JPS6013399B2 - 無整流子電動機の起動方式 - Google Patents
無整流子電動機の起動方式Info
- Publication number
- JPS6013399B2 JPS6013399B2 JP53051025A JP5102578A JPS6013399B2 JP S6013399 B2 JPS6013399 B2 JP S6013399B2 JP 53051025 A JP53051025 A JP 53051025A JP 5102578 A JP5102578 A JP 5102578A JP S6013399 B2 JPS6013399 B2 JP S6013399B2
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- JP
- Japan
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- motor
- phase
- rotor
- commutatorless
- current
- Prior art date
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- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は高度のサーボ特性を要求される無整流子電動機
の起動方式に関するものである。
の起動方式に関するものである。
たとえばプリンタのヘッド駆動・キャリッジ駆動のよう
な無整流子電動機としては、サーボ性能対重量で従来の
2〜3倍のものが要求されるようになった。
な無整流子電動機としては、サーボ性能対重量で従来の
2〜3倍のものが要求されるようになった。
また、文字板などの位置決め用に位置検出器が必要であ
るとともに、無整流子電動機は励磁電流分配用として回
転子の角度位置検出器が必要であるが、寸法的な制限か
ら両方の検出器を設けることが困難な場合もある。位置
決め用の位置検出器の信号は単なるパルス列のようにイ
ンクリメンタルで絶対値を表わしていないため、励磁電
流分配用としてそのまま使用することはきなし、。
るとともに、無整流子電動機は励磁電流分配用として回
転子の角度位置検出器が必要であるが、寸法的な制限か
ら両方の検出器を設けることが困難な場合もある。位置
決め用の位置検出器の信号は単なるパルス列のようにイ
ンクリメンタルで絶対値を表わしていないため、励磁電
流分配用としてそのまま使用することはきなし、。
本発明は上記の問題を解決するためになされたもので、
以下に図面に示す実施例について説明する。第1図にお
いて、1は電動機、2は被駆動機、3は文字位置検出器
、4は位置比較回路、5は速度比較器、6は乗算器、7
は波形発生回路、8は電力増幅回路、9は励磁指令回路
、A,B,C,Dはそれぞれスイッチである。
以下に図面に示す実施例について説明する。第1図にお
いて、1は電動機、2は被駆動機、3は文字位置検出器
、4は位置比較回路、5は速度比較器、6は乗算器、7
は波形発生回路、8は電力増幅回路、9は励磁指令回路
、A,B,C,Dはそれぞれスイッチである。
第2図において、1川ま電動機のQ相電機子巻線、11
は8相電機子巻線で、両は電気角で90oの位置に配設
されている。
は8相電機子巻線で、両は電気角で90oの位置に配設
されている。
12は回転子で、回転界磁の磁軸の方向を示している。
1は回転子12が自然に停止している状態で、回転界磁
の磁藤とは相巻線10とは角度8領し、ている。したが
って、この角度8をその都度検出するが、ある一定角度
に固定できないと、文字位置検出器のようなインクリメ
ンタル信号からは、回転子と一定位置関係の励磁電流が
求められず、無整流子電動機としての運転が開始できな
いわけである。そこで、第2図1の状態のままの相巻線
10を直流励磁すると、回転子12は回転して第2図0
のようになる。このとき6=0で安定している場合のほ
か、a=汀のことも考えられる。このときは、わずかの
外力で回転して0=0に落ちつこうとする不安定な状態
である。このときでもさらに8相巻線11にパルス状電
流を流せば〜回転子12は急速に回転して8白0で安定
することになる。第1図にもどって、位置指令パルスが
くると、スイッチA,B,Cは開のはままスイッチDを
閉にし、電動機1のQ相巻線10を直流励磁するととも
に8相巻線にパルス状電流を流す。こうすると、前述の
とおり回転子12がひ=0の基準角度位置まで回動する
。
の磁藤とは相巻線10とは角度8領し、ている。したが
って、この角度8をその都度検出するが、ある一定角度
に固定できないと、文字位置検出器のようなインクリメ
ンタル信号からは、回転子と一定位置関係の励磁電流が
求められず、無整流子電動機としての運転が開始できな
いわけである。そこで、第2図1の状態のままの相巻線
10を直流励磁すると、回転子12は回転して第2図0
のようになる。このとき6=0で安定している場合のほ
か、a=汀のことも考えられる。このときは、わずかの
外力で回転して0=0に落ちつこうとする不安定な状態
である。このときでもさらに8相巻線11にパルス状電
流を流せば〜回転子12は急速に回転して8白0で安定
することになる。第1図にもどって、位置指令パルスが
くると、スイッチA,B,Cは開のはままスイッチDを
閉にし、電動機1のQ相巻線10を直流励磁するととも
に8相巻線にパルス状電流を流す。こうすると、前述の
とおり回転子12がひ=0の基準角度位置まで回動する
。
その後直ちにスイッチDを開にするとともにスイッチA
,Cを開にし、文字位鷹検出器3の信号を波形発生回路
7に入力する。波形発生回路7にはカウンタ・ROM等
が含まれており、カウン夕はスイッチDの関とともにリ
セットされ、文字位置検出器3の信号をカウントするよ
うになる。そして、カウント数の所定量(電動機の極数
と1回転当りのパルス数によって定まる)に従って、巻
線10,11を励磁すべき電流の方向・期間を示す波形
をROMから発生する。この波形が速度比較器5の出力
と乗算器6によって乗算され、電力増幅回路8で増幅さ
れて二相の正弦波となり、電機子のQ相・8相巻線10
,1 1を所定の順序でそれぞれ励磁し、霞動機1は無
整流子電動機として起動することになる。さらにスイッ
チBも閉にし、文字位置検出器3の信号と位置指令パル
スとを位置比較器4で比較し、所定の文字位置に位置決
め停止する。なお、電動機が二相の場合について説明し
たが「既知の二相三相変換器を付加して三相電動機にも
適用することができる。この場合は、巻線の二相を直流
で励磁し、残りの一相をパルス状電流で励磁して、回転
子を回動停止させ、この位置を基準角度位置として使用
することもできる。以上のように、本発明は電機子巻線
の少なくとも一相を直流で励磁し、残りの一相をパルス
状電流で励磁することにより、回転子を基準角度位置ま
で回動させ、引き続いて位置決め用のパルス信号の所定
パルスをカウントして電機子巻線を所定の順序で励磁す
ることにより起動・回転させるようにしたから、回転子
の角度位置検出器が不要となり、寸法的制限に支障なく
応ずることができ、小形高性能の無整流子電動機が得ら
れる特長がある。
,Cを開にし、文字位鷹検出器3の信号を波形発生回路
7に入力する。波形発生回路7にはカウンタ・ROM等
が含まれており、カウン夕はスイッチDの関とともにリ
セットされ、文字位置検出器3の信号をカウントするよ
うになる。そして、カウント数の所定量(電動機の極数
と1回転当りのパルス数によって定まる)に従って、巻
線10,11を励磁すべき電流の方向・期間を示す波形
をROMから発生する。この波形が速度比較器5の出力
と乗算器6によって乗算され、電力増幅回路8で増幅さ
れて二相の正弦波となり、電機子のQ相・8相巻線10
,1 1を所定の順序でそれぞれ励磁し、霞動機1は無
整流子電動機として起動することになる。さらにスイッ
チBも閉にし、文字位置検出器3の信号と位置指令パル
スとを位置比較器4で比較し、所定の文字位置に位置決
め停止する。なお、電動機が二相の場合について説明し
たが「既知の二相三相変換器を付加して三相電動機にも
適用することができる。この場合は、巻線の二相を直流
で励磁し、残りの一相をパルス状電流で励磁して、回転
子を回動停止させ、この位置を基準角度位置として使用
することもできる。以上のように、本発明は電機子巻線
の少なくとも一相を直流で励磁し、残りの一相をパルス
状電流で励磁することにより、回転子を基準角度位置ま
で回動させ、引き続いて位置決め用のパルス信号の所定
パルスをカウントして電機子巻線を所定の順序で励磁す
ることにより起動・回転させるようにしたから、回転子
の角度位置検出器が不要となり、寸法的制限に支障なく
応ずることができ、小形高性能の無整流子電動機が得ら
れる特長がある。
第1図は本発明実施例のブロック図、第2図は同じく説
明図である。 iは電動機、2は被駆動機、3は文字位置検出器「 4
は位置比較回路、5は速度比較器、6は乗算器、7は波
形発生回路、8は電力増幅器、9は励磁指令回路、A,
B,C,Dはそれぞれスイッチ、10はQ相電機子巻線
、11はB相電機子巻線、12は回転子である。第1図 第2図
明図である。 iは電動機、2は被駆動機、3は文字位置検出器「 4
は位置比較回路、5は速度比較器、6は乗算器、7は波
形発生回路、8は電力増幅器、9は励磁指令回路、A,
B,C,Dはそれぞれスイッチ、10はQ相電機子巻線
、11はB相電機子巻線、12は回転子である。第1図 第2図
Claims (1)
- 1 位置決め用のパルス信号により位置決めをする無整
流子電動機において、電動機の巻線の少くとも一相を直
流で励磁するとともに残りの一相をパルス状の電流で励
磁することにより、回転子を基準角度位置まで回動させ
、この位置から各相巻線を所定の順序で励磁して無整流
子電動機として運転するようにした無整流子電動機の起
動方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53051025A JPS6013399B2 (ja) | 1978-04-27 | 1978-04-27 | 無整流子電動機の起動方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53051025A JPS6013399B2 (ja) | 1978-04-27 | 1978-04-27 | 無整流子電動機の起動方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54142514A JPS54142514A (en) | 1979-11-06 |
JPS6013399B2 true JPS6013399B2 (ja) | 1985-04-06 |
Family
ID=12875257
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53051025A Expired JPS6013399B2 (ja) | 1978-04-27 | 1978-04-27 | 無整流子電動機の起動方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6013399B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61247544A (ja) * | 1985-04-26 | 1986-11-04 | Tokyo Tatsuno Co Ltd | 給油装置 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0642796B2 (ja) * | 1981-12-30 | 1994-06-01 | ソニー株式会社 | ブラシレスモ−タの駆動回路 |
JPH063995B2 (ja) * | 1984-12-25 | 1994-01-12 | 松下電器産業株式会社 | 無刷子電動機 |
-
1978
- 1978-04-27 JP JP53051025A patent/JPS6013399B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61247544A (ja) * | 1985-04-26 | 1986-11-04 | Tokyo Tatsuno Co Ltd | 給油装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54142514A (en) | 1979-11-06 |
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