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JPS6021548B2 - 積層シ−トの製造方法 - Google Patents

積層シ−トの製造方法

Info

Publication number
JPS6021548B2
JPS6021548B2 JP54103286A JP10328679A JPS6021548B2 JP S6021548 B2 JPS6021548 B2 JP S6021548B2 JP 54103286 A JP54103286 A JP 54103286A JP 10328679 A JP10328679 A JP 10328679A JP S6021548 B2 JPS6021548 B2 JP S6021548B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plastisol
layer
laminated sheet
semi
coating layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP54103286A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5627341A (en
Inventor
正信 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ikeda Corp
Original Assignee
Ikeda Bussan Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ikeda Bussan Co Ltd filed Critical Ikeda Bussan Co Ltd
Priority to JP54103286A priority Critical patent/JPS6021548B2/ja
Publication of JPS5627341A publication Critical patent/JPS5627341A/ja
Publication of JPS6021548B2 publication Critical patent/JPS6021548B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 ‐ 本発明は自動車・建築物等の壁、天井、床等、特に
自動車のトランクマット、扉内張りに使用される熱可塑
合成樹脂発泡層と多孔性表装材とを貼合わせた積層シー
トの製造方法に関するものである。
従来、この種の積層シートを製造する方法を第1図に基
づいて説明すれば、機型紙1上にドクターナイフ2によ
ってポリ塩化ビニル(PVC)ペースト3Aのような熱
可塑性合成樹脂ペーストが塗布され、加熱炉4において
該PVCペースト3Aが加熱されてゲル化発泡し、発泡
層3およびスキン層3′が形成され、該発泡層3表面に
ドクターナイフ5によって接着剤6が塗布され、線出し
ロール7,7A,7Bを介して不織布8のような多孔性
表装材が操出され、該不織布8は重合ロール9によって
発泡層3面に接着剤6を介して貼着せられる。
乾燥炉10を通して接着剤6を乾燥せしめ、ロール11
で雛型紙1を剥離し、ロール12に巻取った後カッター
13によって所定の寸法に裁断する。かくして第2図に
示すようなPVC発泡層3と不織布8とを接着剤6を介
して貼合わせた積層シートを得る。上記万法によれば接
着剤を必要とし、それにともない接着剤の乾燥炉による
乾燥が必要である。
また、接着剤を用いても発泡層と表装材との接着強度は
大きくない。本発明は接着剤を用いず、従って乾燥炉に
よる乾燥工程も必要でなく、かつ発泡層と表装材との−
接着強度が大きな積層シートの製造方法を提供すること
を目的とし、ペーストレジンに代えてプラスチゾルを用
いることを骨子とするものである。
本発明は第3図以下に基づいて詳細に説明する。工程1
においては、離型紙21等の離型基村上にリバースロー
ルコーター22によって発泡剤をタ添加したプラスチゾ
ル23Aが塗布される。
リバースロールコーターを用いればプラスチゾル23A
離型紙上に厚く塗布される。勿論、リバースロールコー
ター以外ドクター、フローコーター等の他の塗装装置も
使用されてよい。本発明に用いられるブラスチゾルは、
PVC、ポリスチロール、ポリメタクリレート、スチレ
ンーブタジェン樹脂、アクリロニトリルースチレンープ
タジェン樹脂等の熱可塑性合成樹脂を可塑剤と混練した
ペーストレジンを可塑剤のみに懸濁せしめたものであり
、所望なれば上記プラスチゾルには発泡剤が添加せられ
る。
例えば、発泡剤を添加したPVCプラスチゾルの配合例
を示すと、下記の如くである。PVCペースト
10の重量部可塑剤(ジオクチルフタレ
ート) 70 〃発泡剤(アゾジカルホンアミド)3
〜5 〃安定剤 2〜3 〃顔
料 0〜1〃工程2においては、工程1で
磯型紙20上に塗布したプラスチゾル23Aを加熱炉2
4で加熱して半ゲル化させる。
かくして第4図にすように離型紙21側にスキン層23
′を形成したプラスチゾルの半ゲル化層23Bが得られ
る。上記配合のPVCプラスチゾルを用いた場合、加熱
温度は約180oo前後とする。工程3においては、工
程2においてプラスチゾル23Aの半ゲル化層238上
に塗布剤を添加したプラスチゾル26Aを塗布する。
プラスチゾル26Aを塗布するには、ドクターナイフ2
5、リバース。ールコーター、フローコーター等、周知
の塗装装置が用いられる。工程4においては、操出しロ
ール27,27A,27Bから不織布28が操出され、
該不織布28は押圧ロール29によってプラスチゾル塗
布層26A上に圧着される。
この際4半ゲル化層23Bは流動性を示さないから押圧
ロール29による押圧力によっても流動変形を起さず、
またプラスチゾル塗布層26Aは流動性を有するから、
不織布28の接着面に若干鯵透して第5図に示すように
鯵透層26Bが形成される。不織布28に代えて他の通
気性の表装材、例えばシュートフェルト、布地、トリコ
ット等が用いられてよい。第5図に示す積層並は、次い
で加熱炉30にて加熱され、プラスチゾル23Aの半ゲ
ル化層23Bおよびプラスチゾル塗布層26Aは完全に
ゲル化発泡して一体化され、発泡層23となる。その後
雛型紙21をロール31で剥離し、。ール32に巻取り
、積層物はカッター33で所定の寸法に裁断され、かく
して第6図に示すような断面構造を有する簾層シ−トを
得る。第6図に示す積層シートにおいては発泡層23が
不織布28の接着面に若干食い込んだ食い込み部28′
が存在するから、接着剤を用いずとも発泡層23と不織
布28との接着は強固である。本発明は、上記したよう
に離型基材に塗布したプラスチゾルを加熱して半ゲル化
するから通気性表装材を重合する場合の押圧力が及ぼさ
れても該半ゲル化層は流動性を示さず変形が起らないし
、低粘度のプラスチゾル塗布層上に通気性表装材を重合
するから、プラスチゾル塗布層が通気性表装材に食い込
んで接着剤を使用しなくても層間密着強度の大きな製品
が得られる。
また、プラスチゾル塗布層に表装材を重合してのち加熱
して発泡ゲル化させても発泡剤の分解ガスは表装材が通
気性を有するから容易に表装材を通過でき、従って発泡
の際の脱気も容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の工程図、第2図は従来の積層シートの側
断面図、第3図は本発明の一実施例の工程図第、第4図
は工程2終了後の側断面図、第5図は工程4終了後の側
断面図、第6図は本発明の積層シートの側断面図である
。 図中、21・・・・・・離型紙、23・・・・・・発泡
層、23A……プラスチゾル、23B……プラスチゾル
の半ゲル化層、25A・・・・・・発泡剤を添加したプ
ラスチゾル、28・・・・・・不織布、29・・・・・
・押圧ロール。 才1隣才2図 才3図 才4図 才5図 ズ6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 発泡剤を添加するかもしくは添加しないプラスチゾ
    ルを離型基材に塗布する工程1。 工程1の塗布層を加熱して半ゲル化する工程2。 工程2で半ゲル化した塗布層上に発泡剤を添加したプ
    ラスチゾルを塗布する工程3。 工程3の塗布層上に通気性表装材を重合した後押圧ロ
    ールにて押圧する工程4。 工程4の重合物を加熱してプラスチゾル層をゲル化発
    泡せしめる工程5。 離型基材を脱離せしめ所定寸法に裁断する工程6。 以上の工程1,2,3,4,5,6からなる積層シー
    トの製造方法。
JP54103286A 1979-08-13 1979-08-13 積層シ−トの製造方法 Expired JPS6021548B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP54103286A JPS6021548B2 (ja) 1979-08-13 1979-08-13 積層シ−トの製造方法

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JP54103286A JPS6021548B2 (ja) 1979-08-13 1979-08-13 積層シ−トの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5627341A JPS5627341A (en) 1981-03-17
JPS6021548B2 true JPS6021548B2 (ja) 1985-05-28

Family

ID=14350066

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JP54103286A Expired JPS6021548B2 (ja) 1979-08-13 1979-08-13 積層シ−トの製造方法

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58173254A (ja) * 1982-03-31 1983-10-12 松下電工株式会社 床材
JPS62192250A (ja) * 1986-02-19 1987-08-22 Kiriyuu Kikai Kk ブレーキ用ディスクロータの回転鋳造法
JPH0312441Y2 (ja) * 1986-06-09 1991-03-25
EP1638750B1 (en) * 2003-06-24 2012-08-22 Aspen Aerogels Inc. Methods to produce gel sheets

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4937583A (ja) * 1972-08-07 1974-04-08

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JPS4937583A (ja) * 1972-08-07 1974-04-08

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JPS5627341A (en) 1981-03-17

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