JPS60156025A

JPS60156025A - 光フアイバケ−ブル

Info

Publication number: JPS60156025A
Application number: JP59011739A
Authority: JP
Inventors: Yoshikazu Fuse; 布施　嘉一
Original assignee: Fujikura Ltd
Current assignee: Fujikura Ltd
Priority date: 1984-01-25
Filing date: 1984-01-25
Publication date: 1985-08-16

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】技術分野この発明は、複数の光フアイバ心線または光フアイバユ
ニットをテンションメンバの周囲に集合してなる光フア
イバケーブルに関する。

従来技術およびその問題点上述の構造の光フアイバケーブルの一例として図面に示
すようなものが知られている。図中符号１はケーブルの
中心に挿入されているテンションメンバである。このテ
ンションメンバ１は、その抗張力を負担する中心の鋼撚
線１ａ上に、ポリエチレンよりなるプラスチック被ｕｉ
ｉｂが一体に設けられてなるものである。そして、この
テンションメンバ１の周上には複数本の光フアイバ心線
または光フアイバユニット２・・・が撚られて集合され
ている。さらに、これら元ファイバユニット２・・・上
には押え巻きテープ３が巻回され、この押え巻きテープ
３上にはＬＡＰ被覆４が設けられている。

なお、符号５はユニット２・・・の空隙を埋める介在で
ある。

ところが、このような構造の光コアイノ（ケーブルにあ
っては、ケーブル製造中や布設中に異常な局部的外力が
加ったり、屈曲が与えられたりして、光ファイバ６取ま
たは光フアイバユニ・ント２・・・がケーブル内方に押
し付けられると、光コアイノく心線マタは光フアイバユ
ニット２・・・が損傷することがある。こ杓、は、テン
ションメンバ１のプラスチック被覆１ｂが硬いため、光
フアイバ心線または光フアイバユニット２・・・が変形
してしまうためである。すなわち、テンションメンバ１
のプラスチック被覆１ｂはポリエチレンで形成されてい
るものの厚味が２〜３關と厚く、かつ内部の硬い鋼撚線
１ａと一体化した複合材をなしているため、意外と剛性
が高くて硬く、弾性変形を起しにくくなっている。一方
、このテンションメンバ１の周囲に配設された光フアイ
バ心線または光フアイバユニット２・・・は、その外被
が一般にはポリエチレンよりも若干硬いナイロン樹脂な
どで形成されてはいるものの厚味が０．２〜０．３關程
度と薄いため、実質的にはプラスチック被覆１ｂよりも
軟かい状態となっている。したがって、光フアイバ心線
または光フアイバユニット２・・・がテンションメンバ
１のプラスチック被覆１ｂに押し付けられると、プラス
チック被覆１ｂは変形せずに光コアイノく心線または光
フアイバユニット２・・・が変形し、このため心線また
はユニット２内の光ファイバの配列が乱れて伝送損失が
増加したり、極端な場合には光ファイバが破断したりす
る問題があった。

発明の目的この発明は上記事情に鑑みてなされたもので、異常な外
力や屈曲が与えられても光フアイバ心線または光フアイ
バユニットに悪影響がなく、伝送損失の増加や光ファイ
バの破断を起すことのない光フアイバケーブルを提供す
ることを目的とするものである。

発明の構成 ″″４″（７）＊７″４パ“−ｊ／Ｌ／　ｇｉ・７″”
′　Ｉメンバのプラスチック被覆が光フアイバ心線また
は光フアイバユニットの最外被をなす材料よりも実質的
に軟質な緩衝材で形成されていることを特徴とするもの
である。

発明の第１の実施例以下、図面を利用してこの発明の第１の実施例をｄ兄明
する。

この例の元ファイバケーブルは、テンションメンバ１の
プラスチック被ｇ１ｂを、光フアイバ心線または光フア
イバユニット２の最外被を形成する材料よりも実質的に
軟質な緩衝材で形成した点に特徴がある。そして、ここ
で使用される緩衝材としては具体的には発泡ポリエチレ
ン、発泡ポリスチレン、軟質ポリウレタンフォームなど
の発泡プラスチックやフオームラバー、軟質ゴムなどの
軟質で弾性変形が容易な材料が用いられ、なかでも発泡
プラスチックが軽量、易変形、衝撃力吸収などの点（で
特に好ましい。

このような光フアイバケーブルでは、外力等を受けて光
ファイバ６森または光フアイバユニット２・・・が内方
に押し付けられても、テンションメンバ１のプラスチッ
ク被覆１ｂが軟質であり容易に変形するために、外力等
がプラスチック被覆１ｂで吸収され、心線やユニット２
・・・に無理な力がかかることがなく、心線やユニット
２・・・を損傷することがない。よって、この光フアイ
バケーブルでは、外力等を受けても伝送損失が増加した
り、光ファイバが破断したりする不都合が生じない。

発明の第２の実施例 −ところが、第１の実施例の光フアイバケーブルを低温
下に置いた場合には、光フアイバ心線または光フアイバ
ユニット２・・・が収縮してテンションメンバ１の軟質
な緩衝材で形成されたプラスチック被覆ｌｂ中に潜り込
むようにして落ち込んでしまい、このため光ファイバ心
線才たは光フアイバユニット２・・・が長手方向にうね
った状態となり、マイクロベンディングによって伝送損
失が増加する恐れがある。

そこで、この問題を避けるためこの実施例のケーブルに
あっては、光ファイバ心ｉｔたは光フアイバユニット２
の最外被を熱膨張率の小さい繊維強化プラスチック（Ｆ
Ｂ、Ｐ）で形成しである。ここで用いられるＦ　ＲＰは
、不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ジアリルフ
タレート樹脂などの熱硬化性樹脂をガラス繊維、カーボ
ン繊維などの無機質補強繊維で補強したものであって、
その熱膨張率が１〜２　Ｘ　１０−’／”Ｏ程度のもの
が好ましい。

このように、光フアイバ心線または光フアイバユニット
２の最外波をＦＲＰで形成すれば、温度変化に伴う心線
またはユニット２の伸縮が大幅に減少し、このケーブル
を低温下に置いても心線またはユニット２が収縮するこ
とがなく、シたがってテンションメンバ１の軟質の緩衝
材よりなるプラスチック被覆ｌｂ中に落ち込むようなこ
とがない。また、Ｆ′ｋＬＰ自体は、ナイロン樹脂等に
比べて強度が大きく、光ファイバの保護能力が高くなり
、好ましい。

よって、この第２の実施例のケーブルでは、異常な外力
を受けて光フアイバ心線または光フアイバユニット２・
・・が内方に押えられても、テンションメンバ１のプラ
スチック被覆１ｂが軟質であるのでその外力を吸収し、
心線またはユニット２・・・が傷けられることがなくな
るとともに、低温下に置かれても心線またはユニット２
・・・が収縮せず、プラスチック被ｇｌｂに落ち込むこ
とがなく、マイクロベンディングによって伝送損失が増
力口することがない。

発明の効果どの発明の光フアイバケーブルは、テンションメンバの
プラスチック被覆が光フアイバ心線または光フアイバユ
ニットの最外波をなす材料より実質的に軟質な発泡プラ
スチックなどの緩衝材で形成したものであるので、この
光フアイバケーブルが外力や屈曲を受けた場合にも、こ
の力は軟質な緩衝材よりなるプラスチック被覆で吸収さ
れ、心線またはユニットを損傷することがない。また、
光フアイバ心線または光フアイバユニットの最外波をＦ
ＲＰで形成すれば、温度変化による心線ま″“＝ｙ　ｌ
′（１）伸４７′７６７′・００ゝ７ｒ４ｉ４　。

ケーブルを低温下に置いた場合でも心線またはユニット
がプラスチック被覆中に沈み込むことが防止され、光フ
ァイバの曲がりが防止されてマイクロベンディングによ
る伝送損失の増加を抑えることができる。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の対象となる光フアイバケーブルの一例
を示す概略断面図である。１・・・・・・テンションメンバ、１ｂ・・・・・・プ
ラスチック被覆、２・・・・・・光フアイバ心線（また
は光フアイバユニット）。出願人藤倉電報株式会社

Claims

【特許請求の範囲】

（１）プラスチック被稜が設けられたテンションメンバ
の周囲に、光フアイバ心線または光ファイバユいて、前記プラスチック被情を、光フアイバ心線またファイバ
ケーブル。
（２）前記プラスチック被覆が発泡プラスチックである
特許請求の範囲第１項記載の光フアイバケーブル０
（３）元ファイバ心線または元ファイバユニットが、繊
維強化プラスチックで外被されたものである特許請求の
範囲第１項または第２項記載の光フアイバケーブル。