周囲
に対称配置すれば、各成分色測光値の変化を更に抑制す
ることが可能となる。
なお、各成分色についての総桧出量が均一となる数に各
成分色の成分色受光器の総数を設定すれば、各成分色測
光値のレベル合せを容易化できる
【図面の簡単な説明】
第1図はカラープリンタシステムの全体構成が説明図、
第2図、第3図は位相検出器の回路構成図、第4図は受
光ユニットの指向方向説明図、第5図、第6図は受光ユ
ニット及び成分色受光器の配置位置説明図、第7図、第
8図、第9図、第10図、第11図、第12図、第13
図、第14図、第15図、816図、第17図、第18
図は第1図カラープリンタシステムの作用説明用のフロ
ーチャート図、第19図は基準特性のグラフ図、第20
図はネガフィルムの感光特性図、第21図はスロープ特
性図、第22図はスロープ処理説明用フローチャート図
、第23図は露光内容変更作用を説明するグラフ図、第
24図、第25図、第26図は受光器の視野を制限する
光学系の構成説明図である。 26・・・処理回路、 40−− ・CCフィルタ、 44A、44B、44Cφ拳・ステンプモータ、46・
・・駆動電源、 50・・・ネガフィルム、 68A、68B、68C168D、68E、68F・・
・受光ユニット、 70B、70G、70R・・・成分色受光器。 代理人 弁理士 中 島 淳 第2図 第4図 第5図 第6図 第9図 第10図 第20図 第21図 第22図 第23図、 第24図 第25図 ス4 第26図 昭和59年 7月 6日 4、+f許庁長宮殿 1、事件の表示 昭和59年 特許願 第077293号2 発明の名称 ネガフィルム透過光測定装置 3 補正をする者 事件との関係 山願人 住 所 神奈用県南足柄市中1/1210番地名 称 
(520)富士写真フィルム株式会社代表渚 大曲 實 4、代理人 住 所 東京都渋谷区代々木二丁目20番12号6、補
正の対象 明細書の1発明の詳細な説明」の欄7、補正
の内容 別紙添付の通り。 補fの内容 (1)明細書第6頁第19行〜20行(7)r42A(
赤 )、42B(緑 ) 、 42C(青 ) 」 を
 [42A (シフ7)、42B (マゼ7り) 、4
2C(イエロー)」に改める。 (2)明細書第44頁第19行の「露光時間」を1′露
光光源光jに改める。 (3)明細書第45頁第19行の「n光時間変更」を「
露光光源光変更」に改める。 以]−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、ネガフィルムの周囲に対称配置されネガフィル
    ムに指向された受光ユニット対を備え、各受光ユニット
    は相異なる成分色光を各々検出する複数の成分色受光器
    を有することを特徴とするネガフィルム透過光測定装置
    。 (2、特許請求の範囲第(1)項に記載された装置にお
    いて、対となる受光ユニットにおける各成分色光につい
    ての成分色受光器はネガフィルムの周囲に対称配置され
    た、ことを特徴とするネガフィルム透過光測定装置。
JP59077293A 1984-04-17 1984-04-17 ネガフイルム透過光測定装置 Expired - Fee Related JPH0690404B2 (ja)

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JP59077293A JPH0690404B2 (ja) 1984-04-17 1984-04-17 ネガフイルム透過光測定装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS54110829A (en) * 1978-01-26 1979-08-30 Agfa Gevaert Ag Method and apparatus for determining exposure amount to copy color original
JPS55129335A (en) * 1979-03-09 1980-10-07 Agfa Gevaert Ag Method and device for identifying film type

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