JPS5915087Y2 - 高出力ガスレ−ザ管 - Google Patents
高出力ガスレ−ザ管Info
- Publication number
- JPS5915087Y2 JPS5915087Y2 JP1975149283U JP14928375U JPS5915087Y2 JP S5915087 Y2 JPS5915087 Y2 JP S5915087Y2 JP 1975149283 U JP1975149283 U JP 1975149283U JP 14928375 U JP14928375 U JP 14928375U JP S5915087 Y2 JPS5915087 Y2 JP S5915087Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- gas laser
- thin
- power gas
- laser tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Lasers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、水冷二重管構造を必要とする高出力ガスレー
ザ管に関する。
ザ管に関する。
ガラス製の細管を持ち、両端に同軸的に電極を配した水
冷用の外筒を持つ二重管構造の高出力用ガスレーザ管に
おいて、従来細管と電極は隔離された位置に配置され、
かつ電極内径はレーザモードボリュームを限外すること
のないよう細管内径より大きくなっていた。
冷用の外筒を持つ二重管構造の高出力用ガスレーザ管に
おいて、従来細管と電極は隔離された位置に配置され、
かつ電極内径はレーザモードボリュームを限外すること
のないよう細管内径より大きくなっていた。
しかし、レーザ出力、２００Ｗを越える位になると、共
振器内のレーザの散乱光あるいは回折光か細管の終端の
角に当って、この部分を局部的に高温に加熱し、そのた
め細管にクラックを生したりして破損するとか、またこ
の角部分が軟化して細管の内側にめくり込んだりし、そ
の結果放電が不安定になるという欠点があった。
振器内のレーザの散乱光あるいは回折光か細管の終端の
角に当って、この部分を局部的に高温に加熱し、そのた
め細管にクラックを生したりして破損するとか、またこ
の角部分が軟化して細管の内側にめくり込んだりし、そ
の結果放電が不安定になるという欠点があった。
本考案の目的は、細管端部の局部的温度上昇を防止して
長時間、安定した高出力の連続動作が可能な高出力ガス
レーザ管を提供することにある。
長時間、安定した高出力の連続動作が可能な高出力ガス
レーザ管を提供することにある。
即ち、本考案は、円筒状電極の外側面が細管の終端の内
壁に密着または封着され、かつ細管の終端と円筒状電極
の端がほぼ同一端面に揃うように設けた構造をもつもの
で、細管終端が従来のようなガラス製の細管ではなく、
金属製の円筒状電極となっているため、レーザビームが
この金属製の円筒状電極の端に当っても、発生する熱は
電極全体に拡散するとともに広い面積で密接あるいは、
封着した水冷細管に伝わり冷却されるため従来のように
ガラス細管の場合と異なり、細管はもとより、円筒状電
極もほとんど劣化しない。
壁に密着または封着され、かつ細管の終端と円筒状電極
の端がほぼ同一端面に揃うように設けた構造をもつもの
で、細管終端が従来のようなガラス製の細管ではなく、
金属製の円筒状電極となっているため、レーザビームが
この金属製の円筒状電極の端に当っても、発生する熱は
電極全体に拡散するとともに広い面積で密接あるいは、
封着した水冷細管に伝わり冷却されるため従来のように
ガラス細管の場合と異なり、細管はもとより、円筒状電
極もほとんど劣化しない。
つぎに図面を参照して本考案を詳細に説明する。
従来の水冷高出力ガスレーザ管は、第１図に示すように
、ガラス製の細管２の外側は同軸的に外管１を有し、こ
の内管と外管の間に注入口３、排出口４を通して冷却水
を流し、高温度になる内側の細管２を冷却する二重管構
造となっている。
、ガラス製の細管２の外側は同軸的に外管１を有し、こ
の内管と外管の間に注入口３、排出口４を通して冷却水
を流し、高温度になる内側の細管２を冷却する二重管構
造となっている。
そしてその電極構造は、細管２の中央部に陽極５が設け
られ、細管２の両端部には、レーザモードボリュームを
阻害することのないように、細管２の外径よりも大きな
内径を有する筒状の陰極６が、細管端部を包む如く設け
られている。
られ、細管２の両端部には、レーザモードボリュームを
阻害することのないように、細管２の外径よりも大きな
内径を有する筒状の陰極６が、細管端部を包む如く設け
られている。
もち論、陰極６が設けられた部分の外囲管は膨大した形
にされており、その開口端部には、共振ミラー７をとり
つけたシンバル８がＯリング（図示せず）を介在させて
気密にとりつけられている。
にされており、その開口端部には、共振ミラー７をとり
つけたシンバル８がＯリング（図示せず）を介在させて
気密にとりつけられている。
このような従来形の高出力レーザ管にあっては、レーザ
出力が２００Ｗを越える位いになると、共振器内のレー
ザの散乱光あるいは回折光が細管２の端部の角に当って
、この部分を局部的に高温に加熱し、そのため細管にク
ラックが生じて破損するとか、また縁端角部分が軟化し
て細管の内側にめくり込み、放電を不安定にするという
欠点があった。
出力が２００Ｗを越える位いになると、共振器内のレー
ザの散乱光あるいは回折光が細管２の端部の角に当って
、この部分を局部的に高温に加熱し、そのため細管にク
ラックが生じて破損するとか、また縁端角部分が軟化し
て細管の内側にめくり込み、放電を不安定にするという
欠点があった。
第３図は本考案実施例の要部拡大図であり、細管２の両
端は従来のようなガラス製の細管で終端されるのと異な
り、円筒状陰極６が細管２の両端の内側に密着あるいは
封着されてしかも細管２の終端と円筒状陰極６の端がほ
ぼ同一端面に揃うように設けられているため、細管２の
両端が円筒状陰極７で終端された形になっている。
端は従来のようなガラス製の細管で終端されるのと異な
り、円筒状陰極６が細管２の両端の内側に密着あるいは
封着されてしかも細管２の終端と円筒状陰極６の端がほ
ぼ同一端面に揃うように設けられているため、細管２の
両端が円筒状陰極７で終端された形になっている。
このように、本考案によれば細管の両路端が金属製の円
筒状陰極であるので、従来のようなガラス製の細管で終
端されているのに比較し、レーザビームによりけられて
も、これによる電極６の発熱は電極６全体に速やかに拡
散するとともに密着した細管の外側の冷却水により冷却
されるため、細管終端の劣化がほとんどなくなり、レー
ザ管の寿命が向上する。
筒状陰極であるので、従来のようなガラス製の細管で終
端されているのに比較し、レーザビームによりけられて
も、これによる電極６の発熱は電極６全体に速やかに拡
散するとともに密着した細管の外側の冷却水により冷却
されるため、細管終端の劣化がほとんどなくなり、レー
ザ管の寿命が向上する。
なお、実験の結果、第２図と同様の構造のガスレーザ管
と、第１図の従来のガスレーザ管との寿命を比較したと
ころ、連続出力３００ Ｗ動作で、従来のガスレーザ管
の寿命が、数十時間に対して、本考案の構造を具備した
ガスレーザ管の寿命は千時間以上であった。
と、第１図の従来のガスレーザ管との寿命を比較したと
ころ、連続出力３００ Ｗ動作で、従来のガスレーザ管
の寿命が、数十時間に対して、本考案の構造を具備した
ガスレーザ管の寿命は千時間以上であった。
以上の例よりもわかる通り、本考案によるガスレーザ管
は従来のガスレーザ管に比較し、２００Ｗ以上の高出力
用ガスレーザ管として、寿命が１ケタ向上しており、そ
の効果顕著なものがあるといえる。
は従来のガスレーザ管に比較し、２００Ｗ以上の高出力
用ガスレーザ管として、寿命が１ケタ向上しており、そ
の効果顕著なものがあるといえる。
第１図は従来の高出力ガスレーザ管の断面図、第２図は
本案の高出力ガスレーザ管の要部断面図である。 １・・・・・・外管、２・・・・・・細管、３・・・・
・・給水口、４・・・・・・排水口、５・・・・・・陽
極ピン、６・・・・・・陰極、７・・・・・・共振ミラ
ー８・・・・・・シンバルマウント。
本案の高出力ガスレーザ管の要部断面図である。 １・・・・・・外管、２・・・・・・細管、３・・・・
・・給水口、４・・・・・・排水口、５・・・・・・陽
極ピン、６・・・・・・陰極、７・・・・・・共振ミラ
ー８・・・・・・シンバルマウント。
Claims (1)
- 水冷二重管構造の高出力ガスレーザ管において、水冷さ
れる細管の終端内側に、外側筒面が前訃細管の内壁に密
着または封着し、かつ細管端とほぼ同一端面を形成する
ように円筒状電極を設けたことを特徴とする高出力ガス
レーザ管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1975149283U JPS5915087Y2 (ja) | 1975-10-31 | 1975-10-31 | 高出力ガスレ−ザ管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1975149283U JPS5915087Y2 (ja) | 1975-10-31 | 1975-10-31 | 高出力ガスレ−ザ管 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5262085U JPS5262085U (ja) | 1977-05-07 |
| JPS5915087Y2 true JPS5915087Y2 (ja) | 1984-05-04 |
Family
ID=28628770
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1975149283U Expired JPS5915087Y2 (ja) | 1975-10-31 | 1975-10-31 | 高出力ガスレ−ザ管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5915087Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5878481A (ja) * | 1981-11-04 | 1983-05-12 | Kimmon Electric Co Ltd | 金属蒸気レ−ザ− |
| KR20240067239A (ko) | 2021-09-30 | 2024-05-16 | 샌트랄 글래스 컴퍼니 리미티드 | 비수전해액, 비수전해액 전지, 화합물 및 비수전해액용 첨가제 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4833975U (ja) * | 1971-08-30 | 1973-04-24 |
-
1975
- 1975-10-31 JP JP1975149283U patent/JPS5915087Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4833975U (ja) * | 1971-08-30 | 1973-04-24 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5262085U (ja) | 1977-05-07 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3606149B2 (ja) | 光源装置 | |
| US5128589A (en) | Heat removing means to remove heat from electric discharge lamp | |
| JPS5915087Y2 (ja) | 高出力ガスレ−ザ管 | |
| JP2802683B2 (ja) | メタルハライド放電ランプ | |
| JPH0845472A (ja) | 電極水冷型放電灯 | |
| JP2725493B2 (ja) | 空冷式アルゴンイオンレーザ管 | |
| US4912719A (en) | Ion laser tube | |
| JPH08250071A (ja) | ランプおよび光源装置 | |
| JP2004127665A (ja) | ショートアーク型放電ランプ | |
| JPS6336607Y2 (ja) | ||
| JPS6041740Y2 (ja) | ガスレ−ザ管装置 | |
| JPH06326379A (ja) | ガスレーザ発振装置 | |
| JPH08139390A (ja) | ガスレーザ装置 | |
| JPH0539564Y2 (ja) | ||
| JP2500674Y2 (ja) | 低電力、低圧、水銀封入形のコンパクトな設計のガス放電ランプ | |
| JPH01169867A (ja) | マイクロ波放電光源装置 | |
| JPH01273375A (ja) | 放電励起エキシマレーザ装置 | |
| JPS61240561A (ja) | 小形高圧金属蒸気放電灯 | |
| JPS6420682A (en) | Gas laser apparatus excited by high frequency discharge | |
| JPS60221949A (ja) | メタルハライドランプ | |
| JPS58123784A (ja) | イオンレ−ザ管 | |
| JPH034436A (ja) | メタルハライドランプ及びその点灯装置 | |
| JPS6022626Y2 (ja) | 固体レ−ザパルス発振装置 | |
| JPH02820B2 (ja) | ||
| JPH06203797A (ja) | 高圧放電ランプ |